JPH07249055A - 自動配線装置、及び自動配線方法 - Google Patents

自動配線装置、及び自動配線方法

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JPH07249055A
JPH07249055A JP6039377A JP3937794A JPH07249055A JP H07249055 A JPH07249055 A JP H07249055A JP 6039377 A JP6039377 A JP 6039377A JP 3937794 A JP3937794 A JP 3937794A JP H07249055 A JPH07249055 A JP H07249055A
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JP6039377A
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Inventor
Kaoru Kawamura
薫 河村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0005Apparatus or processes for manufacturing printed circuits for designing circuits by computer

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は自動配線装置、及び自動配線方法に
関し、トレースをモデルとした自動配線を行う場合に、
トレースのデータ量を削減し、経路探索時間を短縮する
ことを目的としている。 【構成】 経路探索の始点、終点とならないデータに対
して新規トレースを発生させず、必要なトレースのみを
発生させるトレース計算部14と、マッピング部15
と、経路探索を行う経路処理部16とを設け、経路を決
定する際、基本トレース上に存在しない禁止データ等
が有る場合、新規トレースを発生させないで経路探索を
行う。配線対象外の端子が存在した場合、新規トレー
スを発生させない経路探索を行う。配線対象の端子で
あっても、端子形状内部に基本トレースが存在する場合
は、一時的に新規トレースを発生させないで経路探索を
行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI、VLSI等の
半導体集積回路、或いはプリント基板の自動配線を行う
自動配線装置等に利用されるものであり、特に、トレー
スをモデルとして自動配線を行う際の自動配線装置、及
び自動配線方法に関する。
【0002】近年、例えば、LSI、VLSI等の半導
体集積回路においては、集積度の向上や、大規模化が進
んでいる。これに伴って、自動配線装置では、基板上に
パターンを形成する配線設計の処理時間が急速に増大し
ている。また、処理するデータ量が増大していることか
ら、必要メモリ量も大幅に増大している。
【0003】このため、自動配線装置で処理するデータ
量を減らして、自動配線処理の処理時間を短縮し、かつ
必要とするメモリ容量を削減することが要望されてい
た。
【0004】
【従来の技術】図7は従来技術の説明図であり、A図は
基本トレース、B図は新規トレースを示す。図7中、5
は基本トレース、6は端子、7はビア(ビアホール)、
8は既配線パターン、10は新規トレースを示す。
【0005】従来、LSI、VLSI等の半導体集積回
路、或いはプリント基板に対して、自動配線を行う場合
に、例えば、自動配線装置が使用されていた。この自動
配線装置では、各種の方法で自動配線を行っていたが、
その内、トレースをモデルとして経路決定を行うこと
で、自動配線を行う自動配線装置が知られていた。
【0006】以下、前記トレースをモデルとして自動配
線を行う自動配線装置の例について説明する。なお、以
下の説明では、入力データを基に、物理的な配線パター
ンを発生させることを自動配線という。
【0007】この場合、配線対象の回路が決まり、必要
な端子や、どの端子間を繋ぐか等は既に決まっていて、
これらのデータ(基本トレース、既配線パターン、端子
等の設計データ)を前記入力データとして自動配線を行
うものである。
【0008】なお、前記のように、入力データを基に、
物理的な配線パターンをどのようにして発生させるかと
いう問題は、一般的に配線問題とよばれている。ところ
で、前記自動配線装置では、自動配線を行う場合、前記
入力データに含まれる基本トレース等の設計データを基
に配線を行うが、基本トレースだけでは足らない場合、
トレース計算を行って、新規トレースを発生させる。
【0009】その後、前記基本トレース、及び新規トレ
ースを基に、マッピングを行い、ネットを選択して経路
探索(経路:端子と端子を繋ぐ接続パターン)を行うこ
とで、自動配線を行う。
【0010】この場合、従来の自動配線装置では、配線
対象(これから引こうとする配線)、及び障害物(既配
線パターン、禁止領域等)となる全てのデータを、トレ
ースで表現していた。以下、基本トレースと、新規トレ
ースについて説明する。
【0011】 §1:基本トレースの説明・・・図7のA図参照 基本トレースは、予め設計規則として定義されたトレー
スであり、自動配線を行う場合は、この基本トレースを
入力データとして処理を行う。
【0012】図7のA図では、トレースモデルの基本ト
レース5を、点線で示してある。この場合、基本トレー
ス5は縦方向と、横方向の点線で示したように設定され
ていて(格子状)、配線パターンを発生させる時に、配
線パターンがどこを通るか(経路)を示している。
【0013】また、前記基本トレース上には、端子6、
ビア7、既配線パターン8等が存在している。図の矩形
で示した部分は、端子の物理的な大きさを示している。
これらのデータは全て入力データとして与えられる。な
お、基本トレースは、必ずしも等間隔である必要はな
い。
【0014】 §2:新規トレースの説明・・・図7のB図参照 自動配線を行う場合、前記基本トレースを使用して、端
子と端子の間に配線パターンを発生させる。この時、端
子からの引き出し線は、必ず、端子の中心を通ることが
必要である。
【0015】しかし、実際には、端子のピッチ等が多種
類であり、そのため基本トレースが端子の中心にのらな
いことがある。端子の中心に基本トレースがのらなくて
も、端子からの引き出しパターンは、必ず端子の中心を
通らなければならない。そのため、端子の中心を通るト
レースを新規に発生させることが必要になる。
【0016】図7のB図では、端子6の中心を通る新規
トレース10を発生させた例を示している。以降、この
新規トレースと、基本トレースを使用して配線を行う。
以上のように、基本的には基本トレース上で配線を行う
が、端子の中心を通る基本トレースがない場合は、前記
のように端子の中心を通る新規トレースを発生させて配
線を行う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :従来の自動配線装置では、配線対象、及び障害物
となる全てのデータを、トレースで表現していたので、
トレースのデータ量が増大する。このため、配線時間が
長くなり、かつ必要とするメモリ容量が増大していた。
【0018】(2) :従来のトレースをモデルとした自動
配線方法では、基板上の全てのデータがトレースで表現
されている必要がある。このため、近年のように、様々
なピッチを持つ表面実装部品が多数実装されている基板
においては、その端子を表現するために、元々基板に定
義されていた基本トレース以外に、端子の中心を通る新
規トレースを発生させる必要がある。
【0019】このため、トレース数が急激に増加する。
これは、予め人手で入力されたプリアサインデータ(既
配線パターン)や禁止データについても同様である。従
って、前記のように、配線時間が長くなり、かつ必要と
するメモリ容量が増大していた。
【0020】本発明は、このような従来の課題を解決
し、LSI、VLSI等の半導体集積回路、或いはプリ
ント基板の自動配線において、トレースをモデルとする
場合に、経路探索の実質的な始点、終点とならないデー
タに対しては、それらのデータを表現するための新規ト
レースを発生させないことにより、トレースのデータ量
を削減し、経路探索時間を大幅に短縮することを目的と
している。
【0021】また、本発明は、前記自動配線を行うため
のトレースを削減することにより、必要とするメモリ容
量を少なくすることを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、11はメモリ、12は制御部、14
はトレース計算部、15はマッピング部、16は経路処
理部を示す。
【0023】本発明は前記の目的を達成するため、VL
SI、LSI等の半導体集積回路、或いはプリント基板
の自動配線を行う自動配線装置に、設計データ等を格納
したり、配線処理を行う際にワーク用として使用するメ
モリ11と、全体の制御を行う制御部12と、基本トレ
ース以外のトレースを発生させるか否かを判断し、必要
ならばトレースを発生させるトレース計算部14と、マ
ッピング処理を行うマッピング部15と、トレースを基
に、ネットを選択して経路の探索を行い、探索した結果
のネットを登録する経路処理部16等を設けた。
【0024】
【作用】前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。前記自動配線装置は、トレースをモデル
として自動配線を行うものであり、前記トレースを用い
て経路決定をする際、次のようにして処理を行う。
【0025】(1) :基本トレース上に存在しない既配線
パターンや、禁止データが有る場合、トレース計算部1
4では、新規トレースを発生させないで、実座標のまま
メモリ11に記憶しておき、マッピング部15がマッピ
ングを行う。すなわち、基本的に経路探索の始点、終点
とならないデータに対しては、新規トレースを発生させ
ないで、全て実座標のまま記憶しておく。
【0026】前記経路探索の始点、終点とならないデー
タは、経路探索しているネットの障害物として認識でき
れば良い。そして、障害物を基本トレース上に反映させ
るマッピング処理において、マッピングデータを計算す
る。前記マッピング処理では、計算で求めたマッピング
領域内に存在する全ての基本トレース交点に、障害物と
してのデータを発生させる。
【0027】このようにすれば、マッピングされたデー
タにより、経路探索しているネットの障害物として認識
できる。また、この処理では、新規トレースを発生させ
ないので、トレースが削減でき、自動配線におけるデー
タ圧縮の効果がある。
【0028】(2) :配線対象外の端子がある場合、既配
線パターン、禁止データと同様に、トレース計算部14
では新規トレースを発生させないで、実座標のままメモ
リ11に記憶しておき、マッピング部15がマッピング
を行う。
【0029】このマッピング処理では、前記のようにマ
ッピングデータの計算を行って、マッピングすべき領域
を求め、このマッピングすべき領域内の基本トレース上
にマッピングされたデータを発生させる。
【0030】このようにすれば、マッピングされたデー
タにより、経路探索しているネットの障害物として認識
できる。また、この処理では、新規トレースを発生させ
ないので、トレースが削減でき、自動配線におけるデー
タ圧縮の効果がある。
【0031】(3) :配線対象の端子であっても、端子形
状内部に基本トレースが存在する場合には、トレース計
算部14は、一時的に新規トレースを発生させない。そ
して、経路処理部16が経路探索を行う。
【0032】このような場合、一時的に新規トレースを
発生させず、端子の中心に一番近い基本トレースを選択
し、前記基本トレースを用いて経路探索を行う。その
後、経路探索が終了したら、新規トレースを発生させ、
それに合わせてパターン形状を多少変更すれば、自動配
線ができる。
【0033】以上のように、一時的に新規トレースを発
生させずに、基本トレースを使用して経路探索を行うこ
とにより、新規トレースの削減と、処理時間の短縮が可
能になる効果がある。
【0034】(4) :基本トレースの間隔がある程度大き
い場合には、マッピングすべき領域内に1つも基本トレ
ースの交点を含まない場合が存在する。このような場合
には、強制的に最寄りの基本格子上にマッピングデータ
を生成する。これは、マッピングすべき領域(データ)
を横切るような違反パターンの発生を禁止するためであ
る。
【0035】このようにすれば、マッピングすべき領域
内には、新規トレースを発生させることなく、マッピン
グすべき領域を横切る違反パターンの発生を禁止するこ
とができる。また、新規トレースを発生させないので、
自動配線におけるデータの圧縮効果がある。
【0036】(5) :以上のように、LSI、VLSI等
の半導体集積回路、或いはプリント基板の自動配線にお
いて、トレースをモデルとする場合に、経路探索の実質
的な始点、終点とならないデータに対しては、それらの
データを表現するための新規トレースを発生させないこ
とにより、トレースデータを削減し、経路探索時間を大
幅に短縮することが可能となる。
【0037】また、前記のように、トレースデータを削
減することにより、必要とするメモリ容量を少なくする
ことが可能となる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図6は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図6中、図1、図7と同じものは、同一符号
で示してある。また、13は入力部、17は出力部、2
0は端子中心トレースチェック部、21は端子内部トレ
ースチェック部、22はトレース発生部、23はオフグ
リッドデータマッピング部、24はトレースデータマッ
ピング部、25は強制マッピング部、26はネット選択
部、27は経路探索部、28はネット登録部、31はマ
ッピングされた線分、32はマッピングすべき領域、3
3は配線に使用する基本トレース交点、34は配線、3
5はマッピングすべきデータ、36は強制的にマッピン
グされた線分を示す。
【0039】本実施例は、自動配線装置により、LS
I、VLSI等の半導体集積回路、或いはプリント基板
の自動配線を行う例である。この自動配線装置による自
動配線では、できるだけ新規トレースを発生しないで、
すなわちトレースのデータ量を削減して自動配線を行う
ものである。以下、詳細に説明する。
【0040】§1:自動配線装置の説明・・・図2参照 図2は自動配線装置のブロック図である。以下、図2に
基づいて、本実施例の自動配線装置を説明する。
【0041】この自動配線装置は、メモリ11、制御部
12、入力部13、トレース計算部14、マッピング部
15、経路処理部16、出力部17等で構成されてい
る。そして、前記トレース計算部14には、端子中心ト
レースチェック部20、端子内部トレースチェック部2
1、トレース発生部22が設けてある。
【0042】また、マッピング部15には、オフグリッ
ドデータマッピング部23、トレースデータマッピング
部24、強制マッピング部25が設けてある。更に、前
記経路処理部16には、ネット選択部26、経路探索部
27、ネット登録部28が設けてある。前記各部の機能
等は次の通りである。
【0043】(1) :メモリ11は、自動配線処理に必要
な各種のパターンデータ、設計データ等を格納したり、
自動配線処理の途中のデータ等を格納するメモリであ
る。なお、前記各データは、自動配線処理を行う際に予
め用意されたファイル内のデータを読み出して、メモリ
11に格納する。
【0044】以降、自動配線装置では、制御部12の制
御により、メモリ11内のデータを読み出して自動配線
処理を行う。また、このメモリ11には、各部が処理し
たデータ(処理途中のデータ)も格納しておく。
【0045】(2) :制御部12は、自動配線装置全体の
制御を行うものである。すなわち、制御部12は、入力
部13、トレース計算部14、マッピング部15、経路
処理部16、及び出力部17に対して、各種の制御を行
い、自動配線処理を行う。
【0046】(3) :入力部13は、制御部12の制御に
より、処理に必要なデータをメモリ11から読み出し
て、入力する処理を行うものである。 (4) :トレース計算部14は、制御部12の制御によ
り、基本トレース以外のトレースを発生させるか否かを
判断し、必要ならばトレースを発生させるものである。
【0047】この場合、端子中心トレースチェック部2
0では、端子の中心を通る基本トレースが存在するか否
かをチェックし、端子内部トレースチェック部21で
は、端子内部に基本トレースがあるか否かをチェックす
るものである。
【0048】そして、前記のチェック結果に基づいて、
新規トレースを発生させる必要があると判断した場合に
は、トレース発生部22が新規トレースを発生させる。
なお、前記処理結果のデータはメモリ11に格納してお
く。
【0049】(5) :マッピング部15は、トレース上に
存在しないデータに起因する禁止情報等を、新規トレー
スにマッピングする処理を行う。また、そのマッピング
部15は、新規トレース上のデータに対してマッピング
をしたり、必要な場合には、強制的にマッピングをした
りするものである。
【0050】この場合、オフグリッドデータマッピング
部23では、基本トレース上に無いデータに対してマッ
ピングを行い、トレースデータマッピング部24では、
新規トレース上のデータに対してマッピングを行う。
【0051】また、前記強制マッピング部25では、基
本トレースのどこにもマッピングされないデータに対
し、強制的にマッピングを行う。なお、前記処理結果の
データはメモリ11に格納しておく。
【0052】(6) :経路処理部16は、マッピングした
後、前記トレースを基に、ネットを選択して経路の探索
を行い、探索した結果のネットを登録するものである。
この場合、ネット選択部26では、必要なネットの選択
を行い、経路探索部27では、配線パターンの経路をト
レース上で探索し、ネット登録部28では、探索した結
果のネットの登録を行う。この登録は、メモリ11内の
データに対して行う。なお、前記処理結果のデータはメ
モリ11に格納しておく。
【0053】(7) :出力部17は、前記各部で処理した
結果のデータをメモリ11から読み出して出力するもの
である。 §2:フローチャートによる全体の処理説明・・・図3
参照 図3は自動配線処理フローチャートである。以下、図3
に基づいて、前記自動配線装置における自動配線処理
(全体の処理)を説明する。なお、S1〜S10は各処
理ステップを示す。
【0054】(1) :先ず、入力部13がメモリ11から
データを読み出してトレース計算部14へ送る(S
1)。そして、トレース計算部14は、入力したデータ
を基に、基本トレース以外のトレースを発生させるか否
かを判断し、必要ならばトレース計算を行って新規トレ
ースを発生させる(S2)。
【0055】なお、新規トレースを発生させる基準は、
繰り返し最終(つまり、データが出力部17から出力さ
れる直前)であれば、端子の中心、そうでなければ、端
子の内部に基本トレースがあるか否かを判断し、前記基
本トレースが無ければ新規トレースを発生させる。
【0056】この場合、端子の中心に基本トレースが有
るか否かの判断は、端子中心トレースチェック部20
が、端子の中心に基本トレースが有るか否かをチェック
することで判断する。また、端子内部に基本トレースが
有るか否かの判断は、端子内部トレースチェック部21
が、端子内部に基本トレースが有るか否かをチェックす
ることで判断する。
【0057】以上の処理により、最初に入力された基本
トレースと、前記の処理で発生した新規トレースとを合
わせて、経路探索に必要なトレースが揃うことになる。 (2) :次に、マッピング部15によりマッピングを行う
(S3)。この場合、マッピング部15は、トレース上
に存在しないデータに起因する禁止情報等を、新規トレ
ースにマッピングする処理を行う。また、そのマッピン
グ部15は、新規トレース上のデータに対してマッピン
グをしたり、必要な場合には、強制的にマッピングをし
たりする。
【0058】(3) :次に経路処理部16は、前記トレー
スを基に、ネットを選択して(S4)、経路の探索を行
い(S5)、探索した結果のネットをメモリ11に登録
する(S6)。この処理を、全ネットが終了するまで繰
り返して行い(S7)、前記ネットについて処理が終了
すると、繰り返し終了したか否かを判断する(S8)。
【0059】その結果、繰り返し終了していなければ、
繰り返し最終(データが出力部から出力される直前)か
否かを判断する(S9)。その結果、繰り返し最終でな
ければ、S4に戻って処理を行い、繰り返し最終であれ
ば、前記S2に戻って処理を行う。
【0060】(4) :前記S8の処理で、繰り返し終了と
判断した場合には、出力部17から処理結果を出力し
(S10)、処理を終了する。 §3:フローチャートによるトレース計算部部の処理説
明・・・図4参照 図4はトレース計算部の処理フローチャートである。以
下、図4に基づいて、前記自動配線装置におけるトレー
ス計算部の処理を説明する。なお、S21〜S26は各
処理ステップを示す。
【0061】先ず、トレース計算部14では、任意の端
子を選択し(S21)、端子終了か否かを判断する(S
22)、その結果、端子終了であれば、トレース計算処
理を終了するが、端子終了でなければ繰り返し終了(デ
ータが出力部17から出力される直前、すなわち、経路
探索の最終)であるか否かを判断する(S23)。
【0062】その結果、繰り返し終了でなければ、端子
内部トレースチェック部21は、端子の内部に基本トレ
ースがあるか否かを判断し(S25)、基本トレースが
あれば、S21に戻って処理を行う。しかし、端子の内
部に基本トレースがなければ、端子の中心を通るトレー
スを発生させ(S26)、S21に戻って処理を行う。
【0063】また、S23の処理で、繰り返し終了であ
ると判断した場合は、端子中心トレースチェック部20
が、端子の中心を通る基本トレース、或いは新規トレー
スが有るか否かをチェックする(S24)。
【0064】その結果、端子の中心を通る基本トレー
ス、或いは新規トレースが有れば、前記S21に戻って
処理を行うが、端子の中心を通る基本トレース、或いは
新規トレースが無ければ、端子の中心を通る新規トレー
スを発生させ(S26)、前記S21に戻って処理を行
う。
【0065】§4:既配線パターン、禁止データのマッ
ピング処理の説明・・・図5のA図参照 図5のA図は、既配線パターン、禁止データのマッピン
グ処理を示した図である。なお、図5のA図では、端子
6、ビア7、既配線パターン8が図示のように存在する
(この点は前記従来例と同じ)例を示している。この場
合、既配線パターン8は、基本トレース(図示点線部
分)5上に存在しない例である。
【0066】この処理では、基本トレース上に存在しな
い既配線パターンや、禁止データが有る場合、新規トレ
ースを発生させないで、実座標のままメモリ11に記憶
しておき、マッピングを行う。
【0067】すなわち、基本的に経路探索の始点、終点
とならないデータ(例えば、図5のA図に示した既配線
パターン)に対しては、新規トレースを発生させない
で、全て実座標のまま記憶しておく(そのまま記憶して
おく)。
【0068】前記経路探索の始点、終点とならないデー
タは、経路探索しているネットの障害物として認識でき
れば良い。そして、障害物を基本トレース上に反映させ
るマッピング処理において、マッピングデータを計算す
る。前記マッピング処理では、計算で求めたマッピング
領域内に存在する全ての基本トレース交点に、障害物と
してのデータを発生させる。
【0069】この場合、マッピング領域の計算式は、
(マッピングしようとしているデータの実サイズ)+
(経路探索中のネットの線幅/2)+(設計規則で定義
されたクリアランス)で示される。
【0070】なお、図5のA図の例では、前記マッピン
グしようとしているデータの実サイズは、既配線パター
ン8の実サイズ(線幅)である。前記のようにマッピン
グデータの計算を行って、マッピングすべき領域32を
求め、このマッピングすべき領域32内の基本トレース
上にマッピングされた線分31を引く。
【0071】このようにすれば、マッピングされた線分
31により、経路探索しているネットの障害物として認
識できる。また、この処理では、新規トレースを発生さ
せないので、トレースが削減でき、自動配線におけるデ
ータ圧縮の効果がある。
【0072】§5:配線対象外の端子のマッピング処理
の説明・・・図5のB図参照 図5のB図は、配線対象外の端子のマッピング処理を示
した図である。なお、図5のB図では、配線対象外の端
子6が図示のように存在する例を示している。この場
合、配線対象外の端子6は、基本トレース(図示点線部
分)5上に存在しない例である。
【0073】この場合も、前記既配線パターン、禁止デ
ータと同様に、新規トレースを発生させないで、実座標
のままメモリ11に記憶しておき、マッピングを行う。
このマッピング処理では、前記のようにマッピングデー
タの計算を行って、マッピングすべき領域32を求め、
このマッピングすべき領域32内の基本トレース上にマ
ッピングされた線分31を引く(線分データを発生させ
る)。
【0074】このようにすれば、マッピングされた線分
31により、経路探索しているネットの障害物として認
識できる。また、この処理では、新規トレースを発生さ
せないので、トレースが削減でき、自動配線におけるデ
ータ圧縮の効果がある。
【0075】§6:配線対象端子の端子形状内部に基本
トレースが存在する場合の処理の説明・・・図6のA図
参照 図6のA図は、配線対象端子の経路探索処理の説明図で
ある。なお、図6のA図では、配線対象の端子6が図示
のように存在し、かつ、前記端子6の端子形状内部に基
本トレース5が存在する例である。
【0076】この例は、配線対象の端子を、最寄りの基
本トレース上にマッピングした例である。この場合、最
終的には、端子の中心を通る配線パターンを発生させる
必要がある。
【0077】従って、全ネットの経路探索において、最
後の1回だけは、端子の中心を通る新規トレースを発生
させて配線する。これは、現在よく用いられている繰り
返し経路探索を行う処理において有効である。以下、詳
細に説明する。
【0078】この処理では、配線対象の端子であって
も、端子形状内部に基本トレースが存在する場合には、
一時的に新規トレースを発生しないで経路探索を行う。
すなわち、一般的に、端子6の形状は基本トレースの幅
に比べて大きい。従って、端子形状内部には、端子の中
心を通る基本トレースが無くても、それに近い位置の基
本トレースが存在することがある。
【0079】このような場合、一時的に新規トレースを
発生させず、端子の中心に一番近い基本トレースを選択
(配線に使用する基本トレース交点33を選択)し、前
記基本トレースを用いて経路探索を行う。その後、経路
探索が終了したら、新規トレースを発生させ、それに合
わせてパターン形状を多少変更すれば、自動配線ができ
る。
【0080】以上のように、一時的に新規トレースを発
生させずに、基本トレースを使用して経路探索を行うこ
とにより、新規トレースの削減と、処理時間の短縮が可
能になる効果がある。
【0081】§7:基本トレースのどこにもマッピング
されないデータを表現する場合の処理説明・・・図6の
B図参照 図6のB図は、強制マッピング処理の説明図である。な
お、図6のB図では、マッピングすべき領域32内に、
基本トレースの交点が存在しない例を示している。
【0082】基本トレースの間隔がある程度大きい場合
には、マッピングすべき領域内に1つも基本格子(縦横
の基本トレースの交点)を含まない場合が存在する。こ
のような場合には、図示のように、強制的に最寄りの基
本格子上にマッピングデータを生成する。これは、マッ
ピングすべき領域(データ)を横切るような違反パター
ンの発生を禁止するためである。
【0083】この例では、マッピングすべき領域32内
には、基本トレースの交点が存在しないので、このまま
マッピングを行わないと、経路探索の際、前記マッピン
グすべき領域32を横切る恐れがあり、このような事態
は避ける必要がある。
【0084】そこで、本来、マッピングすべき領域32
内には、新規トレースを発生させることにより、マッピ
ングすべきデータ35を発生させることが必要である
が、本実施例では、前記マッピングすべきデータ35を
発生させずに、マッピングすべき領域32の外側にある
基本トレース上に、強制的に線分をマッピングする。
【0085】このようにして強制的にマッピングされた
線分36は、前記マッピングすべき領域32の外側であ
って、該マッピングすべき領域32に一番近い位置にあ
る基本トレース上に引く(線分データを発生させる)。
【0086】この場合、強制的にマッピングされた線分
36は、マッピングすべき領域32に対し、図の反対側
に引いても良い、いずれにしても、経路探索の時に、マ
ッピングすべき領域32を横切ることがないように、前
記強制的にマッピングされた線分36を発生させる。
【0087】なお、前記強制的にマッピングされた線分
36は、基本トレース上でなくても、既に発生済みの新
規トレース上であっても良い。以上の処理により、マッ
ピングすべき領域32内には、新規トレースを発生させ
ることなく、マッピングすべき領域を横切る違反パター
ンの発生を禁止することができる。また、新規トレース
を発生させないので、自動配線におけるデータの圧縮効
果がある。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :VLSI、LSI等の半導体集積回路、或いはプ
リント基板の自動配線において、トレースをモデルとす
る場合に、経路探索の実質的な始点、終点とならないデ
ータに対しては、それらのデータを表現するための新規
トレースを発生させないことにより、トレースのデータ
量を削減し、経路探索時間を大幅に短縮することができ
る。
【0089】また、トレースを削減することにより、必
要とするメモリ容量を少なくすることができる。前記効
果の外に、各請求項によれば、次のような効果がある。 (2) :前記請求項2では、基本的に経路探索の始点、終
点とならないデータに対しては、新規トレースを発生さ
せないで、全て実座標のまま記憶しておく。
【0090】このようにすれば、マッピングされたデー
タにより、経路探索しているネットの障害物として認識
できると共に、新規トレースを発生させないので、トレ
ースが削減でき、処理の高速化、自動配線におけるデー
タ圧縮の効果がある。
【0091】(3) :前記請求項3では、配線対象外の端
子がある場合、新規トレースを発生させないで、実座標
のまま記憶しておき、マッピングを行う。このようにす
れば、マッピングされたデータにより、経路探索してい
るネットの障害物として認識できると共に、新規トレー
スを発生させないので、トレースが削減でき、自動配線
におけるデータ圧縮の効果がある。
【0092】(4) :前記請求項4では、一時的に新規ト
レースを発生させずに、基本トレースを使用して経路探
索を行うので、新規トレースの削減と、処理時間の短縮
が可能になる効果がある。
【0093】(5) :前記請求項5では、マッピングすべ
き領域内に1つも基本トレースの交点を含まない場合、
強制的に最寄りの基本トレース上にマッピングデータを
生成する。
【0094】このようにすれば、マッピングすべき領域
内には、新規トレースを発生させることなく、マッピン
グすべき領域を横切る違反パターンの発生を禁止するこ
とができる。また、新規トレースを発生させないので、
自動配線におけるデータの圧縮効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における自動配線装置のブロック図であ
る。
【図3】実施例における自動配線処理フローチャートで
ある。
【図4】実施例におけるトレース計算部の処理フローチ
ャートである。
【図5】実施例の処理説明図1である。
【図6】実施例の処理説明図2である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
11 メモリ 12 制御部 14 トレース計算部 15 マッピング部 16 経路処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレースをモデルとして自動配線を行う
    自動配線装置において、 経路探索の実質的な始点、終点とならないデータに対し
    ては新規トレースを発生させず、その以外の必要なトレ
    ースのみを発生させるトレース計算部(14)と、 前記トレースを基に、禁止情報等に対してマッピング処
    理を行うマッピング部(15)と、 前記トレースを基に、ネットを選択して経路探索を行う
    経路処理部(16)とを有することを特徴とした自動配
    線装置。
  2. 【請求項2】 トレースをモデルとして自動配線を行う
    自動配線方法において、 前記トレースを用いて経路を決定する際、 基本トレース上に存在しない既配線パターン、禁止デー
    タが有る場合、新規トレースを発生させないで経路探索
    を行うことを特徴とした自動配線方法。
  3. 【請求項3】 トレースをモデルとして自動配線を行う
    自動配線方法において、 前記トレースを用いて経路を決定する際、 配線対象外の端子が存在した場合、新規トレースを発生
    させない経路探索を行うことを特徴とした自動配線方
    法。
  4. 【請求項4】 トレースをモデルとして自動配線を行う
    自動配線方法において、 前記トレースを用いて経路を決定する際、 配線対象の端子であっても、端子形状内部に基本トレー
    スが存在する場合には、一時的に新規トレースを発生さ
    せないで経路探索を行うことを特徴とした自動配線方
    法。
  5. 【請求項5】 トレースをモデルとして自動配線を行う
    自動配線方法において、 前記トレースを用いて経路を決定する際、 マッピングすべき領域内に、基本トレース上の交点を1
    つも含まない場合、強制的に最寄りの基本トレース上に
    マッピングデータを生成することを特徴とした自動配線
    方法。
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