JPH07281603A - インジケ−タ− - Google Patents
インジケ−タ−Info
- Publication number
- JPH07281603A JPH07281603A JP6867394A JP6867394A JPH07281603A JP H07281603 A JPH07281603 A JP H07281603A JP 6867394 A JP6867394 A JP 6867394A JP 6867394 A JP6867394 A JP 6867394A JP H07281603 A JPH07281603 A JP H07281603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- indicator
- resin
- liquid
- whiteness
- porous body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規なインジケ−タ−を提供する。
【構成】 樹脂多孔質体の多孔質部分に液状物質が保持
されてなり、 W1>80 且つ (W1−W2)>20 (式中、W1は樹脂多孔質体の白色度を、W2インジケ
−タ−の白色度を示す。)であることを特徴とするイン
ジケ−タ−。
されてなり、 W1>80 且つ (W1−W2)>20 (式中、W1は樹脂多孔質体の白色度を、W2インジケ
−タ−の白色度を示す。)であることを特徴とするイン
ジケ−タ−。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインジケ−タ−に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】液体
をスリガラスや水書紙等の表面層に保持させると保持前
とは異なる色を呈するという現象を利用した期間表示具
(インジケ−タ−)が知られている(特公昭63−13
545号公報)。しかしながら、保存中にインジケ−タ
−の変色が開始してしまったり、使用時における表示期
間がばらつきやすいといった問題や、液体の保持量が少
ないため、液体として殺虫剤や芳香剤等を使用した場合
に、これらの作用を充分に発揮させることができにくい
といった課題を有していた。
をスリガラスや水書紙等の表面層に保持させると保持前
とは異なる色を呈するという現象を利用した期間表示具
(インジケ−タ−)が知られている(特公昭63−13
545号公報)。しかしながら、保存中にインジケ−タ
−の変色が開始してしまったり、使用時における表示期
間がばらつきやすいといった問題や、液体の保持量が少
ないため、液体として殺虫剤や芳香剤等を使用した場合
に、これらの作用を充分に発揮させることができにくい
といった課題を有していた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち本発明は、樹脂多孔質体の多孔質部分に液体が保持
されてなり、 W1>80 且つ (W1−W2)>20 〔式中、W1は樹脂多孔質体の白色度を示し、W2はイ
ンジケ−タ−の白色度を示す。〕であることを特徴とす
るインジケ−タ−に関するものである。
を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到達した。
即ち本発明は、樹脂多孔質体の多孔質部分に液体が保持
されてなり、 W1>80 且つ (W1−W2)>20 〔式中、W1は樹脂多孔質体の白色度を示し、W2はイ
ンジケ−タ−の白色度を示す。〕であることを特徴とす
るインジケ−タ−に関するものである。
【0004】樹脂多孔質体としては、白色度が80以上
のものが使用される。ここでいう樹脂多孔質体の白色度
とはJIS L 0803に基づく白色度Wであり、液
体を保持しない状態で測定される。樹脂多孔質体に用い
る樹脂の種類は特に限定されない。例えば、ポリオレフ
ィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタ−ル、ポリ
エステル系樹脂、ふっ素系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカ−ボネ−
ト、ポリスルホン、ポリウレタン系樹脂等が挙げられ
る。これらの中でも熱可塑性樹脂が好ましく、中でもポ
リオレフィン系樹脂が好ましい。ポリオレフィン系樹脂
としては例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン等のα−オレフィン
ホモポリマ−、エチレンと酢酸ビニルおよび/または
(メタ)アクリル酸エステル類との共重合体等のエチレ
ンとエチレン性不飽和結合を有する有機カルボン酸誘導
体との共重合体、エチレンと1種以上のα−オレフィン
(炭素数3〜18程度)との共重合体、プロピレンとエ
チレンおよび/またはブテン−1との共重合体等が挙げ
られる。
のものが使用される。ここでいう樹脂多孔質体の白色度
とはJIS L 0803に基づく白色度Wであり、液
体を保持しない状態で測定される。樹脂多孔質体に用い
る樹脂の種類は特に限定されない。例えば、ポリオレフ
ィン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタ−ル、ポリ
エステル系樹脂、ふっ素系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポ
リスチレン系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカ−ボネ−
ト、ポリスルホン、ポリウレタン系樹脂等が挙げられ
る。これらの中でも熱可塑性樹脂が好ましく、中でもポ
リオレフィン系樹脂が好ましい。ポリオレフィン系樹脂
としては例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン等のα−オレフィン
ホモポリマ−、エチレンと酢酸ビニルおよび/または
(メタ)アクリル酸エステル類との共重合体等のエチレ
ンとエチレン性不飽和結合を有する有機カルボン酸誘導
体との共重合体、エチレンと1種以上のα−オレフィン
(炭素数3〜18程度)との共重合体、プロピレンとエ
チレンおよび/またはブテン−1との共重合体等が挙げ
られる。
【0005】白色度80以上の樹脂多孔質体は、例えば
樹脂及び低分子化合物を溶媒に溶解せしめた後、溶媒を
蒸散させてキャストフィルムを得、キャストフィルムか
ら低分子化合物のみを抽出させる方法、発泡剤を用いた
りガス発砲により樹脂を発砲させる方法、2種以上の熱
可塑性樹脂からなる組成物を延伸した後、溶媒を用いて
一方の樹脂を溶出させる方法、熱可塑性樹脂と充填剤か
らなる組成物を成形して得られた成形体を延伸すること
により樹脂多孔質体を得る方法等により製造することが
できる。
樹脂及び低分子化合物を溶媒に溶解せしめた後、溶媒を
蒸散させてキャストフィルムを得、キャストフィルムか
ら低分子化合物のみを抽出させる方法、発泡剤を用いた
りガス発砲により樹脂を発砲させる方法、2種以上の熱
可塑性樹脂からなる組成物を延伸した後、溶媒を用いて
一方の樹脂を溶出させる方法、熱可塑性樹脂と充填剤か
らなる組成物を成形して得られた成形体を延伸すること
により樹脂多孔質体を得る方法等により製造することが
できる。
【0006】中でも熱可塑性樹脂と充填剤からなる成形
体を延伸する方法が気孔率の高い樹脂多孔質体が得られ
好ましい。この場合、熱可塑性樹脂と充填剤の配合割合
は、例えば充填剤の容積分率5〜60%程度である。好
ましくは15〜40%であり、さらに好ましくは23〜
35%である。充填剤の平均粒径は、例えば100μm
以下であり、好ましくは0.05〜10μmである。熱
可塑性樹脂と充填剤からなる成形体は、例えば、公知の
方法、例えば、ロ−ル型またはバンバリ−型の混練機あ
るいは一軸または二軸押出機などを用いて熱可塑性樹脂
と充填剤を混合あるいは混練した後、押出成形する方法
により得ることができる。
体を延伸する方法が気孔率の高い樹脂多孔質体が得られ
好ましい。この場合、熱可塑性樹脂と充填剤の配合割合
は、例えば充填剤の容積分率5〜60%程度である。好
ましくは15〜40%であり、さらに好ましくは23〜
35%である。充填剤の平均粒径は、例えば100μm
以下であり、好ましくは0.05〜10μmである。熱
可塑性樹脂と充填剤からなる成形体は、例えば、公知の
方法、例えば、ロ−ル型またはバンバリ−型の混練機あ
るいは一軸または二軸押出機などを用いて熱可塑性樹脂
と充填剤を混合あるいは混練した後、押出成形する方法
により得ることができる。
【0007】充填剤は、下記式(1)を満足するよう選
択される。 熱可塑性樹脂の屈折率/充填剤の屈折率=0.890 〜1.130 :式(1) 充填剤の種類は特に限定されるものではなく、例えば、
炭酸カルシウム、シリカ、シリケ−ト、ハイドロタルサ
イト類化合物、リチウムアルミニウム複合水酸化物塩、
塩化ナトリウム等の無機充填剤、ナイロン粉末、ポリカ
−ボネ−ト粉末、ポリスチレン粉末、架橋ポリスチレン
粉末、ポリプロピレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉
末、ポリ−4−メチルペンテン−1粉末等の有機充填剤
が挙げられる。例えば樹脂としてポリオレフィン系樹脂
を用いた場合、無機充填剤が好ましく、中でもハイドロ
タルサイト類化合物、リチウムアルミニウム複合水酸化
物塩から適宜選択するのが好ましい。
択される。 熱可塑性樹脂の屈折率/充填剤の屈折率=0.890 〜1.130 :式(1) 充填剤の種類は特に限定されるものではなく、例えば、
炭酸カルシウム、シリカ、シリケ−ト、ハイドロタルサ
イト類化合物、リチウムアルミニウム複合水酸化物塩、
塩化ナトリウム等の無機充填剤、ナイロン粉末、ポリカ
−ボネ−ト粉末、ポリスチレン粉末、架橋ポリスチレン
粉末、ポリプロピレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉
末、ポリ−4−メチルペンテン−1粉末等の有機充填剤
が挙げられる。例えば樹脂としてポリオレフィン系樹脂
を用いた場合、無機充填剤が好ましく、中でもハイドロ
タルサイト類化合物、リチウムアルミニウム複合水酸化
物塩から適宜選択するのが好ましい。
【0008】ハイドロタルサイト類化合物としては、例
えば 〔M2+ 1-X M3+ X (OH)2 〕X+〔An- X/n ・mH
2 O〕X- 〔ここで、M2+は2価の金属カチオン、M3+は3価の金
属カチオン、An-はn価のアニオンを表わし、xは0<
x≦0.33の実数、mは0≦m≦2の実数である。〕で表
わされる不定比化合物が挙げられ、2価の金属としては
マグネシウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、
銅、亜鉛等が、3価の金属としてはアルミニウム、鉄、
クロム、コバルト、インジウム等が、n価のアニオンと
しては、例えば、水酸化物イオン、炭酸イオン、フッ素
イオン、塩素イオン、臭素イオン、硝酸イオン、硫酸イ
オン等が挙げられる。n価のアニオンを有機アニオンで
置換したものでもよい。
えば 〔M2+ 1-X M3+ X (OH)2 〕X+〔An- X/n ・mH
2 O〕X- 〔ここで、M2+は2価の金属カチオン、M3+は3価の金
属カチオン、An-はn価のアニオンを表わし、xは0<
x≦0.33の実数、mは0≦m≦2の実数である。〕で表
わされる不定比化合物が挙げられ、2価の金属としては
マグネシウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、
銅、亜鉛等が、3価の金属としてはアルミニウム、鉄、
クロム、コバルト、インジウム等が、n価のアニオンと
しては、例えば、水酸化物イオン、炭酸イオン、フッ素
イオン、塩素イオン、臭素イオン、硝酸イオン、硫酸イ
オン等が挙げられる。n価のアニオンを有機アニオンで
置換したものでもよい。
【0009】リチウムアルミニウム複合水酸化物塩とし
ては、例えば Li+ (Al3+)2 (OH)6 ・(An-)1/n ・mH2
O 〔ここで、An-はn価のアニオンを表わし、nは1〜4
の整数、mは0≦m≦3の実数である。〕で表わされる
化合物が挙げられる。n価のアニオンの種類は特に限定
されない。
ては、例えば Li+ (Al3+)2 (OH)6 ・(An-)1/n ・mH2
O 〔ここで、An-はn価のアニオンを表わし、nは1〜4
の整数、mは0≦m≦3の実数である。〕で表わされる
化合物が挙げられる。n価のアニオンの種類は特に限定
されない。
【0010】成形体を延伸する条件及び方法は特に限定
されるものではなく適宜選択することができる。例え
ば、延伸温度30〜140℃の範囲で、延伸倍率1.1
〜10倍の範囲で延伸するのが好ましく、延伸方法とし
てはロ−ル間延伸法が好ましい。充填剤の量、成形体の
厚み、延伸倍率等を適宜選択することにより、白色度8
0以上、好ましくは90以上の樹脂多孔質体を得ること
ができる。
されるものではなく適宜選択することができる。例え
ば、延伸温度30〜140℃の範囲で、延伸倍率1.1
〜10倍の範囲で延伸するのが好ましく、延伸方法とし
てはロ−ル間延伸法が好ましい。充填剤の量、成形体の
厚み、延伸倍率等を適宜選択することにより、白色度8
0以上、好ましくは90以上の樹脂多孔質体を得ること
ができる。
【0011】樹脂多孔質体の厚みは特に制限されるもの
ではないが、例えば10μm〜1mm程度である。
ではないが、例えば10μm〜1mm程度である。
【0012】液体は、下記式(2)を満たすよう選択さ
れる。 液体の屈折率/熱可塑性樹脂の屈折率=0.867 〜1.130 :式(2) 液体の種類は特に限定されない。使用温度において液状
であり、樹脂多孔質体を溶解等させず、樹脂多孔質体か
ら蒸散あるいは溶出等をするものであればよく、使用用
途、表示期間、使用方法等に応じて適宜選択される。液
体としては、例えば、有機化合物の一種以上や、防黴、
防菌、除草、植物成長調節、フェロモン、防虫、昆虫成
長制御、忌避、芳香、医薬等の有効活性成分の一種以上
が挙げられる。また使用温度で固体状である有効活性成
分を溶解させた液体を使用してもよく例えば、室温で使
用する場合、室温では固体状態のパ−メスリン(防虫活
性成分)をピペロニルブトキサイド(防虫活性成分の効
果を高める役割をもつ化合物)に溶解させた液を液体と
して用いることにより、インジケ−タ機能に加えて、防
虫活性効果も得ることができる。
れる。 液体の屈折率/熱可塑性樹脂の屈折率=0.867 〜1.130 :式(2) 液体の種類は特に限定されない。使用温度において液状
であり、樹脂多孔質体を溶解等させず、樹脂多孔質体か
ら蒸散あるいは溶出等をするものであればよく、使用用
途、表示期間、使用方法等に応じて適宜選択される。液
体としては、例えば、有機化合物の一種以上や、防黴、
防菌、除草、植物成長調節、フェロモン、防虫、昆虫成
長制御、忌避、芳香、医薬等の有効活性成分の一種以上
が挙げられる。また使用温度で固体状である有効活性成
分を溶解させた液体を使用してもよく例えば、室温で使
用する場合、室温では固体状態のパ−メスリン(防虫活
性成分)をピペロニルブトキサイド(防虫活性成分の効
果を高める役割をもつ化合物)に溶解させた液を液体と
して用いることにより、インジケ−タ機能に加えて、防
虫活性効果も得ることができる。
【0013】有機化合物や有効活性成分としては、例え
ば、エタノ−ル、イソプロピルアルコ−ル等のアルコ−
ル類、メチルエチルケトン等のケトン類、テトラヒドロ
フラン、ジオキシサン等のエ−テル類、ヘキサン、デカ
ン、ケロシン、流動パラフィン等の脂肪族炭化水素類、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、ミリスチン酸エチル、
フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチ
ル、フタル酸ジオクチル、安息香酸ベンジル等のエステ
ル類、ジクロルメタン、ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、ひのき精油、ひば精油、大豆油、菜種油、
サラダ油等の動植物油、レモングラス、オレンジオイ
ル、ラベンダ−オイル、マスタ−ドオイル等の芳香液、
レゾルシン、クレゾ−ル等のフェノ−ル類、サリチル酸
等のフェノ−ル性カルボン酸類、ベンジルアルコ−ル、
メタノ−ル等のアルコ−ル類、パラクロルメタキシレノ
−ル、オルトフェニルフェノ−ル、3−メチルイソプロ
ピルフェノ−ル、3−アセト−6−メチル−2−ピロノ
ン、安息香酸、ヒドロキシ安息香酸エステル等の防黴、
防菌活性成分、パ−メスリン、アレスリン、d−アレス
リン、dd−アレスリン、プラレスリン、サイフェノト
リン、d−フェノトリン、d−レスメトリン、エムペン
トリン、フェンバレレ−ト、フェンプロパスリン、シハ
ロトリン、サイフルトリン、エトフェンプロクス、トラ
ロメスリン、エスビオスリン、ベンフルスリン、テラレ
スリン等のピレスロイド系化合物、フェニトロチオン、
ジクロルボス、ナレド、フェンチオン、シアホス、クロ
ルビルホス、ダイアジノン、カルクロホス、サリチオ
ン、ダイアジノン等の有機燐化合物、メトキシジアゾ
ン、プロポクスル、BPMC、カルバリル等のカ−バメ−ト
化合物、フィプロニル等のフェニルピラゾ−ル系化合物
等の防虫活性成分、ピリプロキシフェン、メソプレン、
ヒドロプレン、ジフルベンズロン、シロマジン、フェノ
キシカ−ブ、フルフェナカ−等の昆虫成長制御活性成
分、ジエチルトルアミド等の忌避活性成分等が挙げられ
る。
ば、エタノ−ル、イソプロピルアルコ−ル等のアルコ−
ル類、メチルエチルケトン等のケトン類、テトラヒドロ
フラン、ジオキシサン等のエ−テル類、ヘキサン、デカ
ン、ケロシン、流動パラフィン等の脂肪族炭化水素類、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、ミリスチン酸エチル、
フタル酸ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチ
ル、フタル酸ジオクチル、安息香酸ベンジル等のエステ
ル類、ジクロルメタン、ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、ひのき精油、ひば精油、大豆油、菜種油、
サラダ油等の動植物油、レモングラス、オレンジオイ
ル、ラベンダ−オイル、マスタ−ドオイル等の芳香液、
レゾルシン、クレゾ−ル等のフェノ−ル類、サリチル酸
等のフェノ−ル性カルボン酸類、ベンジルアルコ−ル、
メタノ−ル等のアルコ−ル類、パラクロルメタキシレノ
−ル、オルトフェニルフェノ−ル、3−メチルイソプロ
ピルフェノ−ル、3−アセト−6−メチル−2−ピロノ
ン、安息香酸、ヒドロキシ安息香酸エステル等の防黴、
防菌活性成分、パ−メスリン、アレスリン、d−アレス
リン、dd−アレスリン、プラレスリン、サイフェノト
リン、d−フェノトリン、d−レスメトリン、エムペン
トリン、フェンバレレ−ト、フェンプロパスリン、シハ
ロトリン、サイフルトリン、エトフェンプロクス、トラ
ロメスリン、エスビオスリン、ベンフルスリン、テラレ
スリン等のピレスロイド系化合物、フェニトロチオン、
ジクロルボス、ナレド、フェンチオン、シアホス、クロ
ルビルホス、ダイアジノン、カルクロホス、サリチオ
ン、ダイアジノン等の有機燐化合物、メトキシジアゾ
ン、プロポクスル、BPMC、カルバリル等のカ−バメ−ト
化合物、フィプロニル等のフェニルピラゾ−ル系化合物
等の防虫活性成分、ピリプロキシフェン、メソプレン、
ヒドロプレン、ジフルベンズロン、シロマジン、フェノ
キシカ−ブ、フルフェナカ−等の昆虫成長制御活性成
分、ジエチルトルアミド等の忌避活性成分等が挙げられ
る。
【0014】樹脂多孔質体に液体を保持させる方法とし
ては、例えば、樹脂多孔質体を液体に浸漬する方法や樹
脂多孔質体表面に液体を塗布する方法が挙げられる。ま
た、熱可塑性樹脂と充填剤からなる成形体を延伸する方
法で樹脂多孔質体を製造する場合には、成形体を液体に
浸漬した状態あるいは液体を成形体に塗布した状態で延
伸する方法や予め混練等の方法で成形体に液体を含有さ
せておき、これを延伸する方法を用いることもできる。
このようにして、白色度80以上の樹脂多孔質体の多孔
質部分に液体が保持され、樹脂多孔質体の白色度より2
0以上小さい白色度を有するインジケ−タ−を得ること
ができる。本発明のインジケ−タ−は、樹脂多孔質体対
して、例えば15重量%以上の液体を含有することがで
きる。
ては、例えば、樹脂多孔質体を液体に浸漬する方法や樹
脂多孔質体表面に液体を塗布する方法が挙げられる。ま
た、熱可塑性樹脂と充填剤からなる成形体を延伸する方
法で樹脂多孔質体を製造する場合には、成形体を液体に
浸漬した状態あるいは液体を成形体に塗布した状態で延
伸する方法や予め混練等の方法で成形体に液体を含有さ
せておき、これを延伸する方法を用いることもできる。
このようにして、白色度80以上の樹脂多孔質体の多孔
質部分に液体が保持され、樹脂多孔質体の白色度より2
0以上小さい白色度を有するインジケ−タ−を得ること
ができる。本発明のインジケ−タ−は、樹脂多孔質体対
して、例えば15重量%以上の液体を含有することがで
きる。
【0015】インジケ−タ−が、樹脂多孔質体の白色度
よりも40以上小さい白色度を有している場合、期間表
示がさらに明瞭に判別でき好ましい。樹脂多孔質体の白
色度よりも40以上小さい白色度を有しているインジケ
−タ−は、例えば、 熱可塑性樹脂の屈折率/充填剤の屈折率=0.980 〜1.02 :(1) 液体の屈折率/熱可塑性樹脂の屈折率=0.867 〜1.130 :(2) の範囲となるよう熱可塑性樹脂、充填剤及び液体の組み
合わせを用い、充填剤の容積分率を例えば15〜40
%、好ましくは23〜35%とし、延伸条件を適宜選択
することにより製造することができる。
よりも40以上小さい白色度を有している場合、期間表
示がさらに明瞭に判別でき好ましい。樹脂多孔質体の白
色度よりも40以上小さい白色度を有しているインジケ
−タ−は、例えば、 熱可塑性樹脂の屈折率/充填剤の屈折率=0.980 〜1.02 :(1) 液体の屈折率/熱可塑性樹脂の屈折率=0.867 〜1.130 :(2) の範囲となるよう熱可塑性樹脂、充填剤及び液体の組み
合わせを用い、充填剤の容積分率を例えば15〜40
%、好ましくは23〜35%とし、延伸条件を適宜選択
することにより製造することができる。
【0016】このような組み合わせの具体例としては、
例えば、線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)
製、スミカセン−L FA201-0)/ハイドロタルサイト
類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/エムペン
トリン、線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)
製、スミカセン−L FA101-0)/ハイドロタルサイト
類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/エムペン
トリン、分岐低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)
製、スミカセンF208−0)/ハイドロタルサイト類
化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/エムペント
リン、線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)
製、スミカセン−L FA101-0)/ハイドロタルサイト
類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/ジエチル
トルアミド、分岐低密度ポリエチレン(住友化学工業
(株)製、スミカセンF208−0)/ハイドロタルサ
イト類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/ジエ
チルトルアミド、線状低密度ポリエチレン(住友化学工
業(株)製、スミカセン−L FA101-0)/ハイドロタ
ルサイト類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/
エムペントリン・フタル酸ジブチル(重量比50/50)、分
岐低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)製、スミカ
センF208−0)/ハイドロタルサイト類化合物(協
和化学工業(株)製、DHT-4A)/エムペントリン・フタ
ル酸ジブチル(重量比50/50)、線状低密度ポリエチレン
(住友化学工業(株)製、スミカセン−L FA101-0)
/ハイドロタルサイト類化合物(協和化学工業(株)
製、DHT-4A)/ジブチルフタレ−ト、分岐低密度ポリエ
チレン(住友化学工業(株)製、スミカセンF208−
0)/ハイドロタルサイト類化合物(協和化学工業
(株)製、DHT-4A)/エムペントリン/ジブチルフタレ
−トが挙げられる。
例えば、線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)
製、スミカセン−L FA201-0)/ハイドロタルサイト
類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/エムペン
トリン、線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)
製、スミカセン−L FA101-0)/ハイドロタルサイト
類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/エムペン
トリン、分岐低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)
製、スミカセンF208−0)/ハイドロタルサイト類
化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/エムペント
リン、線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)
製、スミカセン−L FA101-0)/ハイドロタルサイト
類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/ジエチル
トルアミド、分岐低密度ポリエチレン(住友化学工業
(株)製、スミカセンF208−0)/ハイドロタルサ
イト類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/ジエ
チルトルアミド、線状低密度ポリエチレン(住友化学工
業(株)製、スミカセン−L FA101-0)/ハイドロタ
ルサイト類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4A)/
エムペントリン・フタル酸ジブチル(重量比50/50)、分
岐低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)製、スミカ
センF208−0)/ハイドロタルサイト類化合物(協
和化学工業(株)製、DHT-4A)/エムペントリン・フタ
ル酸ジブチル(重量比50/50)、線状低密度ポリエチレン
(住友化学工業(株)製、スミカセン−L FA101-0)
/ハイドロタルサイト類化合物(協和化学工業(株)
製、DHT-4A)/ジブチルフタレ−ト、分岐低密度ポリエ
チレン(住友化学工業(株)製、スミカセンF208−
0)/ハイドロタルサイト類化合物(協和化学工業
(株)製、DHT-4A)/エムペントリン/ジブチルフタレ
−トが挙げられる。
【0017】なお、樹脂多孔質体には本発明の効果を損
なわない程度に、必要に応じては延伸性を向上させる為
の物質、分散剤、光安定剤、熱安定剤、吸湿剤、脱臭
剤、芳香剤、顔料、染料、MB等を含有させることができ
る。
なわない程度に、必要に応じては延伸性を向上させる為
の物質、分散剤、光安定剤、熱安定剤、吸湿剤、脱臭
剤、芳香剤、顔料、染料、MB等を含有させることができ
る。
【0018】また、樹脂としては、相溶性を有する2種
以上の熱可塑性樹脂を混合して用いることができる。充
填剤も2種以上の充填剤を併用することができる。この
場合、各熱可塑性樹脂、各充填剤及び液体の全ての組み
合わせについて、前記式(1)及び(2)を満たすよう
に選択される。即ち、 熱可塑性樹脂iの屈折率/充填剤jの屈折率の比 液体の屈折率/熱可塑性樹脂iの屈折率の比 (i=1〜n、j=1〜m。n及びmはそれぞれ、用い
た熱可塑性樹脂の数及び用いた充填剤の数を示す。)が
それぞれ、前述の範囲を満足するよう選択される。
以上の熱可塑性樹脂を混合して用いることができる。充
填剤も2種以上の充填剤を併用することができる。この
場合、各熱可塑性樹脂、各充填剤及び液体の全ての組み
合わせについて、前記式(1)及び(2)を満たすよう
に選択される。即ち、 熱可塑性樹脂iの屈折率/充填剤jの屈折率の比 液体の屈折率/熱可塑性樹脂iの屈折率の比 (i=1〜n、j=1〜m。n及びmはそれぞれ、用い
た熱可塑性樹脂の数及び用いた充填剤の数を示す。)が
それぞれ、前述の範囲を満足するよう選択される。
【0019】2種以上の熱可塑性樹脂を用いる場合の好
ましい例としては、例えば、エチレンと1種以上のα−
オレフィン(炭素数4〜12)との共重合体の割合を6
0重量%以上をとする場合が挙げられる。さらに好まし
くは、エチレンと1種以上のα−オレフィン(炭素数4
〜12)との共重合体である線状低密度ポリエチレン6
0重量%〜95重量%と分岐低密度ポリエチレン40〜
5重量%であり、強度に優れ均一に多孔質化された樹脂
多孔質体を、成形体を延伸する方法により容易に得るこ
とができる。エチレンと1種以上のα−オレフィン(炭
素数4〜12)との共重合体としては例えば、線状低密
度ポリエチレン(住友化学工業(株)製、スミカセン−
LFA201-0)、線状低密度ポリエチレン(住友化学工業
(株)製、スミカセン−LFA101-0)が挙げられる。
ましい例としては、例えば、エチレンと1種以上のα−
オレフィン(炭素数4〜12)との共重合体の割合を6
0重量%以上をとする場合が挙げられる。さらに好まし
くは、エチレンと1種以上のα−オレフィン(炭素数4
〜12)との共重合体である線状低密度ポリエチレン6
0重量%〜95重量%と分岐低密度ポリエチレン40〜
5重量%であり、強度に優れ均一に多孔質化された樹脂
多孔質体を、成形体を延伸する方法により容易に得るこ
とができる。エチレンと1種以上のα−オレフィン(炭
素数4〜12)との共重合体としては例えば、線状低密
度ポリエチレン(住友化学工業(株)製、スミカセン−
LFA201-0)、線状低密度ポリエチレン(住友化学工業
(株)製、スミカセン−LFA101-0)が挙げられる。
【0020】本発明のインジケ−タ−の使用方法は特に
限定されず、用途に応じて種々の使用方法で使用するこ
とができる。例えば、タンス等の所定の空間に吊り下げ
ることにより液体を蒸散させる方法、水槽等の所定の条
件の溶液に浸漬することにより液体を溶出させる方法、
液体を吸収する材料をインジケ−タ−に接触させるか貼
り付けて液体を移行させる方法等が挙げられる。期間が
経過するに従い、本発明のインジケ−タ−が、白色度が
低い状態(透明)から白色度が高い状態(白色)に変化
することにより、経過期間を知ることができる。
限定されず、用途に応じて種々の使用方法で使用するこ
とができる。例えば、タンス等の所定の空間に吊り下げ
ることにより液体を蒸散させる方法、水槽等の所定の条
件の溶液に浸漬することにより液体を溶出させる方法、
液体を吸収する材料をインジケ−タ−に接触させるか貼
り付けて液体を移行させる方法等が挙げられる。期間が
経過するに従い、本発明のインジケ−タ−が、白色度が
低い状態(透明)から白色度が高い状態(白色)に変化
することにより、経過期間を知ることができる。
【0021】図1に示すように本発明の透明なインジケ
−タ−Aの少なくとも片面に白色以外の着色層Bを設け
た場合には、期間が経過するに従いインジケ−タ−が着
色層の色から白色に変化して見え、これにより経過期間
を知ることができる。インジケ−タ−Aの厚みを、イン
ジケ−タ−Aが白色度が高い状態(白色)に変化した際
に、着色層の色が隠蔽されるよう調整しておくことによ
り、さらに明瞭に期間の終期を知ることができる。使用
する着色層の色と所望する色調変化の度合により異なる
が、このようなインジケ−タ−Aの厚みは、例えば30
μm以上である。着色層Bと同様の色を用いて本発明の
インジケ−タ−Aに『おとりかえ』等の文字を印刷等し
ておいてもよく、また着色層に白色の文字で『使用中』
等の文字を印刷等の方法で予め記入しておいてもよい。
−タ−Aの少なくとも片面に白色以外の着色層Bを設け
た場合には、期間が経過するに従いインジケ−タ−が着
色層の色から白色に変化して見え、これにより経過期間
を知ることができる。インジケ−タ−Aの厚みを、イン
ジケ−タ−Aが白色度が高い状態(白色)に変化した際
に、着色層の色が隠蔽されるよう調整しておくことによ
り、さらに明瞭に期間の終期を知ることができる。使用
する着色層の色と所望する色調変化の度合により異なる
が、このようなインジケ−タ−Aの厚みは、例えば30
μm以上である。着色層Bと同様の色を用いて本発明の
インジケ−タ−Aに『おとりかえ』等の文字を印刷等し
ておいてもよく、また着色層に白色の文字で『使用中』
等の文字を印刷等の方法で予め記入しておいてもよい。
【0022】図2に示すように、白色等の基材の両面ま
たは片面に黒色等の文字で「使用中」、「有効」等の文
字を印刷等した基材を用いることにより、期間が経過し
インジケ−タ−Aの白色度が、低い状態(透明)から高
い状態(白色)に変化するにつれて、『有効』の文字が
読みとれなくなり、製品の寿命を知ることができる。
たは片面に黒色等の文字で「使用中」、「有効」等の文
字を印刷等した基材を用いることにより、期間が経過し
インジケ−タ−Aの白色度が、低い状態(透明)から高
い状態(白色)に変化するにつれて、『有効』の文字が
読みとれなくなり、製品の寿命を知ることができる。
【0023】図3に示すように、白色以外の色に予め着
色しておいた本発明のインジケ−タ−Cの場合、期間が
経過するに従い、着色した色から、淡く着色した白色あ
るいは白色に変化する。インジケ−タ−Cと同様の色を
用いて『おとりかえ』等の文字を予め印刷等の方法で予
め表面に記入しておいたり、白色の文字で『使用中』等
の文字を印刷等の方法で予め記入しておいてもよい。
色しておいた本発明のインジケ−タ−Cの場合、期間が
経過するに従い、着色した色から、淡く着色した白色あ
るいは白色に変化する。インジケ−タ−Cと同様の色を
用いて『おとりかえ』等の文字を予め印刷等の方法で予
め表面に記入しておいたり、白色の文字で『使用中』等
の文字を印刷等の方法で予め記入しておいてもよい。
【0024】図4に示すように、白色以外の色に予め着
色しておいた本発明のインジケ−タ−Cの少なくとも片
面に、本発明の透明なインジケ−タ−Aを配置した場
合、期間が経過するに従い、インジケ−タ−Cの初期の
色から白色に変化して見え、経過期間を知ることができ
る。この場合、インジケ−タ−Aのみならずインジケ−
タ−Cも白色に変化するために、色調変化がより明確と
なる。インジケ−タ−Aの厚みは、使用する着色層の色
と所望する色調変化の度合により異なるが、例えば3μ
m以上程度であればよい。また、インジケ−タ−Cと同
様の色を用いてインジケ−タ−Aに『おとりかえ』等の
文字を印刷等の方法で予め記入しておいたり、インジケ
−タ−Cに白色の文字で『使用中』等の文字を印刷等の
方法で予め記入しておくことができる。
色しておいた本発明のインジケ−タ−Cの少なくとも片
面に、本発明の透明なインジケ−タ−Aを配置した場
合、期間が経過するに従い、インジケ−タ−Cの初期の
色から白色に変化して見え、経過期間を知ることができ
る。この場合、インジケ−タ−Aのみならずインジケ−
タ−Cも白色に変化するために、色調変化がより明確と
なる。インジケ−タ−Aの厚みは、使用する着色層の色
と所望する色調変化の度合により異なるが、例えば3μ
m以上程度であればよい。また、インジケ−タ−Cと同
様の色を用いてインジケ−タ−Aに『おとりかえ』等の
文字を印刷等の方法で予め記入しておいたり、インジケ
−タ−Cに白色の文字で『使用中』等の文字を印刷等の
方法で予め記入しておくことができる。
【0025】図5に示すように、本発明のインジケ−タ
−Eは、有効活性成分を含む液体を含有したデイスペン
サ−Fおよびバリア層Gと積層して使用することもでき
る。
−Eは、有効活性成分を含む液体を含有したデイスペン
サ−Fおよびバリア層Gと積層して使用することもでき
る。
【0026】本発明のインジケ−タ−は、液体の放出速
度をより好ましい範囲にコントロ−ルするためのコント
ロ−ルリリ−ス層や液体の放出を防ぐバリア層を配して
使用してもよい。本発明のインジケ−タ−は、樹脂多孔
質体の多孔質部分に液体を保持しているため、ドライラ
ミネ−トや押出ラミネ−ト等の方法でこれらの層をイン
ジケ−タ−表面に形成することができる。
度をより好ましい範囲にコントロ−ルするためのコント
ロ−ルリリ−ス層や液体の放出を防ぐバリア層を配して
使用してもよい。本発明のインジケ−タ−は、樹脂多孔
質体の多孔質部分に液体を保持しているため、ドライラ
ミネ−トや押出ラミネ−ト等の方法でこれらの層をイン
ジケ−タ−表面に形成することができる。
【0027】コントロ−ルリリ−ス層としては、例え
ば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン等のα−オレフィンホモポリマ
−、エチレンと炭素数3〜18の少なくとも一種のα−
オレフィンとの共重合体、プロピレンとエチレンおよび
/またはブテン−1との共重合体、エチレンと酢酸ビニ
ルおよび/またはアクリル酸エステル・メタアクリル酸
エステル類などエチレン性不飽和結合を有する有機カル
ボン酸誘導体との共重合体等の1種以上からなる層が挙
げられる。バリア層としては、用いる液体の透過性が低
いものであればよく、用いる液体により使用できるもの
が異なるが、例えば、ガラス、アルミ等の金属箔、金属
板、あるいは、エチレン−ビニルアルコ−ル共重合体、
ナイロン、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリ塩化ビニ
リデン等の1種以上からなる層が挙げられる。
ば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン等のα−オレフィンホモポリマ
−、エチレンと炭素数3〜18の少なくとも一種のα−
オレフィンとの共重合体、プロピレンとエチレンおよび
/またはブテン−1との共重合体、エチレンと酢酸ビニ
ルおよび/またはアクリル酸エステル・メタアクリル酸
エステル類などエチレン性不飽和結合を有する有機カル
ボン酸誘導体との共重合体等の1種以上からなる層が挙
げられる。バリア層としては、用いる液体の透過性が低
いものであればよく、用いる液体により使用できるもの
が異なるが、例えば、ガラス、アルミ等の金属箔、金属
板、あるいは、エチレン−ビニルアルコ−ル共重合体、
ナイロン、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリ塩化ビニ
リデン等の1種以上からなる層が挙げられる。
【0028】本発明のインジケ−タ−の用途は特に限定
されず、例えば、有効期間の限られた製品の有効期間
(例えば数時間〜数年)を表示するため、あるいはカッ
プラ−メン等の調理時間(例えば3分間)を表示するた
めに使用できる。有効期間の限られた製品の例として
は、例えば、除草シ−ト、防虫シ−ト、フェロモン製
剤、鎮痛剤、ニコチン等の経皮治療剤、殺菌シ−ト、防
錆シ−ト、車内、室内等で用いられる芳香剤、蚊取りマ
ット、液体蚊取、ノミ取り首輪等の防虫活性成分を樹脂
に含有させ徐放化した製剤、タンス等で使用するための
紙、パルプ等の基材に防虫活性成分を展着あるいは保持
させてなる衣料用防虫剤、冷蔵庫、靴箱等で使用する脱
臭剤、賞味期限のある食品等があげられる。
されず、例えば、有効期間の限られた製品の有効期間
(例えば数時間〜数年)を表示するため、あるいはカッ
プラ−メン等の調理時間(例えば3分間)を表示するた
めに使用できる。有効期間の限られた製品の例として
は、例えば、除草シ−ト、防虫シ−ト、フェロモン製
剤、鎮痛剤、ニコチン等の経皮治療剤、殺菌シ−ト、防
錆シ−ト、車内、室内等で用いられる芳香剤、蚊取りマ
ット、液体蚊取、ノミ取り首輪等の防虫活性成分を樹脂
に含有させ徐放化した製剤、タンス等で使用するための
紙、パルプ等の基材に防虫活性成分を展着あるいは保持
させてなる衣料用防虫剤、冷蔵庫、靴箱等で使用する脱
臭剤、賞味期限のある食品等があげられる。
【0029】変色期間は使用するインジケ−タ−の構成
と使用条件により異なるが、例えば、数十秒から数年の
範囲である。使用条件と同様の条件で、インジケ−タ−
の変色期間を予めテストしておくことにより、使用目的
に適したインジケ−タ−を選択することができる。
と使用条件により異なるが、例えば、数十秒から数年の
範囲である。使用条件と同様の条件で、インジケ−タ−
の変色期間を予めテストしておくことにより、使用目的
に適したインジケ−タ−を選択することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明のインジケ−タ−は、多孔質部分
に液体を保持しているため、従来のものと比較して、保
存性に優れており、保存中にインジケ−タ−の変色が開
始してしまうことがほとんどない。また、使用時におけ
る表示期間のばらつきやすいが小さく、さらに、多量の
液体、例えば容易に15重量%程度の液を含有させるこ
とができ、液体として殺虫剤や芳香剤等を使用した場合
に、これらの作用を長期にわたり充分に発揮させること
ができる。
に液体を保持しているため、従来のものと比較して、保
存性に優れており、保存中にインジケ−タ−の変色が開
始してしまうことがほとんどない。また、使用時におけ
る表示期間のばらつきやすいが小さく、さらに、多量の
液体、例えば容易に15重量%程度の液を含有させるこ
とができ、液体として殺虫剤や芳香剤等を使用した場合
に、これらの作用を長期にわたり充分に発揮させること
ができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例により詳細に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。なお、測定は以
下の方法で行った。 ・白色度:JIS L 0803による白色度Wを、SMカラ−コ
ンピュ−タ−(スガ試験機株式会社製、モデルSM−
4)を用いて測定した。 ・液体の保持量:ガスクロマトグラフィ−により定量し
た。 ・変色期間:目視により観察し評価した。
明はこれらに限定されるものではない。なお、測定は以
下の方法で行った。 ・白色度:JIS L 0803による白色度Wを、SMカラ−コ
ンピュ−タ−(スガ試験機株式会社製、モデルSM−
4)を用いて測定した。 ・液体の保持量:ガスクロマトグラフィ−により定量し
た。 ・変色期間:目視により観察し評価した。
【0032】実施例1 線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)製、スミ
カセン−L FA201-0)とハイドロタルサイト類化合物
(協和化学工業(株)製、DHT-4A)をハイドロタルサイ
ト類化合物の容積分率が26%となるよう調製し、ニ−
ダ−ル−ダ−で混練(190℃、5分間)し、押出成形
(樹脂温度200℃)を行い、シ−ト(厚み0.55mm)を
得た。このシ−トを一軸方向にロ−ル間延伸(延伸温度
40℃、倍率6倍)し、90℃でヒ−トセットして、樹
脂多孔質体(厚み0.22mm、白色度97.2)を得た。この樹
脂多孔質体を5cm角に切断し、エムペントリン(住友化
学工業(株)製、ベ−パ−スリン)に含浸してインジケ
−タ−10個を得た(白色度54.8、エムペントリンの保
持量30重量%)。インジケ−タ−5個を、箪笥の引き出
しに入れて使用したところ、透明から白色に極めて明瞭
に変化した。変色期間は180日+7日であり、この期
間中十分な防虫効果を示した。インジケ−タ−5個をエ
バ−ルフィルム(クラレ株式会社製)で密閉し、180
日間23℃で保存したが、いずれのインジケ−タ−にも
変色は認められなかった。
カセン−L FA201-0)とハイドロタルサイト類化合物
(協和化学工業(株)製、DHT-4A)をハイドロタルサイ
ト類化合物の容積分率が26%となるよう調製し、ニ−
ダ−ル−ダ−で混練(190℃、5分間)し、押出成形
(樹脂温度200℃)を行い、シ−ト(厚み0.55mm)を
得た。このシ−トを一軸方向にロ−ル間延伸(延伸温度
40℃、倍率6倍)し、90℃でヒ−トセットして、樹
脂多孔質体(厚み0.22mm、白色度97.2)を得た。この樹
脂多孔質体を5cm角に切断し、エムペントリン(住友化
学工業(株)製、ベ−パ−スリン)に含浸してインジケ
−タ−10個を得た(白色度54.8、エムペントリンの保
持量30重量%)。インジケ−タ−5個を、箪笥の引き出
しに入れて使用したところ、透明から白色に極めて明瞭
に変化した。変色期間は180日+7日であり、この期
間中十分な防虫効果を示した。インジケ−タ−5個をエ
バ−ルフィルム(クラレ株式会社製)で密閉し、180
日間23℃で保存したが、いずれのインジケ−タ−にも
変色は認められなかった。
【0033】実施例2 線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)製、スミ
カセン−L FA101-0)と分岐低密度ポリエチレン(住
友化学工業(株)製、スミカセンF208−0)とから
なる熱可塑性樹脂組成物(混合重量比8:2)とハイド
ロタルサイト類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4
A)を、ハイドロタルサイト類化合物の容積分率が26
%となるよう調製し、バンバリ−ミキサ−で混練(14
0℃、5分)し樹脂組成物Tを得た。樹脂組成物Tを内
外層に供給し、樹脂組成物T95重量%と赤色のカラ−
MB(住化カラ−(株)製、RED SPEM-1E120)5重量%の
ドライブレンドを中間層に供給し、多層押出成形(樹脂
温度200℃)を行い、シ−ト(厚み0.24mm)を得た。
このシ−トを一軸方向にロ−ル間延伸(延伸温度40
℃、倍率6.5倍)し、90℃でヒ−トセットして、樹脂
多孔質体(厚み0.12mm、白色度90.3)を得た。この樹脂
多孔質体を5cm角に切断し、エムペントリン(住友化学
工業(株)製、ベ−パ−スリン)に含浸して透明な赤色
のインジケ−タ−11個を得た(白色度24.3、エムペン
トリンの保持量33重量%)。インジケ−タ−5個を、温
度23℃、湿度40%に調整した室内に吊り下げて使用
したところ、透明な赤色から白色に極めて明瞭に変化し
た。変色期間は7日+0.5日であり、この期間中十分
な防虫効果を示した。インジケ−タ−5個をエバ−ルフ
ィルム(クラレ株式会社製)で密閉し、180日間23
℃で保存したが、いずれのインジケ−タ−にも変色は認
められなかった。インジケ−タ−に、粘着剤付のPET基
材(リンテック(株)製、ス−パ−ステックPET38CLWP
(3)PET3801)を貼合したところ、貼合後15分間で、赤
色から白色に変色した。
カセン−L FA101-0)と分岐低密度ポリエチレン(住
友化学工業(株)製、スミカセンF208−0)とから
なる熱可塑性樹脂組成物(混合重量比8:2)とハイド
ロタルサイト類化合物(協和化学工業(株)製、DHT-4
A)を、ハイドロタルサイト類化合物の容積分率が26
%となるよう調製し、バンバリ−ミキサ−で混練(14
0℃、5分)し樹脂組成物Tを得た。樹脂組成物Tを内
外層に供給し、樹脂組成物T95重量%と赤色のカラ−
MB(住化カラ−(株)製、RED SPEM-1E120)5重量%の
ドライブレンドを中間層に供給し、多層押出成形(樹脂
温度200℃)を行い、シ−ト(厚み0.24mm)を得た。
このシ−トを一軸方向にロ−ル間延伸(延伸温度40
℃、倍率6.5倍)し、90℃でヒ−トセットして、樹脂
多孔質体(厚み0.12mm、白色度90.3)を得た。この樹脂
多孔質体を5cm角に切断し、エムペントリン(住友化学
工業(株)製、ベ−パ−スリン)に含浸して透明な赤色
のインジケ−タ−11個を得た(白色度24.3、エムペン
トリンの保持量33重量%)。インジケ−タ−5個を、温
度23℃、湿度40%に調整した室内に吊り下げて使用
したところ、透明な赤色から白色に極めて明瞭に変化し
た。変色期間は7日+0.5日であり、この期間中十分
な防虫効果を示した。インジケ−タ−5個をエバ−ルフ
ィルム(クラレ株式会社製)で密閉し、180日間23
℃で保存したが、いずれのインジケ−タ−にも変色は認
められなかった。インジケ−タ−に、粘着剤付のPET基
材(リンテック(株)製、ス−パ−ステックPET38CLWP
(3)PET3801)を貼合したところ、貼合後15分間で、赤
色から白色に変色した。
【0034】実施例3 実施例2と同様にして樹脂組成物Tを製造した。樹脂組
成物T95重量部と赤色MB(住化カラ−(株)製、RED
SPEM-1E120)5重量部とからなる組成物を調製し、押出
成形(樹脂温度200℃)を行い、シ−ト(厚み0.24m
m)をえた。このシ−トを一軸方向にロ−ル間延伸(延
伸温度40℃、倍率6.5倍)し、90℃でヒ−トセット
して、樹脂多孔質体(厚み0.12mm、白色度82.5)を得
た。この樹脂多孔質体を5cm角に切断し、エムペントリ
ン(住友化学工業(株)製、ベ−パ−スリン)に含浸し
て透明な赤色のインジケ−タ−10個を得た(白色度2
4.9、エムペントリンの保持量29重量%)インジケ−
タ−5個を、温度23℃、湿度40%に調整した室内に
吊り下げて使用したところ、透明な赤色から不透明な白
色に明瞭に変化した。変色期間は7日+0.5日であっ
た。インジケ−タ−5個をエバ−ルフィルム(クラレ株
式会社製)で密閉し、180日間23℃で保存したが、
いずれのインジケ−タ−にも変色は認められなかった。
シ−トの厚みを0.48mmとした以外は同様の実験を
行い、厚みが約2倍のインジケ−タ−を得た(樹脂多孔
質体の白色度82.7、インジケ−タ−の白色度26.0、エム
ペントリンの保持量30重量%)。同様の評価を行った
ところ、明瞭に変化し変色期間は14日+1日であり、
また保存による変色は認められなかった。
成物T95重量部と赤色MB(住化カラ−(株)製、RED
SPEM-1E120)5重量部とからなる組成物を調製し、押出
成形(樹脂温度200℃)を行い、シ−ト(厚み0.24m
m)をえた。このシ−トを一軸方向にロ−ル間延伸(延
伸温度40℃、倍率6.5倍)し、90℃でヒ−トセット
して、樹脂多孔質体(厚み0.12mm、白色度82.5)を得
た。この樹脂多孔質体を5cm角に切断し、エムペントリ
ン(住友化学工業(株)製、ベ−パ−スリン)に含浸し
て透明な赤色のインジケ−タ−10個を得た(白色度2
4.9、エムペントリンの保持量29重量%)インジケ−
タ−5個を、温度23℃、湿度40%に調整した室内に
吊り下げて使用したところ、透明な赤色から不透明な白
色に明瞭に変化した。変色期間は7日+0.5日であっ
た。インジケ−タ−5個をエバ−ルフィルム(クラレ株
式会社製)で密閉し、180日間23℃で保存したが、
いずれのインジケ−タ−にも変色は認められなかった。
シ−トの厚みを0.48mmとした以外は同様の実験を
行い、厚みが約2倍のインジケ−タ−を得た(樹脂多孔
質体の白色度82.7、インジケ−タ−の白色度26.0、エム
ペントリンの保持量30重量%)。同様の評価を行った
ところ、明瞭に変化し変色期間は14日+1日であり、
また保存による変色は認められなかった。
【0035】実施例4 液体として、ジエチルトルアミドを用いた以外は実施例
2と同様の実験を行い透明な赤色のインジケ−タ−10
個を得た(樹脂多孔質体の白色度90.3、インジケ−タ−
の白色度20.0、ジエチルトルアミドの保持量33重量
%)。インジケ−タ−5個を、温度23℃、湿度40%
に調整した室内に吊り下げて使用したところ、透明な赤
色から不透明な白色に極めて明瞭に変化した。変色期間
は7日間+0.5日であった。インジケ−タ−5個をエ
バ−ルフィルム(クラレ株式会社製)で密閉し、180
日間23℃で保存したが、いずれのインジケ−タ−にも
変色は認められなかった。また、ジエチルトルアミドに
代えて、エムペントリン/フタル酸ジブチル(重量比50
/50)を用いた以外は同様の実験を行い、インジケ−タ−
を得た(白色度22.0、液の保持量31重量%)。同様の
評価を行ったところ、極めて明瞭に変化し変色期間は6
0日+2日であり、また保存による変色は認められなか
った。 実施例5 線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)製、スミ
カセン−L FA101-0)と炭酸カルシウム(白石カルシ
ウム(株)製、商品名:ホワイトンSSB(赤)を炭酸
カルシウムの容積分率が約22%となるよう調製し、バ
ンバリ−ミキサで混練(140℃、5分間)し、押出成
形(樹脂温度240℃)を行い、フィルム(厚み0.09m
m)を得た。このフィルムを一軸方向にロ−ル間延伸し
(延伸温度40℃、延伸倍率6倍)、90℃でヒ−トセ
ットすることにより、樹脂多孔質体(厚み0.05mm、白色
度92.3)を得た。この樹脂多孔質体を5cm角に切断し、
エムペントリン(住友化学工業(株)製、ベ−パ−スリ
ン)に含浸することにより、インジケ−タ−5個を得た
(白色度72.3、エムペントリンの保持量20重量%)。
このインジケ−タ−5個を、温度23℃、湿度40%に
調整した室内に吊り下げて使用した。使用後3日+0.
1日で変色した。変色度合いは実施例1〜4と比較して
小さかった。
2と同様の実験を行い透明な赤色のインジケ−タ−10
個を得た(樹脂多孔質体の白色度90.3、インジケ−タ−
の白色度20.0、ジエチルトルアミドの保持量33重量
%)。インジケ−タ−5個を、温度23℃、湿度40%
に調整した室内に吊り下げて使用したところ、透明な赤
色から不透明な白色に極めて明瞭に変化した。変色期間
は7日間+0.5日であった。インジケ−タ−5個をエ
バ−ルフィルム(クラレ株式会社製)で密閉し、180
日間23℃で保存したが、いずれのインジケ−タ−にも
変色は認められなかった。また、ジエチルトルアミドに
代えて、エムペントリン/フタル酸ジブチル(重量比50
/50)を用いた以外は同様の実験を行い、インジケ−タ−
を得た(白色度22.0、液の保持量31重量%)。同様の
評価を行ったところ、極めて明瞭に変化し変色期間は6
0日+2日であり、また保存による変色は認められなか
った。 実施例5 線状低密度ポリエチレン(住友化学工業(株)製、スミ
カセン−L FA101-0)と炭酸カルシウム(白石カルシ
ウム(株)製、商品名:ホワイトンSSB(赤)を炭酸
カルシウムの容積分率が約22%となるよう調製し、バ
ンバリ−ミキサで混練(140℃、5分間)し、押出成
形(樹脂温度240℃)を行い、フィルム(厚み0.09m
m)を得た。このフィルムを一軸方向にロ−ル間延伸し
(延伸温度40℃、延伸倍率6倍)、90℃でヒ−トセ
ットすることにより、樹脂多孔質体(厚み0.05mm、白色
度92.3)を得た。この樹脂多孔質体を5cm角に切断し、
エムペントリン(住友化学工業(株)製、ベ−パ−スリ
ン)に含浸することにより、インジケ−タ−5個を得た
(白色度72.3、エムペントリンの保持量20重量%)。
このインジケ−タ−5個を、温度23℃、湿度40%に
調整した室内に吊り下げて使用した。使用後3日+0.
1日で変色した。変色度合いは実施例1〜4と比較して
小さかった。
【0036】比較例 充填剤として、酸化チタン(デュポン社製 タイペ−ク
R101、屈折率2.583。熱可塑性樹脂の屈折率/
酸化チタンの屈折率=0.59)を用いた以外は実施例
5と同様にして、樹脂多孔質体(厚み.05mm、白色
度96.0)を得た。実施例5と同様にしてエムペントリン
(住友化学工業(株)製、ベ−パ−スリン)に含浸する
ことにより、インジケ−タ−を得た(白色度94.0、エム
ペントリンの保持量20重量%)。このインジケ−タ−
を温度23℃、湿度40%に調整した室内に吊り下げて
使用したが変色は認められなかった。
R101、屈折率2.583。熱可塑性樹脂の屈折率/
酸化チタンの屈折率=0.59)を用いた以外は実施例
5と同様にして、樹脂多孔質体(厚み.05mm、白色
度96.0)を得た。実施例5と同様にしてエムペントリン
(住友化学工業(株)製、ベ−パ−スリン)に含浸する
ことにより、インジケ−タ−を得た(白色度94.0、エム
ペントリンの保持量20重量%)。このインジケ−タ−
を温度23℃、湿度40%に調整した室内に吊り下げて
使用したが変色は認められなかった。
【0037】実施例6 実施例2と同様にして樹脂組成物Tを製造した。樹脂組
成物Tを樹脂温度190℃でインフレ−ション成形を行
い、フィルム(厚み50μm)を得た。このフィルムを
一軸方向にロ−ル間延伸(延伸温度40℃、倍率6倍)
し、90℃でヒ−トセットして、樹脂多孔質体(厚み1
2μm、白色度91.3)を得た。この樹脂多孔質体を5cm
角に切断し、ジブチルフタレ−トに含浸することにより
インジケ−タ−を得た(白色度28.7、ジブチルフタレ−
トの保持量25重量%)。このインジケ−タ−に、粘着
剤付のPET基材(リンテック(株)製、ス−パ−ステッ
クPET38CLWP(3)PET3801)を貼合したところ、貼合後1
分間で、透明から白色に極めて明瞭に変色した。
成物Tを樹脂温度190℃でインフレ−ション成形を行
い、フィルム(厚み50μm)を得た。このフィルムを
一軸方向にロ−ル間延伸(延伸温度40℃、倍率6倍)
し、90℃でヒ−トセットして、樹脂多孔質体(厚み1
2μm、白色度91.3)を得た。この樹脂多孔質体を5cm
角に切断し、ジブチルフタレ−トに含浸することにより
インジケ−タ−を得た(白色度28.7、ジブチルフタレ−
トの保持量25重量%)。このインジケ−タ−に、粘着
剤付のPET基材(リンテック(株)製、ス−パ−ステッ
クPET38CLWP(3)PET3801)を貼合したところ、貼合後1
分間で、透明から白色に極めて明瞭に変色した。
【0038】 表1 充填剤 多孔質体 実験番号 種類 容積分率 厚み W1 液体 実施例1 A 26% 0.22mm 97.2 エムヘ゜ントリン 実施例2 A 24% 0.12mm 90.3 エムヘ゜ントリン 実施例3 A 26% 0.12mm 82.5 エムヘ゜ントリン 実施例3 A 26% 0.24mm 82.7 エムヘ゜ントリン 実施例4 A 24% 0.12mm 90.3 シ゛エチルトルアミト゛ 実施例4 A 24% 0.12mm 90.3 エムヘ゜ントリン/ フタル 酸シ゛フ゛チル 実施例5 B 22% 0.05mm 92.3 エムヘ゜ントリン 比較例 C 22% 0.05mm 96.0 エムヘ゜ントリン 実施例6 A 26% 0.012mm 91.3 シ゛フ゛チルフタレ-ト
【0039】 表1(続き) インジケ−タ− 実験番号 W2 W1-W2 液の保持量 変色の程度 実施例1 54.8 42.4 30% ○○○ 実施例2 24.3 66.0 33% ○○○ 実施例3 24.9 57.6 29% ○○ 実施例3 26.0 56.7 30% ○○ 実施例4 20.0 70.3 33% ○○○ 実施例4 22.0 68.3 31% ○○○ 実施例5 72.3 20.0 20% ○ 比較例 94.0 1.6 20% × 実施例6 28.7 62.6 25% ○○○ 〔A:DHT-4A (平均粒径0.4 μm)〕 〔B:ホワイトン SSB (平均粒径1.25μm)〕 〔C:タイヘ゜-ク R101 (平均粒径0.6 μm)〕
【0040】
【図1】インジケ−タ−の使用例を示す図。
【図2】インジケ−タ−の使用例を示す図。
【図3】着色したインジケ−タ−を示す。
【図4】着色したインジケ−タ−の使用例を示す図。
【図5】インジケ−タ−の使用例を示す。
【0041】
A:本発明のインジケ−タ− B:着色層 C:着色した本発明のインジケ−タ− E:本発明のインジケ−タ− F:ディスペンサ− G:バリア層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森口 剛志 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内 (72)発明者 中山 美矢 大阪府高槻市塚原2丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】樹脂多孔質体の多孔質部分に液体が保持さ
れてなり、 W1>80 且つ (W1−W2)>20 〔式中、W1は樹脂多孔質体の白色度を示し、W2はイ
ンジケ−タ−の白色度を示す。〕であることを特徴とす
るインジケ−タ−。 - 【請求項2】樹脂多孔質体が式(1)を満たす充填剤と
熱可塑性樹脂からなり、充填剤の容積分率が15〜40
%である組成物からなる成形体を延伸した得られた樹脂
多孔質体であり、液体が式(2)を満たす液体であるこ
とを特徴とする請求項1記載のインジケ−タ−。 熱可塑性樹脂の屈折率/充填剤の屈折率=0.980 〜1.02 :式(1) 液体の屈折率/熱可塑性樹脂の屈折率=0.867 〜1.130 :式(2)
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6867394A JPH07281603A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | インジケ−タ− |
| TW84110423A TW299428B (ja) | 1994-04-06 | 1995-10-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6867394A JPH07281603A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | インジケ−タ− |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07281603A true JPH07281603A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13380475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6867394A Pending JPH07281603A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | インジケ−タ− |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07281603A (ja) |
| TW (1) | TW299428B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007293287A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | インジケーター |
| JP2021011442A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | 萩原工業株式会社 | インジケーター機能付き液状成分徐放性シート及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6867394A patent/JPH07281603A/ja active Pending
-
1995
- 1995-10-04 TW TW84110423A patent/TW299428B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007293287A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Sumitomo Chemical Co Ltd | インジケーター |
| JP2021011442A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | 萩原工業株式会社 | インジケーター機能付き液状成分徐放性シート及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| TW299428B (ja) | 1997-03-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040921 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |