JPH0726535Y2 - 移動棚の免震レール - Google Patents

移動棚の免震レール

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JPH0726535Y2
JPH0726535Y2 JP4687590U JP4687590U JPH0726535Y2 JP H0726535 Y2 JPH0726535 Y2 JP H0726535Y2 JP 4687590 U JP4687590 U JP 4687590U JP 4687590 U JP4687590 U JP 4687590U JP H0726535 Y2 JPH0726535 Y2 JP H0726535Y2
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JP
Japan
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rail
plate
seismic isolation
movable
floor
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JP4687590U
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JPH046473U (ja
Inventor
博之 織田
Original Assignee
日本ファイリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、レール上を走行可能な移動棚の免震構造に関
する。
従来技術 移動棚は、棚間口面と直角な方向へ走行可能で、相隣る
移動棚間に枝通路を形成して棚小間に収納された物品を
容易に取出すことができるようにしたもので、物品取出
し中に不用意に棚が移動しないようにロック装置が働ら
くようになっている。
ロック装置が働らいた状態で地震があり、振動方向が移
動棚の走行方向であると、棚小間に収納されていた物品
が落下するおそれがあり、また棚自体の固有振動数と地
震の振動数が一致したような場合は共振して倒壊のおそ
れもある。
一方ロック装置が働らいていないときに地震があると、
棚が大きく移動して枝通路を狭め、人が挟まれる危険が
ある。
そこで移動棚が設置される床を免震床構造とした例(実
開平1-159049号公報)が提案されている。
同例は、地面または建物の床と可動床との間に介在部材
を介在させ、同介在部材により可動床を少なくとも一方
向へ移動することができるようにした免震床構造であ
る。
地震の振動は介在物で吸収し、可動床上に設置された設
置物(移動棚)に伝わる振動を抑えようとするものであ
る。
解決しようとする課題 しかるに前記免震床構造は、移動棚を支持する床全体を
移動可能な可動床とする構造であるので、可動床の移動
許容面積に亘って広く床面に凹部を形成するなどの構築
を必要とし施工が大掛りとなり、特別な床部材を使用す
る等費用が嵩む欠点がある。
本考案は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的と
する処は、移動棚において施工が容易でコストのかから
ない免震レールを供する点にある。
課題を解決するための手段および作用 本考案は、レール上を走行可能な移動棚において、前記
レールを床面との間で所定範囲内で移動可能に支持する
支持手段を備えたことを特徴とする移動棚の免震レール
である。
支持手段は移動棚が走行するレールを移動可能に支持す
るので、レールに沿って支持手段を設ければよく施工が
簡単で費用もかからない。
またレールを移動棚の走行方向と同じ方向にのみ所定範
囲内で移動可能に支持する構造とすることで、支持手段
の構造がより簡素化されるとともに特に収納物が落下し
たり不用意に棚が移動したりする危険が大きい走行方向
の振動を吸収して大きな免震効果を得られる。
実施例 以下第1図ないし第6図に図示した本考案に係る一実施
例について説明する。
本実施例の移動棚1は、各移動棚1に設けられたハンド
ル30を操作することで各移動棚1を独立して移動させる
ことができ、ロックレバー31を操作することで走行を禁
止させることができるもので、第1図はかかる移動棚の
一部断面とした間口面を示す正面図であり、第2図は同
側面図である。
移動棚1は、走行方向(前後方向)と直角な幅方向(左
右方向)に長尺の台枠2に、幅方向に所定間隔を存して
柱3を立設して、柱3の上端に天板4を架設して骨組を
形成しており、多段の棚板10が柱3に支持されて複数の
棚小間を構成し、台枠2の両端に立設された柱3には側
板5が添設されている。
前記ハンドル30、ロックレバー31は枝通路と直交する主
通路側の側板5に設けられている。
台枠2の下面には、4隅および幅方向中央にそれぞれ対
をなす軸受6が垂設されて軸受6を介して回転軸7が架
設され、対向する軸受6間において回転軸7に車輪8,9
が嵌着されて回転自在に軸支されている。
左右両側の4個の車輪8は左右対称であり一端面に沿っ
てフランジ8aが形成されているが、他の内側にある車輪
9はフランジを有しない。
一方車輪8,9を載せるレール11,43は、床12に設けられた
溝条13に敷設されており、その支持構造を第3図ないし
第11図に基づき説明する。
左右両側のレール11と内側のレール11との支持構造は異
なり、まず両側のレール支持構造について第3図ないし
第6図を参照しながら説明する。
床面12に設けられた溝条13は断面が矩形をしており、同
溝条13に長尺の金属板を断面コ字状に折曲して上方を開
口した基板14を、同基板14から延出した固定片14aをボ
ルト15で固着して埋設し、同基板14の左右上端縁の折曲
されて水平となった部分にそれぞれカバー部材16の一端
がボルト17およびナット18で固着される。
左右のカバー部材16は、階段状に折曲されて固着部から
内側へ互いに近づく方向へ延出し両者の間に一定の間隔
を設けている。
基板14、カバー部材16の前後端にはレール閉塞板19が当
てがわれている。
基板14の左右側壁には互いに対向する位置にテーパした
ゴム製の緩衝部材たる緩衝ゴム20が前後方向に一定の間
隔を有して複数突設されており、基板14の底面には左右
幅中央に前後端に亘って樹脂製で表面が滑り易く滑らか
な摺動受部材21が貼着されている。
同摺動受部材21上に左右の緩衝ゴム20に挟まれて断面ロ
字状の長尺の角パイプ部材22が載置され、同角パイプ部
材22は前後端をレール閉塞板19に当接して前後方向の移
動は禁止され、左右方向は緩衝ゴム20の変形により摺動
可能である。
基板14の上面にはやはり樹脂製の表面が滑り易い摺動受
部材23が貼着されており、摺動受部材23に摺動板24が摺
動自在に載置され同摺動板24は左右端部が下方へ折曲さ
れて角パイプ部材22を若干の余裕をもって挟んでストッ
パーの役割を果し、前後端はレール閉塞板19まである程
度の間隔を残している。
同摺動板24上面には長さおよび幅を略同じくするレール
受板25が溶接されており、同レール受板25は左右端部が
上方へ折曲され、次いでさらに内側へ折曲されていて、
左右折曲部の間に開口を形成して、同レール受板25の底
面に固着してレール11が前後方向(移動棚1の走行方
向)に指向して敷設されている。
レール受板25の前後端部には受板27が溶接され、受板27
と対向するレール閉塞板19との間に緩衝部材たる圧縮ス
プリング28が左右に2箇所介装されている。
圧縮スプリング28の両端部は、レール閉塞板19および受
板27から突設されたボス29に巻き付いており、圧縮スプ
リング28の直線状に復元しようとする力によりレール受
板25を左右幅方向中央に常に戻そうとする力が働らく。
以上のような構造の下に支持されたレール11に前記車輪
8,9が載り、移動棚1が前後方向へ走行することができ
る。
したがってレール11は、前後方向に関しては摺動受部材
23と摺動板24との間の摺動により圧縮スプリング28の力
に抗して移動可能であり、一方左右方向に関してはレー
ル11を支持する角パイプ部材22が摺動受部材21との間の
摺動により緩衝ゴム20の弾性力に抗して移動可能であ
る。
このようにレール11が支持されているので、地震等によ
り床12が前後方向に振動するときは、圧縮スプリング28
が振動を吸収してレール11への振動伝達を抑制し、床12
が左右方向に振動するときは緩衝ゴム20が振動を吸収し
てレール11への振動伝達を抑制することができる。
なお以上のようにレール11への振動の伝達は抑制される
が、それでもなお左右のレール11が互いに接近または遠
ざかる方向に最大限移動しても脱輪はしない程度にレー
ル受板25はカバー部材16により左右の動きを規制されて
いる。
レール間の幅を一定に固定したい場合は、両レール間に
所要の間隔でパイプ状の長尺部材を床に埋設し、同パイ
プの中に摺動可能に連結材を嵌入し同連結材でレールど
うしを接続するようにしてもよい。
次に移動棚の走行する前後方向にのみ免震構造とした内
側のレール11の支持構造について第7図ないし第11図に
示し説明する。
床12に設けられた断面矩形の溝条の底面および側面に添
設される基板41、溝状の左右側縁を蓋うカバー部材42、
レール43が敷設固着されるレール受板44等は前記両側の
レール支持構造の対応する部材と略同じである。
レール受板44の下面に溶接される部材は摺動板ではなく
ころがり接触により移動する移動板45であり、形状は前
記摺動板24と略等しく左右両端が下方へ折曲されて基板
41の左右側壁に近接している(第9図参照)。
第11図に示すようにレール43、レール受板44、移動板45
は互いに固着され前後端面に受板46を貼着して一体に移
動可能な移動部材47を構成している。
そしてかかる移動部材を基板41との間で移動自在に支持
する支持部材48は、第11図に示すように前後に長尺で対
向した左右一対の軸受板49間に複数のローラ50が回転自
在に軸支され、軸受板49の前後端は閉塞板51が固着さ
れ、閉塞板51には緩衝部材たる緩衝ゴム52が外側へ突設
されている。
ローラ50は、軸受板49の上下幅より大きい外径を有して
一部が軸受板49より上下に露出している。
このような支持部材48は、移動部材47の下部に移動板4
5、受板46により形成される凹部に遊嵌され、ローラ50
の上部が移動板45の水平部下面にころがり接触し、緩衝
ゴム52が受板46に当接し、移動部材47と支持部材48は互
いに前後方向へ適当な距離移動することができる。
このように組合わされた移動部材47と支持部材48が、前
記基板41の凹部に嵌装されると、ローラ50の下部が基板
41の上面ところがり接触して移動部材47と支持部材48を
前後方向に移動自在に支持することになる。
なお基板41の前後端に設けられたレール閉塞板53には緩
衝部材たる緩衝ゴム54が内側へ向けて突設されており移
動部材47の前後の受板46に当接している。
以上のような支持構造により支持されたレール43の上に
は移動棚の車輪9が載る。
したがってレール43はローラ50を介して前後に移動可能
で、緩衝ゴム52,54が振動を吸収して振動の伝達が抑制
される。
すなわち移動棚の走行方向と同じ前後方向の振動を伴う
地震があっても、床12からレール43への振動の伝達は抑
制される。
本実施例は、以上のように両側のレール支持構造が前後
左右の振動に対して免震構造となっており、内側のレー
ル支持構造が前後の振動に対し免震構造となっている。
したがって移動棚自体への振動の伝達を考えてみると、
全レール11、43について前後方向の振動の伝達は抑制さ
れるので、移動棚がロック状態で走行を禁止されている
場合、収納物の落下等が防止でき、またロック解除状態
でも移動棚の急激な走行は避けられ移動棚に挟まれると
いった危険を回避することができる。
一方左右方向の振動に対しては両側のレール11について
左右方向の振動の伝達は抑制されるが、内側のレール43
については振動の伝達が抑制されない。
しかし内側のレール43に載る車輪9はフランジを有しな
いで、両者間のずれをもって振動を吸収することがで
き、全体として移動棚への振動の伝達は抑制されること
になる。
なお走行方向と直角な左右方向の振動に対しては比較的
収納物の落下は少なく、移動棚の不用意な走行もないの
で、棚自体が倒壊を防止する耐震構造になっていれば全
レールの支持構造を左右前後の振動に対して免震構造と
する必要性は少ない。
以上のように本実施例においては、レールを支持する免
震構造は、レールに沿った部分にのみ設けられるので施
工が簡単で低コストで設置することができる。
特に本実施例は、内側のレール43について移動棚の走行
方向のみを免震としたレール支持構造としたのでより構
造が簡素化され施工も容易となり低コストで提供するこ
とができるとともに地震等の振動に対する効果も少なく
ない。
次にレール免震構造の変形例を示す。
第12図および第13図に示す例は、床に形成された溝条に
嵌装された基板80とレール81が敷設されたレール受板82
との間に円柱状の免震ゴム83を複数間隔をおいて介在さ
せた簡単なもので、水平方向のあらゆる振動に対し免震
効果を有する。
第14図および第15図に示す例は、溝条に嵌装された基板
90の底面に左右に軸受91を立設して一対の回転ローラ92
を軸支し、両回転ローラ92間に左右方向へ移動可能に移
動部材93が架設されており、このように支持され移動部
材93が前後方向に複数設けられて、これらの移動部材93
上に固着されて前後方向に指向したレール94が架設され
ている。
一方移動棚の車輪95が載るレール96はレール受板97に敷
設され、レール受板97はカバープレート98を介して軸受
部材99を下方へ垂設しており、同軸受部材99に軸支され
たフランジ付ローラ100が前記前後方向に指向したレー
ル94に左右をフランジで挟むようにして載っている。
なお移動部材93は左右両側をスプリング101により付勢
されレール受板97等には図示されない緩衝部材が前後に
設けられている。
したがってレール96は移動部材93の移動で左右方向に移
動可能であり、またローラ100の回転で前後方向にも移
動でき各緩衝部材により、床の水平方向の振動は吸収さ
れてレール96への振動伝達は抑制される。
第16図および第17図に示す例は、基板110の底面におい
て左右に立設された軸受111間にローラ112が回転自在に
軸支され、このように軸支されたローラ112が複数前後
方向に配設されてその上にレール受板114が前後方向に
移動自在に載せられレール受板114の上にレール113が敷
設されたもので、前後方向の振動を吸収することができ
る。
第18図および第19図に示す例は、基板120の底面に樹脂
製で表面が滑り易い摺動受部材121が前後方向に敷設さ
れ、レール122が敷設されたレール受板123の下面に固着
された複数の樹脂製の摺動部材124が前記摺動受部材121
の上に摺動自在に接して支持されて、摺動受部材121と
摺動部材124の相対的な滑りで床の振動を吸収すること
ができる。
なお以上の実施例では緩衝部材として緩衝ゴムを用いて
いるが、同時にダンパー等の振動減衰器を介装してもよ
い。
考案の効果 本考案は、移動棚が走行するレールの支持手段のみを免
震構造とすることで、施工を簡単にし、コストを低減す
ることができる。
またレールを移動棚の走行方向と同じ方向にのみ免震支
持構造とすることで、支持構造がより簡素化され、コス
トもより低減される。
かかる簡単な免震構造により、地震があっても移動棚は
急激に走行するのを防止して安全性を確保することがで
きるとともに収納棚の落下を極力防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一実施例の移動棚の一部断面とし
た正面図、第2図は同側面図、第3図は同要部正面図、
第4図は一部削除一部断面とした同前端要部側面図、第
5図は同要部断面図、第6図は同中央要部側面図、第7
図は別実施例の免震レールの要部側面図、第8図は同前
端要部側面図、第9図は同要部断面図、第10図は同中央
要部側面図、第11図は同要部斜視図、第12図は別の実施
例の免震レールの要部断面図、第13図は同要部側面図、
第14図は別の実施例の免震レールの要部断面図、第15図
は同要部側面図、第16図は別の実施例の免震レールの要
部断面図、第17図は同要部側面図、第18図は別の実施例
の免震レールの要部断面図、第19図は同要部側面図であ
る。 1……移動棚、2……台枠、3……柱、4……天板、5
……側板、6……軸受、7……回転軸、8,9……車輪、1
0……棚板、11レール、12……床、13……溝条、14……
基板、15……ボルト、16……カバー部材、17……ボル
ト、18……ナット、19……レール閉塞板、20……緩衝ゴ
ム、21……摺動受部材、22……角パイプ部材、23……摺
動受部材、24……摺動板、25……レール受板、27……受
板、28……圧縮スプリング、29……ボス、30……ハンド
ル、31……ロックレバー、41……基板、42……カバー部
材、43……レール、44……レール受板、45……移動板、
46……受板、47……移動部材、48……支持部材、49……
軸受板、50……ローラ、51……閉塞板、52……緩衝ゴ
ム、53……レール閉塞板、54……緩衝ゴム、80……基
板、81……レール、82……レール受板、83……免震ゴ
ム、90……基板、91……軸受、92……回転ローラ、93…
…移動部材、94……レール、95……車輪、96……レー
ル、97……レール受板、98……カバープレート、99……
軸受部材、100……ローラ、101……スプリング、110…
…基板、111……軸受、112……ローラ、113……レー
ル、114……レール受板、120……基板、121……摺動受
部材、122……レール、123……レール受板、124……摺
動部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール上を走行可能な移動棚において、前
    記レールを床との間で所定範囲内で移動可能に支持する
    支持手段を備えたことを特徴とする移動棚の免震レー
    ル。
  2. 【請求項2】前記支持手段は、前記レールを前記移動棚
    の走行方向と同方向へのみ所定範囲内で移動可能に支持
    するものであることを特徴とする請求項1記載の移動棚
    の免震レール。
JP4687590U 1990-05-07 1990-05-07 移動棚の免震レール Expired - Lifetime JPH0726535Y2 (ja)

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JP7770234B2 (ja) * 2022-03-31 2025-11-14 大阪瓦斯株式会社 機器搬入固定装置

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