JPH0728299Y2 - 建築用不燃板 - Google Patents
建築用不燃板Info
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- JPH0728299Y2 JPH0728299Y2 JP304691U JP304691U JPH0728299Y2 JP H0728299 Y2 JPH0728299 Y2 JP H0728299Y2 JP 304691 U JP304691 U JP 304691U JP 304691 U JP304691 U JP 304691U JP H0728299 Y2 JPH0728299 Y2 JP H0728299Y2
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- combustible plate
- combustible
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に溶射皮膜を形成
することによって建築の内外装部材、例えば天井用部材
等として用いる不燃板に関するものである。
することによって建築の内外装部材、例えば天井用部材
等として用いる不燃板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、建築の内外装部材として、不燃板
表面に溶射皮膜を形成したものが好んで用いられてい
る。これは主として溶射皮膜により発揮される美感が好
まれることによるが、溶射皮膜の機能性、例えば電磁遮
蔽性、音響効果、保温性等が目的とされる場合もある。
不燃板としては、例えばロックウール(岩綿)板、グラ
スウール板、石膏板、セラミック板、ケイカル板、スレ
ート板等が挙げられ、溶射金属としては、アルミニウ
ム、亜鉛、銅、銅合金等が挙げられる。また溶射は、フ
レーム溶射、アーク溶射、プラズマ溶射等により行なわ
れる。
表面に溶射皮膜を形成したものが好んで用いられてい
る。これは主として溶射皮膜により発揮される美感が好
まれることによるが、溶射皮膜の機能性、例えば電磁遮
蔽性、音響効果、保温性等が目的とされる場合もある。
不燃板としては、例えばロックウール(岩綿)板、グラ
スウール板、石膏板、セラミック板、ケイカル板、スレ
ート板等が挙げられ、溶射金属としては、アルミニウ
ム、亜鉛、銅、銅合金等が挙げられる。また溶射は、フ
レーム溶射、アーク溶射、プラズマ溶射等により行なわ
れる。
【0003】そして溶射皮膜は、溶射により形成された
後、溶射金属特有の光沢を表出させるために表面が研磨
され、更には酸化防止等を目的としてコーティングが施
されるのが普通である。
後、溶射金属特有の光沢を表出させるために表面が研磨
され、更には酸化防止等を目的としてコーティングが施
されるのが普通である。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】ところで溶射を行な
う際、不燃板には熱が加わる。この溶射熱のため、不燃
板の周縁部は膜厚方向に膨らんでしまう。これは不燃板
を構成している繊維が周縁で切断されているため熱によ
り拡がり易くなっていることによると考えられる。例え
ば図5に示すように、均一な厚みの不燃板表面に溶射を
行なうと、不燃板の周縁部が所定幅(図中X)で所定高
さ(図中Y)だけ周縁に向けて漸次高くなるよう膨ら
む。図5において、1は板厚Tが10mmのロックウー
ル板、2は亜鉛からなる膜厚tが200μmの溶射皮膜
であり、この場合Xは30mm、Yは100μmとな
る。
う際、不燃板には熱が加わる。この溶射熱のため、不燃
板の周縁部は膜厚方向に膨らんでしまう。これは不燃板
を構成している繊維が周縁で切断されているため熱によ
り拡がり易くなっていることによると考えられる。例え
ば図5に示すように、均一な厚みの不燃板表面に溶射を
行なうと、不燃板の周縁部が所定幅(図中X)で所定高
さ(図中Y)だけ周縁に向けて漸次高くなるよう膨ら
む。図5において、1は板厚Tが10mmのロックウー
ル板、2は亜鉛からなる膜厚tが200μmの溶射皮膜
であり、この場合Xは30mm、Yは100μmとな
る。
【0005】このように不燃板表面が平面ではなくなる
ので、溶射皮膜の表面も平面とはならない。このため溶
射皮膜表面に機械的研磨を施すと、周縁部が必要以上に
研磨されて剥れてしまうという問題があった。
ので、溶射皮膜の表面も平面とはならない。このため溶
射皮膜表面に機械的研磨を施すと、周縁部が必要以上に
研磨されて剥れてしまうという問題があった。
【0006】本考案は、溶射終了後の溶射皮膜表面を平
面とすることができる不燃板を提供することを目的とす
る。
面とすることができる不燃板を提供することを目的とす
る。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本考案の建築用不燃板
は、周縁部が、溶射熱によって膜厚方向に膨らんだ際に
不燃板表面が平面となるよう膜厚方向に圧縮されている
ことを特徴とするものである。
は、周縁部が、溶射熱によって膜厚方向に膨らんだ際に
不燃板表面が平面となるよう膜厚方向に圧縮されている
ことを特徴とするものである。
【0008】また本考案の別の建築用不燃板は、周縁部
に、溶射熱によって膜厚方向に膨らむのを防止するよう
樹脂を含浸させたことを特徴とするものである。
に、溶射熱によって膜厚方向に膨らむのを防止するよう
樹脂を含浸させたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本考案の建築用不燃板においては、周縁部が溶
射熱により圧縮されていた分だけ膨らみ、不燃板表面は
平面となる。
射熱により圧縮されていた分だけ膨らみ、不燃板表面は
平面となる。
【0010】また本考案の別の建築用不燃板において
は、周縁部は樹脂が含浸されているため溶射熱によって
も膨らまない。このため不燃板表面は元のままの平面を
保つ。
は、周縁部は樹脂が含浸されているため溶射熱によって
も膨らまない。このため不燃板表面は元のままの平面を
保つ。
【0011】
【実施例】図1は本考案の建築用不燃板の一例を示す断
面図、図2は図1に示す不燃板に溶射皮膜を形成した後
の状態を示す断面図である。不燃板であるロックウール
板1は板厚Tが10mmのものであり、板1表面に亜鉛
を溶射して形成された溶射皮膜2は膜厚tが200μm
となっている。
面図、図2は図1に示す不燃板に溶射皮膜を形成した後
の状態を示す断面図である。不燃板であるロックウール
板1は板厚Tが10mmのものであり、板1表面に亜鉛
を溶射して形成された溶射皮膜2は膜厚tが200μm
となっている。
【0012】そして図1に示すように、ロックウール板
1の周縁部1aは圧縮することによって図中破線で示す
Aの量だけ凹まされている。その凹み量Aは、溶射皮膜
2を形成する際の溶射熱によって周縁部1aが膨らむ量
であって周縁部1aが膨らむことによって板1の表面が
平面となる量に設定されている。具体的には、幅X1は
30mm、凹み厚さY1は100μmであり、凹み厚さ
は周縁に向けて漸次大きくなってY1となっている。
1の周縁部1aは圧縮することによって図中破線で示す
Aの量だけ凹まされている。その凹み量Aは、溶射皮膜
2を形成する際の溶射熱によって周縁部1aが膨らむ量
であって周縁部1aが膨らむことによって板1の表面が
平面となる量に設定されている。具体的には、幅X1は
30mm、凹み厚さY1は100μmであり、凹み厚さ
は周縁に向けて漸次大きくなってY1となっている。
【0013】このように板1の周縁部1aは予め圧縮し
てAの量だけ凹まされているので、溶射熱が加わって膨
らむと、図2に示すように板1表面は平面となり、溶射
皮膜2の表面も平面となる。従って皮膜2表面に機械的
研磨を施しても、従来のように周縁部が必要以上に研磨
されて剥れてしまうようなことはない。
てAの量だけ凹まされているので、溶射熱が加わって膨
らむと、図2に示すように板1表面は平面となり、溶射
皮膜2の表面も平面となる。従って皮膜2表面に機械的
研磨を施しても、従来のように周縁部が必要以上に研磨
されて剥れてしまうようなことはない。
【0014】図3は本考案の別の建築用不燃板の一例を
示す断面図、図4は図3に示す不燃板に溶射皮膜を形成
した後の状態を示す断面図である。不燃板であるロック
ウール板1の板厚T、板1表面に亜鉛を溶射して形成さ
れた溶射皮膜2の膜厚tは上記実施例と同じである。
示す断面図、図4は図3に示す不燃板に溶射皮膜を形成
した後の状態を示す断面図である。不燃板であるロック
ウール板1の板厚T、板1表面に亜鉛を溶射して形成さ
れた溶射皮膜2の膜厚tは上記実施例と同じである。
【0015】そして図3に示すように、ロックウール板
1の周縁部1aのBの部分にはエポキシ樹脂が含浸され
ており、溶射皮膜2を形成する際の溶射熱によっても周
縁部1aは膨らまない、即ち板1表面は平面を保つよう
になっている。具体的には、B部の幅X2は30mmに
設定されている。
1の周縁部1aのBの部分にはエポキシ樹脂が含浸され
ており、溶射皮膜2を形成する際の溶射熱によっても周
縁部1aは膨らまない、即ち板1表面は平面を保つよう
になっている。具体的には、B部の幅X2は30mmに
設定されている。
【0016】このように板1の周縁部1aには予め周縁
部1aが膨らむのを防止するようエポキシ樹脂が含浸さ
れているので、溶射熱が加わっても膨らむことはなく、
図4に示すように板1表面は平面のままの状態に保たれ
ることとなり、溶射皮膜2の表面も平面となる。従って
皮膜2表面に機械的研磨を施しても、従来のように周縁
部が必要以上に研磨されて剥れてしまうようなことはな
い。
部1aが膨らむのを防止するようエポキシ樹脂が含浸さ
れているので、溶射熱が加わっても膨らむことはなく、
図4に示すように板1表面は平面のままの状態に保たれ
ることとなり、溶射皮膜2の表面も平面となる。従って
皮膜2表面に機械的研磨を施しても、従来のように周縁
部が必要以上に研磨されて剥れてしまうようなことはな
い。
【0017】なお上記両実施例における凹み量A及び部
分Bの範囲は、不燃板の材質、板厚、溶射金属の種類、
形成する溶射皮膜の膜厚等に応じて適宜定まるものであ
る。不燃板としてはロックウール板以外に、例えばグラ
スウール板、石膏板、セラミック板、ケイカル板、スレ
ート板等が挙げられ、溶射金属としては亜鉛以外にアル
ミニウム、銅、銅合金等が挙げられる。
分Bの範囲は、不燃板の材質、板厚、溶射金属の種類、
形成する溶射皮膜の膜厚等に応じて適宜定まるものであ
る。不燃板としてはロックウール板以外に、例えばグラ
スウール板、石膏板、セラミック板、ケイカル板、スレ
ート板等が挙げられ、溶射金属としては亜鉛以外にアル
ミニウム、銅、銅合金等が挙げられる。
【0018】また用いる樹脂も、エポキシ樹脂に限るも
のではなく、不燃板の材質、溶射熱の大きさ等を考慮し
て目的に合ったものを適宜選択すればよい。
のではなく、不燃板の材質、溶射熱の大きさ等を考慮し
て目的に合ったものを適宜選択すればよい。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案の建築用不燃板によ
れば、周縁部が、溶射熱によって膜厚方向に膨らんだ際
に不燃板表面が平面となるよう膜厚方向に圧縮されてい
るので、溶射熱により周縁部は圧縮されていた分だけ膨
らむこととなり、不燃板表面を平面とすることができ
る。従って溶射皮膜の表面も平面とすることができ、溶
射皮膜表面に機械的研磨を施しても、従来のように周縁
部が必要以上に研磨されて剥れてしまうのを防止するこ
とができる。
れば、周縁部が、溶射熱によって膜厚方向に膨らんだ際
に不燃板表面が平面となるよう膜厚方向に圧縮されてい
るので、溶射熱により周縁部は圧縮されていた分だけ膨
らむこととなり、不燃板表面を平面とすることができ
る。従って溶射皮膜の表面も平面とすることができ、溶
射皮膜表面に機械的研磨を施しても、従来のように周縁
部が必要以上に研磨されて剥れてしまうのを防止するこ
とができる。
【0020】また本考案の別の建築用不燃板によれば、
周縁部に、溶射熱によって膜厚方向に膨らむのを防止す
るよう樹脂が含浸されているので、溶射熱によって周縁
部は膨らむことはなく、不燃板表面を元のままの平面に
保つことができる。従って溶射皮膜の表面も平面とする
ことができ、溶射皮膜表面に機械的研磨を施しても、従
来のように周縁部が必要以上に研磨されて剥れてしまう
のを防止することができる。
周縁部に、溶射熱によって膜厚方向に膨らむのを防止す
るよう樹脂が含浸されているので、溶射熱によって周縁
部は膨らむことはなく、不燃板表面を元のままの平面に
保つことができる。従って溶射皮膜の表面も平面とする
ことができ、溶射皮膜表面に機械的研磨を施しても、従
来のように周縁部が必要以上に研磨されて剥れてしまう
のを防止することができる。
【図1】本考案の建築用不燃板の一例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図1に示す不燃板に溶射皮膜を形成した後の状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図3】本考案の別の建築用不燃板の一例を示す断面図
である。
である。
【図4】図3に示す不燃板に溶射皮膜を形成した後の状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図5】従来の不燃板に溶射皮膜を形成した後の状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 ロックウール板 2 溶射皮膜
Claims (2)
- 【請求項1】表面に溶射皮膜を形成することによって建
築の内外装部材として用いる不燃板において、周縁部
が、溶射熱によって膜厚方向に膨らんだ際に不燃板表面
が平面となるよう膜厚方向に圧縮されていることを特徴
とする建築用不燃板。 - 【請求項2】表面に溶射皮膜を形成することによって建
築の内外装部材として用いる不燃板において、周縁部
に、溶射熱によって膜厚方向に膨らむのを防止するよう
樹脂が含浸されていることを特徴とする建築用不燃板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP304691U JPH0728299Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 建築用不燃板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP304691U JPH0728299Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 建築用不燃板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494030U JPH0494030U (ja) | 1992-08-14 |
| JPH0728299Y2 true JPH0728299Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31731638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP304691U Expired - Lifetime JPH0728299Y2 (ja) | 1991-01-07 | 1991-01-07 | 建築用不燃板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728299Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-07 JP JP304691U patent/JPH0728299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494030U (ja) | 1992-08-14 |
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