JPH07276580A - 転写シート - Google Patents

転写シート

Info

Publication number
JPH07276580A
JPH07276580A JP6715594A JP6715594A JPH07276580A JP H07276580 A JPH07276580 A JP H07276580A JP 6715594 A JP6715594 A JP 6715594A JP 6715594 A JP6715594 A JP 6715594A JP H07276580 A JPH07276580 A JP H07276580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer
transfer sheet
pattern
base film
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6715594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Morita
洋一 守田
Mitsuru Nakakawara
満 中河原
Seiji Sano
誠治 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP6715594A priority Critical patent/JPH07276580A/ja
Publication of JPH07276580A publication Critical patent/JPH07276580A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】表面にエンボス形状を有する化粧板に、柔軟な
ロールを用いて所望の絵柄を転写するロール転写法、あ
るいはシート状の弾性体と平プレスを用いて所望の絵柄
を転写する平プレス法を行う際、転写シートの絵柄層の
みを転写することで、従来よりバリの発生しにくい転写
シートを提供すること。 【構成】ポリ塩化ビニル樹脂からなる基体フィルム(1
1)に、ポリビニルブチラールからなる樹脂をバインダ
ーとする絵柄層(12)を設けてなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に表面のエンボス形
状とこれに調和した絵柄を有する意匠性の高い化粧板の
製造において使用する、転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の内外装用として、あるいは
家具部材として各種化粧板が使用されているが、近年、
高級化、高意匠化の傾向と共に表面にエンボスを設けた
製品が好まれるようになってきた。ドア等の内装品で
は、エンボスを施した基材に接着剤を塗布した後、印刷
を施した熱可塑性フィルムを柔軟なゴムロールを用いて
ラミネートすることにより、エンボスと印刷絵柄を組み
合わせた高意匠感の製品も販売されてきている。しか
し、これらの製品は、あくまでその対象を内装に限定し
ており、屋外で使用を考えた場合はインキや接着剤等の
耐候性を含む各種物性について、さらに検討を必要する
ものである。
【0003】また、外装用の化粧板として窯業系、金属
系等のいわゆるサイディングボードが一般住宅向けに市
販されているが、これらはエンボスを意匠表現として重
要視しており、その塗装は単色、あるいは2色程度であ
る。さらにダイレクトプリント方式を用いて、塗装によ
る意匠表現に比べより高級感を出した製品もあるが、そ
の製造上の制約から、エンボスの深いものに対応でき
ず、絵柄としての表現も貧弱なものである。
【0004】本発明者らはこのような問題を解決する手
段として、エンボスと絵柄に同調した化粧板の製造方法
として、柔軟なロール等を使用する転写法を種々提案し
てきた。しかし、転写シートの基体フィルムをポリ塩化
ビニル樹脂とし、剥離層をポリビニルブチラール樹脂と
した構成では、剥離層を設けた後、絵柄層を設けるた
め、その工程が煩雑になる。また、剥離層のポリビニル
ブチラール樹脂はその目的から基体フィルム全面にフィ
ルム状に形成され、基体フィルムとの界面で剥離が行わ
れるため、いわゆる箔切れが悪く、転写後剥離を行うと
実際に転写を行わない部分まで剥離してしまい、バリが
でるなどの問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決するためになされたものであり、その課題とす
るところは、表面にエンボス形状を有する化粧板に、柔
軟なロールを用いて所望の絵柄を転写するロール転写
法、あるいはシート状の弾性体と平プレスを用いて所望
の絵柄を転写する平プレス法を行う際、転写シートの絵
柄層のみを転写することで、従来よりバリの発生しにく
い転写シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、ポリ塩化ビニル樹脂からなる基体フィルム
に、ポリビニルブチラールからなる樹脂をバインダーと
する絵柄層を設けてなることを特徴とする転写シートを
提供する。
【0007】以下に、添付図面を参照して本発明を説明
する。図1は本発明の転写シートの一実施例を示す構成
図である。基体フィルム(11)の表面に絵柄層(1
2)を設けた構成となっている。
【0008】基体フィルムとしては、転写時の熱によっ
て化粧板表面のエンボスに追随することが可能な熱可塑
性樹脂フィルムであるポリ塩化ビニル樹脂フィルムを使
用する。最近はポリ塩化ビニル樹脂を主体とし、ABS
等の樹脂を若干加えた3次元成形用のフィルムも市販さ
れており、これらを使用しても良い。表面のエンボスの
程度、転写温度との兼ね合いからフィルムの種類、厚み
などを適宜選択すればよいが、本発明者らの実験によれ
ば、150℃〜180℃の転写温度、6〜50kg/c
mの転写圧力では、厚み100μm以下の塩化ビニル樹
脂フィルムで最も良好な結果が得られている。
【0009】転写温度については、転写シートを基材形
状に変形させる目的から基体フィルムのガラス転移点以
上の温度であればよい。温度の上限であるが、本発明者
らの行っている実験から、ゴムロールを使用する場合は
その耐熱性から200℃以下が望ましい。
【0010】転写圧は基材の形状により適宜決定され
る。基材形状がフラットに近いものでは、線圧で6kg
/cm以上であればよい。これ以下では基材に転写は行
えるものの、表面ベースコートと転写層の密着が弱く、
トップコートをした際に転写層が溶解するなどの不具合
を生じることが発明者らの実験で明らかになっている。
基材形状のエンボスの深いものについては、基体フィル
ムをその形状に追従させる意味から転写圧を高くすれば
よいが、基材やロールの強度、駆動するモーターの容量
を考慮すると50kg/cm以下が望ましい。
【0011】絵柄層(12)を形成する方法は、グラビ
ア印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷などを使用す
れば良い。印刷インキに用いる合成樹脂バインダーとし
ては基体フィルムであるポリ塩化ビニル樹脂と剥離する
こと、加熱時の伸びの大きいことを考慮しポリビニール
ブチラール樹脂を使用する。分散させる顔料としては、
使用する部位を考慮して適宜選定すればよい。例えば、
外装用途など耐候性を必要とされる場合は、ジケトピロ
ロピロール、イソインドリノン、フタロシアニンブルー
などの高級有機顔料を使用する。
【0012】化粧板に塗工する接着剤としては、化粧板
の材質により適宜決定される。具体的にはウレタン、ポ
リビニルアルコール、酢酸ビニルエマルジョン等が用い
られる。塗工方法としては、エアスプレー、各種コータ
ー等を用いて行えばよい。
【0013】転写に使用する弾性体としては、ロール形
状のものが連続的に転写を行うことが可能であり、生産
面からも有利であるが、平プレスを使用するシート形状
でも可能である。その材料としてはゴムやスポンジが考
えられるが、耐久性耐熱性を考慮すると具体的にはシリ
コンゴム、シリコンスポンジ、ニトリルゴム、エチレン
プレピレンゴム、フッソゴムなどが使用できる。
【0014】図2は、本発明の装飾方法を現した模式図
である。装飾を施す板(21)のエンボス面にエアース
プレーで接着剤を塗工したのち、図1に示した転写シー
ト(22)を絵柄層面をエンボス面に設置し、表面より
ゴムロール(23)で押圧して、所望の絵柄の転写を行
う。この際用いるゴムロールは、板のエンボスに追従す
る硬度のものを選べば良い。
【0015】この時、レンガやタイルを並べたような凹
部が目地部分になっている基材においてその部分に転写
を行わない場合がある。このとき従来の構成の転写シー
トでは転写後基体フィルムを剥離した場合、図3に示す
ような現象が起きることがある。すなわち、凹部には転
写を行いたくないが、絵柄層(31)が全て基材(3
2)に移行してしまい、絵柄層が橋がかかったような状
態が生じる。あるいは、基体フィルムを剥離した後、絵
柄層の切れが悪いために基材(32)に余分な絵柄層
(31)が残ることがある。これらの余分な転写層は、
取り除く際に煩雑な作業を必要とするため、生産性を考
えると極めて有害なものである。
【0016】本発明はこれを解決するために、従来剥離
層として使用したポリビニルブチラール樹脂に顔料を分
散させインキ化することにより、塗膜化した際の強度を
下げ、転写層として箔切れを向上させることで、結果的
に転写を行いたい部分だけに絵柄層を転写する方法を提
案するものである。
【0017】
【作用】本発明によれば、箔切れの不良が少ない転写シ
ートを従来より簡略した工程で製造することができ、転
写を行った場合に余分な転写層を取り除くという作業を
なくすことができる。
【0018】
【実施例】基材フィルムとして厚さ80μmの半硬質塩
化ビニルシートを用いこの上に、グラビア印刷を用いて
ポリビニルブチラールをバインダーとする着色顔料(ア
ルアミドイエロー、フタロシアニンブルー、ジアンスラ
キノニドレッド)により、絵柄層を設けた。
【0019】予め煉瓦調のエンボス加工をしてエンボス
模様を施した繊維強化セメント板に、顔料として酸化チ
タンを用いた白色の2液硬化ウレタン樹脂をエアスプレ
ーを用いて50g/m2 塗布した。これを80℃のオー
ブンで9分乾燥した。
【0020】転写シートを繊維強化セメント板の上に設
置し、表面から表面温度150℃、ゴム硬度30゜、肉
厚20mm、ロール径200mmのシリコンロールで押
圧した。転写速度は10m/min、圧力は20kg/
cmとした。
【0021】基体フィルムを剥離後得られた繊維強化セ
メント板に、アクリルシリコン系のグロスクリヤートッ
プコートをエアスプレーによって塗工した。塗布量は8
0g/m2 とした。これを120℃のオーブンで15分
乾燥しさらに室温で1日放置した。得られた繊維強化セ
メント板は、煉瓦調エンボスと転写された煉瓦柄とがよ
く調和した極めて意匠効果の高いものであった。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によると、エンボス
を有する化粧材の表面に転写層のバリを生じること無く
美麗な絵柄を付与することができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装飾シートの一実施例を示す断面
図である。
【図2】本発明による転写方式を示す模式図である。
【図3】バリの例である。
【符号の説明】
11…基体フィルム 12…絵柄層 21…化粧板 22…転写シート 31…余分な絵柄層 32…基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B44C 1/17 L 7361−3K

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリ塩化ビニル樹脂からなる基体フィルム
    に、ポリビニルブチラールからなる樹脂をバインダーと
    する絵柄層を設けてなることを特徴とする転写シート。
JP6715594A 1994-04-05 1994-04-05 転写シート Pending JPH07276580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6715594A JPH07276580A (ja) 1994-04-05 1994-04-05 転写シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6715594A JPH07276580A (ja) 1994-04-05 1994-04-05 転写シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07276580A true JPH07276580A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13336734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6715594A Pending JPH07276580A (ja) 1994-04-05 1994-04-05 転写シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07276580A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0450054A4 (en) Process for manufacturing plastic siding panels with outdoor weatherable embossed surfaces
JPH0796699A (ja) 無機系化粧板の製造方法
JP2998483B2 (ja) 化粧板の製造方法
JPH07276580A (ja) 転写シート
JP2797789B2 (ja) エンボス装飾化粧板の製造方法
JP3786763B2 (ja) スエード調の外観を有する装飾材及びその製造方法
JP2002103371A (ja) 化粧シート及びそれを用いた射出成形同時積層絵付方法
JP2789962B2 (ja) 化粧板の製造方法
JPS5940775B2 (ja) 装飾ガラスの製造方法
JP3039534B2 (ja) 化粧板
JPH08281897A (ja) 化粧板の製造方法
JPH0789012A (ja) 化粧板の製造方法
JPH07242100A (ja) 化粧板の製造方法
JPH05270199A (ja) 化粧板の製造方法
JPH11170438A (ja) ワイピング調エンボス化粧シートの製造方法および転写材
JP3194408B2 (ja) 転写シート
JPH01155965A (ja) 漆装飾材の製造方法
JPS5940776B2 (ja) 装飾ガラスの製造方法
JPH08244399A (ja) 絵柄の転写方法
JPH0383641A (ja) 化粧シート及びその製造方法
JPH11291412A (ja) 化粧シート
JPH0872495A (ja) 無機系化粧板の製造方法
JP3140804B2 (ja) 装飾ガラス製品およびその製造方法
JPH10250022A (ja) 化粧板及びその製造方法
JPH1191300A (ja) 外装用化粧板