JPH07255787A - 電動車 - Google Patents

電動車

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JPH07255787A
JPH07255787A JP6074292A JP7429294A JPH07255787A JP H07255787 A JPH07255787 A JP H07255787A JP 6074292 A JP6074292 A JP 6074292A JP 7429294 A JP7429294 A JP 7429294A JP H07255787 A JPH07255787 A JP H07255787A
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handle
accelerator
lever
grip
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Motoaki Matsuyama
元昭 松山
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間の連続運転時でもアクセルレバー操作
側の手の疲労感を軽減し、アクセルレバー操作を容易化
する。 【構成】 ハンドル1を、前輪部上に立設されたハンド
ル支軸部2と、ハンドル支軸部2の上端に固定されたア
クセル装置3と、アクセル装置3の左右に延設された水
平ハンドル軸部4と、水平ハンドル軸部4の両端部に延
設されると共に座席側に向けてU字状に曲折され且つハ
ンドル握り部5が水平ハンドル軸部4に平行に設定され
たハンドル曲折部6とを備えて構成し、アクセル装置3
に、ハンドル握り部5に対して若干の間隔を置いて平行
にアクセルレバー13を付設すると共に、アクセルレバ
ー13の回転中心を、ハンドル握り部5の軸線の延長線
上に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動三輪車等の電動車
に係り、特に、アクセルレバーの操作性の向上を図る場
合に好適な電動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電動三輪車は、例えば図16に示
す如く、車体100を支持すると共に当該車体100の
走行方向を案内する前輪部101と、車体100を支持
すると共に当該車体100に走行力を付勢する後輪部1
02と、前輪部101上に装備され車体100の走行方
向を随時可変設定するハンドル103と、前輪部101
と後輪部102との間に装備されバッテリ(図示略)を
覆うバッテリカバー104と、後輪部102を覆うリア
カバー105と、バッテリカバー104及びリアカバー
105の上部に装備された座席106とを備える構成と
なっている。
【0003】ハンドル103は、前輪部101上に立設
されたハンドル支軸部107と、ハンドル支軸部107
の上端に固定されたアクセル装置108と、アクセル装
置108の左右に装備された水平ハンドル軸部109
と、水平ハンドル軸部109に延設されハンドル握り部
110を有するハンドル曲折部111とを備えており、
ハンドル握り部110は水平ハンドル軸部109に対し
平行に設定されている。更に、アクセル装置108に
は、アクセルレバー112及びブレーキレバー113が
装備されている。
【0004】ところで、前述したアクセルレバーとして
は、従来より種々の構造のものが開発されている。図1
7に示すものは、板状のアクセルレバー114を、起伏
回動桿115を介してハンドル支軸部116A上端のア
クセル装置116における座席寄り側に装備すると共
に、1対のハンドル握り部117に平行に且つハンドル
握り部より前方に配置したものであり、アクセルレバー
114を指で押し下げることにより速度調節を行う構造
となっている。
【0005】また、図18に示すものは、棒状のアクセ
ルレバー118を、ハンドル支軸部119A上端のアク
セル装置119の側面部に装備すると共に、ハンドル握
り部120に平行に且つアクセルレバー回転中心をハン
ドル握り部前方に配置したものであり、アクセルレバー
118を指で握り込むことにより速度調節を行う構造と
なっている。また、図19に示すものは、棒状のアクセ
ルレバー121を、ハンドル支軸部122A上端のアク
セル装置122の側面部に装備すると共に、ハンドル握
り部123に平行に且つアクセルレバー回転中心をハン
ドル握り部前方に配置したものであり、アクセルレバー
121を指で握り込むことにより速度調節を行う構造と
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術においては、下記の問題があった。図17に
示したものは、アクセルレバーを指で押し下げることに
より速度調節を行う構造であるため、長時間の連続運転
に際しては指が疲れ、握力の弱い者や高齢者にとっては
負担となっていた。また、図18及び図19に示したも
のは、アクセルレバーの回転中心をハンドル握り部より
前方に配置し,アクセルレバーを指で握り込むことによ
り速度調節を行う構造であるため、速度調節時にはアク
セルレバーをハンドル握り部側へ引き込む形となる結
果、上記と同様に握力の弱い者や高齢者にとっては負担
となると共に、更に、上述のようにアクセルレバー回転
中心がハンドル握り部より前方に位置しているため、図
20に示す如くアクセルレバー操作時に指が滑り易くア
クセルレバー操作を円滑にできくいという不具合があっ
た。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、長時間の連続運転時においてもアクセル
レバー操作側の手の疲労感を少なくすると共に、握力の
弱い者や指の不自由な者或いは高齢者でもアクセルレバ
ー操作を容易に行うことができるようにした電動車を提
供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、車
体を支持し且つその走行方向を案内する前輪部と、車体
を支持し走行力を付勢する後輪部と、前輪部上に装備さ
れ車体の走行方向を随時可変設定するハンドルとを備え
た電動車において、前記ハンドルを、前輪部上に立設さ
れたハンドル支軸部と、該ハンドル支軸部の上端に固定
されたボックス本体と、該ボックス本体の左右に延設さ
れた水平ハンドル軸部と、該水平ハンドル軸部の両端部
に延設されると共に座席側に向けてU字状に曲折され且
つハンドル握り部が前記水平ハンドル軸部に平行に設定
されたハンドル曲折部とを備えて構成し、前記ボックス
本体に、前記ハンドル握り部に対して若干の間隔を置い
て平行にアクセルレバーを付設すると共に、該アクセル
レバーの回転中心を、前記ハンドル握り部の軸線の延長
線上に設定する、という構成を採っている。これによっ
て前述した目的を達成しようとするものである。
【0009】請求項2の本発明は、車体を支持し且つそ
の走行方向を案内する前輪部と、車体を支持し走行力を
付勢する後輪部と、前輪部上に装備され車体の走行方向
を随時可変設定するハンドルとを備えた電動車におい
て、前記ハンドルを、前輪部上に立設されたハンドル支
軸部と、該ハンドル支軸部の上端に固定されたボックス
本体と、該ボックス本体の左右に延設された水平ハンド
ル軸部と、該水平ハンドル軸部の両端部に延設されると
共に座席側に向けてU字状に曲折され且つハンドル握り
部が前記水平ハンドル軸部に平行に設定されたハンドル
曲折部とを備えて構成し、前記ボックス本体にアクセル
レバーを付設すると共に、該アクセルレバーを、前記ハ
ンドル握り部の緩挿が可能な中空状に設定し、前記アク
セルレバーの内部に、前記ハンドル握り部を緩挿状態に
配設する、という構成を採っている。これによって前述
した目的を達成しようとするものである。
【0010】
【作用】請求項1の本発明によれば、電動車の運転者が
車両を走行させるべく、ハンドル握り部で手の平を支持
しながら手の指をアクセルレバーにかけて押し下げる
と、アクセルレバーが回動するため電動車が走行を開始
する。この場合、アクセルレバーの回転中心はハンドル
握り部の軸線の延長線上に設定されているため、アクセ
ルレバーはハンドル握り部の軸線に対して等距離の範囲
を動き、これに伴い運転者の指とアクセルレバーとの接
触部分もハンドル握り部の軸線に対して等距離の範囲を
動く。これにより、運転者はアクセルレバーを指で握り
込んだりしなくとも、アクセルレバーを指で下方へ押し
下げるだけでアクセルレバー操作ができる。
【0011】請求項2の本発明によれば、ボックス本体
に付設のアクセルレバーをハンドル握り部の緩挿が可能
な中空状に設定し,アクセルレバー内部にハンドル握り
部を緩挿状態に配設してあるため、電動車の運転者がア
クセルレバーを単に握った状態では、アクセルレバーは
作動せず、従って電動車は停止した状態となっている。
電動車を走行させる場合は、手で握ったアクセルレバー
を所定方向へ回動させると、アクセルレバーが作動し電
動車が走行を開始する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の電動車を電動三輪車に適用し
てなる各実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】(1)第1実施例。 本第1実施例における電動三輪車のハンドル部分の構成
を図1に基づき説明すると、ハンドル1は、前輪部上に
立設されたハンドル支軸部2と、ハンドル支軸部2の上
端に固定されたアクセル装置3と、アクセル装置3の左
右に延設された水平ハンドル軸部4と、水平ハンドル軸
部4の両端部に延設されると共に座席側に向けてU字状
に曲折され且つ1対のハンドル握り部5が水平ハンドル
軸部4に対して平行に設定されたハンドル曲折部6とを
備える構成となっている。
【0014】アクセル装置3の上面部には、電動三輪車
の速度を調節するための速度調節ノブ7と、電動三輪車
の前進走行状態/後進走行状態のうちの何れかの状態を
選択するための前後進切替ノブ8とが装備されている。
また、アクセル装置3の正面部には、右折用ウインカー
釦9と、左折用ウインカー釦10と、警笛用のホーン釦
11と、車両キー挿入部12とが装備されている。
【0015】更に、アクセル装置3の左右の両側面部に
は、左右のハンドル握り部5に対して車両進行方向に若
干の間隔を置いて平行に右側のアクセルレバー13(右
利き運転者用)及び左側のアクセルレバー16(左利き
運転者用)が付設されており、アクセルレバー13,1
6の回転中心Cは、ハンドル握り部5の軸線L1(図2
参照)の延長線上に設定されている。右側のアクセルレ
バー13は、アクセル装置3内部を貫通したL字状のア
クセルレバー支持部13Aと、アクセルレバー支持部1
3Aの一端に延設されたアクセルレバー把持部13Bと
を備える構成となっている。
【0016】即ち、右側のアクセルレバー13の回転中
心Cをハンドル握り部5の軸線L1の延長線上に設定し
ているため、アクセルレバー13はハンドル握り部5の
軸線L1に対して等距離の範囲を動き、これに伴い運転
者の指とアクセルレバー13との接触部分Sもハンドル
握り部5の軸線L1に対して等距離の範囲を動くことと
なり(図5参照)、この結果、運転者は指でアクセルレ
バー13を握り込んだりしなくともアクセルレバー操作
ができるようになっている。これは、左側のアクセルレ
バー16についても同様である。
【0017】次に、左右両側のアクセルレバー13,1
6のアクセル装置に対する取付状態を図2及び図3に基
づき説明すると、右側のアクセルレバー13のアクセル
レバー支持部13Aは、アクセル装置3を貫通状態に配
置されており、アクセルレバー支持部13Aの他端に
は、ボルト15aにより連結部材15の一端が連結され
ると共に、連結部材15の他端には、ボルト15bによ
り左側のアクセルレバー16の一端が連結されている。
【0018】アクセルレバー支持部13Aの他端と取付
ブラケット17との間には、原位置復帰バネ18が張設
されており、原位置復帰バネ18は、電動三輪車の運転
者により回動操作されたアクセルレバー13,16を後
述の初期位置に復帰させるようになっている。また、ア
クセルレバー支持部13Aの外周部には、原位置復帰バ
ネ18張設箇所の付近にギヤ19が固定されると共に、
ギヤ19は、ギヤ19近傍に配置されたギヤ20と噛合
している。
【0019】ギヤ20には、ギヤ取付軸20A,原位置
復帰バネ21,スペーサ22を介してアクセルボリウム
23が装着されており、電動三輪車の運転者により回動
操作されたアクセルレバー13,16の回動操作量がギ
ヤ19,20を介してアクセルボリウム23へ伝達さ
れ、更にアクセルボリウム23の出力電圧変化に基づき
制御部により後輪駆動モータ(以上図示略)の回転速度
が制御されるようになっている。これにより、アクセル
レバー13,16の回動操作量に応じ電動三輪車の速度
が変化するようになっている。
【0020】更に、アクセル装置3の内部には、右折用
ウインカー釦9,左折用ウインカー釦10,ホーン釦1
1に対向した箇所に右折用ウインカースイッチ9A,左
折用ウインカースイッチ10A,ホーンスイッチ11A
が装備されており、上記各釦の押下操作に基づきオンと
なり、これに伴い右折用ウインカー,左折用ウインカ
ー,ホーン(以上図示略)が作動するようになってい
る。
【0021】また、右側のアクセルレバー13の初期位
置P1は、図3に示す如く、ハンドル握り部5の最上部
(ハンドル握り部5の最上面の水平接線L2)よりも下
側に設定されている。右側のアクセルレバー13は、初
期位置P1と最大回動位置P2との間で回動操作が可能
となっており、その回動操作量に応じて電動三輪車の速
度調節が行われるようになっている。即ち、アクセルレ
バー13が初期位置P1にある時は電動三輪車は停止状
態にあり、アクセルレバー13を最大回動位置P2方向
へ回動させるに従い速度が増加するようになっている。
これは、左側のアクセルレバー16についても同様であ
る。
【0022】これにより、例えば右側のアクセルレバー
13の初期位置を、ハンドル握り部の最上部よりも上側
に設定した場合のように,電動三輪車の停車時に運転者
が誤ってアクセルレバーに手をかけたりアクセルレバー
付近に小荷物等を置いたりした際にアクセルレバーが作
動することを未然に且つ確実に防止するようになってい
る。これは、左側のアクセルレバー16についても同様
である。
【0023】次に、上記の如く構成した本第1実施例の
作用を説明する。
【0024】電動三輪車の運転者が車両を走行させるべ
く、例えば右側のハンドル握り部5で右手の平を支持し
ながら右手の指を右側のアクセルレバー13にかけて軽
く押し下げると、アクセルレバー13は、回転中心Cを
中心として初期位置P1から図3矢印方向(時計方向)
へ回動するため、アクセルレバー13の回動操作量がア
クセルボリウム23へ伝達される結果、車両が走行を開
始する。
【0025】この場合、右側のアクセルレバー13の回
転中心Cをハンドル握り部5の軸線L1の延長線上に設
定しているため、アクセルレバー13はハンドル握り部
5の軸線L1に対して等距離の範囲を動き、これに伴い
運転者の指とアクセルレバー13との接触部分Sもハン
ドル握り部5の軸線L1に対して等距離の範囲を動くた
め(図4参照)、運転者は指でアクセルレバー13を握
り込んだりしなくとも楽にアクセルレバー操作を行うこ
とができる。左側のアクセルレバー16についても同様
である。
【0026】また、右側のアクセルレバー13の初期位
置P1をハンドル握り部5の最上部よりも下側に設定し
てあるため、アクセルレバーの初期位置をハンドル握り
部の最上部よりも上側に設定した場合のように,電動三
輪車の停車時に運転者が誤ってアクセルレバーに手をか
けたりアクセルレバー付近に小荷物等を置いたりしたた
めにアクセルレバーが作動することを未然に且つ確実に
防止することができる。
【0027】上述したように、本第1実施例によれば、
左右両側のアクセルレバー13,16の回転中心Cをハ
ンドル握り部5の軸線L1の延長線上に設定しているた
め、運転者は指でアクセルレバー13,16を握り込ん
だりしなくとも楽にアクセルレバー操作を行うことがで
き、これにより、長時間の連続運転に際してもアクセル
レバー操作側の手の疲労感を軽減でき、更に握力の弱い
者や高齢者でもアクセルレバー操作を容易に行うことが
できる。
【0028】また、本第1実施例によれば、右側のアク
セルレバー13の初期位置P1をハンドル握り部5の最
上部よりも下側に設定してあるため、アクセルレバーの
初期位置をハンドル握り部の最上部よりも上側に設定し
た場合の如く,電動三輪車の停車時に運転者が誤ってア
クセルレバーに手をかけたりアクセルレバー付近に小荷
物等を置いたりしたためにアクセルレバーが作動するこ
とを未然に且つ確実に防止することができる。
【0029】(2)第2実施例。 図5は本第2実施例における電動三輪車のハンドル部分
の構成を示すものであり、本第2実施例が上記第1実施
例と相異する点は、アクセルレバー25をハンドル握り
部5に対して座席側に配置した点であり、アクセルレバ
ー配置以外は上記第1実施例とほぼ同様であるため、本
第2実施例と上記第1実施例とにおける共通構成には同
一符号を付し説明を省略する。
【0030】これを詳述すると、アクセル装置3の側面
部には、ハンドル握り部5に対して座席側に若干の間隔
を置いて平行に右側のアクセルレバー25が付設されて
おり、アクセルレバー25の回転中心Cは、ハンドル握
り部5の軸線L1の延長線上に設定されている。アクセ
ルレバー25は、アクセル装置3内部に大部分が配設さ
れたL字状のアクセルレバー支持部25Aと、アクセル
レバー支持部25Aの一端に延設されたアクセルレバー
把持部25Bとを備える構成となっている。
【0031】本第2実施例によれば、アクセルレバー2
5の回転中心Cをハンドル握り部5の軸線L1の延長線
上に設定すると共に,アクセルレバー25をハンドル握
り部5に対して座席側に配置しているため、図8に示す
如く、運転者は指をハンドル握り部5にかけた状態で手
の平でアクセルレバー操作を行うことができ、この結
果、長時間の連続運転に際してもアクセルレバー操作側
の手の疲労感を軽減でき、更に握力の弱い者や指の不自
由な者或いは高齢者でもアクセルレバー操作を容易に行
うことができる。
【0032】(3)第3実施例。 図7は本第3実施例における電動三輪車のハンドル部分
の構成を示すものであり、本第3実施例が上記第1実施
例と相異する点は、アクセルレバー26の把持部の形状
を二段形状とした点であり、アクセルレバー形状以外は
上記第1実施例とほぼ同様であるため、本第2実施例と
上記第1実施例とにおける共通構成には同一符号を付し
説明を省略する。
【0033】これを詳述すると、アクセル装置3の側面
部には、ハンドル握り部5に対して車両進行方向へ若干
の間隔を置いて平行にアクセルレバー26が付設されて
おり、アクセルレバー26の回転中心は、ハンドル握り
部5の軸線の延長線上に設定されている。アクセルレバ
ー26は、アクセル装置3の内部に大部分が配設された
L字状のアクセルレバー支持部26Aと、アクセルレバ
ー支持部26Aの一端に延設された第1アクセルレバー
把持部26Bと、第1アクセルレバー把持部26Bに延
設された第2アクセルレバー把持部26Cとを備える構
成となっている。
【0034】ハンドル握り部5,アクセルレバー26の
第2アクセルレバー把持部26C,アクセルレバー26
の第1アクセルレバー把持部26Bの各軸線は、当該順
序で所定間隔を置いて互いに平行に設定されている。即
ち、アクセルレバー26の第1及び第2アクセルレバー
把持部26B,26Cの形状は全体として二段形状とな
っている。
【0035】本第3実施例によれば、アクセルレバー2
6の把持部の形状を二段形状としているため、図7に示
す如く第1アクセルレバー把持部26Bに指をかけ下方
に回動させてアクセルレバー操作を行うことも、図8に
示す如く第2アクセルレバー把持部26Cをハンドル握
り部5と共に握りしめてアクセルレバー操作を行うこと
も、図9に示す如く第1アクセルレバー把持部26Bを
人差し指と中指で握り第2アクセルレバー把持部26C
を薬指と小指で握ってアクセルレバー操作を行うことも
できる。即ち、電動三輪車の運転者の手の大きさや形状
に合わせて運転者個々の好みに応じたアクセルレバーの
握り方ができるため、アクセルレバーの操作性を更に向
上させることができる。
【0036】ここで、本第3実施例では、図10
(a),(b)に示す如く、第1アクセルレバー把持部
と第2アクセルレバー把持部との角度を変えることによ
り、更に操作し易い形状としてもよい。即ち、図10
(a)では、アクセルレバー26’の第1及び第2アク
セルレバー把持部26B’,26C’の各軸線がほぼ同
一平面上に位置するように両者の角度を設定してあり、
また、図10(b)では、アクセルレバー26’’の第
1アクセルレバー把持部26B’’の軸線よりも第2ア
クセルレバー把持部26C’’の軸線が若干高い位置と
なるように両者の角度を設定してある。これにより、ア
クセルレバーの操作性を更に向上させることができる。
【0037】(4)第4実施例。 図11は本第4実施例における電動三輪車のアクセルレ
バーの構成を示すものであり、本第3実施例が上記第1
実施例と相異する点は、アクセルレバー27を支持部と
把持部とに2分割した点であり、アクセルレバー形状以
外は上記第1実施例とほぼ同様であるため、アクセルレ
バー以外については図示及び説明を省略する。
【0038】これを詳述すると、アクセルレバー27
は、アクセル装置(図示略)の内部に大部分が配設され
る棒状のアクセルレバー支持部28と,L字状のアクセ
ルレバー把持部29とに2分割されると共に、アクセル
レバー把持部29は、アクセルレバー支持部28に対し
ボルト30を介して着脱自在に連結されるようになって
いる。
【0039】アクセルレバー把持部29におけるアクセ
ルレバー支持部28連結側の端部には、ボルト30の貫
通が可能なボルト取付穴29Aが貫通形成されると共
に、アクセルレバー支持部28の穴部28B(後述)に
嵌合可能な断面多角形状の取付部29Bが形成されてい
る。また、アクセルレバー支持部28におけるアクセル
レバー把持部29連結側の端部には、ボルト30が螺合
されるボルト取付穴28Aと,アクセルレバー把持部2
9の取付部29Bが嵌合される断面多角形状の穴部28
Bとが形成されている。
【0040】本第4実施例によれば、アクセルレバー2
7をアクセルレバー支持部28及びアクセルレバー把持
部29に2分割すると共に,アクセルレバー支持部28
にアクセルレバー把持部29の断面多角形状の取付部2
9Bが嵌合可能な穴部28Bを形成しているため、アク
セルレバー支持部28に対するアクセルレバー把持部2
9の取付角度を運転者の使い易い角度に自在に変えるこ
とができる。これにより、アクセルレバーの操作性を更
に向上させることができる。
【0041】(5)第5実施例。 図12は本第5実施例における電動三輪車のアクセルレ
バーの構成を示すものであり、本第5実施例が上記第3
実施例と相異する点は、アクセルレバー30を支持部と
2つの把持部とに3分割した点であり、アクセルレバー
以外は上記第3実施例と同様であるため、アクセルレバ
ー以外については図示及び説明を省略する。
【0042】これを詳述すると、アクセルレバー30
は、アクセル装置(図示略)の内部に大部分が配設され
る棒状のアクセルレバー支持部31と,L字状の第1ア
クセルレバー把持部32と,L字状の第2アクセルレバ
ー把持部33とに3分割されると共に、第2アクセルレ
バー把持部33は第1アクセルレバー把持部32に対し
ボルト34を介して着脱自在に連結され、第1アクセル
レバー把持部32はアクセルレバー支持部31に対しボ
ルト35を介して着脱自在に連結されるようになってい
る。
【0043】第2アクセルレバー把持部33における第
1アクセルレバー把持部32連結側の端部には、ボルト
34の貫通が可能なボルト取付穴33Aが貫通形成され
ると共に、第1アクセルレバー把持部32の穴部32B
(後述)に嵌合可能なスプライン形状の取付部33Bが
形成されている。また、第1アクセルレバー把持部32
における第2アクセルレバー把持部33連結側の端部に
は、ボルト34が螺合されるボルト取付穴32Aと,第
2アクセルレバー把持部33の取付部33Bが嵌合され
る断面スプライン形状の穴部32Bとが形成されてい
る。
【0044】更に、第1アクセルレバー把持部32にお
けるアクセルレバー支持部31連結側の端部には、ボル
ト35の貫通が可能なボルト取付穴32Cが貫通形成さ
れると共に、アクセルレバー支持部31の穴部31B
(後述)に嵌合可能なスプライン形状の取付部32Dが
形成されている。また、アクセルレバー支持部31にお
ける第1アクセルレバー把持部32連結側の端部には、
ボルト35が螺合されるボルト取付穴31Aと,第1ア
クセルレバー把持部32の取付部32Dが嵌合される断
面スプライン形状の穴部31Bとが形成されている。
【0045】本第5実施例によれば、アクセルレバー3
0をアクセルレバー支持部31と第1及び第2アクセル
レバー把持部32,33とに3分割すると共に,第1ア
クセルレバー把持部32に第2アクセルレバー把持部3
3のスプライン形状の取付部33Bが嵌合可能な穴部3
2Bを形成し,アクセルレバー支持部31に第1アクセ
ルレバー把持部32のスプライン形状の取付部32Dが
嵌合可能な穴部31Bを形成しているため、アクセルレ
バー支持部31に対する第1アクセルレバー把持部32
の取付角度,及び第1アクセルレバー把持部32に対す
る第2アクセルレバー把持部33の取付角度を運転者の
使い易い角度に自在に変えることができる。これによ
り、アクセルレバーの操作性を更に向上させることがで
きる。
【0046】(6)第6実施例。 図13及び図14は本第6実施例における電動三輪車の
ハンドル部分の構成を示すものであり、本第6実施例が
上記第1実施例と相異する点は、アクセルレバーをハン
ドル曲折部のハンドルバーの緩挿が可能な円筒状に設定
すると共に,アクセルレバーの内部にハンドルバーを緩
挿状態に配設した点であり、本第6実施例と上記第1実
施例とにおける共通構成には同一符号を付し説明を省略
または簡略化する。
【0047】これを詳述すると、アクセル装置3の内部
には、アクセル軸38が配置されており、アクセル軸3
8の一端は、アクセル装置3の右側の側面部から外部へ
若干突出した状態に設定されると共に、アクセル軸38
の一端には、有底円筒状の例えば樹脂製のアクセル握り
部39がスクリュ40により固定されている。アクセル
軸38及びアクセル握り部39がアクセルレバー41を
構成しており、アクセルレバー41は、アクセルレバー
自体の機能とハンドル握り部の機能とを兼用している。
【0048】アクセル握り部39の内部には、ハンドル
曲折部6のハンドルバー6Aがグリース42を介して収
納されており、アクセル握り部39は、ハンドルバー6
Aの外周囲を回動可能となっている。他方、アクセル軸
38の他端と取付ブラケット42との間には、原位置復
帰バネ43が張設されている。また、アクセル軸38の
外周部のほぼ中央には、ギヤ44が固定されると共に、
ギヤ44は、ギヤ44近傍に配置されたギヤ45と噛合
している。
【0049】ギヤ45には、ギヤ取付軸45A,原位置
復帰バネ46,スペーサ46を介してアクセルボリウム
48が装着されており、電動三輪車の運転者により回動
操作されたアクセルレバー41のアクセル握り部39の
回動操作量がアクセル軸38及びギヤ44,45を介し
てアクセルボリウム48へ伝達され、更にアクセルボリ
ウム48の出力電圧変化に基づき制御部により後輪駆動
モータ(以上図示略)の回転速度が制御されるようにな
っている。これにより、アクセルレバー41の回動操作
量に応じ電動三輪車の速度が変化するようになってい
る。
【0050】本第6実施例によれば、アクセルレバー4
1のアクセル握り部39をハンドル曲折部6のハンドル
バー6Aの緩挿が可能な円筒状に設定すると共に,アク
セル握り部39の内部にハンドルバー6Aを緩挿状態に
配設しているため、アクセルレバー41を握りながらハ
ンドル操作を行うことも速度調節を行うこともでき、こ
の結果、長時間の連続運転に際してもアクセルレバー操
作側の手の疲労感を軽減できると共に、握力の弱い者や
指の不自由な者或いは高齢者でもアクセルレバー操作を
容易に行うことができる。
【0051】次に、上記第6実施例の変形例について説
明する。図15は変形例におけるアクセルレバーとハン
ドルバーとの取付状態を示すものであり、変形例が上記
第6実施例と相異する点は、ハンドルバー6A’を,ハ
ンドルバー本体部6Bとハンドルバー本体部6Bより若
干小径のハンドルバー取付部6Cとから構成すると共
に,アクセル握り部39の内部にハンドルバー取付部6
Cを軸受49を介して収納した点であり、共通構成には
同一符号を付し説明を省略する。本変形例においても、
上記第6実施例と同様の効果を上げることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
電動車によれば、アクセルレバーの回転中心をハンドル
握り部の軸線の延長線上に設定しているため、運転者が
例えば手の平と親指でハンドル握り部を握った状態でア
クセルレバーに他の指をかけてアクセル操作を行う場
合、アクセルレバーはハンドル握り部の軸線に対して等
距離の範囲を動くため、運転者の指とアクセルレバーと
の接触部分もハンドル握り部の軸線に対して等距離の範
囲を動くこととなり、この結果、運転者は指でアクセル
レバーを握り込んだりしなくともアクセルレバー操作が
できるため、長時間の連続運転に際してもアクセルレバ
ー操作側の手の疲労感を軽減でき、更に上述のように指
でアクセルレバーを握り込まなくともアクセルレバー操
作ができるため、握力の弱い者や高齢者でもアクセルレ
バー操作を容易に行うことができる、という効果を奏す
る。
【0053】請求項2の発明の電動車によれば、アクセ
ルレバーをハンドル握り部の緩挿が可能な中空状に設定
すると共に,アクセルレバーの内部にハンドル握り部を
緩挿状態に配設しているため、アクセルレバーを握りな
がらハンドル操作を行うことも速度調節を行うこともで
き、この結果、長時間の連続運転に際してもアクセルレ
バー操作側の手の疲労感を軽減できると共に、握力の弱
い者や指の不自由な者或いは高齢者でもアクセルレバー
操作を容易に行うことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例における電動三輪
車のハンドル部分の構成を示す一部を省略した斜視図で
ある。
【図2】図1におけるアクセル装置とアクセルレバーと
の取付状態を示す一部を断面とした説明図である。
【図3】図1における水平ハンドル軸部を切除した状態
を示す説明図である。
【図4】図1におけるアクセルレバーの操作状態を示す
説明図である。
【図5】第2実施例における電動三輪車のハンドル部分
の構成を示す一部を省略した斜視図である。
【図6】図5におけるアクセルレバーの操作状態を示す
説明図である。
【図7】第3実施例における電動三輪車のハンドル部分
の構成を示す平面図である。
【図8】図7における第2アクセルレバー把持部を握っ
た状態を示す平面図である。
【図9】図7における第1及び第2アクセルレバー把持
部を握った状態を示す平面図である。
【図10】図10(a)は第1アクセルレバー把持部の
軸線と第2アクセルレバー把持部の軸線とがほぼ同一平
面上に位置している状態を示す説明図、図10(b)は
第1アクセルレバー把持部の軸線よりも第2アクセルレ
バー把持部の軸線が若干高い位置にある状態を示す説明
図である。
【図11】第4実施例における2分割型アクセルレバー
の説明図である。
【図12】第5実施例における3分割型アクセルレバー
の説明図である。
【図13】第6実施例における電動三輪車のハンドル部
分の構成を示す一部を省略した斜視図である。
【図14】図13におけるアクセルレバーとハンドルバ
ーとの取付状態を示す一部を断面とした説明図である。
【図15】第6実施例の変形例におけるアクセルレバー
とハンドルバーとの取付状態を示す一部を断面とした説
明図である。
【図16】従来例における一般的な電動三輪車の外観図
である。
【図17】他の従来例における電動三輪車のハンドル部
分の構成を示す一部を省略した斜視図である。
【図18】他の従来例における電動三輪車のハンドル部
分の構成を示す一部を省略した斜視図である。
【図19】他の従来例における電動三輪車のハンドル部
分の構成を示す一部を省略した正面図である。
【図20】従来例における棒状のアクセルレバーの操作
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハンドル 2 ハンドル支軸部 3 ボックス本体としてのアクセル装置 4 水平ハンドル軸部 5 ハンドル握り部 6 ハンドル曲折部 13,16,25,26,26’,26’’,27,3
0,41 アクセルレバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を支持し且つその走行方向を案内す
    る前輪部と、車体を支持し走行力を付勢する後輪部と、
    前輪部上に装備され車体の走行方向を随時可変設定する
    ハンドルとを備えた電動車において、 前記ハンドルを、前輪部上に立設されたハンドル支軸部
    と、該ハンドル支軸部の上端に固定されたボックス本体
    と、該ボックス本体の左右に延設された水平ハンドル軸
    部と、該水平ハンドル軸部の両端部に延設されると共に
    座席側に向けてU字状に曲折され且つハンドル握り部が
    前記水平ハンドル軸部に平行に設定されたハンドル曲折
    部とを備えて構成し、 前記ボックス本体に、前記ハンドル握り部に対して若干
    の間隔を置いて平行にアクセルレバーを付設すると共
    に、該アクセルレバーの回転中心を、前記ハンドル握り
    部の軸線の延長線上に設定して成ることを特徴とした電
    動車。
  2. 【請求項2】 車体を支持し且つその走行方向を案内す
    る前輪部と、車体を支持し走行力を付勢する後輪部と、
    前輪部上に装備され車体の走行方向を随時可変設定する
    ハンドルとを備えた電動車において、 前記ハンドルを、前輪部上に立設されたハンドル支軸部
    と、該ハンドル支軸部の上端に固定されたボックス本体
    と、該ボックス本体の左右に延設された水平ハンドル軸
    部と、該水平ハンドル軸部の両端部に延設されると共に
    座席側に向けてU字状に曲折され且つハンドル握り部が
    前記水平ハンドル軸部に平行に設定されたハンドル曲折
    部とを備えて構成し、 前記ボックス本体にアクセルレバーを付設すると共に、
    該アクセルレバーを、前記ハンドル握り部の緩挿が可能
    な中空状に設定し、前記アクセルレバーの内部に、前記
    ハンドル握り部を緩挿状態に配設して成ることを特徴と
    した電動車。
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