JPH072739Y2 - 建設機械の箱型構造物 - Google Patents

建設機械の箱型構造物

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JPH072739Y2
JPH072739Y2 JP1989143321U JP14332189U JPH072739Y2 JP H072739 Y2 JPH072739 Y2 JP H072739Y2 JP 1989143321 U JP1989143321 U JP 1989143321U JP 14332189 U JP14332189 U JP 14332189U JP H072739 Y2 JPH072739 Y2 JP H072739Y2
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JP
Japan
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box
shaped structure
styrofoam
vibration
side plate
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Application number
JP1989143321U
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JPH0383262U (ja
Inventor
修一 波左間
等 戸高
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は油圧ショベルのブームやアーム等建設機械の箱
型構造物に関し、とくに共鳴防止機能を備えた箱型構造
物に関する。
(従来の技術) 従来、建設機械のブームやアーム等の箱型構造物は、例
えば第2図に示す油圧ショベルのように、アーム1先端
に取り付けられたバケット3や当該アーム1あるいはブ
ーム5等を作動させるための油圧シリンダ7a〜7cを支持
しており、該箱型構造物に沿って建設機械本体9の油圧
源から油圧シリンダ7a〜7cに圧油を供給したり油圧シリ
ンダから圧油を戻すための配管11やホース13を併設され
ている。
この場合、ブームやアーム等の箱型構造物1,5は、第3
図に示すように、上板15と下板17と左右側板19,21から
なり、断面がほぼ矩形の中空構造となっており、配管11
は箱型構造物の上板15上に配管クランプ23により締結さ
れている。
しかしながら、上記従来の箱型構造物は中空構造となっ
ているため、その上に装着された配管11の振動で起振さ
れ、箱型構造物全体が共鳴箱となって大きな騒音を発生
する欠点がある。すなわち、油圧脈動等により配管11が
振動すると上板15が加振され、該振動は中空内部25の空
気を通じて下板17、左右側板19,21に伝達され、構造物
全体が共鳴箱となって大きな騒音を発生する。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の欠点を除去すべくなされたものであ
って、このため本考案は、ほぼ矩形状の中空断面を有し
かつ長手方向に沿って油圧配管を併設された建設機械の
箱型構造物において、前記箱型構造物の内面にタール等
の防音材を塗布し、該箱型構造物の一側板にニツプルを
取り付けるとともに他側板に複数のエア抜き穴を設け、
該箱型構造物の中空内部に泡状の発泡スチロールを注入
充填し固化したことを特徴とする。
(作用) 箱形構造物の中空内部が発泡スチロールで充填され振動
の伝播経路が遮断されているため、配管の振動にともな
って配管が装着された板の振動が中空内部の空気を伝わ
って他の板を振動させることがなく、これによっていわ
ゆる共鳴現象を防止することができる。また、発泡スチ
ロールは吸音作用を有するので板の振動による騒音を吸
収し低減させることができる。また、箱型構造物の内面
にタール等の防音材を塗布したので、箱型構造物と内部
の発泡スチロールとの間の相対移動による騒音発生を防
止できるばかりではなく、箱型構造物の板部材に制振作
用を与え防音効果を増すことかできる。さらに、発泡ス
チロールは直接箱型構造物と接触しないので、箱型構造
物の振動により発泡スチロールを早期に破損させるおそ
れがない。またさらに、箱型構造物の一側板にニップル
を取付けるとともに他側板に複数のエア抜き穴を設けた
ので、既存の箱型構造物にも迅速かつ容易に発泡スチロ
ールを充填することができる。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例を添付図面に沿って説明す
る。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、油圧ショベル
のブームやアームに使用される箱型構造物の横断面図で
ある。
図において、第3図と同一符号は同一構成部品を示す。
該実施例においては、箱型構造物1,5の一側板19にニッ
プル27を取り付けるとともに他側板21に複数のエア抜き
穴29を設け、エア抜き穴29から空気を抜きながらニップ
ル27から泡状の発泡スチロール31を注入充填したもので
ある。注入充填後はニツプル27、エア抜き穴29に栓33を
する。注入充電された泡状の発泡スチロール31は時間の
経過とともに固化する。
また、固化した発泡スチロール31と板15,17,19,21との
間の微少な相対運動による音の発生を防止するととも
に、これらの板に制振作用を与えるために板の内側面に
タール等の防音材35を塗布しておく。
このように、箱型構造物1,5の中空内部を発泡スチロー
ル31で充填することにより中空内部における振動の伝播
経路が遮断され、配管11の振動にともなう上板15の振動
が中空内部を伝わって他の板に伝播されることがなく共
鳴現象による騒音の発生を防止することができる。ま
た、発泡スチロール31は吸音作用を有するので板15,17,
19,21の振動による騒音を低減できる。さらに、発泡ス
チロールはかなり計量であるから実質的に箱型構造物の
重量を増すことがなく、従って作業性を損なうことがな
い。また、ニップルやエア抜き穴は加工が容易であり、
しかも発泡スチロールは取り扱いが容易であるので、既
存の箱型構造物に適用できる。なお、本考案は上記実施
例の構造に限定されず、広く建設機械の箱型構造物に適
用可能である。
(効果) 以上のように、本考案によれば建設機械の箱型構造物の
内部の中空部を発泡スチロールで充電し構造物内部にお
ける振動の伝播経路を遮断したので、該箱型構造物に装
着された油圧配管の振動等で構造物全体が共鳴し大きな
騒音を初性することがない。また、板の振動による騒音
を発泡スチロールの吸音作用で低減することができる。
また、箱型構造物の内面にタール等の防音材を塗布した
ので、箱型構造物と内部の発泡スチロールとの間の相対
移動による騒音発生を防止できるばかりではなく、箱型
構造物の板部材に制振作用を与え防音効果を増すことか
できる。さらに、発泡スチロールは直接箱型構造物と接
触しないので、箱型構造物の振動により発泡スチロール
を早期に破損させるおそれがない。またさらに、箱型構
造物の一側板にニップルを取付けるとともに他側板に複
数のエア抜き穴を設けたので、既存の箱型構造物にも迅
速かつ容易に発泡スチロールを充填することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による箱型構造物の横断面
図、第2図は箱型構造物を有する油圧ショベルの全体
図、第3図は従来の箱型構造物の横断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ矩形状の中空断面を有しかつ長手方向
    に沿って油圧配管を併設された建設機械の箱型構造物に
    おいて、前記箱型構造物の内面にタール等の防音材を塗
    布し、該箱型構造物の一側板にニップルを取り付けると
    ともに他側板に複数のエア抜き穴を設け、該箱型構造物
    の中空内部に泡状の発泡スチロールを注入充填し固化し
    たことを特徴とする建設機械の箱型構造物。
JP1989143321U 1989-12-12 1989-12-12 建設機械の箱型構造物 Expired - Lifetime JPH072739Y2 (ja)

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JP1989143321U JPH072739Y2 (ja) 1989-12-12 1989-12-12 建設機械の箱型構造物

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JPH0383262U JPH0383262U (ja) 1991-08-23
JPH072739Y2 true JPH072739Y2 (ja) 1995-01-25

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ID=31690098

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62181657U (ja) * 1986-05-09 1987-11-18

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JPH0383262U (ja) 1991-08-23

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