JPH07266059A - 溶接品質管理方法およびその装置 - Google Patents
溶接品質管理方法およびその装置Info
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- JPH07266059A JPH07266059A JP6085692A JP8569294A JPH07266059A JP H07266059 A JPH07266059 A JP H07266059A JP 6085692 A JP6085692 A JP 6085692A JP 8569294 A JP8569294 A JP 8569294A JP H07266059 A JPH07266059 A JP H07266059A
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- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 溶接電極の汚れおよび溶接品質を管理するこ
との出来る溶接品質管理方法およびその装置の提供。 【構成】 溶接電極の汚れ状態の許容範囲を示す第1の
しきい値と被溶接物の溶接品質の判定基準を示す第2の
しきい値を判定用の設定値としてCPU部に入力し、溶
接電極に印可される電圧と電流から抵抗値を算出し、こ
の値が汚れのしきい値内にある時は溶接を続行し、この
しきい値を越える時は溶接を中止し、溶接終了後、溶接
電極に、被溶接物を挾持した状態で微弱電流を流し、電
極間の抵抗値を算出し、この値が第2のしきい値内にあ
る時は溶接良好と判定し、しきい値を越える時は溶接不
良と判定する。
との出来る溶接品質管理方法およびその装置の提供。 【構成】 溶接電極の汚れ状態の許容範囲を示す第1の
しきい値と被溶接物の溶接品質の判定基準を示す第2の
しきい値を判定用の設定値としてCPU部に入力し、溶
接電極に印可される電圧と電流から抵抗値を算出し、こ
の値が汚れのしきい値内にある時は溶接を続行し、この
しきい値を越える時は溶接を中止し、溶接終了後、溶接
電極に、被溶接物を挾持した状態で微弱電流を流し、電
極間の抵抗値を算出し、この値が第2のしきい値内にあ
る時は溶接良好と判定し、しきい値を越える時は溶接不
良と判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,プリント基板の補
修,各種センサと極細線あるいはリボン材の接合等の溶
接をするとともに,溶接電極の汚れ状態および溶接箇所
の溶接品質をも管理することの出来る溶接品質管理方法
およびその装置に関するものである。
修,各種センサと極細線あるいはリボン材の接合等の溶
接をするとともに,溶接電極の汚れ状態および溶接箇所
の溶接品質をも管理することの出来る溶接品質管理方法
およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に,プリント基板の補修や各種セン
サと極細線あるいはリボン材を接合する場合の一つの方
法として抵抗溶接がある。この抵抗溶接は,被溶接物に
溶接電流を流し,その時発生するジュ−ル熱により,被
溶接物を溶融し接合する方法である。
サと極細線あるいはリボン材を接合する場合の一つの方
法として抵抗溶接がある。この抵抗溶接は,被溶接物に
溶接電流を流し,その時発生するジュ−ル熱により,被
溶接物を溶融し接合する方法である。
【0003】そして,抵抗溶接用の電源としては,各種
の方式があり,その内の一つに整流器の出力側に接続さ
れているコンデンサに蓄えられたエネルギ−を,トラン
ジスタで電流を制御して溶接するトランジスタ方式があ
る。
の方式があり,その内の一つに整流器の出力側に接続さ
れているコンデンサに蓄えられたエネルギ−を,トラン
ジスタで電流を制御して溶接するトランジスタ方式があ
る。
【0004】これは,図4に示すように,商用交流電源
のAC100Vは,トランス1によりAC24Vに降圧
された後,整流器2でDC24Vに変換され,コンデン
サ3に充電される。このコンデンサ3に蓄えられたエネ
ルギ−は,パワ−トランジスタ4で電流が制御されて溶
接電極5に給電される。そこで,図5に示すように,こ
の溶接電極5が被溶接物に接触すると,被溶接物として
のプリント基板10と補修用リボン11に溶接電流が流
れ,ここにジュ−ル熱が発生して抵抗溶接される。
のAC100Vは,トランス1によりAC24Vに降圧
された後,整流器2でDC24Vに変換され,コンデン
サ3に充電される。このコンデンサ3に蓄えられたエネ
ルギ−は,パワ−トランジスタ4で電流が制御されて溶
接電極5に給電される。そこで,図5に示すように,こ
の溶接電極5が被溶接物に接触すると,被溶接物として
のプリント基板10と補修用リボン11に溶接電流が流
れ,ここにジュ−ル熱が発生して抵抗溶接される。
【0005】一方,溶接電極5には,ピックアップ用の
ワイヤ(図示せず)が接続されており,これにより溶接
電極5の電圧Vが検出されて,この電圧Vは帰還増幅器
6で増幅された後,電圧制御部7に入力される。この電
圧制御部7では,電圧Vと溶接条件設定部8から入力さ
れた設定条件とが比較され,設定時間だけパワ−トラン
ジスタ4に電流が流れるように電圧帰還制御される。こ
のように,従来方法では,パワ−トランジスタ4からの
溶接電流とこの電流の流れる時間とが制御される電圧制
御方式が採用されている。
ワイヤ(図示せず)が接続されており,これにより溶接
電極5の電圧Vが検出されて,この電圧Vは帰還増幅器
6で増幅された後,電圧制御部7に入力される。この電
圧制御部7では,電圧Vと溶接条件設定部8から入力さ
れた設定条件とが比較され,設定時間だけパワ−トラン
ジスタ4に電流が流れるように電圧帰還制御される。こ
のように,従来方法では,パワ−トランジスタ4からの
溶接電流とこの電流の流れる時間とが制御される電圧制
御方式が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら,例え
ば,図5に示すように,プリント基板10は合成樹脂で
形成されており,このプリント基板10の上に形成され
ているプリント配線の断線箇所を補修用リボン11で溶
接して補修する場合,溶接時には,プリント基板10
は,溶接電極5により局部的には1000°C程度迄加
熱される。そのため,この加熱された箇所のプリント基
板10の合成樹脂が溶融するとともに,昇華して溶接電
極5の下面に付着し,絶縁物である合成樹脂の絶縁膜1
2が形成される。
ば,図5に示すように,プリント基板10は合成樹脂で
形成されており,このプリント基板10の上に形成され
ているプリント配線の断線箇所を補修用リボン11で溶
接して補修する場合,溶接時には,プリント基板10
は,溶接電極5により局部的には1000°C程度迄加
熱される。そのため,この加熱された箇所のプリント基
板10の合成樹脂が溶融するとともに,昇華して溶接電
極5の下面に付着し,絶縁物である合成樹脂の絶縁膜1
2が形成される。
【0007】このように,溶接電極5が絶縁膜12で覆
われたいわゆる汚れた状態になると,溶接電極5には溶
接電流が流れなくなる。従って,この場合,電圧制御方
式が採用されていると,溶接電極5に電圧が印加され検
出されても,実際には,被溶接物には溶接電流が流れて
おらず,実際には,溶接不良の状態が発生している。こ
のような場合,実際に溶接電流が被溶接物に流れたかど
うか判定できず,その上,溶接不良の状態も発見できな
いという問題があった。その上,溶接状態を判定する場
合には,目視で判断されており,不便であった。
われたいわゆる汚れた状態になると,溶接電極5には溶
接電流が流れなくなる。従って,この場合,電圧制御方
式が採用されていると,溶接電極5に電圧が印加され検
出されても,実際には,被溶接物には溶接電流が流れて
おらず,実際には,溶接不良の状態が発生している。こ
のような場合,実際に溶接電流が被溶接物に流れたかど
うか判定できず,その上,溶接不良の状態も発見できな
いという問題があった。その上,溶接状態を判定する場
合には,目視で判断されており,不便であった。
【0008】
【問題点を解決するための手段】この発明は,溶接電極
の汚れ状態の許容範囲を示す第1のしきい値と,被溶接
物の溶接品質の判定基準を示す第2のしきい値とを判定
用の設定値としてCPU部に入力し,溶接電極に印加さ
れる第1回目の電圧と電流とをそれぞれ検出し,この検
出された第1回目の電圧と電流とから第1の抵抗値を算
出し,この第1の抵抗値が,溶接電極の汚れ状態を示す
第1のしきい値以内であるときは溶接を続行し,この第
1のしきい値を越える時は溶接を中止し,被溶接物の溶
接終了後,溶接電極に被溶接物を挟んだ状態で微弱電流
を流し,この溶接電極に印加されている第2回目の電圧
と電流とを検出し,これら検出された第2回目の電圧と
電流とから第2の抵抗値を算出し,この第2の抵抗値が
被溶接物の溶接状態を示す判定基準である第2のしきい
値以内の時は溶接良好と判定し,この第2のしきい値を
越える時は溶接不良と判定するようにしたものである。
の汚れ状態の許容範囲を示す第1のしきい値と,被溶接
物の溶接品質の判定基準を示す第2のしきい値とを判定
用の設定値としてCPU部に入力し,溶接電極に印加さ
れる第1回目の電圧と電流とをそれぞれ検出し,この検
出された第1回目の電圧と電流とから第1の抵抗値を算
出し,この第1の抵抗値が,溶接電極の汚れ状態を示す
第1のしきい値以内であるときは溶接を続行し,この第
1のしきい値を越える時は溶接を中止し,被溶接物の溶
接終了後,溶接電極に被溶接物を挟んだ状態で微弱電流
を流し,この溶接電極に印加されている第2回目の電圧
と電流とを検出し,これら検出された第2回目の電圧と
電流とから第2の抵抗値を算出し,この第2の抵抗値が
被溶接物の溶接状態を示す判定基準である第2のしきい
値以内の時は溶接良好と判定し,この第2のしきい値を
越える時は溶接不良と判定するようにしたものである。
【0009】又,この発明は,溶接電極に流れる溶接電
流の一部を検出する電流検出器と,溶接電極に印加され
る電圧を検出する電圧検出部と,この電圧検出部からの
電圧と電流検出器からの電流とをそれぞれ増幅する増幅
部と,CPU部に,溶接電極の汚れ状態の許容範囲を示
す第1のしきい値と被溶接物の溶接品質の判定基準を示
す第2のしきい値とを判定用の設定値として設定入力す
るとともに,増幅部からこのCPU部に入力した第1回
目の電圧,電流の値から第1の抵抗値を算出し,この第
1の抵抗値と前記第1のしきい値とを比較して溶接電極
の汚れ状態を判定し,溶接終了後に増幅部から入力した
第2回目の電圧,電流の値から第2の抵抗値を算出し,
この第2の抵抗値と前記第2のしきい値とを比較して被
溶接物の溶接品質を判定する判定部と,この判定部から
の判定結果を表示する表示部とを備えたのもである。
流の一部を検出する電流検出器と,溶接電極に印加され
る電圧を検出する電圧検出部と,この電圧検出部からの
電圧と電流検出器からの電流とをそれぞれ増幅する増幅
部と,CPU部に,溶接電極の汚れ状態の許容範囲を示
す第1のしきい値と被溶接物の溶接品質の判定基準を示
す第2のしきい値とを判定用の設定値として設定入力す
るとともに,増幅部からこのCPU部に入力した第1回
目の電圧,電流の値から第1の抵抗値を算出し,この第
1の抵抗値と前記第1のしきい値とを比較して溶接電極
の汚れ状態を判定し,溶接終了後に増幅部から入力した
第2回目の電圧,電流の値から第2の抵抗値を算出し,
この第2の抵抗値と前記第2のしきい値とを比較して被
溶接物の溶接品質を判定する判定部と,この判定部から
の判定結果を表示する表示部とを備えたのもである。
【0010】
【作用】コンデンサ3に蓄えられたエネルギ−は,パワ
−トランジスタ4で電流が制御されて溶接電極5に溶接
電圧,溶接電流が印加され,被溶接物は抵抗溶接され
る。溶接電流の一部は電流検出器20により検出され,
溶接電圧は溶接電極5で検出される。
−トランジスタ4で電流が制御されて溶接電極5に溶接
電圧,溶接電流が印加され,被溶接物は抵抗溶接され
る。溶接電流の一部は電流検出器20により検出され,
溶接電圧は溶接電極5で検出される。
【0011】この検出された帰還用の電圧と電流の値
は,いずれもA/D変換されてCPU部22Dに入力さ
れ,この帰還値とCPU部22Dで設定されている帰還
制御用の設定値とが比較制御され,その結果がD/A変
換されてパワ−トランジスタ4に帰還される。従って,
このパワ−トランジスタ4はそれぞれ電圧制御モ−ドあ
るいは電流制御モ−ド更には電力制御モ−ドで制御され
る。
は,いずれもA/D変換されてCPU部22Dに入力さ
れ,この帰還値とCPU部22Dで設定されている帰還
制御用の設定値とが比較制御され,その結果がD/A変
換されてパワ−トランジスタ4に帰還される。従って,
このパワ−トランジスタ4はそれぞれ電圧制御モ−ドあ
るいは電流制御モ−ド更には電力制御モ−ドで制御され
る。
【0012】一方,第1回目に検出された電圧,電流と
は,CPU部22Dに入力され,これらの値から第1の
抵抗値R1 が算出される。この算出された抵抗値R1 と
第1のしきい値とが比較され,第1のしきい値の範囲内
の場合には,溶接電極5の汚れはなしとして溶接続行と
判定される。しきい値を越える場合には,溶接中止と判
定される。
は,CPU部22Dに入力され,これらの値から第1の
抵抗値R1 が算出される。この算出された抵抗値R1 と
第1のしきい値とが比較され,第1のしきい値の範囲内
の場合には,溶接電極5の汚れはなしとして溶接続行と
判定される。しきい値を越える場合には,溶接中止と判
定される。
【0013】被溶接物への溶接終了後,再度,溶接電極
5に被溶接物を挟んだ状態で微弱電流を流し,上記と同
様にして,第2回目の帰還用の電流I,電圧Vが再度検
出され,この検出された電流I,電圧VはCPU部22
Dへ入力される。これらの値から第2の抵抗値R2 が算
出され,第2のしきい値と比較される。
5に被溶接物を挟んだ状態で微弱電流を流し,上記と同
様にして,第2回目の帰還用の電流I,電圧Vが再度検
出され,この検出された電流I,電圧VはCPU部22
Dへ入力される。これらの値から第2の抵抗値R2 が算
出され,第2のしきい値と比較される。
【0014】第2の抵抗値R2 が第2のしきい値の範囲
内の場合には,被溶接物の溶接品質は良好と判定され,
第2のしきい値を越える場合には,溶接品質は不良と判
定される。
内の場合には,被溶接物の溶接品質は良好と判定され,
第2のしきい値を越える場合には,溶接品質は不良と判
定される。
【0015】
【発明の実施例】この発明の実施例を,図1〜図3に基
づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施例を示す
要部構成図,図2は図1の詳細な構成図,図3はこの発
明の実施例を示すフロ−チャ−ト図である。なお,従来
例と同一のものは,同一名称を使用するとともに,同一
符号を付しその説明を省略する。
づいて詳細に説明する。図1はこの発明の実施例を示す
要部構成図,図2は図1の詳細な構成図,図3はこの発
明の実施例を示すフロ−チャ−ト図である。なお,従来
例と同一のものは,同一名称を使用するとともに,同一
符号を付しその説明を省略する。
【0016】図1〜図2において,1はトランス,2は
整流器で,3はコンデンサ,4はパワ−トランジスタ
で,この実施例の場合には,パワ−MOSFETが使用
されており,このパワ−MOSFETを10個並列に接
続して使用されており,1800A迄出力可能となって
いる。5は溶接電極である。9は充電制御部で,整流器
2の出力をDC24Vに維持するために,整流器2のサ
イリスタの位相制御している。
整流器で,3はコンデンサ,4はパワ−トランジスタ
で,この実施例の場合には,パワ−MOSFETが使用
されており,このパワ−MOSFETを10個並列に接
続して使用されており,1800A迄出力可能となって
いる。5は溶接電極である。9は充電制御部で,整流器
2の出力をDC24Vに維持するために,整流器2のサ
イリスタの位相制御している。
【0017】20は電流検出器で,この実施例の場合に
は,ホ−ル電流検出器が用いられており,パワ−トラン
ジスタ4の出力側に接続されている。この電流検出器2
0は,溶接電極5に供給される溶接電流の一部を検出す
るためのもので,この検出された電流は増幅部21の互
いに並列に接続されている3個の電流帰還用増幅器21
IA ,21IB ,21IC に帰還用信号を得るために印
加される。その内,電流帰還用増幅器21IC に帰還さ
れた電流は,そのままアナログ出力端19に出力され,
電流の溶接波形が観察される。
は,ホ−ル電流検出器が用いられており,パワ−トラン
ジスタ4の出力側に接続されている。この電流検出器2
0は,溶接電極5に供給される溶接電流の一部を検出す
るためのもので,この検出された電流は増幅部21の互
いに並列に接続されている3個の電流帰還用増幅器21
IA ,21IB ,21IC に帰還用信号を得るために印
加される。その内,電流帰還用増幅器21IC に帰還さ
れた電流は,そのままアナログ出力端19に出力され,
電流の溶接波形が観察される。
【0018】なお,アナログ出力端19では,後述する
ように,その他の溶接波形の電圧もストレ−ジスコ−プ
(図示せず)等で波形観測することが出来るように構成
されている。
ように,その他の溶接波形の電圧もストレ−ジスコ−プ
(図示せず)等で波形観測することが出来るように構成
されている。
【0019】ここで,ホ−ル電流検出器は,電流に比例
して発生する磁束を磁気鉄心と磁気センサ(ホ−ル素
子)の組み合わせにより非接触で電流測定することので
きる装置である。なお,上記実施例に限定されることな
く,その他の方法で帰還用の電流を検出してもよい。
して発生する磁束を磁気鉄心と磁気センサ(ホ−ル素
子)の組み合わせにより非接触で電流測定することので
きる装置である。なお,上記実施例に限定されることな
く,その他の方法で帰還用の電流を検出してもよい。
【0020】増幅部21は,この実施例の場合には,電
流帰還用増幅器21IA 〜21IC,電圧帰還用増幅器
21VA 〜21VC ,電力帰還用増幅器21WA 〜21
WCおよび乗算器21Mとにより構成されており,電流
検出器20から帰還される電流Iと溶接電極5に接続さ
れている検出用のワイヤにより溶接電圧の一部を検出す
る電圧検出部(図示せず)で検出されて入力側に帰還さ
れる電圧Vとが入力される。
流帰還用増幅器21IA 〜21IC,電圧帰還用増幅器
21VA 〜21VC ,電力帰還用増幅器21WA 〜21
WCおよび乗算器21Mとにより構成されており,電流
検出器20から帰還される電流Iと溶接電極5に接続さ
れている検出用のワイヤにより溶接電圧の一部を検出す
る電圧検出部(図示せず)で検出されて入力側に帰還さ
れる電圧Vとが入力される。
【0021】ここで,実施例では,増幅部21には乗算
器21Mが具備されており,検出された電圧,電流がこ
の乗算器21Mで乗算されて電力が算出され,この電力
による電力制御も出来るように構成されている。即ち,
電力帰還用増幅器21WA 〜21WC および乗算器21
Mとは,電力制御する場合に必要で,この電力制御する
場合には,検出された電流と電圧とは乗算器21Mで乗
算されて電力が算出される。この算出された電力が電
圧,電流制御する場合と同様に,電力帰還用増幅器21
WA 〜21WC ,A/D変換器22C,CPU部22
D,D/A変換器22B,差動増幅器22Aからパワ−
トランジスタ4に帰還して,このパワ−トランジスタ4
を帰還制御するように構成されている。
器21Mが具備されており,検出された電圧,電流がこ
の乗算器21Mで乗算されて電力が算出され,この電力
による電力制御も出来るように構成されている。即ち,
電力帰還用増幅器21WA 〜21WC および乗算器21
Mとは,電力制御する場合に必要で,この電力制御する
場合には,検出された電流と電圧とは乗算器21Mで乗
算されて電力が算出される。この算出された電力が電
圧,電流制御する場合と同様に,電力帰還用増幅器21
WA 〜21WC ,A/D変換器22C,CPU部22
D,D/A変換器22B,差動増幅器22Aからパワ−
トランジスタ4に帰還して,このパワ−トランジスタ4
を帰還制御するように構成されている。
【0022】ここで,この実施例における抵抗溶接電源
は,トランス1,整流器2,コンデンサ3,パワ−トラ
ンジスタ4,充電制御部9,増幅部21,制御部22,
溶接条件設定部23とにより構成されており,電圧制御
と電流制御と電力制御の3つの制御モ−ドを備えてい
る。従って,以下,電力制御をも含めた説明がなされて
いるが,この発明では,制御モ−ドについては限定して
おらず,少なくとも,抵抗値を算出するための電圧と電
流とを検出することが必要である。
は,トランス1,整流器2,コンデンサ3,パワ−トラ
ンジスタ4,充電制御部9,増幅部21,制御部22,
溶接条件設定部23とにより構成されており,電圧制御
と電流制御と電力制御の3つの制御モ−ドを備えてい
る。従って,以下,電力制御をも含めた説明がなされて
いるが,この発明では,制御モ−ドについては限定して
おらず,少なくとも,抵抗値を算出するための電圧と電
流とを検出することが必要である。
【0023】22は制御部で,差動増幅器22AとD/
A変換器22B,A/D変換器22CおよびCPU部2
2Dとにより構成されており,増幅部21からの電圧
V,電流I,電力Wの帰還値は,A/D変換器22Cで
デジタル信号に変換された後,CPU部22Dに入力さ
れる。この帰還用の電圧V,電流I,電力Wの各帰還値
は,溶接条件設定部23でそれぞれ設定された帰還制御
用の電圧,電流,電力の各設定値とCPU部22Dで比
較され,設定値と帰還値とがいずれも同一の値となるよ
うに制御され,この値はD/A変換器22Bでアナログ
信号に変換されて,差動増幅器22Aで比較増幅され
て,パワ−トランジスタ4へゲ−ト信号として送出され
る。
A変換器22B,A/D変換器22CおよびCPU部2
2Dとにより構成されており,増幅部21からの電圧
V,電流I,電力Wの帰還値は,A/D変換器22Cで
デジタル信号に変換された後,CPU部22Dに入力さ
れる。この帰還用の電圧V,電流I,電力Wの各帰還値
は,溶接条件設定部23でそれぞれ設定された帰還制御
用の電圧,電流,電力の各設定値とCPU部22Dで比
較され,設定値と帰還値とがいずれも同一の値となるよ
うに制御され,この値はD/A変換器22Bでアナログ
信号に変換されて,差動増幅器22Aで比較増幅され
て,パワ−トランジスタ4へゲ−ト信号として送出され
る。
【0024】なお,溶接条件設定部23は,最適な溶接
条件を示す帰還制御用の電圧,電流,電力の設定値を初
期設定するとともに,溶接電極5の汚れ状態の許容範囲
を示す第1のしきい値と被溶接物の溶接品質の判定基準
を示す第2のしきい値とを判定の基準となる設定値とし
て設定するもので,キ−スイッチ23Aによりそれぞれ
帰還制御用の電圧,電流,電力の各設定値と判定用の設
定値とが入力される。そして,それぞれ帰還制御用の設
定値に対応する電圧制御,電流制御,電力制御のいずれ
かの制御モ−ドが設定される。
条件を示す帰還制御用の電圧,電流,電力の設定値を初
期設定するとともに,溶接電極5の汚れ状態の許容範囲
を示す第1のしきい値と被溶接物の溶接品質の判定基準
を示す第2のしきい値とを判定の基準となる設定値とし
て設定するもので,キ−スイッチ23Aによりそれぞれ
帰還制御用の電圧,電流,電力の各設定値と判定用の設
定値とが入力される。そして,それぞれ帰還制御用の設
定値に対応する電圧制御,電流制御,電力制御のいずれ
かの制御モ−ドが設定される。
【0025】24は判定部で,溶接電極5の汚れ状態を
判定して溶接続行,中止を判定するとともに,被溶接物
の溶接品質の良否を判定するもので,増幅部21から入
力した第1回目の電圧V,電流I,電力Wは,それぞれ
A/D変換器22Cでデジタル信号に変換され,CPU
部22Dに入力され,これら電流I,電圧Vから第1の
抵抗値R1 が算出される。
判定して溶接続行,中止を判定するとともに,被溶接物
の溶接品質の良否を判定するもので,増幅部21から入
力した第1回目の電圧V,電流I,電力Wは,それぞれ
A/D変換器22Cでデジタル信号に変換され,CPU
部22Dに入力され,これら電流I,電圧Vから第1の
抵抗値R1 が算出される。
【0026】この抵抗値R1 は,判定の基準として設定
されている設定値(抵抗値)と比較されて溶接電極5の
汚れ状態が判定される。なお,この第1の抵抗値R1 は
溶接電極5の抵抗値に対応しており,その箇所の状態を
表している。又,CPU部22Dに入力された電力は,
電力帰還制御用の電力としてパワ−トランジスタ4に帰
還される。
されている設定値(抵抗値)と比較されて溶接電極5の
汚れ状態が判定される。なお,この第1の抵抗値R1 は
溶接電極5の抵抗値に対応しており,その箇所の状態を
表している。又,CPU部22Dに入力された電力は,
電力帰還制御用の電力としてパワ−トランジスタ4に帰
還される。
【0027】同様に,溶接終了後に,増幅部21から入
力した第2回目の電圧V,電流I,電力Wは,それぞれ
A/D変換器22Cでデジタル信号に変換され,CPU
部22Dに入力され,電流I,電圧Vから第2の抵抗値
R2 が算出される。この抵抗値R2 は,溶接品質の判定
の基準として設定されている設定値(抵抗値)と比較さ
れて良否が判定される。
力した第2回目の電圧V,電流I,電力Wは,それぞれ
A/D変換器22Cでデジタル信号に変換され,CPU
部22Dに入力され,電流I,電圧Vから第2の抵抗値
R2 が算出される。この抵抗値R2 は,溶接品質の判定
の基準として設定されている設定値(抵抗値)と比較さ
れて良否が判定される。
【0028】判定の基準となる抵抗値R1 ,R2 で表さ
れている設定値は,しきい値設定部25に入力される。
実際には,これらの値はキ−スイッチ23Aから上限下
限が設定されて判定用の設定値としてCPU部22Dに
入力される。
れている設定値は,しきい値設定部25に入力される。
実際には,これらの値はキ−スイッチ23Aから上限下
限が設定されて判定用の設定値としてCPU部22Dに
入力される。
【0029】26は表示部で,LCD26AとLEDブ
ザ−26Bとにより構成されており,判定部24の判定
結果が表示されるとともに,装置本体の非常事態,例え
ばトランス1の異常加熱,パワ−トランジスタ4の短絡
破壊,又,溶接動作自体の異常,例えば,過電流等の場
合にエラ−メッセ−ジが表示される。
ザ−26Bとにより構成されており,判定部24の判定
結果が表示されるとともに,装置本体の非常事態,例え
ばトランス1の異常加熱,パワ−トランジスタ4の短絡
破壊,又,溶接動作自体の異常,例えば,過電流等の場
合にエラ−メッセ−ジが表示される。
【0030】27はI/O入出力端で,I/Oインタフ
ェ−スコネクタより溶接条件を外部から切り換えたり,
各種のタイミング信号が出力される。28は通信回線端
で,外部機器(パソコン等)から溶接条件の入力,外部
機器への出力値の表示,判定部24からの判定結果が出
力できるように構成されている。
ェ−スコネクタより溶接条件を外部から切り換えたり,
各種のタイミング信号が出力される。28は通信回線端
で,外部機器(パソコン等)から溶接条件の入力,外部
機器への出力値の表示,判定部24からの判定結果が出
力できるように構成されている。
【0031】次に,作用動作について説明する。商用交
流電源(図示せず)からのAC100Vの電圧は,トラ
ンス1でAC24Vに降圧された後,整流器2でDC2
4Vに変換され,コンデンサ3に充電される。この充電
電圧を24Vに一定に維持するために,整流器2のサイ
リスタの位相制御が行われている。
流電源(図示せず)からのAC100Vの電圧は,トラ
ンス1でAC24Vに降圧された後,整流器2でDC2
4Vに変換され,コンデンサ3に充電される。この充電
電圧を24Vに一定に維持するために,整流器2のサイ
リスタの位相制御が行われている。
【0032】コンデンサ3に蓄えられたエネルギ−は,
パワ−トランジスタ4で電流が制御されて溶接電極5に
溶接電流が給電される。この溶接電極5が被溶接物に接
触すると,被溶接材料としてのプリント基板10と補修
用リボン11に溶接電流が流れ,ここにジュ−ル熱が発
生して抵抗溶接される。
パワ−トランジスタ4で電流が制御されて溶接電極5に
溶接電流が給電される。この溶接電極5が被溶接物に接
触すると,被溶接材料としてのプリント基板10と補修
用リボン11に溶接電流が流れ,ここにジュ−ル熱が発
生して抵抗溶接される。
【0033】この溶接電流の一部は,電流検出器20に
より検出され,この電流は帰還電流として電流帰還用増
幅器21IA 〜21IC へ帰還され,電流帰還用増幅器
21IC からは,アナログ出力端19に出力され,溶接
電流波形が観察される。その他の電流帰還用増幅器21
IA の出力はサ−ボ端18を介して差動増幅器22A
へ,電流帰還用増幅器21IB の出力は,ホ−ルド端1
8を介してA/D変換器22Cへ入力され,デジタル信
号に変換されてCPU部22Dに入力される。
より検出され,この電流は帰還電流として電流帰還用増
幅器21IA 〜21IC へ帰還され,電流帰還用増幅器
21IC からは,アナログ出力端19に出力され,溶接
電流波形が観察される。その他の電流帰還用増幅器21
IA の出力はサ−ボ端18を介して差動増幅器22A
へ,電流帰還用増幅器21IB の出力は,ホ−ルド端1
8を介してA/D変換器22Cへ入力され,デジタル信
号に変換されてCPU部22Dに入力される。
【0034】一方,溶接電極5では,ピックアップ用の
ワイヤ(図示せず)により,この溶接電極5に印加され
ている溶接電圧の一部が検出されて,この電圧は帰還電
圧として電圧帰還用増幅器21VA 〜21VC に帰還さ
れる。電圧帰還用増幅器21VC からは,アナログ出力
端19に出力され,溶接電圧波形が観察される。その他
の電圧帰還用増幅器21VA の出力は,サ−ボ端18を
介して制御部22の差動増幅器22Aへ,電圧帰還用増
幅器21VB の出力は,ホ−ルド端18を介して同様に
制御部22のA/D変換器22Cへ入力され,デジタル
信号に変換されてCPU部22Dに入力される。
ワイヤ(図示せず)により,この溶接電極5に印加され
ている溶接電圧の一部が検出されて,この電圧は帰還電
圧として電圧帰還用増幅器21VA 〜21VC に帰還さ
れる。電圧帰還用増幅器21VC からは,アナログ出力
端19に出力され,溶接電圧波形が観察される。その他
の電圧帰還用増幅器21VA の出力は,サ−ボ端18を
介して制御部22の差動増幅器22Aへ,電圧帰還用増
幅器21VB の出力は,ホ−ルド端18を介して同様に
制御部22のA/D変換器22Cへ入力され,デジタル
信号に変換されてCPU部22Dに入力される。
【0035】一方,電流検出器20で検出された溶接電
流の一部の電流Iと溶接電極5に印加されている溶接電
圧として検出された電圧Vは,乗算器21Mに入力さ
れ,この帰還用の電圧Vと電流Iとの積である電力Wが
算出される。この帰還用の電力Wは電力帰還用増幅器2
1WA 〜21WC に入力され,電力帰還用増幅器21W
C からは,アナログ出力端19に出力され,溶接電力波
形が観察される。その他の電力帰還用増幅器21WA の
出力は,サ−ボ端18を介して制御部22の差動増幅器
22Aへ,電力帰還用増幅器21WB の出力は,ホ−ル
ド端18を介して同様に制御部22のA/D変換器22
Cへ入力され,デジタル信号に変換されてCPU部22
Dに入力される。
流の一部の電流Iと溶接電極5に印加されている溶接電
圧として検出された電圧Vは,乗算器21Mに入力さ
れ,この帰還用の電圧Vと電流Iとの積である電力Wが
算出される。この帰還用の電力Wは電力帰還用増幅器2
1WA 〜21WC に入力され,電力帰還用増幅器21W
C からは,アナログ出力端19に出力され,溶接電力波
形が観察される。その他の電力帰還用増幅器21WA の
出力は,サ−ボ端18を介して制御部22の差動増幅器
22Aへ,電力帰還用増幅器21WB の出力は,ホ−ル
ド端18を介して同様に制御部22のA/D変換器22
Cへ入力され,デジタル信号に変換されてCPU部22
Dに入力される。
【0036】ここで,CPU部22Dには,キ−スイッ
チ23Aにより最適な溶接条件を示す電圧,電流,電力
の値が初期設定されて,帰還制御用の設定値が入力され
ており,CPU部22Dに入力された帰還用の電流I,
電圧V,電力Wの値とそれぞれ設定値とが差動増幅器2
2Aで比較され増幅されて,設定値と帰還用の電流I,
電圧V,電力Wの値とがそれぞれ同じ値となるように,
パワ−トランジスタ4へゲ−ト信号が送出され,それぞ
れ選択された電圧制御,電流制御,電力制御のいずれか
の制御モ−ドで溶接状態が制御される。なお,いずれの
制御モ−ドを選択するかは,被溶接物の材質や用途等に
より選択される。
チ23Aにより最適な溶接条件を示す電圧,電流,電力
の値が初期設定されて,帰還制御用の設定値が入力され
ており,CPU部22Dに入力された帰還用の電流I,
電圧V,電力Wの値とそれぞれ設定値とが差動増幅器2
2Aで比較され増幅されて,設定値と帰還用の電流I,
電圧V,電力Wの値とがそれぞれ同じ値となるように,
パワ−トランジスタ4へゲ−ト信号が送出され,それぞ
れ選択された電圧制御,電流制御,電力制御のいずれか
の制御モ−ドで溶接状態が制御される。なお,いずれの
制御モ−ドを選択するかは,被溶接物の材質や用途等に
より選択される。
【0037】次に,図1,図2および図3を参照しつつ
溶接品質の管理方法について説明する。ここで,CPU
部22Dには,キ−スイッチ23Aから上限下限の設定
値として溶接電極5の汚れ状態の許容範囲を示す第1の
しきい値と溶接箇所の溶接品質の判定基準として良品の
範囲を示す第2のしきい値とが設定されて入力される
(ステップ50)。
溶接品質の管理方法について説明する。ここで,CPU
部22Dには,キ−スイッチ23Aから上限下限の設定
値として溶接電極5の汚れ状態の許容範囲を示す第1の
しきい値と溶接箇所の溶接品質の判定基準として良品の
範囲を示す第2のしきい値とが設定されて入力される
(ステップ50)。
【0038】次いで,テ−ブル(図示せず)上に被溶接
物(図示せず)が載置され,この被溶接物に溶接電極5
を軽くのせた状態で,被溶接物に損傷を与えない程度に
予備的に最初の電圧が短時間与えられる(ステップ5
1)。この時,上記のようにして検出された電圧V,電
流Iおよびこれらの値から算出された電力W(ステップ
52)が上記のようにしてCPU部22Dに入力され
る。
物(図示せず)が載置され,この被溶接物に溶接電極5
を軽くのせた状態で,被溶接物に損傷を与えない程度に
予備的に最初の電圧が短時間与えられる(ステップ5
1)。この時,上記のようにして検出された電圧V,電
流Iおよびこれらの値から算出された電力W(ステップ
52)が上記のようにしてCPU部22Dに入力され
る。
【0039】CPU部22Dに入力された電力W,電流
I,電圧Vの内,電流Iと電圧Vとから第1の抵抗値R
1 が算出される(ステップ53)。そこで,この算出さ
れた第1の抵抗値R1 と第1のしきい値とが比較され,
溶接電極5の汚れ状態を見る第1回目の判定が行われる
(ステップ54)。即ち,第1のしきい値の範囲内の場
合には,溶接電極5の汚れはなしとして溶接続行と判断
され,通電され溶接が実行される(ステップ56)。
I,電圧Vの内,電流Iと電圧Vとから第1の抵抗値R
1 が算出される(ステップ53)。そこで,この算出さ
れた第1の抵抗値R1 と第1のしきい値とが比較され,
溶接電極5の汚れ状態を見る第1回目の判定が行われる
(ステップ54)。即ち,第1のしきい値の範囲内の場
合には,溶接電極5の汚れはなしとして溶接続行と判断
され,通電され溶接が実行される(ステップ56)。
【0040】しきい値を越える場合には,即ち,算出さ
れた抵抗値Rが設定値より大の場合であるから,溶接電
極5の先端面は,合成樹脂の絶縁膜12(図5)で覆わ
れていることになり,溶接電極5が汚染されているとし
て溶接中止と判定され,溶接は中止されるとともに(ス
テップ55),表示部26のLCD26A画面にメッセ
−ジが表示され,LEDブザ−26Bで警報が発せられ
る。従って,この場合には,溶接電極5の交換あるいは
洗浄がおこなわれる。なお,CPU部22Dに入力した
電力Wは,パワ−トランジスタ4の電力制御用として用
いられる。
れた抵抗値Rが設定値より大の場合であるから,溶接電
極5の先端面は,合成樹脂の絶縁膜12(図5)で覆わ
れていることになり,溶接電極5が汚染されているとし
て溶接中止と判定され,溶接は中止されるとともに(ス
テップ55),表示部26のLCD26A画面にメッセ
−ジが表示され,LEDブザ−26Bで警報が発せられ
る。従って,この場合には,溶接電極5の交換あるいは
洗浄がおこなわれる。なお,CPU部22Dに入力した
電力Wは,パワ−トランジスタ4の電力制御用として用
いられる。
【0041】被溶接物の溶接終了後,溶接電極5に被溶
接物を挟んだ状態で微弱電流を流し,上記と同様にし
て,第2回目の電流I,電圧Vが再度検出される(ステ
ップ57)。この検出された第2回目の電流I,電圧V
の値から電力Wが算出されるとともに(ステップ5
8),それぞれ電流帰還用増幅器21IB ,電圧帰還用
増幅器21VB ,電力帰還用増幅器21WB で増幅され
た後,ホ−ルド端18を介して同様に制御部22のA/
D変換器22Cへ入力され,デジタル信号に変換されて
CPU部22Dに入力される。
接物を挟んだ状態で微弱電流を流し,上記と同様にし
て,第2回目の電流I,電圧Vが再度検出される(ステ
ップ57)。この検出された第2回目の電流I,電圧V
の値から電力Wが算出されるとともに(ステップ5
8),それぞれ電流帰還用増幅器21IB ,電圧帰還用
増幅器21VB ,電力帰還用増幅器21WB で増幅され
た後,ホ−ルド端18を介して同様に制御部22のA/
D変換器22Cへ入力され,デジタル信号に変換されて
CPU部22Dに入力される。
【0042】次いで,被溶接物の溶接品質の良否を見る
第2回目の判定がなされる。即ち,CPU部22Dに入
力された電流I,電圧Vの値から第2の抵抗値R2 が算
出され(ステップ59),この抵抗値R2 と第2のしき
い値とが比較される(ステップ60)。
第2回目の判定がなされる。即ち,CPU部22Dに入
力された電流I,電圧Vの値から第2の抵抗値R2 が算
出され(ステップ59),この抵抗値R2 と第2のしき
い値とが比較される(ステップ60)。
【0043】その結果,抵抗値R2 が第2のしきい値の
範囲内の場合には,被溶接物の溶接品質は良好と判定さ
れる(ステップ62)。抵抗値R2 が第2のしきい値を
越える場合には,即ち,算出された抵抗値R2 が大の場
合であるから,被溶接物の溶接品質は不良と判定され
(ステップ61),被溶接物は不良品と判定される。こ
の結果は,表示部26のLCD26A画面にメッセ−ジ
が表示されるとともに,LEDブザ−26Bで警報が発
せられる。
範囲内の場合には,被溶接物の溶接品質は良好と判定さ
れる(ステップ62)。抵抗値R2 が第2のしきい値を
越える場合には,即ち,算出された抵抗値R2 が大の場
合であるから,被溶接物の溶接品質は不良と判定され
(ステップ61),被溶接物は不良品と判定される。こ
の結果は,表示部26のLCD26A画面にメッセ−ジ
が表示されるとともに,LEDブザ−26Bで警報が発
せられる。
【0044】このようにして,被溶接物の溶接が終了す
ると,次の被溶接物がテ−ブル上に載置されている場合
には,溶接続行として同様な手順で溶接が開始される
(ステップ63)。このようにして,すべての被溶接物
の溶接が終了する(ステップ64)。
ると,次の被溶接物がテ−ブル上に載置されている場合
には,溶接続行として同様な手順で溶接が開始される
(ステップ63)。このようにして,すべての被溶接物
の溶接が終了する(ステップ64)。
【0045】このように溶接中の電流I,電圧V,電力
Wを定期的にサンプリングし,溶接終了後,各々平均値
が算出され,その結果がLCD26A画面に表示され
る。なお,I/O入出力端27からも溶接品質の良品,
不良品の信号が出力される。
Wを定期的にサンプリングし,溶接終了後,各々平均値
が算出され,その結果がLCD26A画面に表示され
る。なお,I/O入出力端27からも溶接品質の良品,
不良品の信号が出力される。
【0046】なお,この実施例の装置では,電圧制御,
電流制御,電力制御の3つの制御モードを備えており,
必要に応じていずれかを選択できるように構成されてい
る。従って,被溶接物の材質や用途により制御モードが
選択可能である。
電流制御,電力制御の3つの制御モードを備えており,
必要に応じていずれかを選択できるように構成されてい
る。従って,被溶接物の材質や用途により制御モードが
選択可能である。
【0046】
【発明の効果】この発明は,溶接電極の汚れ状態の許容
範囲を示す第1のしきい値と,被溶接物の溶接品質の判
定基準を示す第2のしきい値とを判定用の設定値として
CPU部に入力し,溶接電極に印加される第1回目の電
圧と電流とをそれぞれ検出し,この検出された第1回目
の電圧と電流とから第1の抵抗値を算出し,この第1の
抵抗値が,溶接電極の汚れ状態を示す第1のしきい値以
内であるときは溶接を続行し,この第1のしきい値を越
える時は溶接を中止し,被溶接物の溶接終了後,溶接電
極に被溶接物を挟んだ状態で微弱電流を流し,この溶接
電極に印加されている第2回目の電圧と電流とを検出
し,これら検出された第2回目の電圧と電流とから第2
の抵抗値を算出し,この第2の抵抗値が被溶接物の溶接
状態を示す判定基準である第2のしきい値以内の時は溶
接良好と判定し,この第2のしきい値を越える時は溶接
不良と判定するようにしたので,一連の溶接工程におい
て,溶接電極の汚れ状態の判定結果により,溶接電極を
常に最良の状態に維持することが出来るとともに,溶接
品質をも同時に判定することが出来る。
範囲を示す第1のしきい値と,被溶接物の溶接品質の判
定基準を示す第2のしきい値とを判定用の設定値として
CPU部に入力し,溶接電極に印加される第1回目の電
圧と電流とをそれぞれ検出し,この検出された第1回目
の電圧と電流とから第1の抵抗値を算出し,この第1の
抵抗値が,溶接電極の汚れ状態を示す第1のしきい値以
内であるときは溶接を続行し,この第1のしきい値を越
える時は溶接を中止し,被溶接物の溶接終了後,溶接電
極に被溶接物を挟んだ状態で微弱電流を流し,この溶接
電極に印加されている第2回目の電圧と電流とを検出
し,これら検出された第2回目の電圧と電流とから第2
の抵抗値を算出し,この第2の抵抗値が被溶接物の溶接
状態を示す判定基準である第2のしきい値以内の時は溶
接良好と判定し,この第2のしきい値を越える時は溶接
不良と判定するようにしたので,一連の溶接工程におい
て,溶接電極の汚れ状態の判定結果により,溶接電極を
常に最良の状態に維持することが出来るとともに,溶接
品質をも同時に判定することが出来る。
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】この発明の実施例を示すもので,図1の詳細構
成図である。
成図である。
【図3】この発明の実施例を示すフロ−チャ−ト図であ
る。
る。
【図4】従来例を示す構成図である。
【図5】従来例を示す説明図である。
4 パワ−トランジスタ 5 溶接電極 20 電流検出器 21 増幅部 22 制御部 22D CPU部 23 溶接条件設定部 24 判定部 25 しきい値設定部 26 表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 抵抗溶接電源を備えた溶接品質管理方法
において,溶接電極の汚れ状態の許容範囲を示す第1の
しきい値と,被溶接物の溶接品質の判定基準を示す第2
のしきい値とを判定用の設定値としてCPU部に入力
し,前記溶接電極に印加される第1回目の電圧と電流と
をそれぞれ検出し,この検出された第1回目の電圧と電
流とから第1の抵抗値を算出し,この第1の抵抗値が,
前記溶接電極の汚れ状態を示す第1のしきい値以内であ
るときは溶接を続行し,この第1のしきい値を越える時
は溶接を中止し,前記被溶接物の溶接終了後,前記溶接
電極に前記被溶接物を挟んだ状態で微弱電流を流し,こ
の溶接電極に印加されている第2回目の電圧と電流とを
検出し,これら検出された第2回目の電圧と電流とから
第2の抵抗値を算出し,この第2の抵抗値が,前記被溶
接物の溶接状態を示す判定基準である第2のしきい値以
内の時は溶接良好と判定し,この第2のしきい値を越え
る時は溶接不良と判定することを特徴とする溶接品質管
理方法。 - 【請求項2】 抵抗溶接電源を備えた溶接品質管理装置
において,溶接電極に流れる溶接電流の一部を検出する
電流検出器と,前記溶接電極に印加される電圧を検出す
る電圧検出部と,この電圧検出部からの電圧と前記電流
検出器からの電流とをそれぞれ増幅する増幅部と,前記
CPU部に,前記溶接電極の汚れ状態の許容範囲を示す
第1のしきい値と被溶接物の溶接品質の判定基準を示す
第2のしきい値とを判定用の設定値として設定入力する
とともに,前記増幅部からこのCPU部に入力した第1
回目の電圧,電流の値から第1の抵抗値を算出し,この
第1の抵抗値と前記第1のしきい値とを比較して前記溶
接電極の汚れ状態を判定し,溶接終了後に前記増幅部か
ら入力した第2回目の電圧,電流の値から第2の抵抗値
を算出し,この第2の抵抗値と前記第2のしきい値とを
比較して前記被溶接物の溶接品質を判定する判定部と,
この判定部からの判定結果を表示する表示部とを備えた
溶接品質管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085692A JPH07266059A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 溶接品質管理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085692A JPH07266059A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 溶接品質管理方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266059A true JPH07266059A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13865897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6085692A Pending JPH07266059A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 溶接品質管理方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07266059A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007029170A1 (en) * | 2005-09-05 | 2007-03-15 | Arcelik Anonim Sirketi | A spot welding machine with control circuit for determining the magnitude of weld current to be applied on load circuit |
| CN104043896A (zh) * | 2013-03-13 | 2014-09-17 | 本田技研工业株式会社 | 用于单面电阻焊的方法 |
| JP7706197B1 (ja) * | 2024-08-14 | 2025-07-11 | ティエンジン シャンケ ディジタル コントロール テクノロジー カンパニー リミテッド | 溶接品質検出方法、装置、機器及び記憶媒体 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6085692A patent/JPH07266059A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007029170A1 (en) * | 2005-09-05 | 2007-03-15 | Arcelik Anonim Sirketi | A spot welding machine with control circuit for determining the magnitude of weld current to be applied on load circuit |
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| JP2014176897A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-25 | Honda Motor Co Ltd | 片面抵抗溶接方法 |
| US9815136B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-11-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Method for single-sided resistance welding |
| JP7706197B1 (ja) * | 2024-08-14 | 2025-07-11 | ティエンジン シャンケ ディジタル コントロール テクノロジー カンパニー リミテッド | 溶接品質検出方法、装置、機器及び記憶媒体 |
| US12390877B1 (en) | 2024-08-14 | 2025-08-19 | Tianjin Sunke Digital Control Technology Co. Ltd | Method, device, apparatus and storage media for welding quality detection |
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