JPH0725202A - 自転車用車輪 - Google Patents
自転車用車輪Info
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- JPH0725202A JPH0725202A JP17070793A JP17070793A JPH0725202A JP H0725202 A JPH0725202 A JP H0725202A JP 17070793 A JP17070793 A JP 17070793A JP 17070793 A JP17070793 A JP 17070793A JP H0725202 A JPH0725202 A JP H0725202A
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- JP
- Japan
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- spoke
- rim
- engaged
- spokes
- nipple
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Abstract
(57)【要約】
【目的】リム(1) の内周側中央部にスポーク(3)(3)が左
右に傾斜した姿勢で張設される形式の自転車用車輪にお
いて、車輪の組み立て時におけるスポーク(3)(3)のスポ
ーク孔(11)(11)への挿入の作業ミスが発生しないように
すること。 【構成】リム(1) の内周側中央部を円弧状断面に形成し
てニップル(2) の頭部(2a)が係合される被係合部(1a)と
すると共に、前記頭部(2a)を、前記被係合部(1a)に適合
する半球状に形成し、前記被係合部(1a)には、リム(1)
の軸線に平行な長孔を所定ピッチで設けてスポーク孔(1
1)(11)とし、この各スポーク孔(11)の長径を、左右のス
ポーク(3)(3)のリム(1) の内周側中央部における間隔よ
りも長く設定したこと。
右に傾斜した姿勢で張設される形式の自転車用車輪にお
いて、車輪の組み立て時におけるスポーク(3)(3)のスポ
ーク孔(11)(11)への挿入の作業ミスが発生しないように
すること。 【構成】リム(1) の内周側中央部を円弧状断面に形成し
てニップル(2) の頭部(2a)が係合される被係合部(1a)と
すると共に、前記頭部(2a)を、前記被係合部(1a)に適合
する半球状に形成し、前記被係合部(1a)には、リム(1)
の軸線に平行な長孔を所定ピッチで設けてスポーク孔(1
1)(11)とし、この各スポーク孔(11)の長径を、左右のス
ポーク(3)(3)のリム(1) の内周側中央部における間隔よ
りも長く設定したこと。
Description
【0001】
【利用分野】本発明は、スポーク式の自転車用車輪に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来技術およびその問題点】スポーク式の自転車用車
輪は、ハブ(4) の左右のフランジ(41)(41)とリム(1)と
の間に多数のスポーク(3)(3)を張設した構成となってお
り、通常、図1に示すように、前記フランジ(41)(41)の
周縁部に所定ピッチで配設された各被係止孔に、スポー
ク(3) の一端に設けた屈曲頭部(31)を係合すると共に、
リム(1) の内周側頂部に所定ピッチで配設した各スポー
ク孔(11)に挿入されたニップル(2) を、前記スポーク
(3) の他端に設けたネジ部(32)に螺合して構成されてい
る。
輪は、ハブ(4) の左右のフランジ(41)(41)とリム(1)と
の間に多数のスポーク(3)(3)を張設した構成となってお
り、通常、図1に示すように、前記フランジ(41)(41)の
周縁部に所定ピッチで配設された各被係止孔に、スポー
ク(3) の一端に設けた屈曲頭部(31)を係合すると共に、
リム(1) の内周側頂部に所定ピッチで配設した各スポー
ク孔(11)に挿入されたニップル(2) を、前記スポーク
(3) の他端に設けたネジ部(32)に螺合して構成されてい
る。
【0003】そして、この従来のものでは、前記ニップ
ル(2) は、図2に示すように、中央胴部(22)の一端に工
具対応部としての角軸部(21)が連設されると共に、この
中央胴部(22)の他端に中央胴部(22)より大径に張り出さ
れた係止端部(23)が連設された構成となっており、この
中央胴部(22)の径は、前記スポーク孔(11)に適合した寸
法に設定される。
ル(2) は、図2に示すように、中央胴部(22)の一端に工
具対応部としての角軸部(21)が連設されると共に、この
中央胴部(22)の他端に中央胴部(22)より大径に張り出さ
れた係止端部(23)が連設された構成となっており、この
中央胴部(22)の径は、前記スポーク孔(11)に適合した寸
法に設定される。
【0004】従って、このニップル(2) の螺合に際して
は、先ず、このニップル(2) をリム(1) の外周側からス
ポーク孔(11)に挿入して、このニップル(2) の角軸部(2
1)がリム(1) より内周側に突出した状態とする。この
後、このニップル(2) にスポーク(3) の前記ネジ部(32)
を一致させ、角軸部(21)に工具を対応させてこれを回動
させることにより、前記係止端部(23)がスポーク孔(11)
の周縁部に対接し、ニップル(2) がリム(1) に抜止め状
態に係合される。尚、この自転車用車輪では、各ニップ
ル(2) の螺合度合いの調節によりスポーク(3) の張力を
調節し、これらの張力を均一にする。
は、先ず、このニップル(2) をリム(1) の外周側からス
ポーク孔(11)に挿入して、このニップル(2) の角軸部(2
1)がリム(1) より内周側に突出した状態とする。この
後、このニップル(2) にスポーク(3) の前記ネジ部(32)
を一致させ、角軸部(21)に工具を対応させてこれを回動
させることにより、前記係止端部(23)がスポーク孔(11)
の周縁部に対接し、ニップル(2) がリム(1) に抜止め状
態に係合される。尚、この自転車用車輪では、各ニップ
ル(2) の螺合度合いの調節によりスポーク(3) の張力を
調節し、これらの張力を均一にする。
【0005】この自転車用車輪では、この車輪の左右に
張設されるスポーク(3)(3)群における各一対の左右のス
ポーク(3)(3)は、図2に示すように、ハブ(4) 側が、断
面の中心線より外側に傾斜したものとなる。これは、こ
の車輪における各一対の左右のスポーク(3)(3)が、ハブ
(4) を底辺とする三角トラス構造を形成して、この車輪
に作用する横方向荷重に対する強度を確保しているため
である。
張設されるスポーク(3)(3)群における各一対の左右のス
ポーク(3)(3)は、図2に示すように、ハブ(4) 側が、断
面の中心線より外側に傾斜したものとなる。これは、こ
の車輪における各一対の左右のスポーク(3)(3)が、ハブ
(4) を底辺とする三角トラス構造を形成して、この車輪
に作用する横方向荷重に対する強度を確保しているため
である。
【0006】そして、リム(1) のスポーク取付部におけ
るスポーク(3)(3)の傾斜姿勢を確保するために、リム
(1) の内周側中央部の断面を、その中心線の左右近傍部
分が下方に傾斜するように形成し、図3に示すように、
前記スポーク孔(11)(11)を左右の傾斜部に交互に配設し
ている。ところが、このものでは、スポーク(3)(3)のリ
ム(1) への組み付けの際に、ハブ(4) に仮止めされた左
側のスポーク(3)(3)群に、リム(1) の左側のスポーク孔
(11)(11)を対応させ、同じく右側のスポーク(3)(3)群
に、リム(1) の右側のスポーク孔(11)(11)を対応させる
必要があるが、通常、各スポーク(3) のスポーク孔(11)
への挿入は、手作業で行われることから、左側のスポー
ク(3)(3)群を右側のスポーク孔(11)(11)に、右側のスポ
ーク(3)(3)群を左側のスポーク孔(11)(11)に挿入してし
まう等の作業ミスが発生しやすいという問題があった。
るスポーク(3)(3)の傾斜姿勢を確保するために、リム
(1) の内周側中央部の断面を、その中心線の左右近傍部
分が下方に傾斜するように形成し、図3に示すように、
前記スポーク孔(11)(11)を左右の傾斜部に交互に配設し
ている。ところが、このものでは、スポーク(3)(3)のリ
ム(1) への組み付けの際に、ハブ(4) に仮止めされた左
側のスポーク(3)(3)群に、リム(1) の左側のスポーク孔
(11)(11)を対応させ、同じく右側のスポーク(3)(3)群
に、リム(1) の右側のスポーク孔(11)(11)を対応させる
必要があるが、通常、各スポーク(3) のスポーク孔(11)
への挿入は、手作業で行われることから、左側のスポー
ク(3)(3)群を右側のスポーク孔(11)(11)に、右側のスポ
ーク(3)(3)群を左側のスポーク孔(11)(11)に挿入してし
まう等の作業ミスが発生しやすいという問題があった。
【0007】
【技術的課題】本発明は、このような点に鑑みてなされ
たものであり、『リム(1) の内周側中央部にスポーク
(3)(3)が左右に傾斜した姿勢で張設される形式の自転車
用車輪』において、車輪の組み立て時におけるスポーク
(3)(3)のスポーク孔(11)(11)への挿入の作業ミスが発生
しないようにすることをその技術的課題とする。
たものであり、『リム(1) の内周側中央部にスポーク
(3)(3)が左右に傾斜した姿勢で張設される形式の自転車
用車輪』において、車輪の組み立て時におけるスポーク
(3)(3)のスポーク孔(11)(11)への挿入の作業ミスが発生
しないようにすることをその技術的課題とする。
【0008】
【技術的手段】上記技術的課題を解決するために講じた
本発明の技術的手段は、『リム(1) の内周側中央部を円
弧状断面に形成してニップル(2) の頭部(2a)が係合され
る被係合部(1a)とすると共に、前記頭部(2a)を、前記被
係合部(1a)に適合する半球状に形成し、前記被係合部(1
a)には、リム(1) の軸線に平行な長孔を所定ピッチで設
けてスポーク孔(11)(11)とし、この各スポーク孔(11)の
長径を、左右のスポーク(3)(3)のリム(1) の内周側中央
部における間隔よりも長く設定した』ことである。
本発明の技術的手段は、『リム(1) の内周側中央部を円
弧状断面に形成してニップル(2) の頭部(2a)が係合され
る被係合部(1a)とすると共に、前記頭部(2a)を、前記被
係合部(1a)に適合する半球状に形成し、前記被係合部(1
a)には、リム(1) の軸線に平行な長孔を所定ピッチで設
けてスポーク孔(11)(11)とし、この各スポーク孔(11)の
長径を、左右のスポーク(3)(3)のリム(1) の内周側中央
部における間隔よりも長く設定した』ことである。
【0009】
【作用】本発明の上記技術的手段は次のように作用す
る。この車輪のスポーク組み付けに際しては、各スポー
ク(3) をハブに仮止め状態とすると共に、このスポーク
(3) のリム(1) 側の端部をリム(1) の内周側からスポー
ク孔(11)に挿入し、このスポーク(3) の端部に、リム
(1) の外周側から、ニップル(2) を螺合する。この螺合
によって、ニップル(2) の頭部(2a)が、被係合部(1a)に
圧接されると共に、この頭部(2a)がスポーク孔(11)に対
して抜止め状態となる。これによって、各スポーク(3)
が張設される。
る。この車輪のスポーク組み付けに際しては、各スポー
ク(3) をハブに仮止め状態とすると共に、このスポーク
(3) のリム(1) 側の端部をリム(1) の内周側からスポー
ク孔(11)に挿入し、このスポーク(3) の端部に、リム
(1) の外周側から、ニップル(2) を螺合する。この螺合
によって、ニップル(2) の頭部(2a)が、被係合部(1a)に
圧接されると共に、この頭部(2a)がスポーク孔(11)に対
して抜止め状態となる。これによって、各スポーク(3)
が張設される。
【0010】このものでは、各スポーク孔(11)は、リム
(1) の軸線に平行となるように被係合部(1a)に設けられ
た長孔であり、この各スポーク孔(11)の長径が、左右の
スポーク(3)(3)のリム(1) の内周側中央部における間隔
よりも長く設定されていることから、このスポーク孔(1
1)は、左側及び右側に傾斜姿勢に張設されるスポーク
(3)(3)の何れにも対応できる。
(1) の軸線に平行となるように被係合部(1a)に設けられ
た長孔であり、この各スポーク孔(11)の長径が、左右の
スポーク(3)(3)のリム(1) の内周側中央部における間隔
よりも長く設定されていることから、このスポーク孔(1
1)は、左側及び右側に傾斜姿勢に張設されるスポーク
(3)(3)の何れにも対応できる。
【0011】
【効果】本発明は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。このものでは、スポーク孔(11)(11)が、左側の
スポーク(3)(3)群及び右側のスポーク(3)(3)群の何れに
も対応できることから、スポーク(3)(3)のスポーク孔(1
1)(11)への挿入に際して、既述の従来例におけるような
作業ミスは起こり得ない。
有する。このものでは、スポーク孔(11)(11)が、左側の
スポーク(3)(3)群及び右側のスポーク(3)(3)群の何れに
も対応できることから、スポーク(3)(3)のスポーク孔(1
1)(11)への挿入に際して、既述の従来例におけるような
作業ミスは起こり得ない。
【0012】尚、従来例のものでは、リム径が同一であ
っても、組み合わせるハブのフランジ間隔・フランジ径
等によってスポーク孔(11)(11)の配設位置が相違するか
ら、組み合わせるハブのサイズ等に応じて、個別にリム
(1) を用意する必要があったが、本発明のものでは、組
み合わせを想定する種々のハブの中で、張設された左右
のスポーク(3)(3)が最大傾斜姿勢となるものを選び、こ
れに適合させて前記スポーク孔(11)の長径を設定してお
けば、これら種々のハブに対して、共通のリム(1) が使
用できる。
っても、組み合わせるハブのフランジ間隔・フランジ径
等によってスポーク孔(11)(11)の配設位置が相違するか
ら、組み合わせるハブのサイズ等に応じて、個別にリム
(1) を用意する必要があったが、本発明のものでは、組
み合わせを想定する種々のハブの中で、張設された左右
のスポーク(3)(3)が最大傾斜姿勢となるものを選び、こ
れに適合させて前記スポーク孔(11)の長径を設定してお
けば、これら種々のハブに対して、共通のリム(1) が使
用できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図4から図9に基づい
て説明する。 [実施例1について]この実施例1は、図5に示すよう
に、リム(1) を、外周側が開放された略台形状断面に形
成し、その内周側中央部を内周側に突出する半円弧状断
面に形成したウェル部(12)を、ニップル(2) の頭部(2a)
が係合される被係合部(1a)としたものである。
て説明する。 [実施例1について]この実施例1は、図5に示すよう
に、リム(1) を、外周側が開放された略台形状断面に形
成し、その内周側中央部を内周側に突出する半円弧状断
面に形成したウェル部(12)を、ニップル(2) の頭部(2a)
が係合される被係合部(1a)としたものである。
【0014】そして、この実施例1では、図4に示すよ
うに、前記リム(1) とハブ(4) とを結ぶスポーク(3)(3)
が、リム(1) の半径方向に張設される形式の自転車用車
輪としている。前記リム(1) は、前記半円弧状断面のウ
ェル部(12)と、これの左右外側にリム(1) の軸線と略平
行となるように連設されたビードシート部(13)(13)と、
この各ビードシート部(13)に連設され且つリム(1) の外
周側に向って開放する僅かなテーパ状に形成されたフラ
ンジ部(14)とからなる。そして、前記ウェル部(12)の外
周面には、後述のニップル(2) の頭部(2a)が対接するこ
ととなる。
うに、前記リム(1) とハブ(4) とを結ぶスポーク(3)(3)
が、リム(1) の半径方向に張設される形式の自転車用車
輪としている。前記リム(1) は、前記半円弧状断面のウ
ェル部(12)と、これの左右外側にリム(1) の軸線と略平
行となるように連設されたビードシート部(13)(13)と、
この各ビードシート部(13)に連設され且つリム(1) の外
周側に向って開放する僅かなテーパ状に形成されたフラ
ンジ部(14)とからなる。そして、前記ウェル部(12)の外
周面には、後述のニップル(2) の頭部(2a)が対接するこ
ととなる。
【0015】そして、前記ウェル部(12)の頂部の一定範
囲には、図5及び図6に示すように、スポーク(3) を挿
通するためのスポーク孔(11)が形成されており、このス
ポーク孔(11)は、リム(1) の円周方向に所定ピッチで連
続形成されている。更に、この各スポーク孔(11)は、リ
ム(1) の軸線と平行な方向の長孔となっており、その長
径は、ハブ(4) との間に張設され且つ左右に傾斜した姿
勢となるスポーク(3)(3)のウェル部(12)における間隔よ
りも僅かに大きく設定され、又、その短径は、スポーク
(3) のネジ部(32)及び軸部よりも僅かに大きく設定され
ている。
囲には、図5及び図6に示すように、スポーク(3) を挿
通するためのスポーク孔(11)が形成されており、このス
ポーク孔(11)は、リム(1) の円周方向に所定ピッチで連
続形成されている。更に、この各スポーク孔(11)は、リ
ム(1) の軸線と平行な方向の長孔となっており、その長
径は、ハブ(4) との間に張設され且つ左右に傾斜した姿
勢となるスポーク(3)(3)のウェル部(12)における間隔よ
りも僅かに大きく設定され、又、その短径は、スポーク
(3) のネジ部(32)及び軸部よりも僅かに大きく設定され
ている。
【0016】更に、前記ニップル(2) は、ウェル部(12)
との対接側が半球状に形成された頭部(2a)となってお
り、この頭部(2a)における前記対接側の反対側には工具
対応軸部(2b)が連設されている。尚、前記頭部(2a)の曲
率半径は、前記ウェル部(12)の内周面のそれに適合させ
ている。この実施例1においては、スポーク(3) は、図
5及び図7に示すように、直線状軸部の一端になべ頭状
の係止頭部(34)が直線的に連設され、他端にネジ部(32)
が連設されたものが採用される。一方、これらの各スポ
ーク(3) が係合されるハブ(4) は、その両端部のフラン
ジ(41)(41)の周縁部に外向きに係止環(40)(40)が突出形
成されたものが採用され、この各係止環(40)には、円周
方向に所定ピッチでスポーク用の被係止孔(44)(44)が貫
通形成されている。
との対接側が半球状に形成された頭部(2a)となってお
り、この頭部(2a)における前記対接側の反対側には工具
対応軸部(2b)が連設されている。尚、前記頭部(2a)の曲
率半径は、前記ウェル部(12)の内周面のそれに適合させ
ている。この実施例1においては、スポーク(3) は、図
5及び図7に示すように、直線状軸部の一端になべ頭状
の係止頭部(34)が直線的に連設され、他端にネジ部(32)
が連設されたものが採用される。一方、これらの各スポ
ーク(3) が係合されるハブ(4) は、その両端部のフラン
ジ(41)(41)の周縁部に外向きに係止環(40)(40)が突出形
成されたものが採用され、この各係止環(40)には、円周
方向に所定ピッチでスポーク用の被係止孔(44)(44)が貫
通形成されている。
【0017】従って、このハブ(4) の各係止環(40)の内
周側から、各スポーク(3) を挿入すると、このスポーク
(3) の係止頭部(34)が前記係止環(40)に対して抜止め状
態に仮止めされる。尚、前記リム(1) の外周側には、図
4及び図5に示すように、チューブ(C) 及びタイヤ(T)
が装着される。このため、前記ウェル部(12)の外周側端
部には、前記チューブ(C) がこのウェル部(12)の外周側
の空間に入り込まないための区画壁(15)が設けられてお
り、この区画壁(15)には、上記のニップル(2) 及びこの
ニップル(2) を螺合するための工具が挿入可能な大きさ
の開口(16)(16)が、スポーク孔(11)(11)の配設ピッチに
適合させて形成されている。そして、前記リム(1) の各
フランジ部(14)における開放側端部には、内側に向っ
て、断面円弧状のビードフック部(14a) が突出形成され
ており、タイヤ(T) の内周側周縁部のビード(T1)(T1)
が、ビードシート部(13)(13)の外周面に対接した状態で
前記ビードフック部(14a)(14a)に係合されて、タイヤ
(T) がリム(1) に装着される。
周側から、各スポーク(3) を挿入すると、このスポーク
(3) の係止頭部(34)が前記係止環(40)に対して抜止め状
態に仮止めされる。尚、前記リム(1) の外周側には、図
4及び図5に示すように、チューブ(C) 及びタイヤ(T)
が装着される。このため、前記ウェル部(12)の外周側端
部には、前記チューブ(C) がこのウェル部(12)の外周側
の空間に入り込まないための区画壁(15)が設けられてお
り、この区画壁(15)には、上記のニップル(2) 及びこの
ニップル(2) を螺合するための工具が挿入可能な大きさ
の開口(16)(16)が、スポーク孔(11)(11)の配設ピッチに
適合させて形成されている。そして、前記リム(1) の各
フランジ部(14)における開放側端部には、内側に向っ
て、断面円弧状のビードフック部(14a) が突出形成され
ており、タイヤ(T) の内周側周縁部のビード(T1)(T1)
が、ビードシート部(13)(13)の外周面に対接した状態で
前記ビードフック部(14a)(14a)に係合されて、タイヤ
(T) がリム(1) に装着される。
【0018】この自転車用車輪のスポーク(3)(3)の組み
付けに際しては、各スポーク(3) の係止頭部(34)をハブ
(4) の係止環(40)に仮止め状態とした後に、このスポー
ク(3) のネジ部(32)をスポーク孔(11)に挿通し、ウェル
部(12)の外周側からニップル(2) を螺合する。この螺合
によって、スポーク(3) は、ハブ(4) との関係で決まる
傾斜姿勢にセットされると共に、前記頭部(2a)の表面の
略全域が前記ウェル部(12)の内周面に圧接された状態
で、このウェル部(12)に抜止め状態に係合される。尚、
この各ニップル(2) の螺合度合いを調節することによ
り、各スポーク(3)の張力を均一にする。
付けに際しては、各スポーク(3) の係止頭部(34)をハブ
(4) の係止環(40)に仮止め状態とした後に、このスポー
ク(3) のネジ部(32)をスポーク孔(11)に挿通し、ウェル
部(12)の外周側からニップル(2) を螺合する。この螺合
によって、スポーク(3) は、ハブ(4) との関係で決まる
傾斜姿勢にセットされると共に、前記頭部(2a)の表面の
略全域が前記ウェル部(12)の内周面に圧接された状態
で、このウェル部(12)に抜止め状態に係合される。尚、
この各ニップル(2) の螺合度合いを調節することによ
り、各スポーク(3)の張力を均一にする。
【0019】このものでは、作用の項で既述したよう
に、スポーク孔(11)(11)が、左側のスポーク(3)(3)群及
び右側のスポーク(3)(3)群の何れにも対応できる。又、
このものでは、頭部(2a)が広範囲にわたってウェル部(1
2)の外周面に対接することとなるから、スポーク孔(11)
の周縁部が局部的に変形するなどの不都合が防止され
る。
に、スポーク孔(11)(11)が、左側のスポーク(3)(3)群及
び右側のスポーク(3)(3)群の何れにも対応できる。又、
このものでは、頭部(2a)が広範囲にわたってウェル部(1
2)の外周面に対接することとなるから、スポーク孔(11)
の周縁部が局部的に変形するなどの不都合が防止され
る。
【0020】尚、この実施例1においては、種々のサイ
ズのハブと組み合わせを考慮して、これらのハブの中
で、張設された左右のスポーク(3)(3)が最大傾斜姿勢と
なるものを選び、これに適合させて前記スポーク孔(11)
の長径を設定している。これにより、これら種々のハブ
に対して、共通のリム(1) が使用できる。 [実施例2]上記の実施例1は、外周側が開放された形
式のリムに実施したものであるが、この実施例2は、こ
れを、中空断面の所謂、チューブラリムに採用したもの
である。
ズのハブと組み合わせを考慮して、これらのハブの中
で、張設された左右のスポーク(3)(3)が最大傾斜姿勢と
なるものを選び、これに適合させて前記スポーク孔(11)
の長径を設定している。これにより、これら種々のハブ
に対して、共通のリム(1) が使用できる。 [実施例2]上記の実施例1は、外周側が開放された形
式のリムに実施したものであるが、この実施例2は、こ
れを、中空断面の所謂、チューブラリムに採用したもの
である。
【0021】この実施例2では、図8に示すように、略
三角形断面の内周側頂部を円弧状断面に形成してニップ
ル(2) の頭部(2a)が係合される被係合部(1a)とすると共
に、この被係合部(1a)に上記と同様にスポーク孔(11)(1
1)を形成している。そして、この断面の外周側におい
て、各スポーク孔(11)に対向し且つ左右のスポーク(3)
(3)の軸線に挟まれる範囲より僅かに大きい範囲にわた
って、長孔状の開口(18)を設けて、ニップル(2) 及びこ
れを保持する工具を挿入可能にしている。尚、他の構成
については、実施例1と同じものを採用している。
三角形断面の内周側頂部を円弧状断面に形成してニップ
ル(2) の頭部(2a)が係合される被係合部(1a)とすると共
に、この被係合部(1a)に上記と同様にスポーク孔(11)(1
1)を形成している。そして、この断面の外周側におい
て、各スポーク孔(11)に対向し且つ左右のスポーク(3)
(3)の軸線に挟まれる範囲より僅かに大きい範囲にわた
って、長孔状の開口(18)を設けて、ニップル(2) 及びこ
れを保持する工具を挿入可能にしている。尚、他の構成
については、実施例1と同じものを採用している。
【0022】このものでは、上記の実施例1と同様に、
スポークの組み付けが行われるが、ニップル(2) の螺合
の際には、このニップル(2) の工具対応軸部(2b)を、工
具に保持した状態で、前記開口(18)から挿入して、スポ
ークのネジ部(32)と螺合することとなる。尚、上記の何
れの実施例でも、ニップル(2) の頭部(2a)と、これの被
係合部(1a)としてのウェル部(12)とが直接対接する構成
としているが、これを、図9に示すように、ウェル部(1
2)の外周面に突設した座金(5) に、頭部(2a)が対接する
構成としてもよい。この座金(5) は、スポーク孔(11)の
周縁部に連設された環状体であり、頭部(2a)との対接側
面が頭部(2a)の外形状に適合した曲面に形成される。
スポークの組み付けが行われるが、ニップル(2) の螺合
の際には、このニップル(2) の工具対応軸部(2b)を、工
具に保持した状態で、前記開口(18)から挿入して、スポ
ークのネジ部(32)と螺合することとなる。尚、上記の何
れの実施例でも、ニップル(2) の頭部(2a)と、これの被
係合部(1a)としてのウェル部(12)とが直接対接する構成
としているが、これを、図9に示すように、ウェル部(1
2)の外周面に突設した座金(5) に、頭部(2a)が対接する
構成としてもよい。この座金(5) は、スポーク孔(11)の
周縁部に連設された環状体であり、頭部(2a)との対接側
面が頭部(2a)の外形状に適合した曲面に形成される。
【0023】更に、上記の何れの実施例でも、スポーク
(3)(3)が、リム(1) の半径方向に張設される形式として
いるが、これを、隣接するスポーク(3)(3)が交互に交差
するような綾取り形式とすることもできる。
(3)(3)が、リム(1) の半径方向に張設される形式として
いるが、これを、隣接するスポーク(3)(3)が交互に交差
するような綾取り形式とすることもできる。
【図1】従来例の自転車用車輪の説明図
【図2】従来例の要部断面図
【図3】従来例のスポーク孔(11)(11)の配設位置を示す
上面図
上面図
【図4】本発明実施例1の自転車用車輪の側面図
【図5】実施例1の要部断面図
【図6】実施例1のスポーク孔(11)(11)の配設位置を示
す上面図
す上面図
【図7】実施例1のハブ(4) とスポーク(3)(3)との係合
を示す要部断面図
を示す要部断面図
【図8】実施例2の要部断面図
【図9】頭部(2a)を座金(5) に対接するようにした場合
の要部断面図
の要部断面図
(1) ・・・リム (2) ・・・ニップル (3) ・・・スポーク (2a)・・・頭部 (1a)・・・被係合部 (11)・・・スポーク孔
Claims (2)
- 【請求項1】 リム(1) の内周側中央部にスポーク(3)
(3)が左右に傾斜した姿勢で張設される形式の自転車用
車輪において、リム(1) の内周側中央部を円弧状断面に
形成してニップル(2) の頭部(2a)が係合される被係合部
(1a)とすると共に、前記頭部(2a)を、前記被係合部(1a)
に適合する半球状に形成し、前記被係合部(1a)には、リ
ム(1) の軸線に平行な長孔を所定ピッチで設けてスポー
ク孔(11)(11)とし、この各スポーク孔(11)の長径を、左
右のスポーク(3)(3)のリム(1) の内周側中央部における
間隔よりも長く設定した自転車用車輪。 - 【請求項2】 組み合わされる種々のハブの中で、左右
のスポーク(3)(3)が最大傾斜姿勢となるものに適合させ
て、前記スポーク孔(11)の長径を設定した請求項1に記
載の自転車用車輪。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17070793A JPH0725202A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 自転車用車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17070793A JPH0725202A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 自転車用車輪 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0725202A true JPH0725202A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15909911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17070793A Pending JPH0725202A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 自転車用車輪 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725202A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025152034A1 (zh) * | 2024-01-16 | 2025-07-24 | 恩比尔(厦门)机械制造有限公司 | 一种轮椅的辐条轮 |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP17070793A patent/JPH0725202A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025152034A1 (zh) * | 2024-01-16 | 2025-07-24 | 恩比尔(厦门)机械制造有限公司 | 一种轮椅的辐条轮 |
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