JPH07281486A - 固形化湿式現像剤、その製造方法、及びそれを用いた現像方法 - Google Patents
固形化湿式現像剤、その製造方法、及びそれを用いた現像方法Info
- Publication number
- JPH07281486A JPH07281486A JP6075688A JP7568894A JPH07281486A JP H07281486 A JPH07281486 A JP H07281486A JP 6075688 A JP6075688 A JP 6075688A JP 7568894 A JP7568894 A JP 7568894A JP H07281486 A JPH07281486 A JP H07281486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- roller
- colorant
- solidified
- developing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 現像剤の取り扱いが極めて容易であり、解像
度及び中間調再現性に優れ、常に安定な高精細且つ高品
位であり信頼性の高い作像を容易に実現可能とする。 【構成】 常温において固体であり、加熱・冷却により
溶融・固化を繰り返す絶縁性有機化合物からなる分散媒
中に着色剤が分散されてなるものであり、帯電させた感
光体を位置選択的に露光することによって形成した静電
潜像を、これと逆極性の電荷を有する着色剤によって現
像して可視画像化する電子写真方式において使用する。
度及び中間調再現性に優れ、常に安定な高精細且つ高品
位であり信頼性の高い作像を容易に実現可能とする。 【構成】 常温において固体であり、加熱・冷却により
溶融・固化を繰り返す絶縁性有機化合物からなる分散媒
中に着色剤が分散されてなるものであり、帯電させた感
光体を位置選択的に露光することによって形成した静電
潜像を、これと逆極性の電荷を有する着色剤によって現
像して可視画像化する電子写真方式において使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式による画
像形成の際に使用する現像剤とその製造方法、及びこの
現像剤を用いた現像方法の改良に関するものである。
像形成の際に使用する現像剤とその製造方法、及びこの
現像剤を用いた現像方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種プリンタや複写機等におい
て、画像形成のための方式として、電子写真プロセス
(いわゆるカールソンプロセス)が広く採用されてい
る。この電子写真プロセスは、帯電、露光、現像(乾式
現像または湿式現像)、転写、定着等の作像プロセスを
経て記録紙上に画像を形成するもので、この現像プロセ
スにおいて、例えば湿式現像法によれば、銀塩写真に匹
敵する解像度、階調を得ることが可能である。
て、画像形成のための方式として、電子写真プロセス
(いわゆるカールソンプロセス)が広く採用されてい
る。この電子写真プロセスは、帯電、露光、現像(乾式
現像または湿式現像)、転写、定着等の作像プロセスを
経て記録紙上に画像を形成するもので、この現像プロセ
スにおいて、例えば湿式現像法によれば、銀塩写真に匹
敵する解像度、階調を得ることが可能である。
【0003】この湿式現像法は、帯電させた感光体を位
置選択的に露光することによって形成した静電潜像を、
絶縁性の非極性媒体である分散媒中に帯電した着色粒子
(トナー粒子)を分散した湿式現像剤を用いて現像する
方法である。この湿式現像剤は、飽和炭化水素系の有機
溶媒に代表される常温で液体の物質であり、他の現像法
として知られている乾式現像法に用いられる乾式現像剤
のトナー粒子径が10μm程度かそれ以上であるのと比
べ、そのトナー粒子径が1μm以下の微細なものが使用
可能である。したがって、単なる文字を主体とした文書
の複製のみでなく、写真様の画像を高品位に再現するた
めのプリンタへの応用が期待されている。
置選択的に露光することによって形成した静電潜像を、
絶縁性の非極性媒体である分散媒中に帯電した着色粒子
(トナー粒子)を分散した湿式現像剤を用いて現像する
方法である。この湿式現像剤は、飽和炭化水素系の有機
溶媒に代表される常温で液体の物質であり、他の現像法
として知られている乾式現像法に用いられる乾式現像剤
のトナー粒子径が10μm程度かそれ以上であるのと比
べ、そのトナー粒子径が1μm以下の微細なものが使用
可能である。したがって、単なる文字を主体とした文書
の複製のみでなく、写真様の画像を高品位に再現するた
めのプリンタへの応用が期待されている。
【0004】ところで、上述の電子写真プロセスにより
画像形成を行う画像形成装置においては、一連の作像プ
ロセスを連続的に行うために、感光体をドラム状とする
ドラム方式と、ベルト状とするベルト方式のものが知ら
れている。
画像形成を行う画像形成装置においては、一連の作像プ
ロセスを連続的に行うために、感光体をドラム状とする
ドラム方式と、ベルト状とするベルト方式のものが知ら
れている。
【0005】前者は、感光体として、Se系感光材料
(例えばSe−Te)を表面に蒸着したアルミニウムド
ラムや有機光導電体をコーティングしたアルミニウムド
ラム等を用いるもので、回転駆動される感光体ドラムに
対して帯電、露光、現像、転写等の工程を行うものであ
る。一方、後者は、有機光導電体(オーガニック・フォ
ト・コンダクタ)等のベルトを用いるもので、ローラに
よって走行される感光体ベルトに対して同様の工程を行
うものである。
(例えばSe−Te)を表面に蒸着したアルミニウムド
ラムや有機光導電体をコーティングしたアルミニウムド
ラム等を用いるもので、回転駆動される感光体ドラムに
対して帯電、露光、現像、転写等の工程を行うものであ
る。一方、後者は、有機光導電体(オーガニック・フォ
ト・コンダクタ)等のベルトを用いるもので、ローラに
よって走行される感光体ベルトに対して同様の工程を行
うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、湿式現
像法では、乾式現像法と比較して、きめ細かい印刷が可
能であり、高画質の画像を得ることができる。
像法では、乾式現像法と比較して、きめ細かい印刷が可
能であり、高画質の画像を得ることができる。
【0007】ところが、湿式現像剤においては、その分
散媒中で本来均一に分散されるべき上記トナー粒子が時
間の経過とともに凝集や沈降を起こしたり、その帯電量
の減少等が生じることがあり、その特性の著しい劣化が
引き起こされるという問題がある。さらに、有機溶剤を
用いることによる環境汚染、発火等の危険性を有してい
る。
散媒中で本来均一に分散されるべき上記トナー粒子が時
間の経過とともに凝集や沈降を起こしたり、その帯電量
の減少等が生じることがあり、その特性の著しい劣化が
引き起こされるという問題がある。さらに、有機溶剤を
用いることによる環境汚染、発火等の危険性を有してい
る。
【0008】本発明は、上述の課題に鑑みて提案された
ものであり、取り扱いが極めて容易であり、解像度及び
中間調再現性に優れ、常に安定な高精細且つ高品位であ
り信頼性の高い作像を容易に実現可能とする固形化湿式
現像剤及びその製造方法、そしてこの固形化湿式現像剤
を用いた現像方法を提供することを目的とする。
ものであり、取り扱いが極めて容易であり、解像度及び
中間調再現性に優れ、常に安定な高精細且つ高品位であ
り信頼性の高い作像を容易に実現可能とする固形化湿式
現像剤及びその製造方法、そしてこの固形化湿式現像剤
を用いた現像方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯電させた感
光体を位置選択的に露光することによって形成した静電
潜像を、これと逆極性の電荷を有する着色剤によって現
像して可視画像化する電子写真方式において使用する現
像剤を対象とするものである。すなわち、本発明に係る
固形化湿式現像剤は、常温において固体であり、加熱・
冷却により溶融・固化を繰り返す絶縁性有機化合物から
なる分散媒中に着色剤が分散されてなり、現像工程に
て、分散媒の溶融時における前記着色剤の濃度が2〜1
0重量%であり、且つ粘度が5mP・s以下であること
を特徴とするものである。ここで、上記着色剤の濃度が
2重量%より小であると、斑点模様等の不均一な現像ム
ラが生じ易く、濃度が10重量%より大であると、実用
上優れた画質を得ることが困難となる。このように、上
記着色剤の濃度を2〜10重量%と従来と比較して高め
の値とされるために、溶融時の現像剤の粘度が高くなり
画像にスジムラ等が発生する傾向がある。これを防止す
るために、溶融時の現像剤の粘度が5mP・s以下とな
るようにする。
光体を位置選択的に露光することによって形成した静電
潜像を、これと逆極性の電荷を有する着色剤によって現
像して可視画像化する電子写真方式において使用する現
像剤を対象とするものである。すなわち、本発明に係る
固形化湿式現像剤は、常温において固体であり、加熱・
冷却により溶融・固化を繰り返す絶縁性有機化合物から
なる分散媒中に着色剤が分散されてなり、現像工程に
て、分散媒の溶融時における前記着色剤の濃度が2〜1
0重量%であり、且つ粘度が5mP・s以下であること
を特徴とするものである。ここで、上記着色剤の濃度が
2重量%より小であると、斑点模様等の不均一な現像ム
ラが生じ易く、濃度が10重量%より大であると、実用
上優れた画質を得ることが困難となる。このように、上
記着色剤の濃度を2〜10重量%と従来と比較して高め
の値とされるために、溶融時の現像剤の粘度が高くなり
画像にスジムラ等が発生する傾向がある。これを防止す
るために、溶融時の現像剤の粘度が5mP・s以下とな
るようにする。
【0010】また本発明は、上記電子写真方式において
使用する現像剤の製造方法を対象とするものである。す
なわち、本発明に係る固形化湿式現像剤の製造方法は、
ポリマ吸着処理された着色剤に石油系炭化水素溶媒等の
有機溶媒を加え、過剰なポリマを遠心分離等により洗浄
除去することを特徴とするものである。
使用する現像剤の製造方法を対象とするものである。す
なわち、本発明に係る固形化湿式現像剤の製造方法は、
ポリマ吸着処理された着色剤に石油系炭化水素溶媒等の
有機溶媒を加え、過剰なポリマを遠心分離等により洗浄
除去することを特徴とするものである。
【0011】さらに本発明は、上記固形化湿式現像剤を
用いた現像方法を対象とするものである。すなわち、本
発明に係る現像方法は、表面に湿式現像剤が供給される
現像ローラに対して静電潜像が形成された感光体ベルト
をその弾性力により微小圧力をもって接触走行させ、現
像ローラ表面と張設状態の感光体ベルト表面との間に形
成される固形化湿式現像剤が溶融されてなる湿式現像剤
層により感光体ベルト表面の静電潜像を現像することを
特徴とするものである。
用いた現像方法を対象とするものである。すなわち、本
発明に係る現像方法は、表面に湿式現像剤が供給される
現像ローラに対して静電潜像が形成された感光体ベルト
をその弾性力により微小圧力をもって接触走行させ、現
像ローラ表面と張設状態の感光体ベルト表面との間に形
成される固形化湿式現像剤が溶融されてなる湿式現像剤
層により感光体ベルト表面の静電潜像を現像することを
特徴とするものである。
【0012】上記固形化湿式現像剤としては、その溶融
温度が40℃〜80℃であるものとする。これは、溶融
温度が40℃より小であると、常温に近い温度で溶融し
てしまうため、常温においては固体であり、取り扱い等
が容易であるという上記固形化湿式現像剤の利点が生か
されなくなり、溶融温度が80℃より大であると、加熱
に余分なエネルギーが必要となる等の理由により実用的
でなくなるからである。
温度が40℃〜80℃であるものとする。これは、溶融
温度が40℃より小であると、常温に近い温度で溶融し
てしまうため、常温においては固体であり、取り扱い等
が容易であるという上記固形化湿式現像剤の利点が生か
されなくなり、溶融温度が80℃より大であると、加熱
に余分なエネルギーが必要となる等の理由により実用的
でなくなるからである。
【0013】また、上記固形化湿式現像剤には分散性や
着色剤の帯電能等を向上させる目的で樹脂を含有させる
ことを特徴とする。
着色剤の帯電能等を向上させる目的で樹脂を含有させる
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明に係る固形化湿式現像剤においては、常
温において固体であり、加熱・冷却により溶融・固化を
繰り返す絶縁性有機化合物からなる分散媒中に着色剤が
分散されてなるものであるので、銀塩写真に匹敵する解
像度及び階調を得ることができるとともに、現像剤の保
存安定性及び取り扱い性の向上の実現が可能となる。こ
のとき、現像工程における分散媒の溶融の際に前記着色
剤の濃度を2〜10重量%とすることで、溶融した上記
現像剤を薄い液膜として感光体上の静電潜像を現像する
際に発生しがちな現像ムラが防止され、且つ溶融時の現
像剤の粘度を5mP・s以下とすることで、上記着色剤
の濃度を高くした際に生じがちな画像のスジムラ等が防
止される。すなわち、本発明に係る固形化湿式現像剤に
おいては、現像時に薄い液膜として用いる場合において
も、ウネ化や尾引き等による画質の劣化がほぼ完全に抑
止され、現像ムラを抑え且つ十分な現像濃度を得られる
ことになる。
温において固体であり、加熱・冷却により溶融・固化を
繰り返す絶縁性有機化合物からなる分散媒中に着色剤が
分散されてなるものであるので、銀塩写真に匹敵する解
像度及び階調を得ることができるとともに、現像剤の保
存安定性及び取り扱い性の向上の実現が可能となる。こ
のとき、現像工程における分散媒の溶融の際に前記着色
剤の濃度を2〜10重量%とすることで、溶融した上記
現像剤を薄い液膜として感光体上の静電潜像を現像する
際に発生しがちな現像ムラが防止され、且つ溶融時の現
像剤の粘度を5mP・s以下とすることで、上記着色剤
の濃度を高くした際に生じがちな画像のスジムラ等が防
止される。すなわち、本発明に係る固形化湿式現像剤に
おいては、現像時に薄い液膜として用いる場合において
も、ウネ化や尾引き等による画質の劣化がほぼ完全に抑
止され、現像ムラを抑え且つ十分な現像濃度を得られる
ことになる。
【0015】また、本発明に係る固形化湿式現像剤の製
造方法においては、ポリマ吸着処理された着色剤に石油
系炭化水素溶媒等の有機溶媒を加え、着色剤に吸着した
過剰のポリマを洗浄除去するので、上記現像剤の溶融時
において着色剤が適度に安定に分散媒中で分散されるこ
とになる。
造方法においては、ポリマ吸着処理された着色剤に石油
系炭化水素溶媒等の有機溶媒を加え、着色剤に吸着した
過剰のポリマを洗浄除去するので、上記現像剤の溶融時
において着色剤が適度に安定に分散媒中で分散されるこ
とになる。
【0016】さらに、本発明に係る現像方法において
は、表面に融解した上記固形化湿式現像剤が供給される
現像ローラに対して静電潜像が形成された感光体ベルト
をその弾性力により微小圧力をもって接触走行させるこ
とで、この微小圧力の大きさが上記感光体ベルト上にお
ける上記現像剤の表面張力の大きさと比較して小さい値
であるために上記現像ローラ表面と張設状態の感光体ベ
ルト表面との間に安定な湿式現像剤層が形成されるの
で、上記感光体ベルトに裏打ち部材を設けなくとも、こ
の感光体ベルトの微弱な弾性力によりこの感光体ベルト
に現像ローラが上記湿式現像剤層を介して安定に接触す
ることとなり、上記感光体ベルト表面にこの湿式現像剤
の液膜が極めて高い均一性をもって薄厚に供給される。
従って、上記感光体ベルト表面に残存した使用済み現像
剤を除去する部材が不要となり、余分な現像剤が供給さ
れることなく少量の湿式現像剤である上記湿式現像剤層
により、上記感光体ベルト表面の静電潜像に画像乱れの
ない高画質の現像剤画像が形成されることになる。
は、表面に融解した上記固形化湿式現像剤が供給される
現像ローラに対して静電潜像が形成された感光体ベルト
をその弾性力により微小圧力をもって接触走行させるこ
とで、この微小圧力の大きさが上記感光体ベルト上にお
ける上記現像剤の表面張力の大きさと比較して小さい値
であるために上記現像ローラ表面と張設状態の感光体ベ
ルト表面との間に安定な湿式現像剤層が形成されるの
で、上記感光体ベルトに裏打ち部材を設けなくとも、こ
の感光体ベルトの微弱な弾性力によりこの感光体ベルト
に現像ローラが上記湿式現像剤層を介して安定に接触す
ることとなり、上記感光体ベルト表面にこの湿式現像剤
の液膜が極めて高い均一性をもって薄厚に供給される。
従って、上記感光体ベルト表面に残存した使用済み現像
剤を除去する部材が不要となり、余分な現像剤が供給さ
れることなく少量の湿式現像剤である上記湿式現像剤層
により、上記感光体ベルト表面の静電潜像に画像乱れの
ない高画質の現像剤画像が形成されることになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】本実施例に係る固形化湿式現像剤は、常温
において固体であり、加熱・冷却により溶融・固化を繰
り返す絶縁性有機化合物からなる分散媒中に着色剤が分
散されてなるものであり、帯電させた感光体を位置選択
的に露光することによって形成した静電潜像を、これと
逆極性の電荷を有する着色剤によって現像して可視画像
化する電子写真方式において使用する現像剤である。
において固体であり、加熱・冷却により溶融・固化を繰
り返す絶縁性有機化合物からなる分散媒中に着色剤が分
散されてなるものであり、帯電させた感光体を位置選択
的に露光することによって形成した静電潜像を、これと
逆極性の電荷を有する着色剤によって現像して可視画像
化する電子写真方式において使用する現像剤である。
【0019】上記固形化湿式現像剤に用いられる分散媒
の融点は、通常の使用環境や取り扱い性を考慮して40
℃以上とする。融点の上限は特に規定されるものではな
いが、実用的にはおよそ80℃以下である。これは、融
点があまり高過ぎても加熱に余分なエネルギーを消費す
ること、支持体上に保持して使用する場合に、支持体と
して一般に使用される材料の耐熱温度を越えてはならな
いこと等を考慮してのことである。
の融点は、通常の使用環境や取り扱い性を考慮して40
℃以上とする。融点の上限は特に規定されるものではな
いが、実用的にはおよそ80℃以下である。これは、融
点があまり高過ぎても加熱に余分なエネルギーを消費す
ること、支持体上に保持して使用する場合に、支持体と
して一般に使用される材料の耐熱温度を越えてはならな
いこと等を考慮してのことである。
【0020】これらの要求を満たす分散媒の材料として
は、パラフィン類、ロウ類、およびこれらの混合物が挙
げられる。まずパラフィン類としては、ノナデカンから
ヘキサコンタンに至る炭素数19〜60の各種の正パラ
フィンがある。またロウ類としては、カルナウバロウ,
綿ロウ等の植物ロウ、ミツロウ等の動物ロウ、オゾケラ
イト、およびパラフィンロウ, 微晶ロウ, ペトロラタム
等の石油ロウ等が挙げられる。これらの材料は、一般に
誘電率εが1.9〜2.3程度の誘電体材料である。な
お、分散媒の凝集力を上げるために、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体等を添加することもある。
は、パラフィン類、ロウ類、およびこれらの混合物が挙
げられる。まずパラフィン類としては、ノナデカンから
ヘキサコンタンに至る炭素数19〜60の各種の正パラ
フィンがある。またロウ類としては、カルナウバロウ,
綿ロウ等の植物ロウ、ミツロウ等の動物ロウ、オゾケラ
イト、およびパラフィンロウ, 微晶ロウ, ペトロラタム
等の石油ロウ等が挙げられる。これらの材料は、一般に
誘電率εが1.9〜2.3程度の誘電体材料である。な
お、分散媒の凝集力を上げるために、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体等を添加することもある。
【0021】さらには、ポリエチレン,ポリアクリルア
ミドや、ポリ−n−ステアリルアクリレート,ポリ−n
−ステアリルメタクリレート等のポリアクリレートのホ
モポリマーあるいはコポリマー(例えばコポリ−n−ス
テアリルアクリレート−エチルメタクリレート等)等の
側鎖に長いアルキル基を有する結晶性高分子も使用可能
であるが、加熱時の粘度等を考慮すると先のパラフィン
類,ロウ類が好適である。
ミドや、ポリ−n−ステアリルアクリレート,ポリ−n
−ステアリルメタクリレート等のポリアクリレートのホ
モポリマーあるいはコポリマー(例えばコポリ−n−ス
テアリルアクリレート−エチルメタクリレート等)等の
側鎖に長いアルキル基を有する結晶性高分子も使用可能
であるが、加熱時の粘度等を考慮すると先のパラフィン
類,ロウ類が好適である。
【0022】また、上記電気絶縁性有機物に分散される
着色剤粒子としては、従来公知の無機顔料、有機顔料、
染料およびこれらの混合物が使用できる。たとえば無機
顔料としては、クロム系顔料、カドミウム系顔料、鉄系
顔料、コバルト系顔料、群青、紺青等が挙げられる。ま
た、有機顔料や染料としては、ハンザイエロー (C.I.11
680)、ベンジジンイエローG (C.I.21090)、ベンジジン
オレンジ (C.I.21110)、ファーストレッド (C.I.3708
5)、ブリリアントカーミン3B (C.I.16015-Lake) 、フ
タロシアニンブルー (C.I.74160)、ビクトリアブルー
(C.I.42595-Lake) 、スピリットブラック(C.I.50415)
、オイルブルー (C.I.74350)、アルカリブルー (C.I.4
2770A) 、ファーストスカーレット (C.I.12315)、ロー
ダミン6B (C.I.45160)、ローダミンレーキ (C.I.4516
0-Lake) 、ファーストスカイブルー (C.I.74200-Lake)
、ニグロシン(C.I.50415) 、カーボンブラック等が挙
げられる。これらは単独でも2種以上の混合物としても
用いることができ、所望の発色を有するものを選択して
使用すればよい。ここで、溶融時における上記着色剤の
濃度を2〜10重量%とし、このときの上記現像剤の粘
度を5mP・sとする。
着色剤粒子としては、従来公知の無機顔料、有機顔料、
染料およびこれらの混合物が使用できる。たとえば無機
顔料としては、クロム系顔料、カドミウム系顔料、鉄系
顔料、コバルト系顔料、群青、紺青等が挙げられる。ま
た、有機顔料や染料としては、ハンザイエロー (C.I.11
680)、ベンジジンイエローG (C.I.21090)、ベンジジン
オレンジ (C.I.21110)、ファーストレッド (C.I.3708
5)、ブリリアントカーミン3B (C.I.16015-Lake) 、フ
タロシアニンブルー (C.I.74160)、ビクトリアブルー
(C.I.42595-Lake) 、スピリットブラック(C.I.50415)
、オイルブルー (C.I.74350)、アルカリブルー (C.I.4
2770A) 、ファーストスカーレット (C.I.12315)、ロー
ダミン6B (C.I.45160)、ローダミンレーキ (C.I.4516
0-Lake) 、ファーストスカイブルー (C.I.74200-Lake)
、ニグロシン(C.I.50415) 、カーボンブラック等が挙
げられる。これらは単独でも2種以上の混合物としても
用いることができ、所望の発色を有するものを選択して
使用すればよい。ここで、溶融時における上記着色剤の
濃度を2〜10重量%とし、このときの上記現像剤の粘
度を5mP・sとする。
【0023】現像剤には、これら電気絶縁性有機物や着
色剤粒子のほか、分散性や着色剤の帯電能等を向上させ
る目的で樹脂を併用しても良い。かかる樹脂としては公
知の材料を適宜選択して使用することができ、例示すれ
ばブタジエンゴム,スチレン−ブタジエンゴム,環化ゴ
ム,天然ゴム等のゴム類、スチレン系樹脂,ビニルトル
エン系樹脂,アクリル系樹脂,メタクリル系樹脂,ポリ
エステル系樹脂,ポリカーボネート系樹脂,ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂等の合成樹脂類、ロジン系樹脂,水素添加ロ
ジン系樹脂,アマニ油変成アルキド樹脂等の変性アルキ
ドを含むアルキド樹脂類、ポリテルペン類等の天然樹脂
類等が挙げられる。その他、フェノール樹脂類、フェノ
ールホルマリン樹脂等の変成フェノール樹脂類、フタル
酸ペンタエリトリット、クマロン−インデン樹脂類、エ
ステルガム樹脂類、植物油ポリアミド樹脂類等も有用で
あるし、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリプロピレン等のよ
うなハロゲン化炭化水素重合体類、ビニルトルエン−ブ
タジエン,ブタジエン−イソプレン等の合成ゴム類、2
−エチルヘキシルメタクリレート,ラウリルメタクリレ
ート,ステアリルメタクリレート,ラウリルアクリレー
ト,オクチルアクリレート等の長鎖アルキル基を持つア
クリル系モノマーの重合体もしくはそれらと他の重合性
モノマーとの共重合体類(たとえば、スチレン−ラウリ
ルメタクリレート共重合体,アクリル酸−ラウリルメタ
クリレート共重合体等) 、ポリエチレン等のポリオレフ
ィン類、ポリテルペン類等も使用できる。
色剤粒子のほか、分散性や着色剤の帯電能等を向上させ
る目的で樹脂を併用しても良い。かかる樹脂としては公
知の材料を適宜選択して使用することができ、例示すれ
ばブタジエンゴム,スチレン−ブタジエンゴム,環化ゴ
ム,天然ゴム等のゴム類、スチレン系樹脂,ビニルトル
エン系樹脂,アクリル系樹脂,メタクリル系樹脂,ポリ
エステル系樹脂,ポリカーボネート系樹脂,ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂等の合成樹脂類、ロジン系樹脂,水素添加ロ
ジン系樹脂,アマニ油変成アルキド樹脂等の変性アルキ
ドを含むアルキド樹脂類、ポリテルペン類等の天然樹脂
類等が挙げられる。その他、フェノール樹脂類、フェノ
ールホルマリン樹脂等の変成フェノール樹脂類、フタル
酸ペンタエリトリット、クマロン−インデン樹脂類、エ
ステルガム樹脂類、植物油ポリアミド樹脂類等も有用で
あるし、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリプロピレン等のよ
うなハロゲン化炭化水素重合体類、ビニルトルエン−ブ
タジエン,ブタジエン−イソプレン等の合成ゴム類、2
−エチルヘキシルメタクリレート,ラウリルメタクリレ
ート,ステアリルメタクリレート,ラウリルアクリレー
ト,オクチルアクリレート等の長鎖アルキル基を持つア
クリル系モノマーの重合体もしくはそれらと他の重合性
モノマーとの共重合体類(たとえば、スチレン−ラウリ
ルメタクリレート共重合体,アクリル酸−ラウリルメタ
クリレート共重合体等) 、ポリエチレン等のポリオレフ
ィン類、ポリテルペン類等も使用できる。
【0024】上記樹脂は、着色剤1重量部に対して0.
2〜5重量部の範囲で加えられる。ここで、上記樹脂が
0.2重量部より小であると、着色剤の分散安定性を維
持することが困難となり、5重量部を越えると、着色剤
に吸着しない樹脂が多量に上記分散媒中に溶解した状態
となり、現像剤の粘度上昇等の悪影響をもたらすことに
なる。
2〜5重量部の範囲で加えられる。ここで、上記樹脂が
0.2重量部より小であると、着色剤の分散安定性を維
持することが困難となり、5重量部を越えると、着色剤
に吸着しない樹脂が多量に上記分散媒中に溶解した状態
となり、現像剤の粘度上昇等の悪影響をもたらすことに
なる。
【0025】さらに、上記現像剤には通常は電荷供与剤
が添加され、ここで使用される現像剤もその例外ではな
い。使用される電荷供与剤は、たとえばナフテン酸, オ
クテン酸, オレイン酸, ステアリン酸, イソステアリン
酸あるいはラウリン酸等の脂肪酸の金属塩、スルホコハ
ク酸エステル類の金属塩、油溶性スルホン酸金属塩、リ
ン酸エステル金属塩、アビエチン酸等の金属塩、芳香族
カルボン酸金属塩、芳香族スルホン酸金属塩等である。
この電荷供与剤は、通常現像剤1リットルに対して0.
01〜50g、好ましくは0.01〜5gの範囲で用い
られる。
が添加され、ここで使用される現像剤もその例外ではな
い。使用される電荷供与剤は、たとえばナフテン酸, オ
クテン酸, オレイン酸, ステアリン酸, イソステアリン
酸あるいはラウリン酸等の脂肪酸の金属塩、スルホコハ
ク酸エステル類の金属塩、油溶性スルホン酸金属塩、リ
ン酸エステル金属塩、アビエチン酸等の金属塩、芳香族
カルボン酸金属塩、芳香族スルホン酸金属塩等である。
この電荷供与剤は、通常現像剤1リットルに対して0.
01〜50g、好ましくは0.01〜5gの範囲で用い
られる。
【0026】また、着色剤粒子(6) の帯電電荷を向上さ
せるために、SiO2 ,Al2 O3,TiO2 ,Zn
O,Ga2 O3 , In2 O3 ,GeO2 ,SnO2 ,P
bO2,MgO等の金属酸化物微粒子やこれらの混合物
を電荷増強剤として添加しても良い。
せるために、SiO2 ,Al2 O3,TiO2 ,Zn
O,Ga2 O3 , In2 O3 ,GeO2 ,SnO2 ,P
bO2,MgO等の金属酸化物微粒子やこれらの混合物
を電荷増強剤として添加しても良い。
【0027】上記固形化湿式現像剤を調製するには、分
散機に加熱用ジャケットを有する容器を取り付け、これ
に所定の配合量の分散媒、着色剤、樹脂、電荷供与剤そ
の他の添加物等を投入して、分散媒の融点以上に加熱し
ながら均一に分散させる方法や、予め着色剤、樹脂、及
び少量の分散媒を加熱ロールミル等により混練し、次い
でこれに所定量の分散媒、電荷供与剤その他の添加物等
を投入して加熱ボールミル等の分散機を用いて分散媒の
融点以上に加熱しながら均一に分散させる方法等があ
る。このような分散工程に先だって、上記着色剤を微粉
砕する工程や、着色剤を表面処理する工程等を行っても
よい。最終的に、着色剤、樹脂、電荷供与剤等が分散媒
中に均一に分散された現像剤が得られるならばどのよう
な方法を用いてもよく、上述の方法に限定されるもので
はない。
散機に加熱用ジャケットを有する容器を取り付け、これ
に所定の配合量の分散媒、着色剤、樹脂、電荷供与剤そ
の他の添加物等を投入して、分散媒の融点以上に加熱し
ながら均一に分散させる方法や、予め着色剤、樹脂、及
び少量の分散媒を加熱ロールミル等により混練し、次い
でこれに所定量の分散媒、電荷供与剤その他の添加物等
を投入して加熱ボールミル等の分散機を用いて分散媒の
融点以上に加熱しながら均一に分散させる方法等があ
る。このような分散工程に先だって、上記着色剤を微粉
砕する工程や、着色剤を表面処理する工程等を行っても
よい。最終的に、着色剤、樹脂、電荷供与剤等が分散媒
中に均一に分散された現像剤が得られるならばどのよう
な方法を用いてもよく、上述の方法に限定されるもので
はない。
【0028】本実施例においては、先ず分散性や着色剤
の帯電能等を向上させるための樹脂を調製した。すなわ
ち、予め窒素ガスをバブルして溶存酸素を取り除いたト
ルエン500重量部に、下記のアクリルモノマ メチルアクリレート: 9.0重量部 ステアリルアクリレート: 84.3重量部 M−40G: 6.0重量部 グリシジルメタクリレート: 0.7重量部 と、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(A
IBN)5.0重量部とを加えて容器を密閉し、約75
℃で20時間加熱反応させた。その後、エバポレータで
反応溶液の溶剤を除き、未反応のモノマ等の不純物を含
む樹脂を得た。この樹脂をごく少量のヘキサンに溶解
し、これにメタノールを加え、析出してきた樹脂を濾別
するという作業を2回繰り返して精製し、目的とするア
クリル系共重合樹脂aを得た。このアクリル系共重合樹
脂aの重量平均分子量は約3.5万であった。
の帯電能等を向上させるための樹脂を調製した。すなわ
ち、予め窒素ガスをバブルして溶存酸素を取り除いたト
ルエン500重量部に、下記のアクリルモノマ メチルアクリレート: 9.0重量部 ステアリルアクリレート: 84.3重量部 M−40G: 6.0重量部 グリシジルメタクリレート: 0.7重量部 と、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(A
IBN)5.0重量部とを加えて容器を密閉し、約75
℃で20時間加熱反応させた。その後、エバポレータで
反応溶液の溶剤を除き、未反応のモノマ等の不純物を含
む樹脂を得た。この樹脂をごく少量のヘキサンに溶解
し、これにメタノールを加え、析出してきた樹脂を濾別
するという作業を2回繰り返して精製し、目的とするア
クリル系共重合樹脂aを得た。このアクリル系共重合樹
脂aの重量平均分子量は約3.5万であった。
【0029】次いで、着色剤に表面処理を施した。この
表面処理は以下のようにして行った。先ず、容量450
ccのガラス瓶に、カーボンブラック(株式会社コロン
ビアンカーボン製商品名RAVEN1060)を20g
取り、真空オーブン中にて真空下120℃で3時間乾燥
させた。その後、上記ガラス瓶に、アセトンを200
g、表面処理剤として(3−アミノプロピル)トリエト
キシシランを6g、5mm径のジルコニアビーズを20
0gそれぞれ取り、ジャーミルを用いて24時間攪拌し
た。この攪拌終了後、ジルコニアビーズをメッシュを用
いて取り除き、得られた分散液から濾過によりカーボン
ブラックを回収し、これを乾燥して表面処理済着色剤を
得た。
表面処理は以下のようにして行った。先ず、容量450
ccのガラス瓶に、カーボンブラック(株式会社コロン
ビアンカーボン製商品名RAVEN1060)を20g
取り、真空オーブン中にて真空下120℃で3時間乾燥
させた。その後、上記ガラス瓶に、アセトンを200
g、表面処理剤として(3−アミノプロピル)トリエト
キシシランを6g、5mm径のジルコニアビーズを20
0gそれぞれ取り、ジャーミルを用いて24時間攪拌し
た。この攪拌終了後、ジルコニアビーズをメッシュを用
いて取り除き、得られた分散液から濾過によりカーボン
ブラックを回収し、これを乾燥して表面処理済着色剤を
得た。
【0030】その後、この表面処理済着色剤を6重量
部、上記アクリル系共重合樹脂aを12重量部、有機溶
媒である石油系炭化水素溶媒(株式会社エッソ製商品名
アイソパーH)を50重量部、2mm径のジルコニアビ
ーズを190重量部それぞれジルコニア製ポットに取
り、遊星型ボールミルを用いて回転数150rpmにて
6時間攪拌分散して混合物を調製した。この混合物から
ジルコニアビーズをメッシュを用いて取り除き、得られ
た分散液を80℃で6時間加熱した。その後、この分散
液を遠沈管に取り超遠心器にて遠心分離し、ポリマ吸着
処理されたカーボンブラック粒子を沈澱させ、上澄み液
を捨てた。そして、このカーボンブラック粒子の沈澱に
上記石油系炭化水素溶媒を加えて遠沈管を満たした後に
よく攪拌して再び遠心分離し、上澄み液を捨てて、沈澱
したポリマ吸着処理済の着色剤であるカーボンブラック
粒子を回収した。このカーボンブラック粒子には約30
重量%の石油系炭化水素溶媒が含まれていた。また、こ
のカーボンブラック粒子へのポリマ吸着量は約20重量
%であった。
部、上記アクリル系共重合樹脂aを12重量部、有機溶
媒である石油系炭化水素溶媒(株式会社エッソ製商品名
アイソパーH)を50重量部、2mm径のジルコニアビ
ーズを190重量部それぞれジルコニア製ポットに取
り、遊星型ボールミルを用いて回転数150rpmにて
6時間攪拌分散して混合物を調製した。この混合物から
ジルコニアビーズをメッシュを用いて取り除き、得られ
た分散液を80℃で6時間加熱した。その後、この分散
液を遠沈管に取り超遠心器にて遠心分離し、ポリマ吸着
処理されたカーボンブラック粒子を沈澱させ、上澄み液
を捨てた。そして、このカーボンブラック粒子の沈澱に
上記石油系炭化水素溶媒を加えて遠沈管を満たした後に
よく攪拌して再び遠心分離し、上澄み液を捨てて、沈澱
したポリマ吸着処理済の着色剤であるカーボンブラック
粒子を回収した。このカーボンブラック粒子には約30
重量%の石油系炭化水素溶媒が含まれていた。また、こ
のカーボンブラック粒子へのポリマ吸着量は約20重量
%であった。
【0031】このように、本実施例においては、ポリマ
吸着処理された着色剤に石油系炭化水素溶媒等を加え、
着色剤であるカーボンブラック粒子に吸着していない過
剰のポリマを洗浄除去するので、上記現像剤の溶融時に
おいて着色剤が適度に安定に分散媒中で分散されること
になる。
吸着処理された着色剤に石油系炭化水素溶媒等を加え、
着色剤であるカーボンブラック粒子に吸着していない過
剰のポリマを洗浄除去するので、上記現像剤の溶融時に
おいて着色剤が適度に安定に分散媒中で分散されること
になる。
【0032】そして、上述のように調製したポリマ吸着
処理済のカーボンブラック粒子を4g、分散媒としてパ
ラフィンワックス(株式会社和光純薬製、融点42〜4
4℃)を37.5g、オクチル酸ジルコニウム(株式会
社日本化学産業製商品名オクチックスジルコニウム)を
0.048g、2mm径のジルコニアビーズを60gそ
れぞれ容積250mlのガラス製フラスコに取り、70
℃に加熱しながらプロペラ式攪拌装置を用いて2時間攪
拌して均一分散液とし、これを容器に流し入れて冷却固
化して着色剤濃度4.1重量%の黒色の固形化湿式現像
剤Aを得た。この固形化湿式現像剤Aを温度55℃で加
熱融解させて粘度を測定したところ、4.2mPa・s
であった。
処理済のカーボンブラック粒子を4g、分散媒としてパ
ラフィンワックス(株式会社和光純薬製、融点42〜4
4℃)を37.5g、オクチル酸ジルコニウム(株式会
社日本化学産業製商品名オクチックスジルコニウム)を
0.048g、2mm径のジルコニアビーズを60gそ
れぞれ容積250mlのガラス製フラスコに取り、70
℃に加熱しながらプロペラ式攪拌装置を用いて2時間攪
拌して均一分散液とし、これを容器に流し入れて冷却固
化して着色剤濃度4.1重量%の黒色の固形化湿式現像
剤Aを得た。この固形化湿式現像剤Aを温度55℃で加
熱融解させて粘度を測定したところ、4.2mPa・s
であった。
【0033】ここで、上述の固形化湿式現像剤Aのいく
つかの変形例について述べる。これらの変形例は、固形
化湿式現像剤Aとはその製造方法及び製造条件が若干異
なり、着色剤濃度及び粘度が相違する。
つかの変形例について述べる。これらの変形例は、固形
化湿式現像剤Aとはその製造方法及び製造条件が若干異
なり、着色剤濃度及び粘度が相違する。
【0034】先ず、固形化湿式現像剤Bについて説明す
る。この現像剤は、上述のポリマ吸着処理済のカーボン
ブラック粒子を8g、オクチル酸ジルコニウムを0.0
96gとした以外は固形化湿式現像剤Aと同一の製造方
法により調製されたものであり、この固形化湿式現像剤
Bとして黒色の着色剤濃度7.4重量%のものを得た。
この固形化湿式現像剤Bを温度55℃で加熱融解させて
粘度を測定したところ、5.0mPa・sであった。
る。この現像剤は、上述のポリマ吸着処理済のカーボン
ブラック粒子を8g、オクチル酸ジルコニウムを0.0
96gとした以外は固形化湿式現像剤Aと同一の製造方
法により調製されたものであり、この固形化湿式現像剤
Bとして黒色の着色剤濃度7.4重量%のものを得た。
この固形化湿式現像剤Bを温度55℃で加熱融解させて
粘度を測定したところ、5.0mPa・sであった。
【0035】次いで、固形化湿式現像剤Cについて説明
する。この現像剤は、ポリマ吸着処理済のカーボンブラ
ック粒子の代わりに、このカーボンブラック粒子を調製
する前段階の上記表面処理済着色剤を1.0g用い、上
記アクリル系共重合樹脂aを1.0g、パラフィンワッ
クスを37.5g、オクチル酸ジルコニウムを0.02
4g、2mm径のジルコニアビーズを35gそれぞれ容
積70mlのガラス瓶に取り、70℃に加熱しながらペ
イントコンディショナーで6時間振とう攪拌し、均一分
散液とし、これを容器に流し入れて冷却固化して着色剤
濃度2.6重量%の黒色の固形化湿式現像剤として得ら
れたものである。この固形化湿式現像剤Cを温度55℃
で加熱融解させて粘度を測定したところ、4.4mPa
・sであった。
する。この現像剤は、ポリマ吸着処理済のカーボンブラ
ック粒子の代わりに、このカーボンブラック粒子を調製
する前段階の上記表面処理済着色剤を1.0g用い、上
記アクリル系共重合樹脂aを1.0g、パラフィンワッ
クスを37.5g、オクチル酸ジルコニウムを0.02
4g、2mm径のジルコニアビーズを35gそれぞれ容
積70mlのガラス瓶に取り、70℃に加熱しながらペ
イントコンディショナーで6時間振とう攪拌し、均一分
散液とし、これを容器に流し入れて冷却固化して着色剤
濃度2.6重量%の黒色の固形化湿式現像剤として得ら
れたものである。この固形化湿式現像剤Cを温度55℃
で加熱融解させて粘度を測定したところ、4.4mPa
・sであった。
【0036】次に、固形化湿式現像剤Dについて説明す
る。この現像剤は、表面処理済着色剤及びアクリル系共
重合樹脂aをそれぞれ1.0gとした以外は固形化湿式
現像剤Cと同一の製造方法により調製されたものであ
り、この固形化湿式現像剤Dとして黒色の着色剤濃度
4.8重量%のものを得た。この固形化湿式現像剤Dを
温度55℃で加熱融解させて粘度を測定したところ、
5.0mPa・sであった。
る。この現像剤は、表面処理済着色剤及びアクリル系共
重合樹脂aをそれぞれ1.0gとした以外は固形化湿式
現像剤Cと同一の製造方法により調製されたものであ
り、この固形化湿式現像剤Dとして黒色の着色剤濃度
4.8重量%のものを得た。この固形化湿式現像剤Dを
温度55℃で加熱融解させて粘度を測定したところ、
5.0mPa・sであった。
【0037】次に、固形化湿式現像剤Eについて説明す
る。この現像剤は、アクリル系共重合樹脂aに加え、更
にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(株式会社三井デュ
ポンポリケミカル製)を1g添加した以外は固形化湿式
現像剤Cと同一の製造方法により調製されたものであ
り、この固形化湿式現像剤Eとして黒色の着色剤濃度
2.6重量%のものを得た。この固形化湿式現像剤Eを
温度55℃で加熱融解させて粘度を測定したところ、
5.0mPa・sであった。
る。この現像剤は、アクリル系共重合樹脂aに加え、更
にエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(株式会社三井デュ
ポンポリケミカル製)を1g添加した以外は固形化湿式
現像剤Cと同一の製造方法により調製されたものであ
り、この固形化湿式現像剤Eとして黒色の着色剤濃度
2.6重量%のものを得た。この固形化湿式現像剤Eを
温度55℃で加熱融解させて粘度を測定したところ、
5.0mPa・sであった。
【0038】さらに、固形化湿式現像剤Fについて説明
する。この現像剤の調製においては、先ず分散性や着色
剤の帯電能等を向上させるためのアクリル系共重合樹脂
bを調製した。このアクリル系共重合樹脂bは、メチル
アクリレート、ステアリルアクリレート、及びM−40
Gがそれぞれ38.0、61.3、1.0重量部とした
こと以外はアクリル系共重合樹脂aと同様の方法により
調製したものである。
する。この現像剤の調製においては、先ず分散性や着色
剤の帯電能等を向上させるためのアクリル系共重合樹脂
bを調製した。このアクリル系共重合樹脂bは、メチル
アクリレート、ステアリルアクリレート、及びM−40
Gがそれぞれ38.0、61.3、1.0重量部とした
こと以外はアクリル系共重合樹脂aと同様の方法により
調製したものである。
【0039】そして、着色剤としてマゼンダ色のもの
(株式会社大日本インキ化学工業製商品名シミュラーロ
ーダミンYトナーF)を8g、亜麻仁油6gをフーバー
マーラー法により混練し、上記着色剤を微細化してペー
スト状とした。このペーストを5.25g、アクリル系
共重合樹脂bを3g、パラフィンワックスを37.5
g、オクチル酸ジルコニウムを0.036g、2mm径
のジルコニアビーズを35gそれぞれ容積70mlのガ
ラス瓶に取り、70℃に加熱しながらペイントコンディ
ショナーで6時間振とう攪拌し、均一分散液とし、これ
を容器に流し入れて冷却固化して着色剤濃度6.5重量
%のマゼンダ色の固形化湿式現像剤Fを得た。この固形
化湿式現像剤Fを温度55℃で加熱融解させて粘度を測
定したところ、4.8mPa・sであった。
(株式会社大日本インキ化学工業製商品名シミュラーロ
ーダミンYトナーF)を8g、亜麻仁油6gをフーバー
マーラー法により混練し、上記着色剤を微細化してペー
スト状とした。このペーストを5.25g、アクリル系
共重合樹脂bを3g、パラフィンワックスを37.5
g、オクチル酸ジルコニウムを0.036g、2mm径
のジルコニアビーズを35gそれぞれ容積70mlのガ
ラス瓶に取り、70℃に加熱しながらペイントコンディ
ショナーで6時間振とう攪拌し、均一分散液とし、これ
を容器に流し入れて冷却固化して着色剤濃度6.5重量
%のマゼンダ色の固形化湿式現像剤Fを得た。この固形
化湿式現像剤Fを温度55℃で加熱融解させて粘度を測
定したところ、4.8mPa・sであった。
【0040】ここで、これらの固形化湿式現像剤A〜F
を用いて静電潜像を現像して画像形成を行うための画像
形成装置について説明する。この画像形成装置は、図1
に示すように、外筐であるプリンタ本体内に、感光体ベ
ルト1や、帯電チャージャ(帯電部)2、レーザ光学系
(露光部)3、現像部(現像装置)4からなる作像プロ
セス部、除電ランプ5、クリーニングブレード6からな
るクリーニング機構、さらには転写機構部を内蔵してな
るものである。
を用いて静電潜像を現像して画像形成を行うための画像
形成装置について説明する。この画像形成装置は、図1
に示すように、外筐であるプリンタ本体内に、感光体ベ
ルト1や、帯電チャージャ(帯電部)2、レーザ光学系
(露光部)3、現像部(現像装置)4からなる作像プロ
セス部、除電ランプ5、クリーニングブレード6からな
るクリーニング機構、さらには転写機構部を内蔵してな
るものである。
【0041】上記プリンタ本体には、単数若しくは複数
の給紙カセット、本例では用紙サイズの異なる2つの給
紙カセット(図示は省略する。)が着脱自在に装填さ
れ、各給紙カセットにセットされた転写シート上に現像
剤画像が形成されることになる。
の給紙カセット、本例では用紙サイズの異なる2つの給
紙カセット(図示は省略する。)が着脱自在に装填さ
れ、各給紙カセットにセットされた転写シート上に現像
剤画像が形成されることになる。
【0042】ここで、転写シートとして使用できる材料
としては、現像剤に対する付着力が大きいものが好まし
く、用途に応じて適宜選択することができる。例示すれ
ば、天然紙,合成紙等の各種紙類、木綿,麻等の植物性
繊維や絹,羊毛等の動物性繊維からなる布あるいは不織
布、ポイリアミド,ポリエステル,ポリアセタール,ポ
リウレタン等の有機合成繊維やセラミックス,カーボン
等の無機繊維からなる布あるいは不織布、金属,有機高
分子等のメッシュ、ポリウレタンフォーム等の高分子発
泡体等である。通常の文書の形で保存するには、視認性
を高める観点から被転写体として白地の紙等を使用する
ことが好ましいが、もちろんこれに限られるものではな
い。
としては、現像剤に対する付着力が大きいものが好まし
く、用途に応じて適宜選択することができる。例示すれ
ば、天然紙,合成紙等の各種紙類、木綿,麻等の植物性
繊維や絹,羊毛等の動物性繊維からなる布あるいは不織
布、ポイリアミド,ポリエステル,ポリアセタール,ポ
リウレタン等の有機合成繊維やセラミックス,カーボン
等の無機繊維からなる布あるいは不織布、金属,有機高
分子等のメッシュ、ポリウレタンフォーム等の高分子発
泡体等である。通常の文書の形で保存するには、視認性
を高める観点から被転写体として白地の紙等を使用する
ことが好ましいが、もちろんこれに限られるものではな
い。
【0043】なお、上記転写シートは、現像剤に対する
付着力を確保することを目的として、その表面に前記現
像剤の分散媒と相溶する樹脂層が形成されていてもよ
い。これにより、現像剤画像の転写をより確実なものと
することができる。
付着力を確保することを目的として、その表面に前記現
像剤の分散媒と相溶する樹脂層が形成されていてもよ
い。これにより、現像剤画像の転写をより確実なものと
することができる。
【0044】転写シートの表面に形成される樹脂層を構
成する樹脂としては、分散媒と相溶するものであれば如
何なるものであってもよく、例えば熱可塑性エラストマ
ー、低密度ポリオレフィン、アイオノマー樹脂、酢酸ビ
ニル共重合ポリオレフィン、低分子量ポリオレフィン、
ホットメルト用接着剤等が使用できる。これらは、商品
名ケミパール(Aタイプ,Mタイプ,Sタイプ,Vタイ
プ,Wタイプ)(いずれも三井石油化学社製)や商品名
アクリフト(住友化学社製)として市販されている。本
例では、酢酸ビニル共重合ポリオレフィンを塗布したシ
ート(ビカット軟化点:40℃)を用いた。
成する樹脂としては、分散媒と相溶するものであれば如
何なるものであってもよく、例えば熱可塑性エラストマ
ー、低密度ポリオレフィン、アイオノマー樹脂、酢酸ビ
ニル共重合ポリオレフィン、低分子量ポリオレフィン、
ホットメルト用接着剤等が使用できる。これらは、商品
名ケミパール(Aタイプ,Mタイプ,Sタイプ,Vタイ
プ,Wタイプ)(いずれも三井石油化学社製)や商品名
アクリフト(住友化学社製)として市販されている。本
例では、酢酸ビニル共重合ポリオレフィンを塗布したシ
ート(ビカット軟化点:40℃)を用いた。
【0045】一方、上記感光体ベルト1は、例えば負帯
電のフタロシアニン系の有機感光体をベルト状に成形し
てなるものであるが、フタロシアニン系の有機感光体の
他、周知の有機光導電体をいずれも使用することができ
る。具体的には、ポリ−N−ビニルカルバゾールと2,
4,7−トリニトロフルオレン−9−オンとからなる電
子写真感光基材、ポリ−N−ビニルカルバゾールをピリ
リウム塩系色素で増感したもの、ポリ−N−ビニルカル
バゾールをシアニン系色素で増感したもの、有機顔料を
主成分とする電子写真感光基材、染料と樹脂とからなる
共晶錯体を主体とする電子写真感光基材等が挙げられ
る。
電のフタロシアニン系の有機感光体をベルト状に成形し
てなるものであるが、フタロシアニン系の有機感光体の
他、周知の有機光導電体をいずれも使用することができ
る。具体的には、ポリ−N−ビニルカルバゾールと2,
4,7−トリニトロフルオレン−9−オンとからなる電
子写真感光基材、ポリ−N−ビニルカルバゾールをピリ
リウム塩系色素で増感したもの、ポリ−N−ビニルカル
バゾールをシアニン系色素で増感したもの、有機顔料を
主成分とする電子写真感光基材、染料と樹脂とからなる
共晶錯体を主体とする電子写真感光基材等が挙げられ
る。
【0046】そして、この感光体ベルト1は、複数のロ
ーラ間、本例では、大径ローラ10、圧接ローラ11、
剥離ローラ12及びテンションローラ21の4つのロー
ラからなるローラ群間に掛け渡されて閉ループを形成
し、大径ローラ10は駆動ローラとして図中反時計回り
方向に走行される。
ーラ間、本例では、大径ローラ10、圧接ローラ11、
剥離ローラ12及びテンションローラ21の4つのロー
ラからなるローラ群間に掛け渡されて閉ループを形成
し、大径ローラ10は駆動ローラとして図中反時計回り
方向に走行される。
【0047】ここで、大径ローラ10は、他のローラ
(圧接ローラ11や剥離ローラ12、テンションローラ
21)よりも直径が大とされ、本例では直径100mm
とされている。一方、圧接ローラ11等は、直径30m
m程度の小径ローラによって構成されている。
(圧接ローラ11や剥離ローラ12、テンションローラ
21)よりも直径が大とされ、本例では直径100mm
とされている。一方、圧接ローラ11等は、直径30m
m程度の小径ローラによって構成されている。
【0048】なお、感光体ベルト1の走行系の任意の位
置には、上記第1実施例では現像部4と圧接ローラ11
の間にはセンサが設置されており、これによって感光体
ベルト1の継ぎ目を検出して、画像形成開始位置を制御
するようにしている。
置には、上記第1実施例では現像部4と圧接ローラ11
の間にはセンサが設置されており、これによって感光体
ベルト1の継ぎ目を検出して、画像形成開始位置を制御
するようにしている。
【0049】上述のような構成を有する走行系において
は、感光体ベルト1は、大径ローラ10の周面に沿って
走行した後、テンションローラ21、圧接ローラ11、
剥離ローラ12を通り、再び大径ローラ10上を走行す
る。そして、前記大径ローラ10の周面に沿って走行す
る際には、感光体ベルト1の背面側がこの大径ローラ1
0によって支持される形になるので、感光体ベルト1に
弛みが生じたり、走行が不安定なものとなる虞れはな
い。
は、感光体ベルト1は、大径ローラ10の周面に沿って
走行した後、テンションローラ21、圧接ローラ11、
剥離ローラ12を通り、再び大径ローラ10上を走行す
る。そして、前記大径ローラ10の周面に沿って走行す
る際には、感光体ベルト1の背面側がこの大径ローラ1
0によって支持される形になるので、感光体ベルト1に
弛みが生じたり、走行が不安定なものとなる虞れはな
い。
【0050】そこで、本例においては、前記大径ローラ
10の周面に沿って先の作像プロセス部及びクリーニン
グ機構を配置し、大径ローラ10の周面に沿って走行す
る感光体ベルト1に対して作像プロセスを行うようにし
ている。すなわち、大径ローラ10の周囲を取り囲むよ
うに、除電ランプ5、クリーニングブレード6、帯電チ
ャージャ2、レーザ光学系3、現像部4を配し、一連の
作像プロセス(除電→クリーニング→帯電→露光→現像
→・・・)を連続的に行うようになっている。したがっ
て、作像プロセスの安定性は、ドラム方式に匹敵するも
のとなる。なお、前記除電ランプ5については、必ずし
も大径ローラ10の周囲に配置する必要はなく、剥離ロ
ーラ12と大径ローラ10の間の任意に位置に設置する
ことも可能である。
10の周面に沿って先の作像プロセス部及びクリーニン
グ機構を配置し、大径ローラ10の周面に沿って走行す
る感光体ベルト1に対して作像プロセスを行うようにし
ている。すなわち、大径ローラ10の周囲を取り囲むよ
うに、除電ランプ5、クリーニングブレード6、帯電チ
ャージャ2、レーザ光学系3、現像部4を配し、一連の
作像プロセス(除電→クリーニング→帯電→露光→現像
→・・・)を連続的に行うようになっている。したがっ
て、作像プロセスの安定性は、ドラム方式に匹敵するも
のとなる。なお、前記除電ランプ5については、必ずし
も大径ローラ10の周囲に配置する必要はなく、剥離ロ
ーラ12と大径ローラ10の間の任意に位置に設置する
ことも可能である。
【0051】上記作像プロセス部を構成する帯電チャー
ジャ2、レーザ光学系3、現像部4は、通常の電子写真
方式のものがいずれも使用でき、その形式は問わない
が、本例では、帯電チャージャ3としてはスコロトロン
を用いた。この帯電チャージャ(スコロトロン)2は、
放電ワイヤ(図示は省略する。)と、開口面に設けられ
グリッド電極として機能するメッシュ(図示は省略す
る。)とからなるもので、ムラのない均一な帯電を行う
ことができる。
ジャ2、レーザ光学系3、現像部4は、通常の電子写真
方式のものがいずれも使用でき、その形式は問わない
が、本例では、帯電チャージャ3としてはスコロトロン
を用いた。この帯電チャージャ(スコロトロン)2は、
放電ワイヤ(図示は省略する。)と、開口面に設けられ
グリッド電極として機能するメッシュ(図示は省略す
る。)とからなるもので、ムラのない均一な帯電を行う
ことができる。
【0052】レーザ光学系3は、レーザ光源31とレー
ザビームを感光体ベルト1上を走査させるためのポリゴ
ンミラー(図示は省略する。)、反射ミラー32等によ
り構成されるもので、画像信号に応じて感光体ベルト1
を選択露光する。
ザビームを感光体ベルト1上を走査させるためのポリゴ
ンミラー(図示は省略する。)、反射ミラー32等によ
り構成されるもので、画像信号に応じて感光体ベルト1
を選択露光する。
【0053】そして特に、静電潜像を現像するための現
像部4は、加熱,冷却により溶融,固化を繰り返す固形
化湿式現像剤を用いる現像部とする。この固形化湿式現
像剤を用いた湿式現像法によれば、銀塩写真に匹敵する
解像度及び階調を得ることが可能であり、現像剤の保存
安定性や取り扱い性等の点でも非常に優れたものであ
る。
像部4は、加熱,冷却により溶融,固化を繰り返す固形
化湿式現像剤を用いる現像部とする。この固形化湿式現
像剤を用いた湿式現像法によれば、銀塩写真に匹敵する
解像度及び階調を得ることが可能であり、現像剤の保存
安定性や取り扱い性等の点でも非常に優れたものであ
る。
【0054】この現像部4は、溶融された上記固形化湿
式現像剤を収容する現像剤収容部51と、この現像剤収
容部51から供給された現像剤を図中矢印Mで示す方向
に回転して感光体ベルト1にこの現像剤を供給する現像
ローラ52とにより構成されている。
式現像剤を収容する現像剤収容部51と、この現像剤収
容部51から供給された現像剤を図中矢印Mで示す方向
に回転して感光体ベルト1にこの現像剤を供給する現像
ローラ52とにより構成されている。
【0055】この現像部4から所定距離離間した位置に
は感光体ベルト1の内側(大径ローラ10側)に上記テ
ンションローラ21が設けられ、大径ローラ10から見
て現像ローラ52、テンションローラ21の順に配設さ
れている。ここで、現像ローラ52の両端部にこの現像
ローラ径よりも大径のコロ部材52aが設けられ、これ
らコロ部材52aは大径ローラ10の両端部と当接され
係合されている。なお、各コロ部材52aはテンション
ローラ21の両端部と当接され係合されるように構成し
てもよい。
は感光体ベルト1の内側(大径ローラ10側)に上記テ
ンションローラ21が設けられ、大径ローラ10から見
て現像ローラ52、テンションローラ21の順に配設さ
れている。ここで、現像ローラ52の両端部にこの現像
ローラ径よりも大径のコロ部材52aが設けられ、これ
らコロ部材52aは大径ローラ10の両端部と当接され
係合されている。なお、各コロ部材52aはテンション
ローラ21の両端部と当接され係合されるように構成し
てもよい。
【0056】そして、上記現像ローラ52は、感光体ベ
ルト1のみの位置、即ちこの感光体ベルト1に裏打ち部
材の無い位置でこの感光体ベルト1と微小圧力をもって
当接する。このとき、テンションローラ21により上記
微小圧力の調整が図られる。このように現像ローラ52
と感光体ベルト1とは、いわゆる擬接触状態で当接して
いるために、この微小圧力の大きさが感光体ベルト1表
面上における湿式現像剤の表面張力の大きさと比較して
小さい値となり、現像ローラ53表面と感光体ベルト1
表面との間に安定な湿式現像剤の薄い層が形成される。
ルト1のみの位置、即ちこの感光体ベルト1に裏打ち部
材の無い位置でこの感光体ベルト1と微小圧力をもって
当接する。このとき、テンションローラ21により上記
微小圧力の調整が図られる。このように現像ローラ52
と感光体ベルト1とは、いわゆる擬接触状態で当接して
いるために、この微小圧力の大きさが感光体ベルト1表
面上における湿式現像剤の表面張力の大きさと比較して
小さい値となり、現像ローラ53表面と感光体ベルト1
表面との間に安定な湿式現像剤の薄い層が形成される。
【0057】この現像剤の層をより安定に保持するため
に、本実施例においては、大径ローラ10、現像ローラ
52及びテンションローラ21の各中心軸を所定の各位
置に正確に固定して設置する。ここで、図2に示すよう
に、当接時に生じる感光体ベルト1の移動ギャップ(現
像ローラ52の当接による感光体ベルト1の元の状態か
らの当接力方向の移動距離)をgとして、大径ローラ1
0、現像ローラ52、コロ部材52aの各半径、及び大
径ローラ10と現像ローラ52と接線間距離をそれぞれ
R1、R2、R3及びXとすると、以下に示す関係が成
立する。
に、本実施例においては、大径ローラ10、現像ローラ
52及びテンションローラ21の各中心軸を所定の各位
置に正確に固定して設置する。ここで、図2に示すよう
に、当接時に生じる感光体ベルト1の移動ギャップ(現
像ローラ52の当接による感光体ベルト1の元の状態か
らの当接力方向の移動距離)をgとして、大径ローラ1
0、現像ローラ52、コロ部材52aの各半径、及び大
径ローラ10と現像ローラ52と接線間距離をそれぞれ
R1、R2、R3及びXとすると、以下に示す関係が成
立する。
【0058】 R3={R1/2+R2/2−g)2 +X2 }1/2 −R1/2 ・・・(1)
【0059】(1)式に従ってR1、R2、R3及びX
の値を決定、即ち大径ローラ10、現像ローラ52(及
びテンションローラ21)の各中心軸を所定の各位置に
正確に固定して設置することで移動ギャップgを所要の
値とすることができる。
の値を決定、即ち大径ローラ10、現像ローラ52(及
びテンションローラ21)の各中心軸を所定の各位置に
正確に固定して設置することで移動ギャップgを所要の
値とすることができる。
【0060】このようにして上記移動ギャップgを所要
の値に設定し、現像ローラ53表面と感光体ベルト1表
面との間に安定な湿式現像剤の薄い層を形成すること
で、この湿式現像剤が現像ローラ52と接触している感
光体ベルト1表面の静電潜像の現像に供される。
の値に設定し、現像ローラ53表面と感光体ベルト1表
面との間に安定な湿式現像剤の薄い層を形成すること
で、この湿式現像剤が現像ローラ52と接触している感
光体ベルト1表面の静電潜像の現像に供される。
【0061】上述の固形化湿式現像剤を用いた現像方式
では、現像プロセス及びクリーニングプロセスにおい
て、現像剤を溶融するために、感光体ベルト1を加熱す
る必要がある。このため、本実施例においては、大径ロ
ーラ10を熱伝導の良いアルミニウムによって形成する
とともに、内部に加熱手段(例えば抵抗体、図示は省略
する。)を設け、この熱を感光体ベルト1に伝達するよ
うにしている。
では、現像プロセス及びクリーニングプロセスにおい
て、現像剤を溶融するために、感光体ベルト1を加熱す
る必要がある。このため、本実施例においては、大径ロ
ーラ10を熱伝導の良いアルミニウムによって形成する
とともに、内部に加熱手段(例えば抵抗体、図示は省略
する。)を設け、この熱を感光体ベルト1に伝達するよ
うにしている。
【0062】ところで、転写機構は、加圧ローラ13と
圧接ローラ11とからなるもので、これら加圧ローラ1
3及び圧接ローラ11で感光体ベルト1を挟むように構
成されている。これらローラのうち、圧接ローラ11
は、感光体ベルト1のガイドローラとしての役割も果た
すもので、加圧ローラ13は、転写シート14を現像さ
れた感光体ベルト1と重ね合わせる役割を果たす。ただ
し、転写シート14自体による押圧が十分な場合には、
前記加圧ローラ13は省略することも可能である。
圧接ローラ11とからなるもので、これら加圧ローラ1
3及び圧接ローラ11で感光体ベルト1を挟むように構
成されている。これらローラのうち、圧接ローラ11
は、感光体ベルト1のガイドローラとしての役割も果た
すもので、加圧ローラ13は、転写シート14を現像さ
れた感光体ベルト1と重ね合わせる役割を果たす。ただ
し、転写シート14自体による押圧が十分な場合には、
前記加圧ローラ13は省略することも可能である。
【0063】また、感光体ベルト1から転写シート14
が剥離される位置には、剥離ローラ12が感光体ベルト
1の背面側に接するように設けられ、この剥離ローラ1
2がガイドローラとして機能し感光体ベルト1の走行方
向が転換される。この剥離ローラ12の直前の位置に
は、冷却プレート15が感光体ベルト1の背面側に接す
るように設けられており、必要に応じて感光体ベルト1
あるいは転写シート14を加熱あるいは冷却するように
構成されている。
が剥離される位置には、剥離ローラ12が感光体ベルト
1の背面側に接するように設けられ、この剥離ローラ1
2がガイドローラとして機能し感光体ベルト1の走行方
向が転換される。この剥離ローラ12の直前の位置に
は、冷却プレート15が感光体ベルト1の背面側に接す
るように設けられており、必要に応じて感光体ベルト1
あるいは転写シート14を加熱あるいは冷却するように
構成されている。
【0064】剥離された転写シート14の進行方向に
は、定着装置や排出部が配置されており、転写シート1
4が円滑に排出されるようになされている。なお、上記
排出部の手前に設けられる定着装置は、熱ロールや熱オ
ーブン等からなるものであり、転写後の転写シート14
を所定の温度(例えば60℃)に加熱して現像剤画像を
定着し得るような構造とされている。
は、定着装置や排出部が配置されており、転写シート1
4が円滑に排出されるようになされている。なお、上記
排出部の手前に設けられる定着装置は、熱ロールや熱オ
ーブン等からなるものであり、転写後の転写シート14
を所定の温度(例えば60℃)に加熱して現像剤画像を
定着し得るような構造とされている。
【0065】本実施例においては、転写シート14の搬
送経路が、感光体ベルト1に対する圧接から剥離に至る
まで、ほぼ水平方向とされているので、転写シート14
の給紙から排出までの搬送系を直線状に配置することが
でき、転写シート14の搬送状態を安定化することが可
能になっている。なお、ここでは前記転写シート14の
搬送経路を水平方向としたが、装置構成の都合等により
任意の方向に設定できることは言うまでもない。
送経路が、感光体ベルト1に対する圧接から剥離に至る
まで、ほぼ水平方向とされているので、転写シート14
の給紙から排出までの搬送系を直線状に配置することが
でき、転写シート14の搬送状態を安定化することが可
能になっている。なお、ここでは前記転写シート14の
搬送経路を水平方向としたが、装置構成の都合等により
任意の方向に設定できることは言うまでもない。
【0066】上述のプリンタ装置においては、感光体ベ
ルト1上に静電潜像を形成し、固形化湿式現像剤を用い
て現像する。すなわち、感光体ベルト1を図中反時計回
り方向に回転駆動し、帯電チャージャ2によって表面を
帯電した後、レーザ光学系3からのレーザ光を照射して
静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像部4を通る
とき現像剤によって可視像化される。
ルト1上に静電潜像を形成し、固形化湿式現像剤を用い
て現像する。すなわち、感光体ベルト1を図中反時計回
り方向に回転駆動し、帯電チャージャ2によって表面を
帯電した後、レーザ光学系3からのレーザ光を照射して
静電潜像を形成する。この静電潜像は、現像部4を通る
とき現像剤によって可視像化される。
【0067】一方、給紙カセットからレジストローラ7
を介して転写シート14を給送し、タイミングを捉えて
感光体ベルト1からなる潜像担持体へと搬送する。そし
て、前記現像剤からなる可視像を、感光体ベルト1から
転写シート14へ転写し、さらに感光体ベルト1上に密
着した転写シート14を機械的に分離する。
を介して転写シート14を給送し、タイミングを捉えて
感光体ベルト1からなる潜像担持体へと搬送する。そし
て、前記現像剤からなる可視像を、感光体ベルト1から
転写シート14へ転写し、さらに感光体ベルト1上に密
着した転写シート14を機械的に分離する。
【0068】転写は、感光体ベルト1を現像された画像
を保持した状態で走行させ、圧接ローラ11により転写
シート14とタイミングを合わせて密着し、加圧,加熱
(圧接加熱:温度48℃)することにより行う。転写機
構は、先にも述べたように、加圧ローラ13と圧接ロー
ラ11で感光体ベルト1を挟むように構成されており、
これら加圧ローラ13及び圧接ローラ11の加圧,加熱
で現像剤画像を溶融あるいは軟化し、転写シート14上
への転写が行われる。
を保持した状態で走行させ、圧接ローラ11により転写
シート14とタイミングを合わせて密着し、加圧,加熱
(圧接加熱:温度48℃)することにより行う。転写機
構は、先にも述べたように、加圧ローラ13と圧接ロー
ラ11で感光体ベルト1を挟むように構成されており、
これら加圧ローラ13及び圧接ローラ11の加圧,加熱
で現像剤画像を溶融あるいは軟化し、転写シート14上
への転写が行われる。
【0069】転写機構による圧接後、感光体ベルト1及
び転写シート14は密着状態のまま搬送され、前記剥離
ローラ12上で曲率分離により剥離が行われる。剥離に
際しては、前記剥離ローラ12を加熱し、感光体ベルト
1を背面から若干加熱することにより、可視像が感光体
ベルト1から剥離し易くなるようにしてもよい。本例で
は、剥離温度30℃とした。
び転写シート14は密着状態のまま搬送され、前記剥離
ローラ12上で曲率分離により剥離が行われる。剥離に
際しては、前記剥離ローラ12を加熱し、感光体ベルト
1を背面から若干加熱することにより、可視像が感光体
ベルト1から剥離し易くなるようにしてもよい。本例で
は、剥離温度30℃とした。
【0070】その後、転写シート14は、定着装置に搬
送され、この定着装置により転写シート14上の可視像
が定着され、排出部へと排出される。
送され、この定着装置により転写シート14上の可視像
が定着され、排出部へと排出される。
【0071】一方、可視像転写後の感光体ベルト1は、
除電ランプ5によって帯電電荷が消失され、さらにクリ
ーニングブレード6によって残留現像剤が除去され、繰
り返し使用される。なお、このクリーニングブレード6
による残留現像剤の除去に際しては、感光体ベルト1が
大径ローラ10によって加熱され、残留現像剤が溶融状
態とされるので、残留現像剤はクリーニングブレード6
によって速やかに除去される。
除電ランプ5によって帯電電荷が消失され、さらにクリ
ーニングブレード6によって残留現像剤が除去され、繰
り返し使用される。なお、このクリーニングブレード6
による残留現像剤の除去に際しては、感光体ベルト1が
大径ローラ10によって加熱され、残留現像剤が溶融状
態とされるので、残留現像剤はクリーニングブレード6
によって速やかに除去される。
【0072】上記画像形成装置においては、基本的には
ベルト方式であるので、ベルト方式の長所を有する。す
なわち、大画像化に容易に対応でき、しかもドラム方式
に比べて製造コストが低減される。
ベルト方式であるので、ベルト方式の長所を有する。す
なわち、大画像化に容易に対応でき、しかもドラム方式
に比べて製造コストが低減される。
【0073】また、上記画像形成装置においては、帯
電、露光、現像等の工程を大径ローラ10の周面に沿っ
て走行する感光体ベルト1に対して行うようにしている
ので、ドラム方式の長所をも併せ持ち、感光体ベルト1
の走行状態が安定なものとなり、画像の高精細化、高品
質化が図られる。
電、露光、現像等の工程を大径ローラ10の周面に沿っ
て走行する感光体ベルト1に対して行うようにしている
ので、ドラム方式の長所をも併せ持ち、感光体ベルト1
の走行状態が安定なものとなり、画像の高精細化、高品
質化が図られる。
【0074】上述のように、表面に湿式現像剤が供給さ
れる現像ローラに52に対して静電潜像が形成された感
光体ベルト1をその弾性力により微小圧力をもって接触
走行させることで、この微小圧力の大きさが感光体ベル
ト1上における湿式現像剤の表面張力の大きさと比較し
て小さい値であるために現像ローラ52の表面と張設状
態の感光体ベルト1の表面との間に安定な湿式現像剤層
である液膜が形成されるので、この感光体ベルト1に裏
打ち部材を設けなくとも、感光体ベルト1の微弱な弾性
力によりこの感光体ベルト1に現像ローラ52が上記湿
式現像剤層を介して安定に接触することとなり、感光体
ベルト1の表面にこの湿式現像剤が極めて高い均一性を
もって薄厚に供給される。従って、感光体ベルト1の表
面に残存した使用済み現像剤を除去する部材が不要とな
り、余分な現像剤が供給されることなく少量の湿式現像
剤である上記湿式現像剤層により、感光体ベルト1の表
面の静電潜像に画像乱れのない高画質の現像剤画像が形
成されることになる。
れる現像ローラに52に対して静電潜像が形成された感
光体ベルト1をその弾性力により微小圧力をもって接触
走行させることで、この微小圧力の大きさが感光体ベル
ト1上における湿式現像剤の表面張力の大きさと比較し
て小さい値であるために現像ローラ52の表面と張設状
態の感光体ベルト1の表面との間に安定な湿式現像剤層
である液膜が形成されるので、この感光体ベルト1に裏
打ち部材を設けなくとも、感光体ベルト1の微弱な弾性
力によりこの感光体ベルト1に現像ローラ52が上記湿
式現像剤層を介して安定に接触することとなり、感光体
ベルト1の表面にこの湿式現像剤が極めて高い均一性を
もって薄厚に供給される。従って、感光体ベルト1の表
面に残存した使用済み現像剤を除去する部材が不要とな
り、余分な現像剤が供給されることなく少量の湿式現像
剤である上記湿式現像剤層により、感光体ベルト1の表
面の静電潜像に画像乱れのない高画質の現像剤画像が形
成されることになる。
【0075】また、現像ローラ52の感光体ベルト1に
対する当接位置から離間した箇所において、この感光体
ベルト1を裏側から当接保持するテンションローラ21
が設けられ、駆動ローラである大径ローラ10から見て
現像ローラ52、テンションローラ21の順に配設され
ているので、現像ローラ52と感光体ベルト1との間に
働く微小な当接力を所要の値に調節することが可能とな
る。
対する当接位置から離間した箇所において、この感光体
ベルト1を裏側から当接保持するテンションローラ21
が設けられ、駆動ローラである大径ローラ10から見て
現像ローラ52、テンションローラ21の順に配設され
ているので、現像ローラ52と感光体ベルト1との間に
働く微小な当接力を所要の値に調節することが可能とな
る。
【0076】さらに、大径ローラ10、現像ローラ52
及びテンションローラ21の各中心軸が所定の各位置に
固定されているので、微小な圧力で現像ローラ52と感
光体ベルト1とが当接された際に生じるこの感光体ベル
ト1の移動ギャップ(現像ローラ52の当接による感光
体ベルト1の元の状態からの当接力方向の移動距離)g
が所定値に規定されることとなる。
及びテンションローラ21の各中心軸が所定の各位置に
固定されているので、微小な圧力で現像ローラ52と感
光体ベルト1とが当接された際に生じるこの感光体ベル
ト1の移動ギャップ(現像ローラ52の当接による感光
体ベルト1の元の状態からの当接力方向の移動距離)g
が所定値に規定されることとなる。
【0077】この場合、具体例としては、現像ローラ5
2の両端部にこの現像ローラ径よりも大径のコロ部材5
2aが設けられ、大径ローラ10の両端部で前記コロ部
材と当接し位置決めされている構成とすることで、上記
移動ギャップgが幾何的に規定された所定値となる。
2の両端部にこの現像ローラ径よりも大径のコロ部材5
2aが設けられ、大径ローラ10の両端部で前記コロ部
材と当接し位置決めされている構成とすることで、上記
移動ギャップgが幾何的に規定された所定値となる。
【0078】このように、上記画像形成装置では、感光
体ベルト1には常時一定の所定量の現像剤が供給される
ために、常に同じ品位の高画質画像を得ることが可能と
なる。
体ベルト1には常時一定の所定量の現像剤が供給される
ために、常に同じ品位の高画質画像を得ることが可能と
なる。
【0079】なおこのとき、例えば、大径ローラ10、
現像ローラ52及びテンションローラ21の各中心軸を
所定の各位置に正確に固定して設置する代わりに、現像
ローラ52にバネ等の部材を設置し、その弾発力を利用
して現像ローラ52を感光体ベルト1に当接させるよう
に現像部4を構成してもよい。
現像ローラ52及びテンションローラ21の各中心軸を
所定の各位置に正確に固定して設置する代わりに、現像
ローラ52にバネ等の部材を設置し、その弾発力を利用
して現像ローラ52を感光体ベルト1に当接させるよう
に現像部4を構成してもよい。
【0080】また、現像ローラ52と感光体ベルト1と
を接触させずに、これらの間に微小間隙を設けて上記現
像部4を構成してもよい。すなわち、表面に湿式現像剤
が供給される現像ローラ52に対してこの微小間隙をも
って静電潜像が形成された感光体ベルト1を走行させる
ことで、現像ローラ52の表面と張設状態の感光体ベル
ト1の表面との間に湿式現像剤が浸透して安定な湿式現
像剤層が形成されるので、感光体ベルト1に裏打ち部材
を設けなくとも、この安定な湿式現像剤層により感光体
ベルト1の表面にこの湿式現像剤が極めて高い均一性を
もって薄厚に供給される。従って、感光体ベルト1表面
に残存した使用済み現像剤を除去する部材が不要とな
り、余分な現像剤が供給されることなく少量の湿式現像
剤である上記湿式現像剤層により、感光体ベルト1の表
面の静電潜像に画像乱れのない高画質の現像剤画像が形
成されることになる。
を接触させずに、これらの間に微小間隙を設けて上記現
像部4を構成してもよい。すなわち、表面に湿式現像剤
が供給される現像ローラ52に対してこの微小間隙をも
って静電潜像が形成された感光体ベルト1を走行させる
ことで、現像ローラ52の表面と張設状態の感光体ベル
ト1の表面との間に湿式現像剤が浸透して安定な湿式現
像剤層が形成されるので、感光体ベルト1に裏打ち部材
を設けなくとも、この安定な湿式現像剤層により感光体
ベルト1の表面にこの湿式現像剤が極めて高い均一性を
もって薄厚に供給される。従って、感光体ベルト1表面
に残存した使用済み現像剤を除去する部材が不要とな
り、余分な現像剤が供給されることなく少量の湿式現像
剤である上記湿式現像剤層により、感光体ベルト1の表
面の静電潜像に画像乱れのない高画質の現像剤画像が形
成されることになる。
【0081】ところが、上記画像形成装置において、上
述の現像部4により現像剤画像を形成する場合、上記湿
式現像剤層が薄い液膜であるために、いわゆるウネ化や
尾引きが発生することがある。これを防止し、さらに画
像のスジムラも抑えるには、現像剤中の着色剤の濃度を
上げ、且つ現像剤の粘度を所定値以下に規制することが
必須である。
述の現像部4により現像剤画像を形成する場合、上記湿
式現像剤層が薄い液膜であるために、いわゆるウネ化や
尾引きが発生することがある。これを防止し、さらに画
像のスジムラも抑えるには、現像剤中の着色剤の濃度を
上げ、且つ現像剤の粘度を所定値以下に規制することが
必須である。
【0082】ここで、上記現像部4により固形化湿式現
像剤A〜Fを用いて現像を行った結果について示す。な
お、これらの固形化湿式現像剤A〜Fと比べてその着色
剤の濃度が低く、粘度が高い固形化湿式現像剤を比較例
としていくつか調製した。
像剤A〜Fを用いて現像を行った結果について示す。な
お、これらの固形化湿式現像剤A〜Fと比べてその着色
剤の濃度が低く、粘度が高い固形化湿式現像剤を比較例
としていくつか調製した。
【0083】この比較例として、先ず固形化湿式現像剤
Xについて説明する。この現像剤は、上記表面処理済着
色剤及びアクリル系共重合樹脂aをそれぞれ0.5gと
した以外は固形化湿式現像剤Cと同一の製造方法により
調製されたものであり、この固形化湿式現像剤Xとして
着色剤濃度1.3重量%のものを得た。この固形化湿式
現像剤Xを温度55℃で加熱融解させて粘度を測定した
ところ、4.2mPa・sであった。
Xについて説明する。この現像剤は、上記表面処理済着
色剤及びアクリル系共重合樹脂aをそれぞれ0.5gと
した以外は固形化湿式現像剤Cと同一の製造方法により
調製されたものであり、この固形化湿式現像剤Xとして
着色剤濃度1.3重量%のものを得た。この固形化湿式
現像剤Xを温度55℃で加熱融解させて粘度を測定した
ところ、4.2mPa・sであった。
【0084】次いで、固形化湿式現像剤Yについて説明
する。この現像剤は、上記表面処理済着色剤及びアクリ
ル系共重合樹脂aをそれぞれ3.0gとした以外は固形
化湿式現像剤Cと同一の製造方法により調製されたもの
であり、この固形化湿式現像剤Yとして着色剤濃度6.
9重量%のものを得た。この固形化湿式現像剤Yを温度
55℃で加熱融解させて粘度を測定したところ、6.5
mPa・sであった。
する。この現像剤は、上記表面処理済着色剤及びアクリ
ル系共重合樹脂aをそれぞれ3.0gとした以外は固形
化湿式現像剤Cと同一の製造方法により調製されたもの
であり、この固形化湿式現像剤Yとして着色剤濃度6.
9重量%のものを得た。この固形化湿式現像剤Yを温度
55℃で加熱融解させて粘度を測定したところ、6.5
mPa・sであった。
【0085】さらに、固形化湿式現像剤Zについて説明
する。この現像剤は、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
の添加量を2.0gとした以外は固形化湿式現像剤Eと
同一の製造方法により調製されたものであり、この固形
化湿式現像剤Zとして黒色の着色剤濃度2.6重量%の
ものを得た。この固形化湿式現像剤Zを温度55℃で加
熱融解させて粘度を測定したところ、9.0mPa・s
であった。
する。この現像剤は、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
の添加量を2.0gとした以外は固形化湿式現像剤Eと
同一の製造方法により調製されたものであり、この固形
化湿式現像剤Zとして黒色の着色剤濃度2.6重量%の
ものを得た。この固形化湿式現像剤Zを温度55℃で加
熱融解させて粘度を測定したところ、9.0mPa・s
であった。
【0086】上記固形化湿式現像剤A〜F及びこれらの
比較例である固形化湿式現像剤X〜Zを用いて現像し、
感光体ベルト1上の現像剤画像を転写シート14上に転
写してそれぞれの画像サンプルを作製した。この結果の
一覧を下記の表1に示す。なお、このとき、現像温度は
55℃,感光体ベルト1の走行速度及び現像ローラ52
の回転速度はどちらも50mm/sとした。また、これ
らの画像サンプルは、画質を目視により、現像濃度(透
過モードでの光学濃度)をマクベス濃度計を用いて評価
した。
比較例である固形化湿式現像剤X〜Zを用いて現像し、
感光体ベルト1上の現像剤画像を転写シート14上に転
写してそれぞれの画像サンプルを作製した。この結果の
一覧を下記の表1に示す。なお、このとき、現像温度は
55℃,感光体ベルト1の走行速度及び現像ローラ52
の回転速度はどちらも50mm/sとした。また、これ
らの画像サンプルは、画質を目視により、現像濃度(透
過モードでの光学濃度)をマクベス濃度計を用いて評価
した。
【0087】
【表1】
【0088】この表1から明かなように、着色剤濃度が
2〜10重量%、且つ現像時の温度における粘度が5m
Pa・s以下である固形化湿式現像剤A〜Fを用いた場
合では、ウネ化によるスジムラや尾引きが発生せず、か
つ現像濃度が2.0より大の高画質の画面の画像が得ら
れた。
2〜10重量%、且つ現像時の温度における粘度が5m
Pa・s以下である固形化湿式現像剤A〜Fを用いた場
合では、ウネ化によるスジムラや尾引きが発生せず、か
つ現像濃度が2.0より大の高画質の画面の画像が得ら
れた。
【0089】それに対して、着色剤濃度が低い固形化湿
式現像剤Xを用いた場合では、現像濃度が2.0に達し
ないため、写真様の画像再現には不十分である。また、
現像剤が高粘度である固形化湿式現像剤Y,Zを用いた
場合では、スジムラや尾引きが発生し、やはり写真様の
画像を高品位に再現することができない。
式現像剤Xを用いた場合では、現像濃度が2.0に達し
ないため、写真様の画像再現には不十分である。また、
現像剤が高粘度である固形化湿式現像剤Y,Zを用いた
場合では、スジムラや尾引きが発生し、やはり写真様の
画像を高品位に再現することができない。
【0090】このように、本実施例に係る固形化湿式現
像剤においては、常温において固体であり、加熱・冷却
により溶融・固化を繰り返す絶縁性有機化合物からなる
分散媒中に着色剤が分散されてなるものであるので、銀
塩写真に匹敵する解像度及び階調を得ることができると
ともに、現像剤の保存安定性及び取り扱い性の向上の実
現が可能となる。このとき、現像工程における分散媒の
溶融の際に前記着色剤の濃度を2〜10重量%とするこ
とで、溶融した上記現像剤を薄い液膜として感光体ベル
ト1上の静電潜像を現像する際に発生しがちな現像ムラ
が防止され、且つ溶融時の現像剤の粘度を5mP・s以
下とすることで、上記着色剤の濃度を高くした際に生じ
がちな画像のスジムラ等が防止される。すなわち、本実
施例に係る固形化湿式現像剤においては、現像時に薄い
液膜として用いる場合においても、ウネ化や尾引き等に
よる画質の劣化がほぼ完全に抑止され、現像ムラを抑え
且つ十分な現像濃度を得られることになる。
像剤においては、常温において固体であり、加熱・冷却
により溶融・固化を繰り返す絶縁性有機化合物からなる
分散媒中に着色剤が分散されてなるものであるので、銀
塩写真に匹敵する解像度及び階調を得ることができると
ともに、現像剤の保存安定性及び取り扱い性の向上の実
現が可能となる。このとき、現像工程における分散媒の
溶融の際に前記着色剤の濃度を2〜10重量%とするこ
とで、溶融した上記現像剤を薄い液膜として感光体ベル
ト1上の静電潜像を現像する際に発生しがちな現像ムラ
が防止され、且つ溶融時の現像剤の粘度を5mP・s以
下とすることで、上記着色剤の濃度を高くした際に生じ
がちな画像のスジムラ等が防止される。すなわち、本実
施例に係る固形化湿式現像剤においては、現像時に薄い
液膜として用いる場合においても、ウネ化や尾引き等に
よる画質の劣化がほぼ完全に抑止され、現像ムラを抑え
且つ十分な現像濃度を得られることになる。
【0091】
【発明の効果】本発明に係る固形化湿式現像剤によれ
ば、常温において固体であり、加熱・冷却により溶融・
固化を繰り返す絶縁性有機化合物からなる分散媒中に着
色剤が分散されてなり、現像工程にて、分散媒の溶融時
における前記着色剤の濃度が2〜10重量%であり、且
つ粘度が5mP・s以下であるので、取り扱いが極めて
容易であり、解像度及び中間調再現性に優れ、常に安定
な高精細且つ高品位であり信頼性の高い作像が容易に実
現可能となる。
ば、常温において固体であり、加熱・冷却により溶融・
固化を繰り返す絶縁性有機化合物からなる分散媒中に着
色剤が分散されてなり、現像工程にて、分散媒の溶融時
における前記着色剤の濃度が2〜10重量%であり、且
つ粘度が5mP・s以下であるので、取り扱いが極めて
容易であり、解像度及び中間調再現性に優れ、常に安定
な高精細且つ高品位であり信頼性の高い作像が容易に実
現可能となる。
【0092】また、本発明に係る固形化湿式現像剤の製
造方法によれば、ポリマ吸着処理された着色剤に有機溶
媒を加えて過剰なポリマを洗浄除去するので、取り扱い
が極めて容易であり、解像度及び中間調再現性に優れ、
常に安定な高精細且つ高品位であり信頼性の高い作像が
容易に実現可能な固形化湿式現像剤を調製することがで
きる。
造方法によれば、ポリマ吸着処理された着色剤に有機溶
媒を加えて過剰なポリマを洗浄除去するので、取り扱い
が極めて容易であり、解像度及び中間調再現性に優れ、
常に安定な高精細且つ高品位であり信頼性の高い作像が
容易に実現可能な固形化湿式現像剤を調製することがで
きる。
【0093】さらに、本発明に係る現像方法によれば、
表面に湿式現像剤が供給される現像ローラに対して静電
潜像が形成された感光体ベルトをその弾性力により微小
圧力をもって接触走行させ、現像ローラ表面と張設状態
の感光体ベルト表面との間に形成される固形化湿式現像
剤が溶融されてなる湿式現像剤層により感光体ベルト表
面の静電潜像を現像するので、解像度及び中間調再現性
に優れ、常に安定な高精細且つ高品位であり信頼性の高
い作像が容易に実現可能となる。
表面に湿式現像剤が供給される現像ローラに対して静電
潜像が形成された感光体ベルトをその弾性力により微小
圧力をもって接触走行させ、現像ローラ表面と張設状態
の感光体ベルト表面との間に形成される固形化湿式現像
剤が溶融されてなる湿式現像剤層により感光体ベルト表
面の静電潜像を現像するので、解像度及び中間調再現性
に優れ、常に安定な高精細且つ高品位であり信頼性の高
い作像が容易に実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る現像装置を構成要素として有す
る画像作製装置を示す模式図である。
る画像作製装置を示す模式図である。
【図2】本実施例に係る現像装置の構成要素である現像
ローラと、大径ローラ及びテンションローラとの位置関
係を示す模式図である。
ローラと、大径ローラ及びテンションローラとの位置関
係を示す模式図である。
1・・・感光体ベルト 2・・・帯電チャージャ 3・・・レーザ光学系 4・・・現像部 5・・・除電ランプ 6・・・クリーニングブレード 10・・・大径ローラ 11・・・圧接ローラ 12・・・剥離ローラ 21・・・テンションローラ 51・・・現像剤収容部 52・・・現像ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 9/12 321 (72)発明者 徳永 洋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 常温において固体であり、加熱・冷却に
より溶融・固化を繰り返す絶縁性有機化合物からなる分
散媒中に着色剤が分散されてなり、 現像工程にて、分散媒の溶融時における前記着色剤の濃
度が2〜10重量%であり、且つ粘度が5mP・s以下
であることを特徴とする固形化湿式現像剤。 - 【請求項2】 ポリマ吸着処理された着色剤に有機溶媒
を加えて過剰なポリマを洗浄除去することを特徴とする
請求項1記載の固形化湿式現像剤の製造方法。 - 【請求項3】 表面に請求項1記載の固形化湿式現像剤
が供給される現像ローラに対して静電潜像が形成された
感光体ベルトをその弾性力により微小圧力をもって接触
走行させ、現像ローラ表面と張設状態の感光体ベルト表
面との間に形成される前記固形化湿式現像剤が溶融され
てなる湿式現像剤層により感光体ベルト表面の静電潜像
を現像することを特徴とする現像方法。 - 【請求項4】 溶融温度が40℃〜80℃であることを
特徴とする請求項1記載の固形化湿式現像剤。 - 【請求項5】 樹脂が含有されていることを特徴とする
請求項1記載の固形化湿式現像剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6075688A JPH07281486A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 固形化湿式現像剤、その製造方法、及びそれを用いた現像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6075688A JPH07281486A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 固形化湿式現像剤、その製造方法、及びそれを用いた現像方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07281486A true JPH07281486A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13583399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6075688A Withdrawn JPH07281486A (ja) | 1994-04-14 | 1994-04-14 | 固形化湿式現像剤、その製造方法、及びそれを用いた現像方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07281486A (ja) |
-
1994
- 1994-04-14 JP JP6075688A patent/JPH07281486A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6647234B2 (en) | Developer storage and delivery system for liquid electrophotography | |
| US5800959A (en) | Electrostatic latent image developer | |
| JP2674104B2 (ja) | 静電潜像現像方法 | |
| US5738967A (en) | Method of liquid electrophotography by impression/contact development | |
| EP0433012B1 (en) | Developer cartridges | |
| JPH07281486A (ja) | 固形化湿式現像剤、その製造方法、及びそれを用いた現像方法 | |
| JP2005181800A (ja) | カラー画像形成装置及びカラー画像形成方法 | |
| JP2870781B2 (ja) | 画像形成媒体及びこれを用いた画像形成方法、画像形成装置 | |
| JP2764950B2 (ja) | 画像形成方法 | |
| JPH07175331A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2764940B2 (ja) | 画像形成方法 | |
| JP3421868B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP3214102B2 (ja) | 画像記録方法 | |
| JPH07199675A (ja) | 現像装置 | |
| JPH07199672A (ja) | 現像装置 | |
| JPH07199683A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH07199671A (ja) | 現像装置 | |
| JP2926816B2 (ja) | 静電潜像現像方法 | |
| JPH07129059A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH07199684A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH11282194A (ja) | 現像剤及びこれを用いた画像形成装置 | |
| JP2673017B2 (ja) | 非磁性一成分電子写真用トナー | |
| JPH07199669A (ja) | 現像装置 | |
| JPH09244292A (ja) | トナー | |
| JPH0328872A (ja) | 静電潜像現像装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |