JPH07262093A - 記憶装置の領域再構成制御方式 - Google Patents

記憶装置の領域再構成制御方式

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JPH07262093A
JPH07262093A JP6072536A JP7253694A JPH07262093A JP H07262093 A JPH07262093 A JP H07262093A JP 6072536 A JP6072536 A JP 6072536A JP 7253694 A JP7253694 A JP 7253694A JP H07262093 A JPH07262093 A JP H07262093A
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area
storage device
signal line
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JP6072536A
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Osamu Onodera
修 小野寺
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストを抑え,システムの操作性を向上させ
ると共に実記憶装置の使用効率を向上させた記憶装置の
領域再構成制御を方式を提供することにある。 【構成】 アドレス再構成アレイ830の各ブロックは
各仮想計算機対応に設けられ、各ブロックは有効ビット
と論理記憶の各領域対応に割り当てられた実記憶の分割
領域の先頭アドレスを示す上位アドレスであるホスト実
アドレスを有する複数のエントリを持つ。仮想計算機の
識別子と論理記憶アドレスが与えられると、セレクタ8
20により、識別子でブロックを、論理記憶アドレスの
上位アドレスで該ブロックのエントリを選択し、読出さ
れたホスト実アドレスと論理記憶アドレスの下位アドレ
スを結合して実アドレスを得る。有効ビットが無効を示
せば仮想計算機に割り込みを掛ける。エントリ内容の変
更は、アドレス再構成アレイに変更データを入力し、セ
レクタで選択されたエントリの内容を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮想計算機システムに
おける仮想計算機の論理記憶装置アドレスの実記憶装置
アドレスへの変換に係り、特に、実記憶装置の記憶領域
を複数の仮想計算機の論理記憶装置の記憶領域に割り当
てるための記憶装置の領域再構成制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、単一の情報処理装置上で複数の
オペレーティングシステム(以下OSという)を動作さ
せる方法として仮想計算機(以下、LPARという)と
呼ばれる手段が用いられている。LPARを単一の情報
処理装置上で実現する為に、仮想計算機制御プログラム
(以下、VMCPという)と呼ばれるプログラムを実情
報処理装置上で動作させ、このVMCPの制御の下で複
数のLPARを生成し、更に、この各々のLPARの上
で独立したOSを動作させていた。従ってVMCPに
は、単一の実情報処理装置のハードウェア資源を各々の
LPARに共用させて使用させる機能が付加されてい
る。
【0003】単一の実情報処理装置のハードウェア資源
を各々のLPARに共用させる方法としては、VMCP
の制御の下に時分割でハードウェア資源を割り当てる方
法、又はハードウェア資源を論理的に分割して各々のL
PARに占有的に割り当てる方法、又は前述の二つの方
法を混在させて割り当てる方法等がある。
【0004】次に、図1を用いて従来技術を説明する。
図1は、1台の実計算機上に3台のLPARが生成さ
れ、それぞれ別のLPARとして独立して動作出来る様
構成されている仮想計算機システムの例を示している。
図1に示す様に1台の実中央処理装置(以下、PIPと
いう)と1台の実記憶装置(以下、RMSという)とか
ら成る実計算機上に、1台の論理中央処理装置(以下、
LIPという)と1台の論理記憶装置(以下、LMSと
いう)とから成るLPARが3システム構築されてい
る。PIP上ではVMCPが走行し、それぞれのLPA
Rは、VMCPの制御の下でそれぞれ独立に動作する。
それぞれのLPARに属するLIPの処理機能は、VM
CPの制御の下でPIPのハードウェア資源を時分割で
与えられる事に依り実現され、それぞれのLPARに属
するLMSの記憶機能は、VMCPの制御の下でRMS
の記憶領域を論理的に分割して各々のLPARに占有的
に割り当てる事に依り実現されるか又はRMS上に作成
される仮想記憶領域を論理的に分割して各々のLPAR
に占有的に割り当てる事に依り実現されていた。
【0005】図2は、PIP,LPAR,LIP,LM
S及びRMSの関連を示した図である。図2に於いて、
PIP210上で動作するVMCPが、PIP210の
ハードウェア資源を時分割で、仮想計算機であるLPA
RA221,LPARB222及びLPARC223に
配分及び制御を行い、仮想計算機であるLPARA22
1,LPARB222及びLPARC223は、論理中
央処理装置としてそれぞれLIPA231,LIPB2
32及びLIPC233から構成される。LIPA23
1,LIPB232及びLIPC233は、それぞれ独
立に動作し、RMS240を独立してアクセスする。R
MS240は3つの領域に論理的に分割され、それぞれ
LPARA221,LPARB222及びLPARC2
23に対応して、LPARA領域241,LPARB領
域242及びLPARC領域243から構成される。R
MS240を3つの領域に論理的に分割する際、VMC
PからそれぞれのLPARに対する記憶領域の起点アド
レスと記憶領域のサイズが与えられる。図2に於いて、
LIPA231はLPARA領域241のみをアクセス
出来、LIPB232はLPARB領域242のみをア
クセス出来、更に、LIPC233はLPARC領域2
43のみをアクセス出来る。ここで、LPARが実際に
割り当てられた該LPAR領域をアクセスするのは、該
LPARがオペレータに依ってアクティベーション(仮
想計算機を活性化することであり、Power onと
同等である)され、該LPAR上で任意のソフトウェア
が動作している場合である。PIP上で動作し各LPA
Rを制御しているVMCPは、RMS240の全領域を
アクセス出来る。
【0006】次に、図3a及び図3bを用いて、RMS
が複数のLPARに依って論理分割される例を説明す
る。図3aは、RMSを6つのLPARで論理分割して
割り当てて使用している例である。6つのLPARは、
LPAR1,LPAR2,LPAR3,LPAR4,L
PAR5及びLPAR6から成り、全てのLPARがア
クティベーションされ、それぞれRMSのLPAR1領
域301,LPAR2領域302,LPAR3領域30
3,LPAR4領域304,LPAR5領域305及び
LPAR6領域306を割り当てられ、それぞれのLP
ARから使用されている。LPAR6領域306はその
記憶領域起点(以下、STRORGという)が’0’の
値を持ち、その記憶範囲(以下、STREXTという)
が’α’の値を持つ。即ち、LPAR6領域306は、
RMS内の記憶アドレス’0’から記憶アドレス’α−
1’の領域である。LPAR5領域305はそのSTR
ORGが’α’の値を持ち、そのSTREXTが’β’
の値を持ち、LPAR5領域305は、RMS内の記憶
アドレス’α’から記憶アドレス’β−1’の領域であ
る。同様に、LPAR4領域304,LPAR3領域3
03,LPAR2領域302及びLPAR1領域301
は、STRORGの値としてそれぞれ、’α+β’,’
α+β+γ’,’α+β+γ+δ’及び’α+β+γ+
δ+ε’を持ち、STREXTの値としてそれぞれ、’
γ’,’δ’,’ε’及び’ζ’を持つ。
【0007】図3bに、図3aに示したRMSを6つの
LPARで論理分割して使用している例から幾つかのL
PARをデアクティベーションした例を示す。一旦全て
のLPARをアクティベーションし、その後、6つのL
PARのうちLPAR1,LPAR3及びLPAR5を
デアクティベーションし、LPAR2,LPAR4及び
LPAR6をアクティベーションしたままのRMS内の
領域の配置状況を示したのが図3bである。図3bに於
いて、LPAR2,LPAR4及びLPAR6がアクテ
ィベーションされ、それぞれRMSのLPAR2領域3
02,LPAR4領域304及びLPAR6領域306
を割り当てられ、それぞれのLPARから使用されてい
る。LPAR6はアクティベーションされているので、
LPAR6領域306はSTRORGが’0’の値を持
ち、そのSTREXTは’α’の値を持つ。即ち、RM
S内の記憶アドレス’0’から記憶アドレス’α−1’
の領域がLPAR6領域306である。LPAR5はデ
アクティベーションされているので、RMS内の記憶ア
ドレス’α’から記憶アドレス’α+β−1’の領域は
未使用領域である。同様に、LPAR4及びLPAR2
はアクティベーションされているので、LPAR4領域
304及びLPAR2領域302は、STRORGの値
としてそれぞれ、’α+β’及び’α+β+γ+δ’を
持ち、STREXTの値としてそれぞれ、’γ’及び’
ε’を持つ。即ち、RMS内の記憶アドレス’α+β’
から記憶アドレス’α+β+γ−1’の領域がLPAR
4領域304であり、記憶アドレス’α+β+γ+δ’
から記憶アドレス’α+β+γ+δ+ε−1’の領域が
LPAR2領域302である。LPAR3及びLPAR
1はデアクティベーションされているので、RMS内の
記憶アドレス’α+β+γ’から記憶アドレス’α+β
+γ+δ−1’及び記憶アドレス’α+β+γ+δ+
ε’から記憶アドレス’α+β+γ+δ+ε+ζ−1’
の領域は未使用領域である。従って、本例でのRMS内
の空き領域の記憶容量は、’β’,’δ’及び’ζ’で
ある。ここで、次なる記憶容量が’η’を必要とするL
PAR7をアクティベーションしようとする時、RMS
内の空き領域の記憶容量’β’,’δ’又は’ζ’の何
れかが、記憶容量’η’より大きいか等しい場合にのみ
LPAR7をアクティベーション出来る。記憶容量’
β’,’δ’又は’ζ’の何れも、記憶容量’η’より
小さい場合には、LPAR7はアクティベーション出来
ない。例え、記憶容量’β’,’δ’又は’ζ’のうち
の2つ若しくは3つの和が、記憶容量’η’より大きい
か等しい場合でも、記憶容量’η’より大きいか等しい
連続した空き領域が存在しないのでLPAR7はアクテ
ィベーション出来ない。以上述べた如く、従来技術に依
る各LPARに対するRMSの論理分割割り当て方法で
は、RMS内に新たにアクティベーションされるLPA
Rが必要とする空き領域が存在していても、その空き領
域が連続していなければ、該LPARが使用する記憶容
量を満足する未使用記憶容量が存在するのに使用出来
ず、該LPARをアクティベーション出来ないという問
題が存在しており、システムの操作上無視し得ない問題
であった。
【0008】上記の問題を解決する従来技術の1つとし
て、例えば、特開平2−33639号公報「仮想計算機
システムにおける主記憶装置管理方式」がある。本従来
技術は、1つのVMに割り当てられた実主記憶装置上の
全領域の先頭アドレスを記憶する手段と分割されたVM
内領域の境界アドレスを記憶する手段と、VM主記憶装
置上のあるアドレスが上記分割領域のどの領域に属する
かを判定する手段と、属すると判定された領域が割り当
てられている実主記憶装置上の領域の先頭アドレスに依
存する値を上記VM主記憶装置上のあるアドレスに加算
する事によりVMの仮想アドレス及びVM主記憶装置上
のアドレスを実計算機の実アドレスに変換する手段を設
けている。これにより、実主記憶装置上の複数の不連続
領域を連続した1つの領域としてVM主記憶装置を常駐
させる事が出来、VM主記憶装置が必要とする任意の不
定長のサイズの領域を実主記憶装置上に容易に高速に確
保する事が出来、それによって、VM上の仮想アドレス
及び実アドレスから実主記憶装置の実アドレスへの変換
を高速に行い、且つ稼動中のVMは停止する事無く実主
記憶装置を有効に複数の高速VMに与える仮想計算機シ
ステムにおける主記憶装置管理方式を提供してる。
【0009】以上の如く、特開平2−33639号公報
の従来技術では、各LPARに対するRMSの論理分割
割り当て方法でのRMS内に新たにアクティベーション
されるLPARが必要とする空き領域が存在していて
も、その空き領域が連続していなければ、該LPARが
使用する記憶容量を満足する未使用記憶容量が存在する
のに使用出来ず、該LPARをアクティベーション出来
ないという問題は解決されるが、一旦、あるLPARを
アクティベーションした後で、前記記憶装置内の分割さ
れたRMS領域内の非連続なアドレスを持つ複数の記憶
領域の位置及び容量を動的に変更する事は出来ないとい
う問題は、依然として残っている。この問題は、LPA
R上で動作するOSからLMSの一部をオフラインコマ
ンドを用いて切り離したり、又は、LMSの一部をオン
ラインコマンドを用いて接続したりする場合に、前記コ
マンドに同期してRMSの任意の領域を、使用状態から
未使用状態にしたりあるいは未使用状態から使用状態に
する動的再構成が不可能である事を意味している。言い
替えれば、LPAR上で動作するOSからLMSの一部
をオフラインコマンドを用いて切り離したり、又は、L
MSの一部をオンラインコマンドを用いて接続したりす
る場合でも該LPARが使用する記憶容量を満足するR
MS領域を使用状態にしておかなければならないという
事であり、LPAR上で動作するOSからLMSの一部
をオフラインコマンドを用いて切り離しても、指定され
たLMSの一部が論理的に切り離されるのみで、対応す
るRMS領域は使用状態のままである。従って、特開平
2−33639号公報に示される従来技術では、RMS
の使用効率に無駄が生じるという問題が依然として存在
しており、システム資源の使用効率上無視し得ない問題
であった。
【0010】以上述べた如く、従来技術に依る各LPA
Rに対するRMSの論理分割割り当て方法では、LPA
Rをアクティベーション後、記憶装置内の分割されたR
MS領域内の非連続なアドレスを持つ複数の記憶領域の
位置及び容量を動的に変更する事は出来ないという問題
が依然として残っていおり、この問題は、LPAR上で
動作するOSからLMSの一部をオフラインコマンドを
用いて切り離しても、前記コマンドに同期してRMSの
任意の領域を、使用状態から未使用状態にする動的再構
成が不可能であった。その結果、RMS内に新たにアク
ティベーションしようとするLPARが必要とする空き
領域を確保する際、該LPARが使用する記憶容量を満
足する使用していない記憶領域として扱える記憶領域が
存在するにも関わらず、該記憶領域は未使用状態として
は扱われず、使用状態として扱われる為、該LPARを
アクティベーション出来ないという問題が依然として存
在しており、システムの操作上無視し得ない問題であっ
た。
【0011】上記の問題を解決する従来技術の1つとし
て、本発明者が既に特願平6−23715号で提案した
以下に示す技術がある。以下、該本従来技術に依る記憶
装置の領域再構成制御方式の記憶領域割り当て方法を図
面を用いて説明する。図4は、図3bに示したRMSの
非連続な空き領域に、記憶容量’η’の指定をされたL
PAR7をアクティベーションし、LPAR7が必要と
する連続した記憶容量’η’を、RMS内の非連続な3
つの空き記憶領域に割り当てた例を示した図である。こ
の場合の3つの空き記憶領域とは、記憶アドレス’α’
から記憶アドレス’α+β−1’の領域,記憶アドレ
ス’α+β+γ’から記憶アドレス’α+β+γ+δ−
1’及び記憶アドレス’α+β+γ+δ+ε’から記憶
アドレス’α+β+γ+δ+ε+ζ−1’の領域であ
る。従って、本例でのRMS内の空き領域の記憶容量
は、’β’,’δ’及び’ζ’である。ここで、記憶容
量’η’の値が、記憶容量’β’,’δ’及び’ζ’の
値を加えた値に等しい場合を例示すると、LPAR7が
必要とする連続した記憶容量’η’を持つLMS400
は、記憶容量’β’である記憶領域LMS413,記憶
容量’δ’である記憶領域LMS412及び記憶容量’
ζ’である記憶領域LMS411に分割され、それぞれ
前記のRMS内の空き領域の記憶容量’β’である記憶
領域RMS425,記憶容量’δ’である記憶領域RM
S423及び記憶容量’ζ’である記憶領域RMS42
1に割り当てられる。即ち、LPAR7が必要とする連
続した記憶容量’η’を持つLMS400は、記憶領域
RMS425,記憶領域RMS423及び記憶領域RM
S421の非連続な記憶領域に分割されて割り当てられ
る。記憶容量’η’の指定をされたLPAR7をアクテ
ィベーションする際、記憶容量’η’の一部のみを使用
するか又はアクティベーションの後で、記憶容量’η’
の一部をオフラインする時、記憶容量’ζ’又は記憶容
量’δ’及び’ζ’の値は’0’として扱われる。記憶
容量の値の’0’は、該当する記憶領域が未割り当てで
ある事を示す。
【0012】次に、図5を用いて、従来技術であるとこ
ろの、連続したLMSの記憶領域を非連続なRMSの記
憶領域に分割して割り当てた場合に、連続したLMSの
記憶領域に対する記憶装置アクセスが、非連続なRMS
の記憶領域に対する記憶装置アクセスに変換される手順
の従来技術を説明する。図5は、連続したLMSの記憶
領域に対する記憶装置アクセスが非連続なRMSの記憶
領域に対する記憶装置アクセスに変換される手順の概略
を示したフローチャートである。 ステップ501 : LIPから連続したLMSの記憶
領域に対する記憶装置アクセスが、連続したLMSの記
憶領域に対応した記憶装置アドレスを伴って発行され
る。この時、該LPARが必要とする連続した記憶領域
は、RMSの非連続な記憶領域に、既に分割され割り当
てられており、RMSの3つの空き記憶領域の3つのS
TRORGである記憶アドレス’α’(以下、STRO
RG1という),記憶アドレス’α+β+γ’(以下、
STRORG2という)及び記憶アドレス’α+β+γ
+δ+ε’(以下、STRORG3という)そしてRM
Sの3つの空き記憶領域の3つのSTREXTである記
憶容量’β’(以下、STREXT1という),記憶容
量’δ’(以下、STREXT2という)及び記憶容
量’ζ’(以下、STREXT3という)はPIPのハ
ードウェア論理に予め格納され、保持されている。記憶
容量’η’の指定をされたLPAR7をアクティベーシ
ョンする際、記憶容量’η’の一部のみを使用するか又
はアクティベーションの後で、記憶容量’η’の一部を
オフラインする時、STREXT3の値又はSTREX
T2及びSTREXT3の値は’0’として扱われる。
STREXTの値の’0’は、該当する記憶領域が未割
り当てである事を示す。 ステップ502 : 連続したLMSの記憶領域に対応
した記憶装置アドレスの値からSTRORG1,STR
ORG2又はSTRORG3の何れかが選択される。 ステップ503 : ステップ502で選択されたST
RORG1,STRORG2又はSTRORG3の何れ
かが、該LMSの記憶領域に対応した記憶装置アドレス
に加算される。この加算結果がRMSの記憶装置アドレ
スである。該LMSの記憶領域に対応した記憶装置アド
レスにSTRORG1,STRORG2又はSTROR
G3の何れを加算するかで、RMSの非連続な記憶領域
の1つが指定される。 ステップ504 : ステップ503で得られたRMS
の記憶装置アドレスを用いて、RMSをアクセスする。
以上、連続したLMSの記憶領域に対する記憶装置アク
セスが、非連続なRMSの記憶領域に対する記憶装置ア
クセスに変換される従来技術の手順の概略を説明した
が、以下にその変換過程の詳細を図6及び図7を用いて
説明する。
【0013】図6は、連続したLMSの記憶領域に対す
る記憶装置アクセスが非連続なRMSの記憶領域に対す
る記憶装置アクセスに変換される従来技術の手順の詳細
なフローチャートであり、図7は、図6に示した変換手
順を実現する上で使用される従来技術のハードウェアの
詳細を示す論理ブロック図である。図7に於いて、連続
したLMSの記憶領域に対応した記憶装置アドレスは、
信号線751から入力され、信号線751は、加算器A
701,加算器D704及び加算器E705に接続され
ている。STRORG1は、信号線761から入力さ
れ、信号線761は、加算器A701及び加算器B70
2に接続されている。STRORG2は、信号線762
から入力され、信号線762は、減算器A711及び加
算器C703に接続されている。STRORG3は、信
号線763から入力され、信号線763は、加算器E7
05及び加算器F706に接続されている。STREX
T1は、信号線771から入力され、信号線771は、
加算器B702,減算器A711及び加算器F706に
接続されている。STREXT2は、信号線772から
入力され、信号線772は、ゼロ検出器A731,加算
器C703及び加算器F706に接続されている。ST
REXT3は、信号線773から入力され、信号線77
3は、ゼロ検出器B732及び加算器G707に接続さ
れている。加算器A701は、信号線751から入力さ
れる連続したLMSの記憶領域に対応した記憶装置アド
レスと信号線761から入力されるSTRORG1との
加算を行いその結果を信号線781に出力する加算器で
あり、信号線781を介して比較器A721及びセレク
タ741に接続されている。加算器B702は、信号線
761から入力されるSTRORG1と信号線771か
ら入力されるSTREXT1との加算を行いその結果を
信号線7A1に出力する加算器であり、信号線7A1を
介して比較器A721に接続されている。比較器A72
1は、信号線781を介して送られて来る加算器A70
1の出力と信号線7A1を介して送られて来る加算器B
702の出力とを比較し、その結果を信号線791に出
力する比較器である。比較器A721の出力である信号
線791は、セレクタ741及びゼロ検出器A731に
接続されている。ゼロ検出器A731は、信号線791
を介して送られて来る比較器A721の比較結果を検出
の条件とし、信号線772を介して送られて来るSTR
EXT2の値がゼロであるか否かを検出するゼロ検出器
であり、検出結果を信号線7B1に出力する。減算器A
711は、信号線762を介して送られて来るSTRO
RG2から信号線771を介して送られて来るSTRE
XT1を減算し、その結果を信号線7A2に出力する減
算器であり、信号線7A2を介して加算器D704に接
続されている。加算器C703は、信号線762を介し
て送られて来るSTRORG2と信号線772を介して
送られて来るSTREXT2との加算を行いその結果を
信号線7A3に出力する加算器であり、信号線7A3を
介して比較器B722に接続されている。加算器D70
4は、信号線751を介して送られて来る連続したLM
Sの記憶領域に対応した記憶装置アドレスと信号線7A
2を介して送られて来る減算器A711の出力結果との
加算を行いその結果を信号線782に出力する加算器で
あり、信号線782を介してセレクタ741及び比較器
B722に接続されている。比較器B722は、信号線
782を介して送られて来る加算器D704の出力と信
号線7A3を介して送られて来る加算器C703の出力
とを比較し、その結果を信号線792に出力する比較器
である。比較器B722の出力である信号線792は、
セレクタ741及びゼロ検出器B732に接続されてい
る。ゼロ検出器B732は、信号線792を介して送ら
れて来る比較器B722の比較結果を検出の条件とし、
信号線773を介して送られて来るSTREXT3の値
がゼロであるか否かを検出するゼロ検出器であり、検出
結果を信号線7B2に出力する。加算器E705は、信
号線751から入力される連続したLMSの記憶領域に
対応した記憶装置アドレスと信号線763から入力され
るSTRORG3との加算を行いその結果を信号線7A
4に出力する加算器であり、信号線7A4を介して減算
器B712に接続されている。加算器F706は、信号
線771を介して送られて来るSTREXT1と信号線
772を介して送られて来るSTREXT2との加算を
行いその結果を信号線7A5に出力する加算器であり、
信号線7A5を介して減算器B712に接続されてい
る。減算器B712は、信号線7A4を介して送られて
来る加算器E705の出力から信号線7A5を介して送
られて来る加算器F706の出力を減算し、その結果を
信号線783に出力する減算器である。減算器B712
の出力である信号線783は、セレクタ741および比
較器C723に接続されている。加算器G707は、信
号線763を介して送られて来るSTRORG3と信号
線773を介して送られて来るSTREXT3との加算
を行いその結果を信号線7A6に出力する加算器であ
り、信号線7A6を介して比較器C723に接続されて
いる。比較器C723は、信号線783を介して送られ
て来る減算器B712の出力と信号線7A6を介して送
られて来る加算器G707の出力とを比較し、その結果
を信号線793に出力する比較器である。比較器C72
3の出力である信号線793は、セレクタ741に接続
されている。セレクタ741は、比較器A721の出力
である信号線791,比較器B722の出力である信号
線792及び比較器C723の出力である信号線793
を選択条件の入力として、加算器A701の出力である
信号線781,加算器D704の出力である信号線78
2または減算器B712の出力である信号線783の何
れかを選択して信号線7C0に出力するセレクタであ
る。信号線7C0に出力されるデータがRMSをアクセ
スする際に使用される記憶装置アドレスである。以上、
連続したLMSの記憶領域に対する記憶装置アクセスが
非連続なRMSの記憶領域に対する記憶装置アクセスに
変換される手順を実現する上で使用される従来技術であ
るハードウェアの詳細な論理構成を説明したが、以下に
その変換過程の詳細を図6及び図7を用いて説明する。
【0014】図6に於いて、前記の連続したLMSの記
憶領域に対する記憶装置アクセスが非連続なRMSの記
憶領域に対する記憶装置アクセスに変換される手順は、
ステップ601からステップ611から構成される。以
下、各ステップ毎に変換処理手順を説明する。 ステップ601 : LIPから連続したLMSの記憶
領域に対する記憶装置アクセスが、連続したLMSの記
憶領域に対応した記憶装置アドレス(以下、LMSAD
Rという)を伴って発行される。LMSADRは、信号
線751を介して入力される。この時、該LPARが必
要とする連続した記憶領域は、RMSの非連続な記憶領
域に、既に分割され割り当てられており、RMSの3つ
の空き記憶領域の3つのSTRORGであるSTROR
G1,STRORG2及びSTRORG3そしてRMS
の3つの空き記憶領域の3つのSTREXTであるST
REXT1,STREXT2及びSTREXT3はPI
Pのハードウェア論理に予め格納されている。該LPA
Rをアクティベーションする際、指定記憶容量の一部の
みを使用するかまたはアクティベーションの後で、指定
記憶容量の一部をオフラインする時、STREXT3の
値またはSTREXT2及びSTREXT3の値は’
0’として扱われる。STREXTの値の’0’は、該
当する記憶領域が未割り当てである事を示す。
【0015】ステップ602 : RMSの記憶領域に
対応した記憶装置アドレス(以下、RMSADRとい
う)を求める為、LMSADRとSTRORG1との加
算を行い、この加算結果を仮にRMSADRと見做す。
図7に於いては、加算器A701で、信号線751から
入力されるLMSADRと信号線761から入力される
STRORG1との加算を行いその結果をRMSADR
として信号線781に出力する。 ステップ603 : ステップ602で得られたRMS
ADRの値とSTRORG1とSTREXT1を加えた
結果値(STRORG1+STREXT1の値)とを比
較する。RMSADRの値がSTRORG1+STRE
XT1の値より大きいか等しい場合はステップ604に
行き、小さい場合には、ステップ610に行く。図7に
於いては、加算器B702で、信号線761から入力さ
れるSTRORG1と信号線771から入力されるST
REXT1との加算を行いその結果を信号線7A1に出
力する。更に、比較器A721で、信号線781を介し
て送られて来る加算器A701の出力と信号線7A1を
介して送られて来る加算器B702の出力とを比較し、
その結果を信号線791に出力する。信号線791の出
力は、セレクタ741に送出される。
【0016】ステップ604 : STREXT2の値
が’0’であるか否かがテストされる。STREXT2
の値が’0’であれば、アドレス指定例外のプログラム
割込み要因が生成され、この記憶装置アクセス動作は中
断される。STREXT2の値の’0’は、該当する記
憶領域が未割り当てであるかまたはオフラインである事
を示す。STREXT2の値が’0’で無ければステッ
プ605に行く。このステップは、ステップ603で、
RMSADRの値がSTRORG1+STREXT1の
値より大きいか等しい場合に実行される。図7に於いて
は、ゼロ検出器A731で、信号線791を介して送ら
れて来る比較器A721の比較結果が、RMSADRの
値がSTRORG1+STREXT1の値より大きいか
等しいという条件を満たしている場合、信号線772を
介して送られて来るSTREXT2の値がゼロであるか
否かをテストする。アドレス指定例外のプログラム割込
み要因は、信号線7B1に出力される。
【0017】ステップ605 : RMSADRを求め
る為、LMSADRとSTRORG2との加算を行い、
この加算結果からSTREXT1を減じ、この結果を仮
のRMSADRと見做す。図7に於いては、減算器A7
11で、信号線762を介して送られて来るSTROR
G2から信号線771を介して送られて来るSTREX
T1を減算し、その結果を信号線7A2に出力する。更
に、加算器D704で、信号線751を介して送られて
来るLMSADRと信号線7A2を介して送られて来る
減算器A711の出力結果との加算を行い、その結果を
信号線782に出力する。信号線782に出力される値
が仮のRMSADRである。
【0018】ステップ606 : ステップ605で得
られたRMSADRの値とSTRORG2とSTREX
T2を加えた結果値(STRORG2+STREXT2
の値)とを比較する。RMSADRの値がSTRORG
2+STREXT2の値より大きいか等しい場合はステ
ップ607に行き、小さい場合には、ステップ610に
行く。図7に於いては、加算器C703で、信号線76
2を介して送られて来るSTRORG2と信号線772
を介して送られて来るSTREXT2との加算を行い、
その結果を信号線7A3に出力する。更に、比較器B7
22で、信号線782を介して送られて来る加算器D7
04の出力と信号線7A3を介して送られて来る加算器
C703の出力とを比較し、その結果を信号線792に
出力する。信号線792の出力は、セレクタ741に送
出される。
【0019】ステップ607 : STREXT3の値
が’0’であるか否かがテストされる。STREXT3
の値が’0’であれば、アドレス指定例外のプログラム
割込み要因が生成され、この記憶装置アクセス動作は中
断される。STREXT3の値の’0’は、該当する記
憶領域が未割り当てであるかまたはオフラインである事
を示す。STREXT3の値が’0’で無ければステッ
プ608に行く。このステップは、ステップ606で、
RMSADRの値がSTRORG2+STREXT2の
値より大きいか等しい場合に実行される。図7に於いて
は、ゼロ検出器B732で、信号線792を介して送ら
れて来る比較器B722の比較結果が、RMSADRの
値がSTRORG2+STREXT2の値より大きいか
等しいという条件を満たしている場合、信号線773を
介して送られて来るSTREXT3の値がゼロであるか
否かをテストする。アドレス指定例外のプログラム割込
み要因は、信号線7B2に出力される。
【0020】ステップ608 : RMSADRを求め
る為、LMSADRとSTRORG3との加算を行い、
この加算結果からSTREXT1とSTREXT2を加
えた結果を減じ、この結果を仮のRMSADRと見做
す。図7に於いては、加算器E705で、信号線751
から入力されるLMSADRと信号線763から入力さ
れるSTRORG3との加算を行いその結果を信号線7
A4に出力する。更に、加算器F706で、信号線77
1を介して送られて来るSTREXT1と信号線772
を介して送られて来るSTREXT2との加算を行いそ
の結果を信号線7A5に出力する。次に、減算器B71
2で、信号線7A4を介して送られて来る加算器E70
5の出力から信号線7A5を介して送られて来る加算器
F706の出力を減算し、その結果を信号線783に出
力する。信号線783に出力される値が仮のRMSAD
Rである。
【0021】ステップ609 : ステップ608で得
られたRMSADRの値とSTRORG3とSTREX
T3を加えた結果値(STRORG3+STREXT3
の値)とを比較する。RMSADRの値がSTRORG
3+STREXT3の値より大きいか等しい場合、アド
レス指定例外のプログラム割込み要因が生成され、この
記憶装置アクセス動作は中断される。小さい場合には、
ステップ610に行く。図7に於いては、加算器G70
7で、信号線763を介して送られて来るSTRORG
3と信号線773を介して送られて来るSTREXT3
との加算を行いその結果を信号線7A6に出力する。更
に、比較器C723で、信号線783を介して送られて
来る減算器B712の出力と信号線7A6を介して送ら
れて来る加算器G707の出力とを比較し、その結果を
信号線793に出力する。信号線793の出力は、セレ
クタ741に送出される。
【0022】ステップ610 : このステップは、ス
テップ603,ステップ606またはステップ609で
調べられたそれぞれの条件が成立した場合に実行され、
実際にRMSをアクセスするRMSADRが選択され
る。図7に於いては、セレクタ741で、比較器A72
1の出力である信号線791,比較器B722の出力で
ある信号線792及び比較器C723の出力である信号
線793を選択条件の入力として、加算器A701の出
力である信号線781,加算器D704の出力である信
号線782または減算器B712の出力である信号線7
83の何れかを選択して信号線7C0に出力する。信号
線7C0に出力されるアドレスデータが実際にRMSを
アクセスする際に使用される記憶装置アドレスである。 ステップ611 : ステップ610で得られたRMS
の記憶装置アドレスを用いて、RMSに対しアクセス要
求を出す。
【0023】以上述べた如く、本従来技術である、連続
したLMSの記憶領域に対する記憶装置アクセスが非連
続なRMSの記憶領域に対する記憶装置アクセスに変換
される手順は、LPARをアクティベーション後、記憶
装置内の分割されたRMS領域内の非連続なアドレスを
持つ複数の記憶領域の位置及び容量を動的に変更する事
は出来ないという問題を除去し、その結果、RMS内に
新たにアクティベーションしようとするLPARが必要
とする空き領域を確保する際、該LPARが使用する記
憶容量を満足する使用していない記憶領域として扱える
記憶領域が存在するにも関わらず、該記憶領域を未使用
状態としては扱わず、使用状態として扱われる為、該L
PARをアクティベーション出来ないという問題を解決
する事が出来る。従って、特開平2−33639号公報
に示される従来技術に於いては、依然として存在してい
たRMSの使用効率に無駄が生じるという問題は除去さ
れる。
【0024】しかしながら、本従来技術に依る各LPA
Rに対するRMSの論理分割割り当て方法では、記憶装
置内の分割されたRMS領域内の非連続なアドレスを持
つ複数の記憶領域の数と等しいかまたはそれより大きい
STRORG及びSTREXTの個数が必要とされ、複
数の記憶領域の数が増えるに従って、膨大な数の加算
器,減算器,ゼロ検出器及び比較器が必要とされる。こ
の加算器,減算器,ゼロ検出器,比較器及びこれらを相
互に接続する信号線をハードウェア論理で実現すると、
膨大なハードウェア論理の付加が必要となり、情報処理
装置のコストが大幅に増加するという工業製品を製造す
る上での工業的問題が存在し、この工業的問題は無視し
得ない大きな問題であった。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、連続
したLMSの記憶領域に対する記憶装置アクセスが非連
続なRMSの記憶領域に対する記憶装置アクセスに変換
される手順は、LPARをアクティベーション後、記憶
装置内の分割されたRMS領域内の非連続なアドレスを
持つ複数の記憶領域の位置及び容量を動的に変更する事
は出来ないという問題を除去し、その結果、RMS内に
新たにアクティベーションしようとするLPARが必要
とする空き領域を確保する際、該LPARが使用する記
憶容量を満足する使用していない記憶領域として扱える
記憶領域が存在するにも関わらず、該記憶領域を未使用
状態としては扱わず、使用状態として扱われる為、該L
PARをアクティベーション出来ないという問題を解決
する事が出来る。しかしながら、本従来技術に依る各L
PARに対するRMSの論理分割割り当て方法では、記
憶装置内の分割されたRMS領域内の非連続なアドレス
を持つ複数の記憶領域の数と等しいか又はそれより大き
いSTRORG及びSTREXTの個数が必要とされ、
複数の記憶領域の数が増えるに従って、膨大な数の加算
器,減算器,ゼロ検出器及び比較器が必要とされ、この
加算器,減算器,ゼロ検出器,比較器及びこれらを相互
に接続する信号線をハードウェア論理で実現すると、膨
大なハードウェア論理の付加が必要となり、情報処理装
置のコストが大幅に増加するという工業製品を製造する
上での工業的問題が存在し、この工業的問題は無視し得
ない大きな問題であった。
【0026】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決するもので、複数の記憶領域の数の増加に伴って必
要とされる加算器,減算器,ゼロ検出器及び比較器の飛
躍的増加を無くした記憶装置の領域再構成を実現し、工
業的コストを抑え,システムの操作性を向上させると共
に実記憶装置の使用効率を向上させた記憶装置の領域再
構成制御方式を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、中央処理装置と記憶装置から構成され、
該記憶装置の実記憶領域を複数の分割記憶領域に論理的
に分割し、前記中央処理装置上で動作する仮想計算機の
論理記憶装置に前記分割記憶領域を割り当てる情報処理
装置に於ける記憶装置の領域再構成制御方式であって、
上位アドレスにより分割された前記論理記憶装置の各領
域対応に割り当てられた記憶エントリに前記分割記憶領
域の先頭アドレスを示す上位アドレスを格納した記憶ブ
ロックを各仮想計算機毎に設けたアドレス再構成アレイ
と、前記仮想計算機から発行された該仮想計算機の識別
子と論理記憶装置のアドレスに基づき該識別子に対応す
る前記アドレス再構成アレイ内の記憶ブロックを選択す
ると共に該記憶ブロックから前記論理記憶装置のアドレ
スの内の上位アドレスに対応する記憶エントリを選択す
る選択手段を備え、前記仮想計算機から、アドレス変換
要求が発行され、選択手段に対して該仮想計算機の識別
子と論理記憶装置のアドレスが発行されたとき、前記選
択手段により前記アドレス再構成アレイの該識別子に対
応する記憶ブロック内の該論理記憶装置のアドレスの上
位アドレスに対応する記憶エントリに格納されている前
記分割記憶領域の先頭アドレスを示す上位アドレスを読
み出し、該読み出された分割記憶領域の先頭アドレスを
示す上位アドレスと前記発行された論理記憶装置のアド
レスの下位アドレスとを結合して前記記憶装置の実記憶
領域のアドレスを生成し、前記仮想計算機から、前記ア
ドレス再構成アレイの内容の変更要求が発行され、前記
選択手段に対して該仮想計算機の識別子と論理記憶装置
のアドレスが発行され、前記アドレス再構成アレイに対
して前記分割記憶領域の先頭アドレスを示す上位アドレ
スが発行されたとき、前記選択手段により、該識別子に
対応する前記アドレス再構成アレイ内の記憶ブロックを
選択すると共に該記憶ブロック内の前記発行された論理
記憶装置のアドレスの上位アドレスに対応する記憶エン
トリを選択し、該選択された記憶エントリに前記発行さ
れた分割記憶領域の先頭アドレスを示す上位アドレス書
き込み、該選択された記憶エントリの内容を変更するよ
うにしている。また、前記記憶エントリは、該記憶エン
トリが有効であるか無効であるかを示す有効表示フィー
ルドと前記記憶装置の実記憶領域の分割記憶領域の先頭
アドレスの上位アドレスを示すホスト実アドレスフィー
ルドから構成され、前記仮想計算機からのアドレス変換
要求により前記記憶エントリが選択されて読み出され、
該読み出され記憶エントリの有効表示フィールドが無効
を示すとき、該仮想計算機に対しアドレス指定例外のプ
ログラム割込み要因を報告し、有効を示すとき、アドレ
ス変換を実行し、得られたアドレスを有効な実記憶領域
のアドレスとし、前記仮想計算機からの前記アドレス再
構成アレイの内容の変更要求により選択された記憶エン
トリの内容を、前記アドレス再構成アレイに対して発行
された前記有効表示フィールド情報とホスト実アドレス
フィールド情報により変更するようにしている。前記仮
想計算機から前記アドレス再構成アレイの内容の変更要
求が発行され、前記アドレス再構成アレイに対して前記
有効表示フィールド情報のみが発行されたときは選択さ
れた前記記憶エントリの有効表示フィールドのみを変更
し、前記ホスト実アドレスフィールド情報のみが発行さ
れたときは選択された前記記憶エントリのホスト実アド
レスフィールドのみを変更するようにしている。
【0028】
【作用】本発明によれば、各仮想計算機をアクティベー
ションした後で、アドレス再構成アレイ内の記憶エント
リを選択して、その内容である記憶装置の実記憶領域の
分割記憶領域の先頭アドレスを示す上位アドレスを読み
出し、この上位アドレスと論理記憶装置のアドレスを結
合することにより記憶装置の実記憶領域のアドレスを生
成することができ、また、アドレス再構成アレイ内の記
憶エントリを選択して、その内容である記憶装置の実記
憶領域の分割記憶領域の先頭アドレスを示す上位アドレ
スを仮想計算機が発行するアドレスに変更することがで
きる。また、前記記憶エントリを有効表示フィールド及
びホスト実アドレスフィールドの2つのフィールドで構
成し、記憶装置の実記憶領域のアドレスを生成すると
き、有効表示フィールドが有効を示すとき、記憶装置の
実記憶領域のアドレスを生成し、無効を示すとき、仮想
計算機に対しアドレス指定例外のプログラム割込み要因
を報告し、また、アドレス再構成アレイ内の記憶エント
リの内容を変更するとき、記憶エントリを選択して、仮
想計算機が発行する指示により、記憶エントリの有効表
示フィールドとホスト実アドレスフィールドの両方、ま
たはいずれか一方のフィールドの変更をすることができ
る。これにより、低いコストで実記憶装置の使用効率を
格段に向上させた記憶装置の領域再構成制御を実現する
ことが出来る。
【0029】
【実施例】以下、本発明に依る記憶装置の領域再構成制
御方式の記憶領域割り当て方法の一実施例を図面を用い
て詳細に説明する。図4は、図3bに示したRMSの非
連続な空き領域に記憶容量’η’の指定をされたLPA
R7をアクティベーションし、LPAR7が必要とする
連続した記憶容量’η’を、RMS内の非連続な3つの
空き記憶領域に割り当てた例を示した図である。この場
合の3つの空き記憶領域とは、記憶アドレス’α’から
記憶アドレス’α+β−1’の領域,記憶アドレス’α
+β+γ’から記憶アドレス’α+β+γ+δ−1’及
び記憶アドレス’α+β+γ+δ+ε’から記憶アドレ
ス’α+β+γ+δ+ε+ζ−1’の領域である。従っ
て、本例でのRMS内の空き領域の記憶容量は、’
β’,’δ’及び’ζ’である。ここで、記憶容量’
η’の値が、記憶容量’β’,’δ’及び’ζ’の値を
加えた値に等しい場合を例示すると、LPAR7が必要
とする連続した記憶容量’η’を持つLMS400は、
記憶容量’β’である記憶領域LMS413,記憶容
量’δ’である記憶領域LMS412及び記憶容量’
ζ’である記憶領域LMS411に分割され、それぞれ
前記のRMS内の空き領域の記憶容量’β’である記憶
領域RMS425,記憶容量’δ’である記憶領域RM
S423及び記憶容量’ζ’である記憶領域RMS42
1に割り当てられる。即ち、LPAR7が必要とする連
続した記憶容量’η’を持つLMS400は、記憶領域
RMS425,記憶領域RMS423及び記憶領域RM
S421の非連続な記憶領域に分割されて割り当てられ
る。記憶容量’η’の指定をされたLPAR7をアクテ
ィベーションする際、記憶容量’η’の一部のみを使用
するか又はアクティベーションの後で、記憶容量’η’
の一部をオフラインする時、記憶容量’ζ’又は記憶容
量’δ’及び’ζ’の値は’0’として扱われる。記憶
容量の値の’0’は、該当する記憶領域が未割り当てで
ある事を示す。
【0030】次に、図8を用いて、連続したLMSの記
憶領域を非連続なRMSの記憶領域に分割して割り当て
た場合、連続したLMSの記憶領域に対する記憶装置ア
クセスが非連続なRMSの記憶領域に対する記憶装置ア
クセスに変換される手順を説明する。図8は、連続した
LMSの記憶領域に対する記憶装置アクセスが非連続な
RMSの記憶領域に対する記憶装置アクセスに変換され
る手順の概略を示したフローチャートである。 ステップ801 : LIPから連続したLMSの記憶
領域に対する記憶装置アクセスが、発行元のLPARの
IDであるRID(Region ID)及び連続した
LMSの記憶領域に対応した記憶装置アドレスを伴って
発行される。この時、該LPARが必要とする連続した
記憶領域は、RMSの非連続な記憶領域に、既に分割さ
れ割り当てられており、RMSの3つの空き記憶領域の
RMSアドレスとLMSアドレスの対応アドレスデータ
は、予め対応する記憶ブロックのハードウェア論理に予
め格納されている。 ステップ802 : 送られて来たRIDを用いて、該
RIDに対応する記憶ブロックを選択する。この記憶ブ
ロックには、予め対応するRIDのLMSアドレスに対
応するRMSアドレスを示すホスト実アドレスフィール
ドを持つ複数の記憶エントリから構成されている。 ステップ803 : ステップ802で選択された記憶
ブロック内から、LIPから送られて来たLMSアドレ
スのデータの上位部を用いて、目的とする記憶エントリ
を選択する。 ステップ804 : ステップ803で選択された記憶
エントリのホスト実アドレスフィールドから、指定され
たLMSアドレスのデータの上位部に対応するRMSア
ドレスのデータの上位部を取り出す。 ステップ805 : ステップ804で得られたLMS
アドレスのデータの上位部に対応するRMSアドレスの
データの上位部と、LMSアドレスのデータの下位部を
結合してRMSの記憶装置アドレスを得る。 ステップ806 : ステップ805で得られたRMS
の記憶装置アドレスを用いて、RMSをアクセスする。
【0031】以上、連続したLMSの記憶領域に対する
記憶装置アクセスが非連続なRMSの記憶領域に対する
記憶装置アクセスに変換される手順の概略を説明した。
【0032】以下にその変換過程の詳細な一実施例を図
9のa及びbそして図10を用いて説明する。図10
は、連続したLMSの記憶領域に対する記憶装置アクセ
スが非連続なRMSの記憶領域に対する記憶装置アクセ
スに変換される手順の詳細な一実施例を示したフローチ
ャートであり、図9のa及びbは、図10に示した変換
手順を実現する上で使用される、ハードウェアの詳細な
一実施例を示す論理ブロック図である。図9のaに於い
て、連続したLMSの記憶領域に対応したRIDは、信
号線851から入力され、信号線851は、ラッチA8
10に接続されている。又、連続したLMSの記憶領域
に対応した記憶装置アドレスは、信号線852から入力
され、信号線852は、ラッチA810に接続されてい
る。ラッチA810は、信号線851及び信号線852
を入力とし、信号線851及び信号線852を介して送
られて来た、連続したLMSの記憶領域に対応したRI
D及び連続したLMSの記憶領域に対応した記憶装置ア
ドレスを一旦蓄えておく中継ラッチであり、信号線85
4及び信号線855を介して、セレクタ820及びラッ
チB840に接続されている。セレクタ820は、信号
線854を介して送られて来たラッチA810の出力で
あるところの、連続したLMSの記憶領域に対応したR
ID及び連続したLMSの記憶領域に対応した記憶装置
アドレスの一部を入力として、アドレス再構成アレイ8
30を構成している複数のブロック(ブロック1〜ブロ
ックn)のうちの1つのブロックを選択するセレクタで
ある。セレクタ820は、更に、信号線856を介して
アドレス再構成アレイ830に接続されている。アドレ
ス再構成アレイ830は、複数のブロックから構成さ
れ、信号線856を介して送られて来たブロック選択指
示信号により、アドレス再構成アレイ830を構成して
いる複数のブロックのうちの1つのブロックを選択し、
信号線857を介して、ラッチB840に対し選択され
たブロック内のホスト実アドレスエントリの内容を送出
する。アドレス再構成アレイ830は、更に、選択され
たブロック内のホスト実アドレスエントリへの書き込み
データを入力するところの信号線853とも接続されて
いる。ラッチB840は、信号線857及び信号線85
5を入力とし、それぞれ信号線857及び信号線855
を介して送られて来た、アドレス再構成アレイ830の
複数のブロックのうちの選択されたブロック内のホスト
実アドレスエントリの内容及び連続したLMSの記憶領
域に対応した記憶装置アドレスの内の下位の一部を一旦
蓄えておく中継ラッチであり、信号線858を介して実
記憶装置アドレスであるRMSアドレスを送出する。以
上、連続したLMSの記憶領域に対する記憶装置アクセ
スが非連続なRMSの記憶領域に対する記憶装置アクセ
スに変換される手順を実現する上で使用されるハードウ
ェアの詳細な一実施例を示す論理構成を説明した。
【0033】次に図9のa及びbを用いて、アドレス再
構成アレイ830の論理構成の詳細を説明する。図9の
a及びbに於いて、アドレス再構成アレイ830は、複
数のブロックから構成され、信号線856を介して送ら
れて来たブロック選択指示により、アドレス再構成アレ
イ830を構成している複数のブロックのうちの1つの
ブロック860を選択する。更に、選択された1つのブ
ロック860は、複数のホスト実アドレスエントリ0
861〜ホスト実アドレスエントリm 863から構成
される。1つのブロック860を構成している複数のホ
スト実アドレスエントリ0 861〜ホスト実アドレス
エントリm 863から、信号線856を介して送られ
て来たエントリ選択指示信号に依り、1つのホスト実ア
ドレスエントリが選択される。それぞれのホスト実アド
レスエントリは、該ホスト実アドレスエントリが有効で
あるか無効であるかを示すVフィールドとホスト実アド
レスフィールドの2つのフィールドから構成される。該
ホスト実アドレスエントリが有効であれば、アドレス再
構成アレイ830の該ブロック860の該ホスト実アド
レスエントリ内のホスト実アドレスフィールドの内容
を、信号線857を介して、ラッチB840に対し送出
する。該ホスト実アドレスエントリが無効であれば、ア
ドレス指定例外のプログラム割込み要因が存在する旨の
信号を送出する。アドレス再構成アレイ830の該ブロ
ック860の該ホスト実アドレスエントリは、本例では
1メガバイト毎に1エントリが備えられ、1ブロック当
たり2048エントリで構成される。言い替えると、1
つのブロック860は2ギガバイト迄のアドレスの取扱
いが可能である。この場合、2ギガバイトがRMSの容
量となる。アドレス再構成アレイ830は、更に、選択
されたブロック内のホスト実アドレスエントリへの書き
込みデータを入力するところの信号線853とも接続さ
れており、アドレス再構成アレイ830を構成するそれ
ぞれのブロック860のそれぞれの任意のホスト実アド
レスエントリに任意のデータを格納する事が出来る。以
上、連続したLMSの記憶領域に対する記憶装置アクセ
スが非連続なRMSの記憶領域に対する記憶装置アクセ
スに変換される手順を実現する上で使用されるハードウ
ェアとその主要部分を構成するアドレス再構成アレイに
ついての詳細な一実施例を説明した。
【0034】以下にそのアドレス変換過程の詳細を図9
のa及びbそして図10を用いて詳細に説明する。図1
0に於いて、前記の連続したLMSの記憶領域に対する
記憶装置アクセスが非連続なRMSの記憶領域に対する
記憶装置アクセスに変換される手順は、ステップ901
からステップ909で構成される。以下、各ステップ毎
に変換処理手順を説明する。 ステップ901 : LIPから連続したLMSの記憶
領域に対する記憶装置アクセスが、その時動作している
LPARに割り当てられている所定のRID及び連続し
たLMSの記憶領域に対応したLMSADRを伴って発
行される。所定のRIDは、信号線851を介し、そし
てLMSADRは、信号線852を介してラッチA81
0に入力される。この時、該LPARが必要とする連続
した記憶領域は、RMSの非連続な記憶領域に、既に分
割され割り当てられており、アドレス再構成アレイ83
0のそれぞれのブロック860のそれぞれのホスト実ア
ドレスエントリは、該LPARが必要とする連続した記
憶領域をRMSの非連続な記憶領域に対応付けて、既に
割り当てられている。 ステップ902 : 信号線851を介して送られて来
た所定のRIDは、ラッチA810の部分bにラッチさ
れ、信号線852を介して送られて来たLMSADR
は、ラッチA810の部分eにラッチされる。 ステップ903 : ラッチA810は、信号線851
及び信号線852を入力とし、信号線851及び信号線
852を介して送られて来た所定のRID及び連続した
LMSの記憶領域に対応した記憶装置アドレスを一旦蓄
えておく中継ラッチであり、ラッチA810の部分bに
ラッチされている所定のRIDの値と、ラッチA810
の部分eにラッチされているLMSADRの値の上位部
分をセレクタ820に対し信号線854を介して送出す
る。同時に、ラッチA810の部分eにラッチされてい
るLMSADRの値の下位部分をラッチB840に対し
信号線855を介して送出する。 ステップ904 : セレクタ820は、信号線854
を介して送られて来た所定のRIDの値を用いて、アド
レス再構成アレイ830を構成している複数のブロック
のうちの1つのブロックを選択する指示を、信号線85
6を介してアドレス再構成アレイ830に出す。アドレ
ス再構成アレイ830は、信号線856を介して送られ
て来た値を用いて、対応する1つのブロックを選択す
る。 ステップ905 : セレクタ820は、信号線854
を介して送られて来たLMSADRの値の上位部分を用
いて、ステップ904で選択された1つのブロック内の
複数のホスト実アドレスエントリから1つのホスト実ア
ドレスエントリを選択する旨の指示を、信号線856を
介してアドレス再構成アレイ830に出す。アドレス再
構成アレイ830は、該ブロック内の複数のホスト実ア
ドレスエントリから1つのホスト実アドレスエントリを
選択し、該ホスト実アドレスエントリの内容を信号線8
57を介して、ラッチB840に送出する。 ステップ906 : ラッチB840は、信号線857
を介して送られて来た、アドレス再構成アレイ830の
複数のブロックのうちの選択されたブロック内のホスト
実アドレスエントリの内容をラッチし、該ホスト実アド
レスエントリのVフィールドが有効であるか無効である
かをテストする。該ホスト実アドレスエントリのVフィ
ールドが有効であれば、ステップ908に行き、該ホス
ト実アドレスエントリのVフィールドが無効であれば、
ステップ907に行く。 ステップ907 : このステップは、選択されたホス
ト実アドレスエントリのVフィールドが無効の場合に実
行され、アドレス指定例外のプログラム割込み要因が生
成され、この記憶装置アクセス動作は中断される。ホス
ト実アドレスエントリのVフィールドが無効であるとい
うことは、該当する記憶領域が未割り当てであるか又は
オフラインである事を示す。 ステップ908 : このステップは、選択されたホス
ト実アドレスエントリのVフィールドが有効の場合に実
行され、ラッチB840は、信号線857を介して送ら
れて来た、アドレス再構成アレイ830の複数のブロッ
クのうちの選択されたブロック内のホスト実アドレスエ
ントリの内容をラッチB840の上位部分にラッチし、
更に、信号線855を介して送られて来た連続したLM
Sの記憶領域に対応した記憶装置アドレスの内の下位の
内容をラッチB840の下位部分にラッチする。つま
り、本ステップでは、ホスト実アドレスフィールドの内
容がRMSアドレスの上位アドレスとして扱われ、信号
線855を介して送られて来た連続したLMSの記憶領
域に対応した記憶装置アドレスの内の下位の内容がRM
Sアドレスの下位アドレスとして扱われ、双方を結合す
ることによってRMSアドレス全体が生成される。この
アドレスデータが実際にRMSをアクセスする際に使用
される記憶装置アドレスである。 ステップ909 : ステップ908で得られたRMS
の記憶装置アドレスを用いて、RMSに対しアクセス要
求を出す。以上、連続したLMSの記憶領域に対する記
憶装置アクセスが非連続なRMSの記憶領域に対する記
憶装置アクセスに変換される手順の一実施例の詳細を説
明した。
【0035】次に、アドレス再構成アレイ830の複数
のブロック内のホスト実アドレスエントリの内容を動的
に変更する手順の一実施例を図9のa及びbを用いて説
明する。
【0036】LIPからアドレス再構成アレイ830の
複数のブロック内のホスト実アドレスエントリの内容を
動的に変更する要求が発せられると、該要求で指定され
たRID及び連続したLMSの記憶領域に対応したLM
SADRが要求に付随して送出され、該RIDは、信号
線851を介し、該LMSADRは、信号線852を介
してラッチA810に入力される。信号線851を介し
て送られて来たRIDは、ラッチA810の部分bにラ
ッチされ、信号線852を介して送られて来たLMSA
DRは、ラッチA810の部分eにラッチされる。ラッ
チA810は、信号線851及び信号線852を介して
送られて来たRID及び連続したLMSの記憶領域に対
応した記憶装置アドレスをラッチし、ラッチA810の
部分bにラッチされているRIDの値と、ラッチA81
0の部分eにラッチされているLMSADRの値の上位
部分をセレクタ820に対し信号線854を介して送出
する。セレクタ820は、信号線854を介して送られ
て来たRIDの値を用いて、アドレス再構成アレイ83
0を構成している複数のブロックのうちの1つのブロッ
クを選択する旨の指示を、信号線856を介してアドレ
ス再構成アレイ830に送出する。アドレス再構成アレ
イ830は、信号線856を介して送られて来た値を用
いて、対応する1つのブロックを選択する。セレクタ8
20は、信号線854を介して送られて来たLMSAD
Rの値の上位部分を用いて、選択された1つのブロック
内の複数のホスト実アドレスエントリから1つのホスト
実アドレスエントリを選択する旨の指示を、信号線85
6を介してアドレス再構成アレイ830に送出する。ア
ドレス再構成アレイ830は、該ブロック内の複数のホ
スト実アドレスエントリから1つのホスト実アドレスエ
ントリを選択し、該ホスト実アドレスエントリに対し、
信号線853を介して送られて来ているところの、選択
されたブロック内のホスト実アドレスエントリへの書き
込みデータを書き込む。以上の一連のホスト実アドレス
エントリに対する書き込み操作を動的に行う事に依っ
て、任意のRIDを持つ任意の連続したLMSの記憶領
域のLMSADRに対応するRMSアドレスを動的に任
意に変更する事が出来、更に、該ホスト実アドレスエン
トリのVフィールドを有効から無効に書き替える事に依
り、該LMSADR領域を動的に切り離す事が出来、該
ホスト実アドレスエントリのVフィールドが無効から有
効に書き替える事に依り、該LMSADR領域を動的に
接続する事が出来る。
【0037】以上説明した如く本発明においては、LP
ARをアクティベーションする場合の記憶領域割り当て
時、該LPARで必要とされる記憶容量より大きいか等
しい連続した空き記憶領域が無い場合、非連続な複数の
空き記憶領域のホスト実アドレスデータをアドレス再構
成アレイ830の該ブロック内の複数のホスト実アドレ
スエントリに設定し、保存しておく事に依り、該LPA
Rが指定する連続した記憶領域をアクセスする際に指定
する連続した記憶アドレスを、非連続な複数の記憶領域
のアドレス再構成アレイ830の該ブロック内の複数の
ホスト実アドレスエントリの値をアドレス変換過程内で
の変換操作の一部で使用し、非連続な物理記憶アドレス
に変換する事に依って実記憶装置の未使用記憶領域が連
続していなくても、あたかも連続した未使用記憶領域を
割り当てる如くに記憶領域割り当てる手段を与える。
【0038】更に、該LPARへのRMS割り当て時、
LPAR上で動作するOSからLMSの一部をオフライ
ンコマンド又はオンラインコマンドを用いて切り離した
り又は接続する場合、前記複数の記憶領域のハードウェ
アで保存されている該ホスト実アドレスエントリのVフ
ィールドを有効又は無効に書き替える事に依り、前記R
MS内の分割されたRMS領域内の複数の記憶領域の位
置及び容量を動的に変更する機能を持たせる事に依っ
て、一旦割り当てられた後、LPAR上で動作するOS
からLMSの一部をオフラインコマンドを用いて切り離
したりする場合、該LMS領域に対応するRMS領域を
使用状態から未使用状態にする動的再構成を実現出来
る。
【0039】更に、前記複数の記憶領域のハードウェア
で保存されている該ホスト実アドレスエントリのVフィ
ールドを有効又は無効に書き替えると同時に、対応する
ホスト実アドレスフィールドを書き替える事に依り、L
MSアドレスとRMSアドレスとの対応を動的に変更す
る事が出来る。
【0040】その結果、システムの操作性の向上が図ら
れ、更に実記憶装置の使用効率を向上させた記憶装置の
領域再構成制御方式を実現できる。尚本例では、ハード
ウェア論理を用いた領域再構成制御方式を例示したが、
マイクロプログラム制御で行っても良いことは云うまで
もない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、仮想計算機の論理記憶
装置のアドレスの実記憶装置のアドレスへの変換、論理
記憶装置の複数の記憶領域と実記憶装置の複数の実記憶
領域との対応関係の設定及び変更、そして該対応関係の
無効化及び有効化をコストを抑えて実現でき、かつ、シ
ステムの操作性を向上する共に実記憶装置の使用効率を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術である仮想計算機に対する実計算機の
共用の構成の概念を示す図である。
【図2】従来技術である実計算機上で動作する複数の仮
想計算機と、それぞれの仮想計算機が使用する記憶装置
の領域配分の構成の概念を示す図である。
【図3】従来技術における、それぞれの仮想計算機が使
用する実記憶装置の領域の対応と、一部の仮想計算機が
実記憶装置を使用しなくなった場合のそれぞれの仮想計
算機が使用する実記憶装置の領域の対応を示す図であ
る。
【図4】実記憶装置の非連続な空き領域に1つの仮想計
算機の連続した記憶領域に割り当てた例を示した図であ
る。
【図5】従来技術における、連続した論理記憶の記憶領
域に対する記憶装置アクセスが非連続な実記憶装置の記
憶領域に対する記憶装置アクセスに変換される手順の概
略を示したフローチャートである。
【図6】従来技術における、連続した論理記憶の記憶領
域に対する記憶装置アクセスが非連続な実記憶装置の記
憶領域に対する記憶装置アクセスに変換される手順の詳
細な例を示したフローチャートである。
【図7】従来技術における、図6に示した変換手順を実
現する上で使用されるハードウェアの詳細な例を示す論
理ブロック図である。
【図8】実施例における、連続したLMSの記憶領域に
対する記憶装置アクセスが非連続なRMSの記憶領域に
対する記憶装置アクセスに変換される手順の概略を示し
たフローチャートである。
【図9】実施例におけるハードウェアの構成を示す論理
ブロック図およびアドレス再構成アレイを構成するブロ
ック群の内の1つのブロックの詳細な構成を示す図であ
る。
【図10】実施例における、連続した論理記憶の記憶領
域に対する記憶装置アクセスが非連続な実記憶装置の記
憶領域に対する記憶装置アクセスに変換される手順を詳
細に示したフローチャートである。
【符号の説明】
210 実中央処理装置 221,222,223 仮想計算機 231,232,233 論理中央処理装置 240 実記憶装置 701,702,703,704,705,706,7
07 加算器 711,712, 減算器 721,722,723 比較器 731,732 ゼロ検出器 741 セレクタ 810、840 ラッチ 820 セレクタ 830 アドレス再構成アレイ 860 ブロック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と記憶装置から構成され、
    該記憶装置の実記憶領域を複数の分割記憶領域に論理的
    に分割し、前記中央処理装置上で動作する仮想計算機の
    論理記憶装置に前記分割記憶領域を割り当てる情報処理
    装置に於ける記憶装置の領域再構成制御方式であって、 上位アドレスにより分割された前記論理記憶装置の各領
    域対応に割り当てられた記憶エントリに前記分割記憶領
    域の先頭アドレスを示す上位アドレスを格納した記憶ブ
    ロックを各仮想計算機毎に設けたアドレス再構成アレイ
    と、 前記仮想計算機から発行された該仮想計算機の識別子と
    論理記憶装置のアドレスに基づき該識別子に対応する前
    記アドレス再構成アレイ内の記憶ブロックを選択すると
    共に該記憶ブロックから前記論理記憶装置のアドレスの
    内の上位アドレスに対応する記憶エントリを選択する選
    択手段を備え、 前記仮想計算機から、アドレス変換要求が発行され、選
    択手段に対して該仮想計算機の識別子と論理記憶装置の
    アドレスが発行されたとき、前記選択手段により前記ア
    ドレス再構成アレイの該識別子に対応する記憶ブロック
    内の該論理記憶装置のアドレスの上位アドレスに対応す
    る記憶エントリに格納されている前記分割記憶領域の先
    頭アドレスを示す上位アドレスを読み出し、該読み出さ
    れた分割記憶領域の先頭アドレスを示す上位アドレスと
    前記発行された論理記憶装置のアドレスの下位アドレス
    とを結合して前記記憶装置の実記憶領域のアドレスを生
    成し、 前記仮想計算機から、前記アドレス再構成アレイの内容
    の変更要求が発行され、前記選択手段に対して該仮想計
    算機の識別子と論理記憶装置のアドレスが発行され、前
    記アドレス再構成アレイに対して前記分割記憶領域の先
    頭アドレスを示す上位アドレスが発行されたとき、前記
    選択手段により、該識別子に対応する前記アドレス再構
    成アレイ内の記憶ブロックを選択すると共に該記憶ブロ
    ック内の前記発行された論理記憶装置のアドレスの上位
    アドレスに対応する記憶エントリを選択し、該選択され
    た記憶エントリに前記発行された分割記憶領域の先頭ア
    ドレスを示す上位アドレス書き込み、該選択された記憶
    エントリの内容を変更することを特徴とする記憶装置の
    領域再構成制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記憶装置の領域再構成制
    御方式において、 前記記憶エントリは、該記憶エントリが有効であるか無
    効であるかを示す有効表示フィールドと前記記憶装置の
    実記憶領域の分割記憶領域の先頭アドレスの上位アドレ
    スを示すホスト実アドレスフィールドから構成され、 前記仮想計算機からのアドレス変換要求により前記記憶
    エントリが選択されて読み出され、該読み出され記憶エ
    ントリの有効表示フィールドが無効を示すとき、該仮想
    計算機に対しアドレス指定例外のプログラム割込み要因
    を報告し、有効を示すとき、アドレス変換を実行し、得
    られたアドレスを有効な実記憶領域のアドレスとし、 前記仮想計算機からの前記アドレス再構成アレイの内容
    の変更要求により選択された記憶エントリの内容を、前
    記アドレス再構成アレイに対して発行された前記有効表
    示フィールド情報とホスト実アドレスフィールド情報に
    より変更することを特徴とする記憶装置の領域再構成制
    御方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記憶装置の領域再構成制
    御方式において、 前記仮想計算機から前記アドレス再構成アレイの内容の
    変更要求が発行され、前記アドレス再構成アレイに対し
    て前記有効表示フィールド情報のみが発行されたときは
    選択された前記記憶エントリの有効表示フィールドのみ
    を変更し、前記ホスト実アドレスフィールド情報のみが
    発行されたときは選択された前記記憶エントリのホスト
    実アドレスフィールドのみを変更することを特徴とする
    記憶装置の領域再構成制御方式。
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