JPH0726827Y2 - 回転トランスの端子構造 - Google Patents
回転トランスの端子構造Info
- Publication number
- JPH0726827Y2 JPH0726827Y2 JP1987197611U JP19761187U JPH0726827Y2 JP H0726827 Y2 JPH0726827 Y2 JP H0726827Y2 JP 1987197611 U JP1987197611 U JP 1987197611U JP 19761187 U JP19761187 U JP 19761187U JP H0726827 Y2 JPH0726827 Y2 JP H0726827Y2
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- forming
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、VTRの回転ヘッド装置などに適用される回
転トランスに関し、特に、ロータコア側のトランス巻線
の外部接続用の端子構造に関する。
転トランスに関し、特に、ロータコア側のトランス巻線
の外部接続用の端子構造に関する。
《従来の技術》 典型的な回転トランスでは、ドーナツ円盤型のロータコ
アとステータコアとが同軸上に微少間隔をおいて配置さ
れ、ロータコアおよびステータコアのそれぞれの対向面
(これを正面とする)に同心円状に布線されているトラ
ンス巻線間で信号の伝送を行う。VTRの回転ヘッド装置
の場合、ステータコア側の巻線は固定シリンダ側に配線
され、ロータコア側の巻線は回転シリンダ内の磁気ヘッ
ドに接続される。
アとステータコアとが同軸上に微少間隔をおいて配置さ
れ、ロータコアおよびステータコアのそれぞれの対向面
(これを正面とする)に同心円状に布線されているトラ
ンス巻線間で信号の伝送を行う。VTRの回転ヘッド装置
の場合、ステータコア側の巻線は固定シリンダ側に配線
され、ロータコア側の巻線は回転シリンダ内の磁気ヘッ
ドに接続される。
従来の回転トランスでは、ロータコア側の端子構造は次
のようになっていた。ロータコアの正面側の同心円上の
溝内にトランス巻線が埋めこまれるような形で布線され
る。この面と反対のロータコア背面側にプリント配線板
からなる中継基板を予め接着しておく。そして、正面側
に布線したトランス巻線の両端部分を背面側に引きのば
して、中継基板の所定部位にはんだ付けして接続する。
のようになっていた。ロータコアの正面側の同心円上の
溝内にトランス巻線が埋めこまれるような形で布線され
る。この面と反対のロータコア背面側にプリント配線板
からなる中継基板を予め接着しておく。そして、正面側
に布線したトランス巻線の両端部分を背面側に引きのば
して、中継基板の所定部位にはんだ付けして接続する。
また、プラスチック製のベースに複数本のリードピンを
植設してなる端子台を別部品として用意しておく。上記
の中継基板が接着されているロータコアの背面側にこの
端子台を位置決めして当てがうと、リードピンの基部の
舌片が中継基板上に設けてある接着用ランドに当接す
る。そこで、端子台をロータコアに正しく位置決めして
接着するとともに、リードピンの舌片を中継基板の接着
用ランド部にはんだ付けする。
植設してなる端子台を別部品として用意しておく。上記
の中継基板が接着されているロータコアの背面側にこの
端子台を位置決めして当てがうと、リードピンの基部の
舌片が中継基板上に設けてある接着用ランドに当接す
る。そこで、端子台をロータコアに正しく位置決めして
接着するとともに、リードピンの舌片を中継基板の接着
用ランド部にはんだ付けする。
以上のような構造と工程により、ロータコアの背面側に
リードピンが突出していて、そのリードピンとトランス
巻線とが中継基板を介して接続された組立部品が完成す
る。
リードピンが突出していて、そのリードピンとトランス
巻線とが中継基板を介して接続された組立部品が完成す
る。
上述のように従来の端子構造では、ロータコアに対して
中継基板と端子台を付加してトランス巻線の端子処理を
行っており、部品点数が多くて構造が複雑になるととも
に、これらの組立工程も非常に工数が多くて煩雑になっ
ていた。従って製品のコストを下げることが困難であ
り、小型化の面でも支障がある。
中継基板と端子台を付加してトランス巻線の端子処理を
行っており、部品点数が多くて構造が複雑になるととも
に、これらの組立工程も非常に工数が多くて煩雑になっ
ていた。従って製品のコストを下げることが困難であ
り、小型化の面でも支障がある。
一方、部品点数を少なくし組立工程を簡略化したものと
して特開昭59−127813号公報に示された方法が公知とな
っている。この公知の方法ではロータリコアの巻線溝の
端部に貫通孔を設けておき、この巻線溝に予め被覆を剥
した銅線などの導体を布線した後に上記貫通孔に端子と
しての導体ピンを挿入し折り曲げ、巻線溝に導体ペース
トを流し込んで乾燥させることによって導体ピンと巻線
とを接続している。
して特開昭59−127813号公報に示された方法が公知とな
っている。この公知の方法ではロータリコアの巻線溝の
端部に貫通孔を設けておき、この巻線溝に予め被覆を剥
した銅線などの導体を布線した後に上記貫通孔に端子と
しての導体ピンを挿入し折り曲げ、巻線溝に導体ペース
トを流し込んで乾燥させることによって導体ピンと巻線
とを接続している。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながらこの公知の方法では、導体ピンを貫通孔に
挿通するときにその部分に巻線があるため導体ピンの挿
通が困難であるだけでなく、導体ピンの挿通時に巻線を
損傷してしまうと言った問題がある。また、この公知の
方法は巻線溝が1ターン分の回転トランスの場合には適
用できるが、巻線溝が同心状に2ターン分ある回転トラ
ンスの場合には端子は4箇所必要となり、これらの端子
となる導体ピンの位置が溝の間隔によって規制されてし
まうため基板等に組立てる時に不都合が生じる。
挿通するときにその部分に巻線があるため導体ピンの挿
通が困難であるだけでなく、導体ピンの挿通時に巻線を
損傷してしまうと言った問題がある。また、この公知の
方法は巻線溝が1ターン分の回転トランスの場合には適
用できるが、巻線溝が同心状に2ターン分ある回転トラ
ンスの場合には端子は4箇所必要となり、これらの端子
となる導体ピンの位置が溝の間隔によって規制されてし
まうため基板等に組立てる時に不都合が生じる。
この考案は上述した従来の問題点に鑑みなされたもの
で、その目的は、ロータコアの面に大小2つの同心状の
溝が形成され各溝内にトランス巻線が施されてなる回転
トランスにおいて、ロータコアのリードピンの所定間隔
を維持した取付を容易かつ確実なものとするとともにト
ランス巻線の外部引き出し処理を極めて簡単な構造でま
とめることができるようにした端子構造を提供すること
にある。
で、その目的は、ロータコアの面に大小2つの同心状の
溝が形成され各溝内にトランス巻線が施されてなる回転
トランスにおいて、ロータコアのリードピンの所定間隔
を維持した取付を容易かつ確実なものとするとともにト
ランス巻線の外部引き出し処理を極めて簡単な構造でま
とめることができるようにした端子構造を提供すること
にある。
《問題点を解決するための手段》 そこでこの考案では、ステータコアと対向するロータコ
アの正面側に大小2つの同心状の溝を形成するとともに
各溝内にトランス巻線を布線してなる回転トランスにお
いて、ロータコアの直径方向に相対向する外周端部に切
り欠き凹部を形成し、切り欠き凹部の奥面中央部には径
方向に一部突出する凸部を形成することによって凹部の
両側に部分角穴を形成し、部分角穴の夫々にはロータコ
アの背面側に突出するリードピンの基部を位置させて部
分角穴と凸部を覆う接着剤によって固定し、各トランス
巻き線の両端のリード線をロータコアの外周から背面側
に引き出しリードピンに巻き付けるとともにはんだ付け
してなるのである。
アの正面側に大小2つの同心状の溝を形成するとともに
各溝内にトランス巻線を布線してなる回転トランスにお
いて、ロータコアの直径方向に相対向する外周端部に切
り欠き凹部を形成し、切り欠き凹部の奥面中央部には径
方向に一部突出する凸部を形成することによって凹部の
両側に部分角穴を形成し、部分角穴の夫々にはロータコ
アの背面側に突出するリードピンの基部を位置させて部
分角穴と凸部を覆う接着剤によって固定し、各トランス
巻き線の両端のリード線をロータコアの外周から背面側
に引き出しリードピンに巻き付けるとともにはんだ付け
してなるのである。
《作用》 リードピンはロータコアに接着剤で直接的に固定される
とともに凹部の両側の部分角穴に位置決めされて取り付
けられ、近接するリードピン間のピッチが所定の寸法に
保証される。また上記巻線はロータコアの外周から容易
に背面側に引き出だされ、その端部はこのリードピンに
強固に接続される。
とともに凹部の両側の部分角穴に位置決めされて取り付
けられ、近接するリードピン間のピッチが所定の寸法に
保証される。また上記巻線はロータコアの外周から容易
に背面側に引き出だされ、その端部はこのリードピンに
強固に接続される。
《実施例》 第1図〜第4図は本考案の一実施例による回転トランス
におけるロータコアの端子構造を示している。1はフェ
ライト製のロータコアで、中心に大きな穴2を有する薄
いドーナツ円盤型に形成されている。ロータコア1の正
面(ステータコアと対向する面)側には、第2図に示す
ように、大小2つの同心円状の溝3,3が形成されてお
り、各溝3にトランス巻線4が埋めこまれるような状態
で布線されている。またロータコア1の正面側におい
て、同一直径ライン上に引き出し配線溝5が形成されて
おり、この配線溝5は内側の円形溝3からロータコア1
の外周縁部まで達している。トランス巻線4のリード線
8がこの配線溝5を通ってロータコア1の外周側に引き
出される。
におけるロータコアの端子構造を示している。1はフェ
ライト製のロータコアで、中心に大きな穴2を有する薄
いドーナツ円盤型に形成されている。ロータコア1の正
面(ステータコアと対向する面)側には、第2図に示す
ように、大小2つの同心円状の溝3,3が形成されてお
り、各溝3にトランス巻線4が埋めこまれるような状態
で布線されている。またロータコア1の正面側におい
て、同一直径ライン上に引き出し配線溝5が形成されて
おり、この配線溝5は内側の円形溝3からロータコア1
の外周縁部まで達している。トランス巻線4のリード線
8がこの配線溝5を通ってロータコア1の外周側に引き
出される。
引き出し配線溝5が形成されている位置のロータコア1
の外周部分には(2ヶ所)、リードピン7を取付けるた
めの切り欠き凹部6が形成されている。第4図に詳細を
示すように、リードピン7は断面が正方形の細い角棒で
あり、1ヶ所のピン保持用切り欠き凹部6の奥面の中央
部には径方向に一部突出する凸部が形成され、2本のリ
ードピン7をある程度離して平行に保持できるように2
つの部分角穴が形成されている。この角穴部分にリード
ピン7の基部を嵌め込み、両角穴部分から前記凸部を覆
ってこれを跨ぐように接着剤9を塗布して固定する。接
着剤9としては熱硬化性樹脂を用いる。
の外周部分には(2ヶ所)、リードピン7を取付けるた
めの切り欠き凹部6が形成されている。第4図に詳細を
示すように、リードピン7は断面が正方形の細い角棒で
あり、1ヶ所のピン保持用切り欠き凹部6の奥面の中央
部には径方向に一部突出する凸部が形成され、2本のリ
ードピン7をある程度離して平行に保持できるように2
つの部分角穴が形成されている。この角穴部分にリード
ピン7の基部を嵌め込み、両角穴部分から前記凸部を覆
ってこれを跨ぐように接着剤9を塗布して固定する。接
着剤9としては熱硬化性樹脂を用いる。
トランス巻線4の両端のリード線8を円形溝3から配線
溝5を通してロータコアの外周側に引き出し、さらにそ
れを背面側に引き回してリードピン7の根本部分に何回
か巻き付ける。そして、その部分をはんだ付けして確実
に接続する。
溝5を通してロータコアの外周側に引き出し、さらにそ
れを背面側に引き回してリードピン7の根本部分に何回
か巻き付ける。そして、その部分をはんだ付けして確実
に接続する。
以上の構成と工程とにより、ロータコア1の背面側に4
本のリードピンが突出し、ロータコア1の正面側に布線
したトランス巻線4の両端リード線8がリードピン7に
接続された組立品が完成する。
本のリードピンが突出し、ロータコア1の正面側に布線
したトランス巻線4の両端リード線8がリードピン7に
接続された組立品が完成する。
《考案の効果》 以上詳細に説明したように、この考案に係る回転トラン
スの端子構造では、ロータコアにリードピンが直接的に
接着剤で固定され、トランス巻線のリード線が直接的に
リードピンに接続される構造であるので、従来の構造に
おける中間基板や端子台(プラスチック製ベースにリー
ドピンを植設したもの)といった部品をまったく必要と
せず、部品コストが大幅に少なくなるだけでなく、組立
工程が極めて単純で簡単なものとなり、生産性が大幅に
向上する。
スの端子構造では、ロータコアにリードピンが直接的に
接着剤で固定され、トランス巻線のリード線が直接的に
リードピンに接続される構造であるので、従来の構造に
おける中間基板や端子台(プラスチック製ベースにリー
ドピンを植設したもの)といった部品をまったく必要と
せず、部品コストが大幅に少なくなるだけでなく、組立
工程が極めて単純で簡単なものとなり、生産性が大幅に
向上する。
また、リードピンは切り欠き凹部の両側の部分角穴に位
置決めされて取り付けられるので近接するリードピン間
のピッチが所定の寸法に保証される。また、切り欠き凹
部の両側の部分角穴を仕切る凸部は切り欠き凹部内にあ
ってリードピンを接着する際にこの接着剤によって覆わ
れるため、この部分が組み立て中に折損したり亀裂が入
ると言ったような心配がない。
置決めされて取り付けられるので近接するリードピン間
のピッチが所定の寸法に保証される。また、切り欠き凹
部の両側の部分角穴を仕切る凸部は切り欠き凹部内にあ
ってリードピンを接着する際にこの接着剤によって覆わ
れるため、この部分が組み立て中に折損したり亀裂が入
ると言ったような心配がない。
第1図は一実施例によるロータコア側組立部品の断面
図、第2図および第3図は同上組立部品の正面図と背面
図、第4図は同上部品の要部拡大図である。 1……ロータコア 3……円形溝 4……トランス巻線 5……引き出し配線溝 6……ピン保持用の切り欠き凹部 7……リードピン 8……トランス巻線4の両端リード線 9……接着剤
図、第2図および第3図は同上組立部品の正面図と背面
図、第4図は同上部品の要部拡大図である。 1……ロータコア 3……円形溝 4……トランス巻線 5……引き出し配線溝 6……ピン保持用の切り欠き凹部 7……リードピン 8……トランス巻線4の両端リード線 9……接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 雅和 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)考案者 藤井 厚雄 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−127813(JP,A) 実公 昭42−4266(JP,Y1)
Claims (1)
- 【請求項1】ステータコアと対向するロータコアの正面
側に大小2つの同心状の溝を形成するとともに各溝内に
トランス巻線を布線してなる回転トランスにおいて、該
ロータコアの直径方向に相対向する外周端部に切り欠き
凹部を形成し、該切り欠き凹部の奥面中央部には径方向
に一部突出する凸部を形成することによって該凹部の両
側に部分角穴を形成し、該部分角穴の夫々には該ロータ
コアの背面側に突出するリードピンの基部を位置させて
該部分角穴と該凸部を覆う接着剤によって固定し、該各
トランス巻き線の両端のリード線を該ロータコアの外周
から背面側に引き出し該リードピンに巻き付けるととも
にはんだ付けしてなることを特徴とする回転トランスの
端子構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987197611U JPH0726827Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 回転トランスの端子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987197611U JPH0726827Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 回転トランスの端子構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01104010U JPH01104010U (ja) | 1989-07-13 |
| JPH0726827Y2 true JPH0726827Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31488156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987197611U Expired - Lifetime JPH0726827Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 回転トランスの端子構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726827Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54133363U (ja) * | 1978-03-09 | 1979-09-14 | ||
| JPS59127813A (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-23 | Nippon Ferrite Ltd | ロ−タリ−トランスの製造方法 |
| JPS59123312U (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-20 | 太陽誘電株式会社 | インダクタンス素子 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987197611U patent/JPH0726827Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01104010U (ja) | 1989-07-13 |
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