JPH07269638A - 液体封入型防振装置 - Google Patents
液体封入型防振装置Info
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- JPH07269638A JPH07269638A JP6297894A JP6297894A JPH07269638A JP H07269638 A JPH07269638 A JP H07269638A JP 6297894 A JP6297894 A JP 6297894A JP 6297894 A JP6297894 A JP 6297894A JP H07269638 A JPH07269638 A JP H07269638A
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- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 筒金と外筒の間を全周域に亙って均一にシー
ルする。液密性を高める。 【構成】 内筒に固着したゴム材の外周に筒金8を固着
する。筒金8の外周に外筒2を圧着してゴム材と外筒8
の間に液体封入室を形成する。筒金の端部外周にゴム製
の環状突起14を付設し、筒金8と外筒2の間を環状突
起14によってシールする。環状突起14の頂部14a
を軸方向外側に傾斜させて形成する。筒金8への外筒2
の圧着時に、外筒2の径が小さくなると、環状突起14
の頂部14aが全周域に亙って軸方向外側に同様に倒れ
る。環状突起14のシール圧は全周に亙って均一にな
る。
ルする。液密性を高める。 【構成】 内筒に固着したゴム材の外周に筒金8を固着
する。筒金8の外周に外筒2を圧着してゴム材と外筒8
の間に液体封入室を形成する。筒金の端部外周にゴム製
の環状突起14を付設し、筒金8と外筒2の間を環状突
起14によってシールする。環状突起14の頂部14a
を軸方向外側に傾斜させて形成する。筒金8への外筒2
の圧着時に、外筒2の径が小さくなると、環状突起14
の頂部14aが全周域に亙って軸方向外側に同様に倒れ
る。環状突起14のシール圧は全周に亙って均一にな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエンジンマウ
ント等として用いられる防振装置、とりわけ、内部にシ
リコンオイル等の液体が封入された液体封入型防振装置
に関する。
ント等として用いられる防振装置、とりわけ、内部にシ
リコンオイル等の液体が封入された液体封入型防振装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の液体封入型防振装置として、図
7,図8に示すようなものがある。
7,図8に示すようなものがある。
【0003】この防振装置は、車体等に取り付けられる
内筒1と、エンジン等に取り付けられる外筒2との間に
吸振用のゴム材3が介装されると共に、ゴム材3と外筒
2の間にオリフィス通路4を備えた液体封入室5が形成
され、ゴム材3による吸振作用と、液体封入室5内の液
体がオリフィス通路4を通過する際の減衰作用とによっ
て振動の伝達を防止するようなっている。そして、前記
ゴム材3には、その外周面に開口する凹部6が形成され
ると共に、この凹部6に対応する位置に窓7を備えた筒
金8が固着されており、前記外筒2はこの筒金8の外周
にかしめ等の手段によって圧着されている。尚、外筒2
に形成された開口には、ダイヤフラム9が固着されてい
て、外筒2を筒金8に圧着した状態においてこのダイヤ
フラム9と前記凹部6とが液体封入室5を形成するよう
になっている。また、前記筒金8の端部外周にはゴム製
の環状突起10が付設されていて、外筒2を筒金8の外
周に圧着した際にこの環状突起10を押し潰し、それに
よって両者2,8間をシールして液体封入室5の密封を
保つようになっている。
内筒1と、エンジン等に取り付けられる外筒2との間に
吸振用のゴム材3が介装されると共に、ゴム材3と外筒
2の間にオリフィス通路4を備えた液体封入室5が形成
され、ゴム材3による吸振作用と、液体封入室5内の液
体がオリフィス通路4を通過する際の減衰作用とによっ
て振動の伝達を防止するようなっている。そして、前記
ゴム材3には、その外周面に開口する凹部6が形成され
ると共に、この凹部6に対応する位置に窓7を備えた筒
金8が固着されており、前記外筒2はこの筒金8の外周
にかしめ等の手段によって圧着されている。尚、外筒2
に形成された開口には、ダイヤフラム9が固着されてい
て、外筒2を筒金8に圧着した状態においてこのダイヤ
フラム9と前記凹部6とが液体封入室5を形成するよう
になっている。また、前記筒金8の端部外周にはゴム製
の環状突起10が付設されていて、外筒2を筒金8の外
周に圧着した際にこの環状突起10を押し潰し、それに
よって両者2,8間をシールして液体封入室5の密封を
保つようになっている。
【0004】尚、この類似技術は、例えば、特開昭63
−199939号公報や特開平4−272536号公報
等に示されている。
−199939号公報や特開平4−272536号公報
等に示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記防振装置
の場合、環状突起10が軸方向について対象な形状に形
成されているため、外筒2を筒金8の外周面に縮径して
圧着する際に、外筒2の軸方向の伸びのばら付き等によ
って、環状突起10の頂部10aが図9に示すように軸
方向外側に局部的に倒れ、この局部的な倒れが原因で環
状突起10の周域のシール圧にばら付きが生じることが
考えられる。
の場合、環状突起10が軸方向について対象な形状に形
成されているため、外筒2を筒金8の外周面に縮径して
圧着する際に、外筒2の軸方向の伸びのばら付き等によ
って、環状突起10の頂部10aが図9に示すように軸
方向外側に局部的に倒れ、この局部的な倒れが原因で環
状突起10の周域のシール圧にばら付きが生じることが
考えられる。
【0006】そこで本発明は、筒金と外筒の間を全周域
に亙って均一にシールできるようにして、液密性に優れ
た液体封入型防振装置を提供しようとするものである。
に亙って均一にシールできるようにして、液密性に優れ
た液体封入型防振装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段として、請求項1の発明は、内筒外周に固着
された吸振用のゴム材の外周に凹部を形成すると共に、
この凹部に対応する窓を有する筒金を前記ゴム材の外周
に固着し、この筒金の端部外周にゴム製の環状突起を付
設する一方で、筒金の外周に外筒を圧着し、筒金と外筒
とを前記環状突起によってシールして前記凹部と外筒の
間に液体封入室を形成して成る液体封入型防振装置にお
いて、前記環状突起を軸方向外側に変位し易い非対象形
状に形成した。
ための手段として、請求項1の発明は、内筒外周に固着
された吸振用のゴム材の外周に凹部を形成すると共に、
この凹部に対応する窓を有する筒金を前記ゴム材の外周
に固着し、この筒金の端部外周にゴム製の環状突起を付
設する一方で、筒金の外周に外筒を圧着し、筒金と外筒
とを前記環状突起によってシールして前記凹部と外筒の
間に液体封入室を形成して成る液体封入型防振装置にお
いて、前記環状突起を軸方向外側に変位し易い非対象形
状に形成した。
【0008】また、請求項2の発明は、前記環状突起の
頂部を軸方向外側に傾斜させて形成すると共に、この環
状突起の頂部の軸方向内側にサブシール部を一体に形成
した。
頂部を軸方向外側に傾斜させて形成すると共に、この環
状突起の頂部の軸方向内側にサブシール部を一体に形成
した。
【0009】請求項3の発明は、前記環状突起の頂部を
軸方向外側に傾斜させて形成すると共に、この環状突起
の頂部の軸方向外側に頂部の倒れを規制する支持突部を
一体に形成した。
軸方向外側に傾斜させて形成すると共に、この環状突起
の頂部の軸方向外側に頂部の倒れを規制する支持突部を
一体に形成した。
【0010】
【作用】請求項1の発明の場合、環状突起を軸方向外側
に変位し易い非対象形状に形成したため、外筒を筒金の
外周面に圧着する際には、環状突起の全周域が軸方向外
側に同様に倒れ、環状突起が筒金と外筒の間を全周域に
亙って均一にシールすることとなる。
に変位し易い非対象形状に形成したため、外筒を筒金の
外周面に圧着する際には、環状突起の全周域が軸方向外
側に同様に倒れ、環状突起が筒金と外筒の間を全周域に
亙って均一にシールすることとなる。
【0011】請求項2の発明の場合、外筒を筒金の外周
面に圧着する際には、環状突起の頂部が全周域に亙って
軸方向外側に同様に倒れると共に、サブシール部の全周
域が外筒の内周面と密接することとなる。
面に圧着する際には、環状突起の頂部が全周域に亙って
軸方向外側に同様に倒れると共に、サブシール部の全周
域が外筒の内周面と密接することとなる。
【0012】請求項3の発明の場合、外筒を筒金の外周
面に圧着する際には、環状突起の頂部が全周域に亙って
軸方向外側に同様に倒れ、背部を支持突部に支持された
状態で外筒の内周面に密接することとなる。
面に圧着する際には、環状突起の頂部が全周域に亙って
軸方向外側に同様に倒れ、背部を支持突部に支持された
状態で外筒の内周面に密接することとなる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図6に基づい
て説明する。尚、図7以下の図面に示した従来のものと
同一部分には同一符号を用いるものとする。
て説明する。尚、図7以下の図面に示した従来のものと
同一部分には同一符号を用いるものとする。
【0014】まず、請求項1の発明の一実施例を図1〜
図3によって説明する。
図3によって説明する。
【0015】図面において、1は、車体等にロッド(図
示せず。)を介して取り付けられる内筒であり、2は、
エンジン等の取付部材にブラケット(図示せず。)を介
して取り付けられる外筒である。内筒1と外筒2の間に
は吸振用のゴム材3が介装されている。
示せず。)を介して取り付けられる内筒であり、2は、
エンジン等の取付部材にブラケット(図示せず。)を介
して取り付けられる外筒である。内筒1と外筒2の間に
は吸振用のゴム材3が介装されている。
【0016】ゴム材3は内筒1の外周に加硫接着される
と共に、その外周の軸方向略中央に、液体封入室5を構
成する凹部6が形成されている。この凹部6には液体封
入室5を上下二つの部屋5a,5bに画成する仕切板1
1が渡設され、この仕切板11によって画成された上下
の部屋5a,5bが後述するオリフィス通路4によって
連通するようになっている。尚、12は、ゴム材3の特
性を調整するためにゴム材3の設定位置に設けられた空
洞部である。
と共に、その外周の軸方向略中央に、液体封入室5を構
成する凹部6が形成されている。この凹部6には液体封
入室5を上下二つの部屋5a,5bに画成する仕切板1
1が渡設され、この仕切板11によって画成された上下
の部屋5a,5bが後述するオリフィス通路4によって
連通するようになっている。尚、12は、ゴム材3の特
性を調整するためにゴム材3の設定位置に設けられた空
洞部である。
【0017】8は、ゴム材の外周面に加硫接着された筒
金であり、この筒金8の上部略中央の前記ゴム材3の凹
部6に対応する位置には窓7が形成されている。また、
この筒金8の下部略中央には、液体封入室5の前記二つ
の部屋5a,5bを連通するオリフィス通路4が外周面
に沿って形成されている。
金であり、この筒金8の上部略中央の前記ゴム材3の凹
部6に対応する位置には窓7が形成されている。また、
この筒金8の下部略中央には、液体封入室5の前記二つ
の部屋5a,5bを連通するオリフィス通路4が外周面
に沿って形成されている。
【0018】一方、外筒2には、その周方向に沿って二
つの開口13a,13bが形成されると共に、これらの
開口13a,13bを閉塞するようにダイヤフラム9が
加硫接着されている。このダイヤフラム9は外筒2を筒
金8外周に組み付けた状態でゴム材3の凹部6と共に液
体封入室5を構成するもので、通常状態においては、各
開口13a,13b部分で外筒2の内側方向に半球状に
たわんでおり、外筒2の下方変位によって液体封入室5
の下側の部屋5bが圧縮され、その内部の液体がオリフ
ィス通路4を通って上側の部屋5aに流入すると、開口
13a,13b方向に膨出変形して上側の部屋5aの液
体量の増加を許容するようになっている。
つの開口13a,13bが形成されると共に、これらの
開口13a,13bを閉塞するようにダイヤフラム9が
加硫接着されている。このダイヤフラム9は外筒2を筒
金8外周に組み付けた状態でゴム材3の凹部6と共に液
体封入室5を構成するもので、通常状態においては、各
開口13a,13b部分で外筒2の内側方向に半球状に
たわんでおり、外筒2の下方変位によって液体封入室5
の下側の部屋5bが圧縮され、その内部の液体がオリフ
ィス通路4を通って上側の部屋5aに流入すると、開口
13a,13b方向に膨出変形して上側の部屋5aの液
体量の増加を許容するようになっている。
【0019】ところで、筒金8の両端部外周には前記ゴ
ム材3の一部が延出しており、この延出したゴム材3に
よって、筒金8と外筒2の間をシールするための複数個
の環状突起14が形成されている。この各環状突起14
は、図1に拡大して示すように、頂部14aが軸方向外
側に傾斜して形成されており、頂部14aに径方向外側
から荷重がかかった場合に、この頂部14aが軸方向外
側方向に容易に倒れるようになっている。
ム材3の一部が延出しており、この延出したゴム材3に
よって、筒金8と外筒2の間をシールするための複数個
の環状突起14が形成されている。この各環状突起14
は、図1に拡大して示すように、頂部14aが軸方向外
側に傾斜して形成されており、頂部14aに径方向外側
から荷重がかかった場合に、この頂部14aが軸方向外
側方向に容易に倒れるようになっている。
【0020】ここで、前記外筒2は、内筒1、ゴム材
3、筒金8等と共に所定の液体槽に入れられ、その内部
で筒金8に対する組付を行うことによって液体封入室5
にその槽内の液体を充填する。このとき、外筒2は筒金
8の外周に嵌合した後にかしめ等によって筒金8に圧着
するのであるが、圧着に際して外筒2の径が序々に絞ら
れると、外筒2の内周面が環状突起14の全周域の頂部
14aを軸方向外側に押し倒し、その状態で環状突起1
4を押し潰すこととなる。したがって、開口13a,1
3bの有無等のために圧着時における外筒2の軸方向の
伸びにばら付きがあっても、環状突起14は全周域につ
いて同様に押し潰され、筒金8と外筒2の間を常に均一
にシールする。
3、筒金8等と共に所定の液体槽に入れられ、その内部
で筒金8に対する組付を行うことによって液体封入室5
にその槽内の液体を充填する。このとき、外筒2は筒金
8の外周に嵌合した後にかしめ等によって筒金8に圧着
するのであるが、圧着に際して外筒2の径が序々に絞ら
れると、外筒2の内周面が環状突起14の全周域の頂部
14aを軸方向外側に押し倒し、その状態で環状突起1
4を押し潰すこととなる。したがって、開口13a,1
3bの有無等のために圧着時における外筒2の軸方向の
伸びにばら付きがあっても、環状突起14は全周域につ
いて同様に押し潰され、筒金8と外筒2の間を常に均一
にシールする。
【0021】こうして製造された防振装置は、ゴム材3
による吸振作用と、液体封入室5内の液体Lがオリフィ
ス通路4を通過する際の減衰作用とによって振動の伝達
を防止することができる。また、筒金8と外筒2の間
は、上述のように環状突起14によって均一にシールす
ることができるため、経時使用によっても液体が外部に
流出したり、内部に空気が流入する心配もない。
による吸振作用と、液体封入室5内の液体Lがオリフィ
ス通路4を通過する際の減衰作用とによって振動の伝達
を防止することができる。また、筒金8と外筒2の間
は、上述のように環状突起14によって均一にシールす
ることができるため、経時使用によっても液体が外部に
流出したり、内部に空気が流入する心配もない。
【0022】尚、以上では、環状突起14の頂部14a
を軸方向外側に傾斜させて形成したものについて説明し
たが、環状突起14は、軸方向外側に変位い易い非対象
形状であれば良く、例えば、図4に示すように頂部14
aの軸方向外側の斜面に切欠部15を設けるようにして
も良い。
を軸方向外側に傾斜させて形成したものについて説明し
たが、環状突起14は、軸方向外側に変位い易い非対象
形状であれば良く、例えば、図4に示すように頂部14
aの軸方向外側の斜面に切欠部15を設けるようにして
も良い。
【0023】つづて、請求項2の発明の実施例と請求項
3の発明の実施例を夫々図5,図6によって説明する。
尚、これらの実施例は、図1〜図3に示した実施例のも
のと環状突起の形状以外は同一構成であるため、以下で
は異なる部分についてのみ説明し、共通する部分につい
ての説明は省略するものとする。
3の発明の実施例を夫々図5,図6によって説明する。
尚、これらの実施例は、図1〜図3に示した実施例のも
のと環状突起の形状以外は同一構成であるため、以下で
は異なる部分についてのみ説明し、共通する部分につい
ての説明は省略するものとする。
【0024】図5に示す防振装置においては、環状突起
14の頂部14aが軸方向外側に傾斜して形成されると
共に、この頂部14aの軸方向内側にサブシール部16
が一体に形成されている。このサブシール部16は、頂
部14aから所定高さ下がったところから軸方向に沿っ
て張り出し、その張り出した端部が略直角に切れ下がっ
た形状となっている。
14の頂部14aが軸方向外側に傾斜して形成されると
共に、この頂部14aの軸方向内側にサブシール部16
が一体に形成されている。このサブシール部16は、頂
部14aから所定高さ下がったところから軸方向に沿っ
て張り出し、その張り出した端部が略直角に切れ下がっ
た形状となっている。
【0025】したがって、この防振装置の場合、筒金8
に対する外筒2の圧着時に外筒2の径が小さくなると、
まず、環状突起14の頂部14aが全周域に亙って軸方
向外側に同様に倒れ、この頂部14aが所定量倒れたと
ころで、同図中鎖線で示すように頂部14aに加えてサ
ブシール部16全域が外筒2の内周面に密接する。この
防振装置においては、環状突起14の頂部14aが全周
域に亙って同様に倒れるために、筒金8と外筒2の間の
シール圧が周方向でばら付くことがなく、しかも、頂部
14に加えてサブシール部16も外筒2と密接するよう
にしたため、頂部14a単独で外筒2に接触するものに
比較して充分なシール反力を得ることができる。また、
サブシール部16は、その端部が略直角に切れ下がった
形状となっているため、環状突起14の頂部14aが軸
方向外側に倒れた際に、この倒れによってコーナ部分を
外筒2の内周面に押し付けるような応力が作用するよう
になる。このため、この防振装置においては、筒金8と
外筒2の間を均一、かつ、確実にシールすることができ
る。
に対する外筒2の圧着時に外筒2の径が小さくなると、
まず、環状突起14の頂部14aが全周域に亙って軸方
向外側に同様に倒れ、この頂部14aが所定量倒れたと
ころで、同図中鎖線で示すように頂部14aに加えてサ
ブシール部16全域が外筒2の内周面に密接する。この
防振装置においては、環状突起14の頂部14aが全周
域に亙って同様に倒れるために、筒金8と外筒2の間の
シール圧が周方向でばら付くことがなく、しかも、頂部
14に加えてサブシール部16も外筒2と密接するよう
にしたため、頂部14a単独で外筒2に接触するものに
比較して充分なシール反力を得ることができる。また、
サブシール部16は、その端部が略直角に切れ下がった
形状となっているため、環状突起14の頂部14aが軸
方向外側に倒れた際に、この倒れによってコーナ部分を
外筒2の内周面に押し付けるような応力が作用するよう
になる。このため、この防振装置においては、筒金8と
外筒2の間を均一、かつ、確実にシールすることができ
る。
【0026】また、図6に示す防振装置においては、環
状突起14の頂部14aが軸方向外側に傾斜して形成さ
れると共に、この頂部14aの軸方向外側に支持突部1
7が一体に形成されている。この支持突部17は、頂部
14aの軸方向外側の倒れを規制するもので、頂部14
aの根元部分に山形状に形成されている。
状突起14の頂部14aが軸方向外側に傾斜して形成さ
れると共に、この頂部14aの軸方向外側に支持突部1
7が一体に形成されている。この支持突部17は、頂部
14aの軸方向外側の倒れを規制するもので、頂部14
aの根元部分に山形状に形成されている。
【0027】したがって、この防振装置の場合、筒金8
に対する外筒2の圧着時には、まず、環状突起14の頂
部14aが全周域に亙って軸方向外側に同様に倒れ、こ
の頂部14aが所定量倒れたところで、同図中の鎖線で
示すように頂部14aが支持突部17に当接し、この時
点から頂部14aのシール反力が高まることとなる。こ
のため、この防振装置においても、筒金8と外筒2の間
を均一、かつ、確実にシールできる。
に対する外筒2の圧着時には、まず、環状突起14の頂
部14aが全周域に亙って軸方向外側に同様に倒れ、こ
の頂部14aが所定量倒れたところで、同図中の鎖線で
示すように頂部14aが支持突部17に当接し、この時
点から頂部14aのシール反力が高まることとなる。こ
のため、この防振装置においても、筒金8と外筒2の間
を均一、かつ、確実にシールできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、筒金の
外周に付設する環状突起を、軸方向外側に変位し易い非
対象形状に形成し、外筒を筒金の外周面に圧着する際
に、環状突起の全周域が軸方向外側に同様に倒れるよう
にしたため、筒金と外筒の間の全周域を環状突起によっ
て均一にシールすることができる。
外周に付設する環状突起を、軸方向外側に変位し易い非
対象形状に形成し、外筒を筒金の外周面に圧着する際
に、環状突起の全周域が軸方向外側に同様に倒れるよう
にしたため、筒金と外筒の間の全周域を環状突起によっ
て均一にシールすることができる。
【0029】また、請求項2の発明は、環状突起の頂部
を軸方向外側に傾斜させて形成すると共に、この環状突
起の頂部の軸方向内側にサブシール部を一体に形成し、
外筒を筒金に圧着する際に、環状突起の頂部が全周域に
亙って軸方向外側に同様に倒れ、サブシール部の全周域
が外筒の内周面と密接するようにしたため、筒金と外筒
の間の全周域を環状突起の頂部とサブシール部とによっ
て均一かつ確実にシールすることができる。
を軸方向外側に傾斜させて形成すると共に、この環状突
起の頂部の軸方向内側にサブシール部を一体に形成し、
外筒を筒金に圧着する際に、環状突起の頂部が全周域に
亙って軸方向外側に同様に倒れ、サブシール部の全周域
が外筒の内周面と密接するようにしたため、筒金と外筒
の間の全周域を環状突起の頂部とサブシール部とによっ
て均一かつ確実にシールすることができる。
【0030】請求項3の発明は、環状突起の頂部を軸方
向外側に傾斜させて形成すると共に、この環状突起の頂
部の軸方向外側に頂部の倒れを規制する支持突部を一体
に形成し、外筒を筒金に圧着する際に、環状突起の頂部
が全周域に亙って軸方向外側に同様に倒れ、背部を支持
突部に支持された状態で外筒の内周面に密接するように
したため、筒金と外筒の間の全周域を、支持突部によっ
てシール反力を高められた前記頂部によって均一かつ確
実にシールすることができる。
向外側に傾斜させて形成すると共に、この環状突起の頂
部の軸方向外側に頂部の倒れを規制する支持突部を一体
に形成し、外筒を筒金に圧着する際に、環状突起の頂部
が全周域に亙って軸方向外側に同様に倒れ、背部を支持
突部に支持された状態で外筒の内周面に密接するように
したため、筒金と外筒の間の全周域を、支持突部によっ
てシール反力を高められた前記頂部によって均一かつ確
実にシールすることができる。
【0031】したがって、これらの発明によれば、装置
の液密性を大幅に向上させることができる。
の液密性を大幅に向上させることができる。
【図1】請求項1の発明の一実施例を示す図2のA部分
に対応する拡大断面図。
に対応する拡大断面図。
【図2】同実施例を示す断面図。
【図3】図2のB−B線に沿う断面図。
【図4】請求項1の発明の他の実施例を示す断面図。
【図5】請求項2の発明の実施例を示す断面図。
【図6】請求項3の発明の実施例を示す断面図。
【図7】従来の技術を示す断面図。
【図8】図7のC部分に対応する拡大断面図。
【図9】同技術を示す平面図。
1…内筒、 2…外筒、 3…ゴム材、 5…液体封入室、 6…凹部、 7…窓、 8…筒金、 14…環状突起、 14a…頂部 16…サブシール部、 17…支持突部。
Claims (3)
- 【請求項1】 内筒外周に固着された吸振用のゴム材の
外周に凹部を形成すると共に、この凹部に対応する窓を
有する筒金を前記ゴム材の外周に固着し、この筒金の端
部外周にゴム製の環状突起を付設する一方で、筒金の外
周に外筒を圧着し、筒金と外筒とを前記環状突起によっ
てシールして前記凹部と外筒の間に液体封入室を形成し
て成る液体封入型防振装置において、前記環状突起を軸
方向外側に変位し易い非対象形状に形成したことを特徴
とする液体封入型防振装置。 - 【請求項2】 前記環状突起の頂部を軸方向外側に傾斜
させて形成すると共に、この環状突起の頂部の軸方向内
側にサブシール部を一体に形成したことを特徴とする前
記請求項1記載の液体封入型防振装置。 - 【請求項3】 前記環状突起の頂部を軸方向外側に傾斜
させて形成すると共に、この環状突起の頂部の軸方向外
側に頂部の倒れを規制する支持突部を一体に形成したこ
とを特徴とする前記請求項1または2記載の液体封入型
防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297894A JPH07269638A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 液体封入型防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6297894A JPH07269638A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 液体封入型防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07269638A true JPH07269638A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13215963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6297894A Pending JPH07269638A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 液体封入型防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07269638A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0894997A1 (fr) * | 1997-08-01 | 1999-02-03 | Hutchinson | Support antivibratoire hydraulique |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6297894A patent/JPH07269638A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0894997A1 (fr) * | 1997-08-01 | 1999-02-03 | Hutchinson | Support antivibratoire hydraulique |
| FR2766892A1 (fr) * | 1997-08-01 | 1999-02-05 | Hutchinson | Support antivibratoire hydraulique |
| US6012710A (en) * | 1997-08-01 | 2000-01-11 | Hutchinson | Hydraulic antivibration support |
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