JPH07282471A - 光情報記録媒体 - Google Patents
光情報記録媒体Info
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- JPH07282471A JPH07282471A JP6074630A JP7463094A JPH07282471A JP H07282471 A JPH07282471 A JP H07282471A JP 6074630 A JP6074630 A JP 6074630A JP 7463094 A JP7463094 A JP 7463094A JP H07282471 A JPH07282471 A JP H07282471A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 情報信号に対応してピットが形成された基板
1上に反射層3が形成されてなる,再生専用型の光情報
記録媒体において、反射層3を色素と高分子材料を主体
として構成し、その反射率を15〜25%に規制すると
ともに、基板1上に形成されているピットの幅を690
〜1100nmに規制する。 【効果】 ミニディスク用の記録再生装置に適用したと
きに再生出力,トラッキングサーボゲインがともに大き
く得られる再生専用型の光情報記録媒体が実現する。こ
れにより、再生専用型光ディスク,ミニディスクの実用
性,普及性が大きく向上する。
1上に反射層3が形成されてなる,再生専用型の光情報
記録媒体において、反射層3を色素と高分子材料を主体
として構成し、その反射率を15〜25%に規制すると
ともに、基板1上に形成されているピットの幅を690
〜1100nmに規制する。 【効果】 ミニディスク用の記録再生装置に適用したと
きに再生出力,トラッキングサーボゲインがともに大き
く得られる再生専用型の光情報記録媒体が実現する。こ
れにより、再生専用型光ディスク,ミニディスクの実用
性,普及性が大きく向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記録媒体に関
し、特に再生専用型の光情報記録媒体に関する。
し、特に再生専用型の光情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】光情報記録媒体としては、コンパクトデ
ィスク(CD),レーザディスク(LD)等が既に広く
普及している。これら光情報記録媒体は、データ信号や
案内溝に対応するピットが凹凸形状として予め基板上に
形成され、この基板上に、反射層と必要に応じて保護層
が設けられてなるものであり、基板上に形成されたピッ
トから信号再生のみが行われる再生専用型の光ディスク
である。上記反射層には、Al,Au等の高反射率,す
なわち低吸収率の材料が用いられている。
ィスク(CD),レーザディスク(LD)等が既に広く
普及している。これら光情報記録媒体は、データ信号や
案内溝に対応するピットが凹凸形状として予め基板上に
形成され、この基板上に、反射層と必要に応じて保護層
が設けられてなるものであり、基板上に形成されたピッ
トから信号再生のみが行われる再生専用型の光ディスク
である。上記反射層には、Al,Au等の高反射率,す
なわち低吸収率の材料が用いられている。
【0003】一方、近年、上記CD等と異なり情報の書
き込み,消去が可能な光情報記録媒体として光磁気ディ
スクの開発が進められている。この光磁気ディスクは、
基板上に、膜面と垂直方向に磁化容易軸を有し且つ磁気
光学効果の大きな記録磁性層(例えばTbFeCo等の
希土類−遷移金属合金非晶質薄膜)や反射層,誘電体層
を積層することにより記録部を形成してなるものであ
る。このような光磁気ディスクとしては直径64mmの
小径タイプのもの(いわゆるミニディスク)が普及品と
して既に生産され始めている。
き込み,消去が可能な光情報記録媒体として光磁気ディ
スクの開発が進められている。この光磁気ディスクは、
基板上に、膜面と垂直方向に磁化容易軸を有し且つ磁気
光学効果の大きな記録磁性層(例えばTbFeCo等の
希土類−遷移金属合金非晶質薄膜)や反射層,誘電体層
を積層することにより記録部を形成してなるものであ
る。このような光磁気ディスクとしては直径64mmの
小径タイプのもの(いわゆるミニディスク)が普及品と
して既に生産され始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記再生専
用型光ディスクが光磁気ディスク用記録再生装置によっ
ても再生が行えれば、再生専用型光ディスク,光磁気デ
ィスクシステムの普及性,実用性を高める上で好ましい
と言える。しかし、Al,Au等を反射層とする再生専
用型光ディスクでは、レーザ光に対する反射率が70%
以上と光磁気ディスクの反射率が15〜25%であるの
に比べて格段に高く、光磁気ディスクを対象とする記録
再生装置によって信号再生することができない。
用型光ディスクが光磁気ディスク用記録再生装置によっ
ても再生が行えれば、再生専用型光ディスク,光磁気デ
ィスクシステムの普及性,実用性を高める上で好ましい
と言える。しかし、Al,Au等を反射層とする再生専
用型光ディスクでは、レーザ光に対する反射率が70%
以上と光磁気ディスクの反射率が15〜25%であるの
に比べて格段に高く、光磁気ディスクを対象とする記録
再生装置によって信号再生することができない。
【0005】そこで、再生専用型光ディスクでは、光磁
気ディスク用記録再生装置による信号再生を目的とし
て、反射層に色素と高分子材料を主体とする色素含有層
を用いる試みがなされている。
気ディスク用記録再生装置による信号再生を目的とし
て、反射層に色素と高分子材料を主体とする色素含有層
を用いる試みがなされている。
【0006】色素含有層は、光学定数や膜厚等を制御す
ることで反射率が光磁気ディスクと同じ15〜25%の
範囲内に調整することができ、反射率の点で光磁気ディ
スクと互換がとれる。
ることで反射率が光磁気ディスクと同じ15〜25%の
範囲内に調整することができ、反射率の点で光磁気ディ
スクと互換がとれる。
【0007】しかし、実際に、書き込まれたピットから
データ情報を読み取るためには、反射率がその記録再生
装置に適合しているのは勿論のこと、データ信号やトラ
ッキング信号の変調度もやはりその記録再生装置に適合
していることが必要である。
データ情報を読み取るためには、反射率がその記録再生
装置に適合しているのは勿論のこと、データ信号やトラ
ッキング信号の変調度もやはりその記録再生装置に適合
していることが必要である。
【0008】例えば、上述のミニディスクのシステムで
は、データ信号の変調振幅の変調度I11/ITOP が0.
3〜0.6、トラッキングのためのプッシュプルppが
0.04〜0.11内というのが世界統一規格であり、
このようなシステムによって情報信号を読み取るために
は、やはりこの規格に準拠する媒体でなければならな
い。
は、データ信号の変調振幅の変調度I11/ITOP が0.
3〜0.6、トラッキングのためのプッシュプルppが
0.04〜0.11内というのが世界統一規格であり、
このようなシステムによって情報信号を読み取るために
は、やはりこの規格に準拠する媒体でなければならな
い。
【0009】しかし、再生専用型光ディスクでは、これ
までそのような観点からの検討が十分なされておらず、
ミニディスク用記録再生装置に適用した場合に再生出
力,トラッキングサーボゲインの少なくともいずれかが
不足してしまい、実際にデータ情報を読み取るまでには
至っていないのが実情である。
までそのような観点からの検討が十分なされておらず、
ミニディスク用記録再生装置に適用した場合に再生出
力,トラッキングサーボゲインの少なくともいずれかが
不足してしまい、実際にデータ情報を読み取るまでには
至っていないのが実情である。
【0010】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、基板上に形成されたピッ
トの情報を、光磁気ディスク,特にミニディスク用記録
再生装置によって読み取ることが可能な光情報記録媒体
を提供することを目的とする。
鑑みて提案されたものであり、基板上に形成されたピッ
トの情報を、光磁気ディスク,特にミニディスク用記録
再生装置によって読み取ることが可能な光情報記録媒体
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の光情報記録媒体は、情報信号に対応して
ピットが形成された基板上に、色素と高分子材料を主体
とする反射層が形成されてなる光情報記録媒体におい
て、基板上に形成されているピットの幅が690〜11
00nmであり、反射層の反射率が15〜25%である
ことを特徴とするものである。
めに、本発明の光情報記録媒体は、情報信号に対応して
ピットが形成された基板上に、色素と高分子材料を主体
とする反射層が形成されてなる光情報記録媒体におい
て、基板上に形成されているピットの幅が690〜11
00nmであり、反射層の反射率が15〜25%である
ことを特徴とするものである。
【0012】また、反射層の複素屈折率の実数部nが
1.84以上であることを特徴とするものである。
1.84以上であることを特徴とするものである。
【0013】本発明が適用される光情報記録媒体は、図
1に示すように、データ信号や案内溝に対応する凹状の
ピット部2aと凸状のランド部2bが形成された基板1
上に、反射層3が形成されてなる,いわゆる再生専用型
の光情報記録媒体である。このような光情報記録媒体
は、基板側から反射層3にレーザ光Lを照射したときの
ピット部2aとランド部2bの反射光量の差異を検出す
ることによって情報信号が読み取られる。
1に示すように、データ信号や案内溝に対応する凹状の
ピット部2aと凸状のランド部2bが形成された基板1
上に、反射層3が形成されてなる,いわゆる再生専用型
の光情報記録媒体である。このような光情報記録媒体
は、基板側から反射層3にレーザ光Lを照射したときの
ピット部2aとランド部2bの反射光量の差異を検出す
ることによって情報信号が読み取られる。
【0014】本発明においては、このような光情報記録
媒体に記録された情報を、ミニディスク用記録再生装置
によって読み取ることを可能にするために、反射層を色
素と高分子材料を主体として構成し、その反射率を15
〜25%の範囲に規制するとともに、基板上に形成され
るピット部の幅を690〜1100nmの範囲に規制す
ることとする。
媒体に記録された情報を、ミニディスク用記録再生装置
によって読み取ることを可能にするために、反射層を色
素と高分子材料を主体として構成し、その反射率を15
〜25%の範囲に規制するとともに、基板上に形成され
るピット部の幅を690〜1100nmの範囲に規制す
ることとする。
【0015】すなわち、ミニディスク用記録再生装置
は、反射率15〜25%の反射光を検出するように構成
されており、この装置によってピット部とランド部が識
別されるためには反射層の反射率が15〜25%である
ことが必要である。
は、反射率15〜25%の反射光を検出するように構成
されており、この装置によってピット部とランド部が識
別されるためには反射層の反射率が15〜25%である
ことが必要である。
【0016】また、さらにミニディスク用記録再生装置
は、データ信号の変調振幅の変調度I11/ITOP が0.
3〜0.6、プッシュプルppが0.04〜0.11に
設定されている。但し、このデータ信号の変調振幅の変
調度I11/ITOP とは、ランド部の反射光量ITOP と最
大長のピット部の反射光量の比I11/ITOP であり、プ
ッシュプルppとは、2分割ダイオードで受光した反射
光の信号強度の差である。
は、データ信号の変調振幅の変調度I11/ITOP が0.
3〜0.6、プッシュプルppが0.04〜0.11に
設定されている。但し、このデータ信号の変調振幅の変
調度I11/ITOP とは、ランド部の反射光量ITOP と最
大長のピット部の反射光量の比I11/ITOP であり、プ
ッシュプルppとは、2分割ダイオードで受光した反射
光の信号強度の差である。
【0017】このように変調度が設定されているミニデ
ィスク用記録再生装置によって、実際にピット部とラン
ド部を識別し、その書き込まれているデータ情報を読み
取るためには、データ信号,プッシュプル信号がやはり
これと適合した変調度となっていなければならない。
ィスク用記録再生装置によって、実際にピット部とラン
ド部を識別し、その書き込まれているデータ情報を読み
取るためには、データ信号,プッシュプル信号がやはり
これと適合した変調度となっていなければならない。
【0018】本発明では、まず、このようなミニディス
ク用記録再生装置によるピット部とランド部の識別を可
能にするために反射層を色素と高分子材料を主体として
構成し、その反射率を15〜25%の範囲に規制する。
ク用記録再生装置によるピット部とランド部の識別を可
能にするために反射層を色素と高分子材料を主体として
構成し、その反射率を15〜25%の範囲に規制する。
【0019】色素と高分子材料を主体とする色素含有層
は、膜厚や光学定数を制御することで反射率を15〜2
5%の範囲に調整することができ、このように反射率を
調整した色素含有層を反射層として用いることでミニデ
ィスク用記録再生装置によるピット部とランド部の識別
が可能になる。
は、膜厚や光学定数を制御することで反射率を15〜2
5%の範囲に調整することができ、このように反射率を
調整した色素含有層を反射層として用いることでミニデ
ィスク用記録再生装置によるピット部とランド部の識別
が可能になる。
【0020】なお、この色素と高分子材料よりなる反射
層は、複素屈折率の実数部nが1.84以上であること
が望ましい。複素屈折率の実数部nが1.84以上であ
れば実用的な範囲内での膜厚調整のみで反射率を15〜
25%とすることができ、成膜条件の設定が容易であ
る。複素屈折率の実数部nは、色素と高分子材料の混合
比等を制御することで、所望の値に調整することができ
る。
層は、複素屈折率の実数部nが1.84以上であること
が望ましい。複素屈折率の実数部nが1.84以上であ
れば実用的な範囲内での膜厚調整のみで反射率を15〜
25%とすることができ、成膜条件の設定が容易であ
る。複素屈折率の実数部nは、色素と高分子材料の混合
比等を制御することで、所望の値に調整することができ
る。
【0021】上記反射層に含有させる色素としては、反
射層の反射率を15〜25%とし得るものであれば有機
色素,無機色素のいずれでも良く、特に反射層の複素屈
折率の実数部nを1.84以上とし得るものが望まし
い。
射層の反射率を15〜25%とし得るものであれば有機
色素,無機色素のいずれでも良く、特に反射層の複素屈
折率の実数部nを1.84以上とし得るものが望まし
い。
【0022】たとえば有機色素としては、化1に示すN
K529(日本感光色素社製,商品名)や化2に示すS
RC−8(ソニー社製,商品名)等のシアニン色素が挙
げられる。
K529(日本感光色素社製,商品名)や化2に示すS
RC−8(ソニー社製,商品名)等のシアニン色素が挙
げられる。
【0023】
【化1】
【0024】
【化2】
【0025】また、高分子材料としては、色素との相溶
性を考慮して選択することが望ましく、例えば色素とし
て上記有機色素を使用する場合にはポリビニルブチラー
ル等が用いられる。
性を考慮して選択することが望ましく、例えば色素とし
て上記有機色素を使用する場合にはポリビニルブチラー
ル等が用いられる。
【0026】さらに、上記反射層には、色素の光退色を
防止する目的で添加剤を添加するようにしてもよい。添
加剤としては、アミン類等の電子供与性のあるもの、ニ
ッケル錯体等の色素の励起状態のエネルギー準位より低
いエネルギー準位を有する材料等が使用される。
防止する目的で添加剤を添加するようにしてもよい。添
加剤としては、アミン類等の電子供与性のあるもの、ニ
ッケル錯体等の色素の励起状態のエネルギー準位より低
いエネルギー準位を有する材料等が使用される。
【0027】そして、さらにミニディスク用記録再生装
置によるピット部とランド部の識別を可能にし、実際に
書き込まれたデータ情報を読み取り得るものとするため
には、反射層を以上のように色素と高分子材料を主体と
して構成し、その反射率を15〜25%の範囲に規制す
るとともに、上述の如くデータ信号の変調振幅の変調度
I11/ITOP が0.3〜0.6、プッシュプルppが
0.04〜0.11であることが必要である。
置によるピット部とランド部の識別を可能にし、実際に
書き込まれたデータ情報を読み取り得るものとするため
には、反射層を以上のように色素と高分子材料を主体と
して構成し、その反射率を15〜25%の範囲に規制す
るとともに、上述の如くデータ信号の変調振幅の変調度
I11/ITOP が0.3〜0.6、プッシュプルppが
0.04〜0.11であることが必要である。
【0028】本発明では、この条件を満足させるため
に、基板上に形成されるピット部の幅を690〜110
0nmの範囲に規制する。
に、基板上に形成されるピット部の幅を690〜110
0nmの範囲に規制する。
【0029】このような光情報記録媒体において、デー
タ信号の変調度I11/ITOP ,プッシュプルppは、ピ
ット部の幅に依存して変化する。ピット部の幅を690
〜1100nmの範囲とすると、データ信号の変調度I
11/ITOP 、プッシュプルppの両方が上述のミニディ
スクシステムの規格範囲内に収まるようになり、ミニデ
ィスク記録再生装置に適用したときに再生出力,トラッ
キングサーボゲインをともに大きく得ることが可能にな
る。
タ信号の変調度I11/ITOP ,プッシュプルppは、ピ
ット部の幅に依存して変化する。ピット部の幅を690
〜1100nmの範囲とすると、データ信号の変調度I
11/ITOP 、プッシュプルppの両方が上述のミニディ
スクシステムの規格範囲内に収まるようになり、ミニデ
ィスク記録再生装置に適用したときに再生出力,トラッ
キングサーボゲインをともに大きく得ることが可能にな
る。
【0030】ピット部の幅が690nm未満である場合
にはプッシュプルppが小さくなり過ぎ、1100nm
を越える場合にはデータ信号の変調度I11/ITOP が大
き過ぎ、いずれにしてもミニディスク用の記録再生装置
によるデータ情報の読み取りが不可能になる。
にはプッシュプルppが小さくなり過ぎ、1100nm
を越える場合にはデータ信号の変調度I11/ITOP が大
き過ぎ、いずれにしてもミニディスク用の記録再生装置
によるデータ情報の読み取りが不可能になる。
【0031】
【作用】情報信号に対応してピットが形成された基板上
に反射層が形成されてなる光情報記録媒体において、前
記反射層を色素と高分子材料を主体として構成し、その
反射率を15〜25%に規制するとともに、ピットの幅
を690〜1100nmに規制すると、反射率が15〜
25%であり、データ信号の変調振幅の変調度I 11/I
TOP が0.3〜0.6,プッシュプルppが0.04〜
0.11であるミニディスクシステムによって、ピット
の検出がなされ、且つそのピットの検出によって得られ
た情報から実際に書き込まれたデータ情報が読み取られ
るようになる。
に反射層が形成されてなる光情報記録媒体において、前
記反射層を色素と高分子材料を主体として構成し、その
反射率を15〜25%に規制するとともに、ピットの幅
を690〜1100nmに規制すると、反射率が15〜
25%であり、データ信号の変調振幅の変調度I 11/I
TOP が0.3〜0.6,プッシュプルppが0.04〜
0.11であるミニディスクシステムによって、ピット
の検出がなされ、且つそのピットの検出によって得られ
た情報から実際に書き込まれたデータ情報が読み取られ
るようになる。
【0032】
【実施例】本発明の好適な実施例について実験結果に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0033】実施例1 まず、色素,高分子,添加剤を、色素:高分子:添加剤
=2:1.5:0.2なる重量比で溶媒に溶解し色素溶
液を調製した。
=2:1.5:0.2なる重量比で溶媒に溶解し色素溶
液を調製した。
【0034】なお、色素はインドリン環を有するシアニ
ン色素(日本感光色素社製 商品名NK529)、高分
子はポリビニルアセトアセタール、添加剤は一重項酸素
失活剤(日本化薬社製 商品名IRG003)である。
また、溶媒は3−ヒドロキシ−3−メチル−2ブタノン
であり、色素,高分子,添加剤の合計重量に対して1/
100の重量比で用いた。シアニン色素,一重項酸素失
活剤の構造を化3,化4にそれぞれ示す。
ン色素(日本感光色素社製 商品名NK529)、高分
子はポリビニルアセトアセタール、添加剤は一重項酸素
失活剤(日本化薬社製 商品名IRG003)である。
また、溶媒は3−ヒドロキシ−3−メチル−2ブタノン
であり、色素,高分子,添加剤の合計重量に対して1/
100の重量比で用いた。シアニン色素,一重項酸素失
活剤の構造を化3,化4にそれぞれ示す。
【0035】
【化3】
【0036】
【化4】
【0037】このようにして調製した色素溶液を、78
3nmのピット幅でピットがカッティングされている基
板上にスピンコートして反射層を成膜し、光情報記録媒
体を作製した。
3nmのピット幅でピットがカッティングされている基
板上にスピンコートして反射層を成膜し、光情報記録媒
体を作製した。
【0038】実施例2 基板として、ピットが954nmのピット幅でカッティ
ングされているものを用いること以外は実施例1と同様
にして光情報記録媒体を作製した。
ングされているものを用いること以外は実施例1と同様
にして光情報記録媒体を作製した。
【0039】実施例3 基板として、ピットが1035nmのピット幅でカッテ
ィングされているものを用いること以外は実施例1と同
様にして光情報記録媒体を作製した。
ィングされているものを用いること以外は実施例1と同
様にして光情報記録媒体を作製した。
【0040】実施例4 基板として、ピットが700nmのピット幅でカッティ
ングされているものを用いること以外は実施例1と同様
にして光情報記録媒体を作製した。
ングされているものを用いること以外は実施例1と同様
にして光情報記録媒体を作製した。
【0041】比較例1 基板として、ピットが650nmのピット幅でカッティ
ングされているものを用いること以外は実施例1と同様
にして光情報記録媒体を作製した。
ングされているものを用いること以外は実施例1と同様
にして光情報記録媒体を作製した。
【0042】比較例2 基板として、ピットが1120nmのピット幅でカッテ
ィングされているものを用いること以外は実施例1と同
様にして光情報記録媒体を作製した。
ィングされているものを用いること以外は実施例1と同
様にして光情報記録媒体を作製した。
【0043】以上の実施例1〜実施例4及び比較例1,
比較例2で作製された光情報記録媒体について、信号再
生を行いデータ信号の変調振幅の変調度I11/ITOP 及
びプッシュプルppを求めた。求められたデータ信号の
変調度I11/ITOP 及びプッシュプルppを、カッティ
ングされているピット幅と併せて表1に示す。また、ピ
ット幅とデータ信号の変調度I11/ITOP の関係を図2
に、ピット幅とプッシュプルppの関係を図3にそれぞ
れ示す。
比較例2で作製された光情報記録媒体について、信号再
生を行いデータ信号の変調振幅の変調度I11/ITOP 及
びプッシュプルppを求めた。求められたデータ信号の
変調度I11/ITOP 及びプッシュプルppを、カッティ
ングされているピット幅と併せて表1に示す。また、ピ
ット幅とデータ信号の変調度I11/ITOP の関係を図2
に、ピット幅とプッシュプルppの関係を図3にそれぞ
れ示す。
【0044】
【表1】
【0045】まず、図2を見ると、データ信号の変調度
I11/ITOP はカッティングされたピットのピット幅に
依存して変化することがわかる。すなわち、データ信号
の変調度I11/ITOP は、ピット幅が650〜950n
mの範囲では0.4〜0.5の範囲で徐々に上昇し、ピ
ット幅が950nmを越えたところで急激な上昇変化を
示す。
I11/ITOP はカッティングされたピットのピット幅に
依存して変化することがわかる。すなわち、データ信号
の変調度I11/ITOP は、ピット幅が650〜950n
mの範囲では0.4〜0.5の範囲で徐々に上昇し、ピ
ット幅が950nmを越えたところで急激な上昇変化を
示す。
【0046】ここで、ミニディスクシステムの規格で
は、データ信号の変調度I11/ITOPは0.3〜0.6
とされており、データ信号の変調度I11/ITOP がこの
範囲となるのはピット幅が1100nm以下の場合であ
る。
は、データ信号の変調度I11/ITOPは0.3〜0.6
とされており、データ信号の変調度I11/ITOP がこの
範囲となるのはピット幅が1100nm以下の場合であ
る。
【0047】一方、図3を見ると、プッシュプルpp
は、カッティングされたピットのピット幅に依存して略
一定な上昇変化を示す。ここで、ミニディスクシステム
の規格では、プッシュプルppは0.04〜0.11と
されており、プッシュプルppがこの範囲となるのはピ
ット幅が690nm以上の場合である。
は、カッティングされたピットのピット幅に依存して略
一定な上昇変化を示す。ここで、ミニディスクシステム
の規格では、プッシュプルppは0.04〜0.11と
されており、プッシュプルppがこの範囲となるのはピ
ット幅が690nm以上の場合である。
【0048】以上の結果から、ピットが予め形成された
基板上に色素と高分子材料を主体とする反射層が形成さ
れてなる光情報記録媒体について、データ信号の変調度
I11/ITOP ,プッシュプルppをともにミニディスク
システムの規格に準拠するものとするには、カッティン
グするピットのピット幅を690〜1100nmとすれ
ば良いことがわかる。
基板上に色素と高分子材料を主体とする反射層が形成さ
れてなる光情報記録媒体について、データ信号の変調度
I11/ITOP ,プッシュプルppをともにミニディスク
システムの規格に準拠するものとするには、カッティン
グするピットのピット幅を690〜1100nmとすれ
ば良いことがわかる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の光情報記録媒体は、情報信号に対応してピットが形
成された基板上に、色素と高分子材料を主体とする反射
層が形成されてなり、基板上に形成されているピットの
幅が690〜1100nmであり、反射層の反射率が1
5〜25%であるので、ミニディスク用の記録再生装置
に適用したときに再生出力,トラッキングサーボゲイン
をともに大きく得ることができる。したがって、ミニデ
ィスクとの互換が可能であり、再生専用型光ディスク,
ミニディスクの実用性,普及性の向上に大きく貢献する
ものであると言える。
明の光情報記録媒体は、情報信号に対応してピットが形
成された基板上に、色素と高分子材料を主体とする反射
層が形成されてなり、基板上に形成されているピットの
幅が690〜1100nmであり、反射層の反射率が1
5〜25%であるので、ミニディスク用の記録再生装置
に適用したときに再生出力,トラッキングサーボゲイン
をともに大きく得ることができる。したがって、ミニデ
ィスクとの互換が可能であり、再生専用型光ディスク,
ミニディスクの実用性,普及性の向上に大きく貢献する
ものであると言える。
【図1】本発明を適用した光情報記録媒体の一構成例を
示す要部概略断面図である。
示す要部概略断面図である。
【図2】ピット幅と情報信号の変調度の関係を示す特性
図である。
図である。
【図3】ピット幅とプッシュプルの関係を示す特性図で
ある。
ある。
1 基板 2a ピット部 2b ランド部 3 反射層
Claims (2)
- 【請求項1】 情報信号に対応してピットが形成された
基板上に、色素と高分子材料を主体とする反射層が形成
されてなり、 基板上に形成されているピットの幅が690〜1100
nmであり、 反射層の反射率が15〜25%であることを特徴とする
光情報記録媒体。 - 【請求項2】 反射層の複素屈折率の実数部nが1.8
4以上であることを特徴とする請求項1記載の光情報記
録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6074630A JPH07282471A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 光情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6074630A JPH07282471A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 光情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07282471A true JPH07282471A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13552722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6074630A Withdrawn JPH07282471A (ja) | 1994-04-13 | 1994-04-13 | 光情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07282471A (ja) |
-
1994
- 1994-04-13 JP JP6074630A patent/JPH07282471A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |