JPH0726524Y2 - 膜緊張装置を具えた膜構造 - Google Patents

膜緊張装置を具えた膜構造

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JPH0726524Y2
JPH0726524Y2 JP1987168411U JP16841187U JPH0726524Y2 JP H0726524 Y2 JPH0726524 Y2 JP H0726524Y2 JP 1987168411 U JP1987168411 U JP 1987168411U JP 16841187 U JP16841187 U JP 16841187U JP H0726524 Y2 JPH0726524 Y2 JP H0726524Y2
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Obayashi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は膜材を使用する構造物の膜緊張装置を具えた膜
構造に関する。
《従来の技術》 従来、例えば膜構造の一つに膜屋根があり、この膜屋根
は喫茶店などの店舗の出入口や客室の窓上部に設置して
日除けに用いており、屋根となる化粧シートは屋根枠を
形成する骨組材の枠組みと、化粧シート端部に間欠的に
配列した鳩目との間にロープを掛け回して屋根枠内に張
設固定していた。
また、化粧シートなどの膜材を止める手段としては膜材
の補強を要せずに緊張可能な膜端固定構造であって、本
出願人が先に提案した実願昭61-7739号があった。
これらは膜の張設作業を簡略に、また膜の張り具合を常
に良好にするための考慮が施されている。
《考案が解決しようとする問題点》 叙述従来の膜屋根は、化粧シートと枠組との間を一本の
ロープで係止しており、ロープを引張って化粧シートの
張りを調整していた。しかし、ロープの牽引端部から離
れたロープ位置になる程、ロープの牽引方向に対する接
触抵抗の総和が大きくなり、ロープの牽引端部から最も
離れたロープの固定端部の方にはロープの牽引端部を引
張る力が達せず、屋根枠に化粧シート(膜材)を均一に
張ることが面倒であった。
その他、膜材のクリープが大きいため、大スパンの膜材
ではロープ或いは取付けプレートの締め込みストローク
が不足(換言すればストローク分の所要のスペースが必
要になる)することになり、膜材に導入された張力の管
理が簡単ではなかった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は膜材の緊張度を容易に管理できる膜緊張装置を具
えた膜構造の提供にある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために本考案は、膜材を取り囲んで
配設されてその周縁部を把持する骨組材と、該骨組材の
外側にこれより間隔を隔てて設けられた支持構造体と、
これら支持構造体と骨組体との間に設けられ、該支持構
造体に対して該骨組材を近接離隔移動させるジャッキと
を備え、上記ジャッキは、環状配列された8枚の板材が
互いに回動自在に連結され、上記支持構造体と上記骨骨
材との間で、相対向する一対の板材がこれら支持構造体
及び骨組材にそれぞれ連結されると共に、当該連結方向
と直交する方向に沿って相対向する一対の板材間にこれ
らの間隔を拡縮するネジが貫通されて構成されることを
特徴とする。
《作用》 ジャッキで骨組材を支持構造体へ近接移動させることに
より、膜材を緊張させることができる。殊に、上記特有
な構成のジャッキの採用により、支持構造体と骨組材と
の間のみにジャッキを備えることができて支持構造体の
外側に突出することができないので、またジャッキ操作
用のネジもこれら間に配設することができるので、周辺
の構造と何ら干渉することのない、ユニット化した膜張
設構造を構成することができる。
《実施例》 以下本考案の好適な実施例について図面を参照にして詳
細に説明する。
第1図に本考案の膜構造Aを示し、この膜構造Aは内周
側に膜材3を張る支持構造体1と、支持構造体1の内周
部に互いに間隔を隔てて離隔した複数のジャッキ2と、
支持構造体1が形成する枠内に広汎に設置している膜材
3と、膜材3の外周縁を挟着把持した骨組材4とからな
る。
膜材3はジャッキ2を介することによってH形鋼を井型
に組んだ支持構造体1の枠内に骨組材4で支承張設され
ている。
第2図に支持構造体1,ジャッキ2,骨組材4と膜材3の構
成詳細を示す。ジャッキ2は第3図の如く、8個の板材
の各端部を回動自在に環に連結した八角形を構成し、そ
の横方向に相対向する板材間にネジ棒6を螺入し、縦方
向に相対向する板材には各々孔8−8が穿設してある。
ネジ棒6が回転されると、ネジ棒6が通る板材間の間隔
が伸縮し、この伸縮にともなってネジ棒6と直交する方
向側の相対向する板材間の間隔が逆方向に伸縮するので
ある。
ジャッキ2は金属製でもよいが、錆ることなく無給油で
もよい点などを考えるとテフロン(商品な)製が良好で
ある。
膜材3は端縁にエンドロープ10を巻き込み、骨組材4上
にエンドロープ10の巻き込み部分を挟圧把持する門形の
押え金具12で固定している。
すなわち、押え金具12と骨組材4との間に膜端部を挟み
込み、押え金具12と骨組材4を通る締め付けボルト14で
挟着している。
そして、骨組材4の端部および支持構造体1の上部フラ
ンジ端部をコ字状の連結金具16の開口内に夫々軸着し、
連結金具16の背面部分とジャッキ2の孔8−8間を連結
軸18で結合し、支持構造体1と骨組材4とを結果的にジ
ャッキ2で連結結合している。
ジャッキ2の部分を被覆保護する副膜部材20は膜材3の
単部周縁に副膜部材20の一端を溶着し、その他端は溶着
端部から支持構造体1上のアングル材22に亙って連結金
具16、ジャッキ2部分を被覆し、アングル材22に他端を
ネジ止め固定している。
膜材3及び副膜部材20はプラスチック製シート、例えば
フッ素樹脂コーティングシートなどであって、この副膜
部材20によって膜材3の支承を兼ねる張設用ジャッキ2
の部分を雨水や直射日光から保護している。
ジャッキ2の孔8−8間が縮まるようにネジ棒6を回転
すると、骨組材4を支持構造体1側へ引き寄せ、順次に
ジャッキ2を同様に操作して引張力を膜材3の全体に均
一に伝える。逆に、上記ジャッキ2を戻してジャッキ2
の張りを弛めると、骨組材4が支持構造体1から均一に
全体的に離れて膜材3の張りは弛るむ。
《効果》 以上詳しく述べたように、本考案の膜構造によれば、膜
枠を形成する骨組材とこの骨組材の内周領域内に広汎張
設する膜材と、骨組材をジャッキを介して支承する支持
構造体とで膜構造を構成し、ジャッキで支持構造体と骨
組材との互いを緊締結合しているので、簡略な構成を提
供するとともに、ジャッキを引張り、或いは戻すだけで
膜材の張りを調節することができる。さらに、従来の如
くロープを掛け回す作業や、これを均一に牽引する面倒
がない。
従って、簡単に膜材の張りを調整することができるの
で、季節の変化や外気温の変化に合せて膜屋根の状態を
常に良好な状態に維持することが短時間の簡単な操作で
可能となるものである。
殊にジャッキが、環状配列された8枚の板材を互いに回
動自在に連結し、支持構造体と骨組材との間で、相対向
する一対の板材をこれら支持構造体及び骨組材にそれぞ
れ連結すると共に当該連結方向と直交する方向に沿って
相対向する一対の板材間にこれらの間隔を拡縮するネジ
を貫通させて構成した特有な構成を備えていることによ
り、支持構造体と骨組材との間のみにジャッキを備える
ことができて外側に突出する構造がないので、またジャ
ッキ操作用のネジもこれら間に配設することができるの
で、周辺の構造と何ら干渉することのない、膜張設ユニ
ットとして構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の膜構造を示す斜視図、第2図は膜材と
構造体との接続のようすを示す側面図、第3図はジャッ
キの詳細を示す斜視図である。 A……膜構造、1……支持構造体 2……ジャッキ、3……膜材 4……骨組材、6ネジ棒 8……孔、10……エンドロープ 12……押え金具、14……締め付けボルト 16……連結金具、18……連結軸 20……副膜部材、22……アングル材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】膜材を取り囲んで配設されてその周縁部を
    把持する骨組材と、該骨組材の外側にこれより間隔を隔
    てて設けられた支持構造体と、これら支持構造体と骨組
    材との間に設けられ、該支持構造体に対して該骨組材を
    近接離隔移動させるジャッキとを備え、 上記ジャッキは、環状配列された8枚の板材が互いに回
    動自在に連結され、上記支持構造体と上記骨組材との間
    で、相対向する一対の板材がこれら支持構造体及び骨組
    材にそれぞれ連結されると共に、当該連結方向と直交す
    る方向に沿って相対向する一対の板材間にこれらの間隔
    を拡縮するネジが貫通されて構成されることを特徴とす
    る膜緊張装置を具えた膜構造。
JP1987168411U 1987-11-05 1987-11-05 膜緊張装置を具えた膜構造 Expired - Lifetime JPH0726524Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0173258U JPH0173258U (ja) 1989-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817026U (ja) * 1981-06-05 1983-02-02 中興化成工業株式会社 布製屋根材の張力治具装置
JPH0347082Y2 (ja) * 1985-02-04 1991-10-07

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