JPH0728144A - フィルム給送装置 - Google Patents
フィルム給送装置Info
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- JPH0728144A JPH0728144A JP17347093A JP17347093A JPH0728144A JP H0728144 A JPH0728144 A JP H0728144A JP 17347093 A JP17347093 A JP 17347093A JP 17347093 A JP17347093 A JP 17347093A JP H0728144 A JPH0728144 A JP H0728144A
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- film
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 9
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 40
- 238000000034 method Methods 0.000 description 27
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フィルムを安定して確実に給送できるフィルム
給送装置を提供することを目的とする。 【構成】フィルムパトローネの送出口からパーフォレー
ション付きフィルムを送り出して、巻取スプール27b
に設けられた引掛爪27cと係合させることによりフィ
ルムを該巻取スプールに巻付けるカメラのフィルム給送
装置において、上記引掛爪と最初に係合するパーフォレ
ーションとの係合点からフィルム先端までの距離をL、
上記引掛爪の特定位置間の上記巻取スプール外周距離を
A、上記引掛爪が上記巻取スプール外周と接している円
弧長をB、としたときに、A−B>Lの関係を有してい
ることを特徴とする。
給送装置を提供することを目的とする。 【構成】フィルムパトローネの送出口からパーフォレー
ション付きフィルムを送り出して、巻取スプール27b
に設けられた引掛爪27cと係合させることによりフィ
ルムを該巻取スプールに巻付けるカメラのフィルム給送
装置において、上記引掛爪と最初に係合するパーフォレ
ーションとの係合点からフィルム先端までの距離をL、
上記引掛爪の特定位置間の上記巻取スプール外周距離を
A、上記引掛爪が上記巻取スプール外周と接している円
弧長をB、としたときに、A−B>Lの関係を有してい
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム給送装置、詳
しくは、フィルムパトローネの送出口からパーフォレー
ション付きフィルムを送り出して、巻取スプールに設け
られた引掛爪と係合させることによりフィルムを該巻取
スプールに巻付けるカメラのフィルム給送装置に関す
る。
しくは、フィルムパトローネの送出口からパーフォレー
ション付きフィルムを送り出して、巻取スプールに設け
られた引掛爪と係合させることによりフィルムを該巻取
スプールに巻付けるカメラのフィルム給送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムの送出し,巻上げ,およ
び巻戻しを行うカメラのフィルム給送装置は種々提案さ
れており、たとえば、特開平2−67535号公報に
は、フィルムの巻上げ時と巻戻し時との周速度に差を付
けて、巻上げ時はRフォーク側、巻戻し時にはスプール
側のワンウェイクラッチを使用することにより可動する
フィルム給送装置が開示されている。
び巻戻しを行うカメラのフィルム給送装置は種々提案さ
れており、たとえば、特開平2−67535号公報に
は、フィルムの巻上げ時と巻戻し時との周速度に差を付
けて、巻上げ時はRフォーク側、巻戻し時にはスプール
側のワンウェイクラッチを使用することにより可動する
フィルム給送装置が開示されている。
【0003】また、特開平3−174525号公報に
は、送出用モータでフィルムを送出し、スプールにフィ
ルムが巻付いた際に該送出用モータを停止させ、巻上用
モータでスプールを回転させて巻上る技術手段が開示さ
れている。
は、送出用モータでフィルムを送出し、スプールにフィ
ルムが巻付いた際に該送出用モータを停止させ、巻上用
モータでスプールを回転させて巻上る技術手段が開示さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平2−67535号公報に開示されている技術手段で
は、ギヤー比の設定によっては送出されたフィルムをス
プールに巻上げる際に、フィルム先端がスプールの爪と
干渉し、フィルム先端が折れてしまい、フィルムを確実
に給送できない虞がある。
開平2−67535号公報に開示されている技術手段で
は、ギヤー比の設定によっては送出されたフィルムをス
プールに巻上げる際に、フィルム先端がスプールの爪と
干渉し、フィルム先端が折れてしまい、フィルムを確実
に給送できない虞がある。
【0005】また、上記特開平3−174525号公報
に開示された技術手段では、フィルムの送出量が多い
と、巻上時にフィルムが折曲する虞がある。
に開示された技術手段では、フィルムの送出量が多い
と、巻上時にフィルムが折曲する虞がある。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、フィルムを安定して確実に給送できるフィル
ム給送装置を提供することを目的とする。
のであり、フィルムを安定して確実に給送できるフィル
ム給送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために本発明によるフィルム給送装置は、フィ
ルムパトローネの送出口からパーフォレーション付きフ
ィルムを送り出して、巻取スプールに設けられた引掛爪
と係合させることによりフィルムを該巻取スプールに巻
付けるカメラのフィルム給送装置において、上記引掛爪
と最初に係合するパーフォレーションとの係合点からフ
ィルム先端までの距離をL、上記引掛爪の特定位置間の
上記巻取スプール外周距離をA、上記引掛爪が上記巻取
スプール外周と接している円弧長をB、としたときに、 A−B>L の関係を有していることを特徴とする。
達成するために本発明によるフィルム給送装置は、フィ
ルムパトローネの送出口からパーフォレーション付きフ
ィルムを送り出して、巻取スプールに設けられた引掛爪
と係合させることによりフィルムを該巻取スプールに巻
付けるカメラのフィルム給送装置において、上記引掛爪
と最初に係合するパーフォレーションとの係合点からフ
ィルム先端までの距離をL、上記引掛爪の特定位置間の
上記巻取スプール外周距離をA、上記引掛爪が上記巻取
スプール外周と接している円弧長をB、としたときに、 A−B>L の関係を有していることを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0009】図1は、本発明の第1実施例のフィルム給
送装置を示す斜視図である。
送装置を示す斜視図である。
【0010】この第1実施例において、モータ20は図
示しないカメラ本体に配設された正逆両方向に回転可能
なモータであり、その回転軸先端部にはピニオンギヤー
20aが一体に取り付けられている。該ピニオンギヤー
20aは、2段ギヤー21における大径ギヤー21aと
噛合し、該2段ギヤー21における小径ギヤー21bは
太陽ギヤー22aと噛合している。
示しないカメラ本体に配設された正逆両方向に回転可能
なモータであり、その回転軸先端部にはピニオンギヤー
20aが一体に取り付けられている。該ピニオンギヤー
20aは、2段ギヤー21における大径ギヤー21aと
噛合し、該2段ギヤー21における小径ギヤー21bは
太陽ギヤー22aと噛合している。
【0011】該太陽ギヤー22aは、連結アーム22c
の基端部に回動自在に軸支されている。また、該連結ア
ーム22cの先端部には、遊星ギヤー22bが回動可能
に軸支されると共に上記太陽ギヤー22aに噛合してお
り、これにより、該遊星ギヤー22bは、該太陽ギヤー
22aの周りを公転するようになっている。
の基端部に回動自在に軸支されている。また、該連結ア
ーム22cの先端部には、遊星ギヤー22bが回動可能
に軸支されると共に上記太陽ギヤー22aに噛合してお
り、これにより、該遊星ギヤー22bは、該太陽ギヤー
22aの周りを公転するようになっている。
【0012】すなわち、該遊星ギヤー22bは、図1に
示すようにモータ20が正回転するときには後述するギ
ヤー23およびスプールギヤー27aとそれぞれ噛合
し、上記モータ20の回転力をこれらギヤーに伝達する
ようになっている。また、上記モータ20が逆回転する
ときには、該遊星ギヤー22bは、図2に示すように後
述するギヤー28と噛合するようになっている。
示すようにモータ20が正回転するときには後述するギ
ヤー23およびスプールギヤー27aとそれぞれ噛合
し、上記モータ20の回転力をこれらギヤーに伝達する
ようになっている。また、上記モータ20が逆回転する
ときには、該遊星ギヤー22bは、図2に示すように後
述するギヤー28と噛合するようになっている。
【0013】上記ギヤー23は2段ギヤー24における
大径ギヤー24aと噛合し、また、該ギヤー24aより
小径なギヤー24bはギヤー25aと噛合している。ま
た、該ギヤー25aと、該ギヤー25aと同軸上に配設
されたギヤー25b,ワンウェイギヤー25cとは公知
のワンウェイクラッチを構成しており、該ギヤー25a
が時計回りに回転するときにのみ、上記ギヤー25bに
噛合しているギヤー26に該ギヤー25aからの駆動力
を伝達するようになっている。
大径ギヤー24aと噛合し、また、該ギヤー24aより
小径なギヤー24bはギヤー25aと噛合している。ま
た、該ギヤー25aと、該ギヤー25aと同軸上に配設
されたギヤー25b,ワンウェイギヤー25cとは公知
のワンウェイクラッチを構成しており、該ギヤー25a
が時計回りに回転するときにのみ、上記ギヤー25bに
噛合しているギヤー26に該ギヤー25aからの駆動力
を伝達するようになっている。
【0014】上記ギヤー26は、Rフォーク30bと同
軸上に一体的に形成されたRギヤー30aと噛合してい
る。上記Rフォーク30bは、図示しないカメラ本体の
一側部に形成されたパトローネ装填室に装填されたフィ
ルムパトローネのパトローネ軸と係合するようになって
おり、上記ギヤー26と噛合するギヤー30aと一体的
に回動するようになっている。
軸上に一体的に形成されたRギヤー30aと噛合してい
る。上記Rフォーク30bは、図示しないカメラ本体の
一側部に形成されたパトローネ装填室に装填されたフィ
ルムパトローネのパトローネ軸と係合するようになって
おり、上記ギヤー26と噛合するギヤー30aと一体的
に回動するようになっている。
【0015】一方、カメラ本体の他側部に形成された巻
取室(図示せず)には、巻取スプール27bが配設され
ている。この巻取スプール27bは、上記スプールギヤ
ー27aと同軸の回転軸を有し、また、該巻取スプール
27bの外周面上の上記ギヤー27a寄りには、フィル
ムパトローネの送出口から送り出されたフィルムのパー
フォレーションと係合する引掛爪27cが突出して形成
されている。
取室(図示せず)には、巻取スプール27bが配設され
ている。この巻取スプール27bは、上記スプールギヤ
ー27aと同軸の回転軸を有し、また、該巻取スプール
27bの外周面上の上記ギヤー27a寄りには、フィル
ムパトローネの送出口から送り出されたフィルムのパー
フォレーションと係合する引掛爪27cが突出して形成
されている。
【0016】この引掛爪27cは、外方先端に向けてテ
ーパーが形成されており、該巻取スプール27bが反時
計方向に回転するときにのみ、フィルムのパーフォレー
ションに引掛り、該フィルムを給送するようになってい
る。
ーパーが形成されており、該巻取スプール27bが反時
計方向に回転するときにのみ、フィルムのパーフォレー
ションに引掛り、該フィルムを給送するようになってい
る。
【0017】上記ギヤー28は、上述したようにモータ
20が逆回転したときに上記遊星ギヤー22bと噛合す
るようになっている(図2参照)。また、該ギヤー28
は、巻戻ギヤー列29a〜29eの初段ギヤー29aと
噛合し、該ギヤー列のギヤーは、互いに隣接するギヤー
と噛合し、終段ギヤー9eが上記Rギヤー30aと噛合
するようになっている。
20が逆回転したときに上記遊星ギヤー22bと噛合す
るようになっている(図2参照)。また、該ギヤー28
は、巻戻ギヤー列29a〜29eの初段ギヤー29aと
噛合し、該ギヤー列のギヤーは、互いに隣接するギヤー
と噛合し、終段ギヤー9eが上記Rギヤー30aと噛合
するようになっている。
【0018】なお、上記モータ20は図示しないカメラ
本体に固定され、また、2段ギヤー21,太陽ギヤー2
2a,ギヤー23〜ギヤー26,スプールギヤー27
a,ギヤー28,ギヤー列29a〜29e,Rギヤー3
0aは、それぞれ同カメラ本体に回動可能に軸支されて
いる。
本体に固定され、また、2段ギヤー21,太陽ギヤー2
2a,ギヤー23〜ギヤー26,スプールギヤー27
a,ギヤー28,ギヤー列29a〜29e,Rギヤー3
0aは、それぞれ同カメラ本体に回動可能に軸支されて
いる。
【0019】また、ギヤー比の設定により、送出側のギ
ヤー比(ピニオンギヤー20a→遊星ギヤー22b→R
ギヤー30a)は、巻上側のギヤー比(ピニオンギヤー
20a→遊星ギヤー22b→スプールギヤー27a)よ
り大きくなっており、かつRフォーク30bにフィルム
のパトローネ軸を係合させてフィルムの送出しをした場
合、該フィルムの送出し速度が巻取スプールの周速より
遅くなるように設定されている。
ヤー比(ピニオンギヤー20a→遊星ギヤー22b→R
ギヤー30a)は、巻上側のギヤー比(ピニオンギヤー
20a→遊星ギヤー22b→スプールギヤー27a)よ
り大きくなっており、かつRフォーク30bにフィルム
のパトローネ軸を係合させてフィルムの送出しをした場
合、該フィルムの送出し速度が巻取スプールの周速より
遅くなるように設定されている。
【0020】図3(a)〜図3(c)は、図1における
上記巻取スプール27bの断面Y−Yを示した断面図で
ある。
上記巻取スプール27bの断面Y−Yを示した断面図で
ある。
【0021】またこれらの図は、フィルムパトローネか
ら送り出されたフィルムが引掛爪27cに係合した状態
を示し、図3(a)は該引掛爪が2個の場合、図3
(b)は引掛爪が1個の場合、図3(c)は引掛爪が3
個の場合をそれぞれ示している。
ら送り出されたフィルムが引掛爪27cに係合した状態
を示し、図3(a)は該引掛爪が2個の場合、図3
(b)は引掛爪が1個の場合、図3(c)は引掛爪が3
個の場合をそれぞれ示している。
【0022】また、図中、上記引掛爪27cと最初に係
合するパーフォレーションとの係合点からフィルム先端
までの距離をL、上記巻取スプール27bの外周におけ
る隣接する引掛爪27c間の円弧長をA、該引掛爪27
cが該巻取スプール27bの外周と接している部分の円
弧長をBとする。なお、図3(b)は、該引掛爪27c
が1個の場合を示しているが、このとき、距離Aは巻取
スプールの円周を示している。
合するパーフォレーションとの係合点からフィルム先端
までの距離をL、上記巻取スプール27bの外周におけ
る隣接する引掛爪27c間の円弧長をA、該引掛爪27
cが該巻取スプール27bの外周と接している部分の円
弧長をBとする。なお、図3(b)は、該引掛爪27c
が1個の場合を示しているが、このとき、距離Aは巻取
スプールの円周を示している。
【0023】本実施例のフィルム給送装置においては、
図3(a),図3(b),図3(c)に示す何れの場合
も適用可能であり、また、上記距離A,B,Lの関係
は、何れの場合も、 A−B>L となるように設定されている。
図3(a),図3(b),図3(c)に示す何れの場合
も適用可能であり、また、上記距離A,B,Lの関係
は、何れの場合も、 A−B>L となるように設定されている。
【0024】ところで、送り出されたフィルムのパーフ
ォレーションに引掛爪が係合したときに、仮に、上記各
距離A,B,Lが、 A−B<L<A を満たすとする。
ォレーションに引掛爪が係合したときに、仮に、上記各
距離A,B,Lが、 A−B<L<A を満たすとする。
【0025】この場合、送り出されたフィルムを巻取ス
プールに巻付ける際に、該フィルム先端が引掛爪の突端
に乗り上げ、該引掛爪によりフィルムが傷つけられた
り、また、乗り上げにより不安定な巻き方をしたり、さ
らに、フィルム先端と引掛爪背面部の干渉による折れ曲
りが起こる虞がある。
プールに巻付ける際に、該フィルム先端が引掛爪の突端
に乗り上げ、該引掛爪によりフィルムが傷つけられた
り、また、乗り上げにより不安定な巻き方をしたり、さ
らに、フィルム先端と引掛爪背面部の干渉による折れ曲
りが起こる虞がある。
【0026】本実施例では、上述したように、該各距離
A,B,Lが、 A−B>L を満たしており、上記引掛爪27cと最初に係合するパ
ーフォレーションとの係合点からフィルム先端までのフ
ィルム部分が、互いに隣接する該引掛爪の間に入るた
め、上記のような不都合が起こらない。
A,B,Lが、 A−B>L を満たしており、上記引掛爪27cと最初に係合するパ
ーフォレーションとの係合点からフィルム先端までのフ
ィルム部分が、互いに隣接する該引掛爪の間に入るた
め、上記のような不都合が起こらない。
【0027】次に、本実施例のフィルム給送装置の動作
について説明する。
について説明する。
【0028】図1に示すように、モータ20が正回転す
ると、上記遊星ギヤー22bがギヤー23,スプールギ
ヤー27aと噛合し、巻取スプール27bおよびRフォ
ーク30bに該モータ20の駆動力が伝達される。そし
て、上記Rフォーク30bは、図示しないパトローネ装
填室に装填されたフィルムパトローネのパトローネ軸
(図示せず)と係合しているため、該フィルムパトロー
ネよりフィルムが送り出される。
ると、上記遊星ギヤー22bがギヤー23,スプールギ
ヤー27aと噛合し、巻取スプール27bおよびRフォ
ーク30bに該モータ20の駆動力が伝達される。そし
て、上記Rフォーク30bは、図示しないパトローネ装
填室に装填されたフィルムパトローネのパトローネ軸
(図示せず)と係合しているため、該フィルムパトロー
ネよりフィルムが送り出される。
【0029】この後、送り出されたフィルムのパーフォ
レーションが巻取スプール27bの引掛爪27cと係合
する(図3(a)〜図3(c))。ところで、上述した
ように、送り出されるフィルムの速さより、巻取スプー
ル27bの周速が速く設定されている。これにより、フ
ィルムが引張られ、パトローネ軸に係合しているRフォ
ーク30bが速く回転しようとし、ギヤー25bがギヤ
ー25aより速く回転し、ワンウェイクラッチにより駆
動力が遮断される。すなわち、ギヤー25bがギヤー2
5aより速く回転することにより、相対的に見ると該ギ
ヤー25aが逆転したのと同状態となり、ワンウェイク
ラッチは駆動力の伝達を遮断する。これにより、フィル
ムの巻上が行われる。
レーションが巻取スプール27bの引掛爪27cと係合
する(図3(a)〜図3(c))。ところで、上述した
ように、送り出されるフィルムの速さより、巻取スプー
ル27bの周速が速く設定されている。これにより、フ
ィルムが引張られ、パトローネ軸に係合しているRフォ
ーク30bが速く回転しようとし、ギヤー25bがギヤ
ー25aより速く回転し、ワンウェイクラッチにより駆
動力が遮断される。すなわち、ギヤー25bがギヤー2
5aより速く回転することにより、相対的に見ると該ギ
ヤー25aが逆転したのと同状態となり、ワンウェイク
ラッチは駆動力の伝達を遮断する。これにより、フィル
ムの巻上が行われる。
【0030】一方、図2に示すように、上記モータ20
が逆回転すると、遊星ギヤー22bがギヤー28と噛合
し、巻戻しギヤー列29a〜29eを介してRギヤー3
0aに駆動力が伝達される。そして、上記Rフォーク3
0bが時計方向に回転し、フィルムが巻戻される。この
とき、上記遊星ギヤー22bは、スプールギヤー27a
から離間しているため、該ギヤー27aにはモータ20
からの駆動力が伝達されていない。これにより、巻取ス
プール27bはフィルムに引張られ、従動的に回転す
る。
が逆回転すると、遊星ギヤー22bがギヤー28と噛合
し、巻戻しギヤー列29a〜29eを介してRギヤー3
0aに駆動力が伝達される。そして、上記Rフォーク3
0bが時計方向に回転し、フィルムが巻戻される。この
とき、上記遊星ギヤー22bは、スプールギヤー27a
から離間しているため、該ギヤー27aにはモータ20
からの駆動力が伝達されていない。これにより、巻取ス
プール27bはフィルムに引張られ、従動的に回転す
る。
【0031】このような構成をなす本実施例のフィルム
給送装置によると、上記引掛爪27cと最初に係合する
パーフォレーションとの係合点からフィルム先端までの
フィルム部分が、互いに隣接する該引掛爪の間に入るた
め、上述したような、引掛爪によりフィルムが傷つけら
れたり、また、乗り上げによる不安定な巻き方をした
り、さらに、フィルム先端と引掛爪背面部の干渉による
折れ曲りを生じることがない。
給送装置によると、上記引掛爪27cと最初に係合する
パーフォレーションとの係合点からフィルム先端までの
フィルム部分が、互いに隣接する該引掛爪の間に入るた
め、上述したような、引掛爪によりフィルムが傷つけら
れたり、また、乗り上げによる不安定な巻き方をした
り、さらに、フィルム先端と引掛爪背面部の干渉による
折れ曲りを生じることがない。
【0032】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
る。
【0033】図4は、本発明の第2実施例のフィルム給
送装置を示した斜視図である。
送装置を示した斜視図である。
【0034】図4において、モータ1は、図示しないカ
メラ本体に対して揺動自在に配設されたモータ支持部6
に一体に固定されており、正逆両方向の回転が可能とな
っている。そして、その出力軸2は該モータ1の前後両
方向に延出していて、一方の出力軸先端部にはウォーム
ギヤー4aが、また、他方の出力軸先端部にはウォーム
ギヤー4bがそれぞれ一体に配設されている。なお、こ
れらのウォームギヤー4a,4bは、それぞれ後述する
Rフォークギヤー7a,スプールギヤー8aに噛合する
ようになっている。
メラ本体に対して揺動自在に配設されたモータ支持部6
に一体に固定されており、正逆両方向の回転が可能とな
っている。そして、その出力軸2は該モータ1の前後両
方向に延出していて、一方の出力軸先端部にはウォーム
ギヤー4aが、また、他方の出力軸先端部にはウォーム
ギヤー4bがそれぞれ一体に配設されている。なお、こ
れらのウォームギヤー4a,4bは、それぞれ後述する
Rフォークギヤー7a,スプールギヤー8aに噛合する
ようになっている。
【0035】上記モータ支持部6は、図示の如くコの字
形状を呈し、一側壁内面には上記モータ1が一体的に固
着されている。また、両側壁の中央部には切欠が形成さ
れ、該モータ1から両方向に延出した出力軸2を回動自
在に支持している。さらに、他側壁と該モータ1の間に
おける該モータ1の出力軸2には振動用の平ギヤー3
(以下、振動ギヤー3と称す)が配設されていて、該モ
ータ1の回動に連動して同方向に回動するようになって
いる。
形状を呈し、一側壁内面には上記モータ1が一体的に固
着されている。また、両側壁の中央部には切欠が形成さ
れ、該モータ1から両方向に延出した出力軸2を回動自
在に支持している。さらに、他側壁と該モータ1の間に
おける該モータ1の出力軸2には振動用の平ギヤー3
(以下、振動ギヤー3と称す)が配設されていて、該モ
ータ1の回動に連動して同方向に回動するようになって
いる。
【0036】また、上記モータ支持部6内部における上
記モータ1の下方には、摩擦用のクラウンギヤー5(以
下、摩擦ギヤー5と称す)が上記振動ギヤー3に噛合し
て配設されている。この摩擦ギヤー5は図示しないカメ
ラ本体にフリクション(図示せず)を介して回動可能に
軸支されていて、一定以上の負荷が加わると、該カメラ
本体との間で空転を起こすようになっている。該モータ
支持部6は、該摩擦ギヤー5に対して揺動自在に配設さ
れており、上記モータ1を回動させることにより、振動
ギヤー3が摩擦ギヤー5上で回転し、該モータ支持部6
が摩擦ギヤー5の回動中心軸を中心に回動するようにな
っている。
記モータ1の下方には、摩擦用のクラウンギヤー5(以
下、摩擦ギヤー5と称す)が上記振動ギヤー3に噛合し
て配設されている。この摩擦ギヤー5は図示しないカメ
ラ本体にフリクション(図示せず)を介して回動可能に
軸支されていて、一定以上の負荷が加わると、該カメラ
本体との間で空転を起こすようになっている。該モータ
支持部6は、該摩擦ギヤー5に対して揺動自在に配設さ
れており、上記モータ1を回動させることにより、振動
ギヤー3が摩擦ギヤー5上で回転し、該モータ支持部6
が摩擦ギヤー5の回動中心軸を中心に回動するようにな
っている。
【0037】なお、本実施例ではモータ1の出力軸2と
振動ギヤー3の軸、上記ウォームギヤー4a,ウォーム
ギヤー4bの軸が同一部材で構成されているが、一体と
して回動することが可能であれば、別部材で構成されて
いてもかまわない。
振動ギヤー3の軸、上記ウォームギヤー4a,ウォーム
ギヤー4bの軸が同一部材で構成されているが、一体と
して回動することが可能であれば、別部材で構成されて
いてもかまわない。
【0038】カメラ本体の一側方にはフィルムパトロー
ネ12が装填されるパトローネ室(図示せず)が形成さ
れており、該パトローネ室の下方には、フィルム13の
巻き戻し,巻き上げを行うRフォーク7が配設されてい
る。このRフォーク7の下方には、該Rフォーク7と一
体に形成されたRフォークギヤー7aが配設されてお
り、共にカメラ本体に回動可能に軸支されている。ま
た、該Rフォークギヤー7aは、上述したように上記ウ
ォームギヤー4aと噛合可能となっており、噛合した際
には上記モータ1の回動力をRフォーク7に伝達できる
ようになっている。上記Rフォーク7は、フィルムパト
ローネが装填されて際に、該パトローネのパトローネ軸
と係合するようになっており、同パトローネ軸をCW,
CCW方向に回転させることができるようになってい
る。
ネ12が装填されるパトローネ室(図示せず)が形成さ
れており、該パトローネ室の下方には、フィルム13の
巻き戻し,巻き上げを行うRフォーク7が配設されてい
る。このRフォーク7の下方には、該Rフォーク7と一
体に形成されたRフォークギヤー7aが配設されてお
り、共にカメラ本体に回動可能に軸支されている。ま
た、該Rフォークギヤー7aは、上述したように上記ウ
ォームギヤー4aと噛合可能となっており、噛合した際
には上記モータ1の回動力をRフォーク7に伝達できる
ようになっている。上記Rフォーク7は、フィルムパト
ローネが装填されて際に、該パトローネのパトローネ軸
と係合するようになっており、同パトローネ軸をCW,
CCW方向に回転させることができるようになってい
る。
【0039】一方、カメラ本体の他側方には、上記フィ
ルム13の巻き上げを行う巻取スプール8が配設された
スプール室が形成されている。上記スプール8の下方に
は、スプールギヤー8aが一体に配設されており、共に
カメラ本体に回動可能に軸支されている。上記スプール
8の上部周面には上記フィルム13のパーフォレーショ
ン13aと係合するスプール爪(引掛爪)8bが突出し
て形成されており、該スプール8が図中、CW方向に回
転するときのみ該パーフォレーション13aに係合する
ようになっており、同CCW方向に回転するときにはパ
ーフォレーション13aと係合しないようになってい
る。
ルム13の巻き上げを行う巻取スプール8が配設された
スプール室が形成されている。上記スプール8の下方に
は、スプールギヤー8aが一体に配設されており、共に
カメラ本体に回動可能に軸支されている。上記スプール
8の上部周面には上記フィルム13のパーフォレーショ
ン13aと係合するスプール爪(引掛爪)8bが突出し
て形成されており、該スプール8が図中、CW方向に回
転するときのみ該パーフォレーション13aに係合する
ようになっており、同CCW方向に回転するときにはパ
ーフォレーション13aと係合しないようになってい
る。
【0040】また、本第2実施例においても、上記第1
実施例と同様に、上記距離A,B,Lの関係は、 A−B>L となるように設定されている。
実施例と同様に、上記距離A,B,Lの関係は、 A−B>L となるように設定されている。
【0041】したがって、上記引掛爪(スプール爪)8
bと最初に係合するパーフォレーション13aとの係合
点からフィルム13の先端までのフィルム部分が、互い
に隣接する該引掛爪の間に入るため、送り出されたフィ
ルム13を巻取スプール8に巻付ける際に、該引掛爪8
bによりフィルム13を傷つけることがなく、また、乗
り上げによる不安定な巻き方をすることがなく、さら
に、フィルム先端と引掛爪背面部の干渉による折れ曲り
が起こることがない。
bと最初に係合するパーフォレーション13aとの係合
点からフィルム13の先端までのフィルム部分が、互い
に隣接する該引掛爪の間に入るため、送り出されたフィ
ルム13を巻取スプール8に巻付ける際に、該引掛爪8
bによりフィルム13を傷つけることがなく、また、乗
り上げによる不安定な巻き方をすることがなく、さら
に、フィルム先端と引掛爪背面部の干渉による折れ曲り
が起こることがない。
【0042】一方、上述したように、上記Rフォークギ
ヤー7aはウォームギヤー4aと噛合可能になってお
り、また、スプールギヤー8aはウォームギヤー4bと
噛合可能になっている。すなわち、モータ1の出力軸2
が図4に示すように正方向に回転すると、上記振動ギヤ
ー3が同方向に自転して上記摩擦ギヤー5上において図
中、反時計方向に公転する。これにより、上記モータ支
持部6が摩擦ギヤー5の回動中心軸を中心に図中、反時
計方向に揺動し、該ウォームギヤー4aが上記Rフォー
クギヤー7aに噛合する。このとき、上記ウォームギヤ
ー4bとスプールギヤー8aとは噛合していない。な
お、このときの本フィルム給送装置の状態を第1の状態
とする。
ヤー7aはウォームギヤー4aと噛合可能になってお
り、また、スプールギヤー8aはウォームギヤー4bと
噛合可能になっている。すなわち、モータ1の出力軸2
が図4に示すように正方向に回転すると、上記振動ギヤ
ー3が同方向に自転して上記摩擦ギヤー5上において図
中、反時計方向に公転する。これにより、上記モータ支
持部6が摩擦ギヤー5の回動中心軸を中心に図中、反時
計方向に揺動し、該ウォームギヤー4aが上記Rフォー
クギヤー7aに噛合する。このとき、上記ウォームギヤ
ー4bとスプールギヤー8aとは噛合していない。な
お、このときの本フィルム給送装置の状態を第1の状態
とする。
【0043】図6は、本第2実施例のフィルム給送装置
が該第1の状態にあるときの状態を示している。
が該第1の状態にあるときの状態を示している。
【0044】一方、モータ1の出力軸2が図4に示すよ
うに逆方向に回転すると、上記振動ギヤー3が同方向に
自転して上記摩擦ギヤー5上において図中、時計方向に
公転する。これにより、上記モータ支持部6が摩擦ギヤ
ー5の回動中心軸を中心に図中、時計方向に揺動し、上
記ウォームギヤー4bが上記スプールギヤー8aに噛合
する。このときの本フィルム給送装置の状態を第2の状
態とする。
うに逆方向に回転すると、上記振動ギヤー3が同方向に
自転して上記摩擦ギヤー5上において図中、時計方向に
公転する。これにより、上記モータ支持部6が摩擦ギヤ
ー5の回動中心軸を中心に図中、時計方向に揺動し、上
記ウォームギヤー4bが上記スプールギヤー8aに噛合
する。このときの本フィルム給送装置の状態を第2の状
態とする。
【0045】図7は、本第2実施例のフィルム給送装置
が該第2の状態にあるときの状態を示している。
が該第2の状態にあるときの状態を示している。
【0046】上記モータ1とウォームギヤー4aとの間
における出力軸2の近傍には、本実施例のフィルム給送
装置を上述した第1の状態で係止させる係止部材9が配
設されている。この係止部材9は軸9aによってカメラ
本体に揺動可能に軸支されている。また、トグルバネ1
0が該係止部材9とカメラ本体の所定部との間に架設さ
れている。
における出力軸2の近傍には、本実施例のフィルム給送
装置を上述した第1の状態で係止させる係止部材9が配
設されている。この係止部材9は軸9aによってカメラ
本体に揺動可能に軸支されている。また、トグルバネ1
0が該係止部材9とカメラ本体の所定部との間に架設さ
れている。
【0047】図5は、該係止部材9と上記出力軸2との
位置関係を、図4におけるA−A断面において示した断
面図である。
位置関係を、図4におけるA−A断面において示した断
面図である。
【0048】図に示すように、上記係止部材9の一腕部
は上方に向けて折曲して係止部位9bを形成しており、
また、他腕部は先端に向けて肉厚になるように係止部位
9cが形成され、さらに、他腕先端部は上記出力軸2を
保持する保持部9dが形成されている。図5(a)に示
す状態において、該係止部位9bに図中、CCW方向の
力を加えると、該係止部材9は軸9aを中心に回動す
る。そして、上記トグルバネ10が死点を越えたところ
で反転し、上記出力軸2が係止部位9cに当接する。さ
らに、上記係止部材9が回動すると、該出力軸2は係止
部位9cをのりこえ保持部9dに係合して回動可能に保
持される。これにより、該出力軸2が図5(c)に示す
ように所定の係止位置で保持される。
は上方に向けて折曲して係止部位9bを形成しており、
また、他腕部は先端に向けて肉厚になるように係止部位
9cが形成され、さらに、他腕先端部は上記出力軸2を
保持する保持部9dが形成されている。図5(a)に示
す状態において、該係止部位9bに図中、CCW方向の
力を加えると、該係止部材9は軸9aを中心に回動す
る。そして、上記トグルバネ10が死点を越えたところ
で反転し、上記出力軸2が係止部位9cに当接する。さ
らに、上記係止部材9が回動すると、該出力軸2は係止
部位9cをのりこえ保持部9dに係合して回動可能に保
持される。これにより、該出力軸2が図5(c)に示す
ように所定の係止位置で保持される。
【0049】また、この図5(c)に示す状態から上記
係止部位9bにCW方向の力を加えると、出力軸2は上
記保持部9dから離間して図5(d)に示すようにフリ
ーの状態に位置する。
係止部位9bにCW方向の力を加えると、出力軸2は上
記保持部9dから離間して図5(d)に示すようにフリ
ーの状態に位置する。
【0050】図4に戻って、後蓋11は、後蓋軸11a
でカメラ本体に回動可能に軸支されており、下部には後
蓋部位11b(図5参照)が突設しており、上記係止部
材9の係止部位9bと係合可能となっている。また、該
後蓋11を開いた状態より閉めることで上記モータ1の
回動が開始するようになっている。
でカメラ本体に回動可能に軸支されており、下部には後
蓋部位11b(図5参照)が突設しており、上記係止部
材9の係止部位9bと係合可能となっている。また、該
後蓋11を開いた状態より閉めることで上記モータ1の
回動が開始するようになっている。
【0051】次に、本第2実施例のフィルム給送装置の
作用を図10および図11に示すフローチャートを参照
して説明する。
作用を図10および図11に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0052】まず、オートローディング時の動作(フィ
ルム送り出し行程)について図10を参照して説明す
る。
ルム送り出し行程)について図10を参照して説明す
る。
【0053】フィルムパトローネを装填後、後蓋11を
開閉することにより(ステップS1)、モータ1が正方
向(図4参照)に回転し(ステップS2)、Rフォーク
ギヤー7aとウォームギヤー4aとが噛合する。この
後、所定時間のタイマーをスタートさせて(ステップS
3)、一定時間内に図示しないPR(フォトリフレク
タ)により、フィルム13のパーフォレーション13a
の検出を行い(ステップS4,ステップS5)、フィル
ム13の検出後、スプール8までの一定量のフィルムを
送り出す(ステップS6)。このとき、該フィルム給送
装置は図6に示す第1の状態となっている。
開閉することにより(ステップS1)、モータ1が正方
向(図4参照)に回転し(ステップS2)、Rフォーク
ギヤー7aとウォームギヤー4aとが噛合する。この
後、所定時間のタイマーをスタートさせて(ステップS
3)、一定時間内に図示しないPR(フォトリフレク
タ)により、フィルム13のパーフォレーション13a
の検出を行い(ステップS4,ステップS5)、フィル
ム13の検出後、スプール8までの一定量のフィルムを
送り出す(ステップS6)。このとき、該フィルム給送
装置は図6に示す第1の状態となっている。
【0054】この後、モータ1を逆方向(図4参照)に
回転してモータ支持部6を逆方向に揺動させることで
(ステップS7)、係止部位9bを押し、係止部材9が
軸9aを回動中心として回転し、トグルバネ10が反転
して、係止状態となる(図5(b))。同時にスプール
ギヤー8aとウォームギヤー4bが噛合し、上記PRに
よる検出により一定量のフィルムをスプールに巻き取り
(ステップS8)、モータ1が停止し(ステップS
9)、フィルム送り出し行程の終了となる。なお、この
とき、該フィルム給送装置は図7に示す第2の状態とな
っている。
回転してモータ支持部6を逆方向に揺動させることで
(ステップS7)、係止部位9bを押し、係止部材9が
軸9aを回動中心として回転し、トグルバネ10が反転
して、係止状態となる(図5(b))。同時にスプール
ギヤー8aとウォームギヤー4bが噛合し、上記PRに
よる検出により一定量のフィルムをスプールに巻き取り
(ステップS8)、モータ1が停止し(ステップS
9)、フィルム送り出し行程の終了となる。なお、この
とき、該フィルム給送装置は図7に示す第2の状態とな
っている。
【0055】次に、巻き上げ行程および巻き戻し行程に
ついて図11を参照して説明する。
ついて図11を参照して説明する。
【0056】巻き上げ行程は、まず、モータ1を逆方向
(図4参照)に回転し(ステップS11)、上記PR
(フォトリフレクタ)による検出により1コマ分のフィ
ルム13をスプール8に巻き上げ(ステップS12〜ス
テップS14)、この後、該モータ1を止める(ステッ
プS15)。このとき、該フィルム給送装置は、図7に
示す第2の状態になっている。
(図4参照)に回転し(ステップS11)、上記PR
(フォトリフレクタ)による検出により1コマ分のフィ
ルム13をスプール8に巻き上げ(ステップS12〜ス
テップS14)、この後、該モータ1を止める(ステッ
プS15)。このとき、該フィルム給送装置は、図7に
示す第2の状態になっている。
【0057】一方、フィルム13がスプール8にフィル
ムエンドまで完全に巻き上げられ、PRによりパーフォ
レーション13aの検出が一定時間の間なされない場合
(ステップS12,ステップS13)、巻き上げ行程が
終了したと判断され(ステップS16)、巻き戻し行程
が開始する。ここで、モータ1の出力軸2が上記係止部
材9の係止部位9cをのりこえ保持部9dに係合される
(図5(c)参照)までの一定時間、該モータ1を正回
転する(ステップS17〜ステップS19)。そして、
この係止後にモータ1を逆転する(ステップS20)。
これにより、図6に示す第1の状態と同じ状態(Rフォ
ークギヤー7aとウォームギヤー4aとが噛合した状
態)でモータ1が逆方向に回転し、巻き戻しが行われ
る。このときの該フィルム給送装置の状態を図8に示
す。
ムエンドまで完全に巻き上げられ、PRによりパーフォ
レーション13aの検出が一定時間の間なされない場合
(ステップS12,ステップS13)、巻き上げ行程が
終了したと判断され(ステップS16)、巻き戻し行程
が開始する。ここで、モータ1の出力軸2が上記係止部
材9の係止部位9cをのりこえ保持部9dに係合される
(図5(c)参照)までの一定時間、該モータ1を正回
転する(ステップS17〜ステップS19)。そして、
この係止後にモータ1を逆転する(ステップS20)。
これにより、図6に示す第1の状態と同じ状態(Rフォ
ークギヤー7aとウォームギヤー4aとが噛合した状
態)でモータ1が逆方向に回転し、巻き戻しが行われ
る。このときの該フィルム給送装置の状態を図8に示
す。
【0058】この後、PRによる検出が停止し(ステッ
プS21)、一定時間、同状態が継続すると(ステップ
S22,ステップS23)、モータ1を停止し(ステッ
プS24)して巻き戻し行程を終了する。ここで後蓋1
1(図4参照)を開くことにより(ステップS25)、
後蓋部位11aが係止部位9bを押圧して係止部材9が
反転し(図5(d))、該係止部材9が初期状態に戻り
フィルム給送の1行程終了となる。このときの該フィル
ム給送装置の状態を図9に示す。
プS21)、一定時間、同状態が継続すると(ステップ
S22,ステップS23)、モータ1を停止し(ステッ
プS24)して巻き戻し行程を終了する。ここで後蓋1
1(図4参照)を開くことにより(ステップS25)、
後蓋部位11aが係止部位9bを押圧して係止部材9が
反転し(図5(d))、該係止部材9が初期状態に戻り
フィルム給送の1行程終了となる。このときの該フィル
ム給送装置の状態を図9に示す。
【0059】このように本実施例のフィルム給送装置を
用いれば、上記引掛爪(スプール爪)8bと最初に係合
するパーフォレーション13aとの係合点からフィルム
13の先端までのフィルム部分が、互いに隣接する該引
掛爪の間に入るため、送り出されたフィルム13を巻取
スプール8に巻付ける際に、該引掛爪8bによりフィル
ム13を傷つけることがなく、また、乗り上げによる不
安定な巻き方をすることがなく、さらに、フィルム先端
と引掛爪背面部の干渉による折れ曲りが起こることがな
い。
用いれば、上記引掛爪(スプール爪)8bと最初に係合
するパーフォレーション13aとの係合点からフィルム
13の先端までのフィルム部分が、互いに隣接する該引
掛爪の間に入るため、送り出されたフィルム13を巻取
スプール8に巻付ける際に、該引掛爪8bによりフィル
ム13を傷つけることがなく、また、乗り上げによる不
安定な巻き方をすることがなく、さらに、フィルム先端
と引掛爪背面部の干渉による折れ曲りが起こることがな
い。
【0060】また、ワンウェイクラッチ等の複雑な機構
を用いずに、フィルム給送ができる。また、周速差が生
じないため、速い送り出し、巻き戻し動作が実現でき
る。さらに、単一のモータでの駆動が可能であるため、
コストの低減が可能となる。また、簡単な構成のため部
品点数が少なくなる。さらに、シャフトを揺動させるこ
とにより、フィルムの送り出し,巻き上げを行い、さら
に、該シャフトを係止させてフィルムの巻き戻しが行え
るように構成されていることから、スペースを最小限に
抑え、部品数を少なくでき、従来の複雑なフィルム給送
装置を用いずに簡単な機構のフィルム給送装置を提供で
きる。
を用いずに、フィルム給送ができる。また、周速差が生
じないため、速い送り出し、巻き戻し動作が実現でき
る。さらに、単一のモータでの駆動が可能であるため、
コストの低減が可能となる。また、簡単な構成のため部
品点数が少なくなる。さらに、シャフトを揺動させるこ
とにより、フィルムの送り出し,巻き上げを行い、さら
に、該シャフトを係止させてフィルムの巻き戻しが行え
るように構成されていることから、スペースを最小限に
抑え、部品数を少なくでき、従来の複雑なフィルム給送
装置を用いずに簡単な機構のフィルム給送装置を提供で
きる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィルムを安定して確実に給送できるフィルム給送装置を
提供できる。
ィルムを安定して確実に給送できるフィルム給送装置を
提供できる。
【図1】本発明の第1実施例のフィルム給送装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】上記第1実施例のフィルム給送装置において、
フィルムの巻戻す際の状態を示した斜視図である。
フィルムの巻戻す際の状態を示した斜視図である。
【図3】上記図1における巻取スプールの断面Y−Yを
示した断面図である。
示した断面図である。
【図4】本発明の第2実施例のフィルム給送装置を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】上記第2実施例のフィルム給送装置における係
止部材と出力軸との位置関係を、図4におけるA−A断
面において示した断面図である。
止部材と出力軸との位置関係を、図4におけるA−A断
面において示した断面図である。
【図6】上記第2実施例のフィルム給送装置における、
フィルム送り出し行程(第1の状態)のときの状態を示
した斜視図である。
フィルム送り出し行程(第1の状態)のときの状態を示
した斜視図である。
【図7】上記第2実施例のフィルム給送装置における、
フィルム送り出し行程終了時(第2の状態)のときの状
態を示した斜視図である。
フィルム送り出し行程終了時(第2の状態)のときの状
態を示した斜視図である。
【図8】上記第2実施例のフィルム給送装置における、
フィルム巻き戻し行程のときの状態を示した斜視図であ
る。
フィルム巻き戻し行程のときの状態を示した斜視図であ
る。
【図9】上記第2実施例のフィルム給送装置における、
フィルム巻き戻し行程終了時のときの状態を示した斜視
図である。
フィルム巻き戻し行程終了時のときの状態を示した斜視
図である。
【図10】上記第2実施例のフィルム給送装置におけ
る、オートローディング時の動作(フィルム送り出し行
程)を説明するフローチャートである。
る、オートローディング時の動作(フィルム送り出し行
程)を説明するフローチャートである。
【図11】上記第2実施例のフィルム給送装置におけ
る、フィルム巻き上げ行程および巻き戻し行程を説明す
るフローチャートである。
る、フィルム巻き上げ行程および巻き戻し行程を説明す
るフローチャートである。
20…モータ 22a…太陽ギヤー 22b…遊星ギヤー 27a…スプールギヤー 27b…巻取スプール 27c…引掛爪 30a…Rギヤー 30b…Rフォーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】カメラ本体の一側方にはフィルムパトロー
ネ12が装填されるパトローネ室(図示せず)が形成さ
れており、該パトローネ室の下方には、フィルム13の
巻き戻し,巻き上げを行うRフォーク7が配設されてい
る。このRフォーク7の下方には、該Rフォーク7と一
体に形成されたRフォークギヤー7aが配設されてお
り、共にカメラ本体に回動可能に軸支されている。ま
た、該Rフォークギヤー7aは、上述したように上記ウ
ォームギヤー4aと噛合可能となっており、噛合した際
には上記モータ1の回動力をRフォーク7に伝達できる
ようになっている。上記Rフォーク7は、フィルムパト
ローネが装填される際に、該パトローネのパトローネ軸
と係合するようになっており、同パトローネ軸をCW,
CCW方向に回転させることができるようになってい
る。
ネ12が装填されるパトローネ室(図示せず)が形成さ
れており、該パトローネ室の下方には、フィルム13の
巻き戻し,巻き上げを行うRフォーク7が配設されてい
る。このRフォーク7の下方には、該Rフォーク7と一
体に形成されたRフォークギヤー7aが配設されてお
り、共にカメラ本体に回動可能に軸支されている。ま
た、該Rフォークギヤー7aは、上述したように上記ウ
ォームギヤー4aと噛合可能となっており、噛合した際
には上記モータ1の回動力をRフォーク7に伝達できる
ようになっている。上記Rフォーク7は、フィルムパト
ローネが装填される際に、該パトローネのパトローネ軸
と係合するようになっており、同パトローネ軸をCW,
CCW方向に回転させることができるようになってい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】図に示すように、上記係止部材9の一腕部
は上方に向けて折曲して係止部位9bを形成しており、
また、他腕部は先端に向けて肉厚になるように係止部位
9cが形成され、さらに、他腕先端部は上記出力軸2を
保持する保持部9dが形成されている。図5(a)に示
す状態において、該係止部位9bに図中、モータが逆転
することで出力軸2によりCCW方向の力が加わると、
該係止部材9は軸9aを中心に回動する。そして、上記
トグルバネ10が死点を越えたところで反転する。モー
タが正転すると上記出力軸2が係止部位9cに当接す
る。さらに、該出力軸2が係止部位9cを押すと、該出
力軸2は係止部位9cをのりこえ保持部9dに係合して
回動可能に保持される。これにより、該出力軸2が図5
(c)に示すように所定の係止位置で保持される。
は上方に向けて折曲して係止部位9bを形成しており、
また、他腕部は先端に向けて肉厚になるように係止部位
9cが形成され、さらに、他腕先端部は上記出力軸2を
保持する保持部9dが形成されている。図5(a)に示
す状態において、該係止部位9bに図中、モータが逆転
することで出力軸2によりCCW方向の力が加わると、
該係止部材9は軸9aを中心に回動する。そして、上記
トグルバネ10が死点を越えたところで反転する。モー
タが正転すると上記出力軸2が係止部位9cに当接す
る。さらに、該出力軸2が係止部位9cを押すと、該出
力軸2は係止部位9cをのりこえ保持部9dに係合して
回動可能に保持される。これにより、該出力軸2が図5
(c)に示すように所定の係止位置で保持される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
Claims (1)
- 【請求項1】フィルムパトローネの送出口からパーフォ
レーション付きフィルムを送り出して、巻取スプールに
設けられた引掛爪と係合させることによりフィルムを該
巻取スプールに巻付けるカメラのフィルム給送装置にお
いて、 上記引掛爪と最初に係合するパーフォレーションとの係
合点からフィルム先端までの距離をL、 上記引掛爪の特定位置間の上記巻取スプール外周距離を
A、 上記引掛爪が上記巻取スプール外周と接している円弧長
をB、としたときに、 A−B>L の関係を有していることを特徴とするフィルム給送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17347093A JPH0728144A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | フィルム給送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17347093A JPH0728144A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | フィルム給送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728144A true JPH0728144A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=15961083
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17347093A Withdrawn JPH0728144A (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | フィルム給送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9457596B2 (en) | 2012-02-24 | 2016-10-04 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeder and image forming apparatus including same |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP17347093A patent/JPH0728144A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9457596B2 (en) | 2012-02-24 | 2016-10-04 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet feeder and image forming apparatus including same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |