JPH07264154A - ジッタ抑圧回路 - Google Patents

ジッタ抑圧回路

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JPH07264154A
JPH07264154A JP6048196A JP4819694A JPH07264154A JP H07264154 A JPH07264154 A JP H07264154A JP 6048196 A JP6048196 A JP 6048196A JP 4819694 A JP4819694 A JP 4819694A JP H07264154 A JPH07264154 A JP H07264154A
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    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/07Synchronising arrangements using pulse stuffing for systems with different or fluctuating information rates or bit rates
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期伝送網における終端装置から非同期伝送
網に送出するためのクロックのジッタ抑圧回路に関し、
ビット・スタッフによる位相変動分を少なくしてジッタ
を抑圧することを目的とする。 【構成】 書き込みクロック発生部1,バッファメモリ2,
バイト−ビット変換部3,読み出しクロック発生部4,平滑
化部5,および, クロックマスク部7を有する同期伝送網
におけるクロックのジッタ抑圧回路であって、前記クロ
ックマスク部7の出力クロックを、該クロックの1周期
が1/Nとなるように位相分割してN相のクロックを発
生するN相クロック発生部6を具備するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジッタ抑圧回路に関し、
特に、同期伝送網における終端装置から非同期伝送網に
送出するためのクロックのジッタ抑圧回路に関する。近
年、SONET(Synchronous Optical Network) 等の非
同期網において、ディジタルPLL回路を使用すること
なくビット・スタッフ信号に変換することができるバイ
ト−ビット変換部が提案されている。そして、ビット・
スタッフによる位相変動分を少なくしてジッタを抑圧す
ることができるジッタ抑圧回路の提供が要望されてい
る。
【0002】
【従来の技術】図19は同期伝送網の一例としてのSO
NETシステムを説明するためのブロック図である。同
期伝送網は、非同期伝送網からのデータを、統一したク
ロック源のビット(BITS)からのクロックにより転送して
再び非同期伝送網に渡すものであるが、この同期伝送網
においては、図19に概略的に示すSONETのよう
に、非同期伝送網に接続された終端装置 LTE1− LTE2
の間にデータ分岐・挿入装置ADM(Add-Drop Multiple
xer)が介在しており、送り側の終端装置 LTE1では、非
同期伝送網データをSONET のフレームに適合した形でマ
ッピンク(Synchronize) してデータSPE(Synchronous
Payload Envelope)の形式に変換し、ポインタの初期値
を付加して分岐・挿入装置ADM に送る。
【0003】図20は同期伝送における一般的なバイト
・スタッフを説明するための図であり、SONET 等の同期
伝送網で使用されるフレームフォーマットを示すもので
ある。また、図21は同期伝送における一般的なポイン
タ・アクションを説明するための図である。ここで、図
21において、参照符号Iはポジティブ・スタッフを示
し、また、Dはネガティブ・スタッフを示している。
【0004】図20(a) に示すように、このフレーム
は、1行が90バイトのサブ・フレームを9行分集めて1
マルチ・フレームを構成したもので、各行の先頭3バイ
ト部分(斜線で図示)がオーバーヘッドバイト(OHB)と
して割り当てられており、このオーバーヘッドバイトの
内の更に所定の3バイトH1〜H3を「ポインタ」とし
て割り当てている。そして、各行の残りの87バイト部分
が上記のデータSPE 部分に相当している。
【0005】ポインタは、データSPE を作成して LTE1
と、その他の装置(ADM)との間に位相変動があっても誤
りを生じないで正しくデータSPE の授受が出来る様に導
入されたもので、該位相変動は、データSPE がフレーム
(STS−1フレーム)間を自由に動き回れる事により吸収
される。すなわち、ポインタは、 STS−1フレーム内の
データSPE の先頭位置を指しており、自装置(ADM)のタ
イミングで作成された STS−1フレームと他装置(LTE
1)のタイミングで作成されたデータSPE との相対的位
相が変動した時に、±1づつ変化する事が許される。
【0006】ポインタ値が+1された場合、ポジティブ
・スタッフと呼ばれその瞬間の1フレームだけ、図20
(b) および図21に示されるように、H3バイトの次の
1バイトだけデータSPE がスキップされ、データSPE
は、それ以後1バイトだけ後ろにずれる。ポインタ値が
−1された場合は、ネガティブ・スタッフと呼ばれ、そ
の瞬間の1フレームだけ、図20(c) および図21に示
されるように、H3バイトの位置にもデータSPE が割り
付けられ、データSPE はそれ以後1バイトだけ前進す
る。
【0007】以下、ポジティブ・スタッフおよびネガテ
ィブ・スタッフを「バイト・スタッフ」と総称すること
とする。尚、このバイト・スタッフは、SONET の規格に
より、4フレーム未満の間隔では行えないようになって
いる。受端の装置(LTE2)にとって、データSPE だけを
取り出す場合このポジティブ・スタッフはバイト位置H
3の次のバイト位置(点線では示す通常はデータが詰ま
っている位置)のクロックが歯抜けとなるように指示す
るものであり、ネガティブ・スタッフはバイト位置H3
(通常はクロック歯抜けの位置)に8ビットクロックを
挿入するように指示するものである。これを、マルチ・
フレーム全体として示すと、図20(b) および(c) に示
すようになる。
【0008】このようにして、分岐・挿入装置ADM で
は、終端装置 LTE1からのフレームを解いてポインタ処
理を行い、自分のフレームにポインタを読み替えてデー
タSPEを出すと共に、クロック源BITSから終端装置 LTE
1へのクロックの周波数fと、分岐・挿入装置ADM への
クロックの周波数f’との偏差f−f’が図19に示す
ように存在すると、分岐・挿入装置ADM でのポインタ・
アクションは図示のようにその偏差に応じて行われ、偏
差が大きくなるとポインタ・アクションの密度が高くな
ることが分かる。
【0009】このようにして、ポインタ・アクションが
行われたフレームを受けた終端装置LTE2では、図20
(a) に示すようなオーバーヘッドバイト(斜線で示した
3バイトの部分)のクロックの歯抜けがジッタの原因に
なるので、この歯抜け部分をPLL 回路により平滑化しジ
ッタを抑圧した形で再び非同期伝送網データとして送出
する。
【0010】このように、終端装置 LTE2では、分岐・
挿入装置ADM からのデータから、データSPE だけを取出
す際に、図20(a) に示すようなオーバーヘッドバイト
の周期的なクロックの歯抜けはその周波数が高い(72kH
z)ため、従来技術のPLL 回路のジッタ抑圧特性によっ
て平滑化し低いジッタに薄めることができる。しかしな
がら、図20(b) および(c) に示すようなバイト・スタ
ッフを行う場合には、周期性が低いため、デマッピング
では薄めることができず、そのままジッタとして送出さ
れてしまうこととなる。
【0011】そこで、図19に示すように、終端装置 L
TE2では、ジッタ抑圧回路と組み合わされたポインタ処
理を行って、かかるバイト・スタッフによるジッタを抑
圧する必要がある。図22は従来のジッタ抑圧回路の一
例を概念的に示すブロック図である。図22において、
参照符号1は、同期伝送網から受信した連続クロックか
らオーバーヘッド信号(図20(a) に示した先頭3バイ
ト)に対する位置のクロックをマスクし、且つ、受信し
たデータ中のバイト・スタッフ信号によりポジティブ・
スタッフまたはネガティブ・スタッフのいずれかのバイ
ト・スタッフを行い、受信したデータ中の主信号情報の
みに対応するクロックを発生する書き込みクロック発生
部(バイト・スタッフ部)であり、図20(b) および
(c) に斜線で示した部分を除いた部分についてのクロッ
クを発生している。
【0012】また、参照符号2は、書き込みクロック発
生部1からのクロックにより同期伝送網のSPE データの
みを格納するバッファメモリ、3は上記のバイト・スタ
ッフ信号を受けてこのバイト・スタッフのクロック(歯
抜けまたは挿入クロック)を所定のフレーム数に1回1
ビットずつ発生する(例えば10〜500 フレームに1回発
生する)ように平滑化するためのビット・スタッフ信号
を発生するバイト−ビット変換部、4は連続クロックか
ら該オーバーヘッドバイト位置のクロックのみをマスク
し且つ該ビット・スタッフ信号によりビット・スタッフ
を行ってバッファメモリ2の読出クロックを発生するビ
ット・スタッフ部、そして、5はビット・スタッフ部4
の出力クロックを書き込みクロックとしてバッファメモ
リ2から読み出されたデータを書き込むと共に該オーバ
ーヘッドバイト位置のクロック歯抜けの平滑化を行って
非同期伝送網データを発生する平滑化部である。尚、後
述するように、書き込みクロック部1, バッファメモリ
2, バイト−ビット変換部3, および, ビット・スタッ
フ部4によってもオーバーヘッドバイト以外のクロック
についての平滑化部が構成されている。
【0013】図23は本発明および従来例のジッタ抑圧
回路における位相−ビット変換部を除く具体的な構成を
示す図であり、また、図24はビット・スタッフ位置の
具体例を示す図である。図23に示されるように、図2
2に示すバイト・スタッフ部1は、フレーム同期回路2
1, フレーム・タイミング発生回路22, ポインタ処理
回路23, ANDゲート24〜26, ORゲート27,
および, ANDゲート28で構成されている。また、ビ
ット・スタッフ部4は、ANDゲート31〜33, OR
ゲート34, および, ANDゲート35で構成されてい
る。さらに、平滑化部5は、ジッタ・バッファ51およ
びアナログPLL回路52で構成されている。ここで、
ポインタ処理部は、フレーム同期回路21,フレーム・
タイミング発生回路22,および,ポインタ処理回路2
3等に対応し、デマッピング部は、ジッタ・バッファ5
1に対応し、そして、ジッタ抑圧部は、バイト−ビット
変換部3に対応している。
【0014】まず、フレーム同期回路21は、同期伝送
網のデータにおけるフレーム同期信号の位置を連続クロ
ックに基づいて検出し、フレーム・タイミング発生回路
22に伝える。このフレーム・タイミング発生回路22
では、オーバーヘッドバイトの各行3バイトをマスクし
てクロックを出さないようにするための信号をANDゲ
ート26の一方の入力端子に与え、バイト・スタッフに
関係するバイトH1,H2の位置を示す信号をポインタ
処理回路23に伝え、ネガティブ・スタッフの対象とし
てクロックが挿入されるバイトH3の位置を示す信号を
AND25の一方の入力端子に与え、そして、ポジティ
ブ・スタッフの対象としてクロックが歯抜けとなるバイ
トH3の次のバイト位置を示す信号をANDゲート24
に与える。
【0015】ポインタ処理回路23では、バイトH1,
H2の信号と同期伝送網のデータおよび連続クロックを
受けて、該データ中のバイトH1,H2のポインタ値の
変化(図20参照)に基づきポジティブ・スタッフ信号
またはネガティブ・スタッフ信号を発生して、それぞれ
ANDゲート24,25の他方の入力端子に与えてい
る。これにより、ANDゲート24からは、ポジティブ
・スタッフの位置のみが、“1”となった信号が出力さ
れ、ORゲート27を経てANDゲート28に与えられ
る。また、ANDゲート25からは、ネガティブ・スタ
ッフの位置のみが“1”となった信号が出力される。従
って、ANDゲート25の出力が反転されてANDゲー
ト26に与えられることにより、ネガティブ・スタッフ
位置については、オーバーヘッドH1〜H3の本来クロ
ックを歯抜けにする所であってもクロックを挿入するた
めの信号がANDゲート26から出力され、ORゲート
27を通ってANDゲート28に反転して送られる。こ
のようにして、ANDゲート28からは、オーバーヘッ
ドバイトおよびバイト・スタッフ処理がなされた部分が
歯抜け状態となったクロックがバッファメモリ2に与え
られ、データSPEだけがバッファメモリに書き込まれ
ることになる。
【0016】一方、平滑化部5とは別に平滑化を行うた
めのバイト−ビット変換部3は、ポインタ処理回路23
からのポジティブ・スタッフ信号またはネガティブ・ス
タッフ信号を受けて、1ビット抜きまたは1ビット挿入
のビット・スタッフ信号を発生し、1ビット抜きの場合
は、ANDゲート31と各先頭の3バイトのクロック・
マスク信号を受けるANDゲート33の出力信号を入力
するORゲート34および該ORゲート34の出力を反
転したANDゲート35によりバイト−ビット変換部3
で変換されたビット・スタッフ信号位置のサブ・フレー
ムにおいて、図24に示す#25ビット目(フレーム・
タイミング発生回路22からの信号による)に対するク
ロックの1ビット抜きが指定される。また、1ビット挿
入については、ANDゲート32とANDゲート33と
ORゲート34とANDゲート35とで図24に示すサ
ブ・フレーム中の#24ビット目(これもフレーム・タ
イミング発生回路22からの信号による)に対するクロ
ックの1ビットが指定され、バッファメモリ2の読み出
しクロックおよびジッタ・バッファ51の書き込みクロ
ックとして与えられる。
【0017】ここで、ビット・スタッフの指定がないと
きは、先頭の3バイトのクロック・マスク信号はそのま
ま出力されることになる。尚、1ビット抜き/挿入のタ
イミングは、バイト−ビット変換部3で発生するスタッ
フ信号のタイミングに最も近いサブ・フレームで発生さ
れるので、そのときのサブ・フレームにおける#24,
#25ビット目にビット・スタッフされることになる。
また、#24,#25ビット目の位置は、固定的なもの
ではなく他の位置でもよい。尚、従来、ディジタルPL
L回路を使用することなくビット・スタッフ信号に変換
することができるバイト−ビット変換部として、特開平
4−196937号公報(公開日:平成4年7月16
日)のジッタ抑圧回路が提案されている。
【0018】このように、バイト・スタッフに従って、
バッファメモリ2に書き込まれた同期伝送網のデータ
は、ビット・スタッフに変換されて平滑化された形で読
み出され、ポインタアクションに起因するジッタ発生
(例えば、SONETにおいては、8ビットの抜け)を
抑圧されてジッタ・バッファ51に書き込まれる。そし
て、このジッタ・バッファ51では、バッファメモリで
平滑化がなされなかったオーバーヘッドバイトについて
アナログPLL回路52で平滑化させることができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のジッタ
抑圧回路(特開平4−196937号公報に開示された
ジッタ抑圧回路)は、バイト−ビット変換部3の出力信
号により、伝送速度の1ビットをスタッフ(1ビット抜
き/挿入)するように構成されたバイト−ビット変換回
路(ビット・スタッフ回路)を使用していた。すなわ
ち、特開平4−196937号公報のジッタ抑圧回路で
は、SONETにおけるポインタアクションにより8ビ
ットの抜け(ジッタ)が生じた場合、該8ビットの抜け
を1ビット毎に分散させるようになっている。しかしな
がら、この従来のジッタ抑圧回路においては、伝送速度
の1ビット分の位相変動が生じ、後段のアナログPLL
においても十分にジッタ抑圧ができない恐れがあった。
【0020】ところで、上記の特開平4−196937
号公報のジッタ抑圧回路では、例えば、SONETにお
けるポインタアクションにより8ビットの抜けを1ビッ
ト毎に分散するために、具体的に、25MHz のクロッ
クを発生するCMOS回路で構成されたクロック発生回
路を備えている。しかし、この1ビット毎に分散した変
動を、以下に詳述する本発明のジッタ抑圧回路のよう
に、さらに小さい1/Nビット(例えば、1/6ビッ
ト)毎に分割してジッタの抑圧を行うためには、より高
い周波数(例えば、25MHz ×6=150MHz)のク
ロックが必要となる。しかし、CMOS回路により、例
えば、150MHz のクロック発生回路を構成するのは
困難であり、他の素子を使用して構成する場合には、コ
スト等の面で問題がある。
【0021】本発明は、上述した従来のジッタ抑圧回路
が有する課題に鑑み、ビット・スタッフによる位相変動
分を少なくしてジッタを抑圧することを目的とする。さ
らに、本発明の他の目的は、ゲート遅延を利用して実際
のクロックよりも高い周波数のクロックに相当する信号
を発生することのできるクロック発生回路(N相クロッ
ク発生回路)の提供にある。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係るジッ
タ抑圧回路の原理構成を概念的に示すブロック図であ
る。本発明によれば、同期伝送網におけるクロックのジ
ッタ抑圧回路であって、受信した信号のデータおよびク
ロックからオーバーヘッド信号に対応する位置のクロッ
クをマスクし、且つ、受信したデータ中のバイト・スタ
ッフ信号によりポジティブ・スタッフまたはネガティブ
・スタッフのいずれかのバイト・スタッフを行い、前記
受信したデータ中の主信号のみに対応するクロックを発
生する書き込みクロック発生部1と、前記書き込みクロ
ック部1から出力されるクロックに従って主信号のデー
タを蓄えるバッファメモリ2と、前記バイト・スタッフ
信号に基づいてスタッフ動作のビット数を累積部3a で
累積し、さらに、分配部3b で該累積値を分配すること
で一定時間内の移動平均により平滑化したビット・スタ
ッフ信号を発生するバイト−ビット変換部3と、前記受
信クロックからオーバーヘッドバイト位置のクロックの
みをマスクするクロックマスク部7と、前記クロックマ
スク部7の出力クロックを、該クロックの1周期が1/
Nとなるように位相分割してN相のクロックを発生する
N相クロック発生部6と、前記ビット・スタッフ信号に
より、前記N相クロック発生部6で発生したN相クロッ
クから順次1つのクロックを選択し、前記バッファメモ
リ2の読み出しクロックを発生する読み出しクロック発
生部4と、前記読み出しクロック発生部4の出力クロッ
クを、書き込みクロックとして前記バッファメモリ2か
ら読み出されたデータを書き込むと共に、前記オーバー
ヘッド位置のクロックの歯抜けの平滑化を行って、前記
非同期伝送網データを発生する平滑化部5とを具備する
ことを特徴とするジッタ抑圧回路が提供される。
【0023】本発明の他の形態によれば、クロックの1
周期が1/Nとなるように位相分割してN相のクロック
を発生するN相クロック発生回路であって、入力クロッ
クをゲート遅延により位相遅延を行う位相遅延部6a
と、前記位相遅延部6a の所定のゲート出力を1/2分
周する分周部6b と、前記クロックの1周期分の遅延量
のゲート位置を検出する位相検出部6c と、前記位相検
出部6c の出力により、前記クロックの1周期を越える
最少ゲート段数の出力のみを選択信号に変換する選択信
号発生部6d と、前記選択信号発生部6d の出力によ
り、前記クロックの1周期をN相に分割するゲート位置
を選択し、前記N相のクロックを発生するN相クロック
選択部6e とを具備することを特徴とするN相クロック
発生回路が提供される。
【0024】
【作用】本発明のジッタ抑圧回路によれば、書き込みク
ロック発生部1により、受信した信号のデータおよびク
ロックからオーバーヘッド信号に対応する位置のクロッ
クがマスクされ、さらに、受信したデータ中のバイト・
スタッフ信号によりポジティブ・スタッフまたはネガテ
ィブ・スタッフのいずれかのバイト・スタッフが行われ
て、受信したデータ中の主信号のみに対応するクロック
が発生される。また、バッファメモリ2により、書き込
みクロック部1から出力されるクロックに従って主信号
のデータが蓄えられ、さらに、バイト・スタッフ信号に
基づいてスタッフ動作のビット数を累積する累積部3a,
および, 累積値を分配する分配部3b を有するバイト−
ビット変換部3により、一定時間内の移動平均により平
滑化されたビット・スタッフ信号が発生される。そし
て、クロックマスク部7により、受信クロックからオー
バーヘッドバイト位置のクロックのみがマスクされ、ま
た、N相クロック発生部6により、クロックマスク部7
の出力クロックを、該クロックの1周期が1/Nとなる
ように位相分割してN相のクロックが発生される。さら
に、読み出しクロック発生部4により、ビット・スタッ
フ信号により、前記N相クロック発生部6で発生したN
相クロックから順次1つのクロックが選択され、また、
読み出しクロック発生部4により、バッファメモリ2の
読み出しクロックが発生される。そして、平滑化部5に
より、読み出しクロック発生部4の出力クロックを書き
込みクロックとしてバッファメモリ2から読み出された
データが書き込まれ、さらに、オーバーヘッド位置のク
ロックの歯抜けの平滑化を行って非同期伝送網データが
発生される。
【0025】このように、本発明のジッタ抑圧回路によ
れば、ビット・スタッフによる位相変動分を少なくして
ジッタを抑圧することができる。本発明のN相クロック
発生回路によれば、位相遅延部6a でクロックの1周期
が1/Nとなるように位相分割してN相のクロックが発
生され、分周部6b で位相遅延部6a の所定のゲート出
力が1/2分周される。さらに、位相検出部6cでクロ
ックの1周期分の遅延量のゲート位置が検出され、選択
信号発生部6d で位相検出部6c の出力により、クロッ
クの1周期を越える最少ゲート段数の出力のみが選択信
号に変換される。そして、N相クロック選択部6e で選
択信号発生部6d の出力により、クロックの1周期をN
相に分割するゲート位置が選択されてN相のクロックが
発生される。
【0026】このように、本発明のN相クロック発生回
路によれば、ゲート遅延を利用して実際のクロックより
も高い周波数のクロックに相当する信号を発生すること
ができる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係るジッタ抑
圧回路の実施例を説明する。図1は本発明に係るジッタ
抑圧回路の原理構成を概念的に示すブロック図である。
図1において、参照符号1は書き込みクロック発生部、
2はバッファメモリ、3は累積部3a および分配部3b
を有するバイト−ビット変換部、4は読み出しクロック
発生部、5は平滑化部、6はN相クロック発生部、そし
て、7はクロックマスク部を示している。この図1に示
すジッタ抑圧回路は、図22を参照して説明した従来の
ジッタ抑圧回路に対して、N相クロック発生部7および
読み出しクロック発生部8を追加した構成となってい
る。
【0028】書き込みクロック発生部1は、同期伝送網
(例えば、SONET)から受信したデータ中のバイト
・スタッフ信号(ポジティブ・スタッフ信号およびネガ
ティブ・スタッフ信号)によりポジティブ・スタッフま
たはネガティブ・スタッフのいずれかのバイト・スタッ
フを行い、受信したデータ中の主信号情報のみに対応す
るクロック(図20(b) および(c) に斜線で示した部分
を除いた部分についてのクロック)を発生する。さら
に、書き込みクロック発生部1は、同期伝送網から受信
した連続クロックからオーバーヘッド信号(図20(a)
に示した先頭3バイト)に対応する位置のクロックをマ
スクするようになっている。バッファメモリ2は、書き
込みクロック発生部1から出力されるクロックに従って
同期伝送網のSPE データのみを格納するようになってい
る。
【0029】バイト−ビット変換部3は、累積部3a お
よび分配部3b を有し、一定時間内の移動平均により平
滑化したビット・スタッフ信号を発生する。累積部3a
は、バイト・スタッフ信号に基づいてスタッフ動作のビ
ット数を累積し、また、分配部3b は、累積部3a によ
る累積値を分配するようになっている。クロックマスク
部7は、受信クロックからオーバーヘッドバイト位置の
クロックのみをマスクし、また、N相クロック発生部6
は、クロックマスク部4の出力クロックを、該クロック
の1周期が1/Nとなるように位相分割してN相のクロ
ックを発生するようになっている。
【0030】クロック発生部4は、ビット・スタッフ信
号により、N相クロック発生部6で発生したN相クロッ
クから順次1つのクロックを選択し、バッファメモリ2
の読み出しクロックを発生する。平滑化部5は、読み出
しクロック発生部4の出力クロックを、書き込みクロッ
クとしてバッファメモリ2から読み出されたデータを書
き込むと共に、オーバーヘッド位置のクロックの歯抜け
の平滑化を行って、非同期伝送網データを発生する。
【0031】このように、本発明のジッタ抑圧回路は、
受信クロックからオーバーヘッドバイトの位置のクロッ
クのみをマスクし、そのクロックを該クロックの1周期
の1/N位相に均等分割したN相クロックを作成する。
さらに、ビット・スタッフ信号により、上記N相クロッ
クを順次選択してN相クロックを順次ビット・スタッフ
要求に応じて選択するようになっている。従って、本発
明のジッタ抑圧回路では、ビット・スタッフ信号によ
り、従来のジッタ抑圧回路(図22参照)における1ビ
ットのスタッフ(1ビット抜き/挿入)を行う代わり
に、1ビットの1/N位相(例えば、1/6ビットの位
相)分だけをスタッフするように構成されている。
【0032】図2は本発明のジッタ抑圧回路におけるN
相クロック発生部6の第1の原理構成を示すブロック図
である。同図において、参照符号6aは位相遅延部, 6
bは分周部, 6cは位相検出部, 6dは選択信号発生
部, そして, 6eはゲート選択部を示している。図2に
示されるように、N相クロック発生部6の第1の原理構
成は、位相遅延部6a,分周部6b,位相検出部6c,
選択信号発生部6d,および, ゲート選択部6eを備え
ている。位相遅延部(ゲート多段遅延部)6aは、受信
クロックをゲートにより位相遅延させ、また、分周部6
bは、位相遅延部6aの所定の段数(複数)の出力を1
/2分周した出力をフリップフロップ(D型F.F.: D−
type Flip-Flop) のデータ入力(D入力)に入力し、位
相遅延部6aの入力クロックを1/2分周した出力をク
ロックとして打つようになっている。
【0033】位相検出部(位相検出回路)6cは、所定
の段数のゲート遅延がクロックの1周期分の遅延量を越
えたゲート位置を検出するものであり、また、選択信号
発生部(選択信号作成部)6dは、位相検出部6cの出
力信号からゲート段数の最少位置での段数のみを選択信
号に変換するものである。さらに、ゲート選択部6e
は、選択信号発生部6dの出力により、クロックの1周
期分を越えた段数のN等分の位置を選択するものであ
る。ここで、ゲート選択部6eは、第2相〜第N相のク
ロックを選択する複数のゲート選択ユニット 62e〜6Ne
を備えている。また、第1相のクロックは、受信クロッ
クCLK000により直接作成されるようになっている。尚、
以下の各構成例において、同じ参照符号を付したブロッ
クは、実質的に同様の構成となっており、その説明は省
略する。
【0034】この図2に示すN相クロック発生部6の第
1の原理構成では、ゲート遅延させたクロックを1/2
分周し、入力クロックを1/2分周した信号でフリップ
フロップを打つことにより、遅延量が1周期を越えない
場合はフリップフロップの出力(Q出力)が低レベル
“L”(0)となり、遅延量が1周期を越える場合は高
レベル“H”(1)となる。また、ゲート段数の最少段
数で越えるフリップフロップの出力を選択信号となるよ
うに論理変換を行い、該選択信号により、クロックの1
周期分を越えた段数のN等分の位置を選択するになって
いる。このように、本発明のジッタ抑圧回路によれば、
デバイスの温度変動や電源電圧の変動等によって、位相
遅延部6aの遅延量が変動したとしても、正確な位相差
を有するN相のクロックを作成することができる。
【0035】図3は本発明のジッタ抑圧回路におけるN
相クロック発生部の第2の原理構成を示すブロック図で
ある。図3に示されるように、N相クロック発生部6の
第2の原理構成は、位相遅延部6a,位相検出部6c,
選択信号発生部6d,および, ゲート選択部6eを備え
ている。位相遅延部6aは、受信クロックをゲートによ
り位相遅延させ、また、位相遅延部6aの所定の段数の
出力をフリップフロップ(D型F.F.)のD入力に入力
し、位相遅延部6aの入力クロックをクロックとして打
つようになっている。
【0036】位相検出部6cは、所定の段数のゲート遅
延がクロックの半周期分の遅延量を越えたゲート位置を
検出するものであり、また、選択信号発生部6dは、位
相検出部6cの出力信号からゲート段数の最少位置での
段数のみを選択信号に変換するものである。さらに、ゲ
ート選択部6eは、選択信号発生部6dの出力により、
クロックの半周期分を越えた段数のN/2等分の位置お
よびN/2等倍の位置を選択するものである。
【0037】上記の図3に示すN相クロック発生部6の
第2の原理構成では、入力クロックをゲート遅延させ、
該ゲート遅延した入力クロックでフリップフロップを打
つことにより、遅延量が1周期を越えない場合はフリッ
プフロップの出力が低レベル“L”となり、遅延量が半
周期を越える場合は高レベル“H”となる。また、ゲー
ト段数の最少段数で越えるフリップフロップの出力を選
択信号となるように論理変換を行い、該選択信号によ
り、クロックの半周期分を越えた段数のN等分の位置を
選択するになっている。
【0038】図4は本発明のジッタ抑圧回路におけるN
相クロック発生部の第3の原理構成を示すブロック図で
ある。図4に示すN相クロック発生部の第3の原理構成
では、図2に示す第1の原理構成において、位相検出部
6cと選択信号発生部6dとの間に位相検出決定部6f
を設けるようになっている。位相検出決定部6fは、位
相検出部6cの出力に対して最少段数で検出した情報に
より上位段数の出力を禁止(インヒビット)するように
構成されている。すなわち、図4に示すN相クロック発
生部の第3の原理構成では、位相検出部6cに使用する
フリップフロップのセットアップ・ホールドタイムのバ
ラツキにより複数の検出が生じる場合に、最少段数で検
出した結果により上位の出力を禁止することで誤動作を
防止することができる。
【0039】図5は本発明のジッタ抑圧回路におけるN
相クロック発生部の第4の原理構成を示すブロック図で
ある。図5に示すN相クロック発生部の第4の原理構成
では、図4に示す第3の原理構成において、選択信号発
生部6dとゲート選択部6eとの間に選択信号処理部6
gを設けるようになっている。選択信号処理部6gは、
選択信号発生部6dの出力を該入力クロックの歯抜け位
置(オーバーヘッドバイト)においてフリップフロップ
で打ち直すようになっている。これにより、位相選択信
号はオーバーヘッドバイトの位置で切り替わることにな
り、N相のクロック切り替えが容易となる。
【0040】図6は本発明のジッタ抑圧回路におけるN
相クロック発生部の一実施例を示すブロック図であり、
また、図7は本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロ
ック発生部の具体的な構成例を示す回路図である。これ
ら図6および図7に示すN相クロック発生回路は、上記
の図5に示すN相クロック発生部の第4の原理構成に従
ったものである。
【0041】図6(図5)に示されるように、本実施例
のN相クロック発生回路は、位相遅延部6a,分周部6
b,位相検出部6c,位相検出決定部6f,選択信号発
生部6d,選択信号処理部6g,および, ゲート選択部
6eを備えている。図8は本発明のジッタ抑圧回路にお
けるN相クロック発生部の位相検出部から選択信号処理
部までの論理例を示す図であり、また、図9は本発明の
ジッタ抑圧回路におけるN相クロック発生部の位相検出
部のタイムチャートを示す図である。さらに、図10は
本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック発生部の
位相遅延部の具体的な構成例を示す回路図であり、ま
た、図11は本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロ
ック発生部のゲート選択部の具体的な構成例を示す回路
図である。ここで、図10および図11は、6相のクロ
ックを発生するための6相クロック発生部における位相
遅延部およびゲート選択部の構成例を示している。
【0042】図6および図10に示されるように、位相
遅延部6aは、直列に接続された複数(例えば、数百
段)のインバータで構成され、該インバータの所定段数
の出力からクロックCLK002, CLK003, ……, CLK240, CL
K252, CLK264を取り出すようになっている。すなわち、
受信クロックCLK000を直列に接続された複数のインバー
タにより位相遅延させるようになっている。ここで、各
クロックが取り出されるインバータの段数は、必要とす
る遅延に応じてそれぞれ規定されるようになっている。
【0043】図6および図7に示されるように、分周部
6bは、複数のフリップフロップ(D型F.F.: D−type
Flip-Flop) を備え、ゲート遅延させたクロックを1/
2分周するようになっている。ここで、図7では、簡略
化のために2つのフリップフロップのみが描かれている
が、実際の分周部6bは、図6に示されるように、歯抜
けクロック(CLK000)が供給される1つのフリップフロッ
プ、および、各クロック信号 (a)〜(z) が供給され該各
クロック信号 (a)〜(z) をそれぞれ1/2分周する複数
のフリップフロップにより構成されている。尚、図7に
おいて、位相検出部6cを構成するフリップフロップ,
位相検出決定部6fを構成するANDゲート,選択信号
発生部6dを構成するNORゲート,および,選択信号
処理部6gを構成するフリップフロップ等も1つだけが
描かれているが、実際には、各クロック信号 (a)〜(z)
に対応してそれぞれ複数個設けられている。
【0044】図6および図7に示されるように、位相検
出部6cは、各クロック信号 (a)〜(z) に対応した複数
のフリップフロップ(D型F.F.) で構成され、所定の段
数のゲート遅延(クロックCLK002, CLK003, ……, CLK2
40, CLK252, CLK264)がクロックの1周期分の遅延量を
越えたゲート位置を検出するようになっている。すなわ
ち、位相検出部6cには、図9に示されるような、位相
遅延部6aでゲート遅延され、且つ、分周部6bで分周
されたクロック(分周部出力歯抜けクロック)が供給さ
れ、該クロック (a)〜(z) の内、1周期分の遅延量を越
えたゲート位置を検出する。
【0045】位相検出決定部6fは、1つの入力が高レ
ベル“H”(1)に固定されたANDゲートを備え、位
相検出部6cの出力に対して最少段数で検出した情報に
より上位段数の出力を禁止するようになっている。この
位相検出決定部6fにより、位相検出部6cに使用する
フリップフロップのセットアップ・ホールドタイムのバ
ラツキによって複数の検出が生じる場合でも、最少段数
で検出した結果により上位の出力を禁止することで誤動
作を防止することができる。
【0046】具体的に、図8に示されるように、位相検
出部6cの出力は、クロック (a)〜(i) において、高レ
ベル“H”(1)となり、クロック(j) で初めて、低レ
ベル“L”(0)となる。従って、位相検出決定部6f
の出力は、クロック (a)〜(i) で“1”となり、クロッ
ク (j)〜(z) で“0”となる。すなわち、位相検出決定
部6fの出力は、最初の“0”(クロック(j))から上位
を全て“0”にするようになっている。ここで、位相検
出部6cの出力において、クロック (t)〜(z)は3周期
以上ずれた場合である。さらに、図8に示されるよう
に、選択信号発生部6dの出力は、最上位の“1”(ク
ロック(i))以下を“0”とするようになっており、ま
た、選択信号処理部6gの出力は、オーバーヘッドバイ
ト位置(クロック(i))で変化するようになっている。
尚、図8において、符号“×”は、不定状態を示してい
る。
【0047】選択信号発生部6dは、1つの入力が低レ
ベル“L”(0)に固定されたNORゲートを備え、位
相検出決定部6fの出力信号からゲート段数の最少位置
での段数のみを選択信号に変換するようになっている。
選択信号処理部6gは、各クロック信号 (a)〜(z) に対
応した複数のフリップフロップ(D型F.F.) で構成さ
れ、選択信号発生部6dの出力を入力クロックの歯抜け
位置(オーバーヘッドバイト)においてフリップフロッ
プで打ち直すようになっている。この選択信号処理部6
gにより、位相選択信号はオーバーヘッドバイトの位置
で切り替わることになり、N相のクロック切り替えを容
易にすることができる。
【0048】図6および図7に示されるように、ゲート
選択部6eは、複数のゲート選択ユニット 62e〜6Ne を
備え、選択信号処理部6gの出力により、クロックの1
周期分を越えた段数のN等分の位置を選択するようにな
っている。前述したように、図11は6相のクロックに
おけるゲート選択部6eの例を示し、第2相クロックX
CK02〜第6相クロックXCK06を選択するゲート
選択ユニット 62e〜66e を備えている。ここで、第2相
クロックXCK02用のゲート選択ユニット62e におい
て、例えば、選択信号端子B0の選択信号SEL〔6
4〕が入力された場合には、クロック入力端子A0に供
給されたクロックCLK044が選択されて、第2相クロック
XCK02として出力され、また、例えば、選択信号端
子B61の選択信号SEL〔3〕が入力された場合に
は、クロック入力端子A61に供給されたクロックCLK0
02が選択されて、第2相クロックXCK02として出力
されることになる。尚、第1相のクロックXCK01
は、3段のインバータを介して、受信クロックCLK000に
より直接作成されるようになっている。
【0049】次の表1は、N=6の場合(6相の場合)
におけるゲート選択部6eの各ゲート選択ユニット 62e
〜66e のゲート選択段数の一覧表を示すものである。
【0050】
【表1】
【0051】上記の表1において、例えば、位相検出ゲ
ート段数が66段の場合(j)、ゲート選択ユニット66
e のゲート選択段数は55段、ゲート選択ユニット65e
のゲート選択段数は44段、ゲート選択ユニット64e の
ゲート選択段数は33段、ゲート選択ユニット63e のゲ
ート選択段数は22段、そして、ゲート選択ユニット63
e のゲート選択段数は11段となる。また、例えば、位
相検出ゲート段数が72段の場合(k)、ゲート選択ユ
ニット66e のゲート選択段数は60段、ゲート選択ユニ
ット65e のゲート選択段数は48段、ゲート選択ユニッ
ト64e のゲート選択段数は36段、ゲート選択ユニット
63e のゲート選択段数は24段、そして、ゲート選択ユ
ニット63e のゲート選択段数は12段となる。尚、1相
目のクロックは、ゲートにより遅延されることなく(ゲ
ート選択段数は0段)、そのまま出力されることにな
る。また、表1における位相検出ゲート段数は、6の倍
数を取るようになっているが、実際には、N=6の場合
でも、6の倍数に限定されるものではないのはもちろん
である。ここで、位相検出部6dが検出したクロックの
1周期分の遅延量を越えたゲート位置が6の倍数でない
場合には、各ゲート選択ユニット 61e〜66e によるゲー
ト選択段数は、最も近い遅延量のゲート段数が選択され
ることになる。
【0052】尚、図7において、参照符号ROWCLKは歯抜
けの位置に出るクロックであり、PRSTは電源投入時
に出力されるリセット信号であり、分周部6b,位相検
出部6cおよび選択信号処理部6gにおける各フリップ
フロップをセットおよびリセットして、入力クロックの
歯抜け位置および電源投入時における動作を補償するよ
うになっている。
【0053】以上において、N相クロック発生部6は、
同期伝送網におけるクロックのジッタ抑圧回路に使用す
る場合を例として説明されているが、このN相クロック
発生回路6自身を他の回路、或いは、システムに組み込
んで使用することもできる。すなわち、上述したN相ク
ロック発生回路(N相クロック発生部)により、入力ク
ロックを位相の異なるN相のクロックとして使用するこ
とが可能となり、実際のクロック(入力クロック)より
も周波数の高いクロック信号に相当する信号を作成する
ことが可能となる。例えば、入力クロックが25MHz
の場合に、6相のクロック発生回路を使用することによ
って、デバイスの温度変動や電源電圧の変動に左右され
ない、実質的に、150MHz(25MHz ×6)のクロ
ックを使用するのと同様の効果を得ることができる。
【0054】図12は本発明のジッタ抑圧回路における
読み出しクロック発生部の第1の原理構成を示すブロッ
ク図である。図12に示されるように、読み出しクロッ
ク発生部4の第1の原理構成は、リングカウンタ4a,
および, 読み出し選択部4bを備えている。リングカウ
ンタ4aは、ビット・スタッフ信号で動作するN段のリ
ングカウンタとして構成され、例えば、ポジティブ・ス
タッフ(I)の場合はライトシフト、また、ネガティブ
・スタッフ(D)の場合はレフトシフトして、N個の選
択信号(1相選択信号〜N相選択信号)を出力するよう
になっている。読み出し選択部4bは、リングカウンタ
4aからのN個の選択信号を受けて、対応するN個のク
ロック(1相クロック〜N相クロック)を順次選択し、
読み出しクロックとして出力するようになっている。こ
こで、N個のクロック(1相クロック〜N相クロック)
は、上述したように、N相クロック発生回路6の出力で
ある。
【0055】図13は本発明のジッタ抑圧回路における
読み出しクロック発生部のタイムチャートを示す図であ
り、N=6の場合の例を示すものである。図12に示す
読み出しクロック発生部4の第1の原理構成において、
ポジティブ・スタッフの場合、リングカウンタ4aは、
N相から1相(N相から1相へ巡回する)までスタッフ
信号に応じて発生するため、N相のクロックを1/Nか
らN相(N相から1/N相へ巡回する)まで順次選択す
ることになる。その結果、切り替えが発生する度に、1
/Nの位相分だけ位相が遅れ、1/N位相だけリークし
て行くことになる。具体的に、図13において、ポジテ
ィブ・スタッフの場合、1相クロックは1/6の位相分
だけ位相が遅れた2相クロックに切り替えられ、2相ク
ロックは1/6の位相分だけ位相が遅れた3相クロック
に切り替えられ、同様に、5相クロックは1/6の位相
分だけ位相が遅れた6相クロックに切り替え、6相クロ
ックは1/6の位相分だけ位相が遅れた1相クロック
(次の周期)に切り替えられる。これにより、切り替え
が発生する度に、1/6の位相分だけ位相が遅れ、1/
6位相だけリークして行くことになる。
【0056】図12に示す読み出しクロック発生部4の
第1の原理構成において、ネガティブ・スタッフの場
合、リングカウンタ4aは、N相から1相(1相からN
相へ巡回する)までスタッフ信号に応じて発生するた
め、N相のクロックをN相から1/N相(N相から1/
N相へ巡回する)まで順次選択することになる。その結
果、切り替えが発生する度に、1/Nの位相分位相が進
むことになり、1/N位相だけリークしていくことにな
る。具体的に、図13において、ネガティブ・スタッフ
の場合、6相クロックは1/6の位相分だけ位相が進ん
だ5相クロックに切り替えられ、5相クロックは1/6
の位相分だけ位相が進んだ4相クロックに切り替えら
れ、同様に、2相クロックは1/6の位相分だけ位相が
進んだ1相クロックに切り替えられ、1相クロックは1
/6の位相分だけ位相が進んだ6相クロック(前の周
期)に切り替えられる。これにより、切り替えが発生す
る度に、1/6の位相分だけ位相が進み、1/6位相だ
けリークして行くことになる。
【0057】図14は本発明のジッタ抑圧回路における
読み出しクロック発生部の第2の原理構成を示すブロッ
ク図である。図14に示されるように、読み出しクロッ
ク発生部4の第2の原理構成は、N段カウンタ4c,デ
コーダ4d,および, 読み出し選択部4bを備えてい
る。N段カウンタ4cは、ビット・スタッフ信号で動作
し、N段までカウントするアップ/ダウンカウンタとし
て構成され、ポジティブ・スタッフ(I)の場合はアッ
プカウント、ネガティブ・スタッフ(D)の場合はダウ
ンカウントする。デコーダ4dは、N段カウンタ4cの
出力をデコードすることにより、N個の選択信号(1相
選択信号〜N相選択信号)を出力するようになってい
る。読み出し選択部4bは、上記の図13のものと同様
であり、デコーダ4dからのN個の選択信号を受けて、
対応するN個のクロック(1相クロック〜N相クロッ
ク)を順次選択し、読み出しクロックとして出力するよ
うになっている。
【0058】図14に示す読み出しクロック発生部4の
第2の原理構成において、ポジティブ・スタッフの場
合、N段カウンタ4cは、1からN(Nから1へ巡回す
る)までスタッフ信号に応じてカウントアップする。さ
らに、デコーダ4dにより、選択信号を1相からN相ま
で順次発生するため、N相のクロックを1/NからN相
(N相から1/N相へ巡回する)まで順次選択すること
になる。その結果、切り替えが発生する度に、1/Nの
位相分位相が遅れることになり、1/N位相だけリーク
していくことになる。
【0059】図14に示す読み出しクロック発生部4の
第2の原理構成において、ネガティブ・スタッフの場
合、カウンタはNから1(1からNへ巡回する)までス
タッフ信号に応じてカウントダウンする。さらに、デコ
ーダ4dにより、選択信号をN相から1相まで順次発生
するため、N相のクロックをN相から1/N相(N相か
ら1/N相へ巡回する)まで順次選択することになる。
その結果、切り替えが発生する度に、1/Nの位相分位
相が進むことになり、1/N位相だけリークしていくこ
とになる。
【0060】図15は本発明のジッタ抑圧回路における
読み出しクロック発生部の一実施例を示すブロック図で
あり、上記の図13に示す読み出しクロック発生部の第
1の原理構成に従ったものである。図13に示されるよ
うに、本実施例の読み出しクロック発生部4は、N段の
リングカウンタ4a,2つのNANDゲート41a,42a,お
よび, 読み出し選択部4bを備えている。NANDゲー
ト41a は、N段のリングカウンタ4aの出力の内、N相
選択信号を除く1相選択信号〜N−1相選択信号が入力
されており、該NANDゲート41a の出力はN段のリン
グカウンタ4aのライト入力に供給されている。また、
NANDゲート42a は、N段のリングカウンタ4aの出
力の内、1相選択信号を除く2相選択信号〜N相選択信
号が入力されており、該NANDゲート42a の出力はN
段のリングカウンタ4aのレフト入力に供給されてい
る。
【0061】これにより、ポジティブ・スタッフ(I)
の場合はライトシフト、また、ネガティブ・スタッフ
(D)の場合はレフトシフトして、N個の選択信号(1
相選択信号〜N相選択信号)を出力するようになってい
る。そして、読み出し選択部4bは、前述したように、
リングカウンタ4aからのN個の選択信号(1相選択信
号〜N相選択信号)を受けて、対応するN個のクロック
(1相クロック〜N相クロック)を順次選択し、読み出
しクロックとして出力するようになっている。
【0062】図16〜図18は本発明のジッタ抑圧回路
における読み出しクロック発生部のリングカウンタの具
体的な構成例を示す回路図であり、図15に示す読み出
しクロック発生部4の実施例を6個のクロック(1相ク
ロックXCK01〜N相クロックVCK06を6段のリ
ングカウンタ4aの出力である6個の選択信号(1相選
択信号〜6相選択信号)により順次選択する構成を示す
ものである。
【0063】図16〜図18に示されるように、リング
カウンタ4aは、複数のマルチプレクサ(MUX),フリ
ップフロップ(D−F.F.),および,論理ゲートにより、
6段のリングカウンタとして構成されている。このリン
グカウンタ4aには、ポジティブ・スタッフ信号POS
R,ネガティブ・スタッフ信号NEGR,オーバーヘッ
ドクロックROWCLK,および,リセット信号PRSTが供
給されている。NANDゲート41a および42a は、5入
力NANDゲートとして構成され、NANDゲート41a
には1相選択信号〜5相選択信号が入力され、また、N
ANDゲート42a には2相選択信号〜6相選択信号が入
力されている。さらに、NANDゲート41a の出力は6
段のリングカウンタ4aのライト入力に供給され、ま
た、NANDゲート42a の出力は6段のリングカウンタ
4aのレフト入力に供給されている。
【0064】読み出し選択部4bは、6段のリングカウ
ンタ4aからの6個の選択信号(1相選択信号〜6相選
択信号)を受けて、対応する6個のクロック(1相クロ
ック〜6相クロック)を順次選択し、読み出しクロック
として出力するようになっている。尚、1相クロック〜
6相クロックは、N相クロック発生回路6の出力であ
る。
【0065】このように、本実施例のジッタ抑圧回路
は、例えば、受信クロックをオーバーヘッドバイト位置
のクロックのみをマスクしたクロックをN相クロック発
生部6へ入力し、クロック1周期を1/6に分割した6
相のクロックを作成する。さらに、バイト−ビット変換
部3で作成したビット・スタッフ信号を読み出しクロッ
ク発生部4へ入力し、6個のクロック(1相クロック〜
6相クロック)を選択する6個の選択信号(1相選択信
号〜6相選択信号)を作成する。この1相選択信号〜6
相選択信号により、1相クロック〜6相クロックをビッ
ト・スタッフの要求により、順次選択することで、1/
6位相だけリークしたバッファメモリ2の読み出しクロ
ックを出力するようになっている。
【0066】上述したように、本実施例のジッタ抑圧回
路は、受信した信号のデータおよびクロックからオーバ
ーヘッド信号に対応する位置のクロックをマスクし且
つ、受信したデータ中のバイト・スタッフ信号により、
ポジティブ・スタッフまたはネガティブ・スタッフのい
ずれかのバイト・スタッフを行い、受信したデータ中の
主信号のみに対応したクロックを発生する書き込みクロ
ック部と該書き込みクロック発生部から出力されるクロ
ックにより主信号のデータを蓄えるバッファメモリと該
バッファメモリの書き込みと該バイト・スタッフ信号に
基づきスタッフ動作のビット数を累積部で累積し、分配
部で該累積値を均等に分配することにより、一定時間内
の移動平均により、平滑化したビット・スタッフ信号を
発生するバイト−ビット変換部と該受信クロックからオ
ーバーヘッド信号位置のクロックをマスクし、該クロッ
クの1周期をN相に分割遅延したクロックを発生し、該
バイト−スタッフ信号により順次選択し、位相スタッフ
を行って、該バッファメモリの読み出しクロックを発生
するリーククロック発生部と、該リーククロック発生部
の出力信号を書き込みクロックとして、該バッファメモ
リから読み出されたデータを書き込むとともに該オーバ
ーヘッド位置のクロック歯抜けの平滑化を行って該非同
期網データを発生する平滑部とで構成する。これによっ
て、バイト多重を行い、バイト単位でスタッフを行う同
期伝送網におけるクロックのジッタ抑圧回路に関し、デ
ジタルPLLを用いずにビット・スタッフ信号に変換す
ることができるバイト−ビット変換部を実現することが
できる。
【0067】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明のジッタ
抑圧回路によれば、バイト・スタッフで発生した位相ず
れを、ビット・スタッフ信号により1/N位相ずつスタ
ッフしていくことによって、ビット・スタッフによる位
相変動分を少なくしてジッタを抑圧し、より一層良好な
ジッタ抑圧特性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジッタ抑圧回路の原理構成を概念
的に示すブロック図である。
【図2】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック
発生部の第1の原理構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック
発生部の第2の原理構成を示すブロック図である。
【図4】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック
発生部の第3の原理構成を示すブロック図である。
【図5】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック
発生部の第4の原理構成を示すブロック図である。
【図6】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック
発生部の一実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック
発生部の具体的な構成例を示す回路図である。
【図8】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック
発生部の位相検出部から選択信号処理部までの論理例を
示す図である。
【図9】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロック
発生部の位相検出部のタイムチャートを示す図である。
【図10】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロッ
ク発生部の位相遅延部の具体的な構成例を示す回路図で
ある。
【図11】本発明のジッタ抑圧回路におけるN相クロッ
ク発生部のゲート選択部の具体的な構成例を示す回路図
である。
【図12】本発明のジッタ抑圧回路における読み出しク
ロック発生部の第1の原理構成を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明のジッタ抑圧回路における読み出しク
ロック発生部のタイムチャートを示す図である。
【図14】本発明のジッタ抑圧回路における読み出しク
ロック発生部の第2の原理構成を示すブロック図であ
る。
【図15】本発明のジッタ抑圧回路における読み出しク
ロック発生部の一実施例を示すブロック図である。
【図16】本発明のジッタ抑圧回路における読み出しク
ロック発生部のリングカウンタの具体的な構成例を示す
回路図(その1)である。
【図17】本発明のジッタ抑圧回路における読み出しク
ロック発生部のリングカウンタの具体的な構成例を示す
回路図(その2)である。
【図18】本発明のジッタ抑圧回路における読み出しク
ロック発生部のリングカウンタの具体的な構成例を示す
回路図(その3)である。
【図19】同期伝送網の一例としてのSONETシステ
ムを説明するためのブロック図である。
【図20】同期伝送における一般的なバイト・スタッフ
を説明するための図である。
【図21】同期伝送における一般的なポインタ・アクシ
ョンを説明するための図である。
【図22】従来のジッタ抑圧回路の一例を概念的に示す
ブロック図である。
【図23】本発明および従来例のジッタ抑圧回路におけ
る位相−ビット変換部を除く具体的な構成を示す図であ
る。
【図24】ビット・スタッフ位置の具体例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…書き込みクロック発生部 2…バッファメモリ 3…バイト−ビット変換部 3a…累積部 3b…分配部 4…読み出しクロック発生部 4a…N相リングカウンタ部 4b…クロック選択部 4c…N段カウンタ部 4d…デコーダ部 5…平滑化部 6…N相クロック発生部 6a…ゲート遅延部 6b…分周部 6c…位相検出部 6d…選択信号発生部 6e…ゲート選択部 6f…位相検出決定部 7…クロックマスク部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期伝送網におけるクロックのジッタ抑
    圧回路であって、 受信した信号のデータおよびクロックからオーバーヘッ
    ド信号に対応する位置のクロックをマスクし、且つ、受
    信したデータ中のバイト・スタッフ信号によりポジティ
    ブ・スタッフまたはネガティブ・スタッフのいずれかの
    バイト・スタッフを行い、前記受信したデータ中の主信
    号のみに対応するクロックを発生する書き込みクロック
    発生部(1)と、 前記書き込みクロック部(1)から出力されるクロック
    に従って主信号のデータを蓄えるバッファメモリ(2)
    と、 前記バイト・スタッフ信号に基づいてスタッフ動作のビ
    ット数を累積部(3a)で累積し、さらに、分配部(3b)
    で該累積値を分配することで一定時間内の移動平均によ
    り平滑化したビット・スタッフ信号を発生するバイト−
    ビット変換部(3)と、 前記受信クロックからオーバーヘッドバイト位置のクロ
    ックのみをマスクするクロックマスク部(7)と、 前記クロックマスク部(7)の出力クロックを、該クロ
    ックの1周期が1/Nとなるように位相分割してN相の
    クロックを発生するN相クロック発生部(6)と、 前記ビット・スタッフ信号により、前記N相クロック発
    生部(6)で発生したN相クロックから順次1つのクロ
    ックを選択し、前記バッファメモリ(2)の読み出しク
    ロックを発生する読み出しクロック発生部(4)と、 前記読み出しクロック発生部(4)の出力クロックを、
    書き込みクロックとして前記バッファメモリ(2)から
    読み出されたデータを書き込むと共に、前記オーバーヘ
    ッド位置のクロックの歯抜けの平滑化を行って、前記非
    同期伝送網データを発生する平滑化部(5)とを具備す
    ることを特徴とするジッタ抑圧回路。
  2. 【請求項2】 前記N相クロック発生部(6)は、 入力クロックをゲート遅延により位相遅延を行う位相遅
    延部(6a)と、 前記位相遅延部(6a)の所定のゲート出力を1/2分周
    する分周部(6b)と、 前記クロックの1周期分の遅延量のゲート位置を検出す
    る位相検出部(6c)と、 前記位相検出部(6c)の出力により、前記クロックの1
    周期を越える最少ゲート段数の出力のみを選択信号に変
    換する選択信号発生部(6d)と、 前記選択信号発生部(6d)の出力により、前記クロック
    の1周期をN相に分割するゲート位置を選択し、前記N
    相のクロックを発生するN相クロック選択部(6e)とを
    具備し、前記クロックの1周期をN相に分割して生成す
    るようにしたことを特徴とする請求項1のジッタ抑圧回
    路。
  3. 【請求項3】 前記N相クロック発生部(6)は、さら
    に、前記選択信号発生部(6d)の出力を前記入力クロッ
    クの歯抜け位置であるオーバーヘッドバイト位置で打ち
    直す選択信号処理部(6g)を具備し、前記クロックの1
    周期の遅延量のゲート位置を検出するようにしたことを
    特徴とする請求項2のジッタ抑圧回路。
  4. 【請求項4】 前記N相クロック発生部(6)は、 入力クロックをゲート遅延により位相遅延を行う位相遅
    延部(6a)と、 前記位相遅延部(6a)の所定のゲート出力を1/2分周
    する分周部(6b)と、 前記クロックの半周期分の遅延量のゲート位置を検出す
    る位相検出部(6c)と、 前記位相検出部(6c)の出力により、前記クロックの半
    周期を越える最少ゲート段数の出力のみを選択信号に変
    換する選択信号発生部(6d)と、 前記選択信号発生部(6d)の出力により、前記クロック
    の1周期をN相に分割するゲート位置を選択し、前記N
    相のクロックを発生するN相クロック選択部(6e)とを
    具備し、前記クロックの1周期をN相に分割して生成す
    るようにしたことを特徴とする請求項1のジッタ抑圧回
    路。
  5. 【請求項5】 前記N相クロック発生部(6)は、さら
    に、前記選択信号発生部(6d)の出力を前記入力クロッ
    クの歯抜け位置であるオーバーヘッドバイト位置で打ち
    直す選択信号処理部(6g)を具備し、前記クロックの半
    周期の遅延量のゲート位置を検出するようにしたことを
    特徴とする請求項4のジッタ抑圧回路。
  6. 【請求項6】 前記N相クロック発生部(6)は、さら
    に、前記位相検出部(6c)の出力に設けられ、位相検出
    の複数検出を防止する位相検出決定回路(6f)を具備す
    ることを特徴とする請求項2または4のジッタ抑圧回
    路。
  7. 【請求項7】 前記読み出しクロック発生部(4)は、 前記ビット・スタッフ信号により動作するライト/レフ
    ト−シフト型のN段リングカウンタ(4a)と、 該リングカウンタ(4a)の出力により、前記N相クロッ
    ク発生部(6)で発生されたN相のクロックを選択する
    選択部(4b)とを具備し、順次N相のクロックを選択し
    て読み出しクロックを発生するようにしたことを特徴と
    する請求項1のジッタ抑圧回路。
  8. 【請求項8】 前記読み出しクロック発生部(4)は、 前記ビット・スタッフ信号により動作するアップダウン
    型のNカウンタ(4c)と、 前記Nカウンタ(4c)の出力をデコードするデコーダ部
    (4d)と、 前記デコーダ部(4d)の出力により、前記N相クロック
    発生部(6)で発生されたN相のクロックを選択する選
    択部(4b)とを具備し、順次N相のクロックを選択して
    読み出しクロックを発生するようにしたことを特徴とす
    る請求項1のジッタ抑圧回路。
  9. 【請求項9】 クロックの1周期が1/Nとなるように
    位相分割してN相のクロックを発生するN相クロック発
    生回路であって、 入力クロックをゲート遅延により位相遅延を行う位相遅
    延部(6a)と、 前記位相遅延部(6a)の所定のゲート出力を1/2分周
    する分周部(6b)と、 前記クロックの1周期分の遅延量のゲート位置を検出す
    る位相検出部(6c)と、 前記位相検出部(6c)の出力により、前記クロックの1
    周期を越える最少ゲート段数の出力のみを選択信号に変
    換する選択信号発生部(6d)と、 前記選択信号発生部(6d)の出力により、前記クロック
    の1周期をN相に分割するゲート位置を選択し、前記N
    相のクロックを発生するN相クロック選択部(6e)とを
    具備することを特徴とするN相クロック発生回路。
  10. 【請求項10】 前記N相クロック発生回路は、さら
    に、前記選択信号発生部(6d)の出力を前記入力クロッ
    クの所定位置で打ち直す選択信号処理部(6g)を具備
    し、前記クロックの1周期の遅延量のゲート位置を検出
    するようにしたことを特徴とする請求項9のN相クロッ
    ク発生回路。
  11. 【請求項11】 クロックの1周期が1/Nとなるよう
    に位相分割してN相のクロックを発生するN相クロック
    発生回路であって、 入力クロックをゲート遅延により位相遅延を行う位相遅
    延部(6a)と、 前記位相遅延部(6a)の所定のゲート出力を1/2分周
    する分周部(6b)と、 前記クロックの半周期分の遅延量のゲート位置を検出す
    る位相検出部(6c)と、 前記位相検出部(6c)の出力により、前記クロックの半
    周期を越える最少ゲート段数の出力のみを選択信号に変
    換する選択信号発生部(6d)と、 前記選択信号発生部(6d)の出力により、前記クロック
    の1周期をN相に分割するゲート位置を選択し、前記N
    相のクロックを発生するN相クロック選択部(6e)とを
    具備することを特徴とするN相クロック発生回路。
  12. 【請求項12】 前記N相クロック発生回路は、さら
    に、前記選択信号発生部(6d)の出力を前記入力クロッ
    クの歯抜け位置であるオーバーヘッドバイト位置で打ち
    直す選択信号処理部(6g)を具備し、前記クロックの半
    周期の遅延量のゲート位置を検出するようにしたことを
    特徴とする請求項11のN相クロック発生回路。
  13. 【請求項13】 前記N相クロック発生回路は、さら
    に、前記位相検出部(6c)の出力に設けられ、位相検出
    の複数検出を防止する位相検出決定回路(6f)を具備す
    ることを特徴とする請求項9または11のN相クロック
    発生回路。
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