JPH07267107A - 電動パワーステアリング装置のロック検出装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置のロック検出装置Info
- Publication number
- JPH07267107A JPH07267107A JP8400694A JP8400694A JPH07267107A JP H07267107 A JPH07267107 A JP H07267107A JP 8400694 A JP8400694 A JP 8400694A JP 8400694 A JP8400694 A JP 8400694A JP H07267107 A JPH07267107 A JP H07267107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output shaft
- steering
- clutch mechanism
- shaft
- electric power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、電動パワーステアリング
装置のロック検出装置において、電動パワーステアリン
グ装置の回転部分のロック状態を安全に且つ違和感を与
えることなく検出することにある。 【構成】 このため、この発明は、ステアリングセンサ
24からの信号によって入力軸28と出力軸30とに加
わる操舵トルクがクラッチ機構72のクラッチ接続トル
ク未満である条件とクラッチ機構72が出力軸30に対
して離脱状態である条件とを満足した場合に電動パワー
ステアリング装置20のロック検出を開始する制御手段
26を設けている。
装置のロック検出装置において、電動パワーステアリン
グ装置の回転部分のロック状態を安全に且つ違和感を与
えることなく検出することにある。 【構成】 このため、この発明は、ステアリングセンサ
24からの信号によって入力軸28と出力軸30とに加
わる操舵トルクがクラッチ機構72のクラッチ接続トル
ク未満である条件とクラッチ機構72が出力軸30に対
して離脱状態である条件とを満足した場合に電動パワー
ステアリング装置20のロック検出を開始する制御手段
26を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動パワーステアリ
ング装置のロック検出装置に係り、特に電動パワーステ
アリング装置のロック状態を安全に且つ違和感を与える
ことなく検出し得る電動パワーステアリング装置のロッ
ク検出装置に関する。
ング装置のロック検出装置に係り、特に電動パワーステ
アリング装置のロック状態を安全に且つ違和感を与える
ことなく検出し得る電動パワーステアリング装置のロッ
ク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、ステアリングホイール
の操作力、つまり、ステアリングの操舵力を軽減するた
めに、電動パワーステアリング装置を備えたものがあ
る。
の操作力、つまり、ステアリングの操舵力を軽減するた
めに、電動パワーステアリング装置を備えたものがあ
る。
【0003】この電動パワーステアリング装置には、ス
テアリングホイールに接続される入力軸とステアリング
ギヤに接続される出力軸とを弾性体により連結し且つ相
対回転可能に設け、入力軸と出力軸との相対回転による
変位量を検知するステアリングセンサを設け、入力軸と
出力軸との相対回転による変位量が設定値以下であると
出力軸に対して離脱されるとともに入力軸と出力軸との
相対回転による変位量が設定値を越えると出力軸に係合
される機械式のクラッチ機構を設け、このクラッチ機構
により出力軸への駆動力の伝達を断続される電動機(モ
ータ)を設け、電動機の駆動力をクラッチ機構を介して
出力軸に伝達することによりステアリングホイールの操
作力をアシストするものがある。
テアリングホイールに接続される入力軸とステアリング
ギヤに接続される出力軸とを弾性体により連結し且つ相
対回転可能に設け、入力軸と出力軸との相対回転による
変位量を検知するステアリングセンサを設け、入力軸と
出力軸との相対回転による変位量が設定値以下であると
出力軸に対して離脱されるとともに入力軸と出力軸との
相対回転による変位量が設定値を越えると出力軸に係合
される機械式のクラッチ機構を設け、このクラッチ機構
により出力軸への駆動力の伝達を断続される電動機(モ
ータ)を設け、電動機の駆動力をクラッチ機構を介して
出力軸に伝達することによりステアリングホイールの操
作力をアシストするものがある。
【0004】このような電動パワーステアリング装置と
しては、例えば、特開昭63−215461号公報に開
示されている。この公報に記載のものは、図19に示す
如く、電動パワーステアリング装置402において、電
動機404の駆動力を減速機構406によって減速して
操舵装置408に伝達するもので、電動機404と減速
機構406間には電気的に作動されるクラッチ機構とし
て電磁クラッチ410を介設している。また、電動パワ
ーステアリング装置402の回転部分のロック検出(ロ
ックチェック)においては、電磁クラッチ410を係合
(接続)する前に少なくとも一回は電動機404を回転
させ、その時の電動機404への電流値を測定し、そし
て、所定時間経過後の電流値の大小によって電動機40
4がロック状態か否かを判断している。上述の回転部分
のロック状態とは、回転部分が何んらかの要因で回転不
能に陥いることをいう。また、ロック検出(ロックチェ
ック)とは、回転部分がどんな状態にあるか検査する手
順をいう。
しては、例えば、特開昭63−215461号公報に開
示されている。この公報に記載のものは、図19に示す
如く、電動パワーステアリング装置402において、電
動機404の駆動力を減速機構406によって減速して
操舵装置408に伝達するもので、電動機404と減速
機構406間には電気的に作動されるクラッチ機構とし
て電磁クラッチ410を介設している。また、電動パワ
ーステアリング装置402の回転部分のロック検出(ロ
ックチェック)においては、電磁クラッチ410を係合
(接続)する前に少なくとも一回は電動機404を回転
させ、その時の電動機404への電流値を測定し、そし
て、所定時間経過後の電流値の大小によって電動機40
4がロック状態か否かを判断している。上述の回転部分
のロック状態とは、回転部分が何んらかの要因で回転不
能に陥いることをいう。また、ロック検出(ロックチェ
ック)とは、回転部分がどんな状態にあるか検査する手
順をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、電動
機等の電動パワーステアリング装置の回転部分のロック
検出(ロックチェック)にあっては、電磁クラッチを設
けている場合に電気的に回転部分のロック検出が可能で
あるが、機械式のクラッチ機構を設ける場合には上述の
公報の如き電動機のロック検出を電気的に行うことがで
きないという不都合がある。
機等の電動パワーステアリング装置の回転部分のロック
検出(ロックチェック)にあっては、電磁クラッチを設
けている場合に電気的に回転部分のロック検出が可能で
あるが、機械式のクラッチ機構を設ける場合には上述の
公報の如き電動機のロック検出を電気的に行うことがで
きないという不都合がある。
【0006】また、上述の公報に記載のものは、車両シ
ステムの起動時に、1回限りのロック検出を行うだけで
あり、その後は、電磁クラッチを接続して通常の制御を
長期間行い、車両システムの稼動中は、電動機等の回転
部分のロックが発生しないことを前提としている。この
ため、車両システムの稼動中に必要に応じてロック検出
を行うことができず、車両システムの信頼性、安全性が
低くなるという不都合があった。
ステムの起動時に、1回限りのロック検出を行うだけで
あり、その後は、電磁クラッチを接続して通常の制御を
長期間行い、車両システムの稼動中は、電動機等の回転
部分のロックが発生しないことを前提としている。この
ため、車両システムの稼動中に必要に応じてロック検出
を行うことができず、車両システムの信頼性、安全性が
低くなるという不都合があった。
【0007】即ち、上述の公報の記載にあっては、図1
9に示す如く、電動機404と減速機構406間に電磁
クラッチ410が存在するので、電気的にロック検出を
行うことができる。しかし、電動機と減速機構とが直結
されている構成の場合には、上述の公報に記載のような
ロック検出を適用することができず、また、ステアリン
グセンサからの信号によって入力軸と出力軸とに加わる
操舵トルクの印加の有無によって電動機と出力軸とを連
結・遮断するクラッチ機構を設けた場合には、所定のト
ルク値以上で電動機と出力軸とが連結されるので、ロッ
ク検出は、所定のトルク値以下で行う必要がある。も
し、所定のトルク値以上でロック検出を行う場合には、
電動機と出力軸とが連結されるために、ロック検出の動
作によって車両の進路が変えられたり、また、反対方向
のアシスト力が加わり、違和感を与えるとともに、危険
であるという不都合があった。
9に示す如く、電動機404と減速機構406間に電磁
クラッチ410が存在するので、電気的にロック検出を
行うことができる。しかし、電動機と減速機構とが直結
されている構成の場合には、上述の公報に記載のような
ロック検出を適用することができず、また、ステアリン
グセンサからの信号によって入力軸と出力軸とに加わる
操舵トルクの印加の有無によって電動機と出力軸とを連
結・遮断するクラッチ機構を設けた場合には、所定のト
ルク値以上で電動機と出力軸とが連結されるので、ロッ
ク検出は、所定のトルク値以下で行う必要がある。も
し、所定のトルク値以上でロック検出を行う場合には、
電動機と出力軸とが連結されるために、ロック検出の動
作によって車両の進路が変えられたり、また、反対方向
のアシスト力が加わり、違和感を与えるとともに、危険
であるという不都合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、第1に、車両のステアリ
ングホイールに接続される入力軸とステアリングギヤに
接続される出力軸とを弾性体により連結し且つ相対回転
可能に設け、前記入力軸と前記出力軸との相対回転によ
る変位量を検知するステアリングセンサを設け、前記入
力軸と前記出力軸との相対回転による変位量が設定値以
下であると前記出力軸に対して離脱されるとともに前記
入力軸と前記出力軸との相対回転による変位量が設定値
を越えると前記出力軸に係合されるクラッチ機構を設
け、このクラッチ機構により前記出力軸への駆動力の伝
達を断続される電動機を設け、この電動機の駆動力を前
記クラッチ機構を介して前記出力軸に伝達することによ
り前記ステアリングホイールの操作力をアシストする電
動パワーステアリング装置のロック検出装置において、
前記ステアリングセンサからの信号によって前記入力軸
と前記出力軸とに加わる操舵トルクが前記クラッチ機構
のクラッチ接続トルク未満である条件と前記クラッチ機
構が前記出力軸に対して離脱状態である条件とを満足し
た場合に前記電動パワーステアリング装置のロック検出
を開始する制御手段を設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、第1に、車両のステアリ
ングホイールに接続される入力軸とステアリングギヤに
接続される出力軸とを弾性体により連結し且つ相対回転
可能に設け、前記入力軸と前記出力軸との相対回転によ
る変位量を検知するステアリングセンサを設け、前記入
力軸と前記出力軸との相対回転による変位量が設定値以
下であると前記出力軸に対して離脱されるとともに前記
入力軸と前記出力軸との相対回転による変位量が設定値
を越えると前記出力軸に係合されるクラッチ機構を設
け、このクラッチ機構により前記出力軸への駆動力の伝
達を断続される電動機を設け、この電動機の駆動力を前
記クラッチ機構を介して前記出力軸に伝達することによ
り前記ステアリングホイールの操作力をアシストする電
動パワーステアリング装置のロック検出装置において、
前記ステアリングセンサからの信号によって前記入力軸
と前記出力軸とに加わる操舵トルクが前記クラッチ機構
のクラッチ接続トルク未満である条件と前記クラッチ機
構が前記出力軸に対して離脱状態である条件とを満足し
た場合に前記電動パワーステアリング装置のロック検出
を開始する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0009】第2に、車両のステアリングホイールに接
続される入力軸とステアリングギヤに接続される出力軸
とを弾性体により連結し且つ相対回転可能に設け、前記
入力軸と前記出力軸との相対回転による変位量を検知す
るステアリングセンサを設け、前記入力軸と前記出力軸
との相対回転による変位量が設定値以下であると前記出
力軸に対して離脱されるとともに前記入力軸と前記出力
軸との相対回転による変位量が設定値を越えると前記出
力軸に係合されるクラッチ機構を設け、このクラッチ機
構により前記出力軸への駆動力の伝達を断続される電動
機を設け、この電動機の駆動力を前記クラッチ機構を介
して前記出力軸に伝達することにより前記ステアリング
ホイールの操作力をアシストする電動パワーステアリン
グ装置のロック検出装置において、前記ステアリングセ
ンサからの信号によって前記入力軸と前記出力軸とに加
わる操舵トルクが前記クラッチ機構のクラッチ接続トル
ク未満である条件と車速が零である条件とが満足した場
合に前記電動パワーステアリング装置のロック検出を開
始する制御手段を設けたことを特徴とする。
続される入力軸とステアリングギヤに接続される出力軸
とを弾性体により連結し且つ相対回転可能に設け、前記
入力軸と前記出力軸との相対回転による変位量を検知す
るステアリングセンサを設け、前記入力軸と前記出力軸
との相対回転による変位量が設定値以下であると前記出
力軸に対して離脱されるとともに前記入力軸と前記出力
軸との相対回転による変位量が設定値を越えると前記出
力軸に係合されるクラッチ機構を設け、このクラッチ機
構により前記出力軸への駆動力の伝達を断続される電動
機を設け、この電動機の駆動力を前記クラッチ機構を介
して前記出力軸に伝達することにより前記ステアリング
ホイールの操作力をアシストする電動パワーステアリン
グ装置のロック検出装置において、前記ステアリングセ
ンサからの信号によって前記入力軸と前記出力軸とに加
わる操舵トルクが前記クラッチ機構のクラッチ接続トル
ク未満である条件と車速が零である条件とが満足した場
合に前記電動パワーステアリング装置のロック検出を開
始する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明の構成によれば、第1に、電動パワー
ステアリング装置のロック検出をクラッチ接続トルク未
満で且つクラッチ機構が出力軸から離脱状態において開
始するので、ロック検出に際して車両の方向が変った
り、ステアリングホイールが逆方向に操作されることが
なく、違和感をなくし、また、安全であり、しかも、必
要に応じてロック検出を複数回行うことができ、車両シ
ステムの信頼性、安全性を向上することができる。
ステアリング装置のロック検出をクラッチ接続トルク未
満で且つクラッチ機構が出力軸から離脱状態において開
始するので、ロック検出に際して車両の方向が変った
り、ステアリングホイールが逆方向に操作されることが
なく、違和感をなくし、また、安全であり、しかも、必
要に応じてロック検出を複数回行うことができ、車両シ
ステムの信頼性、安全性を向上することができる。
【0011】第2に、電動パワーステアリング装置のロ
ック検出をクラッチ接続トルク未満で且つ車速が零の場
合に開始するので、ロック検出に際して車両が停止中で
あって安全であり、また、クラッチ機構が出力軸から離
脱しているので、ステアリングホイールの不要な回転が
なく、違和感をなくし、また、安全であり、しかも、必
要に応じてロック検出を複数回行うことができ、車両シ
ステムの信頼性、安全性を向上することができる。
ック検出をクラッチ接続トルク未満で且つ車速が零の場
合に開始するので、ロック検出に際して車両が停止中で
あって安全であり、また、クラッチ機構が出力軸から離
脱しているので、ステアリングホイールの不要な回転が
なく、違和感をなくし、また、安全であり、しかも、必
要に応じてロック検出を複数回行うことができ、車両シ
ステムの信頼性、安全性を向上することができる。
【0012】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜図16は、この発明の第
1実施例を示すものである。図7において、2は車両、
4は前輪、6は後輪、8はステアリングホイール、10
はステアリングコラム、12はステアリングギヤであ
る。
且つ具体的に説明する。図1〜図16は、この発明の第
1実施例を示すものである。図7において、2は車両、
4は前輪、6は後輪、8はステアリングホイール、10
はステアリングコラム、12はステアリングギヤであ
る。
【0013】ステアリングコラム10は、ステアリング
ホイール8に連結されたステアリング軸14と、ステア
リングギヤ12に連結されたジョイント軸16とを有し
ている。
ホイール8に連結されたステアリング軸14と、ステア
リングギヤ12に連結されたジョイント軸16とを有し
ている。
【0014】ステアリングギヤ12は、図4に示す如
く、ジョイント軸16に連結したピニオンギヤ12aと
このピニオンギヤ12aが噛合し且つタイロッド18に
連設したラック12bとからなり、ジョイント軸16の
回転運動を直線運動に変換して左右のタイロッド18、
18を往復動させ、ナックルアーム(図示せず)を介し
て前輪4を操向するものである。
く、ジョイント軸16に連結したピニオンギヤ12aと
このピニオンギヤ12aが噛合し且つタイロッド18に
連設したラック12bとからなり、ジョイント軸16の
回転運動を直線運動に変換して左右のタイロッド18、
18を往復動させ、ナックルアーム(図示せず)を介し
て前輪4を操向するものである。
【0015】前記車両2には、電動パワーステアリング
装置20が設けられている。
装置20が設けられている。
【0016】この電動パワーステアリング装置20は、
ステアリングホイール8の操作力をアシストするもので
あり、直流の電動機(モータ)22とステアリングセン
サ24と制御手段26とを有している。
ステアリングホイール8の操作力をアシストするもので
あり、直流の電動機(モータ)22とステアリングセン
サ24と制御手段26とを有している。
【0017】また、電動パワーステアリング装置20に
おいては、図8に示す如く、ステアリングホイール8に
ステアリング軸14を介して接続される入力軸28と、
ステアリングギヤ12にジョイント軸16を介して接続
される出力軸30と、入力軸28と出力軸30とを連絡
するトーションバー等の弾性部材からなる弾性体32と
が設けられている。
おいては、図8に示す如く、ステアリングホイール8に
ステアリング軸14を介して接続される入力軸28と、
ステアリングギヤ12にジョイント軸16を介して接続
される出力軸30と、入力軸28と出力軸30とを連絡
するトーションバー等の弾性部材からなる弾性体32と
が設けられている。
【0018】入力軸28は、アッパハウジング34によ
って被包されている。また、出力軸30は、ロアハウジ
ング36によって被包されている。このアッパハウジン
グ34とロアハウジング36とは、結合ボルト38によ
って一体的に結合されている。
って被包されている。また、出力軸30は、ロアハウジ
ング36によって被包されている。このアッパハウジン
グ34とロアハウジング36とは、結合ボルト38によ
って一体的に結合されている。
【0019】入力軸28は、出力軸30側の端部位に形
成した小径部40を出力軸30の入力軸28側の端部位
の大径部42に形成した嵌合孔44に回転可能に嵌合し
且つアッパハウジング34の軸支部46に支持されるこ
とにより、出力軸30に対して相対回転可能に設けられ
る。
成した小径部40を出力軸30の入力軸28側の端部位
の大径部42に形成した嵌合孔44に回転可能に嵌合し
且つアッパハウジング34の軸支部46に支持されるこ
とにより、出力軸30に対して相対回転可能に設けられ
る。
【0020】出力軸30は、ロアハウジング36に保持
させた出力軸用軸受48、48によって回転自在に支持
されている。
させた出力軸用軸受48、48によって回転自在に支持
されている。
【0021】入力軸28には、軸心上に入力側装着孔5
0が形成されている。また、出力軸の入力軸28側の端
部位には、前記入力側装着孔50に対応して軸心上に出
力側装着穴52が形成されている。これら入力側装着孔
50と出力側装着穴52とには、前記弾性体32が内装
される。
0が形成されている。また、出力軸の入力軸28側の端
部位には、前記入力側装着孔50に対応して軸心上に出
力側装着穴52が形成されている。これら入力側装着孔
50と出力側装着穴52とには、前記弾性体32が内装
される。
【0022】入力軸28側においては、弾性体32の一
端部32aに径方向の入力側部材固定孔54が形成され
るとともに、この入力側部材固定孔54に対応して入力
軸28には径方向に入力側軸固定孔56が形成されてい
る。この入力側部材固定孔54と入力側軸固定孔56と
には、入力側固定ピン58が装着される。
端部32aに径方向の入力側部材固定孔54が形成され
るとともに、この入力側部材固定孔54に対応して入力
軸28には径方向に入力側軸固定孔56が形成されてい
る。この入力側部材固定孔54と入力側軸固定孔56と
には、入力側固定ピン58が装着される。
【0023】また、出力軸30側においては、弾性体3
2の他端部32bに径方向に出力側部材固定孔60が形
成されているとともに、この出力側部材固定孔60に対
応して出力軸28の大径部42には径方向に出力側軸固
定孔62が形成されている。この出力側部材固定孔60
と出力側軸固定孔62とには、出力側固定ピン64が装
着されている。
2の他端部32bに径方向に出力側部材固定孔60が形
成されているとともに、この出力側部材固定孔60に対
応して出力軸28の大径部42には径方向に出力側軸固
定孔62が形成されている。この出力側部材固定孔60
と出力側軸固定孔62とには、出力側固定ピン64が装
着されている。
【0024】入力軸28の小径部40には、径方向にピ
ン挿着孔66が形成されている。また、出力軸30の大
径部42には、このピン挿着孔66に対応して径方向に
大径のポケット孔であるピン連絡孔68が形成されてい
る。
ン挿着孔66が形成されている。また、出力軸30の大
径部42には、このピン挿着孔66に対応して径方向に
大径のポケット孔であるピン連絡孔68が形成されてい
る。
【0025】前記ピン挿着孔66には、ピン連絡孔68
に挿通された連結ピン70の一端側が挿着される。
に挿通された連結ピン70の一端側が挿着される。
【0026】前記ピン連絡孔68は、入力軸28と出力
軸30との相対回転による連結ピン70の所定の回転変
位を許容するように、連結ピン70の径よりも所定に大
きく形成されている。
軸30との相対回転による連結ピン70の所定の回転変
位を許容するように、連結ピン70の径よりも所定に大
きく形成されている。
【0027】出力軸30の大径部42には、前記連結ピ
ン70を含むクラッチ機構72が設けられる。
ン70を含むクラッチ機構72が設けられる。
【0028】このクラッチ機構72は、例えば、機械的
に断続する3ウェイ方式のクラッチ機構であり、前記連
結ピン70と、出力軸30の大径部42に嵌装された内
側保持器74と、この内側保持器74に嵌装された外側
保持器76と、内側保持器74と外側保持器76間で動
作して転動する転動体78と、外側保持器76を嵌装す
るウォームホイール80と、外側保持器76に固定され
て転動体78を押圧付勢するバネ82とを有している。
に断続する3ウェイ方式のクラッチ機構であり、前記連
結ピン70と、出力軸30の大径部42に嵌装された内
側保持器74と、この内側保持器74に嵌装された外側
保持器76と、内側保持器74と外側保持器76間で動
作して転動する転動体78と、外側保持器76を嵌装す
るウォームホイール80と、外側保持器76に固定され
て転動体78を押圧付勢するバネ82とを有している。
【0029】内側保持器74は、前記出力軸30の大径
部42の出力側軸固定孔62に対応して内側保持器74
に形成した保持器側固定孔84に前記出力側固定ピン6
4が挿着することによって保持されている。また、この
内側保持器74には、前記出力軸30の大径部42のピ
ン連絡孔68に対応してピン挿通孔86が形成されてい
る。このピン挿通孔86には、前記連結ピン70が回転
可能に挿通されている。
部42の出力側軸固定孔62に対応して内側保持器74
に形成した保持器側固定孔84に前記出力側固定ピン6
4が挿着することによって保持されている。また、この
内側保持器74には、前記出力軸30の大径部42のピ
ン連絡孔68に対応してピン挿通孔86が形成されてい
る。このピン挿通孔86には、前記連結ピン70が回転
可能に挿通されている。
【0030】外側保持器76には、前記内側保持器74
のピン挿通孔86に対応してピン嵌着孔88が形成され
ている。このピン嵌着孔88には、前記ピン挿通孔86
に挿通された前記連絡ピン70の他端側が固設される。
のピン挿通孔86に対応してピン嵌着孔88が形成され
ている。このピン嵌着孔88には、前記ピン挿通孔86
に挿通された前記連絡ピン70の他端側が固設される。
【0031】また、内側保持器74には、内側保持孔9
0が形成されている。外側保持器76には、この内側保
持孔90に対応して外側保持孔92が形成されている。
この内側保持孔90及び外側保持孔92内には、前記転
動体78が配設されている。
0が形成されている。外側保持器76には、この内側保
持孔90に対応して外側保持孔92が形成されている。
この内側保持孔90及び外側保持孔92内には、前記転
動体78が配設されている。
【0032】この転動体78は、略瓢箪形状に形成さ
れ、所定に動作されるように、長手方向の長さが出力軸
30の大径部42とウォークホイール80との長さより
も少許短かく形成されている。
れ、所定に動作されるように、長手方向の長さが出力軸
30の大径部42とウォークホイール80との長さより
も少許短かく形成されている。
【0033】このクラッチ機構72は、入力軸28と出
力軸30との相対回転による変位量が設定値以下の場合
に、図11に示す如く、転動体78が出力軸30の大径
部42及びウォームホイール80間に略垂直状態に配置
されることにより、転動体78を出力軸30の大径部4
2及びウォームホイール80に係合させず、断状態にな
っている。
力軸30との相対回転による変位量が設定値以下の場合
に、図11に示す如く、転動体78が出力軸30の大径
部42及びウォームホイール80間に略垂直状態に配置
されることにより、転動体78を出力軸30の大径部4
2及びウォームホイール80に係合させず、断状態にな
っている。
【0034】一方、このクラッチ機構72は、入力軸2
8と出力軸30との相対回転による変位量が設定値を超
えると、図12に示す如く、転動体78がバネ82に押
圧されて出力軸30の大径部42及びウォームホイール
80間に傾斜して配置されることにより、転動体78が
出力軸30の大径部42及びウォームホイール80に係
合され、接続状態となる。
8と出力軸30との相対回転による変位量が設定値を超
えると、図12に示す如く、転動体78がバネ82に押
圧されて出力軸30の大径部42及びウォームホイール
80間に傾斜して配置されることにより、転動体78が
出力軸30の大径部42及びウォームホイール80に係
合され、接続状態となる。
【0035】従って、クラッチ機構72は、入力軸28
と出力軸30との相対回転による変位量が設定値以下で
あると、出力軸30に対して離脱、つまり断状態になる
とともに、入力軸28と出力軸30との相対回転による
変位量が設定値以上になると、出力軸30に対して係
合、つまり接続状態になるものである。
と出力軸30との相対回転による変位量が設定値以下で
あると、出力軸30に対して離脱、つまり断状態になる
とともに、入力軸28と出力軸30との相対回転による
変位量が設定値以上になると、出力軸30に対して係
合、つまり接続状態になるものである。
【0036】このクラッチ機構72は、上述の如き所定
に作動し、出力軸30への電動機22の駆動力の伝達を
断続するものである。
に作動し、出力軸30への電動機22の駆動力の伝達を
断続するものである。
【0037】電動機22は、図9に示す如く、モータ軸
94を有している。このモータ軸94は、アッパハウジ
ング34に保持させたモータ軸受96、96によって回
転可能に支持されている。
94を有している。このモータ軸94は、アッパハウジ
ング34に保持させたモータ軸受96、96によって回
転可能に支持されている。
【0038】このモータ軸94には、図9に示す如く、
前記ウォームホイール80に噛合するウォームギヤ98
が設けられている。
前記ウォームホイール80に噛合するウォームギヤ98
が設けられている。
【0039】電動機22の駆動力は、減速機構100を
構成するウォームホイール80とウォームギヤ98とに
よって減速され、クラッチ機構72を介して出力軸30
に伝達され、ステアリングホイール8の操作力をアシス
トするものである。
構成するウォームホイール80とウォームギヤ98とに
よって減速され、クラッチ機構72を介して出力軸30
に伝達され、ステアリングホイール8の操作力をアシス
トするものである。
【0040】前記ステアリングセンサ24は、ステアリ
ングホイール8の操作力及びその方向を感知し、入力軸
28と出力軸30との相対回転による変位量を検知し、
この変位量を電圧信号に交換して制御手段26に出力す
るものである。
ングホイール8の操作力及びその方向を感知し、入力軸
28と出力軸30との相対回転による変位量を検知し、
この変位量を電圧信号に交換して制御手段26に出力す
るものである。
【0041】このステアリングセンサ24は、図10に
示す如く、ポテンショメータ等が内蔵されたセンサ本体
102と、このセンサ本体102から突出したセンサ軸
104と、このセンサ軸104の一端側に固定された板
部材(レバー)106と、この板部材106の他端側に
固設されたセンシング部108とを有している。
示す如く、ポテンショメータ等が内蔵されたセンサ本体
102と、このセンサ本体102から突出したセンサ軸
104と、このセンサ軸104の一端側に固定された板
部材(レバー)106と、この板部材106の他端側に
固設されたセンシング部108とを有している。
【0042】また、ステアリングセンサ24において
は、入力軸28に軸方向移動可能に外嵌された第1スラ
イダ110が設けられている。この第1スライダ110
には、前記センシング部108を係合する周溝112が
形成されている。
は、入力軸28に軸方向移動可能に外嵌された第1スラ
イダ110が設けられている。この第1スライダ110
には、前記センシング部108を係合する周溝112が
形成されている。
【0043】前記第1スライダ110には、第1Cリン
グ114によって第2スライダ116が固設される。
グ114によって第2スライダ116が固設される。
【0044】この第2スライダ116には、軸方向に案
内溝118が形成されている。この案内溝118には、
案内軸120が摺動可能に係合して設けられる。この案
内溝120は、出力軸30の大径部42に連設した突縁
部122に固設されている。
内溝118が形成されている。この案内溝118には、
案内軸120が摺動可能に係合して設けられる。この案
内溝120は、出力軸30の大径部42に連設した突縁
部122に固設されている。
【0045】また、第2スライダ116には、ボール穴
124が形成されている。このボール穴124には、ボ
ール126が収納されている。このボール126は、入
力軸28の溝形成部128に形成したセンシング溝13
0に移動可能に係合して設けられている。このセンシン
グ溝130は、入力軸28の軸心方向に対して一定の角
度で傾斜し、略螺旋形状に、つまりスクリュのねじ溝の
ように、入力軸28に形成されている。
124が形成されている。このボール穴124には、ボ
ール126が収納されている。このボール126は、入
力軸28の溝形成部128に形成したセンシング溝13
0に移動可能に係合して設けられている。このセンシン
グ溝130は、入力軸28の軸心方向に対して一定の角
度で傾斜し、略螺旋形状に、つまりスクリュのねじ溝の
ように、入力軸28に形成されている。
【0046】第2スライダ116には、ボール126を
覆うようにカバー132が装着されている。このカバー
132は、第2Cリング134によってリテーナ136
と共に第2スライダ116に固設されている。
覆うようにカバー132が装着されている。このカバー
132は、第2Cリング134によってリテーナ136
と共に第2スライダ116に固設されている。
【0047】リテーナ136とウォームホイール80間
には、入力軸28の軸心方向に指向してセンシングバネ
138が設けられている。
には、入力軸28の軸心方向に指向してセンシングバネ
138が設けられている。
【0048】また、ステアリングセンサ24において
は、図14に示す如く、ステアリングホイール8が操作
されていないと、入力軸28と出力軸30とにねじれが
生ぜず、よって、変位が発生せず、このため、ボール1
26がセンシング溝130に沿って移動せず、よって、
第1、第2スライダ110、116も入力軸28の軸方
向に移動しないことにより、中立状態となり、センサ本
体102が入力軸28と出力軸30との変位量を零とし
て検出する。
は、図14に示す如く、ステアリングホイール8が操作
されていないと、入力軸28と出力軸30とにねじれが
生ぜず、よって、変位が発生せず、このため、ボール1
26がセンシング溝130に沿って移動せず、よって、
第1、第2スライダ110、116も入力軸28の軸方
向に移動しないことにより、中立状態となり、センサ本
体102が入力軸28と出力軸30との変位量を零とし
て検出する。
【0049】一方、ステアリングセンサ24において
は、図15、16に示す如く、ステアリングホイール8
の左右への操作によって入力軸28と出力軸30とにね
じれが生じて変位が発生すると、ボール126がセンシ
ング溝130に沿って移動し、このボール216の移動
に伴って第2スライダ116が入力軸28の軸方向に移
動し、第1スライダ110も入力軸28の軸方向に一体
的に移動し、周溝112に係合されたセンシング部10
8が軸方向移動し、板部材106の動作によってセンサ
軸104が回動し、センサ本体102がこのセンサ軸1
04の回動量を入力軸28と出力軸30との変位量とし
て検出する。
は、図15、16に示す如く、ステアリングホイール8
の左右への操作によって入力軸28と出力軸30とにね
じれが生じて変位が発生すると、ボール126がセンシ
ング溝130に沿って移動し、このボール216の移動
に伴って第2スライダ116が入力軸28の軸方向に移
動し、第1スライダ110も入力軸28の軸方向に一体
的に移動し、周溝112に係合されたセンシング部10
8が軸方向移動し、板部材106の動作によってセンサ
軸104が回動し、センサ本体102がこのセンサ軸1
04の回動量を入力軸28と出力軸30との変位量とし
て検出する。
【0050】このステアリングセンサ24のセンサ本体
104は、この変位量に応じた電圧を前記制御手段26
に出力する。
104は、この変位量に応じた電圧を前記制御手段26
に出力する。
【0051】この制御手段26には、図13に示す如
く、ステアリングセンサ24と、エンジン回転数を検出
すべくイグニションコイル140と、車速を検出すべく
スピードメータ(図示せず)に設けたロータ142aと
リードスイッチ142bとからなる車速センサ142
と、発電電圧を検出するジェネレータ144と、イグニ
ションスイッチ146を介してバッテリ148とが連絡
している。また、このバッテリ148と制御手段26間
には、ヒューズ150が介設されている。
く、ステアリングセンサ24と、エンジン回転数を検出
すべくイグニションコイル140と、車速を検出すべく
スピードメータ(図示せず)に設けたロータ142aと
リードスイッチ142bとからなる車速センサ142
と、発電電圧を検出するジェネレータ144と、イグニ
ションスイッチ146を介してバッテリ148とが連絡
している。また、このバッテリ148と制御手段26間
には、ヒューズ150が介設されている。
【0052】前記制御手段26は、ステアリングホイー
ル8が操作された際に、ステアリングセンサ24からの
信号による入力軸28と出力軸30との変位量が設定値
を超えると、係合されたクラッチ機構72を介して電動
機22の駆動力を出力軸30に伝達させ、エンジン回転
数や車速等の諸要因も考慮し、ステアリングホイール8
の操作力をアシストするように電動機22の駆動力を制
御するものである。
ル8が操作された際に、ステアリングセンサ24からの
信号による入力軸28と出力軸30との変位量が設定値
を超えると、係合されたクラッチ機構72を介して電動
機22の駆動力を出力軸30に伝達させ、エンジン回転
数や車速等の諸要因も考慮し、ステアリングホイール8
の操作力をアシストするように電動機22の駆動力を制
御するものである。
【0053】この制御手段26においては、図3に示す
如く、クラッチ機構72の接続するトルクであるクラッ
チ接続トルク(スタンバイトルク:Ts)よりも大きな
所定のトルク値から電動機22を駆動する。
如く、クラッチ機構72の接続するトルクであるクラッ
チ接続トルク(スタンバイトルク:Ts)よりも大きな
所定のトルク値から電動機22を駆動する。
【0054】この図3においては、クラッチ接続トルク
(スタンバイトルク:Ts)未満においては、クラッチ
機構72を出力軸30から離脱し、電動機22のアシス
ト力を出力軸30に伝達しない状態にあり、一方、クラ
ッチ接続トルク(Ts)以上においては、クラッチ機構
72が出力軸30に係合状態であり、電動機22のアシ
スト力を出力軸30に伝達する状態である。よって、こ
のクラッチ接続トルク(Ts)は、しきい値(基準値)
として言い換えることができる。この結果、このクラッ
チ接続トルク(Ts)を境として、操舵トルクがクラッ
チ接続トルク(Ts)よりも大きい場合に、操舵トルク
に応じて電動機22の電流値を制御し、最適なアシスト
値を発生させるものである。
(スタンバイトルク:Ts)未満においては、クラッチ
機構72を出力軸30から離脱し、電動機22のアシス
ト力を出力軸30に伝達しない状態にあり、一方、クラ
ッチ接続トルク(Ts)以上においては、クラッチ機構
72が出力軸30に係合状態であり、電動機22のアシ
スト力を出力軸30に伝達する状態である。よって、こ
のクラッチ接続トルク(Ts)は、しきい値(基準値)
として言い換えることができる。この結果、このクラッ
チ接続トルク(Ts)を境として、操舵トルクがクラッ
チ接続トルク(Ts)よりも大きい場合に、操舵トルク
に応じて電動機22の電流値を制御し、最適なアシスト
値を発生させるものである。
【0055】また、制御手段26は、図4に示す如く、
ステアリングセンサ24からの信号のみならず、車速セ
ンサ142の信号やイグニションコイル140からの点
火信号によるエンジン回転数を、車速取得手段152、
操舵トルク取得手段154、回転データ取得手段156
により取込み、そして、モータ電流決定手段158で電
動機22を駆動する電流値を求めてこの電流値をモータ
駆動制御手段160に出力して電動機22を駆動し、ま
た、操舵制御手段162によって電動パワーステアリン
グ装置20の状況を表示するランプ、ブザー等の器具か
らなる告知手段164を作動させる。前記車速取得手段
152は、操舵制御手段162に連絡している。
ステアリングセンサ24からの信号のみならず、車速セ
ンサ142の信号やイグニションコイル140からの点
火信号によるエンジン回転数を、車速取得手段152、
操舵トルク取得手段154、回転データ取得手段156
により取込み、そして、モータ電流決定手段158で電
動機22を駆動する電流値を求めてこの電流値をモータ
駆動制御手段160に出力して電動機22を駆動し、ま
た、操舵制御手段162によって電動パワーステアリン
グ装置20の状況を表示するランプ、ブザー等の器具か
らなる告知手段164を作動させる。前記車速取得手段
152は、操舵制御手段162に連絡している。
【0056】また、制御手段26には、図4、5、8に
示す如く、例えば、電磁ピックアップからなる回転セン
サ166が連絡されている。この回転センサ166は、
図5に示す如く、ピックアップコイル168と鉄心17
0と磁石172とからなり、ピックアップコイル168
がウォームホイール80から少許離れてアッパハウジン
グ34に固設されている。これにより、回転センサ16
6は、ウオームホイール80が回転すると、鉄心170
を通る磁束が変化し、電磁誘導によってピックアップコ
イル68に電圧(起電力)が発生し、この電圧を制御手
段26に出力する。このピックアップコイル168に
は、図6に示す起電力(電圧)が発生する。そして、こ
の起電力は、コンパレータ等の波形器(図示せず)で波
形を整形してパルスに変換して処理される。
示す如く、例えば、電磁ピックアップからなる回転セン
サ166が連絡されている。この回転センサ166は、
図5に示す如く、ピックアップコイル168と鉄心17
0と磁石172とからなり、ピックアップコイル168
がウォームホイール80から少許離れてアッパハウジン
グ34に固設されている。これにより、回転センサ16
6は、ウオームホイール80が回転すると、鉄心170
を通る磁束が変化し、電磁誘導によってピックアップコ
イル68に電圧(起電力)が発生し、この電圧を制御手
段26に出力する。このピックアップコイル168に
は、図6に示す起電力(電圧)が発生する。そして、こ
の起電力は、コンパレータ等の波形器(図示せず)で波
形を整形してパルスに変換して処理される。
【0057】この第1実施例においては、図2に示す如
く、電動機22と減速機構100とが直結され、減速機
構100とステアリングギヤ12等を含む操舵装置17
2間に機械式のクラッチ機構72が介設されている。
く、電動機22と減速機構100とが直結され、減速機
構100とステアリングギヤ12等を含む操舵装置17
2間に機械式のクラッチ機構72が介設されている。
【0058】また、制御手段26は、ステアリングセン
サ24からの信号によって入力軸28と出力軸30とに
加わる操舵トルクがクラッチ機構72のクラッチ接続ト
ルク(スタンバイトルク:Ts)未満である条件とクラ
ッチ機構72が出力軸30に対して離脱状態である条件
とを満足した場合に、電動パワーステアリング装置20
のロック検出(ロックチェック)を開始するものであ
る。
サ24からの信号によって入力軸28と出力軸30とに
加わる操舵トルクがクラッチ機構72のクラッチ接続ト
ルク(スタンバイトルク:Ts)未満である条件とクラ
ッチ機構72が出力軸30に対して離脱状態である条件
とを満足した場合に、電動パワーステアリング装置20
のロック検出(ロックチェック)を開始するものであ
る。
【0059】次に、この第1実施例の作用を、図1のフ
ローチャートに基づいて説明する。
ローチャートに基づいて説明する。
【0060】制御手段26のメイン処理プログラムがス
タートすると(ステップ202)、先ず、ロックチェッ
ク処理ルーチンの初期化を行い、クラッチスタンバイフ
ラグや減速機構ロックフラグ等をリセットし(ステップ
204)、その時点で操舵系に印加されている操舵トル
クを取込む(ステップ206)。
タートすると(ステップ202)、先ず、ロックチェッ
ク処理ルーチンの初期化を行い、クラッチスタンバイフ
ラグや減速機構ロックフラグ等をリセットし(ステップ
204)、その時点で操舵系に印加されている操舵トル
クを取込む(ステップ206)。
【0061】そして、取込まれた操舵トルクとクラッチ
接続トルク(スタンバイトルク:Ts)とを比較する
(ステップ208)。
接続トルク(スタンバイトルク:Ts)とを比較する
(ステップ208)。
【0062】このステップ208で、操舵トルク<クラ
ッチ接続トルクの場合には、YESとなり、機械式のク
ラッチ機構72が減速機構100と操舵装置174とを
遮断しており、ロック検出(ロックチェック)に適した
状態であるので、電動機22を、モータ軸94のウォー
ムギヤ98とウォームホイール80間の摩擦やクラッチ
機構72と出力軸30との摺動摩擦等の要因に打ち勝っ
てウォームホイール80が緩やかに回転する程度の制御
電流で極く短い時間だけ回転させる(ステップ21
0)。
ッチ接続トルクの場合には、YESとなり、機械式のク
ラッチ機構72が減速機構100と操舵装置174とを
遮断しており、ロック検出(ロックチェック)に適した
状態であるので、電動機22を、モータ軸94のウォー
ムギヤ98とウォームホイール80間の摩擦やクラッチ
機構72と出力軸30との摺動摩擦等の要因に打ち勝っ
てウォームホイール80が緩やかに回転する程度の制御
電流で極く短い時間だけ回転させる(ステップ21
0)。
【0063】そして、回転センサ166によってウォー
ムホイール80が回転したかどうかを取込む(ステップ
212)。
ムホイール80が回転したかどうかを取込む(ステップ
212)。
【0064】次いで、減速機構100のウォームホイー
ル80が回転したか否かを判断する(ステップ21
4)。
ル80が回転したか否かを判断する(ステップ21
4)。
【0065】このステップ214で、ウォームホイール
80が回転せず、NOの場合には、何等かの原因によっ
て電動機22がクラッチ機構72を含む減速機構100
が回転不能になっていると判断し、操舵系がロックして
いることを表わす操舵系ロックフラグをセットし(ステ
ップ216)、そして、フェイルセーフ処理ルーチンへ
制御を移行する(ステップ218)。このステップ21
8においては、光・音等によって車両システムに故障が
発生したことを、告知手段164で表示・告知させる。
80が回転せず、NOの場合には、何等かの原因によっ
て電動機22がクラッチ機構72を含む減速機構100
が回転不能になっていると判断し、操舵系がロックして
いることを表わす操舵系ロックフラグをセットし(ステ
ップ216)、そして、フェイルセーフ処理ルーチンへ
制御を移行する(ステップ218)。このステップ21
8においては、光・音等によって車両システムに故障が
発生したことを、告知手段164で表示・告知させる。
【0066】また、前記ステップ214で、ウォームホ
イール80が回転して、YESの場合には、電動機22
及びクラッチ機構72を含む操舵系が正常であるとし、
電動機22の制御電流の出力を許可するフラグ等をセッ
トし(ステップ220)、メイン処理プログラムへ制御
を戻す(ステップ222)。
イール80が回転して、YESの場合には、電動機22
及びクラッチ機構72を含む操舵系が正常であるとし、
電動機22の制御電流の出力を許可するフラグ等をセッ
トし(ステップ220)、メイン処理プログラムへ制御
を戻す(ステップ222)。
【0067】一方、前記ステップ208において、操舵
トルク>クラッチ接続トルクで、NOの場合には、クラ
ッチ機構72が減速機構100と操舵系とを連結した状
態であるので、ロック検出(ロックチェック)を行うの
は、不適であり、クラッチスタンバイフラグをセット
(ステップ224)、前記ステップ222に移行させ、
メイン処理プログラムへ制御を戻す。
トルク>クラッチ接続トルクで、NOの場合には、クラ
ッチ機構72が減速機構100と操舵系とを連結した状
態であるので、ロック検出(ロックチェック)を行うの
は、不適であり、クラッチスタンバイフラグをセット
(ステップ224)、前記ステップ222に移行させ、
メイン処理プログラムへ制御を戻す。
【0068】この結果、この第1実施例によれば、ロッ
ク検出の開始条件を、操舵トルクがクラッチ接続トルク
未満(操舵系が遮断)で且つクラッチ機構72が断状態
(無負荷時)としているので、ロック検出に際し、クラ
ッチ機構72が無負荷状態で且つ操舵系が遮断されてい
ることをロック検出してから、電動機22を試動して回
転を検出し、よって、イグニションスイッチ146をオ
ンにして車両システムが起動された時に、車両2が動き
始める前に、まず、ロック検出をして操舵系の状態が安
全なことを確認することができ、車両の方向が変った
り、ステアリングホイール8が運転者の意思に反して自
転(正・逆方向共に)することがなく、安全であり、し
かも、違和感をなくすことができる。
ク検出の開始条件を、操舵トルクがクラッチ接続トルク
未満(操舵系が遮断)で且つクラッチ機構72が断状態
(無負荷時)としているので、ロック検出に際し、クラ
ッチ機構72が無負荷状態で且つ操舵系が遮断されてい
ることをロック検出してから、電動機22を試動して回
転を検出し、よって、イグニションスイッチ146をオ
ンにして車両システムが起動された時に、車両2が動き
始める前に、まず、ロック検出をして操舵系の状態が安
全なことを確認することができ、車両の方向が変った
り、ステアリングホイール8が運転者の意思に反して自
転(正・逆方向共に)することがなく、安全であり、し
かも、違和感をなくすことができる。
【0069】また、上述の条件が成立すれば、車両シス
テムの稼動中に、必要に応じてロック検出が可能であ
り、安全性・信頼性を向上することができる。イグニシ
ョンスイッチ146のON時、または、運転者が、ステ
アリングホイール8に手を掛けていて操舵トルクが印加
されていた時は、ロック検出を一旦見送るが、操舵トル
クがクラッチ接続トルク以下である条件を満たした時、
改めてロック検出を行うようになっているので、一般的
には、車両システムの起動から僅かの間に初回のロック
検出が行われる可能性は高いといえる。初回のロック検
出以後も、条件の整った場合にロック検出を行うように
しておけば、一定時間、あるいは一定距離、またはイベ
ント発生時等、イグニションスイッチ146のON〜O
FF迄の間に複数回のロック検出を行なえ、車両システ
ムの安全性と信頼性を向上することができる。
テムの稼動中に、必要に応じてロック検出が可能であ
り、安全性・信頼性を向上することができる。イグニシ
ョンスイッチ146のON時、または、運転者が、ステ
アリングホイール8に手を掛けていて操舵トルクが印加
されていた時は、ロック検出を一旦見送るが、操舵トル
クがクラッチ接続トルク以下である条件を満たした時、
改めてロック検出を行うようになっているので、一般的
には、車両システムの起動から僅かの間に初回のロック
検出が行われる可能性は高いといえる。初回のロック検
出以後も、条件の整った場合にロック検出を行うように
しておけば、一定時間、あるいは一定距離、またはイベ
ント発生時等、イグニションスイッチ146のON〜O
FF迄の間に複数回のロック検出を行なえ、車両システ
ムの安全性と信頼性を向上することができる。
【0070】また、ロック検出システムにおいて、駆動
系のロック状態が検出された場合に、告知手段164に
よってこの状態を光・音等で告知でき、故障の発見を早
期に発見することができる。
系のロック状態が検出された場合に、告知手段164に
よってこの状態を光・音等で告知でき、故障の発見を早
期に発見することができる。
【0071】また、この第1実施例においては、電動機
22等の駆動系に異常が発生した場合に、ウォームホイ
ール80が作動しない状態、いわゆるロック状態となる
が、かかる場合に、連結ピン70が出力軸30の大径部
42のピン連絡孔68の内面に接触し、入力軸28が直
接出力軸30を回転させる。この出力軸30の回転は、
駆動体78を出力軸30とウォームホイール80との結
合から開放するように作用し、これにより、駆動系がロ
ック状態となっても、手動での操舵が可能となる。
22等の駆動系に異常が発生した場合に、ウォームホイ
ール80が作動しない状態、いわゆるロック状態となる
が、かかる場合に、連結ピン70が出力軸30の大径部
42のピン連絡孔68の内面に接触し、入力軸28が直
接出力軸30を回転させる。この出力軸30の回転は、
駆動体78を出力軸30とウォームホイール80との結
合から開放するように作用し、これにより、駆動系がロ
ック状態となっても、手動での操舵が可能となる。
【0072】これにより、ステアリングホイール8の操
作が重い等の不具合が生じても、ロックの有無を検出す
ることが簡単に行うことができ、保守・点検が容易であ
る。
作が重い等の不具合が生じても、ロックの有無を検出す
ることが簡単に行うことができ、保守・点検が容易であ
る。
【0073】図17、18は、この発明の第2実施例を
示すものである。
示すものである。
【0074】この第2実施例においては、電動パワース
テアリング装置20の構造が上述の第1実施例の構造と
同一であり、制御手段26のプログラムのみが異なるだ
けなので、ここでは、その構造の説明については省略す
る。
テアリング装置20の構造が上述の第1実施例の構造と
同一であり、制御手段26のプログラムのみが異なるだ
けなので、ここでは、その構造の説明については省略す
る。
【0075】この第2実施例において、制御手段26
は、ステアリングセンサ24からの信号によって入力軸
28と出力軸28とに加わる操舵トルクがクラッチ機構
72のクラッチ接続トルク(Ts)未満である条件と車
速が零である条件とが満足した場合に電動パワーステア
リング装置20のロック検出を開始する。
は、ステアリングセンサ24からの信号によって入力軸
28と出力軸28とに加わる操舵トルクがクラッチ機構
72のクラッチ接続トルク(Ts)未満である条件と車
速が零である条件とが満足した場合に電動パワーステア
リング装置20のロック検出を開始する。
【0076】また、図18に示す如く、車速取得手段1
52は、モータ電流決定手段158に連絡している。
52は、モータ電流決定手段158に連絡している。
【0077】次に、この第2実施例の作用を、図17の
フローチャートに基づいて説明する。
フローチャートに基づいて説明する。
【0078】制御手段26のメイン処理プログラムがス
タートすると(ステップ302)、先ず、ロックチェッ
ク処理ルーチンの初期化を行い、クラッチスタンバイプ
ラグや減速機構ロックフラグ等をリセットし(ステップ
304)、車速センサ142から車速も取込む(ステッ
プ306)。
タートすると(ステップ302)、先ず、ロックチェッ
ク処理ルーチンの初期化を行い、クラッチスタンバイプ
ラグや減速機構ロックフラグ等をリセットし(ステップ
304)、車速センサ142から車速も取込む(ステッ
プ306)。
【0079】そして、車速が零か否かを判断する(ステ
ップ308)。
ップ308)。
【0080】このステップ308でYESの場合には、
その時点で操舵系に印加されている操舵トルクを取込む
(ステップ310)。
その時点で操舵系に印加されている操舵トルクを取込む
(ステップ310)。
【0081】そして、取込まれた操舵トルクとクラッチ
接続トルク(スタンバイトルク:Ts)とを比較する
(ステップ312)。
接続トルク(スタンバイトルク:Ts)とを比較する
(ステップ312)。
【0082】このステップ312で、操舵トルク<クラ
ッチ接続トルクの場合には、YESとなり、機械式のク
ラッチ機構72が減速機構100と操舵装置174とを
遮断しており、ロック検出(ロックチェック)に適した
状態であるので、電動機22を、モータ軸94のウォー
ムギヤ98とウォームホイール80間の摩擦やクラッチ
機構72と出力軸30との摺動摩擦等の要因に打ち勝っ
てウォームホイール80が緩やかに回転する程度の制御
電流で極く短い時間だけ回転させる(ステップ31
4)。
ッチ接続トルクの場合には、YESとなり、機械式のク
ラッチ機構72が減速機構100と操舵装置174とを
遮断しており、ロック検出(ロックチェック)に適した
状態であるので、電動機22を、モータ軸94のウォー
ムギヤ98とウォームホイール80間の摩擦やクラッチ
機構72と出力軸30との摺動摩擦等の要因に打ち勝っ
てウォームホイール80が緩やかに回転する程度の制御
電流で極く短い時間だけ回転させる(ステップ31
4)。
【0083】そして、回転センサ166によってウォー
ムホイール80が回転したかどうかを取込む(ステップ
316)。
ムホイール80が回転したかどうかを取込む(ステップ
316)。
【0084】次いで、減速機構100のウォームホイー
ル80が回転したか否かを判断する(ステップ31
8)。
ル80が回転したか否かを判断する(ステップ31
8)。
【0085】このステップ318で、ウォームホイール
80が回転せず、NOの場合には、何等かの原因によっ
て電動機22がクラッチ機構72を含む減速機構100
が回転不能になっていると判断し、操舵系がロックして
いることを表わす操舵系ロックフラグをセットし(ステ
ップ320)、そして、フェイルセーフ処理ルーチンへ
制御を移行する(ステップ322)。このステップ32
2においては、光・音等によって車両システムに故障が
発生したことを、告知手段164で表示・告知させる。
80が回転せず、NOの場合には、何等かの原因によっ
て電動機22がクラッチ機構72を含む減速機構100
が回転不能になっていると判断し、操舵系がロックして
いることを表わす操舵系ロックフラグをセットし(ステ
ップ320)、そして、フェイルセーフ処理ルーチンへ
制御を移行する(ステップ322)。このステップ32
2においては、光・音等によって車両システムに故障が
発生したことを、告知手段164で表示・告知させる。
【0086】また、前記ステップ318で、ウォームホ
イール80が回転して、YESの場合には、電動機22
及びクラッチ機構72を含む操舵系が正常であるとし
(ステップ324)、電動機22の制御電流の出力を許
可するフラグ等をセットし(ステップ320)、メイン
処理プログラムへ制御を戻す(ステップ326)。
イール80が回転して、YESの場合には、電動機22
及びクラッチ機構72を含む操舵系が正常であるとし
(ステップ324)、電動機22の制御電流の出力を許
可するフラグ等をセットし(ステップ320)、メイン
処理プログラムへ制御を戻す(ステップ326)。
【0087】一方、前記ステップ312において、操舵
トルク>クラッチ接続トルクで、NOの場合には、クラ
ッチ機構72が減速機構100と操舵系とを連結した状
態であるので、ロック検出(ロックチェック)を行うの
は、不適であり、クラッチスタンバイフラグをセット
(ステップ328)、前記ステップ326に移行させ、
メイン処理プログラムへ制御を戻す。
トルク>クラッチ接続トルクで、NOの場合には、クラ
ッチ機構72が減速機構100と操舵系とを連結した状
態であるので、ロック検出(ロックチェック)を行うの
は、不適であり、クラッチスタンバイフラグをセット
(ステップ328)、前記ステップ326に移行させ、
メイン処理プログラムへ制御を戻す。
【0088】また、前記ステップ308でNOの場合に
は、車速有限値フラグをセットし(ステップ330)、
前記ステップ326に移行させる。
は、車速有限値フラグをセットし(ステップ330)、
前記ステップ326に移行させる。
【0089】この結果、この第2実施例によれば、ロッ
ク検出の開始条件を、操舵トルクがクラッチ接続トルク
未満で且つ車速が零の状態としているので、ロック検出
に際し、車両が停止中であって安全であり、また、クラ
ッチ機構72が出力軸30から離脱しているので、ステ
アリングホイール8の不要な回転がなく、違和感をなく
すことができる。つまり、車速データもロック検出の開
始条件に加え、イグニションスイッチ146のON時の
他、信号待時、あるいは保守整備時等にロック検出動作
に移るため、安全なロック検出が実施できる。
ク検出の開始条件を、操舵トルクがクラッチ接続トルク
未満で且つ車速が零の状態としているので、ロック検出
に際し、車両が停止中であって安全であり、また、クラ
ッチ機構72が出力軸30から離脱しているので、ステ
アリングホイール8の不要な回転がなく、違和感をなく
すことができる。つまり、車速データもロック検出の開
始条件に加え、イグニションスイッチ146のON時の
他、信号待時、あるいは保守整備時等にロック検出動作
に移るため、安全なロック検出が実施できる。
【0090】また、上述の条件が成立すれば、ロック検
出システムの稼動中に、必要に応じてロック検出が可能
であり、安全性・信頼性を向上することができる。
出システムの稼動中に、必要に応じてロック検出が可能
であり、安全性・信頼性を向上することができる。
【0091】また、ロック検出システムにおいて、駆動
系にロックが検出された場合に、告知手段164によっ
てその状態を光・音等で告知でき、故障の発見を早期に
発見することができる。
系にロックが検出された場合に、告知手段164によっ
てその状態を光・音等で告知でき、故障の発見を早期に
発見することができる。
【0092】また、この第2実施例においても、電動機
22等の駆動系に異常が発生した場合に、ウォームホイ
ール80が作動しない状態、いわゆるロック状態となる
が、かかる場合に、連結ピン70が出力軸30の大径部
42のピン連絡孔68の内面に接触し、入力軸28が直
接出力軸30を回転させる。この出力軸30の回転は、
転動体78を出力軸30とウォームホイール80との結
合から開放するように作用し、これにより、操舵系がロ
ック状態となっても、手動での操舵が可能となる。
22等の駆動系に異常が発生した場合に、ウォームホイ
ール80が作動しない状態、いわゆるロック状態となる
が、かかる場合に、連結ピン70が出力軸30の大径部
42のピン連絡孔68の内面に接触し、入力軸28が直
接出力軸30を回転させる。この出力軸30の回転は、
転動体78を出力軸30とウォームホイール80との結
合から開放するように作用し、これにより、操舵系がロ
ック状態となっても、手動での操舵が可能となる。
【0093】これにより、ステアリングホイール8の操
作が重い等の不具合が生じても、駆動系のロックの有無
を検出することが簡単に行うことができ、保守・点検が
容易である。
作が重い等の不具合が生じても、駆動系のロックの有無
を検出することが簡単に行うことができ、保守・点検が
容易である。
【0094】なお、この発明は上述の実施例に限定され
ず、種々応用改変が可能であることは勿論である。
ず、種々応用改変が可能であることは勿論である。
【0095】例えば、減速機構100を、ウォームホイ
ール80とウォームギヤ98とによって構成したが、平
歯車の組合せやその他の歯車でも構成することが可能で
ある。
ール80とウォームギヤ98とによって構成したが、平
歯車の組合せやその他の歯車でも構成することが可能で
ある。
【0096】また、回転センサ166を、電磁ピックア
ップで構成したが、測定対象物の回転を検出することが
できるものであれば、他の物を使用し得ることが可能で
ある。
ップで構成したが、測定対象物の回転を検出することが
できるものであれば、他の物を使用し得ることが可能で
ある。
【0097】更に、機械式のクラッチ機構72を備えた
電動パワーステアリング装置20でのロック検出装置で
あるが、従来の電磁クラッチを備えた電動パワーステア
リング装置においても、クラッチ機構72が電動機22
と減速機構100を遮断していれば、システム起動時以
外でもこの発明のロック検出装置によってロック検出を
実施することが可能である。
電動パワーステアリング装置20でのロック検出装置で
あるが、従来の電磁クラッチを備えた電動パワーステア
リング装置においても、クラッチ機構72が電動機22
と減速機構100を遮断していれば、システム起動時以
外でもこの発明のロック検出装置によってロック検出を
実施することが可能である。
【0098】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、第1に、ステアリングセンサからの信号
によって入力軸と出力軸とに加わる操舵トルクがクラッ
チ機構のクラッチ接続トルク未満である条件とクラッチ
機構が出力軸に対して離脱状態である条件とを満足した
場合に電動パワーステアリング装置のロック検出を開始
する制御手段を設けたことにより、ロック検出に際して
車両の方向が変ったり、ステアリングホイールが逆方向
に操作されることがなく、違和感をなくし、また、安全
であり、しかも、必要に応じてロック検出を複数回行う
ことができ、ロック検出システムの信頼性、安全性を向
上し得る。
発明によれば、第1に、ステアリングセンサからの信号
によって入力軸と出力軸とに加わる操舵トルクがクラッ
チ機構のクラッチ接続トルク未満である条件とクラッチ
機構が出力軸に対して離脱状態である条件とを満足した
場合に電動パワーステアリング装置のロック検出を開始
する制御手段を設けたことにより、ロック検出に際して
車両の方向が変ったり、ステアリングホイールが逆方向
に操作されることがなく、違和感をなくし、また、安全
であり、しかも、必要に応じてロック検出を複数回行う
ことができ、ロック検出システムの信頼性、安全性を向
上し得る。
【0099】第2に、ステアリングセンサからの信号に
よって入力軸と出力軸とに加わる操舵トルクがクラッチ
機構のクラッチ接続トルク未満である条件と車速が零で
ある条件とが満足した場合に電動パワーステアリング装
置のロック検出を開始する制御手段を設けたことによ
り、ロック検出に際して車両が停止中であって安全であ
り、また、クラッチ機構が出力軸から離脱しているの
で、ステアリングホイールの不要な回転がなく、違和感
をなくし、しかも、必要に応じてロック検出を複数回行
うことができ、ロック検出システムの信頼性、安全性を
向上し得る。
よって入力軸と出力軸とに加わる操舵トルクがクラッチ
機構のクラッチ接続トルク未満である条件と車速が零で
ある条件とが満足した場合に電動パワーステアリング装
置のロック検出を開始する制御手段を設けたことによ
り、ロック検出に際して車両が停止中であって安全であ
り、また、クラッチ機構が出力軸から離脱しているの
で、ステアリングホイールの不要な回転がなく、違和感
をなくし、しかも、必要に応じてロック検出を複数回行
うことができ、ロック検出システムの信頼性、安全性を
向上し得る。
【図1】この発明の第1実施例におけるロック検出のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図2】操舵系のブロック図である。
【図3】操舵トルク−アシスト電流特性とクラッチ状態
との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
【図4】ロック検出装置のブロック図である。
【図5】回転センサの構成図である。
【図6】回転センサの時間と起電力との関係を示す図で
ある。
ある。
【図7】電動パワーステアリング装置を備えた車両の斜
視図である。
視図である。
【図8】電動パワーステアリング装置の断面図である。
【図9】図8の〓−〓線による断面図である。。
【図10】図8の〓−〓線による断面図である。
【図11】図9の矢印〓Iにおけるクラッチ機構の断状
態の拡大断面図である。
態の拡大断面図である。
【図12】クラッチ機構の接続状態の拡大断面図であ
る。
る。
【図13】電動パワーステアリング装置の電気回路図で
ある。
ある。
【図14】ステアリングホイールの中立位置におけるス
テアリングセンサの動作を説明する図である。
テアリングセンサの動作を説明する図である。
【図15】ステアリングホイールの左回転時におけるス
テアリングセンサの動作を説明する図である。
テアリングセンサの動作を説明する図である。
【図16】ステアリングホイールの右回転時におけるス
テアリングセンサの動作を説明する図である。
テアリングセンサの動作を説明する図である。
【図17】この発明の第2実施例におけるロック検出の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図18】この第2実施例におけるロック検出装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図19】従来における操舵系のブロック図である。
2 車両 8 ステアリングホイール 10 ステアリングコラム 12 ステアリングギヤ 14 ステアリング軸 20 電動パワーステアリング装置 22 電動機 24 ステアリングセンサ 26 制御手段 28 入力軸 30 出力軸 32 弾性体 72 クラッチ機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図14】
【図15】
【図4】
【図8】
【図16】
【図19】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図17】
【図18】
Claims (2)
- 【請求項1】 車両のステアリングホイールに接続され
る入力軸とステアリングギヤに接続される出力軸とを弾
性体により連結し且つ相対回転可能に設け、前記入力軸
と前記出力軸との相対回転による変位量を検知するステ
アリングセンサを設け、前記入力軸と前記出力軸との相
対回転による変位量が設定値以下であると前記出力軸に
対して離脱されるとともに前記入力軸と前記出力軸との
相対回転による変位量が設定値を越えると前記出力軸に
係合されるクラッチ機構を設け、このクラッチ機構によ
り前記出力軸への駆動力の伝達を断続される電動機を設
け、この電動機の駆動力を前記クラッチ機構を介して前
記出力軸に伝達することにより前記ステアリングホイー
ルの操作力をアシストする電動パワーステアリング装置
のロック検出装置において、前記ステアリングセンサか
らの信号によって前記入力軸と前記出力軸とに加わる操
舵トルクが前記クラッチ機構のクラッチ接続トルク未満
である条件と前記クラッチ機構が前記出力軸に対して離
脱状態である条件とを満足した場合に前記電動パワース
テアリング装置のロック検出を開始する制御手段を設け
たことを特徴とする電動パワーステアリング装置のロッ
ク検出装置。 - 【請求項2】 車両のステアリングホイールに接続され
る入力軸とステアリングギヤに接続される出力軸とを弾
性体により連結し且つ相対回転可能に設け、前記入力軸
と前記出力軸との相対回転による変位量を検知するステ
アリングセンサを設け、前記入力軸と前記出力軸との相
対回転による変位量が設定値以下であると前記出力軸に
対して離脱されるとともに前記入力軸と前記出力軸との
相対回転による変位量が設定値を越えると前記出力軸に
係合されるクラッチ機構を設け、このクラッチ機構によ
り前記出力軸への駆動力の伝達を断続される電動機を設
け、この電動機の駆動力を前記クラッチ機構を介して前
記出力軸に伝達することにより前記ステアリングホイー
ルの操作力をアシストする電動パワーステアリング装置
のロック検出装置において、前記ステアリングセンサか
らの信号によって前記入力軸と前記出力軸とに加わる操
舵トルクが前記クラッチ機構のクラッチ接続トルク未満
である条件と車速が零である条件とが満足した場合に前
記電動パワーステアリング装置のロック検出を開始する
制御手段を設けたことを特徴とする電動パワーステアリ
ング装置のロック検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8400694A JPH07267107A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 電動パワーステアリング装置のロック検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8400694A JPH07267107A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 電動パワーステアリング装置のロック検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07267107A true JPH07267107A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13818529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8400694A Pending JPH07267107A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 電動パワーステアリング装置のロック検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07267107A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000127851A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-09 | Fujitsu Ten Ltd | 車両の運転支援装置 |
| JP2009241925A (ja) * | 2009-04-17 | 2009-10-22 | Fujitsu Ten Ltd | 車両の運転支援装置 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP8400694A patent/JPH07267107A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000127851A (ja) * | 1998-10-22 | 2000-05-09 | Fujitsu Ten Ltd | 車両の運転支援装置 |
| JP2009241925A (ja) * | 2009-04-17 | 2009-10-22 | Fujitsu Ten Ltd | 車両の運転支援装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0765804B1 (en) | Bicycle with assisting power apparatus | |
| US5097918A (en) | Motor-driven power steering apparatus | |
| EP0350818B1 (en) | Power steering apparatus and rotary detector used therefor | |
| US20040173135A1 (en) | Power steering device for boat with outboard motor | |
| EP0350819A2 (en) | Steering angle middle point detecting apparatus | |
| US8185270B2 (en) | Vehicle steering device | |
| EP0331752A1 (en) | Power steering apparatus | |
| JPWO2004004992A1 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JPH0569834A (ja) | 車輌の電動補助操舵装置 | |
| JPH07267107A (ja) | 電動パワーステアリング装置のロック検出装置 | |
| JP3184856B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JP2694213B2 (ja) | 動力舵取装置 | |
| JPH07102816B2 (ja) | モータ駆動式パワーステアリング制御装置 | |
| JP2001233225A (ja) | 電動式舵取装置 | |
| JP2001233224A (ja) | 電動式舵取装置 | |
| JPH07267105A (ja) | 電動パワーステアリング装置のロック検出装置 | |
| JP2007131034A (ja) | 車両の操舵装置 | |
| JP3184855B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JP3295224B2 (ja) | 電動パワーステアリング制御装置 | |
| JPH05330446A (ja) | 後輪操舵装置 | |
| JPH07267108A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JPS6189171A (ja) | 4輪操舵車両のフエイルセ−フ装置 | |
| JP2715107B2 (ja) | 動力舵取装置 | |
| JPH0725314B2 (ja) | 舵角中点検出装置 | |
| JP3186861B2 (ja) | 電気式動力舵取装置 |