JPH07272702A - マンガン乾電池における環状パッキングの製造方法 - Google Patents
マンガン乾電池における環状パッキングの製造方法Info
- Publication number
- JPH07272702A JPH07272702A JP6061135A JP6113594A JPH07272702A JP H07272702 A JPH07272702 A JP H07272702A JP 6061135 A JP6061135 A JP 6061135A JP 6113594 A JP6113594 A JP 6113594A JP H07272702 A JPH07272702 A JP H07272702A
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- JP
- Japan
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- annular packing
- heat
- resin tube
- water
- shrinkable resin
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- Pending
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マンガン乾電池の耐漏液性を改善する。
【構成】 有底円筒状の亜鉛缶1の底部に負極端子板1
0および環状パッキング11を順次配設し、亜鉛缶1の
外周に熱収縮性樹脂チューブ9をその周縁部が環状パッ
キング11を被覆する形で巻回する。更に、熱収縮性樹
脂チューブ9の外周に外装缶12をその端部が熱収縮性
樹脂チューブ9を介して負極端子板10および環状パッ
キング11を締め付ける形で装着する。この環状パッキ
ング11は、密度0.5〜0.6g/cm3 で透気度6〜
10秒の紙材を乾燥して含水率を4%以下とし、この状
態で、ポリブテンとパラフィンワックスとポリエチレン
との混合物からなる撥水性物質を紙材に40重量%以上
含浸させて製造されたものを用いる。 【効果】 撥水性物質の含浸率が安定して40重量%以
上となるため、これをマンガン乾電池に適用した場合に
常に十分な耐漏液性を発揮する。
0および環状パッキング11を順次配設し、亜鉛缶1の
外周に熱収縮性樹脂チューブ9をその周縁部が環状パッ
キング11を被覆する形で巻回する。更に、熱収縮性樹
脂チューブ9の外周に外装缶12をその端部が熱収縮性
樹脂チューブ9を介して負極端子板10および環状パッ
キング11を締め付ける形で装着する。この環状パッキ
ング11は、密度0.5〜0.6g/cm3 で透気度6〜
10秒の紙材を乾燥して含水率を4%以下とし、この状
態で、ポリブテンとパラフィンワックスとポリエチレン
との混合物からなる撥水性物質を紙材に40重量%以上
含浸させて製造されたものを用いる。 【効果】 撥水性物質の含浸率が安定して40重量%以
上となるため、これをマンガン乾電池に適用した場合に
常に十分な耐漏液性を発揮する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐漏液性に優れたマン
ガン乾電池における環状パッキングの製造方法に関する
ものである。
ガン乾電池における環状パッキングの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の環状パッキングとして
は、1.0g/cm3 程度の高密度紙にパラフィンワック
ス等の撥水性物質を含浸させ、これを環状に打ち抜いた
ものが広く用いられてきたが、これは環状パッキングと
してのクッション性が低いばかりか、高密度紙であるが
故に撥水性物質の含浸量が自ずと制限されることから、
マンガン乾電池に適用した場合に必ずしも十分な耐漏液
性を発揮し得ないという不都合があった。
は、1.0g/cm3 程度の高密度紙にパラフィンワック
ス等の撥水性物質を含浸させ、これを環状に打ち抜いた
ものが広く用いられてきたが、これは環状パッキングと
してのクッション性が低いばかりか、高密度紙であるが
故に撥水性物質の含浸量が自ずと制限されることから、
マンガン乾電池に適用した場合に必ずしも十分な耐漏液
性を発揮し得ないという不都合があった。
【0003】そこで、密度0.5〜0.6g/cm3 の吸
収紙などの紙材にポリブテンとパラフィンワックスとポ
リエチレンとの混合物からなる撥水性物質を40重量%
以上含浸させたものを環状パッキングとして用いること
により、マンガン乾電池の耐漏液性を改善せんとする方
法(以下「改良法」と称する。)が提案されている(実
公平5−7731号公報参照)。
収紙などの紙材にポリブテンとパラフィンワックスとポ
リエチレンとの混合物からなる撥水性物質を40重量%
以上含浸させたものを環状パッキングとして用いること
により、マンガン乾電池の耐漏液性を改善せんとする方
法(以下「改良法」と称する。)が提案されている(実
公平5−7731号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この改良法
では、マンガン乾電池の耐漏液性を高めるためには撥水
性物質の含浸率を40重量%以上に保持する必要がある
ので、この含浸率の管理が甚だ重要となる。撥水性物質
の含浸率が40重量%以上であれば優れた耐漏液性を発
揮すると確認されていても、実際に撥水性物質の含浸率
を40重量%以上に安定して保持する手法が見出されな
い限り、改良法の技術的価値はあっても産業的価値は不
十分であると言わざるを得ない。
では、マンガン乾電池の耐漏液性を高めるためには撥水
性物質の含浸率を40重量%以上に保持する必要がある
ので、この含浸率の管理が甚だ重要となる。撥水性物質
の含浸率が40重量%以上であれば優れた耐漏液性を発
揮すると確認されていても、実際に撥水性物質の含浸率
を40重量%以上に安定して保持する手法が見出されな
い限り、改良法の技術的価値はあっても産業的価値は不
十分であると言わざるを得ない。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、紙材の含水率
を含浸前に適宜調整することにより、撥水性物質の含浸
率を40重量%以上に安定して保持することが可能なマ
ンガン乾電池における環状パッキングの製造方法を提供
することを目的とする。
を含浸前に適宜調整することにより、撥水性物質の含浸
率を40重量%以上に安定して保持することが可能なマ
ンガン乾電池における環状パッキングの製造方法を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、有底円
筒状の亜鉛缶(1)を有し、前記亜鉛缶の底部に負極端
子板(10)および環状パッキング(11)を順次配設
し、前記亜鉛缶の外周に熱収縮性樹脂チューブ(9)を
その周縁部が前記環状パッキングを被覆する形で巻回
し、更に、前記熱収縮性樹脂チューブの外周に外装缶
(12)をその端部が当該熱収縮性樹脂チューブを介し
て前記負極端子板および前記環状パッキングを締め付け
る形で装着して構成されるマンガン乾電池における前記
環状パッキングを製造する際に、密度0.5〜0.6g
/cm3 で透気度6〜10秒の紙材を乾燥して含水率が4
%以下になるように調整し、この状態で、ポリブテンと
パラフィンワックスとポリエチレンとの混合物からなる
撥水性物質を前記紙材に40重量%以上含浸させるよう
にして構成される。また、上記ポリブテンと上記パラフ
ィンワックスとの混合比率を重量比で10:90から5
0:50の範囲内とし、上記ポリエチレンの上記ポリブ
テンに対する混合比率を3〜8重量%として構成され
る。
筒状の亜鉛缶(1)を有し、前記亜鉛缶の底部に負極端
子板(10)および環状パッキング(11)を順次配設
し、前記亜鉛缶の外周に熱収縮性樹脂チューブ(9)を
その周縁部が前記環状パッキングを被覆する形で巻回
し、更に、前記熱収縮性樹脂チューブの外周に外装缶
(12)をその端部が当該熱収縮性樹脂チューブを介し
て前記負極端子板および前記環状パッキングを締め付け
る形で装着して構成されるマンガン乾電池における前記
環状パッキングを製造する際に、密度0.5〜0.6g
/cm3 で透気度6〜10秒の紙材を乾燥して含水率が4
%以下になるように調整し、この状態で、ポリブテンと
パラフィンワックスとポリエチレンとの混合物からなる
撥水性物質を前記紙材に40重量%以上含浸させるよう
にして構成される。また、上記ポリブテンと上記パラフ
ィンワックスとの混合比率を重量比で10:90から5
0:50の範囲内とし、上記ポリエチレンの上記ポリブ
テンに対する混合比率を3〜8重量%として構成され
る。
【0007】ここで、紙材の密度を0.5〜0.6g/
cm3 に限定したのは、紙材の密度が0.5g/cm3 未満
であれば、紙材の硬度が不足して打抜き性や取扱い性な
どが低下するため作業上の困難が生じ、逆に紙材の密度
が0.6g/cm3 を越えると、撥水性物質の絶対含浸量
が少なくなって必要量を含浸させることが出来ないため
である。
cm3 に限定したのは、紙材の密度が0.5g/cm3 未満
であれば、紙材の硬度が不足して打抜き性や取扱い性な
どが低下するため作業上の困難が生じ、逆に紙材の密度
が0.6g/cm3 を越えると、撥水性物質の絶対含浸量
が少なくなって必要量を含浸させることが出来ないため
である。
【0008】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発
明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「特許請求の範囲」の欄についても同様であ
る。
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発
明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「特許請求の範囲」の欄についても同様であ
る。
【0009】
【作用】上記した構成により、本発明では、撥水性物質
を含浸させる前の紙材の含水率が4%以下に抑えられて
いるため、紙材を構成する木質繊維に対する撥水性物質
の濡れが良くなってその含浸速度が高まると共に、含浸
処理時の気泡の発生が抑制されるように作用する。
を含浸させる前の紙材の含水率が4%以下に抑えられて
いるため、紙材を構成する木質繊維に対する撥水性物質
の濡れが良くなってその含浸速度が高まると共に、含浸
処理時の気泡の発生が抑制されるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0011】図1は本発明によるマンガン乾電池におけ
る環状パッキングの製造方法の一実施例が適用された環
状パッキングを用いたマンガン乾電池の断面図、図2は
撥水性物質の含浸率と紙材の透気度との関係を示すグラ
フである。
る環状パッキングの製造方法の一実施例が適用された環
状パッキングを用いたマンガン乾電池の断面図、図2は
撥水性物質の含浸率と紙材の透気度との関係を示すグラ
フである。
【0012】マンガン乾電池は、図1に示すように、負
極を兼ねる有底円筒状の亜鉛缶1を有しており、亜鉛缶
1内にはセパレータ2及び底紙3を介して正極合剤4が
収納されている。正極合剤4の中央部には炭素棒5が上
側から圧入された形で配設されており、炭素棒5の上部
には合成樹脂製の封口体6が嵌着されている。これら炭
素棒5及び封口体6の上側には正極端子板7が載置され
ており、正極端子板7の周縁部の上側には正極側の環状
パッキング8が載置されている。一方、亜鉛缶1の底部
には負極端子板10が配設されており、負極端子板10
の周縁部の下側には負極側の環状パッキング11が載置
されている。
極を兼ねる有底円筒状の亜鉛缶1を有しており、亜鉛缶
1内にはセパレータ2及び底紙3を介して正極合剤4が
収納されている。正極合剤4の中央部には炭素棒5が上
側から圧入された形で配設されており、炭素棒5の上部
には合成樹脂製の封口体6が嵌着されている。これら炭
素棒5及び封口体6の上側には正極端子板7が載置され
ており、正極端子板7の周縁部の上側には正極側の環状
パッキング8が載置されている。一方、亜鉛缶1の底部
には負極端子板10が配設されており、負極端子板10
の周縁部の下側には負極側の環状パッキング11が載置
されている。
【0013】また、亜鉛缶1の外周には熱収縮性樹脂チ
ューブ9が巻回されているが、熱収縮性樹脂チューブ9
の上側の周縁部は前記封口体6と正極端子板7との間に
挟持されており、熱収縮性樹脂チューブ9の下側の周縁
部は前記環状パッキング11を下側から被覆している。
更に、熱収縮性樹脂チューブ9の外周には外装缶12が
装着されているが、外装缶12の上端部は内側にカール
されて前記環状パッキング8に当接し、また外装缶12
の下端部は前記熱収縮性樹脂チューブ9を介して前記環
状パッキング11を締め付けている。
ューブ9が巻回されているが、熱収縮性樹脂チューブ9
の上側の周縁部は前記封口体6と正極端子板7との間に
挟持されており、熱収縮性樹脂チューブ9の下側の周縁
部は前記環状パッキング11を下側から被覆している。
更に、熱収縮性樹脂チューブ9の外周には外装缶12が
装着されているが、外装缶12の上端部は内側にカール
されて前記環状パッキング8に当接し、また外装缶12
の下端部は前記熱収縮性樹脂チューブ9を介して前記環
状パッキング11を締め付けている。
【0014】ところで、前記環状パッキング11は次の
ような手順で製造されたものである。即ち、密度0.5
5g/cm3 で透気度7.5秒の吸収紙などの紙材を用意
し、これを192℃の熱風乾燥機で80秒間乾燥して紙
材の含水率を4%以下とする。次に、ポリブテンとパラ
フィンワックスとポリエチレンとの混合物からなる撥水
性物質が貯溜された容器にこの紙材を12秒間投入して
撥水性物質を含浸させる。すると、撥水性物質の含浸率
が40重量%以上となる。次いで、この紙材を金型で打
ち抜いて環状パッキング11とする。なお、上記撥水性
物質においては、ポリブテンとパラフィンワックスとの
混合比率は重量比で10:90から50:50の範囲内
が好ましく、ポリエチレンのポリブテンに対する混合比
率は3〜8重量%が好ましい。
ような手順で製造されたものである。即ち、密度0.5
5g/cm3 で透気度7.5秒の吸収紙などの紙材を用意
し、これを192℃の熱風乾燥機で80秒間乾燥して紙
材の含水率を4%以下とする。次に、ポリブテンとパラ
フィンワックスとポリエチレンとの混合物からなる撥水
性物質が貯溜された容器にこの紙材を12秒間投入して
撥水性物質を含浸させる。すると、撥水性物質の含浸率
が40重量%以上となる。次いで、この紙材を金型で打
ち抜いて環状パッキング11とする。なお、上記撥水性
物質においては、ポリブテンとパラフィンワックスとの
混合比率は重量比で10:90から50:50の範囲内
が好ましく、ポリエチレンのポリブテンに対する混合比
率は3〜8重量%が好ましい。
【0015】上述の効果を確認するため、紙材の透気度
および含水率を変えた場合に撥水性物質の含浸率がどの
ように変化するかを調べた。即ち、密度0.55g/cm
3で透気度を6〜14秒の範囲内で適宜設定した紙材を
何種類か用意し、それぞれについて乾燥条件を適宜変え
て含水率が4%、6%及び8%となるようにした。これ
らの紙材について撥水性物質の含浸率を測定した。その
結果をまとめて図2に示す。
および含水率を変えた場合に撥水性物質の含浸率がどの
ように変化するかを調べた。即ち、密度0.55g/cm
3で透気度を6〜14秒の範囲内で適宜設定した紙材を
何種類か用意し、それぞれについて乾燥条件を適宜変え
て含水率が4%、6%及び8%となるようにした。これ
らの紙材について撥水性物質の含浸率を測定した。その
結果をまとめて図2に示す。
【0016】図2から明らかなように、各含水率の紙材
において、透気度が大きくなると撥水性物質の含浸率が
減少する。また、各透気度の紙材において、含水率が大
きくなると撥水性物質の含浸率が減少し、含浸率のバラ
ツキも大きくなる。透気度を6〜10秒とし、かつ含水
率を4%とした場合には、目標含浸率である40重量%
以上が達成され、しかも含浸率のバラツキが小さい。こ
れは、含浸前における紙材の含水率が低く抑えられてい
るため、紙材を構成する木質繊維に対する撥水性物質の
濡れが良くなってその含浸速度が高まることと、含浸処
理時の気泡の発生が抑制されることが原因であると考え
られる。
において、透気度が大きくなると撥水性物質の含浸率が
減少する。また、各透気度の紙材において、含水率が大
きくなると撥水性物質の含浸率が減少し、含浸率のバラ
ツキも大きくなる。透気度を6〜10秒とし、かつ含水
率を4%とした場合には、目標含浸率である40重量%
以上が達成され、しかも含浸率のバラツキが小さい。こ
れは、含浸前における紙材の含水率が低く抑えられてい
るため、紙材を構成する木質繊維に対する撥水性物質の
濡れが良くなってその含浸速度が高まることと、含浸処
理時の気泡の発生が抑制されることが原因であると考え
られる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
有底円筒状の亜鉛缶1を有し、前記亜鉛缶1の底部に負
極端子板10および環状パッキング11を順次配設し、
前記亜鉛缶1の外周に熱収縮性樹脂チューブ9をその周
縁部が前記環状パッキング11を被覆する形で巻回し、
更に、前記熱収縮性樹脂チューブ9の外周に外装缶12
をその端部が当該熱収縮性樹脂チューブ9を介して前記
負極端子板10および前記環状パッキング11を締め付
ける形で装着して構成されるマンガン乾電池における前
記環状パッキング11を製造する際に、密度0.5〜
0.6g/cm3 で透気度6〜10秒の紙材を乾燥して含
水率が4%以下になるように調整し、この状態で、ポリ
ブテンとパラフィンワックスとポリエチレンとの混合物
からなる撥水性物質を前記紙材に40重量%以上含浸さ
せるようにして構成したので、撥水性物質を含浸させる
前の紙材の含水率が4%以下に抑えられているため、紙
材を構成する木質繊維に対する撥水性物質の濡れが良く
なってその含浸速度が高まると共に、含浸処理時の気泡
の発生が抑制されることから、撥水性物質の含浸率(4
0重量%以上)が安定したものとなる。その結果、当該
環状パッキング11をマンガン乾電池に適用した場合に
常に十分な耐漏液性を発揮することが可能となる。
有底円筒状の亜鉛缶1を有し、前記亜鉛缶1の底部に負
極端子板10および環状パッキング11を順次配設し、
前記亜鉛缶1の外周に熱収縮性樹脂チューブ9をその周
縁部が前記環状パッキング11を被覆する形で巻回し、
更に、前記熱収縮性樹脂チューブ9の外周に外装缶12
をその端部が当該熱収縮性樹脂チューブ9を介して前記
負極端子板10および前記環状パッキング11を締め付
ける形で装着して構成されるマンガン乾電池における前
記環状パッキング11を製造する際に、密度0.5〜
0.6g/cm3 で透気度6〜10秒の紙材を乾燥して含
水率が4%以下になるように調整し、この状態で、ポリ
ブテンとパラフィンワックスとポリエチレンとの混合物
からなる撥水性物質を前記紙材に40重量%以上含浸さ
せるようにして構成したので、撥水性物質を含浸させる
前の紙材の含水率が4%以下に抑えられているため、紙
材を構成する木質繊維に対する撥水性物質の濡れが良く
なってその含浸速度が高まると共に、含浸処理時の気泡
の発生が抑制されることから、撥水性物質の含浸率(4
0重量%以上)が安定したものとなる。その結果、当該
環状パッキング11をマンガン乾電池に適用した場合に
常に十分な耐漏液性を発揮することが可能となる。
【図1】本発明によるマンガン乾電池における環状パッ
キングの製造方法の一実施例が適用された環状パッキン
グを用いたマンガン乾電池の断面図である。
キングの製造方法の一実施例が適用された環状パッキン
グを用いたマンガン乾電池の断面図である。
【図2】撥水性物質の含浸率と紙材の透気度との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
1……亜鉛缶 9……熱収縮性樹脂チューブ 10……負極端子板 11……環状パッキング 12……外装缶
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 彰英 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内 (72)発明者 西尾 昌武 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電気 化学株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 有底円筒状の亜鉛缶(1)を有し、 前記亜鉛缶の底部に負極端子板(10)および環状パッ
キング(11)を順次配設し、 前記亜鉛缶の外周に熱収縮性樹脂チューブ(9)をその
周縁部が前記環状パッキングを被覆する形で巻回し、 更に、前記熱収縮性樹脂チューブの外周に外装缶(1
2)をその端部が当該熱収縮性樹脂チューブを介して前
記負極端子板および前記環状パッキングを締め付ける形
で装着して構成されるマンガン乾電池における前記環状
パッキングを製造する際に、 密度0.5〜0.6g/cm3 で透気度6〜10秒の紙材
を乾燥して含水率が4%以下になるように調整し、 この状態で、ポリブテンとパラフィンワックスとポリエ
チレンとの混合物からなる撥水性物質を前記紙材に40
重量%以上含浸させるようにして構成したマンガン乾電
池における環状パッキングの製造方法。 - 【請求項2】 ポリブテンとパラフィンワックスとの混
合比率を重量比で10:90から50:50の範囲内と
し、 ポリエチレンのポリブテンに対する混合比率を3〜8重
量%としたことを特徴とする請求項1記載のマンガン乾
電池における環状パッキングの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6061135A JPH07272702A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | マンガン乾電池における環状パッキングの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6061135A JPH07272702A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | マンガン乾電池における環状パッキングの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272702A true JPH07272702A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13162343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6061135A Pending JPH07272702A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | マンガン乾電池における環状パッキングの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272702A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6586912B1 (en) | 2002-01-09 | 2003-07-01 | Quallion Llc | Method and apparatus for amplitude limiting battery temperature spikes |
| WO2005004254A3 (en) * | 2003-07-04 | 2005-04-14 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | A positive electrode current collector for a manganese dry battery and a manganese dry battery using the same |
| US6891353B2 (en) | 2001-11-07 | 2005-05-10 | Quallion Llc | Safety method, device and system for an energy storage device |
| US7410721B2 (en) * | 2002-04-01 | 2008-08-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Positive electrode current collector and manganese dry battery using the same |
| US7443136B2 (en) | 2002-01-09 | 2008-10-28 | Quallion Llc | Method and device employing heat absorber for limiting battery temperature spikes |
| US7592776B2 (en) | 2001-11-07 | 2009-09-22 | Quallion Llc | Energy storage device configured to discharge energy in response to unsafe conditions |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6061135A patent/JPH07272702A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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