JPH07261401A - 印刷版材料 - Google Patents
印刷版材料Info
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- JPH07261401A JPH07261401A JP7673294A JP7673294A JPH07261401A JP H07261401 A JPH07261401 A JP H07261401A JP 7673294 A JP7673294 A JP 7673294A JP 7673294 A JP7673294 A JP 7673294A JP H07261401 A JPH07261401 A JP H07261401A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子写真や写真方式で製版される印刷版材
料、さらに詳しくは該印刷版の構成層中に微粒子を含有
せしめた印刷適性にすぐれた印刷版材料を得る。 【構成】 架橋性モノマーの含有量が10重量%以上の
重合性モノマーを重合して得られる架橋ポリマー粒子を
含有する層を有することを特徴とする印刷版材料。
料、さらに詳しくは該印刷版の構成層中に微粒子を含有
せしめた印刷適性にすぐれた印刷版材料を得る。 【構成】 架橋性モノマーの含有量が10重量%以上の
重合性モノマーを重合して得られる架橋ポリマー粒子を
含有する層を有することを特徴とする印刷版材料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真や写真方式で
製版される印刷版材料に関するものである。さらに詳し
くは該印刷版の構成層中に微粒子を含有せしめた印刷適
性にすぐれた印刷版材料に関するものである。
製版される印刷版材料に関するものである。さらに詳し
くは該印刷版の構成層中に微粒子を含有せしめた印刷適
性にすぐれた印刷版材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、基板上に感光層を形成した印刷版
材料をポジフィルムまたはネガフィルムなどの原画フィ
ルムを通して露光する場合、焼きボケのない良好な画像
をうるためには、感光層と原画フィルムの間の空気を除
去し、密着させることが必要であり、感光層と原画フィ
ルムの間の空を除去するためには真空引き作業が通常。
行われていた。ところが感光層と原画フィルムとを重ね
て真空密着を行うと、表面の大部分は強固に固定される
が、感光層と原画フィルムとの一部の間に残った気泡を
除去することは非常に困難であった。その結果、感光層
と原画フィルムの密着が不十分なまま露光すると焼きボ
ケを生じ原画を忠実に再現できない問題があった。この
問題を解決するため、特公昭61−614号公報には、
無機粒子を含む溶液をカバーフィルムに塗布し、表面に
凹凸の高低差を作ることで真空密着性を改良する方法が
提案されている。また、特開平2−63051号公報に
は平均粒子径が4〜9μmでかつ屈折率が1.4から
1.7の粒子を含むカバーフィルムを設けることが記載
されている。しかし、特公昭61−614号公報や特開
平2−63051号公報の方法では、添加された粒子と
カバーフィルムのバインダー樹脂との密着性が不充分で
あり、焼きボケの改良も不充分であった。また、平版印
刷用原版の製造において、支持体とその上に塗設される
皮膜の付着性向上あるいは、印刷時の非画線部の「湿し
水」のとまりを良くして印刷汚れを改良したり、画線部
のインキ着肉性を改良する目的で支持体表面や塗設した
平版印刷層表面に微細な凹凸模様(以下、単に「砂目」
という)を形成することが行われている。特開昭51−
13940号公報では粗面表面を有する支持体とその支
持体上の塗布層に微粒子を含有させることにより、支持
体表面の粗面性によるマット効果と塗布層中の微粒子粉
末によるマット効果との複合マット効果により良好な砂
目を得る提案がされている。また、特公昭51−157
64号公報では印刷版の下塗層の組成に粒子径が0.1
μm〜10μmの微粒子を含有させることで改良する方
法が提案されている。しかし、これらの方法でも、イン
キ着肉性や、地汚れに対する改良が十分ではなく、さら
なる改良が求められていた。
材料をポジフィルムまたはネガフィルムなどの原画フィ
ルムを通して露光する場合、焼きボケのない良好な画像
をうるためには、感光層と原画フィルムの間の空気を除
去し、密着させることが必要であり、感光層と原画フィ
ルムの間の空を除去するためには真空引き作業が通常。
行われていた。ところが感光層と原画フィルムとを重ね
て真空密着を行うと、表面の大部分は強固に固定される
が、感光層と原画フィルムとの一部の間に残った気泡を
除去することは非常に困難であった。その結果、感光層
と原画フィルムの密着が不十分なまま露光すると焼きボ
ケを生じ原画を忠実に再現できない問題があった。この
問題を解決するため、特公昭61−614号公報には、
無機粒子を含む溶液をカバーフィルムに塗布し、表面に
凹凸の高低差を作ることで真空密着性を改良する方法が
提案されている。また、特開平2−63051号公報に
は平均粒子径が4〜9μmでかつ屈折率が1.4から
1.7の粒子を含むカバーフィルムを設けることが記載
されている。しかし、特公昭61−614号公報や特開
平2−63051号公報の方法では、添加された粒子と
カバーフィルムのバインダー樹脂との密着性が不充分で
あり、焼きボケの改良も不充分であった。また、平版印
刷用原版の製造において、支持体とその上に塗設される
皮膜の付着性向上あるいは、印刷時の非画線部の「湿し
水」のとまりを良くして印刷汚れを改良したり、画線部
のインキ着肉性を改良する目的で支持体表面や塗設した
平版印刷層表面に微細な凹凸模様(以下、単に「砂目」
という)を形成することが行われている。特開昭51−
13940号公報では粗面表面を有する支持体とその支
持体上の塗布層に微粒子を含有させることにより、支持
体表面の粗面性によるマット効果と塗布層中の微粒子粉
末によるマット効果との複合マット効果により良好な砂
目を得る提案がされている。また、特公昭51−157
64号公報では印刷版の下塗層の組成に粒子径が0.1
μm〜10μmの微粒子を含有させることで改良する方
法が提案されている。しかし、これらの方法でも、イン
キ着肉性や、地汚れに対する改良が十分ではなく、さら
なる改良が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
技術的課題を背景になされたもので、露光時に原画フィ
ルムとの密着性に優れ、即ち真空密着に要する時間が短
く生産性に優れ、かつ原画フィルムの転写による画質劣
化が発生せず、またより良好な砂目を形成させる印刷版
材料を提供することを目的とする。
技術的課題を背景になされたもので、露光時に原画フィ
ルムとの密着性に優れ、即ち真空密着に要する時間が短
く生産性に優れ、かつ原画フィルムの転写による画質劣
化が発生せず、またより良好な砂目を形成させる印刷版
材料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、架橋性モノマ
ーの含有量が10重量%以上の重合性モノマーを重合し
て得られる架橋ポリマー粒子を含有する層を有すること
を特徴とする印刷版材料を提供するものである。以下、
本発明について詳細に説明する。本発明において印刷版
材料とは、基板に画像形成材料からなる感光層を形成
し、さらに必要に応じて感光層上にカバーフィルムを形
成したものを示す。本発明において、架橋ポリマー粒子
は、分子中に重合性二重結合を含有する基を2個以上有
する架橋性モノマー(以下、単に「架橋性モノマー」と
いう)の含有量が10重量%以上の重合性モノマーを重
合して得られ、平均粒子径が0.01〜10μmであ
る。架橋性モノマーとしては、ジビニルベンゼンに代表
される非共役ビニル化合物あるいはトリメチレンプロパ
ントリメタクリレートも代表される多価アクリレート化
合物などの2個以上の共重合性二重結合を有する下記の
化合物が挙げられ、これらは1種または2種以上で用い
られる。
ーの含有量が10重量%以上の重合性モノマーを重合し
て得られる架橋ポリマー粒子を含有する層を有すること
を特徴とする印刷版材料を提供するものである。以下、
本発明について詳細に説明する。本発明において印刷版
材料とは、基板に画像形成材料からなる感光層を形成
し、さらに必要に応じて感光層上にカバーフィルムを形
成したものを示す。本発明において、架橋ポリマー粒子
は、分子中に重合性二重結合を含有する基を2個以上有
する架橋性モノマー(以下、単に「架橋性モノマー」と
いう)の含有量が10重量%以上の重合性モノマーを重
合して得られ、平均粒子径が0.01〜10μmであ
る。架橋性モノマーとしては、ジビニルベンゼンに代表
される非共役ビニル化合物あるいはトリメチレンプロパ
ントリメタクリレートも代表される多価アクリレート化
合物などの2個以上の共重合性二重結合を有する下記の
化合物が挙げられ、これらは1種または2種以上で用い
られる。
【0005】架橋性モノマーの具体例としては、ポリエ
チレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレング
リコールジアクリレート、1,6−ブチレングリコール
ジアクリレート、1,6−ヘキサンレングリコールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ポリプロピレンジアクリレート、2,2′−ビス(4−
アクリロキシプロピロキシフェニル)プロパン、2,
2′−ビス(4−アクリロキシジエトキシフェニル)プ
ロパン、などのジアクリレート化合物、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリ
アクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレー
トなどのトリアクリレート化合物、ジトリメチロールプ
ロパンテトラアクリレート、テトラメチロールメタンテ
トラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レートなどのテトラアクリレート化合物、エチレングコ
ールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタク
リレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブ
チレングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレン
グリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサングリコ
ールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタ
クリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、2,
2−ビス(4−メタクリロキシジエトキシフェニル)プ
ロパンなどのメタクリレート化合物、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、トリメチロールエタントリ
メタクリレートなどのトリメタクリレート化合物、メチ
レンビスアクリルアミド、ジビニルベンゼンなどが挙げ
られる。以上のうち、ジビニルベンゼン、エチレングリ
コールジメタクリレート、またはトリメチロールプロパ
ントリメタクリレートを用いることが好ましく特にジビ
ニルベンゼンが好ましい。
チレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレング
リコールジアクリレート、1,6−ブチレングリコール
ジアクリレート、1,6−ヘキサンレングリコールジア
クリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、
ポリプロピレンジアクリレート、2,2′−ビス(4−
アクリロキシプロピロキシフェニル)プロパン、2,
2′−ビス(4−アクリロキシジエトキシフェニル)プ
ロパン、などのジアクリレート化合物、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリ
アクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレー
トなどのトリアクリレート化合物、ジトリメチロールプ
ロパンテトラアクリレート、テトラメチロールメタンテ
トラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリ
レートなどのテトラアクリレート化合物、エチレングコ
ールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタク
リレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブ
チレングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレン
グリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサングリコ
ールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタ
クリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、2,
2−ビス(4−メタクリロキシジエトキシフェニル)プ
ロパンなどのメタクリレート化合物、トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、トリメチロールエタントリ
メタクリレートなどのトリメタクリレート化合物、メチ
レンビスアクリルアミド、ジビニルベンゼンなどが挙げ
られる。以上のうち、ジビニルベンゼン、エチレングリ
コールジメタクリレート、またはトリメチロールプロパ
ントリメタクリレートを用いることが好ましく特にジビ
ニルベンゼンが好ましい。
【0006】架橋性モノマー以外の重合性モノマーのう
ち官能基を有さないモノマーとしては、下記の化合物が
挙げられ、これらは1種または2種以上で使用される。
スチレン、エチルビニルベンゼン、α−メチルスチレ
ン、フルオロスチレン、ビニルピリジンなどの芳香族モ
ノビニル化合物、ブチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート、β−メタクリロイルオキシエチルハ
イドロジエンフタレート、N,N′−ジメチルアミノエ
チルアクリレートなどのアクリル酸エステルモノマー、
2−エチルヘキシルメタクリレート、メトキシジエチレ
ングリコールメタクリレート、メトキシポリエチレング
リコールメタクリレート、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルメタクリレート、N,N′−
ジメチルアミノエチルメタクリレートなどのメタクリル
酸エステルモノマー、シリコン変性モノマー、マクロモ
ノマーなど。さらに、ブタジエン、イソプレンなどの共
役二重結合化合物や酢酸ビニルなどのビニルエステル化
合物、4−メチル−1−ペンテン、その他のα−オレフ
ィン化合物が挙げられる。また、架橋性モノマー以外の
重合性モノマーのうち官能基を有するモノマーとして
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸などのモノまたはジカルボン酸モノマー、2−アクリ
ロイルオキシエチル−2−ヒドロキシエチルフタル酸、
2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキエチルメタクリレート、N−メチロー
ルアクリルアミド、スチレンスルホン酸ナトリウム、無
水マレイン酸、グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、メ
チレンビスアミドなどのアミド化合物、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリルなどのシアン化ビニル化合物な
どを挙げることができる。
ち官能基を有さないモノマーとしては、下記の化合物が
挙げられ、これらは1種または2種以上で使用される。
スチレン、エチルビニルベンゼン、α−メチルスチレ
ン、フルオロスチレン、ビニルピリジンなどの芳香族モ
ノビニル化合物、ブチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート、β−メタクリロイルオキシエチルハ
イドロジエンフタレート、N,N′−ジメチルアミノエ
チルアクリレートなどのアクリル酸エステルモノマー、
2−エチルヘキシルメタクリレート、メトキシジエチレ
ングリコールメタクリレート、メトキシポリエチレング
リコールメタクリレート、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルメタクリレート、N,N′−
ジメチルアミノエチルメタクリレートなどのメタクリル
酸エステルモノマー、シリコン変性モノマー、マクロモ
ノマーなど。さらに、ブタジエン、イソプレンなどの共
役二重結合化合物や酢酸ビニルなどのビニルエステル化
合物、4−メチル−1−ペンテン、その他のα−オレフ
ィン化合物が挙げられる。また、架橋性モノマー以外の
重合性モノマーのうち官能基を有するモノマーとして
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸などのモノまたはジカルボン酸モノマー、2−アクリ
ロイルオキシエチル−2−ヒドロキシエチルフタル酸、
2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキエチルメタクリレート、N−メチロー
ルアクリルアミド、スチレンスルホン酸ナトリウム、無
水マレイン酸、グリシジルアクリレート、グリシジルメ
タクリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、メ
チレンビスアミドなどのアミド化合物、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリルなどのシアン化ビニル化合物な
どを挙げることができる。
【0007】架橋ポリマー粒子において、用いられる重
合性モノマー中の架橋性モノマーの含有量は10重量%
以上、好ましくは15重量%以上、さらに好ましくは2
0重量%以上である。架橋性モノマーの含有量が10重
量%未満であると、焼きボケの改良が不十分であった
り、耐刷性に劣るようになる。架橋性ポリマー粒子を構
成する重合性モノマーの好ましい組合せとしては、非共
役ビニル化合物、多価メタクリレート化合物などの架橋
性モノマーと芳香族モノビニル化合物、アクリル酸エス
テルモノマー、メタクリル酸エステルモノマーなどの重
合性モノマーとの組み合わせを挙げることができ、特
に、非共役ビニル化合物と芳香族モノビニル化合物の組
合せが好ましい。本発明において架橋ポリマー粒子の平
均粒子径は、0.01〜10μm、好ましくは0.01
〜5μm、さらに好ましくは0.01〜2μmである。
平均粒子径が0.1μm未満であると平滑性が劣り、一
方、10μmを超えると耐刷性が劣る。ここでの平均粒
子径は、下記の方法で測定される。架橋ポリマー粒子の
平均粒子径の測定は、透過型電子顕微鏡写真により直接
100個の粒子について計測した粒子径(粒子が円球で
ない場合は、長径と短径を測定しその平均値を求め
た。)の平均値を求めることにより行なった。本発明に
おいては、バインダーとの親和性をさらに高めるため
に、架橋ポリマー粒子の表面を架橋性モノマーの含有量
が10重量%未満である重合体(以下、「重合体B」と
いう)で部分的または全面的に被覆して複合架橋ポリマ
ー粒子としてもよい。重合体Bを構成するためのモノマ
ーは、前記架橋性ポリマー粒子を構成するためのモノマ
ーと同じものを使用することができる。上記の重合体重
合体(B)の好ましいガラス転移温度は、200℃以
下、特に150℃以下である。
合性モノマー中の架橋性モノマーの含有量は10重量%
以上、好ましくは15重量%以上、さらに好ましくは2
0重量%以上である。架橋性モノマーの含有量が10重
量%未満であると、焼きボケの改良が不十分であった
り、耐刷性に劣るようになる。架橋性ポリマー粒子を構
成する重合性モノマーの好ましい組合せとしては、非共
役ビニル化合物、多価メタクリレート化合物などの架橋
性モノマーと芳香族モノビニル化合物、アクリル酸エス
テルモノマー、メタクリル酸エステルモノマーなどの重
合性モノマーとの組み合わせを挙げることができ、特
に、非共役ビニル化合物と芳香族モノビニル化合物の組
合せが好ましい。本発明において架橋ポリマー粒子の平
均粒子径は、0.01〜10μm、好ましくは0.01
〜5μm、さらに好ましくは0.01〜2μmである。
平均粒子径が0.1μm未満であると平滑性が劣り、一
方、10μmを超えると耐刷性が劣る。ここでの平均粒
子径は、下記の方法で測定される。架橋ポリマー粒子の
平均粒子径の測定は、透過型電子顕微鏡写真により直接
100個の粒子について計測した粒子径(粒子が円球で
ない場合は、長径と短径を測定しその平均値を求め
た。)の平均値を求めることにより行なった。本発明に
おいては、バインダーとの親和性をさらに高めるため
に、架橋ポリマー粒子の表面を架橋性モノマーの含有量
が10重量%未満である重合体(以下、「重合体B」と
いう)で部分的または全面的に被覆して複合架橋ポリマ
ー粒子としてもよい。重合体Bを構成するためのモノマ
ーは、前記架橋性ポリマー粒子を構成するためのモノマ
ーと同じものを使用することができる。上記の重合体重
合体(B)の好ましいガラス転移温度は、200℃以
下、特に150℃以下である。
【0008】重合体(B)で用いられる重合性モノマー
中の架橋性モノマーの含有量は10重量%未満、好まし
くは8重量%以下、さらに好ましくは5重量%以下であ
る。重合体(B)を構成する重合性モノマーのうち架橋
性モノマーの含有量が10重量%以上であると感光層や
カバーフィルムのバインダーとの親和性を改良できな
い。架橋ポリマー粒子の表面に、部分的または全面的に
積層する重合体(B)の量は、架橋ポリマー粒子100
重量部に対して0.01〜900重量部、好ましくは
0.1〜400重量部、さらに好ましくは0.5〜20
0重量部である。重合体(B)の量が0.01重量部未
満であると感光層やカバーフィルムのバインダーとの親
和性に劣る。また、重合体(B)が分子中に化学反応性
またはイオン性を有する基であり、重合性二重結合を含
む基を除いた官能基(以下、単に「官能基」という)を
有する重合体であると感光層やカバーフィルムのバイン
ダーとの親和性にさらに優れる。ここで、官能基として
はカルボキシル基、水酸基、N−メチロール基、スルホ
ン基、無水マレイン酸ユニット、エポキシ基、アミノ
基、アミド基、ニトリル基など反応性を有する官能基を
挙げることができる。好ましい官能基としてはカルボキ
シル基、水酸基、アミノ基、アミド基である。本発明に
おいて、官能基を有するモノマーは重合体(B)を構成
するモノマー中の0.05〜20重量%、特に0.1〜
15重量%含まれることが得られる複合架橋ポリマー粒
子のバインダーとの親和性を向上させることから好まし
い。
中の架橋性モノマーの含有量は10重量%未満、好まし
くは8重量%以下、さらに好ましくは5重量%以下であ
る。重合体(B)を構成する重合性モノマーのうち架橋
性モノマーの含有量が10重量%以上であると感光層や
カバーフィルムのバインダーとの親和性を改良できな
い。架橋ポリマー粒子の表面に、部分的または全面的に
積層する重合体(B)の量は、架橋ポリマー粒子100
重量部に対して0.01〜900重量部、好ましくは
0.1〜400重量部、さらに好ましくは0.5〜20
0重量部である。重合体(B)の量が0.01重量部未
満であると感光層やカバーフィルムのバインダーとの親
和性に劣る。また、重合体(B)が分子中に化学反応性
またはイオン性を有する基であり、重合性二重結合を含
む基を除いた官能基(以下、単に「官能基」という)を
有する重合体であると感光層やカバーフィルムのバイン
ダーとの親和性にさらに優れる。ここで、官能基として
はカルボキシル基、水酸基、N−メチロール基、スルホ
ン基、無水マレイン酸ユニット、エポキシ基、アミノ
基、アミド基、ニトリル基など反応性を有する官能基を
挙げることができる。好ましい官能基としてはカルボキ
シル基、水酸基、アミノ基、アミド基である。本発明に
おいて、官能基を有するモノマーは重合体(B)を構成
するモノマー中の0.05〜20重量%、特に0.1〜
15重量%含まれることが得られる複合架橋ポリマー粒
子のバインダーとの親和性を向上させることから好まし
い。
【0009】官能基を有する具体的なモノマーとして
は、前記と同様のものを挙げることができる。重合体B
を構成するためのモノマーとして好ましいものは、上記
架橋性モノマー以外の重合性モノマーのうち、芳香族ビ
ニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、官
能基を有するモノマーなど、具体的には、スチレン、エ
チルビニルベンゼン、アクリロニトリル、メチルメタク
リレート、ブチルアクリレート、(メタ)アクリル酸な
どである。また、上記の重合体(B)に官能基を化学処
理することにより付与することもでき、例えば、エポキ
シ基を持つ重合体(B)を得た後、アンモニア、メチル
アミン等で処理することによるアミノ基の付与、または
亜硫酸水素ナトリウム、硫酸で処理することによるスル
ホン基を付与することができる。また、重合体(B)を
構成する重合性モノマーの好ましい組合せとしては、非
共役ビニル化合物、多価メタクリレート化合物などの架
橋性モノマーと芳香族モノビニル化合物、アクリル酸エ
ステルモノマー、メタクリル酸エステルモノマーなどの
重合性モノマーと官能基を含有するモノマーの組み合わ
せを挙げることができ、特に、非共役ビニル化合物と芳
香族モノビニル化合物とジまたはモノカルボン酸との組
合せが好ましい。本発明において、架橋性モノマーの含
有量が10重量%以上である重合性モノマーを好ましく
は乳化重合法の重合法で重合し、架橋ポリマー粒子を得
る。また、複合架橋性ポリマー粒子は、架橋ポリマー粒
子(A)100重量部の存在下で、架橋性モノマーの含
有量が10重量%未満、および好ましくはさらに官能基
を有するモノマーの含有量が0.05〜20重量%の重
合性モノマー0.01〜900重量部を、好ましくは乳
化重合法の重合法で重合する。本発明において、架橋ポ
リマー粒子の表面を部分的に重合体(B)で被覆すると
いうことは、架橋ポリマー粒子の全表面積の100%未
満、好ましくは0.00001%以上100%未満を重
合体(B)で被覆するということを示す。
は、前記と同様のものを挙げることができる。重合体B
を構成するためのモノマーとして好ましいものは、上記
架橋性モノマー以外の重合性モノマーのうち、芳香族ビ
ニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、官
能基を有するモノマーなど、具体的には、スチレン、エ
チルビニルベンゼン、アクリロニトリル、メチルメタク
リレート、ブチルアクリレート、(メタ)アクリル酸な
どである。また、上記の重合体(B)に官能基を化学処
理することにより付与することもでき、例えば、エポキ
シ基を持つ重合体(B)を得た後、アンモニア、メチル
アミン等で処理することによるアミノ基の付与、または
亜硫酸水素ナトリウム、硫酸で処理することによるスル
ホン基を付与することができる。また、重合体(B)を
構成する重合性モノマーの好ましい組合せとしては、非
共役ビニル化合物、多価メタクリレート化合物などの架
橋性モノマーと芳香族モノビニル化合物、アクリル酸エ
ステルモノマー、メタクリル酸エステルモノマーなどの
重合性モノマーと官能基を含有するモノマーの組み合わ
せを挙げることができ、特に、非共役ビニル化合物と芳
香族モノビニル化合物とジまたはモノカルボン酸との組
合せが好ましい。本発明において、架橋性モノマーの含
有量が10重量%以上である重合性モノマーを好ましく
は乳化重合法の重合法で重合し、架橋ポリマー粒子を得
る。また、複合架橋性ポリマー粒子は、架橋ポリマー粒
子(A)100重量部の存在下で、架橋性モノマーの含
有量が10重量%未満、および好ましくはさらに官能基
を有するモノマーの含有量が0.05〜20重量%の重
合性モノマー0.01〜900重量部を、好ましくは乳
化重合法の重合法で重合する。本発明において、架橋ポ
リマー粒子の表面を部分的に重合体(B)で被覆すると
いうことは、架橋ポリマー粒子の全表面積の100%未
満、好ましくは0.00001%以上100%未満を重
合体(B)で被覆するということを示す。
【0010】上記の架橋ポリマー粒子および複合架橋ポ
リマー粒子を得るための重合における重合性モノマーの
添加方法は、好ましくは一部または全量を連続的または
間欠的に添加する方法である。上記の乳化重合で使用さ
れる重合開始剤としては、通常の乳化重合、懸濁重合で
用いられるものであれば特に制限されないが、過硫酸カ
リウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどの
過硫酸塩系開始剤、アゾ系開始剤および過酸化水素、有
機過酸化物などを単独で、あるいはアスコルビン酸など
の各種還元剤と組み合わせて使用してもよい。上記の乳
化重合においては、重合反応系の安定性を高めるため、
懸濁保護剤または界面活性剤が使用される。界面活性剤
としては通常のものを用いることができ、例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸塩、ドデシル硫酸塩、ラウリル
硫酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルプロペニルフェニルエーテル硫酸塩、ナフ
タレンスルホン酸のホルマリン縮合物などのアニオン系
界面活性剤を例示するこができる。ここで、塩としてナ
トリウム、アンモニウム、カリウムなどを挙げることが
できる。さらに、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル、ポリエチレングリコールモノステアレート、ポ
リオキシエチレンアルキルプロペニルフェニルエーテ
ル、ソルビタンモノステアレートなどのノニオン系界面
活性剤を使用することも可能である。また、ナフタレン
スルホン酸ナトリウムなど一般に知られている反応性乳
化剤を単独あるいは上記の界面活性剤と併用して使用す
ることが可能である。好ましい懸濁保護剤としては、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキ
シメチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒド
ロキシプロピルセルロースなどの水溶性高分子を使うこ
とができる。これらは、単独でもよく、また組み合わせ
て使用することが可能である。好ましい組み合わせとし
ては、アニオン系界面活性剤とノニオン系界面活性剤と
水溶性高分子の組み合わせがある。本発明においては、
架橋ポリマー粒子を使用するにあたり、公知の有機ポリ
マー粒子、無機粒子を40重量%以下、好ましくは20
重量%以下、更に好ましくは10重量%以下併用するこ
とも可能である。併用可能な有機ポリマー粒子とはポリ
スチレン粒子、ポリメチルメタクリレート粒子、ポリベ
ンゾグアナミン粒子、エポキシ粒子、コーンスターチな
どが挙げられる。また併用可能な無機粒子とは天然シリ
カ、炭酸カルシウム、合成シリカ、雲母などが挙げられ
る。
リマー粒子を得るための重合における重合性モノマーの
添加方法は、好ましくは一部または全量を連続的または
間欠的に添加する方法である。上記の乳化重合で使用さ
れる重合開始剤としては、通常の乳化重合、懸濁重合で
用いられるものであれば特に制限されないが、過硫酸カ
リウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどの
過硫酸塩系開始剤、アゾ系開始剤および過酸化水素、有
機過酸化物などを単独で、あるいはアスコルビン酸など
の各種還元剤と組み合わせて使用してもよい。上記の乳
化重合においては、重合反応系の安定性を高めるため、
懸濁保護剤または界面活性剤が使用される。界面活性剤
としては通常のものを用いることができ、例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸塩、ドデシル硫酸塩、ラウリル
硫酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチ
レンアルキルプロペニルフェニルエーテル硫酸塩、ナフ
タレンスルホン酸のホルマリン縮合物などのアニオン系
界面活性剤を例示するこができる。ここで、塩としてナ
トリウム、アンモニウム、カリウムなどを挙げることが
できる。さらに、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル、ポリエチレングリコールモノステアレート、ポ
リオキシエチレンアルキルプロペニルフェニルエーテ
ル、ソルビタンモノステアレートなどのノニオン系界面
活性剤を使用することも可能である。また、ナフタレン
スルホン酸ナトリウムなど一般に知られている反応性乳
化剤を単独あるいは上記の界面活性剤と併用して使用す
ることが可能である。好ましい懸濁保護剤としては、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキ
シメチルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒド
ロキシプロピルセルロースなどの水溶性高分子を使うこ
とができる。これらは、単独でもよく、また組み合わせ
て使用することが可能である。好ましい組み合わせとし
ては、アニオン系界面活性剤とノニオン系界面活性剤と
水溶性高分子の組み合わせがある。本発明においては、
架橋ポリマー粒子を使用するにあたり、公知の有機ポリ
マー粒子、無機粒子を40重量%以下、好ましくは20
重量%以下、更に好ましくは10重量%以下併用するこ
とも可能である。併用可能な有機ポリマー粒子とはポリ
スチレン粒子、ポリメチルメタクリレート粒子、ポリベ
ンゾグアナミン粒子、エポキシ粒子、コーンスターチな
どが挙げられる。また併用可能な無機粒子とは天然シリ
カ、炭酸カルシウム、合成シリカ、雲母などが挙げられ
る。
【0011】本発明において、印刷版材料の基板として
は、亜鉛、銅、マグネシウム合金などの金属、石、プラ
スチック、紙などが用いられ、印刷の種類によって適宜
選択される。また、感光層は、天然または合成コロイド
と感光剤との混合物や、感光性重合体などからなる。天
然または合成コロイドとしては、デンプン、カゼイン、
アルブミン、アラビアゴム、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ゼラチンなどを、感光剤としてはハロゲン化銀、重
クロム酸塩、ジアゾ化合物、アジド化合物などを、感光
性重合体としては、感光剤を含有または共重合した不飽
和ポリエステル、ポリアミド、ポリビニルアルコール、
シリコーンゴムなどを挙げることができる。さらに、本
発明に使用できるカバーフィルムは、露光する光に対し
て透明であることが必要で、公知の透明プラスチックフ
ィルムが利用できる。例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化
ビニル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリスチレン、セ
ロファン、ポリビニルアルコール、酢酸セルロースなど
が上げられる。カバーフィルムの厚みは0.1〜20μ
mが好ましく、より好ましくは1〜15μmである。ま
た、カバーフィルムにポリマーバインダーと架橋ポリマ
ー粒子を混合したポリマー溶液を塗布する際にはフィル
ム表面をコロナ放電処理や火炎処理して密着性を高める
方法を併用することが好ましい。本発明において基板と
感光層の間および感光層とカバーフィルムの間には、必
要に応じて下塗り層や接着層を設けてもよい。
は、亜鉛、銅、マグネシウム合金などの金属、石、プラ
スチック、紙などが用いられ、印刷の種類によって適宜
選択される。また、感光層は、天然または合成コロイド
と感光剤との混合物や、感光性重合体などからなる。天
然または合成コロイドとしては、デンプン、カゼイン、
アルブミン、アラビアゴム、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ゼラチンなどを、感光剤としてはハロゲン化銀、重
クロム酸塩、ジアゾ化合物、アジド化合物などを、感光
性重合体としては、感光剤を含有または共重合した不飽
和ポリエステル、ポリアミド、ポリビニルアルコール、
シリコーンゴムなどを挙げることができる。さらに、本
発明に使用できるカバーフィルムは、露光する光に対し
て透明であることが必要で、公知の透明プラスチックフ
ィルムが利用できる。例えば、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化
ビニル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリスチレン、セ
ロファン、ポリビニルアルコール、酢酸セルロースなど
が上げられる。カバーフィルムの厚みは0.1〜20μ
mが好ましく、より好ましくは1〜15μmである。ま
た、カバーフィルムにポリマーバインダーと架橋ポリマ
ー粒子を混合したポリマー溶液を塗布する際にはフィル
ム表面をコロナ放電処理や火炎処理して密着性を高める
方法を併用することが好ましい。本発明において基板と
感光層の間および感光層とカバーフィルムの間には、必
要に応じて下塗り層や接着層を設けてもよい。
【0012】本発明の印刷版材料において、上記架橋ポ
リマー粒子を含有する層を形成するには、架橋ポリマ
ー粒子を感光層に添加する、感光層の上に架橋ポリマ
ーを含むフィルムを積層するまたは架橋ポリマー粒子を
含有する分散液を塗布することにより、架橋ポリマー層
を形成する、架橋ポリマー粒子をカバーフィルムに添
加する、カバーフィルムの上に架橋ポリマーを含むフ
ィルムを積層するまたは架橋ポリマーを含有する溶液を
塗布することにより架橋ポリマー層を形成するなどのい
ずれの方法でもよく、これらの方法を組み合わせること
もできるが、製造プロセスの生産性および品質の点か
ら、およびの方法をそれぞれ単独で、または組合せ
て使用することが好ましい。
リマー粒子を含有する層を形成するには、架橋ポリマ
ー粒子を感光層に添加する、感光層の上に架橋ポリマ
ーを含むフィルムを積層するまたは架橋ポリマー粒子を
含有する分散液を塗布することにより、架橋ポリマー層
を形成する、架橋ポリマー粒子をカバーフィルムに添
加する、カバーフィルムの上に架橋ポリマーを含むフ
ィルムを積層するまたは架橋ポリマーを含有する溶液を
塗布することにより架橋ポリマー層を形成するなどのい
ずれの方法でもよく、これらの方法を組み合わせること
もできるが、製造プロセスの生産性および品質の点か
ら、およびの方法をそれぞれ単独で、または組合せ
て使用することが好ましい。
【0013】まず、感光層に架橋ポリマー粒子を添加
する場合には、架橋ポリマー粒子は感光層中の感光剤
層、下塗層、中間層などいずれの層にも添加することが
できる。 架橋ポリマー粒子の添加量は一般に天然また
は合成コロイドに対して0.5〜50重量%、好ましく
は1〜40重量%である。また、上記またはの方法
において、架橋ポリマー粒子を含有するフィルムは、架
橋ポリマー粒子を上記カバーフィルムを形成するような
ポリマーフィルム中に添加することにより得られる。ま
た、架橋ポリマー粒子を含有する溶液とは、架橋架橋ポ
リマー粒子を成膜性を有するポリマーをバインダーとし
て分散させたものである。ここで、成膜性を有するポリ
マーとしては、結晶性及び非晶性の飽和ポリエステル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、熱硬化性ポリウレタン樹
脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹
脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、塩素化ポリオレフィ
ン樹脂などが挙げられる。また、ポリマーバインダーに
架橋架橋剤を併用することも可能である。架橋剤の例と
しては、多官能イソシアネート架橋剤、多官能エポキシ
架橋剤、アミノ樹脂架橋剤などが挙げられ、用いるポリ
マーバインダーに合わせて適宜選択して利用する。
する場合には、架橋ポリマー粒子は感光層中の感光剤
層、下塗層、中間層などいずれの層にも添加することが
できる。 架橋ポリマー粒子の添加量は一般に天然また
は合成コロイドに対して0.5〜50重量%、好ましく
は1〜40重量%である。また、上記またはの方法
において、架橋ポリマー粒子を含有するフィルムは、架
橋ポリマー粒子を上記カバーフィルムを形成するような
ポリマーフィルム中に添加することにより得られる。ま
た、架橋ポリマー粒子を含有する溶液とは、架橋架橋ポ
リマー粒子を成膜性を有するポリマーをバインダーとし
て分散させたものである。ここで、成膜性を有するポリ
マーとしては、結晶性及び非晶性の飽和ポリエステル樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、熱硬化性ポリウレタン樹
脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂、メラミン樹脂、尿素樹
脂、アクリル樹脂、アルキド樹脂、塩素化ポリオレフィ
ン樹脂などが挙げられる。また、ポリマーバインダーに
架橋架橋剤を併用することも可能である。架橋剤の例と
しては、多官能イソシアネート架橋剤、多官能エポキシ
架橋剤、アミノ樹脂架橋剤などが挙げられ、用いるポリ
マーバインダーに合わせて適宜選択して利用する。
【0014】上該ポリマーフィルムまたはポリマー分散
液なかのバインダーに対する架橋ポリマー粒子の添加割
合は、通常、0.01重量%〜20重量%、好ましくは
0.1〜10重量%である。上該ポリマー溶液の塗布量
は乾燥厚みで10g/m2以下、好ましくは4g/m2以
下である。塗布量の下限については限定するものではな
いが、塗工性の点から0.1g/m2以上であることが
好ましい。本発明で使用する架橋ポリマー粒子とポリマ
ーフィルムおよびポリマーバインダーの屈折率差は特に
限定されるものではないが、光の透過性の観点から0.
3以下であることが好ましい。なお、上記またはの
方法により得られる架橋ポリマー粒子を含有するポリマ
ー層は、カバーフィルムを兼ねることもできる。次に、
架橋ポリマー粒子をカバーフィルムに添加する割合と
しては、カバーフィルムの、通常0.01〜20重量
%、好ましくは0. 1〜10重量%である。本発明の
印刷版材料は、凸版印刷版、平版印刷版、水無し平版印
刷版、ドライフィルムレジスト、ダイレクト製版、電子
写真平版印刷版、フレキソ印刷版などに有為に適用可能
である。本発明の印刷版材料と共に使用できる原画フィ
ルムとしては、通常のポジフィルム、ネガフィルムのい
ずれも使用することができる。
液なかのバインダーに対する架橋ポリマー粒子の添加割
合は、通常、0.01重量%〜20重量%、好ましくは
0.1〜10重量%である。上該ポリマー溶液の塗布量
は乾燥厚みで10g/m2以下、好ましくは4g/m2以
下である。塗布量の下限については限定するものではな
いが、塗工性の点から0.1g/m2以上であることが
好ましい。本発明で使用する架橋ポリマー粒子とポリマ
ーフィルムおよびポリマーバインダーの屈折率差は特に
限定されるものではないが、光の透過性の観点から0.
3以下であることが好ましい。なお、上記またはの
方法により得られる架橋ポリマー粒子を含有するポリマ
ー層は、カバーフィルムを兼ねることもできる。次に、
架橋ポリマー粒子をカバーフィルムに添加する割合と
しては、カバーフィルムの、通常0.01〜20重量
%、好ましくは0. 1〜10重量%である。本発明の
印刷版材料は、凸版印刷版、平版印刷版、水無し平版印
刷版、ドライフィルムレジスト、ダイレクト製版、電子
写真平版印刷版、フレキソ印刷版などに有為に適用可能
である。本発明の印刷版材料と共に使用できる原画フィ
ルムとしては、通常のポジフィルム、ネガフィルムのい
ずれも使用することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。なお、以下の記載
において「部」は重量部、「%」は「重量%」を表わ
す。粒子径の測定方法 複合架橋ポリマー粒子の平均粒子径の測定は、透過型電
子顕微鏡写真により直接100個の粒子について計測し
た粒子径(粒子が円球でない場合は、長径と短径を測定
しその平均値を求めた。)の平均値を求めることにより
行なった。
はこれらに限定されるものではない。なお、以下の記載
において「部」は重量部、「%」は「重量%」を表わ
す。粒子径の測定方法 複合架橋ポリマー粒子の平均粒子径の測定は、透過型電
子顕微鏡写真により直接100個の粒子について計測し
た粒子径(粒子が円球でない場合は、長径と短径を測定
しその平均値を求めた。)の平均値を求めることにより
行なった。
【0016】架橋ポリマー粒子の製造例 以下の[製造例1]〜[製造例5]により架橋ポリマー
微粒子a〜eを得た。 [製造例1]ジビニルベンゼン(市販品、純度55%、
残余の40%はエチルビニルベンセン、残余の5%はジ
エチルベンゼン)50部、スチレン50部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ポリビニルアルコー
ル0.5部、イオン交換水1000部、α,α′−アゾ
イソブチロニトリル1部を反応容器に仕込み、ホモミキ
サーにより12,000rpmで60分撹拌して均一と
した。ついで窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱し
3時間撹拌を続けて懸濁重合を行ない、平均粒子径1.
9μmのポリマー微粒子aを得た。 [製造例2]重量平均分子量が15,000からなる平
均粒子径が0.25μmポリメチルメタクリレート粒子
を10部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5
部、エチレングリコールジメタクリレート(市販品、純
度99%)30部、メチルメタクリレート70部、過硫
酸ナトリウム1部、イオン交換水700部を反応容器に
仕込み窒素ガスを吹き込みながら撹拌下80℃で1時間
重合し、平均粒子径0.5μmのポリマー微粒子bを得
た。 [製造例3]ジビニルベンゼン(純度等は製造例1と同
じ)50部、スチレン50部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム5部、ポリビニルアルコール0.5部、
イオン交換水1000部、α,α′−アゾイソブチロニ
トリル1部を反応容器に仕込み、ホモミキサーにより1
2,000rpmで60分撹拌して均一とした。ついで
窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱し3時間撹拌を
続けて重合を行なった。その後、引き続き第二工程とし
て、過硫酸カリウム1部を反応容器に仕込み、メチルメ
タクリレート70部、n−ブチルアクリレート20部、
メタクリル酸9部、エチレングリコールメタクリレート
1部、イオン交換水40部、ドデシルベンゼンスルホン
酸0.5部、ポリビニルアルコール1部を混合してでき
るエマルジョンを3時間にわたり連続的に添加し重合を
完結させ平均粒子径2.3μmのポリマー微粒子cを製
造した。
微粒子a〜eを得た。 [製造例1]ジビニルベンゼン(市販品、純度55%、
残余の40%はエチルビニルベンセン、残余の5%はジ
エチルベンゼン)50部、スチレン50部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム5部、ポリビニルアルコー
ル0.5部、イオン交換水1000部、α,α′−アゾ
イソブチロニトリル1部を反応容器に仕込み、ホモミキ
サーにより12,000rpmで60分撹拌して均一と
した。ついで窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱し
3時間撹拌を続けて懸濁重合を行ない、平均粒子径1.
9μmのポリマー微粒子aを得た。 [製造例2]重量平均分子量が15,000からなる平
均粒子径が0.25μmポリメチルメタクリレート粒子
を10部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5
部、エチレングリコールジメタクリレート(市販品、純
度99%)30部、メチルメタクリレート70部、過硫
酸ナトリウム1部、イオン交換水700部を反応容器に
仕込み窒素ガスを吹き込みながら撹拌下80℃で1時間
重合し、平均粒子径0.5μmのポリマー微粒子bを得
た。 [製造例3]ジビニルベンゼン(純度等は製造例1と同
じ)50部、スチレン50部、ドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム5部、ポリビニルアルコール0.5部、
イオン交換水1000部、α,α′−アゾイソブチロニ
トリル1部を反応容器に仕込み、ホモミキサーにより1
2,000rpmで60分撹拌して均一とした。ついで
窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱し3時間撹拌を
続けて重合を行なった。その後、引き続き第二工程とし
て、過硫酸カリウム1部を反応容器に仕込み、メチルメ
タクリレート70部、n−ブチルアクリレート20部、
メタクリル酸9部、エチレングリコールメタクリレート
1部、イオン交換水40部、ドデシルベンゼンスルホン
酸0.5部、ポリビニルアルコール1部を混合してでき
るエマルジョンを3時間にわたり連続的に添加し重合を
完結させ平均粒子径2.3μmのポリマー微粒子cを製
造した。
【0017】[製造例4]重量平均分子量が15,00
0からなる平均粒子径が0.25μmポリスチレン粒子
を10部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5
部、ジビニルベンゼン(純度等は製造例1と同じ)65
部、スチレン35部、過硫酸ナトリウム1部、イオン交
換水700部を反応容器に仕込み窒素ガスを吹き込みな
がら撹拌下80℃で1時間重合した。その後、引き続き
第二工程でスチレン1部、メタクリル酸1部、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート0.5部、過硫酸ナトリウ
ム0.5部を添加し、80℃でさらに3時間重合し重合
を完結さ平均粒子径0.6μmのポリマー微粒子dを製
造した。 [製造例5]メチルメタクリレート100部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム3部、ポリビニルアルコ
ール0.5部、イオン交換水1000部、α,α′−ア
ゾイソブチロニトリル1部を反応容器に仕込み、ホモミ
キサーにより15,000rpmで60分撹拌して均一
とした。ついで窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱
し3時間撹拌を続けて懸濁重合を行ない、平均粒子径
1.9μmのポリマー微粒子eを得た。
0からなる平均粒子径が0.25μmポリスチレン粒子
を10部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5
部、ジビニルベンゼン(純度等は製造例1と同じ)65
部、スチレン35部、過硫酸ナトリウム1部、イオン交
換水700部を反応容器に仕込み窒素ガスを吹き込みな
がら撹拌下80℃で1時間重合した。その後、引き続き
第二工程でスチレン1部、メタクリル酸1部、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート0.5部、過硫酸ナトリウ
ム0.5部を添加し、80℃でさらに3時間重合し重合
を完結さ平均粒子径0.6μmのポリマー微粒子dを製
造した。 [製造例5]メチルメタクリレート100部、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム3部、ポリビニルアルコ
ール0.5部、イオン交換水1000部、α,α′−ア
ゾイソブチロニトリル1部を反応容器に仕込み、ホモミ
キサーにより15,000rpmで60分撹拌して均一
とした。ついで窒素ガスを吹き込みながら80℃に加熱
し3時間撹拌を続けて懸濁重合を行ない、平均粒子径
1.9μmのポリマー微粒子eを得た。
【0018】実施例1〜4 ポリマー微粒子a〜dを用いて以下の方法で水無し平版
印刷版を作成し、露光テストをおこなった。結果を表1
に示す。 (1)カバーフィルムの作成 ポリウレタン(三洋化成社製サンプレンSZ18)10
0部、ポリマー微粒子8部、ジメチルホルムアミド45
0部、メチルエチルケトン450部を混合して塗布液を
作成した。この塗布液をポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(8μm)に塗布し、100℃、30秒で乾燥さ
せた。乾燥後の塗布層の厚みは1g/m2であり、粒子
の添加量は0.07g/m2であった。 (2)水無し平版印刷版の作成と密着時間の測定 上記のカバーフィルムを東レ水無し平版TAPのシリコ
ーンゴム層に接するようにしてラミネートし、水無し平
版印刷原版を作成した。真空焼き枠(大日本スクリーン
製造製TYPE P−802G)を用いて、この印刷版
原版にポジフィルム(を密着させ、その所用時間を測定
した。 (3)露光、現像での評価 上記の版を用いて自動現像機(東レ TWL860K)
にて露光、現像を行い、焼きボケの有無を目視で判定し
た。
印刷版を作成し、露光テストをおこなった。結果を表1
に示す。 (1)カバーフィルムの作成 ポリウレタン(三洋化成社製サンプレンSZ18)10
0部、ポリマー微粒子8部、ジメチルホルムアミド45
0部、メチルエチルケトン450部を混合して塗布液を
作成した。この塗布液をポリエチレンテレフタレートフ
ィルム(8μm)に塗布し、100℃、30秒で乾燥さ
せた。乾燥後の塗布層の厚みは1g/m2であり、粒子
の添加量は0.07g/m2であった。 (2)水無し平版印刷版の作成と密着時間の測定 上記のカバーフィルムを東レ水無し平版TAPのシリコ
ーンゴム層に接するようにしてラミネートし、水無し平
版印刷原版を作成した。真空焼き枠(大日本スクリーン
製造製TYPE P−802G)を用いて、この印刷版
原版にポジフィルム(を密着させ、その所用時間を測定
した。 (3)露光、現像での評価 上記の版を用いて自動現像機(東レ TWL860K)
にて露光、現像を行い、焼きボケの有無を目視で判定し
た。
【0019】比較例1〜2 実施例1〜4で使用した微粒子に代えて、微粒子eと微
粒子f(水沢化学工業製シリカ粒子 ミズカシルP−8
02)を使う以外は全く同様に、評価した。結果を表1
に示す。
粒子f(水沢化学工業製シリカ粒子 ミズカシルP−8
02)を使う以外は全く同様に、評価した。結果を表1
に示す。
【0020】
【表1】
【0021】実施例5 下引処理したポリエステルフィルム支持体の片面に微粒
子bを含有するマット化層を設け、反対側の面にカーボ
ンブラックを光反射率5%となる量で含むハレーション
防止用下塗り層とその上にスペクトル増幅された高感度
塩化銀乳化層を設けた。下塗層に微粒子b(1.2g/
m2)をゼラチン(3g/m2)に混合させて、乳剤層に
ゼラチン(1.5g/m2)、硝酸銀に換算したハロゲ
ン化銀(1.5g/m2)の割合で塗布した。この下塗
り層と乳化剤層は硬化剤としてホルマリンを含んでいる
(5mg/ゼラチン1g)。乾燥後、40℃×14日加
温した後、この乳剤層の上に塗液(イオン交換樹脂処理
された硫化パラジウムゾル/ハイドロキノン/サポニン
/水からなる)を塗布、乾燥し、平版印刷版を製造し
た。ハロゲン化銀乳剤は、物理熟成時にハロゲン化銀1
モル当たり5×10-6モルの塩化ロジウムを添加したも
ので、平均粒子径0.45μmであった。化学増感は、
ハロゲン化銀1モルあたり3×10-5モルのチオ硫酸ナ
トリウム、4×10-5モルのHAuCl4で行い、スペ
クトル増感色素はハロゲン化銀1モル当たり3×10-4
モルのシアニン色素を用いた。上記で作成した印刷版に
200線/インチのコンタクトスクリーン(大日本スク
リーン製)を良く密着させ、露光を施した(大日本スク
リーン製 ダイレクトスキャナグラフSG−606)。
露光後、転写現像液で現像し、中和液で処理したのち、
室温で乾燥した。得られた平版印刷版を用いて、印刷し
て下記の評価を行った。インキのり性 : 版面にインキ付ローラーを接触させる
と同時に紙送りを始め、良好な画像濃度で印刷物が得ら
れるまでの印刷枚数で評価した。 ○ 10枚以下で得られた、 × 20枚以上要した地汚れ : 5000枚の印刷を行い、その時の印刷物の
汚れの程度から評価した。 ○ 全く汚れが発生しなか
った、 × 全面に濃い汚れ耐刷性 : 良好な画像の印刷物が画像のトビ、画像濃度
の低下または画像のつぶれの発生で良好な印刷物でなく
なるまでの印刷枚数で評価した。 ◎ 5000枚以上良好な印刷物、 ○ 4000枚以上50
00枚以下で良好 結果を表2に示す。
子bを含有するマット化層を設け、反対側の面にカーボ
ンブラックを光反射率5%となる量で含むハレーション
防止用下塗り層とその上にスペクトル増幅された高感度
塩化銀乳化層を設けた。下塗層に微粒子b(1.2g/
m2)をゼラチン(3g/m2)に混合させて、乳剤層に
ゼラチン(1.5g/m2)、硝酸銀に換算したハロゲ
ン化銀(1.5g/m2)の割合で塗布した。この下塗
り層と乳化剤層は硬化剤としてホルマリンを含んでいる
(5mg/ゼラチン1g)。乾燥後、40℃×14日加
温した後、この乳剤層の上に塗液(イオン交換樹脂処理
された硫化パラジウムゾル/ハイドロキノン/サポニン
/水からなる)を塗布、乾燥し、平版印刷版を製造し
た。ハロゲン化銀乳剤は、物理熟成時にハロゲン化銀1
モル当たり5×10-6モルの塩化ロジウムを添加したも
ので、平均粒子径0.45μmであった。化学増感は、
ハロゲン化銀1モルあたり3×10-5モルのチオ硫酸ナ
トリウム、4×10-5モルのHAuCl4で行い、スペ
クトル増感色素はハロゲン化銀1モル当たり3×10-4
モルのシアニン色素を用いた。上記で作成した印刷版に
200線/インチのコンタクトスクリーン(大日本スク
リーン製)を良く密着させ、露光を施した(大日本スク
リーン製 ダイレクトスキャナグラフSG−606)。
露光後、転写現像液で現像し、中和液で処理したのち、
室温で乾燥した。得られた平版印刷版を用いて、印刷し
て下記の評価を行った。インキのり性 : 版面にインキ付ローラーを接触させる
と同時に紙送りを始め、良好な画像濃度で印刷物が得ら
れるまでの印刷枚数で評価した。 ○ 10枚以下で得られた、 × 20枚以上要した地汚れ : 5000枚の印刷を行い、その時の印刷物の
汚れの程度から評価した。 ○ 全く汚れが発生しなか
った、 × 全面に濃い汚れ耐刷性 : 良好な画像の印刷物が画像のトビ、画像濃度
の低下または画像のつぶれの発生で良好な印刷物でなく
なるまでの印刷枚数で評価した。 ◎ 5000枚以上良好な印刷物、 ○ 4000枚以上50
00枚以下で良好 結果を表2に示す。
【0022】実施例6 実施例5において、下塗層に微粒子bに代えて微粒子c
を添加する以外は、実施例5と同様にして平板印刷版を
製造し、評価した。結果を表2に示す。比較例3 実施例5において、下塗層に微粒子bに代えて微粒子f
を添加する以外は、実施例5と同様にして平板印刷版を
製造し、評価した。結果を表2に示す。
を添加する以外は、実施例5と同様にして平板印刷版を
製造し、評価した。結果を表2に示す。比較例3 実施例5において、下塗層に微粒子bに代えて微粒子f
を添加する以外は、実施例5と同様にして平板印刷版を
製造し、評価した。結果を表2に示す。
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】本発明は、前記従来の技術的課題を背景
になされたもので、カバーフィルムに適用した場合には
露光時に原画フィルムとの真空密着性に優れ、凹凸パタ
ーンの転写による画質劣化がすくなくでき、平版印刷版
の感光層に適用した場合にはインキ着肉性、地汚れの少
ない、耐刷性の優れた良好な砂目を形成できた。
になされたもので、カバーフィルムに適用した場合には
露光時に原画フィルムとの真空密着性に優れ、凹凸パタ
ーンの転写による画質劣化がすくなくでき、平版印刷版
の感光層に適用した場合にはインキ着肉性、地汚れの少
ない、耐刷性の優れた良好な砂目を形成できた。
Claims (1)
- 【請求項1】 架橋性モノマーの含有量が10重量%以
上の重合性モノマーを重合して得られる架橋ポリマー粒
子を含有する層を有することを特徴とする印刷版材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7673294A JPH07261401A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 印刷版材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7673294A JPH07261401A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 印刷版材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07261401A true JPH07261401A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13613759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7673294A Pending JPH07261401A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 印刷版材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07261401A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004511006A (ja) * | 2000-09-19 | 2004-04-08 | シップレーカンパニー エル エル シー | 反射防止組成物 |
| WO2012043282A1 (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-05 | 東レ株式会社 | 直描型水なし平版印刷版原版 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP7673294A patent/JPH07261401A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004511006A (ja) * | 2000-09-19 | 2004-04-08 | シップレーカンパニー エル エル シー | 反射防止組成物 |
| JP4772268B2 (ja) * | 2000-09-19 | 2011-09-14 | ローム・アンド・ハース・エレクトロニック・マテリアルズ,エル.エル.シー. | 反射防止組成物 |
| WO2012043282A1 (ja) * | 2010-09-30 | 2012-04-05 | 東レ株式会社 | 直描型水なし平版印刷版原版 |
| US9164378B2 (en) | 2010-09-30 | 2015-10-20 | Toray Industries, Inc. | Direct drawing-type waterless lithographic printing original plate |
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