JPH0727910A - 光学素子の製造方法および回折格子の製造方法並びにそ の製造装置 - Google Patents

光学素子の製造方法および回折格子の製造方法並びにそ の製造装置

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JPH0727910A
JPH0727910A JP17068493A JP17068493A JPH0727910A JP H0727910 A JPH0727910 A JP H0727910A JP 17068493 A JP17068493 A JP 17068493A JP 17068493 A JP17068493 A JP 17068493A JP H0727910 A JPH0727910 A JP H0727910A
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JP
Japan
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light
substrate
diffraction grating
scanning
manufacturing
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Application number
JP17068493A
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English (en)
Inventor
Yuka Yamada
田 由 佳 山
Katsuhiko Muto
藤 勝 彦 武
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Matsushita Giken KK
Original Assignee
Matsushita Giken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回折格子等の光学素子の製造方法およびその
製造装置に関するもので、レジストレスの製造方法によ
り、製造工程を簡略化するとともに、完全ドライ化する
ことができる回折格子の製造方法およびその製造装置を
提供すること。 【構成】 回折格子等の光学素子の製造方法において、
レーザ光16を基板12上に照射する際に基板上を走査
する工程を有し、その光を用いた光化学反応あるいはア
ブレーションにより、その走査パターン等に対応した格
子形状の加工を施すという構成を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光の分光、単色化等に
広く利用されている回折格子をはじめとする各種光学素
子の製造方法およびその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学素子の一つである回折格子
は、波長選択性を有するため、分光器等の波長分散素子
として用いられてきた。また、現在では、光集積回路に
おける光反射素子、光偏光素子として、あるいは、半導
体レーザ等の光共振用ミラー等として、広範囲で利用さ
れている。
【0003】このような回折格子の製造方法としては、
従来、ホログラフィック露光による製法が用いられてき
た。このような従来の製法としては例えば、特開昭60
−216304号公報に記載されまた図9に示された方
法がある。以下、図9を参照しながら従来の回折格子の
製造方法について説明する。
【0004】図9は従来の回折格子の製造方法の工程図
である。図9において、91は基板、92は薄膜、93
はレジスト、94、94’はレジスト93に露光作用を
及ぼすレーザ光であ る。以上のような構成において、
その製造方法を説明する。まず、基板91上全面に薄膜
92を形成し、その上にレジスト93を塗布する
(a)。次に、レーザ光94、94’を用いた干渉露光
法によりレジストを露光する(b)。その後、レジスト
を現像すると、レジストに格子形状が形成される
(c)。このレジストをマスクとして、エッチングを行
うと、レジストの格子形状が薄膜上に転写される
(d)。最後に、残留するレジストを除去することによ
り、回折格子が製造される(e)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、以下のような課題を有していた。 (1)レジスト塗布、露光、現像、エッチング、レジス
ト除去という多段階工程が必要であり、工程数が多い。 (2)レジスト塗布というウェット工程が含まれている
ため、プロセスの完全ドライ化という要望に対して限界
がある。 (3)回折格子を形成すべき薄膜のエッチレートをレジ
ストのエッチレートより充分に大きくできない場合に
は、2種類のレジストを使う等の工程が必要になり、さ
らに工程数が増す。
【0006】本発明は上記従来技術の課題に鑑みてなさ
れたもので、レジストレスの製造方法により、製造工程
を簡略化するとともに完全ドライ化することができる光
学素子や回折格子の製造方法およびその製造装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の回折格子の製造方法は、パルス光を基板上に
照射する際に基板上走査する工程、あるいは、基板上に
干渉光を照射する工程を有し、それらの光を用いた光化
学反応あるいはアブレーションにより、その走査パター
ンあるいは干渉パターンに対応した格子形状を形成する
という構成を有している。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、レジストレスの回
折格子の製造方法を用いることにより、製造工程数を減
少させることができるとともに、プロセスの完全ドライ
化を実現できる、優れた回折格子の製造方法およびその
製造装置を得ることができる。
【0009】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例に
おけるレーザCVD法を用いた回折格子の製造装置の概
略図である。図1において、11は光化学反応等を起こ
させる反応容器、12は反応容器11内に設置される上
面に回折格子が形成される基板、13は反応容器11を
所定圧力に排気する排気口、14は反応ガスを供給する
ガス導入口、15はレーザ光源、16はレーザ光源15
から出射されたレーザ光、17はレーザ光16を角度可
変の状態で反射して走査させるミラー、18はレーザ光
を反応容器11へ導入する光導入窓、19は線状のレー
ザ光を生成するシリンドリカルレンズ、20はレーザ光
16を走査させるためにミラー17を回転駆動するミラ
ー駆動系、21はこの装置全体の動作をコントロールす
る連動制御系である。
【0010】以上のように構成された回折格子の製造装
置について、回折格子を製造する際の動作について説明
する。まず、反応容器11内に基板12を設置し、反応
容器11内を密閉して排気口13から反応容器11内を
高真空排気する。次に、基板12を所定の温度に加熱
し、ガス導入口14から反応容器11内に反応ガスを導
入する。例えば、光源としてArFエキシマレーザを用
い、Si薄膜を堆積する場合には、基板温度を200℃
程度とし、反応ガスとしてジシラン(Si2 H6)等を
用いればよい。その後、レーザ光源15から出射された
レーザ光16をミラー17で反射して光導入窓19を通
して基板12上に照射すると、レーザ光の照射された部
分に薄膜が堆積する。この際に、レーザ光16をシリン
ドリカルレンズ19で線状に集光するとともに、ミラー
17をミラー駆動系20からの駆動信号に応じて振動さ
せることにより、基板上で線状に集光されたレーザ光1
6を直交方向に走査させる。レーザはパルスレーザと
し、このパルスレーザの繰り返し周波数と、レーザを基
板上で走査させるためのミラー駆動系20からの駆動信
号の周波数を同期させるよう連動制御系21により制御
しながら、薄膜を堆積する。
【0011】図2は図1の回折格子の製造装置を用いた
回折格子の製造方法の工程図である。図2において、1
2および16は、それぞれ、図1の基板および線状に整
形されたレーザ光であり、22は基板12上に形成した
薄膜である。以上のような構成において、その製造方法
を説明する。まず、基板12上に、線状のパルスレーザ
光16を1パルス照射した場合、照射された部分に線状
に初期状態の薄膜が堆積する(a)。そして、基板12
上でレーザ光16を走査すると、光の照射部分に薄膜が
順次堆積する。この時、レーザ光16を基板12上で走
査するためのミラー駆動系20からの駆動信号の周波数
と、パルスレーザの繰り返し周波数を同期させて制御す
る。例えば、レーザ光16を基板12上で等速度走査
し、その1周期の間に、レーザ光16を6パルス照射す
るようにした場合、図2(b)のように薄膜が堆積す
る。薄膜が所望の膜厚になるまでレーザ光16を照射す
ることにより、格子形状の薄膜22が得られる(c)。
ここでは、ミラー駆動1周期の間に、レーザ光16を6
パルス照射するようにしたが、ミラー駆動信号の周波数
およびレーザ光16の繰り返し周波数は、それぞれ独立
に変えることができるため、薄膜22の格子間隔を任意
に制御することができる。
【0012】なお、ここではレーザ光16をシリンドリ
カルレンズ19を用いて線状ビームとし、基板上で一次
元走査としたが、レーザ光を点状ビームとし、基板上で
二次元走査させることにより、二次元のパターンを得る
ことができる。例えば、図1において、シリンドリカル
レンズ19の代わりに球面レンズ等を用いてレーザ光を
点状に集光するとともに、ミラー17の代わりにミラー
2枚を連動させてレーザ光を基板上で二次元走査させれ
ばよい。
【0013】以上のように本実施例によれば、パルス光
を基板上に照射する際に当該パルス周波数に同期した周
波数で基板上走査し、その光を用いた光CVDにより薄
膜を堆積することにより、一工程で回折格子を製造する
ことができる。
【0014】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。前記第1の実施例において、堆積し
た薄膜22の格子形状は基板12上でのレーザ光16の
断面形状および強度分布に対応した形となる。したがっ
て、基板12上でのレーザ光16の断面形状および/ま
たは強度分布を変化させる手段を設けることにより、基
板12上でのレーザ光16の強度分布を制御することが
でき、これにより、生成される格子形状を制御すること
が可能となる。以下、図1の回折格子の製造装置におい
て、基板12上でのレーザ光16の断面形状および/ま
たは強度分布を変える方法について説明する。まず、基
板12上でのレーザ光16の断面形状(ビーム幅)を変
える手段としては、図1のシリンドリカルレンズ19を
光軸に対し平行に移動する機構を設けるか、あるいは、
焦点距離の異なるレンズを用いればよい。また、レーザ
光16の基板12上での線状方向の強度分布を制御する
手段としては、例えば、図1のシリンドリカルレンズ1
9の前段に、減光率が集光方向で変化している減光 フ
ィルターを挿入すればよい。
【0015】図3は本発明の他の一実施例におけるレー
ザCVD法を用いた回折格子の製造方法の工程図であ
る。図3において、12は図1の基板であり、31は上
記手段により強度分布を変えたレーザ光、32はレーザ
光31の強度分布、33は基板12上に形成した薄膜で
ある。以上のような構成において、その製造方法を説明
する。まず、基板12上に、強度分布が32のように変
化したパルスレーザ光31を1パルス照射した場合、照
射された部分に強度分布32に対応した形状に薄膜が堆
積する(a)。そして、基板12上でレーザ光31を走
査すると、このレーザ光31の照射部分に薄膜が堆積す
る。この時、レーザ光31を基板12上で走査するため
のミラー駆動系20からの駆動信号の周波数と、パルス
レーザの繰り返し周波数を同期させて制御する。例え
ば、レーザ光31を基板12上で等速度走査し、その1
周期の間に、レーザ光31を6パルス照射するようにし
た場合、図3(b)のように薄膜が堆積する。薄膜が所
望の膜厚になるまでレーザ光31を照射することによ
り、強度分布32に対応した格子形状の薄膜33が得ら
れる(c)。ここでは、ミラー駆動1周期の間に、レー
ザ光31を6パルス照射するようにしたが、ミラー駆動
信号の周波数およびレーザ光31の繰り返し周波数は、
それぞれ独立に変えることができるため、薄膜33の格
子間隔を任意に制御することができる。
【0016】以上のように本実施例によれば、強度分布
32を変化させたレーザ光31のパルスを基板上に照射
するとともに、当該パルス周波数に同期した周波数で基
板12上を走査し、その光を用いた光CVDにより薄膜
33を堆積することにより、任意の格子形状を有する回
折格子を一工程で製造することができる。
【0017】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図4は本発明
の第3の実施例におけるレーザCVD法を用いた回折格
子の製造装置の概略図である。この図において、前記第
1の実施例の回折格子の製造装置におけると同一の部材
には同一の符号を付して重複した説明を省略する。図4
において、41は反応容器11内に設置され上面に回折
格子が形成される基板、42はレーザ光源15から出射
されたレーザ光16を分割するビームスプリッタ、43
a、43bはビームスプリッタ42によって分割された
レーザ分割光、44a、44bはそれぞれのレーザ分割
光43a、43bを反射する反射ミラー、45a、45
bは反応容器11に各レーザ分割光に対応して設けられ
た光導入窓である。
【0018】以上のように構成された回折格子の製造装
置について、回折格子を製造する際の動作について説明
する。まず、反応容器11内に基板41を設置し、反応
容器11内を密閉して排気口13から反応容器11内を
高真空排気する。次に、基板41を所定の温度に加熱
し、ガス導入口14から反応容器11内に反応ガスを導
入する。例えば、レーザ光源15としてArイオンレー
ザを用い、基板41上にタングステン(W)の薄膜を堆
積する場合の反応ガスとしては、六弗化タングステン
(WF6 )と水素(H2 )の組合せ等を用いればよい。
その後、レーザ光源15から出射されたレーザ光16を
ビームスプリッタ42でレーザ分割光43a、43bに
分割し、それぞれのレーザ分割光43a、43bをミラ
ー44a、44bで反射して、光導入窓45a、45b
を通して基板41に2方向から照射し、干渉させる。
【0019】図5は図4の回折格子の製造装置を用いた
回折格子の製造方法の工程図である。図5において、符
号41および43a、43bは、それぞれ図4の基板4
1およびレーザ分割光であり、51は基板41上に形成
した薄膜である。以上のような構成において、その製造
方法を説明する。先に述べた手順で、基板41に、2つ
のレーザ分割光43a、43bを2方向から照射する
(a)。すると、2つのレーザ分割光43a、43bが
干渉することにより基板41上で光の強度分布が形成さ
れ、その強度分布に対応した形状に薄膜51が堆積す
る。
【0020】以上のように本実施例によれば、レーザ干
渉光を基板41上に照射し、そのレーザ干渉光を用いた
光CVDにより薄膜51を堆積することにより、一工程
で回折格子を製造することができる。
【0021】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例
について説明する。実施例3では、基板41上に照射す
る2方向からのレーザ分割光43a、43bの波面の形
状が等しいため、堆積した薄膜51は一定の格子間隔お
よび形状となっていたが、基板41上に照射する2方向
からのレーザ分割光43a、43bの少なくとも一方に
ついて、波面の形状を変える手段を設けることにより、
基板41上でのレーザ光の強度分布を制御することがで
き、これにより、得られる格子間隔および形状を制御す
ることが可能となる。例えば、図4の回折格子の製造装
置において、レーザ分割光43aを基板41に照射する
光路上の所定の部位、例えばミラー44aの後段に、凹
面レンズを挿入することにより、レーザ分割光43aの
波面の形状を変えることができる。以下、上記の装置を
用いて回折格子を製造する方法について、図面を参照し
ながら説明する。
【0022】図6は上記の回折格子の製造装置を用いた
回折格子の製造方法の工程図である。図6において、4
1は図4の基板、61は図4のレーザ分割光43bに相
当しここでは平面波とする。62は上記凹面レンズによ
り図4のレーザ分割光43aを球面波に変えたレーザ分
割光であり、63は基板41上に形成した薄膜である。
以上のような構成において、その製造方法を説明する。
実施例3で述べた手順で、基板41に、レーザ分割光6
1、62を2方向から照射する(a)。すると、2つの
レーザ分割光61、62が干渉することにより基板41
上で光の強度分布が形成され、その強度分布に対応した
格子形状に薄膜63が堆積する。
【0023】以上のように本実施例によれば、干渉光を
基板上に照射し、その干渉光を用いた光CVDにより薄
膜を堆積することにより、一工程で回折格子を製造する
ことができ、さらに、基板に照射する光の波面の形状を
制御することにより、回折格子の格子形状を制御するこ
とができる。
【0024】(実施例5)以下、本発明の第5の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図7は2種類
の薄膜を交互に積層した多層膜からなる回折格子の製造
方法の工程図である。ここでは、図1の回折格子の製造
装置を用いた、X線領域で用いられているW/C多層膜
からなる回折格子の製造方法について述べる。図7にお
いて、71は基板、72はC薄膜、73はW薄膜、74
はW/C多層膜である。以上のような構成において、そ
の製造方法を説明する。まず、図1の反応容器11内に
基板71を設置し、実施例1に述べた手順で、反応ガス
としてベンゼン(C6 H6 )あるいはアセチレン(C2
H2 )を用い、基板71上に、光の 強度分布に対応し
た形状にC薄膜72を所定の膜厚まで堆積する(a)。
次に、反応ガスの供給を止め、図1の反応容器11内を
高真空排気する。続いて、反応ガスとして六弗化タング
ステン(WF6 )と水素(H2 )を用い、C薄膜72を
堆積した上に、W薄膜73を所定の膜厚まで堆積する
(b)。以上の手順を繰り返し、所定の層対数を有する
W/C多層膜74を堆積する(c)。
【0025】以上のように本実施例によれば、干渉光を
基板上に照射し、その干渉光を用いた光CVDにより薄
膜を堆積することにより、レジストレスの真空一貫プロ
セスで、多層膜からなる回折格子を製造することができ
る。なお、ここでは各薄膜の堆積に実施例1の方法を用
いたが、実施例2から4のいずれの方法を用いてもよ
い。さらに、ここでは基板71上に回折格子を形成する
のに2種類の薄膜を用いたが、本手法を用いて3種類以
上の薄膜を積層した多層膜からなる回折格子を製造する
ことができることはいうまでもない。
【0026】以上、実施例1から5で述べてきた本発明
の方法は、光CVDを用いた薄膜形成の原理に基づき、
W、Mo、Al等の金属膜、Si等の半導体膜、あるい
は、SiO2 等の絶縁膜のいずれの薄膜形成にも適用可
能である。また、基板材料が限定されることもない。
【0027】(実施例6)以下、本発明の第6の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図8は図4の
回折格子の製造装置を用いた回折格子の製造方法の工程
図である。図8において、43a、43bは図4に示さ
れたのと同様のレーザ分割光であり、81はその表面に
回折格子を製造する基板である。以上のような構成にお
いて、その製造方法を説明する。実施例3で述べた、図
4の回折格子の製造装置を用いて回折格子を製造する際
の動作において、反応容器11内に反応ガスを導入する
代わりにエッチング用ガスを導入する。例えば、基板8
1にSi基板を用いた場合、エッチング用ガスとして
は、弗素系ガス(NF3 等)を用いればよい。そして、
2つのレーザ分割光43a、43bを2方向から基板8
1に照射する (a)。すると、2つのレーザ分割光4
3a、43bが干渉することにより基板81上で光の強
度分布が形成され、光の強められた所が格子形状にエッ
チングされる(b)。
【0028】以上のように本実施例によれば、干渉光を
基板上に照射し、その干渉光を用いたエッチングにより
基板の一部を格子形状に除去することにより、一工程で
回折格子を製造することができる。なお、実施例1から
4で述べた回折格子の製造方法において、反応容器内に
反応ガスを導入する代わりにエッチング用ガスを導入す
れば、いずれの方法を用いても回折格子を製造すること
ができる。
【0029】(実施例7)以下、本発明の第7の実施例
について説明する。実施例6では、基板81の一部を格
子形状に除去する方法としてエッチングを用いたが、こ
こでは、レーザ光16を照射して表面層を分解し除去す
るアブレーションを用いる。回折格子の製造方法の工程
図は、図8と同様である。図4の回折格子の製造装置を
用いて回折格子を製造する際の動作において、反応容器
11内にガスを導入せず、真空に保ったまま、2つのレ
ーザ分割光43a、43bを2方向から基板81に照射
する(a)。すると、2つのレーザ分割光43a、43
bが干渉することにより基板81上で光の強度分布が形
成され、光の強められた所でアブレーションが生じ、基
板の一部が格子形状に除去される(b)。
【0030】以上のように本実施例によれば、干渉光を
基板上に照射し、その干渉光を用いたアブ レーション
により基板81の一部を格子形状に除去することによ
り、一工程で回折格子を製造することができる。なお、
実施例1から4で述べた回折格子の製造方法において、
反応容器内に反応ガスを導入せず真空に保ったままレー
ザ光16を照射すれば、いずれの方法を用いても同様に
回折格子を製造することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明は、一工程で回折格
子を製造することができ、工程数を大幅に減少させるこ
とができるとともに、レジストレスプロセスであること
から完全ドライ化でき、さらに格子形状を制御すること
ができる優れた回折格子の製造方法を得ることができ、
実用上きわめて有利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における回折格子の製造
装置の概略図
【図2】本発明の第1の実施例における回折格子の製造
方法の工程図
【図3】本発明の第2の実施例における回折格子の製造
方法の工程図
【図4】本発明の第3の実施例における回折格子の製造
装置の概略図
【図5】本発明の第3の実施例における回折格子の製造
方法の工程図
【図6】本発明の第4の実施例における回折格子の製造
方法の工程図
【図7】本発明の第5の実施例における回折格子の製造
方法の工程図
【図8】本発明の第6および第7の実施例における回折
格子の製造方法の工程図
【図9】従来の回折格子の製造方法の工程図
【符号の説明】
11 反応容器 12、41、71、81 基板 13 排気口 14 ガス導入口 15 レーザ光源 16、31、43、43’、61、62 レーザ光 17、44、44’ ミラー 18、45、45’ 光導入窓 19 シリンドリカルレンズ 20 ミラー駆動系 21 連動制御系 22、33、51、63 薄膜 32 レーザ光31の強度分布 42 ビームスプリッタ 72 C薄膜 73 W薄膜 74 W/C多層膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図9は従来の回折格子の製造方法の工程図
である。図9において、91は基板、92は薄膜、93
はレジスト、94、94’はレジスト93に露光作用を
及ぼすレーザ光である。以上のような構成において、そ
の製造方法を説明する。まず、基板91上全面に薄膜9
2を形成し、その上にレジスト93を塗布する(a)。
次に、レーザ光94、94’を用いた干渉露光法により
レジストを露光する(b)。その後、レジストを現像す
ると、レジストに格子形状が形成される(c)。このレ
ジストをマスクとして、エッチングを行うと、レジスト
の格子形状が薄膜上に転写される(d)。最後に、残留
するレジストを除去することにより、回折格子が製造さ
れる(e)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】以上のように構成された回折格子の製造装
置について、回折格子を製造する際の動作について説明
する。まず、反応容器11内に基板12を設置し、反応
容器11内を密閉して排気口13から反応容器11内を
高真空排気する。次に、基板12を所定の温度に加熱
し、ガス導入口14から反応容器11内に反応ガスを導
入する。例えば、光源としてArFエキシマレーザを用
い、Si薄膜を堆積する場合には、基板温度を200℃
程度とし、反応ガスとしてジシラン(Si2 H 6 )等を
用いればよい。その後、レーザ光源15から出射された
レーザ光16をミラー17で反射して光導入窓18を通
して基板12上に照射すると、レーザ光の照射された部
分に薄膜が堆積する。この際に、レーザ光16をシリン
ドリカルレンズ19で線状に集光するとともに、ミラー
17をミラー駆動系20からの駆動信号に応じて振動さ
せることにより、基板上で線状に集光されたレーザ光1
6を直交方向に走査させる。レーザはパルスレーザと
し、このパルスレーザの繰り返し周波数と、レーザを基
板上で走査させるためのミラー駆動系20からの駆動信
号の周波数を同期させるよう連動制御系21により制御
しながら、薄膜を堆積する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】図2は図1の回折格子の製造装置を用いた
回折格子の製造方法の工程図である。図2において、1
2および16は、それぞれ、図1の基板および線状に整
形されたレーザ光であり、22は基板12上に形成した
薄膜である。以上のような構成において、その製造方法
を説明する。まず、基板12上に、線状のパルスレーザ
光16を1パルス照射した場合、照射された部分に線状
に初期状態の薄膜が堆積する(a)。そして、基板12
上でレーザ光16を走査すると、光の照射部分に薄膜が
順次堆積する。この時、レーザ光16を基板12上で走
査するためのミラー駆動系20からの駆動信号の周波数
と、パルスレーザの繰り返し周波数を同期させて制御す
る。例えば、レーザ光16を基板12上で等速度走査
し、その1周期の間に、レーザ光16を6パルス照射す
るようにした場合、図2(b)のように薄膜が堆積す
る。薄膜が所望の膜厚になるまでレーザ光16を照射す
ることによ り、格子形状の薄膜22が得られる
(c)。ここでは、ミラー駆動1周期の間に、レーザ光
16を6パルス照射するようにしたが、ミラー駆動信号
の周波数およびレーザ光16の繰り返し周波数は、それ
ぞれ独立に変えることができるため、薄膜22の格子間
隔を任意に制御することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。前記第1の実施例において、堆積し
た薄膜22の格子形状は基板12上でのレーザ光16の
断面形状および強度分布に対応した形となる。したがっ
て、基板12上でのレーザ光16の断面形状および/ま
たは強度分布を変化させる手段を設けることにより、基
板12上でのレーザ光16の強度分布を制御することが
でき、これにより、生成される格子形状を制御すること
が可能となる。以下、図1の回折格子の製造装置におい
て、基板12上でのレーザ光16の断面形状および/ま
たは強度分布を変える方法について説明する。まず、基
板12上でのレーザ光16の断面形状(ビーム幅)を変
える手段としては、図1のシリンドリカルレンズ19を
光軸に対し平行に移動する機構を設けるか、あるいは、
焦点距離の異なるレンズを用いればよい。また、レーザ
光16の基板12上での線状方向の強度分布を制御する
手段としては、例えば、図1のシリンドリカルレンズ1
9の前段に、減光率が集光方向で変化している減光フィ
ルターを挿入すればよい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図3は本発明の他の一実施例におけるレー
ザCVD法を用いた回折格子の製造方法の工程図であ
る。図3において、12は図1の基板であり、31は上
記手段により強度分布を変えたレーザ光、32はレーザ
光31の強度分布、33は基板12上に形成した薄膜で
ある。以上のような構成において、その製造方法を説明
する。まず、基板12上に、強度分布が32のように変
化したパルスレーザ光31を1パルス照射した場合、照
射された部分に強度分布32に対応した形状に薄膜が堆
積する(a)。そして、基板12上でレーザ光31を走
査すると、このレーザ光31の照射部分に薄膜が堆積す
る。この時、レーザ光31を基板12上で走査するため
のミラー駆動系20からの駆動信号の周波数と、パルス
レーザの繰り返し周波数を同期させて制御する。例え
ば、レーザ光31を基板12上で等速度走査し、その1
周期の間に、レーザ光31を6パルス照射するようにし
た場合、図3(b)のように薄膜が堆積する。薄膜が所
望の膜厚になるまでレーザ光31を照射することによ
り、強度分布32に対応した格子形状の薄膜33が得ら
れる(c)。ここでは、ミラー駆動1周期の間に、レー
ザ光31を6パルス照射するようにしたが、ミラー駆動
信号の周波数およびレーザ光31の繰り返し周波数は、
それぞれ独立に変えることができるため、薄膜33の格
子間隔を任意に制御することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】以上のように本実施例によれば、強度分布
32を変化させたパルス光を基板上に照射するととも
に、当該パルス周波数に同期した周波数で基板12上を
走査し、その光を用いた光CVDにより薄膜33を堆積
することにより、任意の格子形状を有する回折格子を一
工程で製造することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図4は本発明
の第3の実施例におけるレーザCVD法を用いた回折格
子の製造装置の概略図である。この図において、前記第
1の実施例の回折格子の製造装置におけると同一の部材
には同一の符号を付して重複した説明を省略する。図4
において、41は反応容器11内に設置され上面に回折
格子が形成される基板、42はレーザ光源15から出射
されたレーザ光16を分割するビームスプリッタ、43
a、43bはビームスプリッタ42によって分割された
レーザ分割光、44a、44bはそれぞれのレーザ分
割光43a、43bを反射するミラー、45a、45b
は反応容器11に各レーザ分割光に対応して設けられた
光導入窓である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】以上のように本実施例によれば、干渉光を
基板41上に照射し、その干渉光を用いた光CVDによ
り薄膜51を堆積することにより、一工程で回折格子を
製造することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】(実施例5)以下、本発明の第5の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図7は2種類
の薄膜を交互に積層した多層膜からなる回折格子の製造
方法の工程図である。ここでは、図1の回折格子の製造
装置を用いた、X線領域で用いられているW/C多層膜
からなる回折格子の製造方法について述べる。図7にお
いて、71は基板、72はC薄膜、73はW薄膜、74
はW/C多層膜である。以上のような構成において、そ
の製造方法を説明する。まず、図1の反応容器11内に
基板71を設置し、実施例1に述べた手順で、反応ガス
としてベンゼン(C6 H6 )あるいはアセチレン(C2
H2 )を用い、基板71上に、光の強度分布に対応した
形状にC薄膜72を所定の膜厚まで堆積する(a)。次
に、反応ガスの供給を止め、図1の反応容器11内を高
真空排気する。続いて、反応ガスとして六弗化タングス
テン(WF6 )と水素(H2 )を用い、C薄膜72を堆
積した上に、W薄膜73を所定の膜厚まで堆積する
(b)。以上の手順を繰り返し、所定の層対数を有する
W/C多層膜74を堆積する(c)。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】(実施例6)以下、本発明の第6の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図8は図4の
回折格子の製造装置を用いた回折格子の製造方法の工程
図である。図8において、43a、43bは図4に示さ
れたのと同様のレーザ分割光であり、81はその表面に
回折格子を製造する基板である。以上のような構成にお
いて、その製造方法を説明する。実施例3で述べた、図
4の回折格子の製造装置を用いて回折格子を製造する際
の動作において、反応容器11内に反応ガスを導入する
代わりにエッチング用ガスを導入する。例えば、基板8
1にSi基板を用いた場合、エッチング用ガスとして
は、弗素系ガス(NF 3 等)を用いればよい。そして、
2つのレーザ分割光43a、43bを2方向から基板8
1に照射する(a)。すると、2つのレーザ分割光43
a、43bが干渉することにより基板81上で光の強度
分布が形成され、光の強められた所が格子形状にエッチ
ングされる(b)。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】以上のように本実施例によれば、干渉光を
基板上に照射し、その干渉光を用いたアブレーションに
より基板81の一部を格子形状に除去することにより、
一工程で回折格子を製造することができる。なお、実施
例1から4で述べた回折格子の製造方法において、反応
容器内に反応ガスを導入せず真空に保ったままレーザ光
16を照射すれば、いずれの方法を用いても同様に回折
格子を製造することができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 11 反応容器 12、41、71、81 基板 13 排気口 14 ガス導入口 15 レーザ光源 16、31 レーザ光 17、44a、44b ミラー 18、45a、45b 光導入窓 19 シリンドリカルレンズ 20 ミラー駆動系 21 連動制御系 22、33、51、63 薄膜 32 レーザ光31の強度分布 42 ビームスプリッタ43a、43b、61、62 レーザ分割光 72 C薄膜 73 W薄膜 74 W/C多層膜
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を走査する工程と、前記光を走査する
    工程で生成された走査光を基板に照射する工程と、前記
    照射される走査光を用い、前記基板上に前記走査光の走
    査パターンに対応した光学的現象を呈する形状を形成す
    る工程とを有する光学素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 光を干渉させ基板上で干渉光を生成する
    工程と、前記生成された干渉光により基板を照射するこ
    とにより、前記基板上に前記干渉光の干渉パターンに対
    応した光学的現象を呈する形状を形成する工程とを有す
    る光学素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 光を走査する工程と、前記光を走査する
    工程で生成された走査光を基板に照射する工程と、前記
    照射される走査光を用い、前記基板上に前記走査光の走
    査パターンに対応した格子形状を形成する工程とを有す
    る回折格子の製造方法。
  4. 【請求項4】 格子形状を形成する工程において、照射
    される走査光を用いた光化学反応により前記基板上に前
    記走査光の走査パターンに対応した格子形状を形成する
    請求項3記載の回折格子の製造方法。
  5. 【請求項5】 格子形状を形成する工程において、照射
    される走査光を用いたアブレーションにより前記基板上
    に前記走査光の走査パターンに対応した格子形状を形成
    する請求項3記載の回折格子の製造方法。
  6. 【請求項6】 光を干渉させ基板上で干渉光を生成する
    工程と、前記生成された干渉光により基板を照射するこ
    とにより、前記基板上に前記干渉光の干渉パターンに対
    応した格子形状を形成する工程とを有する回折格子の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 格子形状を形成する工程において、照射
    される干渉光を用いた光化学反応により前記基板上に前
    記干渉光の干渉パターンに対応した格子形状を形成する
    請求項6記載の回折格子の製造方法。
  8. 【請求項8】 格子形状を形成する工程において、照射
    される干渉光を用いたアブレーションにより前記基板上
    に前記干渉光の干渉パターンに対応した格子形状を形成
    する請求項6記載の回折格子の製造方法。
  9. 【請求項9】 反応性ガスを供給する工程を有し、基板
    上に格子形状を形成する工程で、前記反応性ガスを供給
    する工程で供給された反応性ガスを用いた光化学反応に
    より、基板上に薄膜を少なくとも1層以上堆積する請求
    項3、4、6または7のいずれかに記載の回折格子の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 エッチングガスを供給する工程を有
    し、基板上に格子形状を形成する工程で、前記エッチン
    グガスを供給する工程で供給されたエッチングガスを用
    いた光化学反応により、基板をエッチングする請求項
    3、4、6または7のいずれかに記載の回折格子の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 走査光の断面形状および/または強度
    分布を制御する工程を有する請求項3乃至5、9または
    10のいずれかに記載の回折格子の製造方法。
  12. 【請求項12】 走査光が基板上における走査方向と略
    直交方向に延在する線状形状である請求項3乃至5、9
    乃至10のいずれかに記載の回折格子の製造方法。
  13. 【請求項13】 走査光として用いられる光は所定の発
    光時間を有するパルス光であり、前記パルス光が発光す
    る時間間隔と実質的に同期して、前記パルス光が基板上
    を走査される請求項3乃至5、9乃至12のいずれかに
    記載の回折格子の製造方法。
  14. 【請求項14】 干渉光の波面形状を制御する工程を有
    する請求項6乃至10のいずれかに記載の回折格子の製
    造方法。
  15. 【請求項15】 パルス光を生成するパルス光生成手段
    と、前記パルス光が入射可能な窓部を有してその内部が
    真空排気可能である容器と、前記容器内で基板を保持す
    るための基板ホルダ手段と、前記基板ホルダ手段に保持
    された基板上に、前記パルス光を照射して走査パターン
    を生成し、前記走査パターンを用いて基板上に格子形状
    を形成する手段を有する回折格子の製造装置。
  16. 【請求項16】 第1の光を生成する第1の光生成手段
    と、第2の光を生成する第2の光生成手段と、前記第1
    および第2の光が入射可能な窓部を有してその内部が真
    空排気可能である容器と、前記容器内で基板を保持する
    ための基板ホルダ手段と、前記基板ホルダ手段に保持さ
    れた基板上に、前記第1および第2の光を、各々対応す
    る第1および第2の方向から照射して干渉パターンを生
    成し、前記格子パターンを用いて基板上に格子形状を形
    成する手段を有する回折格子の製造装置。
  17. 【請求項17】 走査光の断面形状および/または強度
    分布を制御する手段を有する請求項15記載の回折格子
    の製造装置。
  18. 【請求項18】 パルス光の発光時間に対応して基板上
    において前記パルス光を走査できるように、前記パルス
    光の繰返し周波数と走査周波数とを同期させる同期手段
    を有する請求項15または17記載の回折格子の製造装
    置。
  19. 【請求項19】 基板上に照射される第1および第2の
    光の少なくとも一方について、波面の形状を変化させる
    手段を有する請求項16記載の回折格子の製造装置。
  20. 【請求項20】 容器内に所定のガスを導入するガス導
    入手段を有する請求項15乃至19のいずれかに記載の
    回折格子の製造装置。
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