JPH072660U - 無段変速装置 - Google Patents
無段変速装置Info
- Publication number
- JPH072660U JPH072660U JP3239493U JP3239493U JPH072660U JP H072660 U JPH072660 U JP H072660U JP 3239493 U JP3239493 U JP 3239493U JP 3239493 U JP3239493 U JP 3239493U JP H072660 U JPH072660 U JP H072660U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- driven
- pressure
- hydraulic oil
- pitot
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- Pending
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- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従動軸側のオーバーランを機械的な制御によ
り防止可能とする。 【構成】 回転される軸上に固定した固定プーリ片と、
軸方向移動可能に軸支した可動プーリ片とをそれぞれ有
し、ベルトを介して伝動する駆動側プーリ及び従動側プ
ーリと、両プーリの少くともいづれか一方に設けられた
作動油室及びスプリングとを備え、前記作動油室に供給
される作動油の油圧により駆動側及び従動側プーリの可
動プーリ片を相互に逆向きに移動させて両プーリのベル
ト回転半径を変化し無段変速する無段段変速装置におい
て、前記従動側プーリ側に配置され該従動側プーリの回
転によって発生する油の流れを受けてピトー圧を生じる
ピトー管と、前記ピトー圧が所定値以上であるときに該
ピトー圧によって作動して前記作動油室内の油圧を低下
させるリリーフ弁とを設けたことを特徴とする。
り防止可能とする。 【構成】 回転される軸上に固定した固定プーリ片と、
軸方向移動可能に軸支した可動プーリ片とをそれぞれ有
し、ベルトを介して伝動する駆動側プーリ及び従動側プ
ーリと、両プーリの少くともいづれか一方に設けられた
作動油室及びスプリングとを備え、前記作動油室に供給
される作動油の油圧により駆動側及び従動側プーリの可
動プーリ片を相互に逆向きに移動させて両プーリのベル
ト回転半径を変化し無段変速する無段段変速装置におい
て、前記従動側プーリ側に配置され該従動側プーリの回
転によって発生する油の流れを受けてピトー圧を生じる
ピトー管と、前記ピトー圧が所定値以上であるときに該
ピトー圧によって作動して前記作動油室内の油圧を低下
させるリリーフ弁とを設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、例えば車両においてエンジンと補機類との間に配置される無段変 速装置に関する。
【0002】
従来のこの種の無段変速装置としては、例えば特開昭64−46056号公報 に記載された図3に示すようなものがある。
【0003】 これはエンジンのクランク軸(駆動軸)101に固定した固定プーリ片103 と、駆動軸101上に軸方向移動可能に軸支した可動プーリ片105と、可動プ ーリ片105を固定プーリ片103方向に押圧するスプリング107とからなる 駆動側Vプーリ109と、回転軸(従動軸)111に固定した固定プーリ片11 3と、従動軸111上に軸方向移動可能に軸支した可動プーリ片115と、可動 プーリ片115の背面側に形成された油室117とからなる従動側Vプーリ11 9と、これら両Vプーリ109,119間に巻掛けしたVベルト121とを有し ている。
【0004】 従動側Vプーリ119の油室117には、オイルポンプ123からの吐出油を 圧力制御弁125によって設定圧力に調整された圧油が供給される。圧力制御弁 125は、コントローラ127からの制御信号によって制御される。コントロー ラ127は、エンジンの負荷状態を検出するスロットルセンサ129と駆動側V プーリ109及び従動側Vプーリ119のそれぞれの回転数を検出する回転セン サ131,133からの信号を入力し、エンジンの負荷状態に応じて設定される 駆動側Vプーリ109と従動側Vプーリとの間の変速比の制御特性に基づいて制 御信号を出力するようになっている。
【0005】 そして、従動側Vプーリ119の油室117に設定圧力の圧油が供給されるこ とにより従動側Vプーリ119の可動プーリ片115が固定プーリ片113に対 して接近又は離間する方向に移動し、一方、駆動側Vプーリ109の可動プーリ 片105は、スプリング107により、前記従動側プーリ119の可動プーリ片 115の移動方向と逆向きに移動する。
【0006】 これにより、駆動側Vプーリ109と従動側Vプーリ119とのVベルト12 1が掛けられる回転半径の比が変えられ変速比が変化する。
【0007】
ところで、このようなエンジンと補機類との間に配置される無段変速装置にお いて、例えば使用領域の変速範囲を図2に示す実線で囲んだ領域に設定しようと すると、同図の一点鎖線で囲まれたオーバーラン領域が発生する。
【0008】 そして、このオーバーラン領域の回転数で補機駆動用の従動軸側が駆動される と、コンプレッサの許容量とか、その他の補機の強度面からこれら補機側の耐久 性が低下したり、あるいは、破損に至るという問題があった。
【0009】 これに対し、上記従来の無段変速装置にあっては、エンジンの負荷状態に応じ て駆動側Vプーリ109と従動側Vプーリ119との間の変速比を制御し、さら に、駆動側Vプーリ109及び従動側Vプーリ119の回転数をそれぞれ回転セ ンサ131,133によって検出しているので、オーバーラン防止の制御も容易 に行うことができる。
【0010】 しかしながら、上記従来側のものは、変速制御を電気的な制御で行っているた め、電気信号に異常があった場合には制御が困難になるという問題点があった。
【0011】 そこでこの考案は、従動軸側のオーバーランを機械的な制御によって防止する ことができる無段変速装置の提供を目的とする。
【0012】
上記課題を解決するためにこの考案は、回転される軸上に固定した固定プーリ 片と、軸方向移動可能に軸支した可動プーリ片とをそれぞれ有し、ベルトを介し て伝動する駆動側及び従動側プーリと、両プーリの少くともいづれか一方に設け られた作動油室及びスプリングとを備え、前記作動油室に供給される作動油の油 圧により駆動側及び従動側プーリの可動プーリ片を相互に逆向きに移動させて両 プーリのベルト回転半径を変化し無段変速する無段変速装置において、前記従動 側プーリ側に配置され該従動側プーリの回転によって発生する油の流れを受けて ピトー圧を生じるピトー管と、前記ピトー圧が所定値以上であるときに該ピトー 圧によって前記作動油室内の油圧を低下させるリリーフ弁とを設けたことを特徴 とする。
【0013】
一方のプーリの作動油室に供給される作動油の油圧を制御することにより、駆 動側プーリと従動側プーリとの変速比が制御される。
【0014】 従動側プーリの回転数が所定値以上になり、この回転によって発生する油の流 れを受けるピトー管のピトー圧が所定値以上になると、このピトー圧によってリ リーフ弁が作動し、作動油室内の油圧を低下させる。
【0015】 従って、従動軸のオーバーランを防止することができる。
【0016】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0017】 図1はこの考案の一実施例に係る無段変速装置の構成を示すもので、この無段 変速装置1は、駆動側の入力軸(駆動軸)3に設けた駆動側Vプーリ5と、従動 側の出力軸(従動軸)7に設けた従動側Vプーリ9を有し、これら両プーリ5, 9間にVベルト11を巻掛けして形成されている。
【0018】 入力軸3は変速機ケース13にベアリング15,17を介して回転自在に支承 されており、該入力軸3はギヤ19を介して図示しないエンジンのクランク軸に よって回転駆動される。
【0019】 駆動側Vプーリ5は入力軸3に固定した固定プーリ片21と、入力軸3上に軸 方向移動可能に軸支した可動プーリ片23とを有し、これら両プーリ片21,2 3間に溝巾が可変なV溝25が形成されている。
【0020】 また、可動プーリ片23の背面にはシリンダ部27が形成されており、このシ リンダ部27内には、基部を入力軸3に固定したガイド部材29の外縁部がシー ル部材31を介して液密に軸方向移動可能に嵌挿されている。また、可動プーリ 片23とガイド部材29との間には係合歯33が設けられている。
【0021】 こうして、可動プーリ片23の背面側において入力軸3と可動プーリ片23と ガイド部材29とによって作動油室35が形成されている。
【0022】 この作動油室35には、可動プーリ片23を移動させる作動油がオイルポンプ 37から圧力制御を経て作動油管41及び作動油通路43を介して供給される。
【0023】 作動油管41は変速機ケース13に設けたオイル導入口45に連結されており 、この作動油管41の途中に圧力制御弁39が配置され、その下流側にはリリー フ弁47が配置されている。このリーフ弁47は後述するピトー管49からのピ トー圧によって作動し、作動油室35内の圧油をタンク51へ逃がすものである 。
【0024】 作動油通路43はオイル導入口45、オイル通路43a、オイル出口管53、 オイル通路43b及び作動油室35に連通する放射状のオイル通路43cとから 形成されている。オイル出口管53は入力軸3の軸心に形成した支持孔55に相 対回転可能に嵌着され、オイル通路43bに連通されている。
【0025】 圧力制御弁39は運転席から手動操作可能か、又はエンジンの負荷状態等によ り自動操作可能に構成されている。
【0026】 一方、出力軸7は変速機ケース13にベアリング57,59を介して回転自在 に支承されており、その一端側突出部には図示しない補機類を駆動するためのプ ーリ61が固定されている。
【0027】 従動側Vプーリ9は出力軸7に固定した固定プーリ片63と、出力軸7上に軸 方向移動可能に軸支した可動プーリ片65と、可動プーリ片65を固定プーリ片 63の方向に付勢するスプリング67とを有し、これら両プーリ片63,65間 に溝巾が可変なV溝69が形成されている。
【0028】 従動側Vプーリ9の固定プーリ片63の背面側にはピトー管49が配置され、 ボルト71により変速機ケース13に固定されている。また、固定プーリ片63 の背面には、従動側Vプーリ9の回転によって発生する油の流れを保持する環状 の整流板73が取付けられている。
【0029】 前記ピトー管49は、従動側Vプーリ9の回転によって発生する油の流れを受 けてピトー圧を生じるものであり、該ピトー管49は導管75を介してリリーフ 弁に連結されている。そして、リリーフ弁47は、従動側Vプーリ9の回転数が 所定値以上になったときにピトー管49に生じるピトー圧を受けて作動し、作動 油室35内の油圧を低下させるようになっている。
【0030】 つぎに、上記一実施例の作用について説明する。
【0031】 エンジンの駆動力は入力軸3を経て駆動側Vプーリ5に伝達され、Vベルト1 1を介して従動側Vプーリ9を経て出力軸7に伝達される。
【0032】 そして、例えば手動操作により圧力制御弁39を制御するとオイルポンプ37 からの作動油は圧力制御弁39によって設定油圧に調整され、導管41及びオイ ル通路43を通って駆動側Vプーリ5の作動油室35に供給される。この作動油 圧によって可動プーリ片23が固定プーリ片21に対して近接又は離間する方向 に移動し、一方、従動側Vプーリ9の可動プーリ65はスプリング67により、 前記駆動側Vプーリ5の可動プーリ片23の移動方向と逆の方向に移動する。
【0033】 これにより駆動側Vプーリ5と従動側Vプーリ9に掛けられるVベルト11の 回転半径の比が変えられ、変速比が変化する。
【0034】 このようにして変速駆動される従動側Vプーリ9の回転数が所定値以上になり 、該従動側Vプーリ9の回転によって発生する油の流れを受けるピトー管49の ピトー圧が所定値以上になるとこのピトー圧が導管75を介してリリーフ弁47 に作用し、リリーフ弁47が作動して作動油室35内の作動油をタンク51に逃 がして作動油室35内の油圧を低下させる。
【0035】 これにより駆動側Vプーリ5の可動プーリ片23が固定プーリ片21から離間 する方向へ移動し、一方、従動側Vプーリ9の可動プーリ片65が固定プーリ片 63に接近する方向へ移動して、駆動側Vプーリ5と従動側Vプーリ9との変速 比が小さくなる。
【0036】 従って従動軸7のオーバーランが機械的な簡単な構成で防止することができ、 補機類の耐久性の低下及び破損を防止することができる。
【0037】
以上の説明により明らかなように、この考案の構成によれば、従動側のオーバ ーランを機械的な制御によって防止することができ、もって補機類の耐久性の低 下や破損を防止することができる。
【図1】この考案の一実施例の構成図である。
【図2】無段変速装置における使用領域の設定の一例を
示す図である。
示す図である。
【図3】従来例の構成図である。
1 無段変速装置 3 入力軸(駆動軸) 5 駆動側Vプーリ 7 出力軸(従動軸) 9 従動側Vプーリ 11 Vベルト 21 固定プーリ片 23 可動プーリ片 35 作動油室 47 リリーフ弁 49 ピトー管 63 固定プーリ片 65 可動プーリ片 67 スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 回転される軸上に固定した固定プーリ片
と、軸方向移動可能に軸支した可動プーリ片とをそれぞ
れ有し、ベルトを介して伝動する駆動側プーリ及び従動
側プーリと、両プーリの少くともいづれか一方に設けら
れた作動油室及びスプリングとを備え、前記作動油室に
供給される作動油の油圧により駆動側及び従動側プーリ
の可動プーリ片を相互に逆向きに移動させて両プーリの
ベルト回転半径を変化し無段変速する無段変速装置にお
いて、前記従動側プーリ側に配置され該従動側プーリの
回転によって発生する油の流れを受けてピトー圧を生じ
るピトー管と、前記ピトー圧が所定値以上であるときに
該ピトー圧によって作動して前記作動油室内の油圧を低
下させるリリーフ弁とを設けたことを特徴とする無段変
速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239493U JPH072660U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239493U JPH072660U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 無段変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072660U true JPH072660U (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=12357745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3239493U Pending JPH072660U (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 無段変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072660U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63149017U (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-30 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP3239493U patent/JPH072660U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63149017U (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-30 |
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