JPH07282477A - 光記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
光記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH07282477A JPH07282477A JP8918594A JP8918594A JPH07282477A JP H07282477 A JPH07282477 A JP H07282477A JP 8918594 A JP8918594 A JP 8918594A JP 8918594 A JP8918594 A JP 8918594A JP H07282477 A JPH07282477 A JP H07282477A
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- JP
- Japan
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- magnetic
- recording medium
- optical recording
- fine particles
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 垂直磁気異方性の向上、ファラデー回転角を
大きくすることにより、記録再生特性を向上させた光記
録媒体及びその製造方法を提供する。 【構成】 透明基板1上に、磁気光学効果を有する磁性
微粒子を非磁性バインダー中に分散してなる記録磁性薄
膜2を有する光記録媒体において、膜面に垂直に磁界を
印加して磁性微粒子を磁界方向に配向させてなる光記録
媒体。
大きくすることにより、記録再生特性を向上させた光記
録媒体及びその製造方法を提供する。 【構成】 透明基板1上に、磁気光学効果を有する磁性
微粒子を非磁性バインダー中に分散してなる記録磁性薄
膜2を有する光記録媒体において、膜面に垂直に磁界を
印加して磁性微粒子を磁界方向に配向させてなる光記録
媒体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カー効果やファラ
デー効果等の磁気光学特性を利用して情報信号を記録再
生する光記録媒体及びその製造方法に関する。
デー効果等の磁気光学特性を利用して情報信号を記録再
生する光記録媒体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気光学記録媒体としては、Mn
Bi、MnCuBiなどの多結晶薄膜、GdCo,Gd
Fe,TbFe、DyFe,GdTbFe,TbDyF
eなどの非晶質薄膜、GIGなどの単結晶薄膜などが知
られている。これら薄膜の中で、大面積の薄膜を室温近
傍の温度で形成する成膜性、信号を小さな光熱エネルギ
ーで書き込むための書き込み効率、書き込まれた信号を
S/N比良く読み出すための読み出し効率などを勘案す
ると、最近では前記非晶質薄膜が磁気光学記録媒体とし
て優れていると考えられている。
Bi、MnCuBiなどの多結晶薄膜、GdCo,Gd
Fe,TbFe、DyFe,GdTbFe,TbDyF
eなどの非晶質薄膜、GIGなどの単結晶薄膜などが知
られている。これら薄膜の中で、大面積の薄膜を室温近
傍の温度で形成する成膜性、信号を小さな光熱エネルギ
ーで書き込むための書き込み効率、書き込まれた信号を
S/N比良く読み出すための読み出し効率などを勘案す
ると、最近では前記非晶質薄膜が磁気光学記録媒体とし
て優れていると考えられている。
【0003】前記の磁気光学記録媒体は、基板上に記録
薄膜及び無機保護膜などを積層して作成するが、真空蒸
着、スパタリングなどのプロセスで作成するために、製
造装置の大型化が必要であったり、また膜の積層数が多
いなどにより生産性が悪くなる等の問題がある。そこ
で、従来、磁性粒子を非磁性バインダー中に分散させ分
散液を塗布して磁性記録層とする塗布型光磁気記録媒体
が検討されている。
薄膜及び無機保護膜などを積層して作成するが、真空蒸
着、スパタリングなどのプロセスで作成するために、製
造装置の大型化が必要であったり、また膜の積層数が多
いなどにより生産性が悪くなる等の問題がある。そこ
で、従来、磁性粒子を非磁性バインダー中に分散させ分
散液を塗布して磁性記録層とする塗布型光磁気記録媒体
が検討されている。
【0004】一方、光磁気記録の高密度化の手段として
短波長レーザを使用することが検討されている。しか
し、重希土類−3d遷移金属非晶質合金薄膜は、波長が
短くなるに従ってカー回転角が小さくなるため、短波長
レーザにより再生した場合、再生出力が低下する。この
ため、新たな短波長用光磁気記録材料を用いることが必
要になっている。
短波長レーザを使用することが検討されている。しか
し、重希土類−3d遷移金属非晶質合金薄膜は、波長が
短くなるに従ってカー回転角が小さくなるため、短波長
レーザにより再生した場合、再生出力が低下する。この
ため、新たな短波長用光磁気記録材料を用いることが必
要になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁性微
粒子を非磁性バインダー中に分散させた磁性記録層を用
いる塗布型光磁気記録媒体には、光学的に均一であるこ
と(ノイズの低減)、垂直磁化膜であること、ファラデ
ー回転角が大きく光磁気記録が可能であることなどの特
性が要求されている。
粒子を非磁性バインダー中に分散させた磁性記録層を用
いる塗布型光磁気記録媒体には、光学的に均一であるこ
と(ノイズの低減)、垂直磁化膜であること、ファラデ
ー回転角が大きく光磁気記録が可能であることなどの特
性が要求されている。
【0006】本発明は、この様な塗布型光磁気記録媒体
を改良し、必要とされている特性を満足するために研究
をした結果完成されたものであり、垂直磁気異方性の向
上、またファラデー回転角を大きくすることにより、記
録再生特性を向上させた光記録媒体を提供することを目
的とするものである。
を改良し、必要とされている特性を満足するために研究
をした結果完成されたものであり、垂直磁気異方性の向
上、またファラデー回転角を大きくすることにより、記
録再生特性を向上させた光記録媒体を提供することを目
的とするものである。
【0007】また、本発明は、垂直磁気異方性の向上、
ファラデー回転角を大きくすることにより、記録再生特
性を向上させた光記録媒体を生産性良く製造することを
目的とするものである。
ファラデー回転角を大きくすることにより、記録再生特
性を向上させた光記録媒体を生産性良く製造することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、磁気光
学効果を有する磁性微粒子を非磁性バインダー中に分散
してなる記録磁性薄膜を有する光記録媒体において、膜
面に垂直に磁界を印加して磁性微粒子を磁界方向に配向
させてなることを特徴とする光記録媒体である。
学効果を有する磁性微粒子を非磁性バインダー中に分散
してなる記録磁性薄膜を有する光記録媒体において、膜
面に垂直に磁界を印加して磁性微粒子を磁界方向に配向
させてなることを特徴とする光記録媒体である。
【0009】また、本発明は、磁気光学効果を有する磁
性微粒子を非磁性バインダー中に分散した分散液を塗布
して記録磁性薄膜を形成する光記録媒体の製造方法にお
いて、膜面に垂直に磁界を印加して磁性微粒子を磁界方
向に配向させることを特徴とする光記録媒体の製造方法
である。
性微粒子を非磁性バインダー中に分散した分散液を塗布
して記録磁性薄膜を形成する光記録媒体の製造方法にお
いて、膜面に垂直に磁界を印加して磁性微粒子を磁界方
向に配向させることを特徴とする光記録媒体の製造方法
である。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。図1は本
発明の光記録媒体の一例を示す説明図である。同図にお
いて、本発明の光記録媒体は、透明基板1上に、記録磁
性薄膜2を形成し、その上に金などの反射層3を設けて
なり、記録磁性薄膜2は磁気光学効果を有する磁性微粒
子を磁性微粒子を非磁性バインダー中に分散させ、これ
を塗膜化する際に、外部磁界を膜面に垂直に印加し、磁
性微粒子を膜面に垂直方向に配向させ、垂直磁気異方性
を向上させてなるものである。
発明の光記録媒体の一例を示す説明図である。同図にお
いて、本発明の光記録媒体は、透明基板1上に、記録磁
性薄膜2を形成し、その上に金などの反射層3を設けて
なり、記録磁性薄膜2は磁気光学効果を有する磁性微粒
子を磁性微粒子を非磁性バインダー中に分散させ、これ
を塗膜化する際に、外部磁界を膜面に垂直に印加し、磁
性微粒子を膜面に垂直方向に配向させ、垂直磁気異方性
を向上させてなるものである。
【0011】本発明において用いられる磁性微粒子とし
ては、Co、Baフェライト、Bi置換ガーネットなど
が挙げられる。その平均粒径は500Å以下であり、好
ましくは50〜500Å、特に好ましくは20Å〜20
0Åである。また、磁性微粒子の非磁性バインダーへの
配合量は、体積分率で10〜40%、好ましくは15〜
30%の範囲が望ましい。
ては、Co、Baフェライト、Bi置換ガーネットなど
が挙げられる。その平均粒径は500Å以下であり、好
ましくは50〜500Å、特に好ましくは20Å〜20
0Åである。また、磁性微粒子の非磁性バインダーへの
配合量は、体積分率で10〜40%、好ましくは15〜
30%の範囲が望ましい。
【0012】本発明において用いられる非磁性バインダ
ーとしては、ポリメタクリレート、ポリカーボネート、
ポリスチレン等の高分子材料、およびポリエチレンテレ
フタレートの側鎖にフェニル基を重合した液晶高分子な
どの異方性溶融高分子材料が挙げられる。これらの高分
子材料をトルエン、イソプロパノール、メチルセルソル
ブ等の有機溶媒に溶解し、上記の磁性微粒子を分散し、
スピンナー等で基板上に塗布し、乾燥し薄膜化して記録
磁性薄膜を形成する。
ーとしては、ポリメタクリレート、ポリカーボネート、
ポリスチレン等の高分子材料、およびポリエチレンテレ
フタレートの側鎖にフェニル基を重合した液晶高分子な
どの異方性溶融高分子材料が挙げられる。これらの高分
子材料をトルエン、イソプロパノール、メチルセルソル
ブ等の有機溶媒に溶解し、上記の磁性微粒子を分散し、
スピンナー等で基板上に塗布し、乾燥し薄膜化して記録
磁性薄膜を形成する。
【0013】薄膜の制御は、スピンナーの回転数、回転
時間等の塗布条件により行う。記録磁性薄膜の厚さは、
0.01μm〜5μm、好ましくは0.5μm〜2μm
が望ましい。また、乾燥行程で、膜面に垂直方向に外部
磁界を印加し、該磁性微粒子を磁界方向に配向させる。
外部磁界としては、1kOe〜10kOe、特に好まし
くは3kOe〜7kOeの範囲が好ましい。
時間等の塗布条件により行う。記録磁性薄膜の厚さは、
0.01μm〜5μm、好ましくは0.5μm〜2μm
が望ましい。また、乾燥行程で、膜面に垂直方向に外部
磁界を印加し、該磁性微粒子を磁界方向に配向させる。
外部磁界としては、1kOe〜10kOe、特に好まし
くは3kOe〜7kOeの範囲が好ましい。
【0014】また、場合によっては、該磁性微粒子の非
磁性バインダー中の分散性を向上させるために、該粒子
表面のカップリッグ処理、マイクロカプセル化処理、お
よび分散剤の添加などを行ってもよい。
磁性バインダー中の分散性を向上させるために、該粒子
表面のカップリッグ処理、マイクロカプセル化処理、お
よび分散剤の添加などを行ってもよい。
【0015】磁性微粒子を非磁性バインダーに分散させ
た記録磁性薄膜においては、ランダムな距離の分布を持
つ磁性微粒子では、その磁気特性は、微粒子のもつ保磁
力および磁気異方性、それに磁性微粒子間の双極子相互
作用(磁気的相互作用)が加わり決定される。
た記録磁性薄膜においては、ランダムな距離の分布を持
つ磁性微粒子では、その磁気特性は、微粒子のもつ保磁
力および磁気異方性、それに磁性微粒子間の双極子相互
作用(磁気的相互作用)が加わり決定される。
【0016】特に、非磁性バインダーとして、高分子を
用いた場合、高分子中では磁性微粒子間の磁気的相互作
用は無視できない。磁性微粒子の高分子中での分散状態
を変化させることで、磁性微粒子間の相互作用を小さく
することが可能であり、この場合、反転磁界を小さくす
ることができる。ここで、磁性微粒子の高分子中での分
散状態を変えるために、外部磁界を磁性微粒子のC軸方
向(記録磁性薄膜面の垂直方向)に印加し、配向させる
という手段がとられる。これにより、粒子の凝集状態が
変化し、異常分散が発生し、垂直磁気異方性が向上する
とともに、磁気光学効果(ファラデー効果)も大きくな
る。
用いた場合、高分子中では磁性微粒子間の磁気的相互作
用は無視できない。磁性微粒子の高分子中での分散状態
を変化させることで、磁性微粒子間の相互作用を小さく
することが可能であり、この場合、反転磁界を小さくす
ることができる。ここで、磁性微粒子の高分子中での分
散状態を変えるために、外部磁界を磁性微粒子のC軸方
向(記録磁性薄膜面の垂直方向)に印加し、配向させる
という手段がとられる。これにより、粒子の凝集状態が
変化し、異常分散が発生し、垂直磁気異方性が向上する
とともに、磁気光学効果(ファラデー効果)も大きくな
る。
【0017】また、この場合、用いる高分子材料の分子
量が20〜50万でかつ、分子量分布が1.0〜2.0
の範囲でシャープであると、より磁性微粒子のC軸配向
性が向上する。
量が20〜50万でかつ、分子量分布が1.0〜2.0
の範囲でシャープであると、より磁性微粒子のC軸配向
性が向上する。
【0018】また、非磁性バインダーとして、異方性溶
融高分子材料、即ち応力方向の流動性が大きくなるよう
な、例えば液晶高分子を用いれば、より磁性微粒子のC
軸配向性が向上する。
融高分子材料、即ち応力方向の流動性が大きくなるよう
な、例えば液晶高分子を用いれば、より磁性微粒子のC
軸配向性が向上する。
【0019】また、磁性微粒子の非磁性バインダー中へ
の配合量を増加するにつれて、磁性薄膜のファラデー回
転角は減少するが、保磁力は増大する。そこで磁性微粒
子の非磁性バインダー中への配合量は、体積分率で15
〜30%の範囲が好ましい。また、ここで用いられる磁
性微粒子の大きさは、再生時の媒体ノイズが発生しない
という点から50〜500Åの範囲が好ましい。
の配合量を増加するにつれて、磁性薄膜のファラデー回
転角は減少するが、保磁力は増大する。そこで磁性微粒
子の非磁性バインダー中への配合量は、体積分率で15
〜30%の範囲が好ましい。また、ここで用いられる磁
性微粒子の大きさは、再生時の媒体ノイズが発生しない
という点から50〜500Åの範囲が好ましい。
【0020】また、磁性薄膜の表面粗さは、記録再生時
のレーザ光の散乱による損失が少ないという点から、1
00〜500Åの範囲が好ましい。
のレーザ光の散乱による損失が少ないという点から、1
00〜500Åの範囲が好ましい。
【0021】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
する。
【0022】実施例1 非磁性バンイダーとしてポリメタクリレート(PMM
A)のトルエン溶液に、コバルトカルボニル微粒子〔C
o2 (CO)8 〕を体積分率で18%配合し、攪拌しな
がら120℃、8時間分散させた。このコバルト微粒子
分散溶液をポリオレフィン基板上に塗布した後、膜面に
対し垂直に外部磁界Hd=4kOeを印加しながら室温
で乾燥させ、磁性記録薄膜とし、さらにこの膜上に反射
膜として、Auを40nmの厚さに付け光記録媒体を作
成した。
A)のトルエン溶液に、コバルトカルボニル微粒子〔C
o2 (CO)8 〕を体積分率で18%配合し、攪拌しな
がら120℃、8時間分散させた。このコバルト微粒子
分散溶液をポリオレフィン基板上に塗布した後、膜面に
対し垂直に外部磁界Hd=4kOeを印加しながら室温
で乾燥させ、磁性記録薄膜とし、さらにこの膜上に反射
膜として、Auを40nmの厚さに付け光記録媒体を作
成した。
【0023】なお、以下の表1に示す材料構成で、実施
例1と同じようにして実施例2〜6および比較例1〜7
の光記録媒体を作成した。以下の表1に、実施例および
比較例で作製した光記録媒体の材料構成を示す。
例1と同じようにして実施例2〜6および比較例1〜7
の光記録媒体を作成した。以下の表1に、実施例および
比較例で作製した光記録媒体の材料構成を示す。
【0024】
【表1】
【0025】(注) (1)コバルトカルボニル微粒子:〔Co2 (CO)
8 〕 (2)Co置換Baフェライト微粒子:組成 BaFe
10.2Co0.9 Ti0.9O19、アスペクト比3.5 (3)PMMAはポリメタクリレート、PSはポリスチ
レンを示す。 (4)液晶ポリマー:ザイダール、ユニチカ(株)社製 (5)表面粗さはタリサーフ:表面粗さ計により測定。
8 〕 (2)Co置換Baフェライト微粒子:組成 BaFe
10.2Co0.9 Ti0.9O19、アスペクト比3.5 (3)PMMAはポリメタクリレート、PSはポリスチ
レンを示す。 (4)液晶ポリマー:ザイダール、ユニチカ(株)社製 (5)表面粗さはタリサーフ:表面粗さ計により測定。
【0026】実施例および比較例で作成した光記録媒体
の磁化曲線を、磁界を膜面に垂直に印加して測定した。
そして、それぞれの角型比および保磁力を求めた。な
お、測定は、室温(23℃)で、VSM:振動試料型磁
力計により行った。
の磁化曲線を、磁界を膜面に垂直に印加して測定した。
そして、それぞれの角型比および保磁力を求めた。な
お、測定は、室温(23℃)で、VSM:振動試料型磁
力計により行った。
【0027】比較例では、角型比がそれぞれ0.2以下
と小さく、保磁力も0.25kOe以下と小さかった。
これに対して、実施例では角型比がそれぞれ0.85以
上、保磁力も0.8〜1.0kOeと大きかった。これ
より、実施例の方が、垂直磁気異方性が大きくなってい
ることがわかる。なお、測定は振動試料型磁力計(VS
M)によって行なった。
と小さく、保磁力も0.25kOe以下と小さかった。
これに対して、実施例では角型比がそれぞれ0.85以
上、保磁力も0.8〜1.0kOeと大きかった。これ
より、実施例の方が、垂直磁気異方性が大きくなってい
ることがわかる。なお、測定は振動試料型磁力計(VS
M)によって行なった。
【0028】次に、実施例1〜6及び比較例1〜7で作
成した光記録媒体のファラデー回転角(θF )deg/
μmを波長域830nmで測定した。その結果を表2に
示す。その結果より、実施例ではθF は0.28〜0.
29で、比較例のθF =0.18〜0.19に比べ、5
0%程度のθF の増大がみられた。
成した光記録媒体のファラデー回転角(θF )deg/
μmを波長域830nmで測定した。その結果を表2に
示す。その結果より、実施例ではθF は0.28〜0.
29で、比較例のθF =0.18〜0.19に比べ、5
0%程度のθF の増大がみられた。
【0029】
【表2】
【0030】(注) (1)ファラデー回転角(θF )の測定は、磁気旋光分
光計(MOE−7:日本分光(株)製)を用いた。
光計(MOE−7:日本分光(株)製)を用いた。
【0031】次に、実施例1〜6及び比較例1〜7で作
成した光記録媒体を用いて、半導体レーザ830nm
(波長)で、記録レーザパワー10mW、線速3m/s
ec、印加磁界500 Oeで記録テストを行ったとこ
ろ、マーク長3.8μmの安定した記録ビットを得るこ
とができた。また、各実施例及び比較例の光記録媒体を
用いて、上記条件で記録したマークの再生信号を、再生
パワー2.0mWで、C/N比で測定評価した。その結
果を表3に示す。
成した光記録媒体を用いて、半導体レーザ830nm
(波長)で、記録レーザパワー10mW、線速3m/s
ec、印加磁界500 Oeで記録テストを行ったとこ
ろ、マーク長3.8μmの安定した記録ビットを得るこ
とができた。また、各実施例及び比較例の光記録媒体を
用いて、上記条件で記録したマークの再生信号を、再生
パワー2.0mWで、C/N比で測定評価した。その結
果を表3に示す。
【0032】なお、記録再生特性の評価は、光磁気記録
再生評価装置(LM52A:シバソク(株)製)を用い
て行なった。表3の結果より、各実施例の光記録媒体
は、比較例の光記録媒体に比べて、C/N比が大きく、
優れた特性を有することがわかる。
再生評価装置(LM52A:シバソク(株)製)を用い
て行なった。表3の結果より、各実施例の光記録媒体
は、比較例の光記録媒体に比べて、C/N比が大きく、
優れた特性を有することがわかる。
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の光記録媒体
は、従来の塗布型記録媒体に比べ、垂直磁気異方性が大
きく優れた磁気特性を有すると共に磁気光学効果も大き
く、記録再生特性が優れている効果を有する。また、本
発明の光記録媒体の製造方法は、従来の光記録媒体に比
べ、生産性に優れて上記の特性を有する塗布型記録媒体
を作製可能である。
は、従来の塗布型記録媒体に比べ、垂直磁気異方性が大
きく優れた磁気特性を有すると共に磁気光学効果も大き
く、記録再生特性が優れている効果を有する。また、本
発明の光記録媒体の製造方法は、従来の光記録媒体に比
べ、生産性に優れて上記の特性を有する塗布型記録媒体
を作製可能である。
【図1】本発明の光記録媒体の一例を示す説明図であ
る。
る。
1 透明基板 2 磁性記録薄膜 3 反射層
Claims (8)
- 【請求項1】 磁気光学効果を有する磁性微粒子を非磁
性バインダー中に分散してなる記録磁性薄膜を有する光
記録媒体において、膜面に垂直に磁界を印加して磁性微
粒子を磁界方向に配向させてなることを特徴とする光記
録媒体。 - 【請求項2】 前記非磁性バインダーとして分子量が2
0万〜50万、分子量分布が1.0〜2.0の高分子材
料を用いる請求項1記載の光記録媒体。 - 【請求項3】 前記非磁性バインダーとして異方性溶融
高分子材料を用いる請求項1記載の光記録媒体。 - 【請求項4】 前記異方性溶融高分子が液晶高分子であ
る請求項3記載の光記録媒体。 - 【請求項5】 前記磁性微粒子の平均粒径が50〜50
0Åの範囲である請求項1記載の光記録媒体。 - 【請求項6】 前記磁微粒子の非磁性バインダー中への
配合量が体積分率で15〜30%の範囲である請求項1
記載の光記録媒体。 - 【請求項7】 前記記録磁性薄膜層の平均表面粗さが1
00〜500Åである請求項1記載の光記録媒体。 - 【請求項8】 磁気光学効果を有する磁性微粒子を非磁
性バインダー中に分散した分散液を塗布して記録磁性薄
膜を形成する光記録媒体の製造方法において、膜面に垂
直に磁界を印加して磁性微粒子を磁界方向に配向させる
ことを特徴とする光記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8918594A JPH07282477A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 光記録媒体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8918594A JPH07282477A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 光記録媒体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07282477A true JPH07282477A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13963685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8918594A Pending JPH07282477A (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | 光記録媒体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07282477A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015025465A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2015-02-26 | ソニー株式会社 | フェリ磁性粒子粉末およびその製造方法、ならびに磁気記録媒体およびその製造方法 |
-
1994
- 1994-04-05 JP JP8918594A patent/JPH07282477A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015025465A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2015-02-26 | ソニー株式会社 | フェリ磁性粒子粉末およびその製造方法、ならびに磁気記録媒体およびその製造方法 |
| JPWO2015025465A1 (ja) * | 2013-08-23 | 2017-03-02 | ソニー株式会社 | フェリ磁性粒子粉末およびその製造方法、ならびに磁気記録媒体およびその製造方法 |
| US9805754B2 (en) | 2013-08-23 | 2017-10-31 | Sony Corporation | Ferrimagnetic particle powder and manufacturing method therefor, and magnetic recording medium and manufacturing method therefor |
| US10783914B2 (en) | 2013-08-23 | 2020-09-22 | Sony Corporation | Ferrimagnetic particle powder and method of manufacturing ferrimagnetic particle powder, as well as magnetic recording medium and method of manufacturing magnetic recording medium |
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