JPH07251684A - 着脱式電子機器 - Google Patents
着脱式電子機器Info
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- JPH07251684A JPH07251684A JP6899894A JP6899894A JPH07251684A JP H07251684 A JPH07251684 A JP H07251684A JP 6899894 A JP6899894 A JP 6899894A JP 6899894 A JP6899894 A JP 6899894A JP H07251684 A JPH07251684 A JP H07251684A
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- Japan
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- handle
- arm
- lock
- device body
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定部に対し機器本体が着脱自在となってい
る電子機器において、固定部と機器本体とのロックが振
動などにより簡単に外れないようにする。 【構成】 固定部20に機器本体10を挿入した状態で
ハンドル31を(ロ)方向へ回動させると、ハンドル3
1とピン34で連結されたアーム33が内方へ移動し、
その先部が固定部20のロック部20aと20bの間に
入り、機器本体10が固定部20にロックされる。アー
ム33の円弧穴33c内に負荷付与ピン35が挿入さ
れ、この負荷付与ピン35はトーションスプリング37
により円弧穴33cの縁部に弾圧接触している。この弾
圧接触によりアーム33およびハンドル31の振動など
による動きが阻止され、機器本体10と固定部20との
ロックが確実となる。
る電子機器において、固定部と機器本体とのロックが振
動などにより簡単に外れないようにする。 【構成】 固定部20に機器本体10を挿入した状態で
ハンドル31を(ロ)方向へ回動させると、ハンドル3
1とピン34で連結されたアーム33が内方へ移動し、
その先部が固定部20のロック部20aと20bの間に
入り、機器本体10が固定部20にロックされる。アー
ム33の円弧穴33c内に負荷付与ピン35が挿入さ
れ、この負荷付与ピン35はトーションスプリング37
により円弧穴33cの縁部に弾圧接触している。この弾
圧接触によりアーム33およびハンドル31の振動など
による動きが阻止され、機器本体10と固定部20との
ロックが確実となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車載用音響機器
や他の車載用電子機器のように、盗難防止などの目的で
機器本体が固定部から離脱できるようにした着脱式電子
機器に係り、特に固定部に機器本体が装着されたときに
取出し用のハンドルが振動などにより不用意に回動する
のを防止した着脱式電子機器に関する。
や他の車載用電子機器のように、盗難防止などの目的で
機器本体が固定部から離脱できるようにした着脱式電子
機器に係り、特に固定部に機器本体が装着されたときに
取出し用のハンドルが振動などにより不用意に回動する
のを防止した着脱式電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は着脱式電子機器の一例である従来
の車載用音響機器の部分側面図である。符号1は枠状の
固定部であり、自動車の車内のコンソールパネル内に埋
設される。機器本体2は、筐体3とその前方に固定され
たノーズ部4とから成る。ノーズ部4の前面には操作釦
や液晶パネルなどが装備されている。ノーズ部4の左右
両側面には、支持軸5bが設けられ、この支持軸5bに
よりハンドル5が回動自在に支持されている。ハンドル
5は実線の状態でノーズ部4の両側面から下面に沿う位
置に収納され、また鎖線で示すようにノーズ部4の前方
に延びる位置へ回動できるようになっている。上記ハン
ドル5にはピン7によりアーム6が回動自在に取付けら
れている。筐体3の側面にはガイドピン8が固定され、
前記アーム6に形成されたガイド溝6bは、ガイドピン
8に摺動し、これによりハンドル5の回動に伴ってアー
ム6が移動できるようになっている。アーム6の先端に
はロック突部6aが、固定部1にはロック穴1aが形成
されている。
の車載用音響機器の部分側面図である。符号1は枠状の
固定部であり、自動車の車内のコンソールパネル内に埋
設される。機器本体2は、筐体3とその前方に固定され
たノーズ部4とから成る。ノーズ部4の前面には操作釦
や液晶パネルなどが装備されている。ノーズ部4の左右
両側面には、支持軸5bが設けられ、この支持軸5bに
よりハンドル5が回動自在に支持されている。ハンドル
5は実線の状態でノーズ部4の両側面から下面に沿う位
置に収納され、また鎖線で示すようにノーズ部4の前方
に延びる位置へ回動できるようになっている。上記ハン
ドル5にはピン7によりアーム6が回動自在に取付けら
れている。筐体3の側面にはガイドピン8が固定され、
前記アーム6に形成されたガイド溝6bは、ガイドピン
8に摺動し、これによりハンドル5の回動に伴ってアー
ム6が移動できるようになっている。アーム6の先端に
はロック突部6aが、固定部1にはロック穴1aが形成
されている。
【0003】機器本体2を固定部1内に挿入し、ハンド
ル5を実線で示す位置に倒すと、アーム6の先端のロッ
ク突部6aと、固定部1のロック穴1aとが凹凸嵌合
し、機器本体2が固定部1から抜け出ないようにロック
される。またノーズ部4の前面上部には、ハンドル5を
突出させるための押釦9が設けられている。ハンドル5
が実線の状態のときに、押釦9が押されると、ノーズ部
4の内部の付勢板9aが反時計方向へ回動して、実線の
位置にあるハンドル5が反時計方向へわずかに回動させ
られ、ハンドル5が手で掴みやすい位置に突出する。ハ
ンドル5が反時計方向へ回動させられると、ロック突部
6aがロック穴1aから抜け出て、固定部1内での機器
本体2のロックが解除される。さらにハンドル5が図8
にて鎖線で示す位置まで回動させられてA方向へ引き出
されると、機器本体2が固定部1から抜き出される。機
器本体2を固定部1から抜き出し、自宅などに持ち変え
ることにより、駐車中などに機器本体2が盗まれたり破
損されたりするのが防止できるようになっている。
ル5を実線で示す位置に倒すと、アーム6の先端のロッ
ク突部6aと、固定部1のロック穴1aとが凹凸嵌合
し、機器本体2が固定部1から抜け出ないようにロック
される。またノーズ部4の前面上部には、ハンドル5を
突出させるための押釦9が設けられている。ハンドル5
が実線の状態のときに、押釦9が押されると、ノーズ部
4の内部の付勢板9aが反時計方向へ回動して、実線の
位置にあるハンドル5が反時計方向へわずかに回動させ
られ、ハンドル5が手で掴みやすい位置に突出する。ハ
ンドル5が反時計方向へ回動させられると、ロック突部
6aがロック穴1aから抜け出て、固定部1内での機器
本体2のロックが解除される。さらにハンドル5が図8
にて鎖線で示す位置まで回動させられてA方向へ引き出
されると、機器本体2が固定部1から抜き出される。機
器本体2を固定部1から抜き出し、自宅などに持ち変え
ることにより、駐車中などに機器本体2が盗まれたり破
損されたりするのが防止できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8の従来の着脱式の
車載用音響機器では、ハンドル5が実線の位置まで回動
させられたときに、ロック突部6aとロック穴1aとが
嵌合できるが、ハンドル5が実線の位置からわずかに反
時計方向へ回動すると、ロック突部6aがロック穴1a
から抜け出て、機器本体2と固定部1とのロックが簡単
に外れてしまう。したがって、例えば機器本体2を固定
部1に挿入したときに、ハンドル5が実線状態に確実に
回動させられなかった場合には、挿入された機器本体2
が固定部1にロックされないことになる。またハンドル
5が実線状態に確実に回動させられたとしても、その後
の車体振動などによりハンドル5が自然に反時計方向へ
回動し、ロック突部6aがロック穴1aから自然に抜け
出ることもある。
車載用音響機器では、ハンドル5が実線の位置まで回動
させられたときに、ロック突部6aとロック穴1aとが
嵌合できるが、ハンドル5が実線の位置からわずかに反
時計方向へ回動すると、ロック突部6aがロック穴1a
から抜け出て、機器本体2と固定部1とのロックが簡単
に外れてしまう。したがって、例えば機器本体2を固定
部1に挿入したときに、ハンドル5が実線状態に確実に
回動させられなかった場合には、挿入された機器本体2
が固定部1にロックされないことになる。またハンドル
5が実線状態に確実に回動させられたとしても、その後
の車体振動などによりハンドル5が自然に反時計方向へ
回動し、ロック突部6aがロック穴1aから自然に抜け
出ることもある。
【0005】このような場合には、機器本体2の固定部
1への固定が不安定になる。この種の車載用音響機器で
は、機器本体2の筐体3の奥側の面にコネクタが設けら
れ、また固定部1の奥にもコネクタが設けられて、機器
本体2が固定部1に挿入された時点で、両コネクタが嵌
着され、機器本体2への電源の供給やスピーカへの音響
信号の送出が行なわれるようになっている。したがっ
て、上記のように機器本体2が固定部1に挿入されてい
る状態でロック突部6aがロック穴1aから抜け出てロ
ックが不完全になっていると、車体振動などにより機器
本体2が動き、前記コネクタ接続の不良が生じるなどの
問題がある。そこで、従来は支持軸5bの部分に、ゴム
リングを設け、ハンドル5の回動支持部5aとノーズ部
4の側面との間の回動負荷を高めることが考えられてい
る。しかしながらゴムリングをハンドル5の回動支持部
5aに設けると、ハンドル5を回動させる度にゴムリン
グにねじり力が与えられ、ゴムリングが短時間に破損し
やすくなる。またゴムリングにねじり力が常に作用して
いると、一旦実線の状態に収まったハンドル5がねじり
力の反力により反時計方向へ自然と回動してしまい、ロ
ック突部6aがロック穴1aから抜けてしまうという現
象が生じる。
1への固定が不安定になる。この種の車載用音響機器で
は、機器本体2の筐体3の奥側の面にコネクタが設けら
れ、また固定部1の奥にもコネクタが設けられて、機器
本体2が固定部1に挿入された時点で、両コネクタが嵌
着され、機器本体2への電源の供給やスピーカへの音響
信号の送出が行なわれるようになっている。したがっ
て、上記のように機器本体2が固定部1に挿入されてい
る状態でロック突部6aがロック穴1aから抜け出てロ
ックが不完全になっていると、車体振動などにより機器
本体2が動き、前記コネクタ接続の不良が生じるなどの
問題がある。そこで、従来は支持軸5bの部分に、ゴム
リングを設け、ハンドル5の回動支持部5aとノーズ部
4の側面との間の回動負荷を高めることが考えられてい
る。しかしながらゴムリングをハンドル5の回動支持部
5aに設けると、ハンドル5を回動させる度にゴムリン
グにねじり力が与えられ、ゴムリングが短時間に破損し
やすくなる。またゴムリングにねじり力が常に作用して
いると、一旦実線の状態に収まったハンドル5がねじり
力の反力により反時計方向へ自然と回動してしまい、ロ
ック突部6aがロック穴1aから抜けてしまうという現
象が生じる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、ハンドルに対し回動負荷を確実に与えることがで
きるようにして、機器本体が固定部にロックされた状態
で、振動などにより機器本体のロックが解除されるのを
防止することを目的としている。
あり、ハンドルに対し回動負荷を確実に与えることがで
きるようにして、機器本体が固定部にロックされた状態
で、振動などにより機器本体のロックが解除されるのを
防止することを目的としている。
【0007】また、本発明は、機器本体がロックされて
いるときにハンドルに作用する回動負荷が最も大きくな
るようにして、振動などによるロック解除を防止できる
とともに、ロック状態以外の位置でのハンドルの回動負
荷を軽減して、ハンドルの回動操作を楽な力でできるよ
うにすることを目的としている。
いるときにハンドルに作用する回動負荷が最も大きくな
るようにして、振動などによるロック解除を防止できる
とともに、ロック状態以外の位置でのハンドルの回動負
荷を軽減して、ハンドルの回動操作を楽な力でできるよ
うにすることを目的としている。
【0008】さらに本発明は、ハンドルに回動負荷を与
える負荷付与部材により、機器本体と固定部とのロック
を可能にして、ロック構造の簡略化を図りあるいは二重
ロックを可能にしたことを目的としている。
える負荷付与部材により、機器本体と固定部とのロック
を可能にして、ロック構造の簡略化を図りあるいは二重
ロックを可能にしたことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による着脱式電子
機器は、固定部と、この固定部に対し取出し自在に設け
られた機器本体と、機器本体に設けられ機器本体の取出
し方向に延びる第1の位置とこの第1の位置に対する倒
れ方向となる第2の位置との間を回動するハンドルと、
このハンドルと共に移動しハンドルが前記第2の位置と
なった状態で固定部の内方へ延びるアームと、前記固定
部に設けられハンドルが第2の位置となった状態で前記
アームの前記取出し方向への移動を阻止するロック部と
を有し、機器本体には、前記アームに弾圧接触してハン
ドルの回動時に負荷を与える負荷付与部材が設けられて
いることを特徴とするものである。
機器は、固定部と、この固定部に対し取出し自在に設け
られた機器本体と、機器本体に設けられ機器本体の取出
し方向に延びる第1の位置とこの第1の位置に対する倒
れ方向となる第2の位置との間を回動するハンドルと、
このハンドルと共に移動しハンドルが前記第2の位置と
なった状態で固定部の内方へ延びるアームと、前記固定
部に設けられハンドルが第2の位置となった状態で前記
アームの前記取出し方向への移動を阻止するロック部と
を有し、機器本体には、前記アームに弾圧接触してハン
ドルの回動時に負荷を与える負荷付与部材が設けられて
いることを特徴とするものである。
【0010】ここで、第1の位置に対する倒れ方向とな
る第2の位置とは、例えば機器本体の前面に沿うように
倒された第2の位置、または機器本体の前端の外周に沿
うように倒された第2の位置、である。また固定部の内
方へ延びるアームとは、例えば、ハンドルの回動中心が
凹側に向く湾曲形状または円弧形状にて固定部の内方へ
延びるアーム、である。
る第2の位置とは、例えば機器本体の前面に沿うように
倒された第2の位置、または機器本体の前端の外周に沿
うように倒された第2の位置、である。また固定部の内
方へ延びるアームとは、例えば、ハンドルの回動中心が
凹側に向く湾曲形状または円弧形状にて固定部の内方へ
延びるアーム、である。
【0011】また、上記において、負荷付与部材とアー
ムとの弾圧接触位置は、ハンドルが第1の位置から第2
の位置へ回動するときに移動するものであり、ハンドル
が第2の位置へ移動するときの負荷付与部材の移動に伴
いこの負荷付与部材の弾圧力を増大させるばね部材が設
けられている構造とすることが好ましい。
ムとの弾圧接触位置は、ハンドルが第1の位置から第2
の位置へ回動するときに移動するものであり、ハンドル
が第2の位置へ移動するときの負荷付与部材の移動に伴
いこの負荷付与部材の弾圧力を増大させるばね部材が設
けられている構造とすることが好ましい。
【0012】このような構成となるための一例は、アー
ムはハンドルの回動中心が凹側に向く湾曲形状または円
弧形状で、この湾曲形状また円弧形状部分が負荷付与部
材との接触部となっており、この湾曲形状または円弧形
状は、ハンドルと共に移動するときに前記負荷付与部材
を移動させる形状、である。
ムはハンドルの回動中心が凹側に向く湾曲形状または円
弧形状で、この湾曲形状また円弧形状部分が負荷付与部
材との接触部となっており、この湾曲形状または円弧形
状は、ハンドルと共に移動するときに前記負荷付与部材
を移動させる形状、である。
【0013】さらに本発明の着脱式電子機器は、固定部
と、この固定部に対し取出し自在に設けられた機器本体
と、機器本体に設けられ機器本体の取出し方向に延びる
第1の位置とこの第1の位置に対する倒れ方向となる第
2の位置との間を回動するハンドルと、このハンドルと
共に移動しハンドルが前記第2の位置となった状態で固
定部の内方へ延びるアームと、機器本体に設けられ前記
アームに弾圧接触してハンドルの回動時に負荷を与える
負荷付与部材とを有し、負荷付与部材とアームとの接触
位置は、ハンドルが第1の位置にあるときと第2の位置
にあるときとで移動するものであり、固定部には、ハン
ドルが第2の位置にあるときに負荷付与部材と嵌合し、
ハンドルが第1の位置に回動したときに移動する負荷付
与部材がその嵌合を離脱できるロック凹部が形成されて
いることを特徴とするものである。
と、この固定部に対し取出し自在に設けられた機器本体
と、機器本体に設けられ機器本体の取出し方向に延びる
第1の位置とこの第1の位置に対する倒れ方向となる第
2の位置との間を回動するハンドルと、このハンドルと
共に移動しハンドルが前記第2の位置となった状態で固
定部の内方へ延びるアームと、機器本体に設けられ前記
アームに弾圧接触してハンドルの回動時に負荷を与える
負荷付与部材とを有し、負荷付与部材とアームとの接触
位置は、ハンドルが第1の位置にあるときと第2の位置
にあるときとで移動するものであり、固定部には、ハン
ドルが第2の位置にあるときに負荷付与部材と嵌合し、
ハンドルが第1の位置に回動したときに移動する負荷付
与部材がその嵌合を離脱できるロック凹部が形成されて
いることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上記第1の手段では、機器本体が固定部に挿入
され、ハンドルが、例えば機器本体の前面や機器本体の
前端の外周に沿う第2の位置へ回動させられると、この
ハンドルと共にアームが固定部の内方へ移動し、この位
置でアームが機器本体のロック部により取出し方向への
移動が阻止され、機器本体が固定部に対してロック状態
となる。ハンドルが回動する際、ハンドルと共に移動す
るアームに負荷付与部材が弾圧接触し、これによりアー
ムに移動負荷が与えられハンドルに回動負荷が作用す
る。よってハンドルが第2の位置に回動した時点で、振
動などによりハンドルが勝手に回動することがなく、よ
ってアームとロック部との当接が外れることがない。
され、ハンドルが、例えば機器本体の前面や機器本体の
前端の外周に沿う第2の位置へ回動させられると、この
ハンドルと共にアームが固定部の内方へ移動し、この位
置でアームが機器本体のロック部により取出し方向への
移動が阻止され、機器本体が固定部に対してロック状態
となる。ハンドルが回動する際、ハンドルと共に移動す
るアームに負荷付与部材が弾圧接触し、これによりアー
ムに移動負荷が与えられハンドルに回動負荷が作用す
る。よってハンドルが第2の位置に回動した時点で、振
動などによりハンドルが勝手に回動することがなく、よ
ってアームとロック部との当接が外れることがない。
【0015】特にハンドルと共に移動するアームに対し
て負荷付与部材が弾圧接触し、これによりハンドルに負
荷が与えられる構造であるため、従来のようにハンドル
の回動により負荷付与部材にねじり力が作用することが
ない。したがってハンドルが第2の位置へ移動したとき
に前記ねじり力の復元によりハンドルが勝手に回動する
ようなことがなく、ハンドルが第2の位置に確実に保持
され、アームに対するロックが振動などにより外れなく
なる。
て負荷付与部材が弾圧接触し、これによりハンドルに負
荷が与えられる構造であるため、従来のようにハンドル
の回動により負荷付与部材にねじり力が作用することが
ない。したがってハンドルが第2の位置へ移動したとき
に前記ねじり力の復元によりハンドルが勝手に回動する
ようなことがなく、ハンドルが第2の位置に確実に保持
され、アームに対するロックが振動などにより外れなく
なる。
【0016】また、第2の手段では、ハンドルの回動に
伴って負荷付与部材とアームとの弾圧接触位置が移動
し、このときのばね部材の弾圧力の変化によりハンドル
が第2の位置へ移動するときに負荷が増大するようにな
っている。したがって、ハンドルが第2の位置へ回動し
たときでの、振動などによるハンドルの回動を確実に防
止でき、しかもハンドルを第1の位置へ回動させるとき
の回動負荷が軽くなり、機器本体を取り出す際のハンド
ルの回動操作が楽になる。
伴って負荷付与部材とアームとの弾圧接触位置が移動
し、このときのばね部材の弾圧力の変化によりハンドル
が第2の位置へ移動するときに負荷が増大するようにな
っている。したがって、ハンドルが第2の位置へ回動し
たときでの、振動などによるハンドルの回動を確実に防
止でき、しかもハンドルを第1の位置へ回動させるとき
の回動負荷が軽くなり、機器本体を取り出す際のハンド
ルの回動操作が楽になる。
【0017】前記第3の手段では、ハンドルの回動に伴
って移動する負荷付与部材が、一方へ移動したときに固
定部のロック凹部に嵌合し、これにより機器本体が固定
部に対してロック状態になる。この手段では、負荷付与
部材をロック部材として兼用できるため、アームに対す
るロック部を別個に設ける必要がなく構造が簡単にな
る。また固定部のロック部によりアームの取出し方向へ
の移動を阻止し、これとともに前記負荷付与部材をロッ
ク凹部に嵌合させることにより、機器本体と固定部との
二重ロックが可能になる。
って移動する負荷付与部材が、一方へ移動したときに固
定部のロック凹部に嵌合し、これにより機器本体が固定
部に対してロック状態になる。この手段では、負荷付与
部材をロック部材として兼用できるため、アームに対す
るロック部を別個に設ける必要がなく構造が簡単にな
る。また固定部のロック部によりアームの取出し方向へ
の移動を阻止し、これとともに前記負荷付与部材をロッ
ク凹部に嵌合させることにより、機器本体と固定部との
二重ロックが可能になる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による着脱式電子機器の一例として着
脱式の車載用音響機器を示す斜視図、図2はそのロック
のための構造を示す部分側面図、図3は図2の一部分の
分解斜視図、図4と図5は動作説明図である。符号20
は、固定部である。この固定部20は、金属製であり枠
体形状または、箱体形状である。この固定部20は、自
動車のコンソールパネル内に埋設されて固定される。こ
の固定部20に対し、車載用音響機器の機器本体10が
挿入でき且つ取出しできるようになっている。機器本体
10は、金属製などのシャーシ11の前方に樹脂製の化
粧部であるノーズ部12が取付けられ、さらにノーズ部
12の前面の凹部12a内に操作部材13が着脱自在に
設けられている。この実施例では、シャーシ11とノー
ズ部12とが一体になったものが機器本体10である。
あるいはシャーシ11とノーズ部12が一体で、これに
操作部材13が装着された状態のものが機器本体10で
ある。この実施例では操作部材13がノーズ部12に対
して着脱自在のものを一例として説明するが、操作部材
13がノーズ部12に一体に固定されているものを機器
本体10としてもよい。
る。図1は本発明による着脱式電子機器の一例として着
脱式の車載用音響機器を示す斜視図、図2はそのロック
のための構造を示す部分側面図、図3は図2の一部分の
分解斜視図、図4と図5は動作説明図である。符号20
は、固定部である。この固定部20は、金属製であり枠
体形状または、箱体形状である。この固定部20は、自
動車のコンソールパネル内に埋設されて固定される。こ
の固定部20に対し、車載用音響機器の機器本体10が
挿入でき且つ取出しできるようになっている。機器本体
10は、金属製などのシャーシ11の前方に樹脂製の化
粧部であるノーズ部12が取付けられ、さらにノーズ部
12の前面の凹部12a内に操作部材13が着脱自在に
設けられている。この実施例では、シャーシ11とノー
ズ部12とが一体になったものが機器本体10である。
あるいはシャーシ11とノーズ部12が一体で、これに
操作部材13が装着された状態のものが機器本体10で
ある。この実施例では操作部材13がノーズ部12に対
して着脱自在のものを一例として説明するが、操作部材
13がノーズ部12に一体に固定されているものを機器
本体10としてもよい。
【0019】ノーズ部12の凹部12a内には、凹部底
面12eから前方へ隆起する角筒状の挿入枠12cが一
体に形成されており、この挿入枠12cにカセットテー
プの挿入通路12dが形成されている。操作部材13の
前面は操作面13aであり、この操作面13aには、各
種操作釦群14,15が配列されている。また操作面1
3aには液晶パネルなどの表示装置16が設置されてい
る。操作部材13には表裏面を貫通する挿入口13bが
形成されており、操作部材13がノーズ部12の凹部1
2a内に装着されたときに、この挿入口13bの内面
と、前記挿入通路12dの内面とが連続する。カセット
テープは、操作部材13に開口する挿入口13bから、
ノーズ部12の挿入通路12d内を経てシャーシ11内
のカセットテープ駆動機構に装填される。
面12eから前方へ隆起する角筒状の挿入枠12cが一
体に形成されており、この挿入枠12cにカセットテー
プの挿入通路12dが形成されている。操作部材13の
前面は操作面13aであり、この操作面13aには、各
種操作釦群14,15が配列されている。また操作面1
3aには液晶パネルなどの表示装置16が設置されてい
る。操作部材13には表裏面を貫通する挿入口13bが
形成されており、操作部材13がノーズ部12の凹部1
2a内に装着されたときに、この挿入口13bの内面
と、前記挿入通路12dの内面とが連続する。カセット
テープは、操作部材13に開口する挿入口13bから、
ノーズ部12の挿入通路12d内を経てシャーシ11内
のカセットテープ駆動機構に装填される。
【0020】ノーズ部12の凹部底面12eにはピンコ
ネクタ18が設けられ、操作部材13がノーズ部12の
凹部12a内に装着されると、このピンコネクタ18を
介して、操作部材13内に設けられた操作釦群14,1
5により動作させられるスイッチ素子などと、シャーシ
11の内部回路などとが電気的に接続される。ノーズ部
12の図示右側の部分と、操作部材13の右側面13c
とには、互いに凹凸嵌合する掛止部17が設けられてい
る。この掛止部17は、ノーズ部12から突出する一対
の掛止突起17a,17aと、操作部材13の右側面1
3cに形成された一対の掛止凹部17b,17bとから
構成されている。掛止突起17a,17aと掛止凹部1
7b,17bとが凹凸嵌合することにより、操作部材1
3の図示右側部分がノーズ部12に掛止される。
ネクタ18が設けられ、操作部材13がノーズ部12の
凹部12a内に装着されると、このピンコネクタ18を
介して、操作部材13内に設けられた操作釦群14,1
5により動作させられるスイッチ素子などと、シャーシ
11の内部回路などとが電気的に接続される。ノーズ部
12の図示右側の部分と、操作部材13の右側面13c
とには、互いに凹凸嵌合する掛止部17が設けられてい
る。この掛止部17は、ノーズ部12から突出する一対
の掛止突起17a,17aと、操作部材13の右側面1
3cに形成された一対の掛止凹部17b,17bとから
構成されている。掛止突起17a,17aと掛止凹部1
7b,17bとが凹凸嵌合することにより、操作部材1
3の図示右側部分がノーズ部12に掛止される。
【0021】ノーズ部12の凹部内面12eの図示左側
部分にはロック機構19が設けられている。操作部材1
3が前記掛止部17によりノーズ部12に掛止されてα
方向へ回動するように押し付けられると、このロック機
構19が、操作部材13の背面のロック掛止部13dに
掛止され、操作部材13がノーズ部12に装着される。
また操作部材13の操作面13aには、前記ロック機構
19によるロックを解除するためのロック解除釦13e
が設けられている。機器本体10のノーズ部12の両側
面12f,12fには、支持軸32によりハンドル31
が回動自在に取付けられている。このハンドル31は樹
脂材料によりコの字形状に形成されている。ハンドル3
1は、ノーズ部12の前方にほぼ垂直となる(機器本体
10の取出し方向Aへ延びる)第1の位置(図4の
(イ)の位置)と、第2の位置(図4の(ロ)の位置)
との間を回動できるようになっている。第2の位置に回
動したハンドル31は、図1に示すように、機器本体1
0の先端の周囲、すなわちノーズ部12の周囲枠の左右
両側面12f,12fと下面12gを囲むような状態に
収納される。あるいは第2の位置に移動したハンドル3
1が、機器本体10の前部すなわちノーズ部12の前面
に添う状態に収められてもよい。
部分にはロック機構19が設けられている。操作部材1
3が前記掛止部17によりノーズ部12に掛止されてα
方向へ回動するように押し付けられると、このロック機
構19が、操作部材13の背面のロック掛止部13dに
掛止され、操作部材13がノーズ部12に装着される。
また操作部材13の操作面13aには、前記ロック機構
19によるロックを解除するためのロック解除釦13e
が設けられている。機器本体10のノーズ部12の両側
面12f,12fには、支持軸32によりハンドル31
が回動自在に取付けられている。このハンドル31は樹
脂材料によりコの字形状に形成されている。ハンドル3
1は、ノーズ部12の前方にほぼ垂直となる(機器本体
10の取出し方向Aへ延びる)第1の位置(図4の
(イ)の位置)と、第2の位置(図4の(ロ)の位置)
との間を回動できるようになっている。第2の位置に回
動したハンドル31は、図1に示すように、機器本体1
0の先端の周囲、すなわちノーズ部12の周囲枠の左右
両側面12f,12fと下面12gを囲むような状態に
収納される。あるいは第2の位置に移動したハンドル3
1が、機器本体10の前部すなわちノーズ部12の前面
に添う状態に収められてもよい。
【0022】図2と図3に示すように、ハンドル31に
は、アーム33がピン34により回動自在に連結されて
いる。アーム33は、その右縁部33aと左縁部33b
が円弧形状であり、この円弧形状の凹部側がハンドル3
1の支持軸32に向けられている。アーム33内には円
弧穴33cが形成されており、円弧穴33cの内縁部3
3dと外縁部33eも円弧形状である。ただし、アーム
33の右縁部33aの先端部分での長さBの範囲は、直
線形状に延びた直線縁部33fとなっている。図1、図
2および図3に示すように、前記ノーズ部12の後方に
は、シャーシ11の外面に沿って延びる支持片12hが
一体に形成され、この支持片12hには円弧状に隆起し
たガイド面12iが形成されている。アーム33は前記
ピン34によりハンドル31に回動自在に連結されてい
る。ただし後述の負荷付与部材である負荷付与ピン35
によりアーム33は常に時計方向((ニ)方向)へ付勢
されている。よってハンドル31が第1の位置((イ)
の位置)と第2の位置((ロ)の位置)との間を回動す
る際、アーム33の右縁部33aは常にガイド面12i
に弾圧されて摺動する。
は、アーム33がピン34により回動自在に連結されて
いる。アーム33は、その右縁部33aと左縁部33b
が円弧形状であり、この円弧形状の凹部側がハンドル3
1の支持軸32に向けられている。アーム33内には円
弧穴33cが形成されており、円弧穴33cの内縁部3
3dと外縁部33eも円弧形状である。ただし、アーム
33の右縁部33aの先端部分での長さBの範囲は、直
線形状に延びた直線縁部33fとなっている。図1、図
2および図3に示すように、前記ノーズ部12の後方に
は、シャーシ11の外面に沿って延びる支持片12hが
一体に形成され、この支持片12hには円弧状に隆起し
たガイド面12iが形成されている。アーム33は前記
ピン34によりハンドル31に回動自在に連結されてい
る。ただし後述の負荷付与部材である負荷付与ピン35
によりアーム33は常に時計方向((ニ)方向)へ付勢
されている。よってハンドル31が第1の位置((イ)
の位置)と第2の位置((ロ)の位置)との間を回動す
る際、アーム33の右縁部33aは常にガイド面12i
に弾圧されて摺動する。
【0023】図4に示すように、ハンドル31の回動中
心となる支持軸32の軸中心はOaであるが、この軸中
心Oaより所定距離δだけほぼ上方へ直線的に移動した
位置が、前記アーム33などの円弧形状の仮想中心Ob
となる。まず前記ガイド面12iは仮想中心Obから半
径r1の円弧軌跡に添う円弧ガイド面となっている。ま
た図4にて実線で示すように、ハンドル31が第2の位
置へ回動し、これに伴ってアーム33が固定部20の内
方へ移動したとき((へ)の位置に有るとき)、上記ガ
イド面12iに当たっているアーム33の右縁部33a
は、仮想中心Obに対する半径r1(ガイド面12iの
半径と同じ)の円弧軌跡と一致する。また、円弧穴33
cの中心線は仮想中心Obに対する半径r2の円弧軌跡
と一致する。したがって、アーム33が(へ)の位置に
移動したときには、円弧穴33cの内縁部33dと外縁
部33eが、共に仮想中心Obに対する所定半径の円弧
軌跡に一致し、また左縁部33bも仮想中心Obに対す
る所定半径r4の円弧軌跡に一致する。
心となる支持軸32の軸中心はOaであるが、この軸中
心Oaより所定距離δだけほぼ上方へ直線的に移動した
位置が、前記アーム33などの円弧形状の仮想中心Ob
となる。まず前記ガイド面12iは仮想中心Obから半
径r1の円弧軌跡に添う円弧ガイド面となっている。ま
た図4にて実線で示すように、ハンドル31が第2の位
置へ回動し、これに伴ってアーム33が固定部20の内
方へ移動したとき((へ)の位置に有るとき)、上記ガ
イド面12iに当たっているアーム33の右縁部33a
は、仮想中心Obに対する半径r1(ガイド面12iの
半径と同じ)の円弧軌跡と一致する。また、円弧穴33
cの中心線は仮想中心Obに対する半径r2の円弧軌跡
と一致する。したがって、アーム33が(へ)の位置に
移動したときには、円弧穴33cの内縁部33dと外縁
部33eが、共に仮想中心Obに対する所定半径の円弧
軌跡に一致し、また左縁部33bも仮想中心Obに対す
る所定半径r4の円弧軌跡に一致する。
【0024】なお、アーム33とハンドル31とを連結
しているピン34の中心は、前記支持軸32の軸中心O
aに対し半径r3の円弧軌跡にて移動する。ハンドル3
1は、常に支持軸32を中心として回動するため、ピン
34の移動軌跡は常に軸中心Oaに対する半径r3の円
弧軌跡である。ただし、アーム33はピン34に引かれ
て回動するものであるため、アーム33の右縁部33a
と円弧穴33cの中心は常に前記仮想中心Obを中心と
した円弧軌跡にて移動するものではない。右縁部33a
が仮想中心Obに対する半径r1の円弧軌跡に一致し、
また円弧穴33cの中心線が仮想中心Obに対する半径
r2の円弧軌跡に一致するのは、図4にて(へ)で示す
ように、ハンドル31が第2の位置へ移動したときだけ
である。
しているピン34の中心は、前記支持軸32の軸中心O
aに対し半径r3の円弧軌跡にて移動する。ハンドル3
1は、常に支持軸32を中心として回動するため、ピン
34の移動軌跡は常に軸中心Oaに対する半径r3の円
弧軌跡である。ただし、アーム33はピン34に引かれ
て回動するものであるため、アーム33の右縁部33a
と円弧穴33cの中心は常に前記仮想中心Obを中心と
した円弧軌跡にて移動するものではない。右縁部33a
が仮想中心Obに対する半径r1の円弧軌跡に一致し、
また円弧穴33cの中心線が仮想中心Obに対する半径
r2の円弧軌跡に一致するのは、図4にて(へ)で示す
ように、ハンドル31が第2の位置へ移動したときだけ
である。
【0025】図2と図3に示すように、前記支持片12
hには図示上下方向へ直線的に延びる長穴12jが形成
されている。この長穴12jには負荷付与部材である負
荷付与ピン35が挿入されている。この負荷付与ピン3
5は、その大径部35aが長穴12j内に摺動自在に挿
入され、その先部の小径部35bは、アーム33の円弧
穴33c内に挿入され、アーム33の外側にて抜け止め
リング36が嵌着されている。負荷付与ピン35は、ア
ーム33の円弧穴33cの移動軌跡の変化に伴って長穴
12j内を上下に移動する。図3に示すように、支持片
12hとアーム33の間には、負荷付与のための弾圧部
材または付勢部材あるいはばね部材としてのトーション
スプリング37が設けられている。このトーションスプ
リング37の一方の腕37aは、支持片12hに形成さ
れた掛止穴12k内に掛止され、他方の腕37bが前記
負荷付与ピン35の小径部35bに掛けられている。こ
のトーションスプリング37により、負荷付与ピン35
は長穴12j内にて常に上方へ付勢されている。なお、
負荷付与ピン35は、コイルスプリングや板ばねなどに
より上方へ付勢されていてもよい。
hには図示上下方向へ直線的に延びる長穴12jが形成
されている。この長穴12jには負荷付与部材である負
荷付与ピン35が挿入されている。この負荷付与ピン3
5は、その大径部35aが長穴12j内に摺動自在に挿
入され、その先部の小径部35bは、アーム33の円弧
穴33c内に挿入され、アーム33の外側にて抜け止め
リング36が嵌着されている。負荷付与ピン35は、ア
ーム33の円弧穴33cの移動軌跡の変化に伴って長穴
12j内を上下に移動する。図3に示すように、支持片
12hとアーム33の間には、負荷付与のための弾圧部
材または付勢部材あるいはばね部材としてのトーション
スプリング37が設けられている。このトーションスプ
リング37の一方の腕37aは、支持片12hに形成さ
れた掛止穴12k内に掛止され、他方の腕37bが前記
負荷付与ピン35の小径部35bに掛けられている。こ
のトーションスプリング37により、負荷付与ピン35
は長穴12j内にて常に上方へ付勢されている。なお、
負荷付与ピン35は、コイルスプリングや板ばねなどに
より上方へ付勢されていてもよい。
【0026】その結果、負荷付与ピン35がアーム33
の円弧穴33cの内縁部33dに弾圧接触している。ア
ーム33はピン34によりハンドル31に回動自在に支
持されているものであるため、負荷付与ピン35が弾圧
接触しているアーム33はさらに前記ガイド面12iに
も弾圧接触している。負荷付与ピン35とアーム33の
内縁部33dとの弾圧接触、およびアーム33の右縁部
33aとガイド面12iとの弾圧接触とにより、アーム
33に対し移動負荷が与えられ、これがハンドル31の
回動負荷になっている。この実施例では、アーム33の
円弧穴33cの内縁部33dが、負荷付与部材である負
荷付与ピン35が弾圧接触する接触部または弾圧接触部
あるいは負荷接触部となる。そして、この実施例では負
荷付与ピン35と内縁部33dとの弾圧接触と、右縁部
33aとガイド面12iとの弾圧接触により、負荷付与
機構が構成されている。なお、図7にて他の実施例とし
て後で説明するように、アーム33がハンドル31に固
定されている場合には、負荷付与ピン35がアーム33
の円弧穴33cの縁部に弾圧接触することのみで、アー
ム33ならびにハンドル31に移動負荷を与えることが
可能である。
の円弧穴33cの内縁部33dに弾圧接触している。ア
ーム33はピン34によりハンドル31に回動自在に支
持されているものであるため、負荷付与ピン35が弾圧
接触しているアーム33はさらに前記ガイド面12iに
も弾圧接触している。負荷付与ピン35とアーム33の
内縁部33dとの弾圧接触、およびアーム33の右縁部
33aとガイド面12iとの弾圧接触とにより、アーム
33に対し移動負荷が与えられ、これがハンドル31の
回動負荷になっている。この実施例では、アーム33の
円弧穴33cの内縁部33dが、負荷付与部材である負
荷付与ピン35が弾圧接触する接触部または弾圧接触部
あるいは負荷接触部となる。そして、この実施例では負
荷付与ピン35と内縁部33dとの弾圧接触と、右縁部
33aとガイド面12iとの弾圧接触により、負荷付与
機構が構成されている。なお、図7にて他の実施例とし
て後で説明するように、アーム33がハンドル31に固
定されている場合には、負荷付与ピン35がアーム33
の円弧穴33cの縁部に弾圧接触することのみで、アー
ム33ならびにハンドル31に移動負荷を与えることが
可能である。
【0027】図2に示すように、前記固定部20の側板
の内面には、第1のロック部20aと第2のロック部2
0bとが設けられている。第1のロック部20aは、固
定部20の左側板を内側へ切り起こし形成することなど
により形成される。また第2のロック部20bは、固定
部20の側板の内面に固定されたピンまたは固定部20
の側板の内面に固定された軸20cにより転動自在に支
持されたローラなどである。図1と図2に示すように、
ノーズ部12の周囲枠の左側の前面には、押釦51が突
設されている。図2に示すように、押釦51はノーズ部
12に対しC方向へ直線的に退行できるように支持され
ている。押釦51にはピン52が固定され、このピン5
2が付勢板53の長穴53b内に挿入されている。この
付勢板53は、ハンドル31を支持する支持軸32に回
動自在に支持されているものであり、その下端の付勢片
53aは、ハンドル31の固定部20側の縁部に対向し
ている。また付勢板53は、トーションスプリング54
により常に時計方向へ付勢されており、これにより押釦
51は常にノーズ部12から突出する方向(A方向)へ
付勢されている。
の内面には、第1のロック部20aと第2のロック部2
0bとが設けられている。第1のロック部20aは、固
定部20の左側板を内側へ切り起こし形成することなど
により形成される。また第2のロック部20bは、固定
部20の側板の内面に固定されたピンまたは固定部20
の側板の内面に固定された軸20cにより転動自在に支
持されたローラなどである。図1と図2に示すように、
ノーズ部12の周囲枠の左側の前面には、押釦51が突
設されている。図2に示すように、押釦51はノーズ部
12に対しC方向へ直線的に退行できるように支持され
ている。押釦51にはピン52が固定され、このピン5
2が付勢板53の長穴53b内に挿入されている。この
付勢板53は、ハンドル31を支持する支持軸32に回
動自在に支持されているものであり、その下端の付勢片
53aは、ハンドル31の固定部20側の縁部に対向し
ている。また付勢板53は、トーションスプリング54
により常に時計方向へ付勢されており、これにより押釦
51は常にノーズ部12から突出する方向(A方向)へ
付勢されている。
【0028】次に、上記着脱式の車載用音響機器の動作
について説明する。機器本体10を固定部20から外し
て所持しているときには、ハンドル31が第1の位置す
なわち機器本体10の取出し方向(A方向)へ向けて回
動させられている。このとき、ピン34に引かれてアー
ム33が図示右方向へ移動し、図4にて(ホ)で示す位
置にある。この状態で、機器本体20のシャーシ11が
固定部20内へ向けてC方向へ挿入される。シャーシ1
1が固定部20内に完全に挿入された後に、ハンドル3
1は第2の位置に向けて回動させられる。図1に示すよ
うに、ハンドル31が第2の位置へ完全に回動させられ
ると、ノーズ部12の両側面12f,12fと下面12
gに添う位置に収納される。このとき、トーションスプ
リング37により上方へ付勢されている負荷付与ピン3
5が円弧穴33cの内縁部33dに弾圧接触し、さらに
この弾圧接触により右縁部33aとガイド面12iとが
弾圧接触しながら、アーム33が固定部20の内方へ移
動する。
について説明する。機器本体10を固定部20から外し
て所持しているときには、ハンドル31が第1の位置す
なわち機器本体10の取出し方向(A方向)へ向けて回
動させられている。このとき、ピン34に引かれてアー
ム33が図示右方向へ移動し、図4にて(ホ)で示す位
置にある。この状態で、機器本体20のシャーシ11が
固定部20内へ向けてC方向へ挿入される。シャーシ1
1が固定部20内に完全に挿入された後に、ハンドル3
1は第2の位置に向けて回動させられる。図1に示すよ
うに、ハンドル31が第2の位置へ完全に回動させられ
ると、ノーズ部12の両側面12f,12fと下面12
gに添う位置に収納される。このとき、トーションスプ
リング37により上方へ付勢されている負荷付与ピン3
5が円弧穴33cの内縁部33dに弾圧接触し、さらに
この弾圧接触により右縁部33aとガイド面12iとが
弾圧接触しながら、アーム33が固定部20の内方へ移
動する。
【0029】ハンドル31が(ロ)で示す第2の位置へ
完全に回動すると、アーム33が図4にて実線で示す
(へ)の位置へ移動する。このとき、アーム33の右縁
部33aの先端に連続する直線縁部33fは、図4の図
示上下方向へ垂直な向き(ノーズ部12の背面と平行な
向き)となり、固定部20に設けられた第1のロック部
20aの奥側のほぼ全面に接触する。またアーム33の
左縁部33bは第2のロック部20bにほぼ隙間なく接
触する。よってアーム33の先部は第1のロック部20
aと第2のロック部20bとにより挟まれ、これにより
機器本体10の取出し方向(A方向)への移動が阻止さ
れる。また、図2において、アーム33には常に負荷付
与ピン35により(ニ)方向への付勢力(弾圧力)が与
えられている。アーム33が(ニ)方向へ付勢され且つ
直線縁部33fが第1のロック部20aの端面に当たっ
ていることにより、前記(ニ)方向への付勢力の反力が
機器本体10をC方向へ引き込むように作用する。よっ
て、固定部20に機器本体10が装着されたときに、機
器本体10がA方向へ移動しようとしても、前記反力に
より機器本体10がC方向へ引き込まれる。よって機器
本体10は固定部20に対し強固に保持されることにな
る。
完全に回動すると、アーム33が図4にて実線で示す
(へ)の位置へ移動する。このとき、アーム33の右縁
部33aの先端に連続する直線縁部33fは、図4の図
示上下方向へ垂直な向き(ノーズ部12の背面と平行な
向き)となり、固定部20に設けられた第1のロック部
20aの奥側のほぼ全面に接触する。またアーム33の
左縁部33bは第2のロック部20bにほぼ隙間なく接
触する。よってアーム33の先部は第1のロック部20
aと第2のロック部20bとにより挟まれ、これにより
機器本体10の取出し方向(A方向)への移動が阻止さ
れる。また、図2において、アーム33には常に負荷付
与ピン35により(ニ)方向への付勢力(弾圧力)が与
えられている。アーム33が(ニ)方向へ付勢され且つ
直線縁部33fが第1のロック部20aの端面に当たっ
ていることにより、前記(ニ)方向への付勢力の反力が
機器本体10をC方向へ引き込むように作用する。よっ
て、固定部20に機器本体10が装着されたときに、機
器本体10がA方向へ移動しようとしても、前記反力に
より機器本体10がC方向へ引き込まれる。よって機器
本体10は固定部20に対し強固に保持されることにな
る。
【0030】また、アーム33の先部は第1のロック部
20aと第2のロック部20bとで挟まれるように保持
されている。そのため、車体振動が第1のロック部20
aに伝わり、直線縁部33fに対し第1のロック部20
aから離そうとする力が作用しても、アーム先端が動く
ことがない。したがって、機器本体10の固定部20に
対するロックが強固で確実なものとなっている。また、
アーム33の直線縁部33fが第1のロック部20aに
対し図示上下方向に垂直な線と面とで当接しているた
め、直線縁部33fに対し第1のロック部20aから離
すような力が作用しても、直線縁部33fを介して当接
しているアーム33に反時計方向への回動力となる分力
が作用しない。よってこのことからも、第2の位置にあ
るハンドル31が反時計方向へ回動しにくくなってい
る。
20aと第2のロック部20bとで挟まれるように保持
されている。そのため、車体振動が第1のロック部20
aに伝わり、直線縁部33fに対し第1のロック部20
aから離そうとする力が作用しても、アーム先端が動く
ことがない。したがって、機器本体10の固定部20に
対するロックが強固で確実なものとなっている。また、
アーム33の直線縁部33fが第1のロック部20aに
対し図示上下方向に垂直な線と面とで当接しているた
め、直線縁部33fに対し第1のロック部20aから離
すような力が作用しても、直線縁部33fを介して当接
しているアーム33に反時計方向への回動力となる分力
が作用しない。よってこのことからも、第2の位置にあ
るハンドル31が反時計方向へ回動しにくくなってい
る。
【0031】さらに、負荷付与ピン35は常にトーショ
ンスプリング37の弾圧力により、アーム33の円弧穴
33cの内縁部33dに弾圧接触し、さらにこの弾圧接
触力によりアーム33の右縁部33aがガイド面12i
に弾圧接触している。これにより、(へ)の位置にある
アーム33には反時計方向への動きに対する負荷が与え
られ、またハンドル31が反時計方向へ回動しないよう
に負荷がかけられる。よって、振動などにより、機器本
体10と固定部20とのロックが自然に外れるような現
象が生じにくくなっている。以上の各要素から、機器本
体10は固定部20に対し常に強固に且つ確実に保持さ
れてロックされていることになる。
ンスプリング37の弾圧力により、アーム33の円弧穴
33cの内縁部33dに弾圧接触し、さらにこの弾圧接
触力によりアーム33の右縁部33aがガイド面12i
に弾圧接触している。これにより、(へ)の位置にある
アーム33には反時計方向への動きに対する負荷が与え
られ、またハンドル31が反時計方向へ回動しないよう
に負荷がかけられる。よって、振動などにより、機器本
体10と固定部20とのロックが自然に外れるような現
象が生じにくくなっている。以上の各要素から、機器本
体10は固定部20に対し常に強固に且つ確実に保持さ
れてロックされていることになる。
【0032】次に、機器本体10が固定部20から取り
出されるときには、まず図2に示す押釦51が押され
る。押釦51が押されると、付勢板53が反時計方向へ
回動し、その下端の付勢片53aによりハンドル31の
固定部奥側の縁部がA方向へ押され、ハンドル31が図
2と図4にて(ハ)で示す位置まで回動する。押釦51
が押されることにより、ハンドル31は手で掴みやすい
位置まで回動することになる。なお押釦51から手を離
すと、トーションスプリング54の弾性力により付勢板
53が時計方向へ回動し、押釦51は突出状態に復帰す
る。(ハ)の位置に回動したハンドル31が手で掴まれ
て(イ)の位置まで回動させられると、ピン34により
ハンドル31に連結されているアーム33が図4にて
(ホ)で示す位置まで移動し、アーム33の先端部分が
第1のロック部20aと第2のロック部20bの間から
完全に抜け出る。よって、機器本体10の固定部20に
対する保持またはロックが解除される。第1の位置に回
動したハンドル31を手で持って機器本体10をA方向
へ抜き出すと、シャーシ11が固定部20から取り出さ
れる。ここで、図4に示すように、ハンドル31が
(ロ)で示す第2の位置から(ハ)の位置まで回動する
間に、アーム33が(へ)の位置から(ト)の位置へ移
動し、この間に第1のロック部20aと第2のロック部
20bとで挟まれていたアーム33の先部が挟まれた状
態から抜き出される。
出されるときには、まず図2に示す押釦51が押され
る。押釦51が押されると、付勢板53が反時計方向へ
回動し、その下端の付勢片53aによりハンドル31の
固定部奥側の縁部がA方向へ押され、ハンドル31が図
2と図4にて(ハ)で示す位置まで回動する。押釦51
が押されることにより、ハンドル31は手で掴みやすい
位置まで回動することになる。なお押釦51から手を離
すと、トーションスプリング54の弾性力により付勢板
53が時計方向へ回動し、押釦51は突出状態に復帰す
る。(ハ)の位置に回動したハンドル31が手で掴まれ
て(イ)の位置まで回動させられると、ピン34により
ハンドル31に連結されているアーム33が図4にて
(ホ)で示す位置まで移動し、アーム33の先端部分が
第1のロック部20aと第2のロック部20bの間から
完全に抜け出る。よって、機器本体10の固定部20に
対する保持またはロックが解除される。第1の位置に回
動したハンドル31を手で持って機器本体10をA方向
へ抜き出すと、シャーシ11が固定部20から取り出さ
れる。ここで、図4に示すように、ハンドル31が
(ロ)で示す第2の位置から(ハ)の位置まで回動する
間に、アーム33が(へ)の位置から(ト)の位置へ移
動し、この間に第1のロック部20aと第2のロック部
20bとで挟まれていたアーム33の先部が挟まれた状
態から抜き出される。
【0033】前述のように、図4にて(へ)で示す位置
にアーム33が有る場合、このアーム33の右縁部33
a、円弧穴33cおよび左縁部33bは、支持軸32の
軸中心Oaの上方に位置する仮想中心Obを中心とする
円弧軌跡と一致している。すなわち(へ)の位置では、
アーム33の左縁部33b(固定部20の奥側の縁部)
は、仮想中心Obを中心とした半径r4の円弧軌跡と一
致している。ハンドル31が反時計方向へ回動する際、
アーム33が仮想中心Obを中心とした円弧軌跡を移動
する訳ではないが、アームが(へ)の位置から(ト)の
位置へ移動する程度のわずかな移動距離の間では、アー
ム33の左縁部33bは、仮想中心Obを中心とした半
径r4の円弧軌跡とほぼ一致した軌跡にて移動する。よ
って(へ)の位置にてアーム33の先部が第1のロック
部20aと第2のロック部20bとで挟まれているのに
もかかわらず、アーム33が(ト)の位置へ移動する際
にアーム33の左縁部33bは第2のロック部20bに
当たることなく抜け出ることができる。このように、ロ
ック状態にてアーム33を2つのロック部にて挟み、し
かもアーム33の一方の直線縁部33fを一方のロック
部20aに対しほぼ垂直に直線または平面接触させるる
ことができ、また、ロック解除時にアーム33の先部が
両ロック部20aと20bの間から容易に抜け出ること
ができるようにするために、前記仮想中心Oaは、ハン
ドル31の回動中心である軸中心Oaの位置よりも上方
で、且つロック部20bがある高さ位置よりも下方に有
ることが好ましい。
にアーム33が有る場合、このアーム33の右縁部33
a、円弧穴33cおよび左縁部33bは、支持軸32の
軸中心Oaの上方に位置する仮想中心Obを中心とする
円弧軌跡と一致している。すなわち(へ)の位置では、
アーム33の左縁部33b(固定部20の奥側の縁部)
は、仮想中心Obを中心とした半径r4の円弧軌跡と一
致している。ハンドル31が反時計方向へ回動する際、
アーム33が仮想中心Obを中心とした円弧軌跡を移動
する訳ではないが、アームが(へ)の位置から(ト)の
位置へ移動する程度のわずかな移動距離の間では、アー
ム33の左縁部33bは、仮想中心Obを中心とした半
径r4の円弧軌跡とほぼ一致した軌跡にて移動する。よ
って(へ)の位置にてアーム33の先部が第1のロック
部20aと第2のロック部20bとで挟まれているのに
もかかわらず、アーム33が(ト)の位置へ移動する際
にアーム33の左縁部33bは第2のロック部20bに
当たることなく抜け出ることができる。このように、ロ
ック状態にてアーム33を2つのロック部にて挟み、し
かもアーム33の一方の直線縁部33fを一方のロック
部20aに対しほぼ垂直に直線または平面接触させるる
ことができ、また、ロック解除時にアーム33の先部が
両ロック部20aと20bの間から容易に抜け出ること
ができるようにするために、前記仮想中心Oaは、ハン
ドル31の回動中心である軸中心Oaの位置よりも上方
で、且つロック部20bがある高さ位置よりも下方に有
ることが好ましい。
【0034】次に、図4に示すように、ハンドル31が
(ロ)で示す第2の位置にあり、アーム33が(へ)で
示す位置にあるとき、円弧穴33cの内縁部33dに弾
圧接触している負荷付与ピン35は(チ)の位置にあ
る。ところが、ハンドル31が(イ)で示す第1の位置
へ移動し、アーム33が(ホ)で示す位置へ移動する
と、円弧穴33cの移動軌跡に伴い、内縁部33dに弾
圧接触している負荷付与ピン35が(リ)で示す位置へ
上昇する。負荷付与ピン35は、トーションスプリング
37の腕37bにより上方へ弾圧されているため、負荷
付与ピン35が(リ)で示す位置でのトーションスプリ
ング37の弾発力よりも、(チ)で示す位置へ下降した
ときの弾発力の方が強くなる。トーションスプリング3
7により負荷付与ピン35に与えられる弾発力は、アー
ム33の移動力およびハンドル31の回動力に対する移
動負荷に比例するものである。よってハンドル31が
(イ)の位置から回動し始めるときの回動負荷よりも
(ハ)の位置にて回動しているときの回動負荷の方が大
きくなり、ハンドル31が(ロ)の位置に回動するとき
の回動負荷が最も大きくなる。
(ロ)で示す第2の位置にあり、アーム33が(へ)で
示す位置にあるとき、円弧穴33cの内縁部33dに弾
圧接触している負荷付与ピン35は(チ)の位置にあ
る。ところが、ハンドル31が(イ)で示す第1の位置
へ移動し、アーム33が(ホ)で示す位置へ移動する
と、円弧穴33cの移動軌跡に伴い、内縁部33dに弾
圧接触している負荷付与ピン35が(リ)で示す位置へ
上昇する。負荷付与ピン35は、トーションスプリング
37の腕37bにより上方へ弾圧されているため、負荷
付与ピン35が(リ)で示す位置でのトーションスプリ
ング37の弾発力よりも、(チ)で示す位置へ下降した
ときの弾発力の方が強くなる。トーションスプリング3
7により負荷付与ピン35に与えられる弾発力は、アー
ム33の移動力およびハンドル31の回動力に対する移
動負荷に比例するものである。よってハンドル31が
(イ)の位置から回動し始めるときの回動負荷よりも
(ハ)の位置にて回動しているときの回動負荷の方が大
きくなり、ハンドル31が(ロ)の位置に回動するとき
の回動負荷が最も大きくなる。
【0035】よって、ハンドル31が(ロ)で示す第2
の位置にあり、アーム33が(へ)で示す位置にあっ
て、アーム33の先部が第1と第2のロック部20aと
20bとで保持(ロック)されているときに、アーム3
3およびハンドル31に対する負荷が最大になって、こ
のロック状態からアーム33とハンドル31とが振動な
どにより勝手に動くことが強固に防止されることにな
る。しかもハンドル31を手で持って(ハ)の位置から
(イ)の位置へ回動させる際の回動負荷が軽減されるの
で、手でハンドル31を回動させるときの抵抗力は徐々
に小さくなり、ハンドル31の回動操作が楽に行えるこ
とになる。
の位置にあり、アーム33が(へ)で示す位置にあっ
て、アーム33の先部が第1と第2のロック部20aと
20bとで保持(ロック)されているときに、アーム3
3およびハンドル31に対する負荷が最大になって、こ
のロック状態からアーム33とハンドル31とが振動な
どにより勝手に動くことが強固に防止されることにな
る。しかもハンドル31を手で持って(ハ)の位置から
(イ)の位置へ回動させる際の回動負荷が軽減されるの
で、手でハンドル31を回動させるときの抵抗力は徐々
に小さくなり、ハンドル31の回動操作が楽に行えるこ
とになる。
【0036】上記のようにハンドル31が(イ)の位置
と(ロ)の位置との間を移動する際に、負荷付与ピン3
5とアーム33との接触位置が移動する理由を、図5に
基づいて説明する。アーム33が(へ)の位置にあると
きには、アーム33の右縁部33aは、仮想中心Obを
中心とする半径r1の円弧軌跡に一致し、円弧穴33c
の中心線は仮想中心Obを中心とする半径r2の円弧軌
跡に一致している。そして円弧穴33cの内縁部33d
に弾圧接触している負荷付与ピン35は(チ)の位置に
ある。仮に円弧穴33cの中心線が仮想中心線Obを中
心とした半径r2の円弧軌跡にて反時計方向へ移動した
とすると、アーム33とハンドル31を連結しているピ
ン34が(ヌ)の位置へ移動することになる。ところが
実際には、ピン34は支持軸32の軸中心Oaを中心と
する半径r3の円弧軌跡に沿って移動するため、ハンド
ル31が第1の位置まで回動すると、ピン34は(ヌ)
の位置ではなくそれよりも軸中心Oaに近い(ル)の位
置へ移動することになる。したがって、(ホ)の位置に
移動したアーム33は、前記ガイド面12iの縁部とな
るガイド点12mを支点として反時計方向へ回動した
(倒れた)位置となる。そのため、円弧穴33c内に挿
入されている負荷付与ピン35が軸中心Oaに近い位置
すなわち長穴12jに沿って上方へ移動し(リ)の位置
となるのである。
と(ロ)の位置との間を移動する際に、負荷付与ピン3
5とアーム33との接触位置が移動する理由を、図5に
基づいて説明する。アーム33が(へ)の位置にあると
きには、アーム33の右縁部33aは、仮想中心Obを
中心とする半径r1の円弧軌跡に一致し、円弧穴33c
の中心線は仮想中心Obを中心とする半径r2の円弧軌
跡に一致している。そして円弧穴33cの内縁部33d
に弾圧接触している負荷付与ピン35は(チ)の位置に
ある。仮に円弧穴33cの中心線が仮想中心線Obを中
心とした半径r2の円弧軌跡にて反時計方向へ移動した
とすると、アーム33とハンドル31を連結しているピ
ン34が(ヌ)の位置へ移動することになる。ところが
実際には、ピン34は支持軸32の軸中心Oaを中心と
する半径r3の円弧軌跡に沿って移動するため、ハンド
ル31が第1の位置まで回動すると、ピン34は(ヌ)
の位置ではなくそれよりも軸中心Oaに近い(ル)の位
置へ移動することになる。したがって、(ホ)の位置に
移動したアーム33は、前記ガイド面12iの縁部とな
るガイド点12mを支点として反時計方向へ回動した
(倒れた)位置となる。そのため、円弧穴33c内に挿
入されている負荷付与ピン35が軸中心Oaに近い位置
すなわち長穴12jに沿って上方へ移動し(リ)の位置
となるのである。
【0037】図4と図5に示す動作を実現するために
は、前記ガイド面12iが必ずしも仮想中心Obを中心
とする円弧軌跡に添う円弧形状のものである必要はな
い。例えば図5で三角印で示すように1箇所のガイド点
12mを有するガイド部材を設ければ足りることにな
る。このガイド点12mは、ハンドル31が(ロ)で示
す第2の位置にあるとき、右縁部33aあるいは少なく
とも円弧穴33cの中心線が仮想中心Obを中心とした
一定の半径(r1またはr2)に一致する位置にてアー
ム33を支えることができるように設ければよい。また
上記ガイド点12mを仮想中心Obを中心としてさらに
時計方向(例えば図5での(オ)の位置)へ移動させる
と、アーム33が(ホ)の位置に移動したときに、右縁
部33aが(ワ)で示すように軸中心Oaの方向へさら
に大きく倒れ込むことになり、負荷付与ピン35を図示
上方へさらに大きく移動させることができる。
は、前記ガイド面12iが必ずしも仮想中心Obを中心
とする円弧軌跡に添う円弧形状のものである必要はな
い。例えば図5で三角印で示すように1箇所のガイド点
12mを有するガイド部材を設ければ足りることにな
る。このガイド点12mは、ハンドル31が(ロ)で示
す第2の位置にあるとき、右縁部33aあるいは少なく
とも円弧穴33cの中心線が仮想中心Obを中心とした
一定の半径(r1またはr2)に一致する位置にてアー
ム33を支えることができるように設ければよい。また
上記ガイド点12mを仮想中心Obを中心としてさらに
時計方向(例えば図5での(オ)の位置)へ移動させる
と、アーム33が(ホ)の位置に移動したときに、右縁
部33aが(ワ)で示すように軸中心Oaの方向へさら
に大きく倒れ込むことになり、負荷付与ピン35を図示
上方へさらに大きく移動させることができる。
【0038】すなわち、上記実施例に記載された発明
は、固定部と、この固定部に対し取出し自在に設けられ
た機器本体と、機器本体に設けられ機器本体の取出し方
向に延びる第1の位置とこの第1の位置に対する倒れ方
向となる第2の位置との間を回動するハンドルと、この
ハンドルに回動自在に連結されてハンドルが前記第2の
位置となった状態で固定部の内方へ延びるアーム33
と、前記固定部に設けられハンドルが第2の位置となっ
た状態で前記アーム33の前記取出し方向への移動を阻
止するロック部とを有し、前記アーム33には、第2の
位置に移動したときに、ハンドル31の回動中心よりも
アーム33から離れた位置にある仮想中心Obに対する
所定半径の軌跡に一致する円弧穴33cが形成され、こ
の円弧穴33c内に挿入されて円弧穴を円弧内側へ付勢
する負荷付与部材(負荷付与ピン35)と、第2の位置
に移動したときのアームの前記円弧穴が、仮想中心に対
して所定の半径軌跡に位置するように仮想中心側からア
ームを支持するガイド部材(12iまたは12m)とを
有することを特徴とするものである。
は、固定部と、この固定部に対し取出し自在に設けられ
た機器本体と、機器本体に設けられ機器本体の取出し方
向に延びる第1の位置とこの第1の位置に対する倒れ方
向となる第2の位置との間を回動するハンドルと、この
ハンドルに回動自在に連結されてハンドルが前記第2の
位置となった状態で固定部の内方へ延びるアーム33
と、前記固定部に設けられハンドルが第2の位置となっ
た状態で前記アーム33の前記取出し方向への移動を阻
止するロック部とを有し、前記アーム33には、第2の
位置に移動したときに、ハンドル31の回動中心よりも
アーム33から離れた位置にある仮想中心Obに対する
所定半径の軌跡に一致する円弧穴33cが形成され、こ
の円弧穴33c内に挿入されて円弧穴を円弧内側へ付勢
する負荷付与部材(負荷付与ピン35)と、第2の位置
に移動したときのアームの前記円弧穴が、仮想中心に対
して所定の半径軌跡に位置するように仮想中心側からア
ームを支持するガイド部材(12iまたは12m)とを
有することを特徴とするものである。
【0039】図6は固定部20と機器本体10のロック
のための他の構造を示している。図4と図5に示すよう
に、前記実施例では、ハンドル31が第2の位置にある
ときに負荷付与ピン35が(チ)の位置にあり、ハンド
ル31が第1の位置へ移動すると負荷付与ピン35が
(リ)の位置へ移動する。また負荷付与ピン35の
(チ)の位置から(リ)の位置への移動量は、ガイド点
12mを移動させることにより増大させることができ
る。よって図6に示すように、固定部20の側板の内面
に、(チ)の位置に下降した負荷付与ピン35が嵌合す
るロック凹部20dを設け、負荷付与ピン35が(リ)
の位置に移動したときに、この負荷付与ピン35の嵌合
を解除し、負荷付与ピン35の取出し方向(A方向)へ
の移動を許容する通路20eを形成する。これにより、
機器本体10が固定部20に挿入され、ハンドル31が
第2の位置((ロ)の位置)へ回動させられると、負荷
付与ピン35がロック凹部20dに嵌合して、機器本体
10が固定部20に対しロックされる。またハンドル3
1が第1の位置((イ)の位置)方向へ回動させられる
と、負荷付与ピン35が(リ)の位置へ移動してロック
凹部20dとの嵌合が解除され、機器本体10を固定部
20から取り出すことが可能になる。
のための他の構造を示している。図4と図5に示すよう
に、前記実施例では、ハンドル31が第2の位置にある
ときに負荷付与ピン35が(チ)の位置にあり、ハンド
ル31が第1の位置へ移動すると負荷付与ピン35が
(リ)の位置へ移動する。また負荷付与ピン35の
(チ)の位置から(リ)の位置への移動量は、ガイド点
12mを移動させることにより増大させることができ
る。よって図6に示すように、固定部20の側板の内面
に、(チ)の位置に下降した負荷付与ピン35が嵌合す
るロック凹部20dを設け、負荷付与ピン35が(リ)
の位置に移動したときに、この負荷付与ピン35の嵌合
を解除し、負荷付与ピン35の取出し方向(A方向)へ
の移動を許容する通路20eを形成する。これにより、
機器本体10が固定部20に挿入され、ハンドル31が
第2の位置((ロ)の位置)へ回動させられると、負荷
付与ピン35がロック凹部20dに嵌合して、機器本体
10が固定部20に対しロックされる。またハンドル3
1が第1の位置((イ)の位置)方向へ回動させられる
と、負荷付与ピン35が(リ)の位置へ移動してロック
凹部20dとの嵌合が解除され、機器本体10を固定部
20から取り出すことが可能になる。
【0040】図6に示すロック凹部20dと通路20e
を設けることにより、前記第1と第2のロック部20a
と20bによるロック構造が不要になり、負荷付与ピン
35をハンドル31に回動負荷を与えるためと、ロック
機構の一部とに兼用でき、構造を簡略化できることにな
る。また、図6に示すロック凹部20dと負荷付与ピン
35とによるロック構造と、前記第1と第2のロック部
20a,20bとアーム33の先部とのロック構造とを
併用することにより、機器本体10が固定部20に挿入
された時点での二重ロック構造とすることも可能であ
る。この二重ロック構造とすることにより、機器本体1
0を固定部20に対し確実の保持(ロック)できること
になる。
を設けることにより、前記第1と第2のロック部20a
と20bによるロック構造が不要になり、負荷付与ピン
35をハンドル31に回動負荷を与えるためと、ロック
機構の一部とに兼用でき、構造を簡略化できることにな
る。また、図6に示すロック凹部20dと負荷付与ピン
35とによるロック構造と、前記第1と第2のロック部
20a,20bとアーム33の先部とのロック構造とを
併用することにより、機器本体10が固定部20に挿入
された時点での二重ロック構造とすることも可能であ
る。この二重ロック構造とすることにより、機器本体1
0を固定部20に対し確実の保持(ロック)できること
になる。
【0041】次に図7は本発明の第2実施例を示してい
る。この実施例では支持軸32を支点として第1の位置
と第2の位置との間を回動するハンドル31にアーム3
3が固定されている。そしてアーム33には円弧状の円
弧穴33cが形成されている。機器本体10側には負荷
付与部材としての負荷付与ピン35が長穴にガイドされ
て上下方向へ移動できるように設けられている。そして
トーションスプリング37により負荷付与ピン35が図
示下方向へ弾圧付勢されている。この実施例では、負荷
付与ピン35が円弧穴33cの外縁部33eに常に弾圧
接触することにより、アーム33の移動およびハンドル
31の回動に負荷が与えられている。よって、第2の位
置に移動したハンドル31が振動などにより動くことが
なく、固定部20に向けられたロック部20aとアーム
33の先部とのロックが解除されるのが防止できる。
る。この実施例では支持軸32を支点として第1の位置
と第2の位置との間を回動するハンドル31にアーム3
3が固定されている。そしてアーム33には円弧状の円
弧穴33cが形成されている。機器本体10側には負荷
付与部材としての負荷付与ピン35が長穴にガイドされ
て上下方向へ移動できるように設けられている。そして
トーションスプリング37により負荷付与ピン35が図
示下方向へ弾圧付勢されている。この実施例では、負荷
付与ピン35が円弧穴33cの外縁部33eに常に弾圧
接触することにより、アーム33の移動およびハンドル
31の回動に負荷が与えられている。よって、第2の位
置に移動したハンドル31が振動などにより動くことが
なく、固定部20に向けられたロック部20aとアーム
33の先部とのロックが解除されるのが防止できる。
【0042】またこの実施例では、ハンドル31が
(イ)で示す第1の位置へ回動すると、円弧穴33cの
形状により負荷付与ピン35が下降し、ばね部材である
トーションスプリング37による弾発力が弱くなる。よ
って、ハンドル31が(ロ)で示す第2の位置へ回動し
たときには、負荷付与ピン35がアーム33に与える移
動負荷が強くなり、ハンドル31が(イ)方向へ向けて
回動させられるときには、負荷付与ピン35がアーム3
3に与える移動負荷が軽減される。この実施例では、負
荷付与ピン35と円弧穴33cの外縁部33eとの弾圧
接触のみで、アーム33ならびにハンドル31に移動負
荷を与えることができる。
(イ)で示す第1の位置へ回動すると、円弧穴33cの
形状により負荷付与ピン35が下降し、ばね部材である
トーションスプリング37による弾発力が弱くなる。よ
って、ハンドル31が(ロ)で示す第2の位置へ回動し
たときには、負荷付与ピン35がアーム33に与える移
動負荷が強くなり、ハンドル31が(イ)方向へ向けて
回動させられるときには、負荷付与ピン35がアーム3
3に与える移動負荷が軽減される。この実施例では、負
荷付与ピン35と円弧穴33cの外縁部33eとの弾圧
接触のみで、アーム33ならびにハンドル31に移動負
荷を与えることができる。
【0043】また図7の実施例でもハンドル31の回動
に伴って負荷付与ピン35が移動するのであるから、図
6と上下逆向きのロック凹部20dを設け、負荷付与ピ
ン35とロック凹部20dとで、機器本体10を固定部
20に対しロックすることも可能である。また、アーム
33には必ずしも円弧穴33cを設ける必要はない。図
2などに示す実施例では、負荷付与ピン35をアーム3
3の左縁部33bに弾圧付勢すれば同じことになり、ま
た図7に示す実施例では、負荷付与ピン35をアーム3
3の右縁部33aに弾圧接触させれば同じことになる。
なお、本発明の着脱式電子機器は、車載用音響機器の
他、船舶に搭載される音響機器や、音響機器以外のナビ
ゲーションシステム用の機器などに実施可能である。
に伴って負荷付与ピン35が移動するのであるから、図
6と上下逆向きのロック凹部20dを設け、負荷付与ピ
ン35とロック凹部20dとで、機器本体10を固定部
20に対しロックすることも可能である。また、アーム
33には必ずしも円弧穴33cを設ける必要はない。図
2などに示す実施例では、負荷付与ピン35をアーム3
3の左縁部33bに弾圧付勢すれば同じことになり、ま
た図7に示す実施例では、負荷付与ピン35をアーム3
3の右縁部33aに弾圧接触させれば同じことになる。
なお、本発明の着脱式電子機器は、車載用音響機器の
他、船舶に搭載される音響機器や、音響機器以外のナビ
ゲーションシステム用の機器などに実施可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明では、ハンドルが回
動する際、ハンドルと共に移動するアームに負荷付与部
材が弾圧接触し、これによりアームに移動負荷が与えら
れハンドルに回動負荷が作用する。よってハンドルが機
器本体と固定部とをロックする第2の位置に回動した時
点で、振動などによりハンドルが勝手に回動することが
なく、よってアームとロック部との当接が外れることが
ない。
動する際、ハンドルと共に移動するアームに負荷付与部
材が弾圧接触し、これによりアームに移動負荷が与えら
れハンドルに回動負荷が作用する。よってハンドルが機
器本体と固定部とをロックする第2の位置に回動した時
点で、振動などによりハンドルが勝手に回動することが
なく、よってアームとロック部との当接が外れることが
ない。
【0045】特にハンドルと共に移動するアームに対し
て負荷付与部材が弾圧接触し、これによりハンドルに負
荷が与えられる構造であるため、従来のようにハンドル
の回動により負荷付与部材にねじり力が作用することが
ない。したがってハンドルが第2の位置へ移動したとき
に前記ねじり力の復元によりハンドルが勝手に回動する
ようなことがなく、ハンドルが第2の位置に確実に保持
され、アームに対するロックが振動などにより外れなく
なる。
て負荷付与部材が弾圧接触し、これによりハンドルに負
荷が与えられる構造であるため、従来のようにハンドル
の回動により負荷付与部材にねじり力が作用することが
ない。したがってハンドルが第2の位置へ移動したとき
に前記ねじり力の復元によりハンドルが勝手に回動する
ようなことがなく、ハンドルが第2の位置に確実に保持
され、アームに対するロックが振動などにより外れなく
なる。
【0046】また、ハンドルの回動に伴って負荷付与部
材とアームとの弾圧接触位置が移動し、このときのばね
部材の弾圧力の変化によりハンドルが第2の位置へ移動
するときに負荷が増大するように構成すれば、ハンドル
が第2の位置へ回動したときでの、振動などによるハン
ドルの回動を確実に防止でき、しかもハンドルを第1の
位置へ回動させるときの回動負荷が軽くなり、機器本体
を取り出す際のハンドルの回動操作が楽になる。
材とアームとの弾圧接触位置が移動し、このときのばね
部材の弾圧力の変化によりハンドルが第2の位置へ移動
するときに負荷が増大するように構成すれば、ハンドル
が第2の位置へ回動したときでの、振動などによるハン
ドルの回動を確実に防止でき、しかもハンドルを第1の
位置へ回動させるときの回動負荷が軽くなり、機器本体
を取り出す際のハンドルの回動操作が楽になる。
【0047】さらに、ハンドルの回動に伴って移動する
負荷付与部材が、一方へ移動したときに固定部のロック
凹部に嵌合し、これにより機器本体が固定部に対してロ
ック状態になる構造にすれば、負荷付与部材をロック部
材として兼用できるため、アームに対するロック部を別
個に設ける必要がなく構造が簡単になる。また固定部の
ロック部によりアームの取出し方向への移動を阻止し、
これとともに前記負荷付与部材をロック凹部に嵌合させ
ることにより、機器本体と固定部との二重ロックが可能
になる。
負荷付与部材が、一方へ移動したときに固定部のロック
凹部に嵌合し、これにより機器本体が固定部に対してロ
ック状態になる構造にすれば、負荷付与部材をロック部
材として兼用できるため、アームに対するロック部を別
個に設ける必要がなく構造が簡単になる。また固定部の
ロック部によりアームの取出し方向への移動を阻止し、
これとともに前記負荷付与部材をロック凹部に嵌合させ
ることにより、機器本体と固定部との二重ロックが可能
になる。
【図1】本発明の一実施例として着脱式の車載用音響機
器を示す斜視図、
器を示す斜視図、
【図2】図1に示す車載用音響機器の部分側面図、
【図3】図2に示す機構の一部を示す分解斜視図、
【図4】ハンドルとアームと負荷付与部材の移動動作を
示す側面図、
示す側面図、
【図5】ハンドルとアームと負荷付与部材の移動原理の
説明図、
説明図、
【図6】機器本体と固定部とのロック構造の他の実施例
を示す部分側面図、
を示す部分側面図、
【図7】ハンドルとアームとが一体となった第2実施例
を示す部分側面図、
を示す部分側面図、
【図8】従来の着脱式の車載用音響機器の部分側面図、
10 機器本体 11 シャーシ 12 ノーズ部 13 操作部材 20 固定部 20a,20b ロック部 20d ロック凹部 31 ハンドル 32 支持軸 33 アーム 33a 右縁部 33b 左縁部 33c 円弧穴 33d 内縁部 33e 外縁部 35 負荷付与ピン 37 トーションスプリング
Claims (3)
- 【請求項1】 固定部と、この固定部に対し取出し自在
に設けられた機器本体と、機器本体に設けられ機器本体
の取出し方向に延びる第1の位置とこの第1の位置に対
する倒れ方向となる第2の位置との間を回動するハンド
ルと、このハンドルと共に移動しハンドルが前記第2の
位置となった状態で固定部の内方へ延びるアームと、前
記固定部に設けられハンドルが第2の位置となった状態
で前記アームの前記取出し方向への移動を阻止するロッ
ク部とを有し、機器本体には、前記アームに弾圧接触し
てハンドルの回動時に負荷を与える負荷付与部材が設け
られていることを特徴とする着脱式電子機器。 - 【請求項2】 負荷付与部材とアームとの弾圧接触位置
は、ハンドルが第1の位置から第2の位置へ回動すると
きに移動するものであり、ハンドルが第2の位置へ移動
するときの負荷付与部材の移動に伴いこの負荷付与部材
の弾圧力を増大させるばね部材が設けられている請求項
1記載の着脱式電子機器。 - 【請求項3】 固定部と、この固定部に対し取出し自在
に設けられた機器本体と、機器本体に設けられ機器本体
の取出し方向に延びる第1の位置とこの第1の位置に対
する倒れ方向となる第2の位置との間を回動するハンド
ルと、このハンドルと共に移動しハンドルが前記第2の
位置となった状態で固定部の内方へ延びるアームと、機
器本体に設けられ前記アームに弾圧接触してハンドルの
回動時に負荷を与える負荷付与部材とを有し、負荷付与
部材とアームとの接触位置は、ハンドルが第1の位置に
あるときと第2の位置にあるときとで移動するものであ
り、固定部には、ハンドルが第2の位置にあるときに負
荷付与部材と嵌合し、ハンドルが第1の位置に回動した
ときに移動する負荷付与部材がその嵌合を離脱できるロ
ック凹部が形成されていることを特徴とする着脱式電子
機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6899894A JPH07251684A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 着脱式電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6899894A JPH07251684A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 着脱式電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07251684A true JPH07251684A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=13389846
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6899894A Withdrawn JPH07251684A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 着脱式電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07251684A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999015361A1 (de) * | 1997-09-20 | 1999-04-01 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Abdeckung für einen fahrzeugladeraum |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6899894A patent/JPH07251684A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999015361A1 (de) * | 1997-09-20 | 1999-04-01 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Abdeckung für einen fahrzeugladeraum |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |