JPH07268582A - 溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装置及び軸受け摩耗防止方法 - Google Patents
溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装置及び軸受け摩耗防止方法Info
- Publication number
- JPH07268582A JPH07268582A JP6255294A JP6255294A JPH07268582A JP H07268582 A JPH07268582 A JP H07268582A JP 6255294 A JP6255294 A JP 6255294A JP 6255294 A JP6255294 A JP 6255294A JP H07268582 A JPH07268582 A JP H07268582A
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- JP
- Japan
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- plating bath
- bath
- molten metal
- roll
- auxiliary
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- Pending
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸と軸受けとの直接接触による摩耗を防止
し、軸受けの長寿命化を図る。 【構成】 めっき槽3の両側に溶融金属めっき浴1中に
浸漬状態で配置されるロール4,5の軸部12を支持す
る滑り軸受け13を収容する補助浴槽11を設ける。ま
たさらに、ロール4,5をめっき浴1から引き上げ可能
なように、めっき槽3と補助浴槽11との境界壁面11
aにおいてロール軸部12を継ぎ手16によって接続し
たり、またはめっき槽3と補助浴槽11との境界壁面1
1aにおけるロール4,5の軸部12より上部にスリッ
ト11bを設けるとともに、めっき浴1中へのロール
4,5の配置時、前記スリット11bを塞ぐシール板1
7を設ける。
し、軸受けの長寿命化を図る。 【構成】 めっき槽3の両側に溶融金属めっき浴1中に
浸漬状態で配置されるロール4,5の軸部12を支持す
る滑り軸受け13を収容する補助浴槽11を設ける。ま
たさらに、ロール4,5をめっき浴1から引き上げ可能
なように、めっき槽3と補助浴槽11との境界壁面11
aにおいてロール軸部12を継ぎ手16によって接続し
たり、またはめっき槽3と補助浴槽11との境界壁面1
1aにおけるロール4,5の軸部12より上部にスリッ
ト11bを設けるとともに、めっき浴1中へのロール
4,5の配置時、前記スリット11bを塞ぐシール板1
7を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属めっき浴中に
浸漬した状態で使用するロールの軸受け装置及び軸受け
の摩耗防止方法に関するものである。
浸漬した状態で使用するロールの軸受け装置及び軸受け
の摩耗防止方法に関するものである。
【0002】鋼帯の表面に他の金属のめっき層を形成す
る場合、電気化学的処理によるめっきの他、図6に示す
ような、めっきしようとする金属を溶融させためっき浴
1中に鋼帯2を浸漬する、いわゆる溶融金属めっき処理
が広く実施されている。このような溶融金属めっきにあ
っては、連続炉8からスナウト9を経てめっき槽3に導
かれた鋼帯2はシンクロール4で方向転換し、サポート
ロール5を経てめっき槽3から出てゆく。
る場合、電気化学的処理によるめっきの他、図6に示す
ような、めっきしようとする金属を溶融させためっき浴
1中に鋼帯2を浸漬する、いわゆる溶融金属めっき処理
が広く実施されている。このような溶融金属めっきにあ
っては、連続炉8からスナウト9を経てめっき槽3に導
かれた鋼帯2はシンクロール4で方向転換し、サポート
ロール5を経てめっき槽3から出てゆく。
【0003】ところで、高温のめっき浴1中で鋼帯2を
案内する前記シンクロール4やサポートロール5は、図
7に示すように、それぞれ支持アーム6の先端部に設置
された転がり軸受け7や滑り軸受けによって回転自在に
支持されているが、このような高温のめっき浴1中で使
用する軸受けとしては、耐熱性,耐摩耗性等が要求され
るので、セラミックス製とした転がり軸受けが提案され
ている(実開昭61−90852号公報)。
案内する前記シンクロール4やサポートロール5は、図
7に示すように、それぞれ支持アーム6の先端部に設置
された転がり軸受け7や滑り軸受けによって回転自在に
支持されているが、このような高温のめっき浴1中で使
用する軸受けとしては、耐熱性,耐摩耗性等が要求され
るので、セラミックス製とした転がり軸受けが提案され
ている(実開昭61−90852号公報)。
【0004】一方、滑り軸受けは従来から耐熱鋼で製作
したものを使用しているが、450〜500℃の高温下
で溶融している金属浴中に常時浸漬されているので損傷
が激しい。特に軸受けの摩耗量が大きくなると、ロール
が回転不良を起こしてロールを通る鋼帯がばたつき、溶
融金属の付着量が不均一になる。このため、軸受けを短
期間で交換することを余儀なくされ、ライン停止による
生産量の低下や補修費が高くなる等の問題があった。
したものを使用しているが、450〜500℃の高温下
で溶融している金属浴中に常時浸漬されているので損傷
が激しい。特に軸受けの摩耗量が大きくなると、ロール
が回転不良を起こしてロールを通る鋼帯がばたつき、溶
融金属の付着量が不均一になる。このため、軸受けを短
期間で交換することを余儀なくされ、ライン停止による
生産量の低下や補修費が高くなる等の問題があった。
【0005】そこで、滑り軸受けの摩耗を防止するべ
く、図8に示すように、溶融めっき浴1中に配置される
例えばシンクロール4を支持する軸受け10をめっき槽
3の外に設置し、めっき槽の壁面に介設された開口とシ
ンクロール4の軸部との間からのめっき液の洩れを防止
すべくリニアモータとねじ式シール装置を備えたものが
特開平4−346641号公報で提案されている。
く、図8に示すように、溶融めっき浴1中に配置される
例えばシンクロール4を支持する軸受け10をめっき槽
3の外に設置し、めっき槽の壁面に介設された開口とシ
ンクロール4の軸部との間からのめっき液の洩れを防止
すべくリニアモータとねじ式シール装置を備えたものが
特開平4−346641号公報で提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−346641号公報で提案されているものでは、前
記開口からのめっき液の洩れを完全に防止できない。
4−346641号公報で提案されているものでは、前
記開口からのめっき液の洩れを完全に防止できない。
【0007】本発明は、軸受け摺動部における潤滑剤と
して溶融金属めっき浴と同成分で粘性の大きな溶融金属
めっき液を使用することで、上記したような従来の問題
点を解決できる溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装置
及び軸受け摩耗防止方法を提供することを目的としてい
る。
して溶融金属めっき浴と同成分で粘性の大きな溶融金属
めっき液を使用することで、上記したような従来の問題
点を解決できる溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装置
及び軸受け摩耗防止方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装
置は、めっき槽の両側に、溶融金属めっき浴中に浸漬状
態で配置されるロールの軸部を支持する滑り軸受けを収
容する補助浴槽を設けているのであり、またさらに、前
記ロールをめっき浴から引き上げ可能なように、めっき
槽と補助浴槽との境界部においてロール軸部を継ぎ手に
よって接続し、またはめっき槽と補助浴槽との境界壁面
におけるロール軸部より上部にスリットを設けるととも
に、めっき浴中へのロールの配置時前記スリットを塞ぐ
シール板を設けているのである。
ために、本発明の溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装
置は、めっき槽の両側に、溶融金属めっき浴中に浸漬状
態で配置されるロールの軸部を支持する滑り軸受けを収
容する補助浴槽を設けているのであり、またさらに、前
記ロールをめっき浴から引き上げ可能なように、めっき
槽と補助浴槽との境界部においてロール軸部を継ぎ手に
よって接続し、またはめっき槽と補助浴槽との境界壁面
におけるロール軸部より上部にスリットを設けるととも
に、めっき浴中へのロールの配置時前記スリットを塞ぐ
シール板を設けているのである。
【0009】また、本発明の溶融金属めっき浴中ロール
の軸受け摩耗防止方法は、溶融金属めっき浴中に浸漬状
態で配置されるロールを支持する滑り軸受けを収容すべ
くめっき槽の両側に設置した補助浴槽内の溶融金属温度
を、めっき槽内のめっき浴温度より10℃以上低くした
り、また、ロール軸部におけるめっき槽内のめっき浴と
補助浴槽内の溶融金属浴との圧力が略同一となるように
補助浴槽内の溶融金属浴に圧力を作用させたりするので
ある。
の軸受け摩耗防止方法は、溶融金属めっき浴中に浸漬状
態で配置されるロールを支持する滑り軸受けを収容すべ
くめっき槽の両側に設置した補助浴槽内の溶融金属温度
を、めっき槽内のめっき浴温度より10℃以上低くした
り、また、ロール軸部におけるめっき槽内のめっき浴と
補助浴槽内の溶融金属浴との圧力が略同一となるように
補助浴槽内の溶融金属浴に圧力を作用させたりするので
ある。
【0010】
【作用】溶融金属(亜鉛)めっき浴中に浸漬状態で配置
される軸受けは、450〜500℃の高温下で溶融した
めっき浴中に常時浸漬されるので、軸受けの損傷が激し
く、なかでも軸受け摺動部の摩耗は特に大きい。これ
は、粘度3.0cP程度の低い粘性の溶融金属が軸受け
の潤滑剤となっているので、ロールの軸部と軸受けとが
常時接触していることが大きな原因である。
される軸受けは、450〜500℃の高温下で溶融した
めっき浴中に常時浸漬されるので、軸受けの損傷が激し
く、なかでも軸受け摺動部の摩耗は特に大きい。これ
は、粘度3.0cP程度の低い粘性の溶融金属が軸受け
の潤滑剤となっているので、ロールの軸部と軸受けとが
常時接触していることが大きな原因である。
【0011】従って、軸受け摺動部で潤滑剤として働く
溶融金属の粘度を大きくすれば、軸受けの負荷容量が大
きくなるので潤滑剤で軸部を支持することができる。潤
滑剤で支持できれば軸と軸受けは非接触となるので、軸
受けの摩耗を防止できることになる。溶融金属の潤滑剤
の粘度を大きくするためには、溶融金属の温度を低くす
ればよいが、溶融金属めっき浴の温度は鋼帯のめっき条
件から決められた温度に保持する必要があるので、軸受
け摺動部の溶融金属温度のみを周囲より低くしなければ
ならない。
溶融金属の粘度を大きくすれば、軸受けの負荷容量が大
きくなるので潤滑剤で軸部を支持することができる。潤
滑剤で支持できれば軸と軸受けは非接触となるので、軸
受けの摩耗を防止できることになる。溶融金属の潤滑剤
の粘度を大きくするためには、溶融金属の温度を低くす
ればよいが、溶融金属めっき浴の温度は鋼帯のめっき条
件から決められた温度に保持する必要があるので、軸受
け摺動部の溶融金属温度のみを周囲より低くしなければ
ならない。
【0012】本発明では、めっき槽の両側に、溶融金属
めっき浴中に浸漬状態で配置されるロールの軸部を支持
する滑り軸受けを収容する補助浴槽を設け、この補助浴
槽にめっき槽内のめっき浴より低温度の溶融金属を入れ
るので、軸受け摺動部の溶融金属温度を低くできる。
めっき浴中に浸漬状態で配置されるロールの軸部を支持
する滑り軸受けを収容する補助浴槽を設け、この補助浴
槽にめっき槽内のめっき浴より低温度の溶融金属を入れ
るので、軸受け摺動部の溶融金属温度を低くできる。
【0013】また本発明では、めっき槽と補助浴槽との
境界部においてロール軸部を継ぎ手によって接続した
り、またはめっき槽と補助浴槽との境界壁面におけるロ
ール軸部より上部にスリットを設けるとともに、めっき
浴中へのロールの配置時前記スリットを塞ぐシール板を
設けているので、ロールをめっき浴から引き上げること
ができる。
境界部においてロール軸部を継ぎ手によって接続した
り、またはめっき槽と補助浴槽との境界壁面におけるロ
ール軸部より上部にスリットを設けるとともに、めっき
浴中へのロールの配置時前記スリットを塞ぐシール板を
設けているので、ロールをめっき浴から引き上げること
ができる。
【0014】本発明において、補助浴槽内の溶融金属温
度を、めっき槽内のめっき浴温度より10℃以上低温と
したのは、10℃未満ではロールの軸部を支持する軸受
けの摩耗防止効果が小さいからである。
度を、めっき槽内のめっき浴温度より10℃以上低温と
したのは、10℃未満ではロールの軸部を支持する軸受
けの摩耗防止効果が小さいからである。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図1〜図5に示す実施例に基
づいて説明する。図1は本発明の1実施例の説明図、図
2は本発明の他の実施例の説明図、図3は図2のB−B
断面図、図4は本発明の他の実施例の説明図、図5は本
発明装置の効果を確認するために図1に示す装置を使用
して実験した場合の結果を示す図である。
づいて説明する。図1は本発明の1実施例の説明図、図
2は本発明の他の実施例の説明図、図3は図2のB−B
断面図、図4は本発明の他の実施例の説明図、図5は本
発明装置の効果を確認するために図1に示す装置を使用
して実験した場合の結果を示す図である。
【0016】図1において、11はめっき槽3の両側に
設けた補助浴槽であり、めっき浴1中に浸漬状態で配置
されたロール(例えばシンクロール4やサポートロール
5)の軸部12は、これらめっき槽3と補助浴槽11と
の境界壁面11aを貫通して補助浴槽11内に貫入して
いる。従って、この軸部12を支持する滑り軸受け13
も支持アーム6によって補助浴槽11内に位置せしめら
れている。
設けた補助浴槽であり、めっき浴1中に浸漬状態で配置
されたロール(例えばシンクロール4やサポートロール
5)の軸部12は、これらめっき槽3と補助浴槽11と
の境界壁面11aを貫通して補助浴槽11内に貫入して
いる。従って、この軸部12を支持する滑り軸受け13
も支持アーム6によって補助浴槽11内に位置せしめら
れている。
【0017】補助浴槽11内には、前記めっき浴1と同
成分で、かつ低温なためめっき浴1よりも粘度が大き
く、しかも例えば溶融亜鉛にAlを約0.15重量%含ん
だ溶融金属14が入っている。
成分で、かつ低温なためめっき浴1よりも粘度が大き
く、しかも例えば溶融亜鉛にAlを約0.15重量%含ん
だ溶融金属14が入っている。
【0018】ところで、前記境界壁面11aの軸部12
が貫通する孔部にはめっき槽3内のめっき液と補助浴槽
11内の溶融金属14が混ざらないようにシール装置1
5が設けられているが、めっき浴1の高さHと補助浴槽
11内の溶融金属の高さh1,h2 の高さを調整して前
記孔部における圧力P,p1 ,p2 が等しくなるように
すれば、仮にシール装置15に漏れが生じてもめっき槽
3内のめっき液と補助浴槽11内の溶融金属14が混ざ
りにくくなる。
が貫通する孔部にはめっき槽3内のめっき液と補助浴槽
11内の溶融金属14が混ざらないようにシール装置1
5が設けられているが、めっき浴1の高さHと補助浴槽
11内の溶融金属の高さh1,h2 の高さを調整して前
記孔部における圧力P,p1 ,p2 が等しくなるように
すれば、仮にシール装置15に漏れが生じてもめっき槽
3内のめっき液と補助浴槽11内の溶融金属14が混ざ
りにくくなる。
【0019】また、図1に示す実施例では、めっき槽3
と補助浴槽11との境界部においてロールの軸部12を
継ぎ手16によって接続したものを示している。これ
は、ロールをめっき浴1から引き上げる必要があるため
である。この際、図2・3に示すように、前記境界壁面
11aにおけるロールの軸部12より上部にスリット1
1bを設ければ、前記継ぎ手16がなくてもめっき浴1
から引き上げることができる。但し、この図2・3に示
す実施例の場合には、めっき浴1中へのロールの配置時
スリット11bを塞ぐシール板17を設ける必要があ
る。
と補助浴槽11との境界部においてロールの軸部12を
継ぎ手16によって接続したものを示している。これ
は、ロールをめっき浴1から引き上げる必要があるため
である。この際、図2・3に示すように、前記境界壁面
11aにおけるロールの軸部12より上部にスリット1
1bを設ければ、前記継ぎ手16がなくてもめっき浴1
から引き上げることができる。但し、この図2・3に示
す実施例の場合には、めっき浴1中へのロールの配置時
スリット11bを塞ぐシール板17を設ける必要があ
る。
【0020】本発明の溶融金属めっき浴中ロールの軸受
け装置は以上説明したような構成であり、この装置を用
いて補助浴槽11内の溶融金属14の温度をめっき浴1
の温度より10℃以上低温となすのが請求項3に対応す
る本発明の溶融金属めっき浴中ロールの軸受け摩耗防止
方法である。
け装置は以上説明したような構成であり、この装置を用
いて補助浴槽11内の溶融金属14の温度をめっき浴1
の温度より10℃以上低温となすのが請求項3に対応す
る本発明の溶融金属めっき浴中ロールの軸受け摩耗防止
方法である。
【0021】このような請求項1〜3の本発明の効果を
確認するために、厚み0.3〜2.3mm,幅600〜
1450mmの鋼帯2を最高ライン速度180m/分で
連続的に溶融亜鉛めっき処理を行った。この時、補助浴
槽11内の溶融金属14の温度をめっき浴1と同じ46
0℃とした場合と、めっき浴1の温度より38℃低い4
22℃とした場合について実験を行った。
確認するために、厚み0.3〜2.3mm,幅600〜
1450mmの鋼帯2を最高ライン速度180m/分で
連続的に溶融亜鉛めっき処理を行った。この時、補助浴
槽11内の溶融金属14の温度をめっき浴1と同じ46
0℃とした場合と、めっき浴1の温度より38℃低い4
22℃とした場合について実験を行った。
【0022】15日間めっき処理した後、滑り軸受け1
3の摩耗量を調査したところ、図5に示すように、補助
浴槽11の溶融金属14の温度を422℃とした場合
は、460℃とした場合の約1/10の摩耗量であっ
た。
3の摩耗量を調査したところ、図5に示すように、補助
浴槽11の溶融金属14の温度を422℃とした場合
は、460℃とした場合の約1/10の摩耗量であっ
た。
【0023】図4に示す装置は、補助浴槽11の大きさ
を滑り軸受け13が浸漬できる程度の大きさとなしたも
のである。この場合には、めっき浴1の高さHと補助浴
槽11内の溶融金属の高さh1 ,h2 の高さを調整して
前記孔部における圧力P,p 1 ,p2 が等しくなるよう
にできないので、例えば圧力ポンプ18を設置して孔部
における補助浴槽11内の溶融金属14の圧力p1 ,p
2 とめっき浴1の圧力Pが等しくなるように調整する
と、めっき槽3内のめっき液と補助浴槽11内の溶融金
属14が混ざりにくくなる。
を滑り軸受け13が浸漬できる程度の大きさとなしたも
のである。この場合には、めっき浴1の高さHと補助浴
槽11内の溶融金属の高さh1 ,h2 の高さを調整して
前記孔部における圧力P,p 1 ,p2 が等しくなるよう
にできないので、例えば圧力ポンプ18を設置して孔部
における補助浴槽11内の溶融金属14の圧力p1 ,p
2 とめっき浴1の圧力Pが等しくなるように調整する
と、めっき槽3内のめっき液と補助浴槽11内の溶融金
属14が混ざりにくくなる。
【0024】なお、本実施例では説明を省略したが、補
助浴槽11内の滑り軸受け13部近傍における溶融金属
14の温度を測定し、この溶融金属14の温度を最適温
度に維持するよう、加熱器等を設置して溶融金属14の
温度を制御することも可能であることは言うまでもな
い。
助浴槽11内の滑り軸受け13部近傍における溶融金属
14の温度を測定し、この溶融金属14の温度を最適温
度に維持するよう、加熱器等を設置して溶融金属14の
温度を制御することも可能であることは言うまでもな
い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではめっき
浴より低温度の溶融金属によって軸を保持できるので軸
と軸受けとの直接接触による摩耗を防止でき、軸受けの
長寿命化が図れる。
浴より低温度の溶融金属によって軸を保持できるので軸
と軸受けとの直接接触による摩耗を防止でき、軸受けの
長寿命化が図れる。
【図1】本発明の1実施例の説明図である。
【図2】本発明の他の実施例の説明図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】本発明の他の実施例の説明図である。
【図5】本発明装置の効果を確認するために図1に示す
装置を使用して実験した場合の結果を示す図である
装置を使用して実験した場合の結果を示す図である
【図6】従来の溶融金属めっき浴中設備の概略説明図で
ある。
ある。
【図7】図6のA−A断面図である。
【図8】従来のめっき浴中ロールにおける軸受け装置の
説明図である。
説明図である。
1 めっき浴 3 めっき槽 4 シンクロール 5 サポートロール 11 補助浴槽 11a 境界壁面 11b スリット 12 軸部 13 滑り軸受け 14 溶融金属 16 継ぎ手 17 シール板 18 圧力ポンプ
Claims (4)
- 【請求項1】 溶融金属めっき浴中に浸漬状態で配置さ
れるロールの軸受け装置において、めっき槽の両側に前
記ロールの軸部を支持する滑り軸受けを収容する補助浴
槽を設けたことを特徴とする溶融金属めっき浴中ロール
の軸受け装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の溶融金属めっき浴中ロー
ルの軸受け装置において、前記ロールをめっき浴から引
き上げ可能なように、めっき槽と補助浴槽との境界部に
おいてロール軸部を継ぎ手によって接続し、またはめっ
き槽と補助浴槽との境界壁面におけるロール軸部より上
部にスリットを設けるとともに、めっき浴中へのロール
の配置時前記スリットを塞ぐシール板を設けたことを特
徴とする溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装置。 - 【請求項3】 溶融金属めっき浴中に浸漬状態で配置さ
れるロール軸受けの摩耗を防止する方法において、前記
ロールを支持する滑り軸受けを収容すべくめっき槽の両
側に設置した補助浴槽内の溶融金属温度を、めっき槽内
のめっき浴温度より10℃以上低くすることを特徴とす
る溶融金属めっき浴中ロールの軸受け摩耗防止方法。 - 【請求項4】 ロール軸部におけるめっき槽内のめっき
浴と補助浴槽内の溶融金属浴との圧力が略同一となるよ
うに補助浴槽内の溶融金属浴に圧力を作用させることを
特徴とする請求項3記載の溶融金属めっき浴中ロールの
軸受け摩耗防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255294A JPH07268582A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装置及び軸受け摩耗防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6255294A JPH07268582A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装置及び軸受け摩耗防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07268582A true JPH07268582A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13203541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6255294A Pending JPH07268582A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 溶融金属めっき浴中ロールの軸受け装置及び軸受け摩耗防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07268582A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113578596A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-11-02 | 安徽路安汽车零部件有限公司 | 一种汽车轴承生产装配用涂油装置 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6255294A patent/JPH07268582A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113578596A (zh) * | 2021-08-02 | 2021-11-02 | 安徽路安汽车零部件有限公司 | 一种汽车轴承生产装配用涂油装置 |
| CN113578596B (zh) * | 2021-08-02 | 2022-06-24 | 安徽路安汽车零部件有限公司 | 一种汽车轴承生产装配用涂油装置 |
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