JPH07285145A - 封止治具及びこれを用いた被封止体の製造方法 - Google Patents

封止治具及びこれを用いた被封止体の製造方法

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JPH07285145A
JPH07285145A JP8193294A JP8193294A JPH07285145A JP H07285145 A JPH07285145 A JP H07285145A JP 8193294 A JP8193294 A JP 8193294A JP 8193294 A JP8193294 A JP 8193294A JP H07285145 A JPH07285145 A JP H07285145A
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JP
Japan
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sealing
jig
vent hole
sealed
vent holes
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JP8193294A
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English (en)
Inventor
Akio Nakamura
昭夫 中村
Keiji Ikeda
恵司 池田
Hiroyuki Uchino
博之 内野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は樹脂封止される被封止体の気抜孔を
封止する封止治具及びこれを用いた被封止体の製造方法
に関し、被封止体の材料、形状及び温度条件に拘らず良
好な形状で安定した封止を行うことを目的とする。 【構成】 ヒータ33が内設される封止治具31の治具
先端部32に気抜孔に対応する形状の嵌合部32aが形
成され、嵌合部32aを含む治具先端部32の表面にめ
っき部34が施される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂封止される被封止
体の気抜孔を封止する封止治具及びこれを用いた被封止
体の製造方法に関する。
【0002】近年、例えば電磁継電器において自動実装
化による浸漬洗浄工程で、当該電磁継電器の密封性や悪
条件化での長期安定使用が要求されており、密封形のも
のが提供されている。そのため、密封化するにあたり、
気抜孔が形成されてこれを封止する必要があり、材料、
形状や温度条件に拘らず安定した封止を行う必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】図4に、従来の電磁継電器の封止状態の
構成図を示す。図4(A)において、電磁継電器11
は、熱可塑性樹脂で形成されたベース12上に、電磁石
とスプリングを用いて電気接点を開閉させる機構のもの
が設けられ(図示せず)、ベース12の裏面に所定数の
端子13が延出される。
【0004】このベース12を熱可塑性樹脂で形成され
たカバー14が覆い、端子13を表出させてベース12
の裏面に熱硬化性のシールド樹脂15を充填して密封す
ることが一般的に行われている。
【0005】この場合、シールド樹脂15の硬化時に内
部の気体が膨脹し、シールド樹脂15に気泡の生じるこ
とを防止するために、図4(B)に示すようにカバー1
4に気抜孔14aが形成される。そして、シールド樹脂
15の硬化後に、図4(C)に示すように、気抜孔14
aを熱溶解させて封止するものである。
【0006】また、図5及び図6に、従来の封止状態の
説明図を示す。図5(A)に示すものは、ベース12に
気抜孔12aを形成しておくものであり、シールド樹脂
15の硬化後に、図5(B)に示すように気抜孔12a
を溶解させて封止するものである。
【0007】図6(A)に示すものは、カバー14に気
抜孔14aを形成しておき、シールド樹脂15の硬化後
に、図6(B)に示すように、気抜孔14bをUV(紫
外線)シール剤16で塞ぎ、紫外線を照射して硬化させ
ることにより封止するものである。
【0008】このUVシール剤16を使用するものは、
材質の劣化等による剥離等の問題を生じるが、図3及び
図4に示す熱封止はカバー14又はベース12の材料を
溶解させることから、安定した気密性を保持することが
できる。
【0009】ここで、図7〜図9に、従来の封止工程の
説明図を示す。図7〜図9はカバー14に形成された気
抜孔を封止治具で熱を加えて封止する場合を示してい
る。
【0010】図7(A)に示すように、封止治具21
は、ヒータ22が内蔵されており、先端が気抜孔の形状
に対応して形成された治具先端部23が例えば銅材で形
成される。この封止治具21のヒータ22により加熱さ
れた治具先端部23をカバー14の気抜孔14aに押し
付けて、熱溶解させて封止が行われる。
【0011】この場合、図7(B)に示すように、溶解
した気抜孔14aの樹脂と治具先端部23との剥離性が
悪く、当該治具先端部23に溶解した樹脂の一部14a1
が付着したままとなり、気抜孔14aの気密不良や外観
不良を生じさせる。
【0012】そこで、図8(A)に示すように、治具先
端23と気抜孔14aとの間にポリイミドの耐熱性の干
渉フィルム24を介在させることが行われる。この干渉
フィルム24を介在させて、図8(B)に示すように、
治具先端部23で気抜孔14aを加熱、溶解させるもの
で、干渉フィルム24の滑らかさ(表面粗さを例えば0.
4 μm )により溶解した樹脂との剥離性を確保するもの
である。
【0013】また、図9(A)は、カバー14に形成さ
れた気抜孔14cが封止後の形状を良好にするために階
段状のような複雑な形状の場合に、治具先端部23の形
状が気抜孔14cの形状に合わせて形成されており、干
渉フィルム24を介在させて当該治具先端部23で気抜
孔14cを加熱、溶解させることにより、図9(B)に
示すように封止を行うものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示すよ
うな気抜孔14cが複雑な形状の場合や、カバー材や形
状により温度条件の範囲が狭い場合に、干渉フィルム2
4を介在させることにより、治具先端部23の形状が気
抜孔14cの形状に不一致を生じさせ、これによる熱の
不伝達や放熱で温度条件のばらつき(10℃〜50℃の
差)を生じさせる。そのため、気密不良や封止後の気抜
孔14cの形状不良(図9(B))を発生させるという
問題がある。
【0015】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、被封止体の材料、形状、温度条件に拘らず良好
な形状で安定した封止を行う封止治具及び被封止体の製
造方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1では、機構部分をカバー部に内包させて気密
封止させる際の内部気体を抜く気抜孔が樹脂部材で形成
された被封止体を、気密封止した後に該気抜孔を加熱、
溶解させて封止させる封止治具において、前記気抜孔を
嵌合させる形状の嵌合部が形成され、少なくとも該嵌合
部にめっき部が形成される治具先端部と、該治具先端部
より該気抜孔を加熱、溶解させて封止させるための加熱
部と、を有する構成とする。
【0017】請求項2では、前記治具先端部に形成され
るめっき部を、前記気抜孔の溶解した樹脂部材に対して
分離自在の表面粗さを有する厚さで形成する。
【0018】請求項3では、ベース部上に機構部分を実
装してカバー部で内包させた被封止体を気密封止させる
際に、内部気体を抜くために樹脂部材で形成された気抜
孔を封止する被封止体の製造方法において、前記気抜孔
に、請求項1に記載された封止治具の前記加熱部で加熱
された前記治具先端部の嵌合部を嵌合させて加熱させる
工程と、該気抜孔を溶解させて封止状態として該治具先
端部を離隔させる工程と、を含む構成とする。
【0019】請求項4では、前記気抜孔が前記ベース部
又は前記カバー部に形成されて前記治具先端部の前記嵌
合部が嵌合される。
【0020】
【作用】上述のように請求項1及び2の発明では、被封
止体の気抜孔を嵌合させて加熱する封止治具の治具先端
部に、気抜孔の溶解した樹脂部材に対して分離自在の表
面粗さを有する厚さのめっき部が形成される。これによ
り、干渉フィルムが不要となり被封止体の材料、気抜孔
の形状、温度条件に拘らず、良好な形状で安定した封止
を行うことが可能となる。
【0021】請求項3及び4の発明では、被封止体に形
成された気抜孔にめっき部が形成された前記治具先端部
の嵌合部を嵌合させて、該気抜孔を溶解させて封止させ
る。これにより、干渉フィルムを不要として気抜孔が良
好な形状で安定して封止され、量産性を向上させること
が可能となる。
【0022】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図1(A)は封止治具31の主要部分の概略図を示した
もので、図1(B)は封止治具31の治具先端部32の
断面図を示したものである。
【0023】図1(A),(B)において封止治具31
は、胴部分に加熱部であるヒータ33が内蔵されてお
り、先端の治具先端部32を加熱する。この封止治具3
1は胴部分より治具先端部32まで熱伝導性の良好な銅
合金により形成される。
【0024】治具先端部32は、後述する被封止体の気
抜孔と形状が対応する段差形状の嵌合部32aが形成さ
れており、この嵌合部32aを含む治具先端部32の表
面にめっき部34が形成される。めっき部34は、例え
ばNi−P(ニッケル・リン)/PTFE(ポリテトラ
フルオロエチレン)複合光沢めっき皮膜であり、280
℃耐熱の部材である。
【0025】この場合、Ni−P/PTFE複合光沢め
っきは、めっき厚に対して表面粗さが決定される。すな
わち、めっき厚5μm に対しての表面粗さが0.3 μm で
あり、以下メッキ厚さ10μm ,20μm ,30μm に
対して表面粗さがそれぞれ2.28μm ,5.3 μm ,6.2 μ
m となる。
【0026】ところで、図8及び図9で使用される干渉
フィルムは表面粗さ0.4 μm で治具先端部と溶解した気
抜孔の樹脂部材との剥離が満足されていることから、図
1におけるめっき部34は、表面粗さ0.34μm に相当す
る5μm のめっき厚で形成すれば当該剥離性を維持する
ことができる。すなわち、気抜孔を封止するにあたり、
表面粗さ0.34μm のめっき部34を形成することで、干
渉フィルムを介在させずに、樹脂(材質は後述する)の
剥離性を維持しつつ気密封止を行うことができる。
【0027】なお、封止治具31は被封止体に対して移
動されるように移動機構(図示せず)に取り付けられ
る。
【0028】そこで、図2に、図1の治具による説明図
を示す。ここで、図2(B)に、被封止体として電磁継
電器41の概念断面が示されており、電磁継電器41
は、前述と同様に熱可塑性樹脂(例えばPBT:ポリブ
チレンテレフタレート、融点225℃)で形成されたベ
ース部42上に、電磁石とスプリングを用いて電気接点
を開閉させる機構部分が設けられるもので(図示せ
ず)、ベース部42の裏面に所定数の端子43が延出さ
れる。
【0029】また、ベース部42に、上記機構部分を内
包する熱可塑性樹脂(PBT)で形成されたカバー部4
4が覆い、端子43を表出させてベース42の裏面に熱
硬化性のシールド樹脂45が充填されたものである。こ
の場合、カバー部44には外形が階段形状の気抜孔44
aが突出状態で形成されている。
【0030】そこで、図2(A)に示すように、カバー
部44の気抜孔44aに、ヒータ33により所定温度
(例えば250℃)に加熱された治具先端部32の嵌合
部32aが嵌合して気抜孔44aを加熱する。この場
合、従来のように干渉フィルムを介在させないことから
気抜孔44aと嵌合部32aがすき間なく嵌合されて該
気抜孔44aに治具先端部32の熱が効率よく加えられ
る。
【0031】気抜孔44aは、熱によって溶解し、図2
(B)に示すように気抜部分を埋めて封止部44a1が形
成されてカバー部44内を気密封止する。この場合、治
具先端部32は封止部44a1より離隔されるが、治具先
端部32に形成されためっき部34により、溶解した封
止部44a1の樹脂部分が当該治具先端部32に付着する
ことなく剥離されるものである。
【0032】このように、封止治具31の治具先端部3
2にめっき部34を形成することで、従来のような干渉
フィルムを不要とすることから、条件温度の範囲が狭い
場合であっても熱を効率よく気抜孔44aに加えること
ができると共に、めっき部34により溶解した樹脂が付
着することなく封止部44a1の形状不良を防止すること
ができ、安定した封止を行うことができる。また、干渉
フィルムを使用する必要がないことから、量産性を図る
ことができるものである。
【0033】次に、図3に、本発明の他の実施例の封止
の説明図を示す。図3(A),(B)に示す電磁継電器
41は、ベース部42に、シールド樹脂45より表出さ
せて円筒突状の気抜孔44bが形成されたものである。
そして、封止治具31の治具先端部32には湾曲形状の
嵌合部32bが形成されると共に、表面に上述と同様の
めっき部34が形成されたものである。
【0034】そこで、図3(A)に示すように、気抜孔
44bに治具先端部32の嵌合部32bを嵌合させて加
熱する。そして、図3(B)に示すように気抜孔44b
の樹脂(PBT)が熱溶解して気抜部分を塞ぎ、封止部
44b1が形成されてカバー部44を気密封止する。
【0035】この場合、治具先端部32を離隔させるに
際して、上述と同様に当該治具先端部32に溶解した樹
脂が付着することなく、形状の良好な封止部44b1を形
成することができるものである。また、干渉フィルムの
使用が不要となって量産性を図ることができるものであ
る。
【0036】なお、上記実施例では、被封止体として電
磁継電器に適用した場合を示したが、これに限らず気密
封止に際して内部気体を抜く気抜孔を必要とする機器、
部品等に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1及び2の発明によ
れば、被封止体の気抜孔を嵌合させて加熱する封止治具
の治具先端部に、気抜孔の溶解した樹脂部材に対して分
離自在の表面粗さを有する厚さのめっき部が形成される
ことにより、干渉フィルムが不要となり被封止体の材
料、気抜孔の形状、温度条件に拘らず、良好な形状で安
定した封止を行うことができる。
【0038】請求項3及び4の発明によれば、被封止体
に形成された気抜孔にめっき部が形成された前記治具先
端部の嵌合部を嵌合させて、該気抜孔を溶解させて封止
させることにより、干渉フィルムを不要として気抜孔が
良好な形状で安定して封止され、量産性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】図1の治具による封止の説明図である。
【図3】本発明の他の実施例の封止の説明図である。
【図4】従来の電磁継電器の封止状態の説明図である。
【図5】従来の他の封止状態の説明図(1)である。
【図6】従来の他の封止状態の説明図(2)である。
【図7】従来の他の封止工程の説明図(1)である。
【図8】従来の他の封止工程の説明図(2)である。
【図9】従来の他の封止工程の説明図(3)である。
【符号の説明】
31 封止治具 32 治具先端部 32a,32b 嵌合部 33 ヒータ 34 めっき部 41 電磁継電器 42 ベース部 44 カバー部 44a,44b 気抜孔 45 シールド樹脂 44a1,44b1 封止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機構部分をカバー部(44)に内包させ
    て気密封止させる際の内部気体を抜く気抜孔(44a,
    44b)が樹脂部材で形成された被封止体(41)を、
    気密封止した後に該気抜孔(44a,44b)を加熱、
    溶解させて封止させる封止治具において、 前記気抜孔(44a,44b)を嵌合させる形状の嵌合
    部(32a,32b)が形成され、少なくとも該嵌合部
    (32a,32b)にめっき部(34)が形成される治
    具先端部(32)と、 該治具先端部(32)より該気抜孔(44a,44b)
    を加熱、溶解させて封止させるための加熱部(33)
    と、 を有することを特徴とする封止治具。
  2. 【請求項2】 前記治具先端部(32)に形成されるめ
    っき部(34)を、前記気抜孔(44a,44b)の溶
    解した樹脂部材に対して分離自在の表面粗さを有する厚
    さで形成することを特徴とする請求項1記載の封止治
    具。
  3. 【請求項3】 ベース部(42)上に機構部分を実装し
    てカバー部(44)で内包させた被封止体(41)を気
    密封止させる際に、内部気体を抜くために樹脂部材で形
    成された気抜孔(44a,44b)を封止する被封止体
    の製造方法において、 前記気抜孔(44a,44b)に、請求項1に記載され
    た封止治具(31)の前記加熱部(33)で加熱された
    前記治具先端部(32)の嵌合部(32a,32b)を
    嵌合させて加熱させる工程と、 該気抜孔(44a,44b)を溶解させて封止状態とし
    て該治具先端部(32)を離隔させる工程と、 を含むことを特徴とする被封止体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記気抜孔(44a,44b)が前記ベ
    ース部(42)又は前記カバー部(44)に形成されて
    前記治具先端部(32)の前記嵌合部(32a,32
    b)が嵌合されることを特徴とする請求項3記載の被封
    止体の製造方法。
JP8193294A 1994-04-20 1994-04-20 封止治具及びこれを用いた被封止体の製造方法 Withdrawn JPH07285145A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011181253A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具の密閉構造、車両用灯具の灯室密閉方法および車両用灯具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011181253A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具の密閉構造、車両用灯具の灯室密閉方法および車両用灯具

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