JPH0726185U - 筆記具 - Google Patents

筆記具

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JPH0726185U
JPH0726185U JP6136793U JP6136793U JPH0726185U JP H0726185 U JPH0726185 U JP H0726185U JP 6136793 U JP6136793 U JP 6136793U JP 6136793 U JP6136793 U JP 6136793U JP H0726185 U JPH0726185 U JP H0726185U
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雅宣 坂本
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坂本文具株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆記を開始する際に特別な音響を発生させて
趣味性に優れた筆記具を提供する。 【構成】 空洞状把持部体1内に操作部体13における
圧下操作によって一端部から筆記部を出没作動させるよ
うにしたものにおいて、前記操作部体13に形成された
ラック部131と係合して回転作動せしめられる原動ギ
ヤ部体2を前記空洞状把持部体1内に設け、該原動ギヤ
部体2に中間ギヤ3を係合させると共に音響板6に設け
られた係突片62と係脱する作動ギヤ4をも係合せし
め、しかも該中間ギヤ3に対し別に上記空洞状把持部体
1内に設けられたフライホイール5の被動ギヤを係合さ
せたことを特徴とする筆記具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は筆記具に係り、筆記の開始に当って、特別な音響を発生せしめ、趣味 性に優れた筆記具を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
筆記具は従来から種々に採用されており、近時においては色彩や凹凸ないし模 様、図柄を施し、あるいは小型模型部体を取付け、更には回転その他の作動がな される作動部体を取付けるようなことも行われていて、夫々に特異な趣味性を得 しめるようにしたものが発表されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したような従来の筆記具においては筆記操作や視覚的にはそれなりに満足 し得るものであっても聴覚的には殆んど満足すべきものがない。即ち、その趣味 性は視覚上に限定されたものとなり、取扱者ないし使用者に対し必ずしも充分な 満足感を与えることができない。
【0004】 例えば学習時において単なる騒音が好ましいものでないとしても、相当時間に 亘る学習後における清涼な音響は疲労感などを払拭軽減する上において有効であ り、又殊更に清涼な音響でないとしても各人の好みに即応した音響により聴覚を も刺戟するならば疲労感などを適切に軽減することができるが、このような手段 を筆記具において求めることができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記したような従来技術における課題を解決することについて検討を 重ね、筆記具部体において適切な音響を得しめ使用者の趣味感を満足させ、また 疲労感などの軽減を図ることに成功したものであって、以下の如くである。
【0006】 (1) 空洞状把持部体内に操作部体における圧下操作によって一端部から筆記 部を出没作動させるようにしたものにおいて、前記操作部体に形成されたラック 部と係合して回転作動せしめられる原動ギヤ部体を前記空洞状把持部体内に設け 、該原動ギヤ部体に中間ギヤを係合させると共に音響板に設けられた係突片と係 脱する作動ギヤをも係合せしめ、しかも該中間ギヤに対し別に上記空洞状把持部 体内に設けられたフライホイールの被動ギヤを係合させたことを特徴とする筆記 具。
【0007】 (2) 原動ギヤ部体に操作部体のラック部と係合する起動部体を同軸状に設け 、該起動部体に形成された一方向係止部と係脱する係突部を前記原動ギヤ部体に 配設したことを特徴とする前記(1)項に記載の筆記具。
【0008】 (3) 空洞状把持部体の他端部に動物その他の音響発生体の模型を取付け、音 響板および該音響板に設けられた係突片ならびに該係突片と係脱する作動ギヤの 形状や構成の何れか1つまたは2つ以上を上記模型音響発生体による発生音響に 準じた音響が得られる如く選んだことを特徴とした前記(1)項または前記(2 )項に記載の筆記具。
【0009】 (4) 空洞状把持部体を円筒状に形成し、該空洞状把持部体内に原動ギヤ部体 、中間ギヤおよび作動ギヤとフライホイールをそれら部体の端面が夫々空洞状把 持部体の軸方向と平行状に設け、音響板を該空洞状把持部体の軸方向に対し直交 状に設けたことを特徴とした前記(1)〜(3)項に記載の筆記具。
【0010】
【作用】
空洞状把持部体内に操作部体における圧下操作によって一端部から筆記部を出 没作動させるようにしたものにおいて、前記操作部体に形成されたラック部と係 合して回転作動せしめられる原動ギヤ部体を前記空洞状把持部体内に設け、該原 動ギヤ部体に中間ギヤを係合させると共に音響板に設けられた係突片と係脱する 作動ギヤをも係合せしめることにより空洞状把持部体内に設けられた原動ギヤ部 体を筆記部出没作動させる操作部体によって回転作動せしめ、中間ギヤを介して 作動ギヤを回転させて係突片により音響板で音響を発生させる。
【0011】 上記のように原動ギヤ部体を介して作動せしめられる中間ギヤに対し別に上記 空洞状把持部体内に設けられたフライホイールの被動ギヤを係合させたことによ って操作部体による瞬間的な筆記部の出没操作によってフライホイールによる継 続的回転作動を得しめ、上記のような音響板によって得られる音響に適切な継続 性を附与する。
【0012】 原動ギヤ部体に操作部体のラック部と係合する起動部体を同軸状に設け、該起 動部体に形成された一方向係止部と係脱する係突部を前記原動ギヤ部体に配設し たことにより原動ギヤ部体ないし作動ギヤに到る一連の回転部体を常に一方向回 転せしめ、音響板に対する係突片の係脱を一定の関係でのみ行わせて全機構にお ける損傷発生などを回避する。
【0013】 空洞状把持部体の他端部に動物その他の音響発生体の模型を取付け、音響板お よび該音響板に設けられた係突片ならびに該係突片と係脱する作動ギヤの形状や 構成の何れか1つまたは2つ以上を上記模型音響発生体による発生音響に準じた 音響が得られる如く選んだことにより、空洞状把持部体の他端部に設けられた模 型に関連した音響を発生せしめ、恰かも該模型が音響を発生しているかの如き感 覚を得しめる。
【0014】 空洞状把持部体を円筒状に形成し、該空洞状把持部体内に原動ギヤ部体、中間 ギヤおよび作動ギヤとフライホイールをそれら部体の端面が夫々空洞状把持部体 の軸方向と平行状に設け、音響板を該空洞状把持部体の軸方向に対し直交状に設 けたことによって速度変換して相互に連動する原動ギヤ部体、中間ギヤおよび作 動ギヤとフライホイールとを棒状をなしていて筆記のための把持に適した空洞状 把持部体内へ有効に組込ましめ、しかもこのようにして取付けられた作動ギヤに 対し音響板に設けた係突片を適切に臨ませて音響発生を図らしめる。
【0015】
【実施例】
上記したような本考案によるものの具体的な実施例を添附図面に示すものにつ いて説明すると、図1に示すように一端から筆記部11を出没操作し得るように 設けられた空洞状把持部体1は図4に示すように円筒状をなす該把持部体1の軸 線を含む分割面によって2分された分割部体1a、1bによって形成され、他端 部には動物など音響発生体の模型部体12が取付けられている。
【0016】 上記したような把持部体1の一側にスライド可能として設けられているのが操 作部体13であって、該操作部体13は前記分割部体1a、1bの少くとも一方 に形成されたガイド部に係合案内され、また分割部体1a、1bに図2に示すよ うに突出部9を形成し、該突出部9の下端に形成された発条受部15にセットさ れた発条14の弾力によって常に把持部体1の他端方向に押上げられるように附 勢されている。
【0017】 上記のように2つ割り状に形成された分割部体1a、1bの内面には夫々対向 した軸受部19が多段に配設され、それらの軸受部19間には原動ギヤ部体2、 中間ギヤ3、作動ギヤ4とフライホイール5が夫々回転自在に横架され、原動ギ ヤ部体2は上記した操作部体13のラック部131と小ギヤ部22で係合する起 動部体21を有し、該起動部体21は原動ギヤ部体2の側面に形成された凹入部 20に収容され、しかもその側面に別に図6において示すような一方向係止部2 3を配設し、前記凹入部20には該一方向係止部23と係脱する係脱部24が配 設されていて、前記ラック部131の作用で回動する起動部体21の回転が一方 向においてのみ原動ギヤ部体2に伝達されるように成っている。
【0018】 大径ギヤ部31と小径ギヤ部32より成る中間ギヤ3は上記のような原動ギヤ 部体2とフライホイール5との間に軸受けしてセットされ、その大径ギヤ部31 はフライホイール5の小ギヤ51と係合し、また小径ギヤ部32は上記した原動 ギヤ部体2に係合していて、既述したようなラック部131による起動部体21 が小ギヤ部22への起動操作で原動ギヤ部体2の大径ギヤ部25→小径ギヤ部3 2→大径ギヤ部31→小ギヤ部51と順次に増速回転連動しフライホイール5を 高速回転させる。
【0019】 フライホイール5は金属質の重量部体52と前記小ギヤ部51とが一体的に形 成されたもので、上記のように増速回転連動されることにより、その回転作動を 維持し、順次に係合している中間ギヤ3、原動ギヤ部体2および該原動ギヤ部体 2に対し中間ギヤ3と対向して係合している作動ギヤ4を回転継続する。
【0020】 前記のようなフライホイール5による慣性回転継続に当っては原動ギヤ部体2 に対し既述したように配設された起動部体21は操作部体13のラック部131 が該起動部体21の小ギヤ部22と係合しており、しかも操作部体13は復動停 止していることから起動部体21は回転できない。このように起動部体21の回 転停止条件下において、しかも原動ギヤ部体2のフライホイール5による慣性回 転を可能ならしめているのが上述した一方向係止部23と係脱部24である。
【0021】 即ち上記のように原動ギヤ部体2が回動し、しかも起動部体21が停止した条 件は、前述したような起動時において原動ギヤ部体2が停止し起動部体21が操 作部体13のラック部131で回転させられる場合とは完全に逆の作動関係であ るから図6に示されたような一方向係止部23は係脱部24に係止しないことに なる。即ち原動ギヤ部体2のみが回動を継続し、ラック131と小ギヤ部22で 係合している起動部体21は停止状態を維持する。つまりこのように起動部体2 1がフライホイール5による回転継続時に停止することによりフライホイール5 による回転継続エネルギーを効率的に利用することができる。なおこのような一 方向係止部23と係脱部24との連動解脱作用は操作部体13が押込まれた後の 復動時においても同様に得られる。
【0022】 上記のような作動ギヤ4の周側ギヤ列に対しては既述したような分割部体1a 、1bに形成されたリング状溝部16、16に受入れられたリング部材60に取 付けられた音響板6の図4および図5に示すような係突片62が臨ませられ、作 動ギヤ4の回転によって音響板6において音響を発生させる。
【0023】 音響板6において得られる音響は該音響板6の材質、厚み、音響板6に適宜形 成される開口部63、突条の位置、大きさおよび数、更には作動ギヤ4の材質、 ギヤ列などを適宜に選ぶことによって変化せしめられ、多様な音響が得られるが 、何れにしても発生した音響は把持部体1の空洞内において反響し、把持部体1 の適宜の位置に設けられた伝播孔17から外部に伝播される。
【0024】 前述したように把持部体1の一端側に内装された筆記部体11には発条7が添 装され、またその上端に係脱部材8が取付けられており、該係脱部材8の一側に V字形に屈曲して突設された弾圧部81の係突部84は把持部体1の一端側側面 に穿設された穿孔18に臨ませられ、また係脱部材8の上端83には既述した操 作部体3におけるラック部131より下方に延出して形成された操作部33が臨 ませられている。
【0025】 即ち、前述したように操作部体3がその操作部132において圧下されて原動 ギヤ部体2その他の一連のギヤを回転させる作動は係脱部材8を介して筆記部体 11を把持部体1から突出させる操作であることは明かであって、このようにし て筆記部体11を圧下突出した状態で係脱部材8の弾圧部81における係突部8 4は穿孔18に係止して筆記部体11の突出状態を維持する。係突部84の穿孔 18に対する係止を解脱することによって発条7の作用で筆記部体11は把持部 体1内に引込まれることは公知の如くである。
【0026】 上記したような本考案のものは具体的実施に当って適宜に変更実施することが できる。例えば原動ギヤ部体2に関して一方向係止部23を有する起動部体21 を用いることに代えて操作部体13の圧下時にカム機構を利用してラック部13 1を前進せしめ原動ギヤ部体2のギヤに係合させて圧下し、操作部体13の復動 時には原動ギヤ部体2との係合を解脱するようにしてよい。また模型部体12と しては鳥類、虫類などを採用することも可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したような本考案によるときはボールペンやシャープペンシルのよう な筆記具において、その筆記部出没操作などを利用し好ましい音響を発生するこ とができ、それによって趣味性の高い製品を得しめるものであって、実用上その 効果の大きい考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による1実施例についての全般的な外観
を示した側面図である。
【図2】その内部構造の1例を示すように分割把持部体
の一方を取外した平面図である。
【図3】その図示上端側から見た平面図である。
【図4】図2と直交した断面による断面図である。
【図5】音響板についての一例を示した斜面図である。
【図6】原動ギヤ部体と起動部体についての斜面図であ
る。
【符号の説明】 1 空洞状把持部体 1a、1b その分割部体 2 原動ギヤ部体 3 中間ギヤ 4 作動ギヤ 5 フライホイール 6 音響板 7 発条 8 係脱部材 9 突出部 11 筆記部体 12 模型部体 13 操作部体 14 発条 15 発条受部 16 リング状溝部 17 伝播孔 18 穿孔 20 凹入部 21 起動部体 22 小ギヤ部 23 一方向回転係止部 24 係脱部 25 原動ギヤ部体2の大径ギヤ部 31 中間ギヤ3の大径ギヤ部 32 中間ギヤ3の小径ギヤ部 33 操作部 51 フライホイール5の小ギヤ部 52 フライホイール5の重量部体 60 リング部材 62 係突片 63 開口部 81 弾圧部 82 突出部 83 係脱部材8の上端 84 係突部 131 操作部体13のラック部 132 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 29/20 A 31/08 A B43K 24/02 6863−2C

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空洞状把持部体内に操作部体における圧
    下操作によって一端部から筆記部を出没作動させるよう
    にしたものにおいて、前記操作部体に形成されたラック
    部と係合して回転作動せしめられる原動ギヤ部体を前記
    空洞状把持部体内に設け、該原動ギヤ部体に中間ギヤを
    係合させると共に音響板に設けられた係突片と係脱する
    作動ギヤをも係合せしめ、しかも該中間ギヤに対し別に
    上記空洞状把持部体内に設けられたフライホイールの被
    動ギヤを係合させたことを特徴とする筆記具。
  2. 【請求項2】 原動ギヤ部体に操作部体のラック部と係
    合する起動部体を同軸状に設け、該起動部体に形成され
    た一方向係止部と係脱する係突部を前記原動ギヤ部体に
    配設したことを特徴とする請求項1に記載の筆記具。
  3. 【請求項3】 空洞状把持部体の他端部に動物その他の
    音響発生体の模型を取付け、音響板および該音響板に設
    けられた係突片ならびに該係突片と係脱する作動ギヤの
    形状や構成の何れか1つまたは2つ以上を上記模型音響
    発生体による発生音響に準じた音響が得られる如く選ん
    だことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の筆
    記具。
  4. 【請求項4】 空洞状把持部体を円筒状に形成し、該空
    洞状把持部体内に原動ギヤ部体、中間ギヤおよび作動ギ
    ヤとフライホイールをそれら部体の端面が夫々空洞状把
    持部体の軸方向と平行状に設け、音響板を該空洞状把持
    部体の軸方向に対し直交状に設けたことを特徴とした請
    求項1〜3に記載の筆記具。
JP6136793U 1993-10-21 1993-10-21 筆記具 Expired - Lifetime JP2584073Y2 (ja)

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JP6136793U JP2584073Y2 (ja) 1993-10-21 1993-10-21 筆記具

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JP6136793U JP2584073Y2 (ja) 1993-10-21 1993-10-21 筆記具

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JPH0726185U true JPH0726185U (ja) 1995-05-16
JP2584073Y2 JP2584073Y2 (ja) 1998-10-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248808A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Sakamoto Co Ltd ノック式筆記具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013248808A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Sakamoto Co Ltd ノック式筆記具

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