JPH07278047A - アリールオキシプロピオン酸の製造法 - Google Patents

アリールオキシプロピオン酸の製造法

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JPH07278047A
JPH07278047A JP6958794A JP6958794A JPH07278047A JP H07278047 A JPH07278047 A JP H07278047A JP 6958794 A JP6958794 A JP 6958794A JP 6958794 A JP6958794 A JP 6958794A JP H07278047 A JPH07278047 A JP H07278047A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式〔I〕 【化1】 (Arはアリール基を示す。)のアリールオキシフェノ
ールのアルカリ塩及び/又はアルカリ土類塩と一般式
〔II〕 【化2】 (Xはハロゲン原子を示す。)の2−ハロゲノプロピオ
ン酸のアルカリ土類塩を反応させることを特徴とする一
般式〔III〕 【化3】 のアリールオキシフェノキシプロピオン酸の製造法。 【効果】 本発明に従うと、定量的に一般式〔III〕の
アリールオキシフェノキシプロピオン酸を製造すること
ができる。一般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸の
光学活性体を使用しても、殆どラセミ化を起こすことな
く一般式〔III〕のアリールオキシフェノキシプロピオ
ン酸の光学活性体を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除草剤として卓効があ
るアリールオキシフェノキシプロピオン酸の製造法に関
するものであり、アリールオキシフェノキシプロピオン
酸は、酸そのもの又はエステルとして広葉作物に対する
稲科雑草の除草剤として使用されている。
【0002】
【従来の技術】従来、アリールオキシフェノキシプロピ
オン酸及びそのエステルは一般的に下記の(A)、
(B)、(C)等の方法で製造されている。
【0003】
【化6】
【0004】
【化7】
【0005】
【化8】
【0006】(Arはアリール基、Xはハロゲン原子、
1 は水素原子、低級アルキル基、R2 は低級アルキル
基、Mはアルカリ金属を示す。)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記(A)の方法はア
リールオキシフェノキシプロピオン酸及びそのエステル
の収率は高い製造法であるが、原料の4−ヒドロキシフ
ェノキシプロピオン酸及びそのエステルを合成する収率
が75%程度と低い。(B)の方法はアリールオキシフ
ェノキシプロピオン酸エステルの収率は高い製造法であ
るが、2−ハロゲノプロピオン酸エステルの光学活性体
を使用するとそのラセミ化が速く、アリールオキシフェ
ノキシプロピオン酸エステルの光学活性体の製造法とし
ては適していない。
【0008】(C)の方法は2−ハロゲノプロピオン酸
の光学活性体を使用してもラセミ化が殆ど起こらない製
造法であるが、アリールオキシフェノールの転化率が5
0%程度と反応が途中で停止し、アリールオキシフェノ
キシプロピオン酸の収率も極めて低い。これは、一旦生
成したアリールオキシフェノキシプロピオン酸に、更に
2−ハロゲノプロピオン酸が付加する副反応が起こるた
めである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記
(C)の方法の欠点を克服すべく鋭意検討した結果、2
−ハロゲノプロピオン酸のアルカリ塩の代わりに、2−
ハロゲノプロピオン酸のアルカリ土類塩を使用すると定
量的にアリールオキシフェノキシプロピオン酸が生成す
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0010】即ち、本発明は一般式〔I〕
【0011】
【化9】
【0012】(Arはアリール基を示す。)で表される
アリールオキシフェノールのアルカリ塩及び/又はアル
カリ土類塩と一般式〔II〕
【0013】
【化10】
【0014】(Xはハロゲン原子を示す。)で表される
2−ハロゲノプロピオン酸のアルカリ土類塩を反応させ
ることを特徴とする一般式〔III〕
【0015】
【化11】
【0016】で表されるアリールオキシフェノキシプロ
ピオン酸の製造法に関するものである。上記式におい
て、一般式〔I〕のアリールオキシフェノールのアルカ
リ塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウム等の金
属塩が挙げらる。一般式〔I〕のアリールオキシフェノ
ール及び一般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸のア
ルカリ土類塩としては、カルシウム、マグネシウム、バ
リウム等の金属塩が挙げられる。
【0017】一般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸
のアルカリ土類塩としては、バリウム金属塩が望まし
い。Xのハロゲン原子としては、弗素原子、塩素原子、
臭素原子、沃素原子等が挙げられ、塩素原子が望まし
い。Arとしては、特に
【0018】
【化12】
【0019】(X1 及びX2 は水素原子、ハロゲン原
子、トリハロゲノ炭素数1〜5アルキル基、ニトリル基
を示す。)から選ばれる基等が挙げられ、
【0020】
【化13】
【0021】(X1 は塩素原子を示す。)基が望まし
い。X1 及びX2 としては水素原子、ハロゲン原子、ト
リハロゲノ置換炭素数1〜5のアルキル基、ニトリル基
が挙げられる。トリハロゲノ置換炭素数1〜5のアルキ
ル基としては、トリフルオロメチル基、トリフルオロ−
n−ブチル基、トリクロロメチル基、トリクロロ−n−
プロピル基、トリブロモメチル基、トリブロモ−n−ブ
チル基、トリヨードメチル基、トリヨード−i−プロピ
ル基等が挙げられる。
【0022】一般式〔III〕のアリールオキシフェノキ
シプロピオン酸の製造法について以下に述べる。一般式
〔I〕のアリールオキシフェノールのアルカリ塩及び/
又はアルカリ土類塩と一般式〔II〕の2−ハロゲノプロ
ピオン酸のアルカリ土類塩の反応方法としては、下記の
方法等が挙げられる。
【0023】(1)一般式〔I〕のアリールオキシフェ
ノールのアルカリ塩と一般式〔II〕の2−ハロゲノプロ
ピオン酸のアルカリ土類塩を別個に調製し反応させる方
法。 (2)一般式〔I〕のアリールオキシフェノールのアル
カリ土類塩と一般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸
のアルカリ土類塩を別個に調製し反応させる方法。
【0024】(3)アルカリ土類化合物の存在下、一般
式〔I〕のアリールオキシフェノールと一般式〔II〕の
2−ハロゲノプロピオン酸を反応させる方法。一般式
〔I〕のアリールオキシフェノールのアルカリ塩及び/
又はアルカリ土類塩に対する一般式〔II〕の2−ハロゲ
ノプロピオン酸のアルカリ土類塩の使用量としては、一
般式〔I〕のアリールオキシフェノールに対して通常1
〜3倍モルの範囲、望ましくは1.1〜1.5倍モルの
範囲が良い。
【0025】一般式〔I〕のアリールオキシフェノール
のアルカリ塩及び/又はアルカリ土類塩及び一般式〔I
I〕の2−ハロゲノプロピオン酸のアルカリ土類塩の調
製及びこれらの反応の反応温度としては、通常20〜1
20℃の範囲、望ましくは30〜100℃の範囲が良
い。一般式〔I〕のアリールオキシフェノールのアルカ
リ塩及び/又はアルカリ土類塩及び一般式〔II〕の2−
ハロゲノプロピオン酸のアルカリ土類塩の調製及びこれ
らの反応には必要に応じて有機溶媒を使用することもで
きる。
【0026】有機溶媒としては、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキサイド、ジメチルイミダゾリジノ
ン等の電子供与性溶媒が挙げられ、これらを組み合わせ
て使用することもできる。有機溶媒の使用量は通常一般
式〔I〕のアリールオキシフェノールに対して2〜30
部の範囲が良い。
【0027】一般式〔I〕のアリールオキシフェノール
のアルカリ塩及び/又はアルカリ土類塩及び一般式〔I
I〕の2−ハロゲノプロピオン酸のアルカリ土類塩の調
製及びこれらの反応において水が生成する場合、常圧又
は減圧で精留塔等を使用して生成物から水を除去しても
良い。一般式〔I〕のアリールオキシフェノールのアル
カリ塩及び/又はアルカリ土類塩は、一般式〔I〕のア
リールオキシフェノールとアルカリ化合物及び/又はア
ルカリ土類化合物から調製することができる。
【0028】アルカリ化合物としては、リチウム、ナト
リウム、カリウム等の金属、リチウム、ナトリウム、カ
リウム等の金属化合物が挙げられる。リチウム、ナトリ
ウム、カリウム等の金属化合物としては、水酸化アルカ
リ、水素化アルカリ等が挙げられる。水酸化アルカリの
具体例としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等が挙げられる。
【0029】水素化アルカリの具体例としては、水素化
リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等が挙げ
られる。アルカリ土類化合物としては、マグネシウム等
の金属、カルシウム、マグネシウム、バリウム等の金属
化合物が挙げられる。カルシウム、マグネシウム、バリ
ウム等の金属化合物としては、水酸化アルカリ土類、水
素化アルカリ土類等が挙げられる。
【0030】水酸化アルカリ土類の具体例としては、水
酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化バリウム
等が挙げられる。水素化アルカリ土類の具体例として
は、水素化カルシウム等が挙げられる。アルカリ化合物
の使用量としては、一般式〔I〕のアリールオキシフェ
ノールに対して通常1〜10倍モルの範囲、望ましくは
1〜2倍モルの範囲が良い。
【0031】アルカリ土類化合物の使用量としては、一
般式〔I〕のアリールオキシフェノールに対して通常1
〜10倍当量の範囲、望ましくは1〜3倍当量の範囲が
良い。更に、一般式〔I〕のアリールオキシフェノール
のアルカリ塩及び/又はアルカリ土類塩は、一般式〔I
V〕のアリールハライド、ハイドロキノン、アルカリ化
合物及び/又はアルカリ土類化合物から調製することも
できる。
【0032】この場合、アルカリ化合物及びアルカリ土
類化合物としては上記の化合物が挙げられる。アルカリ
化合物の使用量としては、一般式〔IV〕のアリールハラ
イドに対して通常1.8〜5倍モルの範囲、望ましくは
2〜2.5倍モルの範囲が良い。アルカリ土類化合物の
使用量としては、一般式〔IV〕のアリールハライドに対
して通常1.8〜10倍当量の範囲、望ましくは2〜3
倍当量の範囲が良い。
【0033】ハイドロキノンの使用量としては、一般式
〔IV〕のアリールハライドに対して通常1〜10倍モル
の範囲、望ましくは1〜1.5倍モルの範囲が良い。一
般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸のアルカリ土類
塩は、一般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸とアル
カリ土類化合物から調製することができる。アルカリ土
類化合物としては、上記の化合物が挙げられる。
【0034】このうち、バリウム化合物が特に好まし
い。アルカリ土類化合物の使用量としては、一般式〔I
I〕の2−ハロゲノプロピオン酸に対して通常1〜5倍
当量の範囲、望ましくは1〜2倍当量の範囲が良い。一
般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸として、ラセミ
体及び光学活性体を使用することができる。
【0035】一般式〔I〕のアリールオキシフェノール
のアルカリ塩及び/又はアルカリ土類塩と一般式〔II〕
の2−ハロゲノプロピオン酸のアルカリ土類塩の反応に
より一般式〔III〕のアリールオキシフェノキシプロピ
オン酸のアルカリ土類塩が生成する。従って、生成した
一般式〔III〕のアリールオキシフェノキシプロピオン
酸のアルカリ土類塩の反応混合物を、酸処理することに
より一般式〔III〕のアリールオキシフェノキシプロピ
オン酸を製造することができる。
【0036】酸としては、例えば塩酸、硫酸、硝酸等の
鉱酸、パラトルエンスルホン酸等の有機酸等が挙げら
れ、そのまま、又は酸水溶液等の形態で使用される。酸
の使用量としては、反応混合物を酸性にする量が使用さ
れる。酸処理の温度としては、通常0〜100℃の範囲
が良い。又、このようにして得られた一般式〔III〕の
アリールオキシフェノキシプロピオン酸は、必要に応じ
て更にアルカリ及び酸処理、再結晶、クロマトグラフィ
ー等の手段により精製することができる。
【0037】本発明により得られた一般式〔III〕のア
リールオキシフェノキシプロピオン酸は必要に応じてハ
ロゲン化アルキル、硫酸ジアルキル等を使用してエステ
ル化することができる。一般式〔III〕のアリールオキ
シフェノキシプロピオン酸の光学活性体を使用してもラ
セミ化を起こすことなく、一般式〔III〕のアリールオ
キシフェノキシプロピオン酸エステルの光学活性体を製
造することができる。
【0038】
【実施例】以下、実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 4−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノー
ル2.72g(0.01モル)、水酸化バリウム8水塩
物6.3g(0.02モル)及びジメチルホルムアミド
30gを精留塔付きフラスコに仕込んだ後、70〜80
℃で生成水を除去しながら1時間反応させた。
【0039】次に、50〜60℃に冷却しL−2−クロ
ロプロピオン酸1.2gを加えた後、減圧下、50〜6
0℃で生成水を除去しながら6時間反応させた。反応生
成物を高速液体クロマトグラフィ−で分析したところ、
4−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノー
ルの転化率は85%であった。反応生成物からジメチル
ホルムアミドを留去し、ジエチルエーテル100mlと
水100mlを加えた後、10重量%塩酸水溶液10m
lを加えて水層を分離後、ジエチルエーテル層を水10
mlで2回洗浄した。
【0040】ジエチルエーテル層に10重量%炭酸ナト
リウム水溶液10mlを加えてジエチルエーテル層を分
離後、水層に10重量%塩酸水溶液20mlとジエチル
エーテル100mlを加えた。ジエチルエーテル層を水
10mlで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後ジ
エチルエーテルを留去したところ、D(+)−2−〔4
−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノキ
シ〕プロピオン酸2.7g(収率80%)を得た。
【0041】得られたD(+)−2−〔4−(6−クロ
ロ−2−キノキザリルオキシ)フェノキシ〕プロピオン
酸の光学純度は、91%eeであった。 実施例2 4−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノー
ル2.72g、水酸化バリウム8水塩物3.7g及びジ
メチルホルムアミド30gを精留塔付きフラスコに仕込
んだ後、70〜80℃で生成水を除去しながら1時間反
応させた。
【0042】次に、L−2−クロロプロピオン酸バリウ
ム塩(L−2−クロロプロピオン酸1.2g、水酸化バ
リウム8水塩物1.9gを水10gに溶解し、脱水、乾
燥した粉末)を加えた後、減圧下、50〜60℃で生成
水を除去しながら3時間反応させた。実施例1と同様
に、反応生成物を処理したところ、D(+)−2−〔4
−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノキ
シ〕プロピオン酸3.2g(収率93%)を得た。
【0043】4−(6−クロロ−2−キノキザリルオキ
シ)フェノールの転化率は100%であり、得られたD
(+)−2−〔4−(6−クロロ−2−キノキザリルオ
キシ)フェノキシ〕プロピオン酸の光学純度は、91%
eeであった。 実施例3 4−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノー
ル2.72g(0.01モル)、水素化カルシウム4.
6g(0.011モル)及びジメチルホルムアミド30
gをフラスコに仕込んだ後、70〜80℃で1時間反応
させた。
【0044】次に、50℃に冷却後、L−2−クロロプ
ロピオン酸1.2gを加え、6時間反応させた。反応生
成物にジエチルエーテル100mlと水100mlを加
えた後、10重量%塩酸水溶液10mlを加えて水層を
分離後、ジエチルエーテル層を水10mlで2回洗浄し
た。
【0045】ジエチルエーテル層に10重量%炭酸ナト
リウム水溶液20mlを加えてジエチルエーテル層を分
離後、水層に10重量%塩酸水溶液30mlとジエチル
エーテル100mlを加えた。ジエチルエーテル層を水
10mlで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後ジ
エチルエーテルを留去したところ、D(+)−2−〔4
−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノキ
シ〕プロピオン酸3.0g(収率87%)を得た。
【0046】得られたD(+)−2−〔4−(6−クロ
ロ−2−キノキザリルオキシ)フェノキシ〕プロピオン
酸の光学純度は、92%eeであった。 実施例4 4−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノー
ル2.72g、水酸化ナトリウム0.42g及びジメチ
ルホルムアミド30gを精留塔付きフラスコに仕込んだ
後、生成水を除去しながら減圧下、40℃で1時間、更
に70〜80℃で1時間反応させた。
【0047】次に、L−2−クロロプロピオン酸バリウ
ム塩(L−2−クロロプロピオン酸1.2g、水酸化バ
リウム8水塩物1.9gを水10gに溶解し、脱水、乾
燥した粉末)を加えた後、減圧下、50〜60℃で生成
水を除去しながら3時間反応させた。実施例1と同様
に、反応生成物を処理したところ、D(+)−2−〔4
−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)フェノキ
シ〕プロピオン酸3.2g(収率93%)を得た。
【0048】4−(6−クロロ−2−キノキザリルオキ
シ)フェノールの転化率は100%であり、得られたD
(+)−2−〔4−(6−クロロ−2−キノキザリルオ
キシ)フェノキシ〕プロピオン酸の光学純度は、86%
eeであった。 実施例5 2,6−ジクロロキノキザリン2.0g、ハイドロキノ
ン1.15g、水酸化ナトリウム0.84g及びジメチ
ルホルムアミド30gを精留塔付きフラスコに仕込んだ
後、生成水を除去しながら減圧下、40℃で1時間、更
に80〜90℃で2時間反応させた。
【0049】次に、50℃に冷却し、L−2−クロロプ
ロピオン酸バリウム塩(L−2−クロロプロピオン酸
1.2g、水酸化バリウム8水塩物1.9gを水10g
に溶解し、脱水、乾燥した粉末)を加えた後、減圧下、
60℃で生成水を除去しながら3時間反応させた。実施
例1と同様に、反応生成物を処理したところ、D(+)
−2−〔4−(6−クロロ−2−キノキザリルオキシ)
フェノキシ〕プロピオン酸3.2g(収率93%)を得
た。
【0050】生成した4−(6−クロロ−2−キノキザ
リルオキシ)フェノールの転化率は98%であり、得ら
れたD(+)−2−〔4−(6−クロロ−2−キノキザ
リルオキシ)フェノキシ〕プロピオン酸の光学純度は、
86%eeであった。
【0051】
【発明の効果】本発明に従うと、一般式〔I〕のアリー
ルオキシフェノールのアルカリ塩及び/又はアルカリ土
類塩と一般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸のアル
カリ土塩から定量的に一般式〔III〕のアリールオキシ
フェノキシプロピオン酸を製造することができる。
【0052】一般式〔II〕の2−ハロゲノプロピオン酸
の光学活性体を使用しても、殆どラセミ化を起こすこと
なく一般式〔III〕のアリールオキシフェノキシプロピ
オン酸の光学活性体を製造することができる。又、一般
式〔I〕のアリールオキシフェノールのアルカリ塩及び
/又はアルカリ土類塩は、アルカリ化合物及び/又はア
ルカリ土類化合物の存在下、一般式〔IV〕のアリールハ
ライドとハイドロキノンの反応により調製することもで
きる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔I〕 【化1】 (Arはアリール基を示す。)で表されるアリールオキ
    シフェノールのアルカリ塩及び/又はアルカリ土類塩と
    一般式〔II〕 【化2】 (Xはハロゲン原子を示す。)で表される2−ハロゲノ
    プロピオン酸のアルカリ土類塩を反応させることを特徴
    とする一般式〔III〕 【化3】 で表されるアリールオキシフェノキシプロピオン酸の製
    造法。
  2. 【請求項2】 一般式〔IV〕 ArX 〔IV〕 (Arはアリール基、Xはハロゲン原子を示す。)で表
    されるアリールハライド及びハイドロキノンを、アルカ
    リ化合物及び/又はアルカリ土類化合物の存在下、一般
    式〔I〕で表されるアリールオキシフェノールのアルカ
    リ塩及び/又はアルカリ土類塩とすることを特徴とする
    請求項1記載の一般式〔III〕で表されるアリールオキ
    シフェノキシプロピオン酸の製造法。
  3. 【請求項3】 Arが 【化4】 (X1 及びX2 は水素原子、ハロゲン原子、トリハロゲ
    ノ炭素数1〜5アルキル基、ニトリル基を示す。)から
    選ばれる基であることを特徴とする請求項1〜2記載の
    一般式〔III〕で表されるアリールオキシフェノキシプ
    ロピオン酸の製造法。
  4. 【請求項4】 Xが塩素原子であり、Arが 【化5】 (X1 は塩素原子を示す。)基であることを特徴とする
    請求項1〜3記載の一般式〔III〕で表されるアリール
    オキシフェノキシプロピオン酸の製造法。
  5. 【請求項5】 一般式〔II〕で表される2−ハロゲノプ
    ロピオン酸が光学活性体であることを特徴とする請求項
    1〜4記載の一般式〔III〕で表されるアリールオキシ
    フェノキシプロピオン酸の製造法。
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