JPH0724984B2 - Oリング装着方法 - Google Patents

Oリング装着方法

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JPH0724984B2
JPH0724984B2 JP1156724A JP15672489A JPH0724984B2 JP H0724984 B2 JPH0724984 B2 JP H0724984B2 JP 1156724 A JP1156724 A JP 1156724A JP 15672489 A JP15672489 A JP 15672489A JP H0724984 B2 JPH0724984 B2 JP H0724984B2
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隆夫 川崎
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動力炉・核燃料開発事業団
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2本以上のOリングを自動装着する方法に関
する。
(従来の技術) 従来技術として核燃料物質を取り扱うためのグローブボ
ックスのインナーリングに対するOリングの装着を例示
するが、本発明の適用はこのような用途に限定されるも
のではなく、Oリングの装着一般に適用することができ
る。
核燃料物質を取り扱う場合、核燃料物質を密閉された室
(グローブボックス)内に配置し、この室の外側からゴ
ム製のグローブを挿入して作業をしている。この際、イ
ンナーリングにグローブが取り付けられ、その外周にO
リングが装着される。このグローブ固定用のOリング
は、安全のため、通常、2本装着している。
このグローブ固定用のOリングの装着は、従来、次のよ
うに1本ずつ手作業によって行なわれていた。
この装着作業は、第4図に示すように、インナーリング
31の一端のグローブ取付部32にグローブ33を取り付け、
その後、円錐状のOリング装着用治具34をセットする。
次に、通常二人の作業者の手作業により、Oリング装着
用治具34の外周のテーパガイドに沿ってOリング35を拡
張させながら押し込んでいき、インナーリング31のリン
グ溝36のところに装着していた。この作業を装着するO
リングの数2本分だけ、つまり2回だけ繰り返してい
た。
しかしながら、この手作業による装着方法によると、作
業員の労力が大変なものとなる問題があった。
一方、1本のOリングを装着する方法として、特開昭52
−136477号公報、特開昭57−21238号公報に記載された
ものが知られている。
これらの公報に記載された装着方法は、いずれも半径方
向に拡大・収縮可能に設けられた拡縮内枠と、この拡縮
内枠の外側に配置され軸方向に移動可能な押し出し部材
とを備えている。そして、収縮状態の拡縮内枠の外周に
Oリングを1本セットした後、拡縮内枠を半径方向に拡
張し、次いで押し出し部材を軸方向に移動させてOリン
グを拡縮内枠の先端から外し、被装着部材の外周に装着
している。ここで、Oリングを拡縮内枠から外す押し出
し部材の軸方向移動は、エアを駆動源とするストローク
エンド方式(所定位置まで一気に移動する方式)となっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この特開昭52−136477号公報、特開昭57
−21238号公報に記載された装着方法によると、押し出
し部材の移動がストロークエンド方式となっているの
で、Oリング1本ずつ、一連の動作、つまり拡縮内枠の
収縮→拡縮内枠に対するOリングのセット→拡縮枠の拡
張→押し出し部材の軸方向移動を繰り返す必要があっ
た。したがって、例えば核燃料施設のグローブボックス
のように、Oリングを2本装着する場合には、非常に能
率が悪いという問題があった。
本発明の目的は、2本以上のOリングを能率良く自動装
着できるOリングの装着方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明のOリングの装着方法
は、 複数枚の弧状の内枠構成体を半径方向に移動可能に設け
られてなる拡縮内枠を半径方向に収縮し、 次いで、収縮した拡縮内枠の外周にOリングを2本セッ
トし、 次いで、拡縮内枠を半径方向に拡張し、 次いで、拡張した拡縮内枠の内部に電動モータ駆動によ
って被装着部材を通して軸方向に移動させ、装着位置に
て停止させ、 次いで、拡縮内枠の外周に配置され且つ拡縮内枠の外周
にセットされたOリングを受けるリング受け部が設けら
れた外枠を電動モータ駆動によって軸方向に所定距離移
動させることによって、1本目のOリングを拡縮内枠の
先端から外して被装着部材の外周に装着し、 次いで、被装着部材を更に前記軸方向に移動させて、次
の装着位置に停止させ、 次いで、外枠をさらに軸方向に所定距離移動させて、2
本目のOリングを拡縮内枠の先端から外して被装着部材
の外周に装着する。
(実施例) 以下に、本発明のOリングの装着方法の一実施例を第1
図〜第3図を参照して説明する。
第1図〜第3図を参照して、本発明のOリングの装着方
法を実施するための装置の一例を説明する。この装置
は、半径方向に拡張又は収縮可能に設けられてなる拡縮
内枠1と、この拡縮内枠1に接続された内枠拡縮機構2,
3と、拡縮内枠1の外側に配置され昇降自在に設けられ
た外枠6と、この外枠6に接続された外枠移動機構8〜
11と、被装着部材(この例ではインナーリング18)を移
動させ装着位置に停止させるための被装着部材移動機構
14〜16とから構成されている。
ここで、拡縮内枠1は、複数枚の弧状の内枠構成体1aが
半径方向に移動可能に設けられてなる。これら内枠構成
体1aは、その外周上端に、第3図と第1図に示されてい
るように、Oリング22a、22bをセットする筒状のリング
セット部4が形成されている。このリングセット部4の
下方には、ガイドテーパ部5が形成されている。
また、内枠拡縮機構は、本実施例では、拡縮内枠1に一
端側が接続されたリンク機構2と、このリンク機構20の
他端側に接続された内枠拡縮用モータ3とから構成され
ている。
また、外枠6は、第2図(イ)(ロ)と第3図に示すよ
うに、固定テーブル7上に昇降自在に設けられている。
外枠6は、第1図と第3図に示されているように、その
上端部付近の内周に、嵌入溝12が形成され、拡張された
拡縮内枠1の外周にセットされたOリング22a、22bを嵌
入するようになっている。このリング嵌入溝12は、その
底部がOリング22bの下端を受けるリング受部12aとなっ
ている。このリング受部12aの下方には、前述した拡縮
内枠1のガイドテーパ5に接するテーパガイド13が形成
されている。
また、外枠移動機構は、本実施例では、外枠6の外周に
水平に且つ放射状に設けられた複数本の被支持ロッド8
と、これら被支持ロッド8のそれぞれを支持する弧状の
回転傾斜台9と、この回転傾斜台9にリンク機構10を介
して接続された傾斜台回転用モータ11とから構成されて
いる。
回転傾斜台9は、上面が傾斜して形成され、また円周方
向に移動自在に設けられている。傾斜台回転用モータ11
の駆動は、リンク機構10→回転傾斜台9→被支持ロッド
8→外枠6と伝達される。即ち、回転傾斜台9が正逆回
転すると、被支持ロッド8を介して、外枠6が昇降す
る。
このように、外枠6を上下移動させるためモータ11が用
いられているので、外枠6を所望の量ずつ段階的に上昇
させることによって、Oリング22a、22bを1本ずつ拡縮
内枠1から外すことができる。
また、被装着部材移動機構は、本実施例では、被装着部
材としてのインナーリング18を載せて拡縮内枠1の内側
を通って上下に移動する移動テーブル14と、この移動テ
ーブル14に移動用螺子15を介して接続された移動テーブ
ル用モータ16とから構成されている。移動テーブル14を
昇降させるためモータ16が用いられているので、インナ
ーリング18を所望の量ずつ段階的に上昇させることによ
って、インナーリング18を2本のOリング22a、22bに対
応する2ヵ所のOリング装着位置に正確に停止させるこ
とができる。
インナーリング18は、第1図に示すように、その外周
に、ボックス(図示略)に据え付けるために形成された
雄螺子19と、一端側に溝状に形成された2個のグローブ
取付部21a、21bとを有している。
また、固定テーブル7の上には、第2図(イ)に示され
ているように、操作釦17が設けられている。
以上のように構成されたOリング装着装置によると、次
のようにOリングを装着する。(以下の説明では、先の
工程で一度Oリングを装着した状態から、次に再度Oリ
ングを装着する場合について述べる。) まず、移動テーブル用モータ16を駆動して移動用螺子15
を回転させて、移動テーブル14を拡縮内枠1の下側に下
降させる。
次にで、内枠拡縮用モータ3を駆動してリンク機構2を
介して拡縮内枠1を収縮させる。
次いで、手作業により、拡縮内枠1のリングセット部4
の外周に上方からOリング22a、22bを2本セットする。
次いで、内枠拡縮用モータ3を駆動して拡縮内枠1を拡
張して、第1図に示されているように、拡縮内枠1と外
枠6とのガイドペーパ5、13どうしを接触させながら、
拡縮内枠1の外周にセットされている2本のOリング22
a、22bを外枠6の内周のリング嵌入溝12の中に嵌入させ
る。
次に、グローブ23を外周に取り付けたインナーリング18
を移動テーブル14の上に置き、移動テーブル14をリング
装着位置まで上昇させる(第1図に示された状態)。
次に、傾斜台回転用モータ11を駆動してリンク機構10を
介して回転傾斜台9を周方向に回転させる。すると、回
転傾斜台9上を摺動する被支持ロッド8を介して、外枠
6は第1図に示された状態から所定量だけ上昇される。
これによって、外枠6のリング受部12aによりOリング2
2a、22bを上方に摺動させて、1本目のOリング22aを拡
縮内枠1の上端から外す。外れたOリング22aは、弾性
収縮してインナーリング18のリング溝21aにグローブ23
の上から装着される。
次に、昇降テーブル14をさらに少し上昇させてから、前
と同様に外枠6を所定量だけ上昇させ、2本目のOリン
グ22bを拡縮内枠1の先端から外してインナーリング18
のリング溝21bにグローブ23の上から装着する。これに
よって、Oリング22a、22bの装着を終了する。
最後に、移動テーブル14を外枠6の上面位置まで移動さ
せて、インナーリング18を手作業により取り外す。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形例が実施可能である。
例えば、上述の実施例では装置を上向きに設置している
が、上向以外例えば横向きに設置してもよい。
また、Oリングが2本以上の場合でも上述の実施例と同
様にして装着可能である。
(発明の効果) 本発明のOリングの装着方法は、収縮した拡縮内枠の外
周にOリングを2本セットした後、この拡縮内枠を半径
方向に拡張し、次いでこの拡張した拡縮内枠の内部に電
動モータ駆動によって被装着部材を通して軸方向に移動
させて装着位置にて停止させ、次いで外枠を電動モータ
駆動によって軸方向に所定距離移動させることによって
1本目のOリングを拡縮内枠の先端から外して被装着部
材の外周に装着し、次いで被装着部材を更に軸方向に移
動させて次の装着位置に停止させ、次いで外枠をさらに
軸方向に所定距離移動させて2本目のOリングを拡縮内
枠の先端から外して被装着部材の外周に装着する。した
がって、2本のOリングを一連の動作で能率良く自動装
着できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のOリングの装着方法の実施に用いる
装置の要部断面図である。第2図(イ)は第1図の装置
の全体を示す平面図であり、第2図(ロ)はその正面図
である。 第3図は、第1図の装置の一部を示す断面図である。 第4図は、従来のOリングの装着方法を説明する断面図
である。 1:拡縮内枠 1a:内枠構成体 2:リンク機構(内枠拡縮機構) 3:内枠拡縮用モータ(内枠拡縮機構) 6:外枠 8:被支持ロッド(外枠移動機構) 9:回転傾斜台(外枠移動機構) 10:リンク機構(外枠移動機構) 11:傾斜台回転用モータ(外枠移動機構) 12:Oリング嵌入溝 12a:リング受部 14:昇降テーブル(被装着部材移動機構) 15:昇降用螺子(被装着部材移動機構) 16:昇降テーブル用モータ(被装着部材移動機構) 18:インナーリング(被装着部材) 22a、22b:Oリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の弧状の内枠構成体を半径方向に移
    動可能に設けられてなる拡縮内枠を半径方向に収縮し、 次いで、該収縮した拡縮内枠の外周にOリングを2本セ
    ットし、 次いで、該拡縮内枠を半径方向に拡張し、 次いで、該拡張した拡縮内枠の内部に電動モータ駆動に
    よって被装着部材を通して軸方向に移動させ、装着位置
    にて停止させ、 次いで、前記拡縮内枠の外周に配置され且つ前記拡縮内
    枠の外周にセットされたOリングを受けるリング受け部
    が設けられた外枠を電動モータ駆動によって前記軸方向
    に所定距離移動させることによって、1本目のOリング
    を拡縮内枠の先端から外して被装着部材の外周に装着
    し、 次いで、前記被装着部材を更に前記軸方向に移動させ
    て、次の装着位置に停止させ、 次いで、前記外枠をさらに前記軸方向に所定距離移動さ
    せて、2本目のOリングを拡縮内枠の先端から外して被
    装着部材の外周に装着する ことを特徴とするOリングの装着方法。
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