JPH07276292A - 裁断装置 - Google Patents

裁断装置

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Publication number
JPH07276292A
JPH07276292A JP8552294A JP8552294A JPH07276292A JP H07276292 A JPH07276292 A JP H07276292A JP 8552294 A JP8552294 A JP 8552294A JP 8552294 A JP8552294 A JP 8552294A JP H07276292 A JPH07276292 A JP H07276292A
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JP
Japan
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cutting
cutter
workpiece
cutting blade
base
Prior art date
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JP8552294A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Fujisaki
智幸 藤▲崎▼
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッタを簡易な機構で動作させることにより
シート材料等の被加工物の二次元平面を自在に裁断する
ことを可能とする。 【構成】 基台13と、基台上の被加工物を裁断するカ
ッタ8と、カッタ8を支持するカッタヘッド3と、カッ
タ8を基台上の被加工物の面上で縦横に移動させるガイ
ド機構16とを備え、カッタヘッドとガイド機構16と
の間に、カッタヘッド3を回転中心線L1の回りに軸受
11を介し回転自在に支持するカッタ支持部1bを装備
し、カッタヘッド3に、ガイドころ部材10を付設し、
ガイドころ部材とカッタヘッド3との間に、ガイドころ
部材10を基台上の被加工物に向けて常時付勢する圧縮
コイルバネ9bを装備し、ガイドころ部材10の中心を
通る垂線L2とカッタヘッド3の回転中心線L2との間
を、所定間隔離間させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、裁断装置に係り、特
に、シート材料等の被加工物の二次元平面を裁断する場
合に好適な裁断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート材料等を裁断する裁断装置
としては、例えば特開平1−146693号公報,特開
平1−146697号公報,特開平3−264300号
公報等に記載のものが提案されている。図6は裁断装置
の従来構成例を示すものであり、裁断面50を有する基
台51と、基台51の両側に各々配置されたガイドレー
ル52,53と、ガイドレール52,53間に掛け渡さ
れると共に当該ガイドレール52,53を介してX方向
駆動用モータ(図示略)により図中X方向へ移動自在な
ガイド機構54と、ガイド機構54に付設されると共に
Y方向駆動用モータ(図示略)により図中Y方向へ移動
自在なカッタヘッド55と、カッタヘッド55の下端部
に付設されると共にθ方向駆動用モータ(図示略)によ
り図中θ方向へ回転自在なカッタ56とを備える構成と
なっている。
【0003】裁断装置の基台51の裁断面50に載置し
たシート材料57を裁断する場合は、X方向駆動用モー
タ,Y方向駆動用モータ,θ方向駆動用モータの3軸を
同時に制御可能なコントローラ(図示略)で、X方向駆
動用モータ,Y方向駆動用モータ,θ方向駆動用モータ
を駆動制御し、ガイド機構54をX方向へ適宜移動さ
せ、カッタヘッド55をY方向へ適宜移動させ、カッタ
56をθ方向へ適宜回転させることにより、シート材料
57の裁断を行っていた。この場合、コントローラは、
シート材料57の面上の曲線を含む自在な裁断を行うべ
く、カッタ56の刃先56aが常に裁断方向(進行方
向)を向くように制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
裁断装置においては、前述した如くシート材料の面上の
曲線を含む自在な裁断を行うべく、カッタの刃先が常に
裁断方向(進行方向)を向くように制御するためには、
カッタをX方向,Y方向,θ方向へ動作させるためのX
方向駆動用モータ,Y方向駆動用モータ,θ方向駆動用
モータ及び各モータを3軸同時に駆動制御可能なコント
ローラが必要となるため、コントローラによる制御が複
雑化すると共にコスト高となるという問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、カッタを簡易な機構で動作させることに
よりシート材料等の被加工物の二次元平面を自在に裁断
することを可能とした裁断装置を提供することを、その
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、シ
ート材料等の被加工物が載置される基台と、該基台上の
被加工物を裁断する切刃と、該切刃を上部で支持する切
刃支持手段と、該切刃支持手段を介して前記切刃を前記
基台上の被加工物の面上で縦横に移動するのを案内する
ガイド機構と、該ガイド機構を駆動する駆動機構とを備
え、前記切刃支持手段と前記ガイド機構との間に、当該
切刃支持手段を前記切刃と前記被加工物との接触箇所を
通る垂線の回りに回転自在に支持する支持機構を装備す
ると共に、前記切刃支持手段に、アーム部材を介して球
状のころ部材を装備し、該ころ部材と前記アーム部材と
の間に、当該ころ部材を前記基台の上面に対して常時付
勢する付勢手段を装備すると共に、前記ころ部材と前記
被加工物との接点を通る垂線と前記切刃支持手段の回転
中心線との間を、所定間隔離間させる、という構成を採
っている。これによって前述した目的を達成しようとす
るものである。
【0007】請求項2の本発明は、シート材料等の被加
工物が載置される基台と、該基台上の被加工物を裁断す
る切刃と、該切刃を上部で支持する切刃支持手段と、該
切刃支持手段を介して前記切刃を前記基台上の被加工物
の面上で縦横に移動するのを案内するガイド機構と、該
ガイド機構を駆動する駆動機構とを備え、前記切刃支持
手段と前記ガイド機構との間に、前記切刃支持手段を当
該切刃支持手段を通る垂線の回りに回転自在に支持する
支持機構を装備すると共に、前記切刃と前記被加工物と
の接触箇所を通る垂線と前記切刃支持手段の回転中心線
との間を、所定間隔離間させる、という構成を採ってい
る。これによって前述した目的を達成しようとするもの
である。
【0008】請求項3の本発明は、前記請求項1又は2
記載の裁断装置において、前記切刃支持手段に、当該切
刃支持手段を前記基台の上面に対して上下方向に移動さ
せる昇降機構を備える、という構成を採っている。これ
によって前述した目的を達成しようとするものである。
【0009】
【作用】請求項1の本発明によれば、基台の上面にシー
ト材料等の被加工物を載置した後、切刃支持手段に支持
された切刃を被加工物の裁断箇所に接触させる。この
時、切刃支持手段にアーム部材を介して装備されたころ
部材は、ころ部材とアーム部材との間に装備された付勢
手段の付勢力により基台上の被加工物に接触した状態と
なっている。駆動機構により、ガイド機構及び支持機構
を介して切刃支持手段を被加工物の面に対して平行に適
宜移動させると、ころ部材と被加工物との接点を通る垂
線と切刃支持手段の回転中心線との間が所定間隔離間し
た状態に設定されているため、ころ部材は切刃支持手段
の動きに追従して被加工物の面上を連れ回りする結果、
切刃には回転モーメントが作用する。これにより、切刃
支持手段に支持された切刃は、ころ部材によってガイド
されながら被加工物の面上を移動し被加工物に対する裁
断を行う。
【0010】請求項2の本発明によれば、基台の上面に
シート材料等の被加工物を載置した後、切刃支持手段に
支持された切刃を被加工物の裁断箇所に接触させる。駆
動機構により、ガイド機構及び支持機構を介して切刃支
持手段を被加工物の面に対して平行に適宜移動させる
と、切刃と被加工物との接触箇所を通る垂線と切刃支持
手段の回転中心線との間が所定間隔離間した状態に設定
されているため、切刃支持手段の回転に伴い、切刃には
回転モーメントが作用する。これにより、切刃支持手段
に支持された切刃は、被加工物の面上を移動し被加工物
に対する裁断を行う。
【0011】請求項3の本発明によれば、切刃を被加工
物の裁断対象箇所まで移動させる場合には、昇降機構に
より切刃支持手段を基台の上方へ上昇させると共に、付
勢手段の付勢力により基台上の被加工物に接触した状態
となっているころ部材を介して切刃支持手段及び切刃を
被加工物の上方を空走させ、裁断箇所に到達した時点で
昇降機構により切刃支持手段を下降させ、切刃支持手段
に支持された切刃を被加工物の裁断箇所に接触させる。
駆動機構により、ガイド機構及び支持機構を介して切刃
支持手段を被加工物の面に対して平行に適宜移動させる
と、ころ部材と被加工物との接点を通る垂線と切刃支持
手段の回転中心線との間が所定間隔離間した状態に設定
されているため、ころ部材は切刃支持手段の動きに追従
して被加工物の面上を連れ回りする結果、切刃には回転
モーメントが作用する。これにより、切刃支持手段に支
持された切刃は、ころ部材によってガイドされながら被
加工物の面上を移動し被加工物に対する裁断を行う。
【0012】
【実施例】以下、本発明の裁断装置を適用してなる第1
実施例及び第2実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】(1)第1実施例。 先ず、本第1実施例における裁断装置の全体構成を図2
に基づき説明すると、裁断装置は、被加工物が載置され
る基台13と、基台13の両端縁に沿って平行に配設さ
れたガイドレール14,15と、ガイドレール14,1
5間にスライド機構16a,16bを介して掛け渡され
たガイド機構16と、ガイド機構16にカッタ取付部1
aを介して装備された超音波式カッタ機構1と、ガイド
機構16をガイドレール14,15に沿って図2上下方
向へ移動させると共に,超音波式カッタ機構1をガイド
機構16に沿って図2水平方向へ移動させる駆動機構1
7とを備える構成となっている。
【0014】超音波式カッタ機構1のカッタ8(後述)
により,基台13上面に載置した被加工物Wの裁断を行
う場合には、コントローラ(図示略)により駆動機構1
7を駆動制御して、ガイド機構16をガイドレール1
4,15に沿って図2上下方向へ適宜移動させ,超音波
式カッタ機構1をガイド機構16に沿って図2水平方向
へ適宜移動させることにより、被加工物Wの裁断を行う
ようになっている。
【0015】次に、本第1実施例における裁断装置の要
部の構成を図1及び図2に基づき説明すると、裁断装置
を構成する超音波式カッタ機構1は、カッタ取付部1a
と、カッタ取付部1aに連設されたカッタ支持部1b
と、カッタ支持部1bに固定されたソレノイド2と、ソ
レノイド2のプランジャ2aの下端部に装備されたカッ
タヘッド3と、カッタヘッド3に付設された1対のスリ
ップリング4,5と、スリップリング4,5に連設され
たブラシ6と、カッタヘッド3の下端部にホーン部7を
介して装備されたカッタ8と、カッタヘッド3にアーム
部材9及び圧縮コイルバネ9bを介して固定されたガイ
ドころ部材10とを備える構成となっている。
【0016】これを詳述すると、カッタ取付部1aに連
設されたカッタ支持部1bの上部には、ソレノイド2が
固定されると共に、カッタ支持部1bの内部には、ソレ
ノイド2のプランジャ2aが軸受11を介して図1上下
方向へ移動自在に装備されている。所定の電源(図示
略)からソレノイド2へ通電すると、プランジャ2aが
図1上下方向へ移動するため、カッタヘッド3及びカッ
タ8が図1上下方向へ移動するようになっている。この
場合、カッタヘッド3及びカッタ8の昇降機構として
は、ソレノイド2に限定されるものではない。
【0017】ソレノイド2のプランジャ2aの下端部に
は、円筒状のカッタヘッド3が装備されており、当該カ
ッタヘッド3は、超音波振動を発生する超音波振動子及
び超音波振動子で発生した超音波振動をカッタ8へ伝達
するブースタ(以上図示略)を内蔵したカッタヘッド本
体部12と、超音波振動をカッタ8に伝達するホーン部
7とを備える構成となっている。
【0018】カッタヘッド3のカッタヘッド本体部12
の上方部分の外周には、1対のスリップリング4,5が
固定されると共に、スリップリング4,5には、ブラシ
6を介して所定の電源(図示略)が接続されている。電
源からブラシ6を介してスリップリング4,5へ通電す
るとカッタヘッド本体部12の超音波振動子で超音波振
動が発生し、超音波振動子で発生した超音波振動は、ブ
ースタ及びホーン部7を介してカッタ8へ伝達されるよ
うになっている。
【0019】また、カッタヘッド3のカッタヘッド本体
部12の下方部分の外周には、カッタヘッド本体部12
が固定された取付部9aを介してアーム部材9が固定さ
れており、アーム部材9の下端部には、圧縮コイルバネ
9bを介して球状のガイドころ部材10が回転自在に装
備されている。ガイドころ部材10は、圧縮コイルバネ
9bにより基台13上の被加工物Wの上面に対して常時
付勢されており、ソレノイド2でカッタヘッド3及びカ
ッタ8を上方へ移動させた場合でも、ガイドころ部材1
0は圧縮コイルバネ9bの付勢力で被加工物W上面との
接触状態が維持されるようになっている。ガイドころ部
材10の中心を通る垂線L2とカッタヘッド3の回転中
心線L1との間の間隔は、所定間隔K1に設定されてい
る。
【0020】更に、カッタ8の刃先8aは、ガイドころ
部材10とは常に反対側を向くような状態に設定される
と共に、カッタ8の刃先8aの刃先先端部8b(被加工
物Wとの接点)は、カッタヘッド3の回転中心線L1の
延長線上に位置する状態に設定されている。そして、カ
ッタ8が付設されたカッタヘッド3は、当該カッタヘッ
ド3の回転中心線L1の回りに回転自在となっている。
【0021】この場合、上述した裁断装置には、裁断装
置各部を制御する制御部(図示略)が付設されており、
制御部は、所定の制御プログラムに基づき、ガイド機構
16をガイドレール14,15に沿って図2上下方向へ
移動させる制御,超音波式カッタ機構1をガイド機構1
6に沿って図2水平方向へ移動させる制御,超音波式カ
ッタ機構1のカッタヘッド3を基台13上の被加工物か
ら離間させて上昇させる制御,超音波式カッタ機構1の
カッタヘッド3を基台13上の被加工物における所望の
裁断箇所に下降させる制御等を行うようになっている。
【0022】次に、上記の如く構成した本第1実施例に
おける裁断装置により被加工物を裁断する場合の動作を
説明する。
【0023】裁断装置により被加工物Wを裁断する場
合、所定の電源からソレノイド2へ通電すると当該ソレ
ノイド2のプランジャ2aが下方へ移動するため、カッ
タヘッド3も下方へ移動し、カッタヘッド3に付設した
カッタ8の刃先8aの先端部分8bが被加工物Wの加工
面に当接する。カッタ8の刃先8aの刃先先端部8bが
被加工物Wの加工面に当接した時点で、電源からソレノ
イド2に対する通電を停止する。この場合、カッタ8の
刃先8aは、ガイドころ部材10とは反対側を向いた状
態となる。
【0024】次いで、所定の電源からブラシ6を介して
スリップリング4,5に通電すると、カッタヘッド8の
カッタヘッド本体12の超音波振動子で超音波振動が発
生し、当該超音波振動はブースタ及びホーン部7を介し
てカッタ8へ伝達される。制御部(図示略)により駆動
機構17を駆動制御して、ガイド機構16をガイドレー
ル14,15に沿って図2上下方向へ適宜移動させ,超
音波式カッタ機構1をガイド機構16に沿って図2水平
方向へ適宜移動させると、カッタ8は被加工物Wの加工
面上を移動する。
【0025】この時、カッタ8の刃先8aの刃先先端部
8bは、カッタ8の動きに追従して連れ回りするガイド
ころ部材10にガイドされながら被加工物Wの加工面上
を移動し、被加工物Wに対する裁断を行う。この場合、
被加工物Wを曲線状に裁断する際も、カッタ8の刃先8
aはガイドころ部材10にガイドされながら進行方向を
向くため、被加工物Wに対して円滑な裁断が行われる。
【0026】他方、裁断装置により被加工物Wの角部を
裁断する場合、所定の電源からソレノイド2へ通電する
と当該ソレノイド2のプランジャ2aが上方へ移動する
ため、カッタヘッド3も上方へ移動し、カッタヘッド3
に付設したカッタ8の刃先8aの先端部分8bと被加工
物Wの加工面との間に隙間が生ずる。この場合、ガイド
ころ部材10は圧縮コイルバネ9bにより基台13上の
被加工物Wの上面に対し付勢されているため、ガイドこ
ろ部材10は被加工物Wの上面との接触状態を維持して
いる。
【0027】ガイドころ部材10を被加工物Wの上面に
接触させた状態でカッタヘッド3及びカッタ8を被加工
物Wの加工面の上方を所定方向へ空走させ、カッタ8の
刃先8aが移動方向を向くと共に裁断箇所に達した時点
で、所定の電源からソレノイド2へ通電すると当該ソレ
ノイド2のプランジャ2aが下方へ移動するため、カッ
タヘッド3も下方へ移動し、カッタ8の刃先8aの刃先
先端部8bを被加工物Wの上面に当接させる。カッタ8
の刃先8aの刃先先端部8bが被加工物Wの上面に当接
した時点で、電源からソレノイド2への通電を停止す
る。
【0028】次いで、所定の電源からブラシ6を介して
スリップリング4,5に通電すると、カッタヘッド8の
カッタヘッド本体12の超音波振動子で超音波振動が発
生し、当該超音波振動はブースタ及びホーン部7を介し
てカッタ8へ伝達される。制御部(図示略)により駆動
機構17を駆動制御して、ガイド機構16をガイドレー
ル14,15に沿って図2上下方向へ適宜移動させ,超
音波式カッタ機構1をガイド機構16に沿って図2水平
方向へ適宜移動させると、カッタ8は被加工物Wの裁断
箇所を移動する。これにより、カッタ8の刃先8aの刃
先先端部8bは、カッタ8の動きに追従して連れ回りす
るガイドころ部材10にガイドされ、被加工物Wの角部
に対する裁断を行う。
【0029】上述したように、本第1実施例によれば、
カッタヘッド3の回転中心線上に被加工物裁断点がくる
ようにカッタ8を装備し,前記回転中心線から所定間隔
離間させた位置にガイドころ部材10を装備し,ガイド
ころ部材10を圧縮コイルバネ9bにより基台13上面
へ常時付勢する構造としているため、基台13上の被加
工物Wの面上でカッタ8を適宜移動させれば、被加工物
Wに接触しているガイドころ部材10の回転に伴ってカ
ッタ8に作用する回転モーメントにより、カッタ8を被
加工物Wの面上で自在に移動させて裁断を行わせること
ができる。これにより、従来のように切刃を被加工物の
面上で回転させる専用のモータや当該モータに係る複雑
な制御が不要となると共に、機構や制御の簡易化による
コスト低減を図ることができる。
【0030】また、本第1実施例によれば、ソレノイド
2によりカッタヘッド3及びカッタ8を基台13の上方
へ移動可能な構造としているため、ソレノイド2により
カッタヘッド3及びカッタ8を基台13の上方へ上昇さ
せると共に、ガイドころ部材10を介してカッタヘッド
3及びカッタ8を被加工物の上方を空走させ、裁断箇所
に到達した時点でソレノイド2によりカッタヘッド3及
びカッタ8を基台13上の被加工物の面上に下降させれ
ば、被加工物の裁断箇所がカッタ8の現在位置に対して
離間している場合でも裁断作業を迅速に行うことがで
き、裁断作業の自由度を増すこともできる。
【0031】次に、本第1実施例の変形例について説明
する。図3は変形例における裁断装置のカッタ機構の構
成を示すものであり、カッタ機構は、上記第1実施例と
同様構造を有する基台29に付設のガイド機構30に装
備されたカッタ本体部21と、カッタ本体部21に固定
されたソレノイド22と、ソレノイド22のプランジャ
22aの下端部に装備された円筒状の支持部材23と、
支持部材23の下端部に取付部材24を介して回転自在
に装備された丸刃25と、支持部材23にアーム部材2
6を介して装備されたガイドころ部材27とを備える構
成となっている。
【0032】これを詳述すると、カッタ本体部21の上
部には、ソレノイド2が固定されると共に、カッタ本体
部21の内部には、ソレノイド22のプランジャ22a
が軸受28を介して図中上下方向へ移動自在に挿通され
ている。ソレノイド22のプランジャ22aの下端部に
は、支持部材23が装備されると共に、支持部材23の
下端部には、丸刃25が取付部材24及び取付軸24a
を介して回転自在に装着されている。支持部材23,取
付部材24及び丸刃25の昇降機構としては、ソレノイ
ド22に限定されるものではない。
【0033】また、丸刃25が付設された支持部材23
は、当該支持部材23の回転中心線L3の回りに回転自
在となっている。所定の電源(図示略)からソレノイド
22へ通電すると、プランジャ22aが図中上下方向へ
移動するため、支持部材23及び丸刃25が図中上下方
向へ移動するようになっている。
【0034】支持部材23の上部には、アーム部材26
が装着されており、アーム部材26の下端部には、圧縮
コイルバネ26aを介して球状のガイドころ部材27が
回転自在に装備されている。ガイドころ部材27は、圧
縮コイルバネ26aにより基台29上の被加工物Wの上
面に対して常時付勢されており、ソレノイド22で支持
部材23及び丸刃25を上方へ移動させた場合でも、ガ
イドころ部材27は圧縮コイルバネ26aの付勢力によ
り被加工物W上面との接触状態が維持されるようになっ
ている。
【0035】また、ガイドころ部材27の中心を通る垂
線L4と支持部材23の回転中心線L3との間の間隔
は、所定間隔K2に設定されると共に、丸刃25の刃先
25aにおける被加工物Wとの接点25bは、支持部材
23の回転中心線L3上に位置する状態に設定されてい
る。
【0036】即ち、変形例によれば、支持部材23の回
転中心線上に被加工物裁断点がくるように丸刃25を装
備し,前記回転中心線から所定間隔離間させた位置にガ
イドころ部材27を装備し,ガイドころ部材27を圧縮
コイルバネ26aにより基台29上面へ常時付勢する構
造としているため、上記第1実施例と同様の効果を有す
ると共に、カッタとして丸刃25を使用しているため、
被加工物の裁断を円滑に行うことができる。
【0037】(2)第2実施例。 本第2実施例における裁断装置の超音波式カッタ機構の
構成を図4に基づき説明すると、裁断装置の超音波式カ
ッタ機構は、上記第1実施例と同様構造を有する基台3
8に付設のガイド機構39に装備されたカッタ本体部3
1と、カッタ本体部31に装備された支持部材32と、
支持部材32の下端部に固定されたカッタヘッド33
と、カッタヘッド33の下端部にホーン部34を介して
固定されたカッタ35とを備える構成となっている。
【0038】これを詳述すると、カッタ本体部31の内
部には、棒状の支持部材32が軸受36を介して当該支
持部材32の軸線L5の回りに回転自在に装備されてい
る。支持部材32の下端部には、円筒状のカッタヘッド
3が固定されており、カッタヘッド3は、支持部材32
の軸線L5の回りにおける回転に伴い当該支持部材32
と一体となって回転するようになっている。
【0039】カッタヘッド33は、超音波振動を発生す
る超音波振動子及び超音波振動子で発生した超音波振動
をカッタ35へ伝達するブースタ(図示略)を内蔵した
カッタヘッド本体部37と、ブースタから伝達された超
音波振動をカッタ35へ伝達するホーン部34とを備え
る構成となっている。
【0040】また、カッタ本体部31に支持された支持
部材32の軸線L5とカッタヘッド33の軸線L6との
間の間隔は、所定間隔K3に設定されると共に、カッタ
35の軸線は、カッタヘッド33の軸線L6の延長線上
に設定されている。更に、カッタ35の刃先35aの刃
先先端部35b(被加工物Wとの接点)は、カッタヘッ
ド33の軸線L6上に位置する状態に設定されている。
この場合、本第1実施例のガイド機構,駆動機構,ガイ
ドレール等の構造は、上記第1実施例と同様構造のため
図示を省略する。
【0041】次に、上記の如く構成した本第2実施例に
おける裁断装置により被加工物を裁断する場合の動作を
説明する。
【0042】裁断装置により被加工物Wを裁断する場
合、上記第1実施例と同様に、制御部(図示略)により
駆動機構を駆動制御して、ガイド機構39をガイドレー
ルに沿って適宜移動させ,超音波式カッタ機構をガイド
機構39に沿って適宜移動させると、カッタ35は被加
工物Wの加工面上を移動する。
【0043】この時、カッタヘッド33の軸線L6は、
カッタ本体部31に軸受36を介して支持されている支
持部材32の軸線L5から所定間隔K3離間した状態に
設定されているため、支持部材32の回転に伴ってカッ
タヘッド33に対しモーメントが作用する結果、カッタ
35は、その刃先35aをカッタヘッド33の進行方向
へ常に向けた状態で被加工物Wに対して裁断を行う。
【0044】上述したように、本第2実施例によれば、
カッタ本体部31に軸受36を介し回転自在な支持部材
32に固定されたカッタヘッド33の軸線L6を,支持
部材32の軸線L5に対して所定間隔離間させた構造と
しているため、基台38上の被加工物Wの面上でカッタ
35を適宜移動させれば、支持部材32の回転に伴って
カッタ35に作用する回転モーメントにより、カッタ3
5を被加工物Wの面上で自在に移動させて裁断を行わせ
ることができる。これにより、従来のように切刃を被加
工物の面上で回転させる専用のモータや当該モータに係
る複雑な制御が不要となると共に、機構や制御の簡易化
によるコストの低減を図ることができる。
【0045】次に、本第2実施例の変形例について説明
する。図5は変形例における裁断装置のカッタ機構の構
成を示すものであり、カッタ機構は、上記第1実施例と
同様構造を有する基台46に付設のガイド機構47に装
備されたカッタ本体部41と、カッタ本体部41に装備
された支持部材42と、支持部材42の下端部に取付部
材43を介して回転自在に装備された丸刃44とを備え
る構成となっている。
【0046】これを詳述すると、カッタ本体部41の内
部には、棒状の支持部材42が軸受45を介して当該支
持部材42の軸線L7の回りに回転自在に装備されてい
る。支持部材42の下端部には、L字状の取付部材43
が固定されており、取付部材43には、丸刃44が取付
軸43aを介して回転自在に装備されている。
【0047】カッタ本体部41に支持された支持部材4
2の軸線L7と取付部材43の軸線L8との間の間隔
は、所定間隔K4に設定されると共に、丸刃44の刃先
44aにおける被加工物Wの加工面との接点44bは、
取付部材43の軸線L8上に位置する状態に設定されて
いる。
【0048】即ち、変形例によれば、カッタ本体部41
に軸受45を介し回転自在な支持部材42に固定された
取付部材43の軸線L8を,支持部材42の軸線L7に
対して所定間隔離間させた構造としているため、上記第
1実施例と同様の効果を有すると共に、カッタとして丸
刃44を使用しているため、被加工物の裁断を円滑に行
うことができる。
【0049】ここで、上記第1実施例及び第2実施例で
は、裁断装置に超音波式カッタを装備した場合を例に上
げたが、超音波式カッタに限定されるものではなく、通
常の刃物に適用してもよい。
【0050】また、上記第2実施例及び第2実施例の変
形例では、上記第1実施例及び第1実施例の変形例と同
様に、ソレノイド等の昇降機構により,カッタヘッド3
3及びカッタ35(支持部材42,取付部材43及び丸
刃44)を基台の上面に対し昇降自在とすることもでき
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の本発明
の裁断装置によれば、切刃支持手段を切刃と被加工物と
の接触箇所を通る垂線の回りに回転自在に配設すると共
に,切刃支持手段にアーム部材を介してころ部材を装備
し,ころ部材を基台の上面に対して常時付勢する付勢手
段を設けると共に,ころ部材と被加工物との接点を通る
垂線と切刃支持手段の回転中心線との間を所定間隔離間
させた構造としているため、駆動機構によりガイド機構
及び支持機構を介して切刃支持手段を適宜移動させれ
ば、前述の如くころ部材と被加工物との接点を通る垂線
と切刃支持手段の回転中心線との間が所定間隔離間して
いることから、付勢手段の付勢力により被加工物に接触
しているころ部材の回転に伴い、切刃に回転モーメント
が作用する結果、切刃をころ部材でガイドしながら基台
上の被加工物の面上で自在に移動させて裁断を行わせる
ことができ、これにより、従来のように切刃を被加工物
の面上で回転させる専用のモータや当該モータに係る複
雑な制御が不要となると共に、機構や制御の簡易化によ
るコスト低減を図ることもできる、という効果を奏す
る。
【0052】請求項2の本発明の裁断装置によれば、切
刃支持手段を当該切刃支持手段を通る垂線の回りに回転
自在に配設すると共に,切刃と被加工物との接触箇所を
通る垂線と切刃支持手段の回転中心線との間を所定間隔
離間させた構造としているため、駆動機構によりガイド
機構及び支持機構を介して切刃支持手段を適宜移動させ
れば、前述の如く切刃と被加工物との接触箇所を通る垂
線と切刃支持手段の回転中心線との間が所定間隔離間し
ていることから、切刃支持手段の回転に伴い、切刃に回
転モーメントが作用する結果、切刃を基台上の被加工物
の面上で自在に移動させて裁断を行わせることができ、
これにより、従来のように切刃を被加工物の面上で回転
させる専用のモータや当該モータに係る複雑な制御が不
要となると共に、機構や制御の簡易化によるコストの低
減を図ることもできる、という効果を奏する。
【0053】請求項3の本発明の裁断装置によれば、昇
降機構により切刃支持手段を基台の上面に対し昇降自在
とした構造としているため、例えば切刃の現在位置と裁
断対象箇所とが離間している場合は、昇降機構により切
刃支持手段を基台の上方へ上昇させると共に,ころ部材
を介して切刃支持手段及び切刃を被加工物の上方を空走
させ、裁断対象箇所に到達した時点で昇降機構により切
刃支持手段を下降させ,切刃を被加工物の面上に接触さ
せれば、被加工物の裁断箇所が切刃の現在位置から離間
している場合でも裁断作業を迅速に行うことができると
共に、裁断作業の自由度を増すこともできる、という効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例における裁断装置
の要部の構成を示す一部を断面とした説明図である。
【図2】第1実施例における裁断装置の全体の概略構成
を示す平面図である。
【図3】第2実施例の変形例における裁断装置の要部の
構成を示す一部を断面とした説明図である。
【図4】第2実施例における裁断装置の要部の構成を示
す一部を断面とした説明図である。
【図5】第2実施例の変形例における裁断装置の要部の
構成を示す一部を断面とした説明図である。
【図6】従来例における裁断装置の全体の概略構成を示
す一部を省略した斜視図である。
【符号の説明】
1 超音波式カッタ機構 1a 支持機構としてのカッタ支持部 2,22 昇降機構としてのソレノイド 3 切刃支持手段としてのカッタヘッド 8,35 切刃としてのカッタ 8a,25a,35a,44a 刃先 9,26 アーム部材 9b,26a 付勢手段としての圧縮コイルバネ 10,27 ころ部材としてのガイドころ部材 11,28,36,45 支持機構としての軸受 13 基台 16,30,39,47 ガイド機構 17 駆動機構 21,31,41 支持機構としてのカッタ本体部 23,42 切刃支持手段としての支持部材 25,44 カッタとしての丸刃 32 切刃支持手段としての支持部材 W 被加工物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材料等の被加工物が載置される基
    台と、該基台上の被加工物を裁断する切刃と、該切刃を
    上部で支持する切刃支持手段と、該切刃支持手段を介し
    て前記切刃を前記基台上の被加工物の面上で縦横に移動
    するのを案内するガイド機構と、該ガイド機構を駆動す
    る駆動機構とを備え、 前記切刃支持手段と前記ガイド機構との間に、当該切刃
    支持手段を前記切刃と前記被加工物との接触箇所を通る
    垂線の回りに回転自在に支持する支持機構を装備すると
    共に、前記切刃支持手段に、アーム部材を介して球状の
    ころ部材を装備し、 該ころ部材と前記アーム部材との間に、当該ころ部材を
    前記基台の上面に対して常時付勢する付勢手段を装備す
    ると共に、前記ころ部材と前記被加工物との接点を通る
    垂線と前記切刃支持手段の回転中心線との間を、所定間
    隔離間させて成ることを特徴とした裁断装置。
  2. 【請求項2】 シート材料等の被加工物が載置される基
    台と、該基台上の被加工物を裁断する切刃と、該切刃を
    上部で支持する切刃支持手段と、該切刃支持手段を介し
    て前記切刃を前記基台上の被加工物の面上で縦横に移動
    するのを案内するガイド機構と、該ガイド機構を駆動す
    る駆動機構とを備え、 前記切刃支持手段と前記ガイド機構との間に、前記切刃
    支持手段を当該切刃支持手段を通る垂線の回りに回転自
    在に支持する支持機構を装備すると共に、前記切刃と前
    記被加工物との接触箇所を通る垂線と前記切刃支持手段
    の回転中心線との間を、所定間隔離間させて成ることを
    特徴とした裁断装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2記載の裁断装置にお
    いて、前記切刃支持手段に、当該切刃支持手段を前記基
    台の上面に対して上下方向に移動させる昇降機構を装備
    して成ることを特徴とした裁断装置。
JP8552294A 1994-03-31 1994-03-31 裁断装置 Withdrawn JPH07276292A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101387073B1 (ko) * 2013-02-15 2014-04-18 (주) 수성케이알 외장재 보호필름 커팅장치
JP2020179457A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 グラフテック株式会社 カッティングプロッタのロータリーカッター

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KR101387073B1 (ko) * 2013-02-15 2014-04-18 (주) 수성케이알 외장재 보호필름 커팅장치
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