JPH07257148A - 車両用空調装置の制御方法 - Google Patents

車両用空調装置の制御方法

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JPH07257148A
JPH07257148A JP5337194A JP5337194A JPH07257148A JP H07257148 A JPH07257148 A JP H07257148A JP 5337194 A JP5337194 A JP 5337194A JP 5337194 A JP5337194 A JP 5337194A JP H07257148 A JPH07257148 A JP H07257148A
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JP
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temperature
air
vehicle body
ref
teq
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Application number
JP5337194A
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English (en)
Inventor
Akihiko Takano
明彦 高野
Mamoru Seiji
護 政氏
Kyoichi Fujimori
恭一 藤森
Yoko Sasaki
陽子 佐々木
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱負荷を的確に捉えて送風量の下限値を調整
することにより、最適な送風量制御が可能となる車両用
空調装置の制御方法を提供する。 【構成】 室温センサ20からの内気温度と外気センサ
22からの外気温度と日射センサ23からの日射量等を
用いて、等価温度演算部19bにより車体外壁部温度T
b_outを求め、この車体外壁部温度Tb_outと
温度設定器21の設定温度Teq_refとを用いてフ
ァジィ推論部19aにて送風量の下限値を推論決定し、
この推論結果に基づき駆動部19eを介して送風機5を
駆動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用空調装置の制御
方法に関し、特に送風量の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭61−135812号公報
に示されているように、検出室内温度(内気温度)と目
標室内温度(設定温度)との偏差に応じ、所定風量範囲
内において、送風量を自動制御するようにした車両用空
調装置において、外気温度に応じて送風量の下限値を変
更するようにしたものが知られており、厳寒期などのよ
うに、外気温度が極端に低下した場合には、送風量の下
限値を高くして送風量をやや多めの状態に保持すること
により、窓ガラスからの放熱作用と打ち消し合って窓ガ
ラス近傍の室温が低下するのを防止することができるよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、送風量の下
限値を調整する目的は、熱負荷が大きい(正負とも)場
合に空調能力不足となり快適な状態が維持できなくなる
ことを防止するためであり、熱負荷を変化させる因子と
しては、外気温度,日射量,空調経過時間など種々のも
のがある。しかしながら、前記従来技術においては、外
気温度で送風量の下限値を調整しているため、外気温度
が変化した直後(トンネルの出入り口等)や日射がある
場合には対応できず、最適な送風量の制御とは言えなか
った。
【0004】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、熱負荷を的確に捉えて送風量
の下限値を調整することにより、最適な送風量制御が可
能となる車両用空調装置の制御方法を提供することを目
的とする。また、コストアップせずに上記の機能向上を
図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用空
調装置の制御方法は、車体外壁部温度を求め、この車体
外壁部温度を熱負荷として送風量の下限値を決定するよ
うにしたものである。
【0006】また、上記車体外壁部温度を演算により算
出し、その演算パラメータとして、少なくとも外気温
度,内気温度,日射量及び時間の因子を有するようにし
たものである。
【0007】
【作用】熱負荷の因子として、車内空気と車体との熱伝
導および車体から車室内への輻射が考えられるが、どち
らも車体温度の因子であるため、車体温度、特に日射の
影響等も的確に捉え得る車体外壁部温度を用いて送風量
の下限値を決定する。
【0008】また、上記車体外壁部温度を、演算パラメ
ータとして、外気温度,内気温度,日射量および時間
(時間に対する微分方程式を基本式とする場合、積分項
を持つ場合を含む)等の因子を有する演算により算出す
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1は、本発明が適用される車両用空調装置の
一例を示す全体構成図であり、空調ダクト1の最上流部
には内気導入口2と外気導入口3が設けられており、イ
ンテークドア4によって選択されるようになっている。
このインテークドア4の下流側には送風機5が設けられ
ており、インテークドア4で選択された内気導入口2又
は外気導入口3からの導入空気を空調ダクト1の下流側
に送風している。当該送風機5の下流には、エバポレー
タ6が設けられ、更にその下流にはヒータ7が設けられ
ている。エバポレータ6は、コンプレッサ8,コンデン
サ9,受液気10及び膨張弁11とともに配管結合され
て冷凍サイクルを構成し、コンプレッサ8はエンジン1
2によって駆動される。また、ヒータ7は、エンジン1
2とラジエター13間の配管に接続されてエンジン12
の冷却水が供給される。このヒータ7の上流側には、エ
バポレータ6からの冷風とヒータ7による暖風の混合割
合を調整するエアミックスドア14が設けられている。
また、空調ダクト1の最下流部には、車室内に向けて開
口したデフロスト吹出口15,ベント吹出口16及びフ
ット吹出口17が設けられており、モードドア18a,
18b,18cによって開閉され、車室内への吹出モー
ドが制御される。19は当該空調装置を制御するコント
ロールユニットであり、当該コントロールユニット19
には、室温センサ20からの内気温度,温度設定器21
からの設定温度,外気センサ22からの外気温度,日射
センサ23からの日射量,ベント吹出温センサ24から
のベント吹出温度及びフット吹出温センサ25からフッ
ト吹出温度が入力され、これらに基づき、アクチュエー
タ26を介してインテークドア4を、パワートランジス
タ27を介して送風機5の駆動電圧を、アクチュエータ
28を介してエアミックスドア14の開度を、アクチュ
エータ29を介してモードドア18a,18b,18c
等をそれぞれ制御している。
【0010】図2は、本実施例における上記コントロー
ルユニット19の内部構成を示すブロック図である。図
において、19aはファジィ推論部、19bは等価温度
演算部であり、等価温度演算部19bは、室温センサ2
0,外気センサ22,日射センサ23によって検出され
た内気温度,外気温度,日射量を入力し、後述する演算
式により車体外壁部温度Tb_outや等価温度Teq
等を算出する。ファジィ推論部19aには、上記により
算出された車体外壁部温度Tb_out、温度設定器2
1からの設定温度Teq_ref、減算器19cを介し
て得られる上記設定温度Teq_refと等価温度Te
qとの偏差ΔTeq等が入力され、これらを入力値とし
て予めROM等に設定されたメンバーシップ関数及びフ
ァジィルールに基づき推論し、目標吹出風速や目標吹出
温度が求められる。19dはベント吹出温センサ24及
びフット吹出温センサ25で検出された吹出温度を入力
し、ベント吹出モード時はベント吹出温度、フット吹出
モード時はフット吹出温度、バイレベル吹出モード時は
それらの平均値を演算して出力する演算部である。19
eは上記ファジィ推論部19aからの目標吹出風速に応
じた駆動電圧で送風機5を駆動する駆動部、19fはフ
ァジィ推論部19aからの目標吹出温度と上記演算部1
9dからの実吹出温度とPBR検出器26により検出さ
れたエアミックスドア14の実PBR開度に基づきエア
ミックスドア14を駆動する駆動部、19gは上記目標
吹出温度に基づきモードドア18(18a〜18c)を
駆動する駆動部、19hは同じく目標吹出温度に基づき
インテークドア4を駆動する駆動部である。なお、入出
力のためのAD変換器,DA変換器及び各種アクチュエ
ータ等は図示を省略している。また、エアミックスドア
14,モードドア18,インテークドア4の制御は本発
明と直接関係ないので、それらの制御に関する詳細な説
明は以下省略する。
【0011】図3は、上記図2における送風量制御に関
する部分を更に詳細に示したブロック図であり、設定温
度Teq_ref,偏差ΔTeq,車体外壁部温度Tb
_outはそれぞれ所定のゲインG1,G2,G3が与
えられてファジィ推論部19aに入力される。また、フ
ァジィ推論部19aからは、風量制御に関して後述する
ファジィ推論によって、送風量の下限値を決定する吹出
風速Va1と風量アップに関する吹出風速Va2が出力
され、それぞれゲインG4,G5が付加された後、比較
部191により大きさが比較され、大きい方が目標吹出
風速Va_refとして選択出力される。この目標吹出
風速Va_refは送風機電圧マップ(FAN_ma
p)192により吹出モードに応じた目標送風機電圧V
fan_refに変換される。この目標送風機電圧Vf
an_refはDA変換器193を介してアナログ量に
変換された後、駆動回路194に与えられ、トランジス
タ27が制御されて、送風機駆動モータ5aの駆動電圧
が制御される。
【0012】次に、本実施例の動作について説明する。
図4は、全体動作を示すフローチャートであり、ステッ
プS1で各種センサの検出値を入力し、AD変換を行な
った後、ステップS2でスケーリング及び各種前処理を
行なう。次に、ステップS3で等価温度演算部19bに
より車体外壁部温度や等価温度等の各種温度演算を行な
い、この演算結果に基づきステップS4でファジィ推論
部19aによりファジィ制御演算を行なう。そして、こ
のファジィ推論結果に基づき、以下、ステップS5のエ
アミックスドア制御、ステップS6の送風機制御、ステ
ップS7のモードドア制御、ステップS8のインテーク
ドア制御が順次行なわれる。以上の制御が所定間隔で繰
り返し行なわれる。
【0013】図5は、上記ステップS3の各種温度演算
(等価温度演算部19b)の詳細を示すフローチャート
であり、先ずステップS31で、車体温度として車体内
壁部温度(Tb)と車体外壁部温度(Tb_out)を
下記基本式を用いて演算する。 車体内壁部温度(Tb) M*dTb/dT=a1*(d*Qsn-α1*(Tb-Tamb)-K1*(Tb-Tinc)) 車体外壁部温度(Tb_out) M*dTb_out/dT=a2*(d*Qsn-α2*(Tb_out-Tamb)-K2*(Tb_ou
t-Tinc)) ここで、M:車体の熱容量 Qsn:日射量(Kcal/m2h) Tamb:外気温度(℃) Tinc:内気温度(℃) a1,a2,d,α1,α2,K1,K2:定数 であり、上記のうち車体外壁部温度Tb_outは図2
に示したようにファジィ推論部19aに与えらて、風量
下限値のためのファジィ推論に使用され、車体内壁部温
度Tbは以下の演算に使用される。
【0014】次に、ステップ32にて平均輻射温として
乗員に照射する輻射量(Trad)を下記基本式を用い
て演算する。 Trad=K3*Tb+K4*Qsn ここで、K3,K4:定数 最後に、ステップS33にて等価温度として内気温度T
incと上記により求められた輻射温度Tradを考慮
した温度(Teq)を下記基本式を用いて演算する。 Teq=A*Tinc+B*Trad ここで、A,B:定数 であり、得られた等価温度Teqは図2に示したように
設定温度Teq_refとの偏差ΔTeqを求めるため
減算器19cに与えられる。
【0015】図6は、図4のステップS4におけるファ
ジィ制御演算の詳細を示すフローチャートであり、ステ
ップS41では、ファジィ推論(ステップS42)に先
立って前処理を行なう。すなわち、図2に示した減算器
19cにより設定温度Teq_refから等価温度Te
qを減算して偏差ΔTeqを求め、更に図3に示したよ
うに、設定温度Teq_ref,偏差ΔTeq及び車体
外壁部温度Tb_outの各入力に所定のゲインG1,
G2,G3をかけ、−1〜1に正規化する処理を行な
う。また、ステップS42のファジィ推論により得られ
た出力に対してステップS43で後処理を行なう。すな
わち、図3に示したように、送風量の下限値を決定する
吹出風速Va1と風量アップに関する吹出風速Va2の
各出力に所定のゲインG4,G5を付加して、更に比較
部191により大きい方を選択して目標吹出風速Va_
refとして出力する。
【0016】次に、上記ステップS42のファジィ推論
による風量制御について詳細に説明する。図7の
(a),(b),(c)は、風量制御に関するファジィ
推論で用いられる入力メンバーシップ関数を示す特性図
であり、各メンバーシップ関数の横軸はそれぞれΔTe
q,Tb_out,Teq_refの入力値を−1〜1
の範囲に正規化したものであり、縦軸はこの入力値の適
合度を0〜1の範囲で示している。図7の(a)は設定
温度と等価温度の偏差ΔTeqに関して設定されたメン
バーシップ関数の特性図であり、偏差ΔTeqのファジ
ィ集合は、「正で大きい(PL:Positive Large)」、
「正で小さい(PS:Positive Small)」、「ゼロくら
い(ZO:Zero)」、「負で小さい(NS:Negative S
mall)」、「負で大きい(NL:Negative Large)」の
5段階のファジィ集合から成り、各々のメンバーシップ
関数により偏差ΔTeqに関するメンバーシップ関数を
形成している。図7の(b)は、車体外壁部温度Tb_
outに関して設定されたメンバーシップ関数の特性図
であり、車体外壁部温度Tb_outのファジィ集合
は、「正で大きい(PL:Positive Large)」、「正で
小さい(PS:Positive Small)」、「ゼロくらい(Z
O:Zero)」、「負で小さい(NS:Negative Smal
l)」、「負で大きい(NL:Negative Large)」の5
段階のファジィ集合から成り、各々のメンバーシップ関
数により車体外壁部温度Tb_outに関するメンバー
シップ関数を形成している。図7の(c)は、設定温度
Teq_refに関して設定されたメンバーシップ関数
の特性図であり、設定温度Teq_refのファジィ集
合は、「正で大きい(PL:Positive Large)」、「ゼ
ロくらい(ZO:Zero)」、「負で大きい(NL:Nega
tive Large)」の3段階のファジィ集合から成り、各々
のメンバーシップ関数により設定温度Teq_refに
関するメンバーシップ関数を形成している。
【0017】次に、上記のようなメンバーシップ関数を
用いて風量制御に関するファジィ推論を行なうために設
定されたファジィルールについて説明する。本実施例に
おけるファジィルールは、本発明の特徴である送風量の
下限値を車体外壁部温度を用いて決定するための吹出風
速Va1のファジィルールと、偏差ΔTeqによる通常
の風量アップのための吹出風速Va2のファジールール
とがあり、これらを以下に示す。 Va1のファジィルール (low風量パターン) IF Tb_out=PL & Teq_ref=PL THEN Va1=0.42 IF Tb_out=PS & Teq_ref=PL THEN Va1=0.54 IF Tb_out=ZO & Teq_ref=PL THEN Va1=0.67 IF Tb_out=NS & Teq_ref=PL THEN Va1=0.67 IF Tb_out=NL & Teq_ref=PL THEN Va1=0.67 IF Tb_out=PL & Teq_ref=ZO THEN Va1=0.54 IF Tb_out=PS & Teq_ref=ZO THEN Va1=0.42 IF Tb_out=ZO & Teq_ref=ZO THEN Va1=0.54 IF Tb_out=NS & Teq_ref=ZO THEN Va1=0.67 IF Tb_out=NL & Teq_ref=ZO THEN Va1=0.67 IF Tb_out=PL & Teq_ref=NL THEN Va1=0.67 IF Tb_out=PS & Teq_ref=NL THEN Va1=0.54 IF Tb_out=ZO & Teq_ref=NL THEN Va1=0.42 IF Tb_out=NS & Teq_ref=NL THEN Va1=0.54 IF Tb_out=NL & Teq_ref=NL THEN Va1=0.67 Va2のファジィルール (ΔTeqによる風量アップパターン) IF ΔTeq=PL THEN Va2=0.73 IF ΔTeq=PS THEN Va2=0.0 IF ΔTeq=ZO THEN Va2=0.0 IF ΔTeq=NS THEN Va2=0.0 IF ΔTeq=NL THEN Va2=0.73
【0018】上記のようなメンバーシップ関数とファジ
ィルールを用いた推論方法は周知であるので、簡単に説
明すると、送風量の下限値に相当する吹出風速Va1の
場合は、車体外壁部温度Tb_out,設定温度Teq
_refの−1〜1に正規化された値から図7(b),
(c)のメンバーシップ関数に基づき、適用可能なファ
ジィルールを全て(この場合は4つ)選択し、各ファジ
ィルールにおける車体外壁部温度Tb_out,設定温
度Teq_refの適合度からAND(&)であるので
それぞれ小さい適合度を選択して、選択された適合度と
吹出風速Va1の積の総和を適合度の総和で除すること
により、推論結果として出力する吹出風速Va1を決定
する。また、風量アップに関する吹出風速Va2の場合
は、偏差ΔTeqの−1〜1に正規化された値から図7
(a)のメンバーシップ関数に基づき、適用可能なファ
ジィルールを全て(この場合は2つ)選択し、各ファジ
ィルールにおける偏差ΔTeqの適合度と吹出風速Va
2の積の総和を適合度の総和で除することにより、推論
結果として出力する吹出風速Va2を決定する。
【0019】推論結果として出力された吹出風速Va1
(風量下限値)と吹出風速Va2(風量アップ)は、図
3に示したように、それぞれゲインG4,G5が付加さ
れた後、比較部191により大きさが比較され、大きい
方が目標吹出風速Va_refとして出力される。この
目標吹出風速Va_refは送風機電圧マップ(FAN
_map)192により図8に具体的に示す如く吹出モ
ードに応じた目標送風機電圧Vfan_refに変換さ
れる。この目標送風機電圧Vfan_refはDA変換
器193を介してアナログ量に変換された後、駆動回路
194に与えられ、トランジスタ27が制御されて、送
風機駆動モータ5aの駆動電圧が制御される。ここで、
偏差ΔTeqが余り大きくなくて、ファジィ推論による
吹出風速Va1が吹出風速Va2より大きい場合は、送
風量の下限値を決定する吹出風速Va1が選択され、車
体外壁部温度Tb_outに応じて送風機5がその最大
能力の0.42〜0.67の範囲で制御駆動され、送風
量の下限値が熱負荷の経時変化に的確に対応して調整さ
れる。
【0020】以上のように、本実施例によれば、車体外
壁部温度により熱負荷の経時変換を的確に捉えることが
できるため、最適な送風量制御が可能となり、日射によ
って車体温度が上昇した場合にも対応可能となる。ま
た、車体外壁部温度という一つのパラメータにより風量
下限値が決定できるため、アルゴリズムが簡単にでき
る。そして、その因子としては、外気温度,内気温度,
日射量,経過時間,エンジンの発熱量など種々の熱負荷
に関するパラメータを用いることができる。また、車体
の熱容量が外気センサの多少の変動を吸収するため、外
乱の影響を受けにくくなる。更に、車体外壁部温度を演
算により求めるようにしているため、それ専用のセンサ
等が不要となり、コストアップせずに機能向上が図れ
る。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車体
外壁部温度を求め、この車体外壁部温度を熱負荷として
送風量の下限値を決定するようにしたので、熱負荷の経
時変化を的確に捉えることができるため、最適な送風量
制御が可能となる効果がある。更に、日射によって車体
温度が上昇した場合にも対応可能となり、また、車体の
熱容量が外気センサの多少の変動を吸収するため、外乱
の影響を受けにくくなる等の効果がある。
【0022】また、上記車体外壁部温度を、演算パラメ
ータとして少なくとも外気温度,内気温度,日射量及び
時間の因子を有する演算により算出するようにしたの
で、それ専用のセンサ等は不要であり、コストアップせ
ずに機能向上が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される車両用空調装置の一例を示
す全体構成図である。
【図2】実施例におけるコントロールユニットの内部構
成を示すブロック図である。
【図3】図2における送風量制御に関する部分を詳細に
示したブロック図である。
【図4】実施例の全体動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】図4におけるステップS3の詳細を示すフロー
チャートである。
【図6】図4のステップS4の詳細を示すフローチャー
トである。
【図7】風量制御に関するファジィ推論で用いられる入
力メンバーシップ関数を示す特性図である。
【図8】送風機電圧マップを示す図である。
【符号の説明】
5 送風機 19 コントロールユニット 19a ファジィ推論部 19b 等価温度演算部 20 室温センサ 21 温度設定器 22 外気センサ 23 日射センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 陽子 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ゼクセル東松山工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定温度と熱負荷に基づき送風量を制御
    する車両用空調装置の制御方法において、車体外壁部温
    度を求め、この車体外壁部温度を熱負荷として送風量の
    下限値を決定するようにしたことを特徴とする車両用空
    調装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 車体外壁部温度を演算により算出し、そ
    の演算パラメータとして、少なくとも外気温度,内気温
    度,日射量及び時間の因子を有することを特徴とする請
    求項1記載の車両用空調装置の制御方法。
JP5337194A 1994-03-24 1994-03-24 車両用空調装置の制御方法 Pending JPH07257148A (ja)

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