JPH07276376A - 離型組成物、この離型組成物を含有する混合物、成形品の製造方法およびこの方法により得られる成形品 - Google Patents
離型組成物、この離型組成物を含有する混合物、成形品の製造方法およびこの方法により得られる成形品Info
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Abstract
(57)【要約】
電子出願以前の出願であるので
要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。
Description
【発明の詳細な説明】 発 明 の 背 景 発明の分野 本発明は自己離型性を有するポリウレタンまた はポリ尿素に基く成形品の製造用の新規離型組成 物、この組成物を含有するイソシアネート反応性 基を有する化合物の混合物、これら混合物を使用 する質密表面層を有する弾性成形体の製造方法、 およびこの方法により得られる成形体に関する。
従来技術の記載 ポリイソシアネート成分、イソシアネート反応 性基を含有する比較的高分子量の化合物、低分子 量の鎖延長剤および通常の助剤および添加剤から なる反応混合物を密閉型内で反応させることによ るポリウレタンまたはポリ尿素に基く弾性成形品 の製造は例えばDE−AS(ドイツ公告特許公報) 2,622,951またはEP−B−0,081,701に既に 開示されている。これら従来技術の方法では、反 応混合物は一般に反応射出成形法により調製され そして調製されたら可及的速やかに型内に導入さ れる。得られる成形品は次に一般に非常に短い型 内滞留時間後に取出される。この方法を満足に遂 行するには、特に大規模に製造する場合、成形品 が型から容易に離れることが必須である。いわゆ る“外部離型剤”即ち型が充填される前に型に塗 被される離型組成物の使用ばかりでなく、いわゆ る“内部離型剤”の使用もこの目的に非常に重要 である。“内部離型剤”は反応混合物中に添加さ れて、得られる成形物が該離型剤を含まなかつた 場合よりも型の表面に強固に付着しないようにす る物質である。弾性成形物特に約0.8ないし1.4 g/cm3の密度を有するものの製造には、長鎖カルボ ン酸の亜鉛塩特にステアリン酸亜鉛と第3級アミ ン窒素原子を含有する或種の有機化合物との組合 せを使用するのが非常に適当であることが見出さ れている。第3級アミン窒素原子を含有するこの 種の典型的化合物の一例は1モルのエチレンジア ミンへの約5モルの酸化プロピレンの付加生成物 である。これら第3級アミン窒素原子含有化合物 は一般に溶解し難い亜鉛塩の溶剤として作用し、 そして同時にステアリン酸亜鉛に、ポリイソシア ネートに対する反応相手として役立つイソシオネ ート反応性化合物の混合物中への或程度の溶解性 を賦与する。そのような離型組成物およびそれら の弾性成形品製造への使用は例えば米国特許第 4,519,965、4,581,386および4,585,803 号に既に記載されている。
しかし、これら従来技術の離型組成物の一つの 欠点は、それらが限られた可溶化効果しか持つて いないので、該従来技術の離型組成物を前記方法 に使用される種類のイソシアネート反応性基含有 化合物の混合物に添加した場合、離型組成物の添 加後混合物を放置すると離型効果が減少するので 混合物を速やかに加工しなければならない。従つ て実際には離型組成物は一般に成形品を製造する 直前にしかイソシアネート反応性基含有化合物に 添加されない。ついでながら、このことは亜鉛塩 特にステアリン酸亜鉛と例えばEP−A−0,119,471 で推奨されている種類の第1級アミノ基含有化合 物からなる離型組成物にもあてはまる。
本発明の目的は、使用する用意のできた混合物 の形で貯蔵した時に離型効果を失うという上記欠 点のない新規な離型組成物を提供することである。
この問題は下記本発明による離型組成物により 解決することができた。これら離型組成物は下記 の種類の或選ばれた第3級アミンを亜鉛塩特にス テアリン酸亜鉛のための溶剤または相溶性媒介剤 として含有する。本発明による離型組成物は特に 次の利点の組合せにより際立つている: 1.該新規離型組成物で得られる離型効果は当該 技術分野で既知の離型組成物で得られる離型効果 と少なくとも同等である。
2.弾性成形品の製造に使用される種類のイソシ アネート反応性基を含有しそして本発明による離 型組成物を含有する化合物の混合物は、それらを (離型組成物を他の成分に添加することにより) 調製した直後に加工する必要はない。何故ならば 完全に調製された混合物が成形される前に貯蔵さ れたかどうかにかかわりなく該混合物から優れた 自己離型性を有する成形物を得ることができるか らである。実際、これは成形品の製造業者がもは や頻繁に離型組成物と他の化合物を混合すること により新しく完全な混合物を調製する必要がない ことを意味する。
発 明 の 要 約 本発明は室温で液状でありそして (i) 8ないし24個の炭素原子を含有する直鎖ま たは枝分れ鎖飽和または不飽和脂肪族カルボン酸 の亜鉛塩少なくとも1種を、 (ii) 室温で液状である第3級窒素原子含有有機化 合物少なくとも1種、 中に含有する溶液に基く離型組成物であつて、亜 鉛塩が組成物の全重量を基準にして約10ないし 75重量%の量で存在する該組成物において、成 分(ii)が式 (式中 R′,R″,R′′′およびRivは同一でも異なつ
ても よく、1ないし4個の炭素原子を含有するア ルキル基を表わし、または基R′とR″または R′′′とRivのいずれの2つも結合して窒素原子 と共に場合により酸素原子またはアルキル置 換された窒素原子をヘテロ原子として含有し てもよくそして合計4または5個の炭素原子 を有する6員複素環を形成することができ、 Rは水素または式−(CH2)o−NH2の基を表わし、 そして m,nおよびoは2ないし6の値を有する同 一または異なる整数を表わす) に相当する少なくとも1種の化合物に基くことを 特徴とする前記離型組成物に向けられている。
ても よく、1ないし4個の炭素原子を含有するア ルキル基を表わし、または基R′とR″または R′′′とRivのいずれの2つも結合して窒素原子 と共に場合により酸素原子またはアルキル置 換された窒素原子をヘテロ原子として含有し てもよくそして合計4または5個の炭素原子 を有する6員複素環を形成することができ、 Rは水素または式−(CH2)o−NH2の基を表わし、 そして m,nおよびoは2ないし6の値を有する同 一または異なる整数を表わす) に相当する少なくとも1種の化合物に基くことを 特徴とする前記離型組成物に向けられている。
本発明はまたポリイソシアネートに対する反応 体としての使用に適しそして a) 400ないし約12,000の分子量を有しそし て少なくとも2個のイソシアネート反応性基を含 有する少なくとも1種の有機化合物、 b) 成分a)の重量を基準にして約5ないし50重 量%の、分子量範囲が62ないし339でイソシ アネート反応性水素原子を含有しそしてイソシア ネート付加反応において二官能性である少なくと も1種の有機化合物、および c) 前記の型の本発明による離型組成物少なくと も1種、 を含有する混合物に向けられている。
本発明は更に密閉型内で A) 専ら芳香族結合のイソシアネート基を含有す る少なくとも1種のジ−またはポリイソシアネー トに基くポリイソシアネート成分と B) 内部離型剤およびイソシアネート反応性基を 有する化合物を含有する反応成分の上記の型の混 合物 を反応させることによる非多孔質表面を有するポ リウレタンまたはポリ尿素エラストマーの弾性成 形品の製造方法に向けられている。
最後に、本発明はこの方法により得られる成形 品に向けられている。
発明の詳細な記載 本発明の関係においては、用語“ポリウレタン” は尿素基含有ポリウレタンを包含するが、用語 “ポリ尿素”はウレタン基のないしポリ尿素に対し てのみ使用される。
本発明による離型組成物の成分(i)は8ないし 24個の炭素原子を有する有機の、場合により枝 分れしてもよいおよび/または場合によりオレフ イン型不飽和であつてもよいカルボン酸の亜鉛塩 の少なくとも1種に基く。適当な亜鉛塩はオクタ ン酸、ステアリン酸、オレイン酸、パルミチン酸 およびラウリン酸の亜鉛塩およびこれら亜鉛塩の 任意の混合物を含む。本発明による離型組成物の 成分(i)は最も好ましくはステアリン酸亜鉛である。
本発明による離型組成物の成分(ii)は前記一般式 により表わされる第3級アミノ基を有する化合物 に基く。前記一般式においてR′,R″,R′′′およ
び Rivはすべて好ましくはメチル基であり、mおよび nは好ましくは同一でそして好ましくは値2また は3を有し、そしてRは好ましくは水素または式 −(CH2)o−NH2でoが値2または3を有する基を 表わす。
び Rivはすべて好ましくはメチル基であり、mおよび nは好ましくは同一でそして好ましくは値2また は3を有し、そしてRは好ましくは水素または式 −(CH2)o−NH2でoが値2または3を有する基を 表わす。
式IないしVIIIに相当する化合物が適当なまたは 特に適当な第3級アミノ化合物の代表例である: 該第3級アミノ化合物のいかなる混合物も使用 しうる。R=Hである式IVおよびVIの化合物が特 に好ましい。
本発明による離型組成物において、個々の成分 (i)および(ii)は組成物の全重量を基準にして亜鉛塩 の重量による割合が約10ないし75重量%、好 ましくは約40ないし60重量%の範囲であるよ うな量で含まれるのが好ましい。
離型組成物の調製は個々の成分を室温または中 庸な昇温で単に混合することにより実施される。
第3級アミノ基含有化合物中の亜鉛塩の透明溶液 が得られる。
上記個々の成分a),b),c)および場合により 更に助剤および添加剤d)が本発明によるイソシア ネート反応性基含有化合物の混合物中に存在する。
成分a)は一般に2ないし3個のイソシアネート 反応性基を含有しそして400ないし約12,000、 好ましくは約1800ないし12,000、最も好まし くは約2000ないし6000の分子量を有するポリ エーテルである。統計的平均で2ないし3個のイ ソシアネート反応性基を含有する対応するポリエ ーテル混合物も使用しうる。イソシアネート反応 性基は脂肪族または芳香族炭素原子のどちらに付 いていてもよい第1級アミノ基、第1級水酸基お よび第2級水酸基から選ばれる基である。イソシ アネート反応性基を含有する該化合物のいかなる 混合物も使用しうる;更に、イソシアネート反応 性基が一部が上記型のアミノ基および一部が水酸 基からなるポリエーテルも使用しうる。成分a) または成分a)の個々の構成分は好ましくは、水酸 基が主として(水酸基の全部を基準にして約50 %以上、特に約80%以上の程度まで)第1級水 酸基であるポリエーテルポリオール、またはイソ シアネート反応性基が芳香族結合の第1級アミノ 基であるポリエーテルに基く。
成分a)は斯してDE−AS2,622,951(米国特 許第4,218,543号)に記載されている型のポリ エーテルポリオール、EP−B0,017,928(米国 特許第4,298,701号)に述べられている型のポ リエーテルポリオール、EP−B−0,044,481 (米国特許第4,379,105号)に述べらるている 型のポリエーテルポリオール、および該ポリエー テルポリオールの任意の混合物並びにEP−B− 0,081,701に述べられているもののようなアミ ノ基および場合により水酸基を含有するポリエー テルを含有する。最後に述べたアミノ基含有ポリ エーテルは好ましくは、例えばDE−OS(ドイツ 公開特許公報)2,948,419または米国特許第 4,515,923、4,525,590および4,540,720 号に記載されているような末端イソシアネート基 含有化合物の加水分解により得られる種類のもの である。
成分b)は分子量範囲62ないし399の鎖延長 剤、即ち特にイソシアネート付加反応において二 官能性でありそして第1級アルコール性水酸基ま たは芳香族結合第1級アミノ基を含有する化合物 を含有する。生ずるポリウレタンまたはポリ尿素 の枝分れを確保することが望まれる場合には少量 の2より高い官能価の化合物を含めることも原則 として可能である。
次のものは適当な鎖延長剤b)の例である: b1) エチレングリコール、プロピレングリコー ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ ール、1,3−ジヒドロキシプロパン、1,4−ジヒ ドロキシブタン、1,6−ジヒドロキシヘキサン、 トリメチロールプロパンまたはグリセリンのよう な上記分子量範囲のポリヒドロキシ化合物; b2) 1,4−ジアミノベンゼン、2,4−ジアミノ トルエン、2,4´−および/または4,4´−ジアミノ ジフエニルメタンのような芳香族結合第1級アミ ノ基含有ジアミン;好ましくは各アミノ基に対し 少なくとも1つのオルト位にアルキル基置換を有 する芳香族ジアミン;より好ましくは第1のアミ ノ基に対するオルト位置に少なくとも1つのアル キル置換基および第2のアミノ基に対するオルト 位置に2つのアルキル置換基(各々炭素原子数1 ないし4)を有するジアミン;最も好ましくは、 各アミノ基に対する少なくとも1つのオルト位置 にエチル、n−プロピルおよび/またはイソプロ ピル置換基、および場合によりアミノ基に対する 他のオルト位置にメチル置換基を有するもの。次 のものはそのような好ましいまたは特に好ましい ジアミンの例である:2,4−ジアミノメシチレン、 1,3,5−トリエチル−2,4−ジアミノベンゼン、 1,3,5−トリイソプロピル−2,4−ジアミノベン ゼン、1−メチル−3,5−ジエチレン−2,4−ジア ミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル− 2,6−ジアミノベンゼン、4,6−ジメチル−2− エチル−1,3−ジアミノベンゼン、3,5,3′,5′− テトライソプロピル−4,4′−ジアミノジフエニル メタンおよびこれらジアミンの任意の混合物。1 −メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベン ゼンおよびこれと約35重量%まで(全混合物を 基準にして)の1−メチル−3,5−ジエチル− 2,6−ジアミノベンゼン異性体を含有する市販混 合物が特に好ましい。
成分b)は例示した種類のジアミンと例示した種 類のポリヒドロキシ化合物の混合物に基くことも 原則として可能である。
本発明による混合物は一般に、成分a)の重量を 基準にして約5ないし50重量%、好ましくは約 12ないし26重量%の量で成分b)を含有する。
本発明による混合物の成分c)は前記本発明によ る離型組成物に基く。これら離型組成物は成分a) 100重量部を基準にして約0.5ないし10重量 部、好ましくは約1ないし4重量部のステアリン 酸亜鉛を本発明による混合物が含有するような量 で該混合物中に存在する。
本発明による混合物中に場合により存在する助 剤および添加剤d)は知られておりそして例えば EP−B−0,081,701、第6欄40行ないし第9 欄31行に記載されている。次のものが特に述べ られるべきである。
d1) 例えばDE−OS1,953,637、DE−OS 2,121,670、DE−OS2,431,968、DE−OS 2,404,310、DE−OS2,319,648、DE−OS 2,356,692、DE−OS2,363,452、DE−OS 2,427,273またはDE−OS2,431,968に記載 されそして場合により本発明に必須の離型成分c) のほかに使用してもよい従来技術の離型剤。
更に、米国特許第4,519,965および4,581,386 号に記載されている離型剤を使用することも可能 である。これらの文献は脂肪族ポリアミンのよう な窒素含有イソシアネート反応性非環式化合物そ して好ましくはポリエーテルのような窒素含有イ ソシアネート反応性ポリマーを含む亜鉛塩用相溶 化剤を開示している。好ましい相溶化剤はポリエ ーテルポリアミンおよびアミンから出発した末端 アミノ−または末端ヒドロキシ−ポリエーテルを 含む。より好ましいのはアミンから出発した末端 ヒドロキシ−ポリエーテル、特に後記比較例2で 使用するポリエーテルテトロールのようなエチレ ンジアミンから出発したポリエーテルである。亜 鉛塩(i)および液状の第3級アミン含有有機化合物 (ii)を含有する離型組成物に関して、これら従来技 術の相溶化剤を、離型組成物中に存在しうる第3 級アミン含有有機化合物の約80重量%まで、好 ましくは約30ないし70重量%を置きかえるに 充分な量で使用してもよい。
d2) イソシアネート重付加反応用触媒、特に EP−B−0,081,701に例示されている型の第3 級アミンまたは有機錫化合物。これらは特に成分 a)が主としてまたは専ら上記例示した型のポリエ ーテルポリオールを含む場合に、成分a)の重量を 基準にして約0.01ないし10重量%、好ましく は約0.05ないし2重量%の量で使用せれる。成 分a)およびb)が専らアミリ基含有化合物から成る なら、触媒は一般に必要でない。それでも使用す ることはできるが。
成分a)ないしb)は本発明による混合物の製造に いかなる順序で混合してもよい。斯して例えば成 分c)と少なくとも一部の成分b)、例えば上記の型 の芳香族ジアミンから“プレミツクス”を調製す ることができ、そしてこのプレミツクスを次に、 即ち或後の段階で他の成分と混合することができ る。
本発明による方法を実施するために、イソシア ネート反応性基含有化合物と本発明による離型組 成物の本発明による混合物を有機ポリイソシアネ ートA)と反応させる。例えばEP−B0,081,701、 第3欄30行ないし第4欄25行に記載されてい る専ら芳香族結合のイソシアネート基を含有する ポリイソシアネートがポリイソシアネートA)とし て使用するに適当である。
成分A)が室温で液状で場合によりウレタン基、 カルボジイミド基および/またはウレトンイミン 基を含有するジフエニルメタン系のポリイソシア ネートまたはポリイソシアネート混合物に基くの が特に好ましい。“ジフエニルメタン系のポリイ ソシアネートおよびポリイソシアネート混合物” はアニリン/ホルムアルデヒド縮合物をホスゲン 化する既知方法により得られるポリイソシアネー ト混合物およびこれら混合物から蒸留により分離 されたジイソシアネートフラクシヨンの両方を意 味する。特に好ましいポリイソシアネートA)の中 に含められるべきはDE−PS1,618,380に従い 1モルの4,4′−ジイソシアナトジフエニルメタン と約0.05ないし0.3モルの低分子量ジオールま たはトリオール、好ましくは700以下の分子量 を有するポリプロピレングリコールとを反応させ ることにより得られるウレタン基含有ポリイソシ アネートのような室温で液体の4,4′−ジイソシア ナトジフエニルメタン誘導体;または例えばUS− PS(米国特許明細書)3,152,162、3,384,653 または3,429,256、DE−OS2,537,685また はEP−A−5,233に従い得られるような4,4′− ジイソシアナトジフエニルメタンに基きそしてカ ルボジイミドおよび/またはウレトンイミン基を 含有するジイソシアネートである。やはり好まし いポリイソシアネートの中に含められるべきは 2,4′−および4,4′−ジイソシアナトジフエニルメ タンの混合物に基く対応する変性生成物または上 記変性4,4′−ジイソシアナトジフエニルメタンと 少量のジフエニルメタン系の2より高い官能価の ポリイソシアネート、例えばDE−OS2,624,526 に記載されている型のもの、との混合物である。
本発明による方法で使用されるポリイソシアネ ート成分A)は成分B)と、即ち本発明による離型組 成物を含有するイソシアネート反応性化合物の混 合物と反応させる。添加されるポリイソシアネー ト成分A)の量は、成分B)の各イソシアネート反応 性基に対し成分A)から約0.7ないし1.3、好まし くは約1.0ないし1.2のイソシアネート基(約 70ないし130、好ましくは約100ないし 120のイソシアネート指数に相当)を提供する ように計算されている。成分C)中に存在する第1級ま たは第2級アミノ基は計算に含めるが、追加的離 型剤中に場合により存在するカルボニル基は含め ない。
本発明による方法は好ましくは、個々の成分A) およびB)を一緒に混合しそして次に直ちに型中に 導入する既知の反応射出成形(RIM)法により実 施される。発泡可能な混合物であつてもよい型中 に導入される混合物の量は一般に約0.25ないし 1.4g/cm3、好ましくは約0.8ないし1.4、最
も 好ましくは約0.9ないし1.2g/cm3の密度を有す る成形品を生ずるように計算される。得られる成 形品は、特にそれが鉱物質充填剤を含有するなら 約1.2g/cm3より大きい密度を有しうる。記載し、 た密度値から、本発明による成形品は好ましくは、 充実かまたは微孔質プラスチツクであることは明 らかである。成形品は一般に、DE−AS2,622,951 またはEP−B−0,081,701により教示されてい るように、約5ないし90秒、好ましくは約20 ないし60秒の滞留時間後に型から取出しうる。
も 好ましくは約0.9ないし1.2g/cm3の密度を有す る成形品を生ずるように計算される。得られる成 形品は、特にそれが鉱物質充填剤を含有するなら 約1.2g/cm3より大きい密度を有しうる。記載し、 た密度値から、本発明による成形品は好ましくは、 充実かまたは微孔質プラスチツクであることは明 らかである。成形品は一般に、DE−AS2,622,951 またはEP−B−0,081,701により教示されてい るように、約5ないし90秒、好ましくは約20 ないし60秒の滞留時間後に型から取出しうる。
型中に導入される混合物に対し選ばれる出発温 度は一般に約10ないし60℃、好ましくは約 20ないし50℃である。型の温度は一般に約 40ないし140℃、好ましくは約50ないし 70℃である。
本発明による方法は特に可撓性自動車バンパー および他の車体部品の製造に適する高品質弾性成 形品の製造に特に適する。
対応する従来技術の成形品に比べ、本発明によ る成形品は一般にそれらのより容易な型離れによ り際立つている。この改善された型離れは、成分 B)が本発明による離型組成物と他の成分を混合す ることにより直前に調製されなかつた場合にも見 出される。本発明による成形品の優れた自己離型 性は成分B)の“古さ”には大幅に非依存性である。
以下の実施例により本発明を更に説明するが、 本発明がそれらにより限定されることを意図する ものではない。実施例中すべての部および百分率 は別にことわらない限り重量による。
実 施 例 以下の例で使用する成分A)およびB)は反応射出 成形(RIM)法により加工される。
ポリイソシアネート成分およびポリオール混合 物を高圧装置に導入し、そして強制制御混合頭で 激しく混合後、素速く金型中に押込んだ。
ボウルの形の工具鋼の型は以下の寸法を有する 成形部品を生じた: 底部の外径 178mm リムの外径 186mm 壁 厚 4mm 成形部品の高さ 68mm 円錐性★) 3.50° スプルー:底部の中心に膨張スプルー(φ=10m
m)。
m)。
★)“円錐性”は厳密な鉛直方向からの垂直 壁の偏角を示す。3.5°の円錐性はボウル の底部と垂直壁の間の内角が93.5°であ ることを意味する。
成形されたボウルを取出すには、壁表面の強力 な剪断力に打克つ必要がある。引裂力を、測定要 素として伸び率測定ストリツプを有する力変換器 〔ホツテインガー・ボールドウイン・メステヒニ ク(Hottinger Baldwin Messtechnik GmbH)、 D−6100ダルムシユタツト1〕により測定した。
原料の温度は45℃、型の温度は65℃であつ た。型内滞留時間は20秒、サイクルは60秒に 調節した。
型の表面は、最初の成形部品製造前に、市販離 型剤〔RTCW 2600、製造業者ケム−トレンドイ ンターナシヨナル(Chem-Trend International)、 3205E、グランドリバー、ハウエル、ミシガン 48843/US〕で処理した。例1 1.80重量部のステアリン酸亜鉛〔ハロケム (Haro Chem)ZGD、製造業者:ハーゲン ヘミー(Haagen Chemie b.V.)、 P.O.Box14、6040AAロエルモンド/オ ランダ〕を 1.80重量部のビス−(3−ジメチルアミノプロ ピル)−アミンに溶解し、そして 74.98重量部の、トリメチロールプロパンに酸化 プロピレンを次に酸化エチレンを付加(重 量比PO:EO=83:17)することにより 得られたOH価28のポリエーテル、 20.70重量部の、1−メチル−3,5−ジエチル− フエニレンジアミン−(2,4)65重量部と 1−メチル−3,5−ジエチル−フエニレン ジアミン−(2,6)35部の混合物、 0.18重量部のジメチル錫ジラウレートおよび 0.54重量部の33%溶液の形の1,4−ジアザビ シクロ−(2,2,2)−オクタン〔ダブコ (Dabco)33LV、エアプロダクツ(Air Products)〕 と組合せてポリオール成分とし、これをトリプロ ピレングリコールと4,4′−ジフエニルメタンジイ ソシアネートの反応生成物(23重量%NCO) 56.3重量部とRIM法により加工した。
この実験シリーズを50の成形品が型から取出 された時に止めた。型を最後に空にするに要した 引裂力は7.7kNであつた(表参照)。
このポリオール配合物をRIM装置内に放置しそ して3日後に再び試験した。成形品は型から容易 に取出すことができた。型を最後に空にするのに 測定された引裂力は7.7kNであつた。この段階で ポリオール配合物は澄明であり、肉眼でステアリ ン酸亜鉛の沈澱による曇りは全く認められなかつ た。例2 (比較) 1.80重量部の例1で使用した型のステアリン酸 亜鉛を 1.80重量部の、約630のOH価を有しそして約 5モルの酸化プロピレンを1モルのエチレ ンジアミンに付加することにより得られた アミン−出発ポリ(オキシアルキレン)ポ リエーテルテトロールに溶解し、そしてこ の溶液を 74.98重量部の、トリメチロールプロパンに酸化 プロピレンを次に酸化エチレンを付加(重 量比PO:EO=83:17)することにより 得られたOH価28のポリエーテル、 20.70重量部の、1−メチル−3,5−ジエチル− フエニレンジアミン−(2,4)65重量部と 1−メチル−3,5−ジエチル−フエニレン ジアミン−(2,6)35部の混合物、 0.18重量部のジメチル錫ジラウレートおよび 0.54重量部の33%溶液の形の1,4−ジアザビ シクロ−(2,2,2)−オクタン(ダブコ 33LV、エアプロダクツ) と組合せて澄明なポリオール成分とし、これを次 にトリプロピレングリコールと4,4′−ジフエニル メタンジイソシアネートの反応生成物(23重量 %NCO)58.4重量部とRIM法により加工した。
この実験シリーズを、型を50回空にした後に 止めた。型を最後に空にするための引裂力は11.9 kNであつた。
このポリオール配合物をRIM装置内に放置しそ して1日後に再び試験した。裂開力はかなり増大 しそして型を最後に空にする時は14.4kNであつ た。ポリオール配合物は沈澱したステアリン酸亜 鉛のために曇つた。例3 (比較) 1.80重量部の例1で使用した型のステアリン酸 亜鉛を 1.80重量部の約400の分子量を有する末端第 1級アミノ基の二官能性ポリエーテル〔テ キサコ(Texaco)から入手しうるテキサコ のジエフアミン(Jeffamine)D400〕に 溶解し、そして得られた溶液を 74.98重量部の、トリメチロールプロパンに酸化 プロピレンを付加し次に酸化エチレンを付 加(重量比PO:EO=83:17)すること により得られたOH価28のポリエーテル、 20.70重量部の、1−メチル−3,5−ジエチル− フエニレンジアミン−(2,4)65重量部と 1−メチル−3,5−ジエチル−フエニレン ジアミン−(2,6)35部の混合物、 0.18重量部のジメチル錫ジラウレートおよび 0.54重量部の33%溶液の形の1,4−ジアザビ シクロ−(2,2,2)−オクタン(ダブコ 33LV、エアプロダクツ) と組合せて澄明なポリオール成分とし、これをト リプロビレングリコールと4,4′−ジフエニルメタ ンジイソシアネートの反応生成物(23重量% NCO)56.2重量部とRIM法により加工した。
この実験シリーズを、型を26回空にした後止 めた。型を最後に空にするための型の裂開に要し たちからは13.2kNであつた。それ以上の成形部品
を 型から取出すことはできなかつた。
を 型から取出すことはできなかつた。
以上説明の目的で本発明を詳細に記載したが、 該詳細はその目的のためだけのものであること、 および特許請求の範囲により限定されうる以外は 本発明の精神および範囲を逸脱することなく種々 の変更が当該技術の熟達者によつてそこになされ うることが理解されるべきである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C10M 105/00 105:24 105:60) C10N 10:04 40:36
Claims (12)
- 【請求項1】 (i) 組成物の重量を基準にして約10
ないし 75%の炭素原子数8ないし24の直鎖または枝 分れ鎖飽和または不飽和脂肪族カルボン酸の亜鉛 塩少なくとも1種の、 (ii) 室温で液状でありそして少なくとも1種 の式 (式中 R′,R″,R′′′およびRivは同一でも異なつ
てもよ く、炭素原子数1ないし4のアルキル基を表 わし、または2つの基R′とR″またはR′′′と
Riv は結合して窒素原子と共に場合により酸素原 子またはアルキル置換された窒素原子をヘテ ロ原子として含有してもよくそして合計炭素 原子数4または5の6員複素環を形成するこ とができ、 Rは水素または式−(CH2)o−NH2に相当する基 を表わし、そして m,nおよびoは2ないし6の値を有する同 一または異なる整数を表わす) に相当する化合物を含む第3級窒素原子含有有 機化合物少なくとも1種、 中の、室温で液状の溶液を含む離型組成物。 - 【請求項2】 成分(i)がステアリン酸亜鉛を含みそし
て成 分(ii)が特許請求の範囲第1項に示した式において R′,R″,R′′′およびRivが各々メチル基であ
り、R が水素でありそしてmおよびnが同一で値2また は3を有する化合物を含む特許請求の範囲第1項 記載の組成物。 - 【請求項3】 成分(ii)が更にアミン出発ポリエーテル
ポリ オールを含む特許請求の範囲第2項記載の組成物。 - 【請求項4】(a) 400ないし約12,000の分子
量を有し そして少なくとも2個のイソシアネート反応性基 を含有する少なくとも1種の有機化合物、 (b) 成分a)の重量を基準にして約5ないし 50重量%の、62ないし399の分子量を有し そして2個のイソシアネート反応性基を含有する 少なくとも1種の有機化合物、および (c)(i) 成分c)の重量を基準にして約10ない し75%の炭素原子数8ないし24の直鎖または 枝分れ鎖飽和または不飽和脂肪族カルボン酸の亜 鉛塩少なくとも1種の、 (ii) 室温で液状でありそして少なくとも1 種の式 (式中 R′,R″,R′′′およびRivは同一でも異なつ
ても よく、炭素原子数1ないし4のアルキル基を 表わし、または2つの基R′とR″またはR′′′ とRivは結合して窒素原子と共に場合により酸 素原子またはアルキル置換された窒素原子を ヘテロ原子として含有してもよくそして合計 炭素原子数4または5の6員複素環を形成す ることができ、 Rは水素または式−(CH2)o−NH2に相当する基 を表わし、そして m,nおよびoは2ないし6の値を有する同 一または異なる整数を表わす) に相当する化合物を含む第3級窒素原子含有有 機化合物少なくとも1種、 中の、室温で液状の溶液を含む離型組成物、 を含み、該亜鉛塩を成分a)100部あたり約0.5 ないし10重量部含有する、有機ポリイソシアネ ートに対する反応体として適する混合物。 - 【請求項5】 成分a)が約1800ないし12,00
0の分子量 を有しそして第1級アルコール性水酸基、第2級 アルコール性水酸基および第1級アミノ基からな る群から選ばれる員を含むイソシアネート反応性 基を合計で2または3個有する少なくとも1種の ポリエーテルを含み、成分b)が1−メチル−3,5 −ジエチル−2,4−ジアミノベンゼンを35重量 %以下の1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジ アミノベンゼンと共に含み、成分c)(i)がステアリ ン酸亜鉛を含みそして成分c)(ii)が特許請求の範囲 第4項に示した式においてR′,R″,R′′′および
Riv が各々メチル基であり、Rが水素でありそしてm およびnが同一で値2または3を有する化合物を 含む特許請求の範囲第4項記載の混合物。 - 【請求項6】 成分c)(ii)が更にアミン出発ポリエー
テルポ リオールを含む特許請求の範囲第5項記載の混合 物。 - 【請求項7】 密閉型内で A) すべてのイソシアネート基が芳香族結合して いる少なくとも1種のジ−またはポリイソシアネ ートを含むポリイソシアネート成分および B) 特許請求の範囲第4項に記載の混合物 を含む反応混合物を反応させることを含む、質密 な表層を有するポリウレタンまたはポリ尿素エラ ストマーの弾性成形品の製造方法。
- 【請求項8】 成分A)が室温で液状でありそして場合
によ りウレタン、カルボジイミドおよび/またはウレ トンイミン基を含有してもよいジフエニルメタン 系のポリイソシアネートまたはポリイソシアネー ト混合物を含む特許請求の範囲第7項記載の方法。 - 【請求項9】 成分B)が更にアミン出発ポリエーテル
ポリ オールを含む特許請求の範囲第7項記載の方法。 - 【請求項10】 特許請求の範囲第7項に従つて得られ
る成 形品。 - 【請求項11】 特許請求の範囲第6項に従つて得られ
る成 形品。 - 【請求項12】 特許請求の範囲第9項に従つて得られ
る成 形品。
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