JPH0726336B2 - 繊維製品裏打ち用組成物 - Google Patents

繊維製品裏打ち用組成物

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JPH0726336B2
JPH0726336B2 JP11976585A JP11976585A JPH0726336B2 JP H0726336 B2 JPH0726336 B2 JP H0726336B2 JP 11976585 A JP11976585 A JP 11976585A JP 11976585 A JP11976585 A JP 11976585A JP H0726336 B2 JPH0726336 B2 JP H0726336B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐光性、耐ブリスター性、裏面の外観に優れた
繊維製品裏打ち用組成物に関するものである。
タフテッドカーペット、椅子張り布、自動車シート、航
空機用シート、人工芝生等のパイル織物、これらパイル
にはパイルの固着、二次基布の貼り合わせ、寸法安定性
及び弾性付与を目的として、一般的にはSBRラテック
ス、天然ゴムラテックス、高分子エマルジョン等の高分
子水分散液に必要に応じて重質炭酸カルシウム、水酸化
アルミニウム等の無機充填剤、及び増粘剤等の各種添加
剤を配合した組成物が裏打ち(バッキング)されてい
る、本発明の組成物は上記の如きパイル織物、織物の裏
打ち用として利用される。
〔従来の技術〕
上記の高分子水分散液のうち、SBRラテックス、天然ゴ
ムラテックスを裏打ち剤として用いると、裏打ちとはい
えども、その製品を屋外で日光に長時間晒すと裏打ち剤
が老化して強度の低下、あるいは風合の変化、変色(黄
変)が生じ商品価値を著しく低下させることがある。
一方,裏打ち剤を塗布した繊維製品の乾燥工程において
特に高温で、しかも風量を大きくして乾燥効率を良くし
た場合には、塗布された接着剤中の水分が蒸発する際、
表面のみが速く乾燥して皮膜を作ってしまい、内部に残
った水が表面の乾燥皮膜をつき破って、ふくらみ(ブリ
スター)現象を生じ、製品の外観を著しく損なうことが
ある。この現象は、高分子水分散液としてSBRラテック
ス、NBRラテックス、MBRラテックス、天然ゴムラックス
を用いた場合は組成物中にオルガノポリシロキサン化合
物を配合することによって防止することが出来るが、ア
クリル酸アルキルエステル、スチレン、アクリロニトリ
ル等のエチレン性不飽和単量体を主単量体として得られ
る重合体及び共重合体の高分子エマルジョンを用いた場
合にはオルガノポリシロキサン化合物を配合してもブリ
スター現象を防止することは困難である。例えば特開昭
59−230075号に見られるように少量のアンモニウム化合
物を併用し、オルガノポリシロキサンの効果を飛躍的に
高める等の手段を講じることによってアクリル酸エステ
ル等を主体とする高分子分散液でも、ブリスター現象を
防止することは可能となることがあるが、アンモニウム
塩を使用すると、多湿又は水がかかった状態から冷却さ
れた時に塩が再結晶して析出し、裏面の外観が変化する
ことがある。特に冬場においてバッキング面が黒く着色
された状態の時に顕著に見られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
(1) SBRラテックス、天然ゴムラテックス等を裏打
ち剤として用いたものは、ブリスター防止は容易である
が耐光性に劣っている。又、従来の高分子エマルジョン
を裏打ち剤として用いたものは耐光性は優れているがブ
リスター防止が困難である。
(2) 高分子エマルジョンの耐ブリスター性を良くす
る為にオルガノポリシロキサンとアンモニウム塩を併用
した場合、塩が再結晶して裏面の外観を損ねる。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明者は、耐光性、耐ブリスター性及び裏面外観の優
れた繊維製品裏打ち用組成物を開発すべく検討を重ねた
結果、アクリル系樹脂エマルジョン100重量部(固形
分)、無機充填剤0〜500重量部、オルガノポリシロキ
サン化合物0.03〜3重量部及びアルカノールアミンと酸
からなる非結晶性の塩0.5〜10重量部を含有することを
特徴とする組成物が所期の目的を達成することを見出
し、本発明を完成するにいたった。
〔作用〕
本発明において用いられるアクリル系樹脂エマルジョン
は、タフテッドカーペット、椅子張り布、自動車シー
ト、航空機用シート、人工芝生等のパイル織物、パイル
の固着、二次基布の接着、寸法安定性等の目的の為に使
用される。充填剤はコストダウンの為の増量剤として用
いられるのが主目的であるが、製品の重量感を出す為に
も使われる。また、オルガノポリシロキサン化合物はア
ルカノールアミンと酸からなる非結晶性の塩の併用によ
りブリスター現象発生の防止に卓効を示す。
本発明のアクリル系樹脂エマルジョンは、官能基を有す
る単量体(例えば、エチレン系不飽和カルボン酸、(メ
タ)アクリル酸2ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル
酸2ヒドロキシプロピル、アクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド)を全単量体中に0.5〜10重量%含
むものが好ましい。この範囲内であれば良好な接着強
度、充填剤の分散性、粘度経時安定性、耐水性重合安定
性等に優れたものが得られる。
このアクリル系樹脂エマルジョンの構成単量体として
は、例えばエチレン系不飽和カルボン酸アルキルエステ
ル(例えばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、n−プロピル(メタ)アクリレー
ト、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキ
シル(メタ)アクリレート)、エチレン系不飽和芳香族
単量体(例えばスチレン、α−メチルスチレン、ジビニ
ルベンゼン)、エチレン系不飽和カルボン酸(例えばア
クリル酸、メタアクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、
フマル酸、クロトン酸)、及びその他のビニル単量体
(例えばアトリロニトリル、(メタ)アクリル酸−2−
ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキ
シプロピル、アクルアミド、N−メチロールアクリルア
ミド)の単独又は共重合体から成る高分子エマルジョン
である。アクレル系樹脂エマルジョンは、公知の方法に
より水性媒体中で乳化剤、重合開始剤、キレート剤、分
子量調節剤を用いて乳化重合により製造することができ
る。
本発明に用いるアクリル系樹脂エマルジョンの製造に使
用する乳化剤は通常の重合に使用されるアニオン性及び
ノニオン性界面活性剤を用いることができる。例えばア
ニオン性界面活性剤としては、高級アルコールの硫酸エ
ステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、脂肪族
スルフォン酸塩、脂肪酸石けん等が挙げられる。又、ノ
ニオン性活性剤としては通常のポリエチレングリコール
のアルキルエーテル、アルキルエステル、アルキルフェ
ニルエーテル等が挙げられるが、本発明の組成物がブリ
スターを発生せしめない為には又、優れた強度及び耐水
性を保持しうる為には重合時の乳化剤の使用量はアクリ
ル系樹脂エマルジョンの固形分100重量部当り、1.5重量
部以下である事が望ましい。
重合開始剤としては過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリ
ウム、過硫酸カリウム等の水溶性開始剤、過酸化ベンゾ
イル等の油溶性開始剤あるいはそれらと過酸化水素/硫
酸第一鉄を組合せたレドックス系開始剤のいずれをも使
用できる。
分子量調節剤、キレート剤、無機塩等も乳化重合におけ
る公知のものを用いることができる。
本発明に用いられる充填剤としては、重湿炭酸カルシウ
ム、水酸化アルミニウム、クレー、タルクなどを単独あ
るいは混合して用いることができる。使用量は高分子分
散液固形分100重量部当り0〜500重量部である。充填剤
に起因する裏打ち層の白色が嫌われる場合は、充填剤を
用いない場合があるが、一般的には充填剤量を多くした
方が耐ブリスター性が良くなる傾向が認められるので、
好ましい使用量は100〜400重量部である。500重量部を
越えると満足な物性が得られない。
本発明に用いられるブリスター防止効果を有する物質は
オルガノポリシロキサン化合物とアルカノールアミンと
酸から成る塩の併用より成りそれぞれ単独でも用いても
ブリスターの防止は困難である。オルガノポリシロキサ
ン化合物は、特公昭40−21427号、特公昭47−19604号、
特開昭50−24336号、米国特許第3246339号、同第325514
0号、英国特許第1141867号などに記載されている、例え
HO−C4H8O−CH2(CH32SiO(CH32SiO10Si(CH3
O−C4H8OH(HO−CH2CH2 2N−CH2−Si(CH3 2O−Si
(CH3−CH2−N(CH2CH2 2OH 等のジメチルポリシロキサン−アルキレンオキサイド共
重合体が好ましく使用され、市販品として、例えば、TP
A4380、TPA4390(東芝シリコン社製品)が挙げられる。
その使用量は、アクリル系樹脂エマルジョンの固形分10
0重量部当り0.03〜3.0重量部である。0.03重量部未満の
場合には、ブリスター性の防止が不可能となり、3.0重
量部を越えて配合してもそれ以上のブリスター性の防止
効果は得られない。
オルガノポリシロキサン化合物と併用する塩としては、
アルカノールアミンと酸から成る非結晶性の塩でなけれ
ばならない。結晶性を有するような酸のアンモニウム塩
は多湿又は水のかかった状態から冷却された時に塩が結
晶となって析出し、裏面の外観を損ねることがある。
アルカノールアミンとしては、第1級、2級及び3級の
エタノールアミン、プロパノールアミン等が使用でき
る。又、酸としては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン
酸、炭酸等の無キ酸、及びギ酸、酢酸、フマール酸、無
水マレイン酸、蓚酸、クエン酸等の有キ酸が挙げられ
る。これらの塩は、エマルジョン中のカルボン酸モノマ
ー及び自己架橋性を有するモノマーのN−メチロールア
クリルアミド等を用いている場合は架橋反応の触媒的作
用をも有する。好ましい塩として、一例をあげるならば
モノエタノールアミンの塩酸塩等が挙げられる。塩の添
加量は高分子エマルジョンの固形分100重量部当り0.5〜
10重量部である。0.5重量部以下ではブリスター防止効
果が弱く、又、10重量部以上用いると強度、耐水性の低
下をきたすので好ましくない。
さらに、本発明組成物に必要に応じて分散剤、架橋剤、
消包剤、増粘剤、防腐剤及び顔料などの通常の添加剤を
配合することは何ら差しつかえない。オルガノポリシロ
キサン化合物、アルカノールアミンと酸から成る塩の組
成物の調製時に他の配合剤と共にアクリル系樹脂エマル
ジョンに添加されても良いし予め重合時又は重合後のア
クリル系樹脂エマルジョンに添加しておいてもよい。
本発明組成物は、カーペット、人工芝生、モケットなど
をはじめとする裏面にアクリル系樹脂エマルジョンに処
理の施されるすべての繊維製品に適用することができ
る。
次に実施例により本発明を具体的に説明する。各実施例
における配合成分の部数は全て固形分の重量部を示す。
合成例(アクリル系樹脂エマルジョンの合成) 撹拌器、還流コンデンサー、滴下漏斗、温度計をとりつ
けた反応容器に水100部、ニューコール271A(アルキル
ジフェニルエーテルスルホン酸ナトリウム;日本乳化剤
(株))1.0部を投入する。次いでエチルアクリレート9
0部、アクリロニトリル7部、N−メチロールアクリル
アミド2部、アクリル酸1.0部の混合液及び過硫酸アン
モニウム0.5部、メタ重亜硫酸ソーダ0.5部を4時間かけ
て滴下して、反応温度60℃で乳化重合を行ない、滴下終
了1時間後に冷却し、28%アンモニア水0.4部を添加し
た、このようにして得られたアクリル系樹脂エマルジョ
ンは固形分50%、pH4.5、粘度70cpsであった。
比較合成例(SBRラテックスの合成) 撹拌器付き耐圧重合容器に水120部、ニューコール271A
1.0部、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム0.05部、過
硫酸カリウム0.2部、を仕込み次いでスチレン50部、ブ
タジエン47部、アクリル酸3部、ターシャリードデシル
メルカプタン0.5部を仕込んで十分窒素置換後60〜70℃
で10時間反応させた。得られたラテックスを水酸化カリ
ウム水溶液でpHを8.0に調製し、次いで残留モノマーを
除去する為に水蒸気及び窒素ブローを行ない最後に固形
分、pHを調製し、固形分50%、粘度150cps、pH8.0のSBR
ラテックスを得た。
〔実施例1〕 合成例のアクリル系樹脂エマルジョン100部、重質炭
酸カルシウム(SS30日東粉化(株))300部、オルガノ
ポリシロキサン化合物(TPA4380:東芝シリコン(株))
0.6部、モノエタノールアミン塩酸塩1.0部を配合し、更
に増粘剤としてポリアクリル酸ソーダ(アロンA20L:東
亜合成(株))3.2部、分散顔料(Disperse Black SD−
9020)1.0部及び固形分調製の為に水を配合して固形分7
0%、粘度15000±1000cps(BM型回転粘度計4号ロータ
ー12rpm、25℃での測定値)の組成物を得た。次いで組
成物の粘度経日変化を測定するため、この組成物をフタ
付ガラスサンプルビンに入れ、密栓て25℃で10日間放置
後と、40℃で10日間放置後の粘度をそれぞれ測定した。
次に基布がポリプロピレン、パイルがナイロンである人
工芝生の生機の裏面に塗布量が1.0kg/m2(wet)になる
ようにこの組成物を均一に塗布し、直ちに温度150℃、
風速15m/secの熱風乾燥機に入れ7分間乾燥させた後の
ブリスターの発生状態を肉眼で観察した。次に同様の方
法で、この組成物を人工芝生に塗布し、乾燥後フェード
メーター中で、塗布面を200hrs照射した後、亀裂の有
無、風合の硬化の程度を観察した。これらの結果を表−
1に示すが、本発明のこの組成物は粘度経日変化がな
く、極めて優れた耐ブリスター性、耐光性を有すること
がわかる。又、バッキングしたものを水に約10秒間浸漬
し、その後とり出して1時間25℃の室温に放置後、更に
0℃の状態で1時間放置しても裏面の外観が何ら変化し
ていなかった。
〔実施例2〕 塩として2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール塩
酸塩3.0部、増粘剤としてのポリアクリル酸ソーダ3.5部
を用いること以外は実施例1と全く同様の方法で固形分
70%、粘度15000cpsの組成物を調製した。
次いで実施例1と同様の方法で粘度経日安定性、耐ブリ
スター性、耐光性及び裏面の外観を測定した。結果は表
−1に示す如く、極めて優れたものであった。
〔実施例3〕 オルガノポリシロキサン化合物1.2部、モノエタノール
アミン塩酸塩3.5部、増粘剤としてのポリアクリル酸ソ
ーダ2.8部を用い、そして重質炭酸カルシウムを用いな
いと以外は実施例1と全く同様の方法で固形分70%、粘
度15000cpsの組成物を調製した。
次いで実施例1と同様の方法で粘度経日安定性、耐ブリ
スター性、耐光性及び裏面の外観を測定した。結果は表
−1に示す如く極めて優れたものであった。
〔比較例1〕 オルガノポリシロキサン化合物3.0部、増粘剤としての
ポリアクリル酸ソーダ2.7を用い、モノエタノールアミ
ン塩酸塩を添加しないこと以外は実施例1と全く同様の
方法で固形分70%、粘度15000cpsの組成物を調製した。
次いで実施例1と同様の方法で粘度経日安定性、耐ブリ
スター性、耐光性、裏面の外観を測定した。結果は表−
1に示す如く、この組成物は粘度経日安定性に劣り、耐
ブリスター性も本発明の組成物より劣っていた。
〔比較例2〕 モノエタノールアミン塩酸塩6.0部、増粘剤としてのポ
リアクリル酸ソーダ4.0部を用いオルガノポリシロキサ
ンを添加しないこと以外は、実施例1と全く同様の方法
で固形分70%、粘度15000cpsの組成物を調製した。
次いで実施例1と同様の方法で粘度経日安定性、耐ブリ
スター性、耐光性、裏面の外観を測定した。結果は表−
1に示す如く、オルガノポリシロキサン化合物を含まな
い、この組成物は耐ブリスター性が非常に劣っている。
〔比較例3〕 塩としてモノエタノールアミン塩酸塩2.5部にかえて硫
酸アンモニウム2.5部を用いること以外は実施例1と全
く同様な方法で固形物70%、粘度15000cpsの組成物を調
製した。
次いで実施例1と同様の方法で粘度経日安定性、耐ブリ
スター性、耐光性、裏面の外観を測定した。結果は表−
1に示す如く、粘度経日安定性、耐ブリスター性、耐光
性は良好であったが、バッキングしたものを約10秒間水
に浸漬し、25℃の室温に1時間放置後、更に0℃で1時
間放置した後、裏面を観察すると水に浸漬していた硫酸
アンモニウムが再結晶により析出し、白化していた。
〔比較例4〕 重質炭酸カルシウム500部、増粘剤としてのポリアクリ
ル酸ソーダ4.0部を用い、オルガノポリシロキサン化合
物及び酸のアンモニウム塩を添加しないこと以外は実施
例1と全く同様の方法で固形分70%、粘度15000cpsの組
成物を調製した。
次いで実施例1と同様の方法で粘度経日安定性、耐ブリ
スター性、耐光性、裏面の外観を測定した。結果は表−
1に示す如く、充填剤量が多いにもかかわらず、オルガ
ノポリシロキサン化合物、塩を含まない組成物は、本発
明組成物に較べて、耐ブリスター性が劣っていた。
〔比較例5〕 比較合成例のSBRラテックス100部、増粘剤としてのポ
リアクリル酸ソーダ2.5部を用い、モノエタノールアミ
ン塩酸塩を添加しないこと以外は実施例1と全く同様の
方法で固形分70%、粘度15000cpsの組成物を調製した。
次いで実施例1と同様の方法で粘度経日安定性、耐ブリ
スター性、耐光性、裏面の外観を測定した。結果は表−
1に示す如く、SBRラテックスにオルガノポリシロキサ
ン化合物を添加した、この組成物は粘度経日安定性が劣
り、耐光性も不良であった。
〔比較例6〕 SBRラテックス100部、ノニオン活性剤(ポリオキシエ
チレンノニルフェニルエーテル、ノイゲンEA120第一工
業製薬(株))2部、オルガノポリシロキサン化合物0.
3部、増粘剤としてのポリアクリル酸ソーダ2.5部を用
い、モノエタノールアミン塩酸塩を添加しないこと以外
は実施例1と全く同様の方法で、固形分70%、粘度1500
0cpsの組成物を調製した。
次いで実施例1と同様の方法で粘度経日安定性、耐ブリ
スター性、裏面の外観、耐光性を測定した。結果は表−
1に示す如く、SBRラテックスを配合した、この組成物
は耐光性が劣っていた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 33/04 LJE

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリル系樹脂エマルジョン100重量部
    (固形分)、充填剤0〜500重量部、オルガノポリシロ
    キサン化合物0.03〜3重量部、及びアルカノールアミン
    と酸からなる非結晶性の塩0.5〜10重量部を含有するこ
    とを特徴とする繊維製品裏打ち用組成物。
  2. 【請求項2】充填剤が、重質炭酸カルシウム、水酸化ア
    ルミニウム、クレー、タルクから選ばれる一種以上の無
    機充填剤である特許請求の範囲第1項記載の繊維製品裏
    打ち用組成物。
  3. 【請求項3】オルガノポリシロキサン化合物が、ポリア
    ルキレンオキサイドのジメチルポリシロキサン付加物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の繊維製品裏打ち用組成
    物。
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