JPH07268749A - パイル経編地 - Google Patents
パイル経編地Info
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- JPH07268749A JPH07268749A JP8101694A JP8101694A JPH07268749A JP H07268749 A JPH07268749 A JP H07268749A JP 8101694 A JP8101694 A JP 8101694A JP 8101694 A JP8101694 A JP 8101694A JP H07268749 A JPH07268749 A JP H07268749A
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パイル経編地においてそれを表皮材料として
張り込んだ場合にも、湾曲部分の皺の発生を極力防止で
きるパイル経編地を提供すること。 【構成】 2枚の地組織とそれらを結合する連結糸とよ
りなる2層編地において、その地組織の筬L2,L5は
鎖組織とし、筬L1,L6をサテン組織とし、且つ連結
糸の筬L3,L4をクロス組織とし、該連結糸を切り開
いて立毛させることにより得られる防皺性パイル経編
地。 【効果】 防皺性に富み、張り材として用いた場合に、
外観的にも機能的にも極めて優れたものとなる。
張り込んだ場合にも、湾曲部分の皺の発生を極力防止で
きるパイル経編地を提供すること。 【構成】 2枚の地組織とそれらを結合する連結糸とよ
りなる2層編地において、その地組織の筬L2,L5は
鎖組織とし、筬L1,L6をサテン組織とし、且つ連結
糸の筬L3,L4をクロス組織とし、該連結糸を切り開
いて立毛させることにより得られる防皺性パイル経編
地。 【効果】 防皺性に富み、張り材として用いた場合に、
外観的にも機能的にも極めて優れたものとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は編物布帛に関し、特に詳
しくは、家具、自動車内装材、車輛用シート等の張り材
に使用される防皺性豊かなパイル経編地に関するもので
ある。
しくは、家具、自動車内装材、車輛用シート等の張り材
に使用される防皺性豊かなパイル経編地に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】家具、自動車内装材、車輛用シート等の
表面被覆材である張り材として、表皮材、発泡体、裏地
材等を縫製又は接着により一体化した積層体が広く使用
されている。この積層体の表皮材は、表面が人体と接触
することから、その風合い、外観、耐久性等の面よりみ
て優れた特性を有するものが要求されている。特に風合
い、肌触り、伸縮性のメリットの点から織物、編物等の
繊維布帛が多く使用されており、その中でも、表面に立
毛を有し肌触りに極めて優れたパイル布帛、例えば、地
組織が織組織からなるモケット、経編組織からなるトリ
コット、ポールニット、ダブルラッシェル等が、比較的
表皮材として適している。またパイル布帛の内でも、柄
替え、生産性等の面からパイル経編地が特に多く採用さ
れている。
表面被覆材である張り材として、表皮材、発泡体、裏地
材等を縫製又は接着により一体化した積層体が広く使用
されている。この積層体の表皮材は、表面が人体と接触
することから、その風合い、外観、耐久性等の面よりみ
て優れた特性を有するものが要求されている。特に風合
い、肌触り、伸縮性のメリットの点から織物、編物等の
繊維布帛が多く使用されており、その中でも、表面に立
毛を有し肌触りに極めて優れたパイル布帛、例えば、地
組織が織組織からなるモケット、経編組織からなるトリ
コット、ポールニット、ダブルラッシェル等が、比較的
表皮材として適している。またパイル布帛の内でも、柄
替え、生産性等の面からパイル経編地が特に多く採用さ
れている。
【0003】ところで、例えば車輛用シートにあって
は、デザイン性、居住性の向上、或いは人間工学的な観
点から、快適な座り心地を得るため種々の工夫がなされ
るようになった。そのため、シートの外形に起伏や湾曲
の大きな設計が取り入られたり、デザイン的に見て装飾
的な意味合いから特殊な形が付与されたりしており、シ
ート全体としてより複雑な形状が要求されてきている。
は、デザイン性、居住性の向上、或いは人間工学的な観
点から、快適な座り心地を得るため種々の工夫がなされ
るようになった。そのため、シートの外形に起伏や湾曲
の大きな設計が取り入られたり、デザイン的に見て装飾
的な意味合いから特殊な形が付与されたりしており、シ
ート全体としてより複雑な形状が要求されてきている。
【0004】この様に形状が複雑になると、シート製造
工程において、シート本体の表面にパイル経編地を張り
込む際に思わぬ支障が出てくる。即ち、パイル経編地は
比較的伸縮性に富むのであるが、それでもシート本体に
張り込む際、複雑な形状であると、凸凹や湾曲部分が多
くなるため、張り込んだ後その部分に皺が残ることであ
る。
工程において、シート本体の表面にパイル経編地を張り
込む際に思わぬ支障が出てくる。即ち、パイル経編地は
比較的伸縮性に富むのであるが、それでもシート本体に
張り込む際、複雑な形状であると、凸凹や湾曲部分が多
くなるため、張り込んだ後その部分に皺が残ることであ
る。
【0005】皺が残留すると、外観が非常に見にくくな
るばかりではなく、接触する時に肌触りが悪くなった
り、また、性能チエックのためクッション耐久性等の特
性を調べる際、この皺が性能を低下させ、製品として許
容できないものとなることがある。ところで、皺の発生
は主として伸長回復性、バランス指数等に起因するもの
であり、パイル編地は、比較的この伸長回復性に優れて
いるものであるが、現在のパイル編地は必ずしも皺を無
くするに十分に満足できるものではない。
るばかりではなく、接触する時に肌触りが悪くなった
り、また、性能チエックのためクッション耐久性等の特
性を調べる際、この皺が性能を低下させ、製品として許
容できないものとなることがある。ところで、皺の発生
は主として伸長回復性、バランス指数等に起因するもの
であり、パイル編地は、比較的この伸長回復性に優れて
いるものであるが、現在のパイル編地は必ずしも皺を無
くするに十分に満足できるものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の諸問題
の解決を意図したものである。即ち本発明の目的は、パ
イル経編地においてそれを表皮材料として張り込んだ場
合にも、湾曲部分の皺の発生を極力防止できるパイル経
編地を提供することを目的とする。
の解決を意図したものである。即ち本発明の目的は、パ
イル経編地においてそれを表皮材料として張り込んだ場
合にも、湾曲部分の皺の発生を極力防止できるパイル経
編地を提供することを目的とする。
【0007】
【問題を解決するための手段】かくして、本発明者等
は、このような技術的課題について鋭意研究を進めた結
果、パイル経編地の地組織を特定の構造にすることで意
外にも皺の発生が極めて少なくなることがわかり、この
知見に基づいて本発明を完成させたものである。
は、このような技術的課題について鋭意研究を進めた結
果、パイル経編地の地組織を特定の構造にすることで意
外にも皺の発生が極めて少なくなることがわかり、この
知見に基づいて本発明を完成させたものである。
【0008】即ち本発明は、2枚の地組織とそれらを結
合する連結糸とよりなる2層編地において、その地組織
の筬L2,L5は鎖組織とし、筬L1,L6をサテン組
織とし、且つ連結糸の筬L3,L4をクロス組織とし、
該連結糸を切り開いて立毛させることにより得られるこ
とを特徴とする防皺性パイル経編地に存する。
合する連結糸とよりなる2層編地において、その地組織
の筬L2,L5は鎖組織とし、筬L1,L6をサテン組
織とし、且つ連結糸の筬L3,L4をクロス組織とし、
該連結糸を切り開いて立毛させることにより得られるこ
とを特徴とする防皺性パイル経編地に存する。
【0009】そして、鎖組織の糸としてサテン組織の糸
より高乾熱収縮性のものを使用した防皺性パイル経編地
に存する。
より高乾熱収縮性のものを使用した防皺性パイル経編地
に存する。
【0010】そしてまた、2枚の地組織とそれらを結合
する連結糸とよりなる2層編地において、その地組織の
筬L2,L5は鎖組織とし筬L1,L6はハーフ組織と
し連結糸の筬L3,L4はクロス組織とし、該連結糸を
切り開いて立毛させることにより得られる防皺性パイル
経編地に存する。
する連結糸とよりなる2層編地において、その地組織の
筬L2,L5は鎖組織とし筬L1,L6はハーフ組織と
し連結糸の筬L3,L4はクロス組織とし、該連結糸を
切り開いて立毛させることにより得られる防皺性パイル
経編地に存する。
【0011】そしてまた、鎖組織の糸としてハーフ組織
の糸より高乾熱収縮性のものを使用したことを特徴とす
る請求項3記載のパイル防皺性経編地に存する。
の糸より高乾熱収縮性のものを使用したことを特徴とす
る請求項3記載のパイル防皺性経編地に存する。
【0012】本発明の本質は、表裏2枚の地組織とそれ
らを結合する連結糸とよりなる2層編地において、その
連結糸を切り開いて立毛させることにより得られるパイ
ル編地であって、その組織を特定なものとすることによ
り防皺性の向上を図ろうとするものである。また仕上げ
加工工程中で、加工剤による特殊処理加工を行うことに
より、相乗的な効果が現れて残留皺の発生をより防止す
ることができる。
らを結合する連結糸とよりなる2層編地において、その
連結糸を切り開いて立毛させることにより得られるパイ
ル編地であって、その組織を特定なものとすることによ
り防皺性の向上を図ろうとするものである。また仕上げ
加工工程中で、加工剤による特殊処理加工を行うことに
より、相乗的な効果が現れて残留皺の発生をより防止す
ることができる。
【0013】本発明でいう鎖組織とは、1本の糸と1本
の針で編んだ組織をいい、ハーフ組織とは、1本の糸を
2つの編針を越えてラッピングさせて得られる組織をい
い、また、サテン組織とは、1本の糸を3つの編針を越
えてラッピングさせて得られる組織をいう。
の針で編んだ組織をいい、ハーフ組織とは、1本の糸を
2つの編針を越えてラッピングさせて得られる組織をい
い、また、サテン組織とは、1本の糸を3つの編針を越
えてラッピングさせて得られる組織をいう。
【0014】そしてクロス組織とは、図13(イ)又は
(ロ)に示す様にフロント側(L1,L2側)とバック
側(L5,L6側)の編針に対して、連結糸がクロスす
る様に糸を掛けて得られる組織をいう。
(ロ)に示す様にフロント側(L1,L2側)とバック
側(L5,L6側)の編針に対して、連結糸がクロスす
る様に糸を掛けて得られる組織をいう。
【0015】本発明のパイル経編地における地組織のウ
エル密度は、25〜45コース/インチである。そのコ
ース密度が25コース/インチ以下では、パイル糸の隙
間から地組織が見えることにより外観品位の損なった経
編地になり、又、45コース/インチ以上では、地組織
のループ形成が極めて困難になって成編できない。
エル密度は、25〜45コース/インチである。そのコ
ース密度が25コース/インチ以下では、パイル糸の隙
間から地組織が見えることにより外観品位の損なった経
編地になり、又、45コース/インチ以上では、地組織
のループ形成が極めて困難になって成編できない。
【0016】本発明のパイル経編地における地組織のコ
ース密度は、18〜28ウエル/インチである。そのコ
ース密度が18ウエル以下では、連結糸の立毛性に影響
が出るため、表面立毛風合(パイル立毛性)が損なわ
れ、また28ウエル以上では、パイル密度が上がり過ぎ
るため、成編が困難であり、特に22ウエル前後が望ま
しい。
ース密度は、18〜28ウエル/インチである。そのコ
ース密度が18ウエル以下では、連結糸の立毛性に影響
が出るため、表面立毛風合(パイル立毛性)が損なわ
れ、また28ウエル以上では、パイル密度が上がり過ぎ
るため、成編が困難であり、特に22ウエル前後が望ま
しい。
【0017】地組織は、鎖組織(筬L2,L5)とサテ
ン又はハーフ組織(筬L1,L6)で形成されるが、使
用する繊維は収縮率、即ち乾熱収縮率が190℃で8〜
35%の範囲である。乾熱収縮率が8%以下の繊維で
は、地組織と連結糸との収縮効果が弱まるために、連結
糸の拘束効果がなくなりパイル糸としての品位低下にな
り、逆に35%以上の繊維では、地組織と連結糸との収
縮効果が強まり過ぎて連結糸の動きの自由度を極端に拘
束させてしまうため、パイル糸としての品位低下につな
がる。
ン又はハーフ組織(筬L1,L6)で形成されるが、使
用する繊維は収縮率、即ち乾熱収縮率が190℃で8〜
35%の範囲である。乾熱収縮率が8%以下の繊維で
は、地組織と連結糸との収縮効果が弱まるために、連結
糸の拘束効果がなくなりパイル糸としての品位低下にな
り、逆に35%以上の繊維では、地組織と連結糸との収
縮効果が強まり過ぎて連結糸の動きの自由度を極端に拘
束させてしまうため、パイル糸としての品位低下につな
がる。
【0018】また、鎖組織の糸は、サテン又はハーフ組
織の糸より高乾熱収縮糸を使用し、例えば、鎖組織に高
乾熱収縮糸、サテン又はハーフ組織には低乾熱収縮糸を
用いると良い。経編機上のテンションコントロールによ
るループ変位の割合は、鎖組織100%に対してサテン
又はハーフ組織は180〜230%の範囲である。18
0%以下では鎖組織とサテン又はハーフ組織との収縮効
果のバランスが崩れ、連結糸をパイル状に立毛させた時
のパイルの品位低下(例えばヨコサメ等)の発生原因に
なる。また、230%以上では、経編機上のテンション
コントロールが困難となり成編不能となる。
織の糸より高乾熱収縮糸を使用し、例えば、鎖組織に高
乾熱収縮糸、サテン又はハーフ組織には低乾熱収縮糸を
用いると良い。経編機上のテンションコントロールによ
るループ変位の割合は、鎖組織100%に対してサテン
又はハーフ組織は180〜230%の範囲である。18
0%以下では鎖組織とサテン又はハーフ組織との収縮効
果のバランスが崩れ、連結糸をパイル状に立毛させた時
のパイルの品位低下(例えばヨコサメ等)の発生原因に
なる。また、230%以上では、経編機上のテンション
コントロールが困難となり成編不能となる。
【0019】連結糸の繊維材料としてはウール、木綿等
の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、ナイロン、アクリ
ル、ポリエステル、ビニロン等の合繊繊維であり、ま
た、それら相互の混合されたものでも良い。特に好まし
くは、ポリエステル繊維が、諸物性、加工性、コスト等
の面から最適である。
の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、ナイロン、アクリ
ル、ポリエステル、ビニロン等の合繊繊維であり、ま
た、それら相互の混合されたものでも良い。特に好まし
くは、ポリエステル繊維が、諸物性、加工性、コスト等
の面から最適である。
【0020】糸振りについては鎖組織1振り、サテン又
はハーフ組織2〜5振り、特に3振りが望ましい。2振
り以下では、余分な伸長率以上の伸びを得ることで伸長
回復率及び伸長バランスが悪くなり、5振り以上になる
と充分な伸長率を得ることができない。鎖組織とサテン
又はハーフ組織のループの交絡方法は、同方向でも異方
向でも良く、また個々のループ形状も開目ループであっ
ても閉目ループでもどちらでも良い。
はハーフ組織2〜5振り、特に3振りが望ましい。2振
り以下では、余分な伸長率以上の伸びを得ることで伸長
回復率及び伸長バランスが悪くなり、5振り以上になる
と充分な伸長率を得ることができない。鎖組織とサテン
又はハーフ組織のループの交絡方法は、同方向でも異方
向でも良く、また個々のループ形状も開目ループであっ
ても閉目ループでもどちらでも良い。
【0021】本発明は、組織を特殊なものとすることに
より防皺性が向上するものであるが、このパイル編地に
最適な処理加工剤を使用することにより相乗的な効果が
現れて皺の発生をより防止することができる。この場合
の処理加工は、仕上げ加工工程中、特殊処理加工として
行われ、使用される処理加工剤としては、柔軟仕上げと
してワックス系、鉱物油系、界面活性剤系の他、高分子
弾性樹脂、例えばウレタン系、アクリル系、シリコーン
系、フッ素系、ポリエステル系等である。
より防皺性が向上するものであるが、このパイル編地に
最適な処理加工剤を使用することにより相乗的な効果が
現れて皺の発生をより防止することができる。この場合
の処理加工は、仕上げ加工工程中、特殊処理加工として
行われ、使用される処理加工剤としては、柔軟仕上げと
してワックス系、鉱物油系、界面活性剤系の他、高分子
弾性樹脂、例えばウレタン系、アクリル系、シリコーン
系、フッ素系、ポリエステル系等である。
【0022】自動車内装材やシート張り等の素材として
用いるには、特に表面立毛風合、外観品位を損うことは
致命的であり、また、充分な難燃性、染色堅牢度、耐光
堅牢度が要求されるため、仕上加工用の加工薬剤及び付
着手段付着量の選定は非常に重要である。
用いるには、特に表面立毛風合、外観品位を損うことは
致命的であり、また、充分な難燃性、染色堅牢度、耐光
堅牢度が要求されるため、仕上加工用の加工薬剤及び付
着手段付着量の選定は非常に重要である。
【0023】本発明では、パイル経編地がポリエステル
繊維の場合に、処理加工剤として、カルボン酸のエチレ
ンオキサイド付加物又はその変性物が好適であることが
わかった。処理加工剤の媒体は水溶液、水分散液、有機
溶剤液或いはこれらの混合の形で調整され、付与方法と
してはマングルパッド法、浴中処理法、グラビアパッド
法等が採用される。
繊維の場合に、処理加工剤として、カルボン酸のエチレ
ンオキサイド付加物又はその変性物が好適であることが
わかった。処理加工剤の媒体は水溶液、水分散液、有機
溶剤液或いはこれらの混合の形で調整され、付与方法と
してはマングルパッド法、浴中処理法、グラビアパッド
法等が採用される。
【0024】処理温度としては、難燃性、染色堅牢度、
耐光堅牢度への悪影響を与えないため、浴中処理法にて
80℃〜100℃の温度で処理する方法が望ましい。ま
た処理加工剤の付着量については、パイル経編地に対し
て0.5〜5%重量%であり、特に1%前後が好まし
い。0.5%以下では、効果が薄まり、5%以上になる
と樹脂の特性に変わってしまうことから外観品位が損な
われる。
耐光堅牢度への悪影響を与えないため、浴中処理法にて
80℃〜100℃の温度で処理する方法が望ましい。ま
た処理加工剤の付着量については、パイル経編地に対し
て0.5〜5%重量%であり、特に1%前後が好まし
い。0.5%以下では、効果が薄まり、5%以上になる
と樹脂の特性に変わってしまうことから外観品位が損な
われる。
【0025】
【作用】鎖組織とサテン又はハーフ組織よりなる特定の
地組織にしたので、極めて防皺性に富む。
地組織にしたので、極めて防皺性に富む。
【0026】
〔実施例1〕図1に示された通りの設計に基づき、カー
ルマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイプRD6PL
M−6,22Gを使用して経編布帛(パイル経編地)を
作成した。尚、以下図1乃至図11に記載の高収縮糸と
は高乾熱収縮糸を、また低収縮糸とは低乾熱収縮糸を、
そしてレギュラー糸とはその中間のものをいう。また、
組織の上に記載されたL1〜L6は筬番号を示し、下に
記載された番号はガイド位置(針間番号)を示す。
ルマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイプRD6PL
M−6,22Gを使用して経編布帛(パイル経編地)を
作成した。尚、以下図1乃至図11に記載の高収縮糸と
は高乾熱収縮糸を、また低収縮糸とは低乾熱収縮糸を、
そしてレギュラー糸とはその中間のものをいう。また、
組織の上に記載されたL1〜L6は筬番号を示し、下に
記載された番号はガイド位置(針間番号)を示す。
【0027】筬L2,L5は開目の鎖組織(高収縮糸)
とし、筬L1,L6は開目のサテン組織(レギュラー
糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,L4はクロ
ス組織とした。編成した布帛の連結糸を切り開いて2等
分し、15%のオーバフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、5%のオーバーフィードで150℃にて1分間のフ
ァイナルセットをして経編布帛を得た。得られた布帛に
ついて一般織物試験方法JIS,L,1096に準じて
定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風
合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。その結
果を12図に示す。
とし、筬L1,L6は開目のサテン組織(レギュラー
糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,L4はクロ
ス組織とした。編成した布帛の連結糸を切り開いて2等
分し、15%のオーバフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、5%のオーバーフィードで150℃にて1分間のフ
ァイナルセットをして経編布帛を得た。得られた布帛に
ついて一般織物試験方法JIS,L,1096に準じて
定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風
合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。その結
果を12図に示す。
【0028】〔実施例2〕図2に示された通りの設計に
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,18Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)とし、筬L1,L6は閉目のハーフ組織
(レギュラー糸)を採用した。又連結糸を編成するL
3,L4はクロス組織とした。
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,18Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)とし、筬L1,L6は閉目のハーフ組織
(レギュラー糸)を採用した。又連結糸を編成するL
3,L4はクロス組織とした。
【0029】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
し、20%のオーバフィードで190℃で1分間プレセ
ットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経て、
5%のオーバーフィードで150℃にて1分間のファイ
ナルセットをして経編布帛を得た。得られた布帛につい
て一般織物試験方法JIS,L,1096に準じて定荷
重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風合、
及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。その結果を
12図に示す。
し、20%のオーバフィードで190℃で1分間プレセ
ットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経て、
5%のオーバーフィードで150℃にて1分間のファイ
ナルセットをして経編布帛を得た。得られた布帛につい
て一般織物試験方法JIS,L,1096に準じて定荷
重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風合、
及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。その結果を
12図に示す。
【0030】〔実施例3〕図3に示された通りの設計に
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)として、筬L1,L6は開目のサテン組織
(レギュラー糸)を採用した。又連結糸を編成するL
3,L4はクロス組織とした。
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)として、筬L1,L6は開目のサテン組織
(レギュラー糸)を採用した。又連結糸を編成するL
3,L4はクロス組織とした。
【0031】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
した後、15%のオーバーフィードで190℃で1分間
のプレセットの後、130℃染色し、80℃の浴中に於
いて経編布帛重量に対し加工剤であるカルボン酸のエチ
レンオキサイド付加物又はその変性物としてSR−18
25〔高松油脂株式会社(製)〕で10分間処理加工し
た後、乾燥、整毛工程を経て、5%のオーバーフィード
で150℃にて1分間のファイナルセットをして経編布
帛を得た。得られた布帛について一般織物試験方法JI
S.L.1096に準じて定荷重伸び率、伸長回復率、
バランス指数、表面立毛風合、及びパイル立毛性(立毛
角度)を評価した。その結果を12図に示す。
した後、15%のオーバーフィードで190℃で1分間
のプレセットの後、130℃染色し、80℃の浴中に於
いて経編布帛重量に対し加工剤であるカルボン酸のエチ
レンオキサイド付加物又はその変性物としてSR−18
25〔高松油脂株式会社(製)〕で10分間処理加工し
た後、乾燥、整毛工程を経て、5%のオーバーフィード
で150℃にて1分間のファイナルセットをして経編布
帛を得た。得られた布帛について一般織物試験方法JI
S.L.1096に準じて定荷重伸び率、伸長回復率、
バランス指数、表面立毛風合、及びパイル立毛性(立毛
角度)を評価した。その結果を12図に示す。
【0032】〔実施例4〕図4に示された通りの設計に
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,18Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)とし、筬L1,L6は閉目のハーフ組織
(レギュラー糸)を採用した。又連結糸を編成するL
3,L4はクロス組織とした。
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,18Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)とし、筬L1,L6は閉目のハーフ組織
(レギュラー糸)を採用した。又連結糸を編成するL
3,L4はクロス組織とした。
【0033】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
し、20%のオーバフィードで190℃で1分間プレセ
ットの後、130℃で染色し、80℃の浴中に於いて経
編布帛重量に対し加工剤であるカルボン酸のエチレンオ
キサイド付加物又はその変性物としてメイカフィニッシ
ュSRM−65〔明成化学工業株式会社(製)〕で10
分間処理加工した後、乾燥、整毛工程を経て、5%のオ
ーバーフィードで150℃にて1分間のファイナルセッ
トをして経編布帛を得た。得られた布帛について一般織
物試験方法JIS,L,1096に準じて定荷重伸び
率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風合、及びパ
イル立毛性(立毛角度)を評価した。その結果を12図
に示す。
し、20%のオーバフィードで190℃で1分間プレセ
ットの後、130℃で染色し、80℃の浴中に於いて経
編布帛重量に対し加工剤であるカルボン酸のエチレンオ
キサイド付加物又はその変性物としてメイカフィニッシ
ュSRM−65〔明成化学工業株式会社(製)〕で10
分間処理加工した後、乾燥、整毛工程を経て、5%のオ
ーバーフィードで150℃にて1分間のファイナルセッ
トをして経編布帛を得た。得られた布帛について一般織
物試験方法JIS,L,1096に準じて定荷重伸び
率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風合、及びパ
イル立毛性(立毛角度)を評価した。その結果を12図
に示す。
【0034】〔比較例1〕図5に示され通りの設計に基
づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイプ
RD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パイル
経編地)を作成した。 筬L2,L5は開目のハーフ組
織(高収縮糸)とし、筬L1,L6は開目のデンビー組
織(レギュラー糸)を採用した。又連結糸を編成するL
3,L4はクロス組織とした。
づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイプ
RD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パイル
経編地)を作成した。 筬L2,L5は開目のハーフ組
織(高収縮糸)とし、筬L1,L6は開目のデンビー組
織(レギュラー糸)を採用した。又連結糸を編成するL
3,L4はクロス組織とした。
【0035】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
し、15%のオーバフィードで190℃で1分間プレセ
ットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経て、
5%のオーバーフィードで150℃にて1分間のファイ
ナルセットをして経編布帛を得た。得られた布帛につい
て一般織物試験方法JIS.L.1096に準じて定荷
重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風合、
及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。その結果を
12図に示す。
し、15%のオーバフィードで190℃で1分間プレセ
ットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経て、
5%のオーバーフィードで150℃にて1分間のファイ
ナルセットをして経編布帛を得た。得られた布帛につい
て一般織物試験方法JIS.L.1096に準じて定荷
重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風合、
及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。その結果を
12図に示す。
【0036】〔比較例2〕図6に示された通りの設計に
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。 筬L2,L5は開目の鎖組
織(高収縮糸)として、筬L1,L6(レギュラー糸)
は挿入組織にした。又連結糸を編成するL3,L4はク
ロス組織とした。
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。 筬L2,L5は開目の鎖組
織(高収縮糸)として、筬L1,L6(レギュラー糸)
は挿入組織にした。又連結糸を編成するL3,L4はク
ロス組織とした。
【0037】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃染色し、乾燥、整毛工程を経て、
5%のオーバーフィードで150℃にて1分間のファイ
ナルセットをして経編布帛を得た。得られた布帛につい
て一般織物試験方法JIS.L.1096に準じて定荷
重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風合、
及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。その結果を
12図に示す。
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃染色し、乾燥、整毛工程を経て、
5%のオーバーフィードで150℃にて1分間のファイ
ナルセットをして経編布帛を得た。得られた布帛につい
て一般織物試験方法JIS.L.1096に準じて定荷
重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面立毛風合、
及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。その結果を
12図に示す。
【0038】〔比較例3〕図7に示された通りの設計に
基づき、永進機械(株)製二重パイル織物用レピア織機
(タイプGMEー18型)を使用して、地組織が織組織
であるモケット布帛を織成した。地組織は平織で表面に
パイルを有する布帛とした。
基づき、永進機械(株)製二重パイル織物用レピア織機
(タイプGMEー18型)を使用して、地組織が織組織
であるモケット布帛を織成した。地組織は平織で表面に
パイルを有する布帛とした。
【0039】織成したモケット布帛を150°Cで1分
間のプレセット後、整毛工程を経て最終的なモケット布
帛を得た。得られたモケット布帛について一般織物試験
方法JIS,L,1096に準じて定荷重伸び率、伸長
回復率、バランス指数、表面立毛風合、及びパイル立毛
性(立毛角度)を評価した。その結果を12図に示す。
間のプレセット後、整毛工程を経て最終的なモケット布
帛を得た。得られたモケット布帛について一般織物試験
方法JIS,L,1096に準じて定荷重伸び率、伸長
回復率、バランス指数、表面立毛風合、及びパイル立毛
性(立毛角度)を評価した。その結果を12図に示す。
【0040】〔比較例4〕図8に示された通りの設計に
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。 筬L2,L5は開目の鎖組織
(低収縮糸)として、筬L1,L6は開目のサテン組織
(低収縮糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,L
4はクロス組織とした。
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。 筬L2,L5は開目の鎖組織
(低収縮糸)として、筬L1,L6は開目のサテン組織
(低収縮糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,L
4はクロス組織とした。
【0041】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、その後、5%のオーバーフィードで150℃にて1
分間のファイナルセットをして経編布を得た。得られた
布帛について一般織物試験方法JIS.L.1096に
準じて定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面
立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。
その結果を12図に示す。
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、その後、5%のオーバーフィードで150℃にて1
分間のファイナルセットをして経編布を得た。得られた
布帛について一般織物試験方法JIS.L.1096に
準じて定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面
立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。
その結果を12図に示す。
【0042】〔比較例5〕図9に示された通りの設計に
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,18Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。 筬L2,L5は開目の鎖組
織(低収縮糸)として、筬L1,L6は閉目のハーフ組
織(低収縮糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,
L4はクロス組織とした。
基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タイ
プRD6PLM−6,18Gを使用して経編布帛(パイ
ル経編地)を作成した。 筬L2,L5は開目の鎖組
織(低収縮糸)として、筬L1,L6は閉目のハーフ組
織(低収縮糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,
L4はクロス組織とした。
【0043】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、その後、5%のオーバーフィードで150℃にて1
分間のファイナルセットをして経編布を得た。得られた
布帛について一般織物試験方法JIS.L.1096に
準じて定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面
立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。
その結果を12図に示す。
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、その後、5%のオーバーフィードで150℃にて1
分間のファイナルセットをして経編布を得た。得られた
布帛について一般織物試験方法JIS.L.1096に
準じて定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面
立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。
その結果を12図に示す。
【0044】〔比較例6〕図10に示された通りの設計
に基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タ
イプRD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パ
イル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)として、筬L1,L6は開目のサテン組織
(高収縮糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,L
4はクロス組織とした。
に基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タ
イプRD6PLM−6,22Gを使用して経編布帛(パ
イル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)として、筬L1,L6は開目のサテン組織
(高収縮糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,L
4はクロス組織とした。
【0045】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、その後、5%のオーバーフィードで150℃にて1
分間のファイナルセットをして経編布を得た。得られた
布帛について一般織物試験方法JIS.L.1096に
準じて定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面
立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。
その結果を12図に示す。
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、その後、5%のオーバーフィードで150℃にて1
分間のファイナルセットをして経編布を得た。得られた
布帛について一般織物試験方法JIS.L.1096に
準じて定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面
立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。
その結果を12図に示す。
【0046】〔比較例7〕図11に示された通りの設計
に基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タ
イプRD6PLM−6,18Gを使用して経編布帛(パ
イル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)として、筬L1,L6は閉目のハーフ組織
(高収縮糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,L
4はクロス組織とした。
に基づき、カールマイヤ社製ダブルラッシェル編機、タ
イプRD6PLM−6,18Gを使用して経編布帛(パ
イル経編地)を作成した。筬L2,L5は開目の鎖組織
(高収縮糸)として、筬L1,L6は閉目のハーフ組織
(高収縮糸)を採用した。又連結糸を編成するL3,L
4はクロス組織とした。
【0047】編成した布帛の連結糸を切り開いて2等分
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、その後、5%のオーバーフィードで150℃にて1
分間のファイナルセットをして経編布を得た。得られた
布帛について一般織物試験方法JIS.L.1096に
準じて定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面
立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。
その結果を12図に示す。
し、15%のオーバーフィードで190℃で1分間プレ
セットの後、130℃で染色し、乾燥、整毛工程を経
て、その後、5%のオーバーフィードで150℃にて1
分間のファイナルセットをして経編布を得た。得られた
布帛について一般織物試験方法JIS.L.1096に
準じて定荷重伸び率、伸長回復率、バランス指数、表面
立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)を評価した。
その結果を12図に示す。
【0048】以上の評価結果を要約すると以下のように
なる。比較例1については伸び率については満足する値
を示しているが、伸長回復率、バランス指数が悪い。比
較例2については、経、緯方向の伸び率が悪く、バラン
スについても悪い。比較例3については、経、緯方向の
伸び率が極端に悪く、またバランスについても悪い。比
較例4については、経方向の伸び率が悪く、また経編布
帛の緯方向のパイル立毛性が悪い(ヨコサメ発生)。
なる。比較例1については伸び率については満足する値
を示しているが、伸長回復率、バランス指数が悪い。比
較例2については、経、緯方向の伸び率が悪く、バラン
スについても悪い。比較例3については、経、緯方向の
伸び率が極端に悪く、またバランスについても悪い。比
較例4については、経方向の伸び率が悪く、また経編布
帛の緯方向のパイル立毛性が悪い(ヨコサメ発生)。
【0049】比較例5については、経編布帛の緯方向の
パイル立毛性が悪い(ヨコサメ発生)。比較例6につい
ては、同じく経編布帛の緯方向のパイル立毛性が悪い
(ヨコサメ発生)。比較例7については、緯、斜め方向
の伸長回復率が悪く、また経編布帛の緯方向のパイル立
毛性が悪い(ヨコサメ発生)。
パイル立毛性が悪い(ヨコサメ発生)。比較例6につい
ては、同じく経編布帛の緯方向のパイル立毛性が悪い
(ヨコサメ発生)。比較例7については、緯、斜め方向
の伸長回復率が悪く、また経編布帛の緯方向のパイル立
毛性が悪い(ヨコサメ発生)。
【0050】以上の比較例に較べ、実施例の経編布帛は
伸び良く、バランスも整っており、更に伸長回復率が9
7%以上に入る理想的な経編布帛であることがわかっ
た。本発明は今まで説明してきた通りであるが、その目
的を踏まえた発明の本質から逸脱しない範囲で他の種々
の変形例が可能である。例えば本発明の経編地に防皺剤
による処理加工、更には、他の処理加工剤を使って諸特
性を向上させることも十分可能である。実施例について
は、例示であってそれだけに拘束されて解釈されるもの
ではない。
伸び良く、バランスも整っており、更に伸長回復率が9
7%以上に入る理想的な経編布帛であることがわかっ
た。本発明は今まで説明してきた通りであるが、その目
的を踏まえた発明の本質から逸脱しない範囲で他の種々
の変形例が可能である。例えば本発明の経編地に防皺剤
による処理加工、更には、他の処理加工剤を使って諸特
性を向上させることも十分可能である。実施例について
は、例示であってそれだけに拘束されて解釈されるもの
ではない。
【0051】
【発明の効果】本発明による経編地は防皺性に富み、張
り材として用いた場合に、外観的にも機能的にも極めて
優れたものとなる。
り材として用いた場合に、外観的にも機能的にも極めて
優れたものとなる。
【図1】図1は実施例1におけるパイル経編地の設計仕
様を示す図である。
様を示す図である。
【図2】図2は実施例2におけるパイル経編地の設計仕
様である。
様である。
【図3】図3は実施例3におけるパイル経編地の設計仕
様である。
様である。
【図4】図4は実施例4におけるパイル経編地の設計仕
様である。
様である。
【図5】図5は比較例1におけるパイル経編地の設計仕
様である。
様である。
【図6】図6は比較例2におけるパイル経編地の設計仕
様である。
様である。
【図7】図7は比較例3におけるパイル経編地の設計仕
様である。
様である。
【図8】図8は比較例4におけるパイル経編地の設計仕
様である。
様である。
【図9】図9は比較例5におけるパイル経編地の設計仕
様である。
様である。
【図10】図10は比較例6におけるパイル経編地の設
計仕様である。
計仕様である。
【図11】図11は比較例7におけるパイル経編地の設
計仕様である。
計仕様である。
【図12】図12は定荷重伸び率、伸長回復率、バラン
ス指数、表面立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)
に関する評価結果を示す図である。
ス指数、表面立毛風合、及びパイル立毛性(立毛角度)
に関する評価結果を示す図である。
【図13】図13はクロス組織を示す図である。
L1〜L6、筬番号
Claims (4)
- 【請求項1】2枚の地組織とそれらを結合する連結糸と
よりなる2層編地において、その地組織の筬L2,L5
は鎖組織とし、筬L1,L6をサテン組織とし、且つ連
結糸の筬L3,L4をクロス組織とし、該連結糸を切り
開いて立毛させることにより得られることを特徴とする
防皺性パイル経編地。 - 【請求項2】鎖組織の糸としてサテン組織の糸より高乾
熱収縮性のものを使用したことを特徴とする請求項1記
載の防皺性パイル経編地。 - 【請求項3】2枚の地組織とそれらを結合する連結糸と
よりなる2層編地において、その地組織の筬L2,L5
は鎖組織とし筬L1,L6はハーフ組織とし連結糸の筬
L3,L4はクロス組織とし、該連結糸を切り開いて立
毛させることにより得られることを特徴とする防皺性パ
イル経編地。 - 【請求項4】鎖組織の糸としてハーフ組織の糸より高乾
熱収縮性のものを使用したことを特徴とする請求項3記
載のパイル防皺性経編地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8101694A JPH07268749A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | パイル経編地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8101694A JPH07268749A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | パイル経編地 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07268749A true JPH07268749A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13734708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8101694A Pending JPH07268749A (ja) | 1994-03-28 | 1994-03-28 | パイル経編地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07268749A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075190A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Seiren Co Ltd | 立体編地および該立体編地を用いた積層体 |
| JP2011231445A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-17 | Seiren Co Ltd | 内装材用表皮材 |
| JP5174264B1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-04-03 | クロス工業株式会社 | 伸縮性パイル経編地、包帯、メス型面ファスナ |
| JP2021091996A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | 東レ株式会社 | 繊維構造体 |
| JPWO2022264912A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP8101694A patent/JPH07268749A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008075190A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Seiren Co Ltd | 立体編地および該立体編地を用いた積層体 |
| JP2011231445A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-17 | Seiren Co Ltd | 内装材用表皮材 |
| JP5174264B1 (ja) * | 2012-06-13 | 2013-04-03 | クロス工業株式会社 | 伸縮性パイル経編地、包帯、メス型面ファスナ |
| JP2021091996A (ja) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | 東レ株式会社 | 繊維構造体 |
| JPWO2022264912A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | ||
| WO2022264912A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | 東レ株式会社 | 編地 |
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