JPH0727140Y2 - 射出成形金型の糸引き防止装置 - Google Patents

射出成形金型の糸引き防止装置

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JPH0727140Y2
JPH0727140Y2 JP1991043207U JP4320791U JPH0727140Y2 JP H0727140 Y2 JPH0727140 Y2 JP H0727140Y2 JP 1991043207 U JP1991043207 U JP 1991043207U JP 4320791 U JP4320791 U JP 4320791U JP H0727140 Y2 JPH0727140 Y2 JP H0727140Y2
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JP
Japan
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sprue
injection molding
molding die
molten resin
prevention device
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Application number
JP1991043207U
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JPH0539925U (ja
Inventor
太市 藤
Original Assignee
阪奈金型株式会社
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、熱可塑性樹脂の射出成
形時における射出成形金型の糸引きを防止する射出成形
金型の糸引き防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性樹脂の射出成形作業にお
いて、溶融樹脂を金型キャビティに射出後、キャビティ
内の溶融樹脂が固化すると型を開いて成形品を取り出
す。この時、キャビティ内に注入された溶融樹脂の冷却
固化は、金型に接している部分から順次内側へと進行さ
れる。この際、スプルー内からランナー部分に注入され
ている溶融樹脂も同様にして固化される。
【0003】しかしながら、射出成形機の射出ノズル側
にある樹脂は、運転中常に溶融状態にあるので、所要時
間経過後型開きを行うと、スプルー部分が金型から離型
する際に、スプルーのノズルとの接触部分で軸心付近の
溶融状態の樹脂が延伸され、糸引き現象が生じる。
【0004】こうして、型開きの際に溶融状態の樹脂の
糸引きが生じると、金型パーティングラインの損傷、成
形品の連続落下トラブルによる自動運転阻害、糸が絡み
合うことによってランナーと成形品との選別に時間がか
かる、糸が金型キャビティ内に残って次の成形品にバリ
やヒケが発生して不良品となる等種々の問題点がある。
【0005】ところで、糸引きを解消するために、例え
ば図9及び図10にて示されているような糸引き防止キ
ャップ20が用いられている。この糸引き防止キャップ20
は、金型のスプルーブッシュ21におけるノズル22との接
触面に沿うような欠球形で、中心部にスプルー23に挿入
されて軸心を遮るような薄い邪魔板24が取り付けられた
ものである。この糸引き防止キャップ20はスプルーブッ
シュ21のノズル22の接合面に接着テープ25にて固定し、
前記邪魔板24によって糸引きの原因となるスプルー23軸
心付近の樹脂を欠落させて、糸引きを解消しようとする
ものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、金型の
スプルー23部分は成形品の離型を円滑に行うためにラン
ナー側へ広がるテーパがつけられていることから、前述
の糸引き防止キャップ20を使用した場合、スプルー23の
傾斜面26と邪魔板24の側面24a とが作る小間隙27にも樹
脂が充填される。この小間隙27内で固化された樹脂は、
型開きの際にスプルー23内に残って成形品と共にスプル
ー23部分が排出されるのを妨げ、連続運転に対して阻害
するという問題点がある。また、前記糸引きキャップ20
はスプルーブッシュ21に接着テープ25によって取り付け
られているので、金型交換の際に脱落して紛失するとい
う問題点もある。
【0007】本考案は、このような問題点を解決するこ
とを目的として、金型のスプルーの傾斜面と邪魔板の側
面との間に小間隙が作られることによる連続運転に対す
る阻害がなく、また金型交換の際に脱落して紛失するこ
ともない射出成形金型の糸引き防止装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用効果】本考案に
よる射出成形金型の糸引き防止装置は、前述された目的
を達成するために、射出成形金型のスプルーブッシュに
おける成形機のノズル側に溶融樹脂の流路を介してスプ
ルー軸心を横断する溝が設けられるとともに、この溝に
そのスプルー軸心を横断する邪魔板が嵌挿して設けられ
ることを特徴とするものである。または、射出成形金型
のスプルーブッシュにおける成形機のノズル側に、溶融
樹脂の流路孔を有するブロックが嵌設される凹部が設け
られるとともに、このブロックの溶融樹脂の流路孔をそ
の軸心方向に貫通させるようにスプルー軸心を横断する
邪魔板が設けられることを特徴とするものである。
【0009】射出成形機のノズル先端から射出された溶
融樹脂は、邪魔板によって一旦分流され、スプルー、ラ
ンナーを通過してキャビティに充填される。この邪魔板
によって樹脂はスプルーのノズル付近で軸心部が欠落し
た形状となって、スプルーのノズル付近は完全に固化さ
れた状態で型開きが行われることとなり、糸引きが発生
することはない。
【0010】しかも、邪魔板が溶融樹脂の流路を介して
スプルー軸心を横断する溝にスプルー軸心を横断させて
嵌挿させることにより設けられることで、またはスプル
ーブッシュに設けられる凹部に嵌設される溶融樹脂の流
路孔を有するブロックにその流路孔をその軸心方向に貫
通させるようにスプルー軸心を横断させて設けられるこ
とで、スプルーの傾斜面と邪魔板の側面とによって小間
隙を作らないことから樹脂片が金型内に残ることによる
連続運転に対する阻害がない。また、金型交換の際に脱
落して紛失することがない。さらに、後者においては、
邪魔板が損傷すれば新たなものと交換して確実な状態で
使用することができる。
【0011】
【実施例】次に、本考案による射出成形金型の糸引き防
止装置の具体的な一実施例について図面を参照しつつ説
明する。図1に示されるのは、射出成形金型1 の一実施
例であり、本考案による射出成形金型の糸引き防止装置
2 が装備されている。この射出成形金型1 はガイドピン
3 に沿ってノズル8 側から順に固定側基盤4 、この固定
側基盤4 の付属プレート5 、キャビティプレート6 、コ
アプレート7 が組み合わされており、ノズル8 が接して
スプルー9 を形成する部分はスプルーブッシュ10として
固定側基盤4 、この固定側基盤4 の付属プレート5 に嵌
め込まれてロケートリング11によって固定側基盤4 に取
り付けられている。
【0012】成形に際して溶融樹脂は、成形機のノズル
8 先端から射出成形金型1 内に射出され、スプルー9 、
ランナー12を通過してキャビティ13に充填される。
【0013】図2及び図3に示されているように、スプ
ルーブッシュ10のノズル8 との接触面10a には、スプル
ー9 の軸心を横断するような溝14が刻設され、この溝14
に薄い邪魔板15が嵌挿されて、スプルー9 の軸心を横断
させてある。
【0014】前述のように、邪魔板15がスプルーブッシ
ュ10に嵌挿されているので、ノズル8 の先端から射出さ
れた溶融樹脂は邪魔板15によって一旦分流され、スプル
ー9,ランナー12を通過してキャビティ13に充填され
る。この邪魔板15によって樹脂はスプルー9 のノズル8
付近では中心部が欠落された状態となるために、スプル
ー9 のノズル8 付近での軸心部は完全に固化された状態
で型開きが行われることとなり、糸引きが生じない。
【0015】また、図9及び図10に示されているよう
な従来の糸引き防止キャップ20のように、スプルー9の
傾斜面26と邪魔板24の側面24a とによって小間隙を作ら
ないので、樹脂片が金型内に残って連続運転を阻害する
こともない。
【0016】以上の実施例は、スプルーブッシュ10の所
要位置に1枚の邪魔板15を溝14に嵌設させてなる構成の
ものについて説明したが、図4及び図5にて示すよう
に、溝14と溝14' とを段差を付けクロスさせて刻設し、
それぞれの溝14,14'の深さに応じた高さの邪魔板15,15a
を、スプルー9 の軸心を横断させて、かつ露出端面がノ
ズル8 の先端面に接触するように設けることができる。
このようにすれば、当該スプルー9 部分では流路が縮小
されるが、確実に軸心が遮断されることになって、糸引
きは阻止される。
【0017】さらに、他の実施例として、図6及び図7
で示されるように、溶融樹脂の流路孔をその軸心方向、
言い換えれば流路孔の軸線に直交する方向に貫通させる
ようにスプルー軸心を横断する予め邪魔板15b が成形さ
れているブロック15A を、スプルーブッシュ10の端面に
設けられている凹部10C に嵌設させるようにした構成と
することができる。このように構成されたスプルーブッ
シュ10の場合には、邪魔板15b が損傷すれば、新たなも
のと交換して確実な状態で使用することができる。な
お、このようなブロック15A に邪魔板15b を設ける場合
であっても、図8に示されるようにその邪魔板15b をク
ロスさせた形式のものを採用することができる。そし
て、このような成形体(ブロック)のものでは、邪魔板
15b を3等分して設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による射出成形金型の糸引き防止装置が
装備された実施例の全体縦断面図である。
【図2】図1における射出成形金型の糸引き防止装置の
正面図である。
【図3】図2における縦断面図である。
【図4】本考案による射出成形金型の糸引き防止装置の
他の実施例の正面図である。
【図5】図4における縦断面図である。
【図6】本考案による射出成形金型の糸引き防止装置の
さらに他の実施例の正面図である。
【図7】図6における縦断面図である。
【図8】本考案による射出成形機の糸引き防止装置の他
の応用例を示す正面図である。
【図9】従来使用されている糸引き防止キャップの正面
図である。
【図10】図9の糸引き防止キャップが装着された射出
成形金型の縦断面図である。
【符号の説明】
1 射出成形金型 2 射出成形金型の糸引き防止装置 3 ガイドピン 4 固定側基盤 6 キャビティプレート 7 コアプレート 8,22 ノズル 9,23 スプルー 10,21 スプルーブッシュ 10a 接触面 10C 凹部 12 ランナー 13 キャビティ 14,14’ 邪魔板を嵌設させる溝 15,15a,15b 邪魔板 15A ブロック 20 糸引き防止キャップ 24 邪魔板 24a 側面 25 接着テープ 26 傾斜面 27 小間隙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形金型のスプルーブッシュにおけ
    る成形機のノズル側に溶融樹脂の流路を介してスプルー
    軸心を横断する溝が設けられるとともに、この溝にその
    スプルー軸心を横断する邪魔板が嵌挿して設けられるこ
    とを特徴とする射出成形金型の糸引き防止装置。
  2. 【請求項2】 射出成形金型のスプルーブッシュにおけ
    る成形機のノズル側に、溶融樹脂の流路孔を有するブロ
    ックが嵌設される凹部が設けられるとともに、このブロ
    ックの溶融樹脂の流路孔をその軸心方向に貫通させるよ
    うにスプルー軸心を横断する邪魔板が設けられることを
    特徴とする射出成形金型の糸引き防止装置。
JP1991043207U 1991-01-08 1991-05-13 射出成形金型の糸引き防止装置 Expired - Lifetime JPH0727140Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991043207U JPH0727140Y2 (ja) 1991-01-08 1991-05-13 射出成形金型の糸引き防止装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP347191 1991-01-08
JP3-3471 1991-01-08
JP1991043207U JPH0727140Y2 (ja) 1991-01-08 1991-05-13 射出成形金型の糸引き防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH0539925U JPH0539925U (ja) 1993-05-28
JPH0727140Y2 true JPH0727140Y2 (ja) 1995-06-21

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JP1991043207U Expired - Lifetime JPH0727140Y2 (ja) 1991-01-08 1991-05-13 射出成形金型の糸引き防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59194921U (ja) * 1983-06-13 1984-12-25 三菱化成ポリテック株式会社 糸引きを防止した射出成形金型
JPS637510U (ja) * 1986-07-02 1988-01-19
JPH05332Y2 (ja) * 1988-02-03 1993-01-07
JPH0546898Y2 (ja) * 1988-02-03 1993-12-09

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JPH0539925U (ja) 1993-05-28

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