JPH0728527A - クーロン摩擦の補正処理方法 - Google Patents
クーロン摩擦の補正処理方法Info
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- JPH0728527A JPH0728527A JP19386893A JP19386893A JPH0728527A JP H0728527 A JPH0728527 A JP H0728527A JP 19386893 A JP19386893 A JP 19386893A JP 19386893 A JP19386893 A JP 19386893A JP H0728527 A JPH0728527 A JP H0728527A
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 title claims abstract description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
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- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 速度フィードバックのばたつきにかかわら
ず、クーロン摩擦補正量にばたつきがないクーロン摩擦
の補正処理方法を提供する。 【構成】 モータの回転方向によってクーロン摩擦の補
正を行なう処理方法において、モータ速度Aの設定値L
IMITに応じてクーロン摩擦の補正量CLMBを異な
らせることによりクーロン摩擦の補正にヒステリシス特
性を持たせる。また、モータの回転方向によってクーロ
ン摩擦の補正を行なう処理方法において、モータへの指
令速度の正負によりモータの回転方向を判断する。
ず、クーロン摩擦補正量にばたつきがないクーロン摩擦
の補正処理方法を提供する。 【構成】 モータの回転方向によってクーロン摩擦の補
正を行なう処理方法において、モータ速度Aの設定値L
IMITに応じてクーロン摩擦の補正量CLMBを異な
らせることによりクーロン摩擦の補正にヒステリシス特
性を持たせる。また、モータの回転方向によってクーロ
ン摩擦の補正を行なう処理方法において、モータへの指
令速度の正負によりモータの回転方向を判断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械やロボット等
の駆動において生じるクーロン摩擦を補正処理する方法
に関する。
の駆動において生じるクーロン摩擦を補正処理する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械やロボット等を駆動する場合に
生じる摩擦として、動摩擦、静摩擦、およびクーロン摩
擦が知られている。このクーロン摩擦は、モータの回転
速度に無関係でモータの回転方向にのみに依存する摩擦
である。
生じる摩擦として、動摩擦、静摩擦、およびクーロン摩
擦が知られている。このクーロン摩擦は、モータの回転
速度に無関係でモータの回転方向にのみに依存する摩擦
である。
【0003】このクーロン摩擦をソフトウェアによって
補正する場合、従来、モータの回転方向を判断するため
に速度フィードバックを使用しており、モータの回転速
度をセンサにより検出し、その検出速度を速度フィード
バックとして切替え速度との比較によってモータの回転
方向を判断している。図3は、従来のクーロン摩擦を補
正処理を行なう方法を説明する図である。図において、
速度フィードバックをモータ速度Aとすると、モータ速
度Aが切替え速度の正および負の設定値であるLIMI
Tと−LIMITの間にある場合にはクーロン摩擦の補
正量は“0”であり、モータ速度Aが切替え速度の正の
設定値であるLIMITを正の方向に越えている場合に
はクーロン摩擦の補正量は“CLMB+ ”であり、ま
た、モータ速度Aが切替え速度の負の設定値である−L
IMITを負の方向に越えている場合にはクーロン摩擦
の補正量は“CLMB- ”である。したがって、クーロ
ン摩擦の補正量は、速度フィードバックと切替え速度の
設定値を図3にしたがって比較して設定される。
補正する場合、従来、モータの回転方向を判断するため
に速度フィードバックを使用しており、モータの回転速
度をセンサにより検出し、その検出速度を速度フィード
バックとして切替え速度との比較によってモータの回転
方向を判断している。図3は、従来のクーロン摩擦を補
正処理を行なう方法を説明する図である。図において、
速度フィードバックをモータ速度Aとすると、モータ速
度Aが切替え速度の正および負の設定値であるLIMI
Tと−LIMITの間にある場合にはクーロン摩擦の補
正量は“0”であり、モータ速度Aが切替え速度の正の
設定値であるLIMITを正の方向に越えている場合に
はクーロン摩擦の補正量は“CLMB+ ”であり、ま
た、モータ速度Aが切替え速度の負の設定値である−L
IMITを負の方向に越えている場合にはクーロン摩擦
の補正量は“CLMB- ”である。したがって、クーロ
ン摩擦の補正量は、速度フィードバックと切替え速度の
設定値を図3にしたがって比較して設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来のクーロン摩擦の補正処理方法においては、補正の
切替え点の付近で速度フィードバックがチャタリングを
起こしてばたつくと、補正量もばたつくという問題点が
生じる。
従来のクーロン摩擦の補正処理方法においては、補正の
切替え点の付近で速度フィードバックがチャタリングを
起こしてばたつくと、補正量もばたつくという問題点が
生じる。
【0005】例えば、図3において、モータ速度Aが切
替え速度の設定値であるLIMITまたは−LIMIT
の付近でチャタリングを起こしてばたつくと、そのばた
つきに応じてクーロン摩擦補正量も“0”と“CLMB
+ ”の間、および“0”と“CLMB- ”の間でばたつ
く。
替え速度の設定値であるLIMITまたは−LIMIT
の付近でチャタリングを起こしてばたつくと、そのばた
つきに応じてクーロン摩擦補正量も“0”と“CLMB
+ ”の間、および“0”と“CLMB- ”の間でばたつ
く。
【0006】そして、このクーロン摩擦補正量のばたつ
きは、モータに異音や振動を生じさせるという2次的な
問題点を発生するという場合もある。
きは、モータに異音や振動を生じさせるという2次的な
問題点を発生するという場合もある。
【0007】そこで、本発明は前記した従来のクーロン
摩擦の補正処理方法の問題点を解決し、速度フィードバ
ックのばたつきにかかわらず、クーロン摩擦補正量にば
たつきが生じないクーロン摩擦の補正処理方法を提供す
ることを目的とする。
摩擦の補正処理方法の問題点を解決し、速度フィードバ
ックのばたつきにかかわらず、クーロン摩擦補正量にば
たつきが生じないクーロン摩擦の補正処理方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本出願の第1の発明は、モータの回転方向によって
クーロン摩擦の補正を行なう処理方法において、モータ
速度に応じてクーロン摩擦の補正量を異ならせることに
よりクーロン摩擦の補正にヒステリシス特性を持たせる
ものである。
に、本出願の第1の発明は、モータの回転方向によって
クーロン摩擦の補正を行なう処理方法において、モータ
速度に応じてクーロン摩擦の補正量を異ならせることに
よりクーロン摩擦の補正にヒステリシス特性を持たせる
ものである。
【0009】また、前記目的を達成するために、本出願
の第2の発明は、モータの回転方向によってクーロン摩
擦の補正を行なう処理方法において、モータへの指令速
度の正負によりモータの回転方向を判断するものであ
る。
の第2の発明は、モータの回転方向によってクーロン摩
擦の補正を行なう処理方法において、モータへの指令速
度の正負によりモータの回転方向を判断するものであ
る。
【0010】また、前記目的を達成するために、本出願
の第3の発明は、モータの回転方向によってクーロン摩
擦の補正を行なう処理方法において、モータへの指令速
度に応じてモータの回転方向を判定し、そのモータへの
指令速度に応じてクーロン摩擦の補正量を異ならせるこ
とによりクーロン摩擦の補正にヒステリシス特性を持た
せるものである。
の第3の発明は、モータの回転方向によってクーロン摩
擦の補正を行なう処理方法において、モータへの指令速
度に応じてモータの回転方向を判定し、そのモータへの
指令速度に応じてクーロン摩擦の補正量を異ならせるこ
とによりクーロン摩擦の補正にヒステリシス特性を持た
せるものである。
【0011】本発明のクーロン摩擦の補正処理方法にお
いて、モータの回転方向を判定するためのモータへの指
令速度はモータへの移動指令から求めるものであり、例
えば、前周期の移動指令と今周期の移動指令との差を周
期で除した値とすることができ、あるいは一定周期で出
力される移動指令とすることができる。
いて、モータの回転方向を判定するためのモータへの指
令速度はモータへの移動指令から求めるものであり、例
えば、前周期の移動指令と今周期の移動指令との差を周
期で除した値とすることができ、あるいは一定周期で出
力される移動指令とすることができる。
【0012】
【作用】本出願の第1の発明によれば、モータ速度とク
ーロン摩擦補正量との関係において、モータ速度に応じ
てクーロン摩擦の補正量を異ならせることによりクーロ
ン摩擦の補正にヒステリシス特性を持たせ、そのヒステ
リシス特性に従ってモータの回転方向、そのモータの速
度の値、およびその履歴に対応したクーロン摩擦の補正
量を設定することにより、モータ速度がばたついた場合
にもクーロン摩擦の補正量にばたつきを生じさせない。
ーロン摩擦補正量との関係において、モータ速度に応じ
てクーロン摩擦の補正量を異ならせることによりクーロ
ン摩擦の補正にヒステリシス特性を持たせ、そのヒステ
リシス特性に従ってモータの回転方向、そのモータの速
度の値、およびその履歴に対応したクーロン摩擦の補正
量を設定することにより、モータ速度がばたついた場合
にもクーロン摩擦の補正量にばたつきを生じさせない。
【0013】また、本出願の第2の発明によれば、モー
タへの指令速度の正負によりモータの回転方向を判断
し、そのモータの回転方向によってクーロン摩擦の補正
を行なうことにより、実際のモータの速度がばたついた
場合にもクーロン摩擦の補正量の設定の基礎となるモー
タへの指令速度にはばたつきは生じず、クーロン摩擦の
補正量にばたつきを生じさせない。
タへの指令速度の正負によりモータの回転方向を判断
し、そのモータの回転方向によってクーロン摩擦の補正
を行なうことにより、実際のモータの速度がばたついた
場合にもクーロン摩擦の補正量の設定の基礎となるモー
タへの指令速度にはばたつきは生じず、クーロン摩擦の
補正量にばたつきを生じさせない。
【0014】また、本出願の第2の発明によれば、モー
タへの指令速度に応じてモータの回転方向とモータ速度
を判定し、さらにモータ速度とクーロン摩擦補正量との
関係において、モータ速度に応じてクーロン摩擦の補正
量を異ならせることによりクーロン摩擦の補正にヒステ
リシス特性を持たせ、そのヒステリシス特性に従ってモ
ータの回転方向、そのモータの速度の値、およびその履
歴に対応したクーロン摩擦の補正量を設定することによ
り、モータ速度がばたついた場合にもクーロン摩擦の補
正量にばたつきを生じさせない。
タへの指令速度に応じてモータの回転方向とモータ速度
を判定し、さらにモータ速度とクーロン摩擦補正量との
関係において、モータ速度に応じてクーロン摩擦の補正
量を異ならせることによりクーロン摩擦の補正にヒステ
リシス特性を持たせ、そのヒステリシス特性に従ってモ
ータの回転方向、そのモータの速度の値、およびその履
歴に対応したクーロン摩擦の補正量を設定することによ
り、モータ速度がばたついた場合にもクーロン摩擦の補
正量にばたつきを生じさせない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照しながら詳
細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものでは
ない。
細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものでは
ない。
【0016】〔実施例1〕図4は、本発明の一実施例を
実施するディジタルサーボ系の要部ブロック図であり、
10は工作機械等を制御するコンピーュタ内蔵の数値制
御装置(NC)、11は該数値制御装置10から出力さ
れる工作機械のサーボモータへの位置指令等を受信し、
ディジタルサーボ回路12のプロセッサに受け渡すため
の共有メモリ、12はディジタルサーボ回路であり、プ
ロセッサによってサーボモータ14の速度、電流制御処
理等の処理を行なうものである。13はトランジスタイ
ンバータ等で構成されるサーボアンプ、14はサーボモ
ータ、15はサーボモータ1回当たりに所定のフィード
バックパルスを発生するパルスコーダである。なお、デ
ィジタルサーボ回路12は、プロセッサ、ROM,RA
M等で構成されている。上記構成は、工作機械等のサー
ボモータの制御においてディジタルサーボ回路として公
知の事項であり、詳細な説明は省略する。
実施するディジタルサーボ系の要部ブロック図であり、
10は工作機械等を制御するコンピーュタ内蔵の数値制
御装置(NC)、11は該数値制御装置10から出力さ
れる工作機械のサーボモータへの位置指令等を受信し、
ディジタルサーボ回路12のプロセッサに受け渡すため
の共有メモリ、12はディジタルサーボ回路であり、プ
ロセッサによってサーボモータ14の速度、電流制御処
理等の処理を行なうものである。13はトランジスタイ
ンバータ等で構成されるサーボアンプ、14はサーボモ
ータ、15はサーボモータ1回当たりに所定のフィード
バックパルスを発生するパルスコーダである。なお、デ
ィジタルサーボ回路12は、プロセッサ、ROM,RA
M等で構成されている。上記構成は、工作機械等のサー
ボモータの制御においてディジタルサーボ回路として公
知の事項であり、詳細な説明は省略する。
【0017】実施例1のクーロン摩擦の補正処理方法と
従来のクーロン摩擦の補正処理方法との相違は、従来の
クーロン摩擦の補正処理方法においては速度フィードバ
ックによってモータの回転方向を判断するのに対して、
本発明の実施例1のクーロン摩擦の補正処理方法におい
ては、移動指令によってモータの回転方向を判断する点
にある。
従来のクーロン摩擦の補正処理方法との相違は、従来の
クーロン摩擦の補正処理方法においては速度フィードバ
ックによってモータの回転方向を判断するのに対して、
本発明の実施例1のクーロン摩擦の補正処理方法におい
ては、移動指令によってモータの回転方向を判断する点
にある。
【0018】図5は、本発明の実施例1のクーロン摩擦
の補正処理のフローチャートであり、このフローチャー
トにしたがって実施例1のクーロン摩擦の補正処理方法
を説明する。なお、以下のフローチャートにおいては、
ステップSの符号を用いて説明する。
の補正処理のフローチャートであり、このフローチャー
トにしたがって実施例1のクーロン摩擦の補正処理方法
を説明する。なお、以下のフローチャートにおいては、
ステップSの符号を用いて説明する。
【0019】ステップS1:はじめに、位置ループによ
って移動指令Rから速度指令を算出する。この工程は通
常の位置ループにおける処理であり、移動指令Rおよび
モータの位置Yを読み込んで位置偏差(R−Y)を計算
し、その位置偏差(R−Y)に位置ループゲインを乗算
することによって速度指令Vcmdを算出する。
って移動指令Rから速度指令を算出する。この工程は通
常の位置ループにおける処理であり、移動指令Rおよび
モータの位置Yを読み込んで位置偏差(R−Y)を計算
し、その位置偏差(R−Y)に位置ループゲインを乗算
することによって速度指令Vcmdを算出する。
【0020】ステップS2:次に、速度指令Vcmdか
らトルク指令を算出する。この工程も通常のトルク指令
を算出する工程であり、例えば、PI制御系において
は、取り込んだモータ速度Vと速度指令Vcmdから速
度偏差(Vcmd−V)を求め、そのに速度偏差(Vc
md−V)に比例ゲインを乗算したものと、速度偏差
(Vcmd−V)に積分ゲインを乗算して累積したもの
との和からトルク指令を算出する。
らトルク指令を算出する。この工程も通常のトルク指令
を算出する工程であり、例えば、PI制御系において
は、取り込んだモータ速度Vと速度指令Vcmdから速
度偏差(Vcmd−V)を求め、そのに速度偏差(Vc
md−V)に比例ゲインを乗算したものと、速度偏差
(Vcmd−V)に積分ゲインを乗算して累積したもの
との和からトルク指令を算出する。
【0021】ステップS3:ここで、クーロン摩擦の補
正を行なうか否かの判断を行い、クーロン摩擦の補正を
行なう場合には以下に示すステップS4〜ステップS6
を行なってクーロン摩擦の補正を行なったトルク指令を
求め、クーロン摩擦の補正を行なわない場合にはステッ
プS7において、前記ステップS2で求めたトルク指令
に基づいて駆動を行なう。
正を行なうか否かの判断を行い、クーロン摩擦の補正を
行なう場合には以下に示すステップS4〜ステップS6
を行なってクーロン摩擦の補正を行なったトルク指令を
求め、クーロン摩擦の補正を行なわない場合にはステッ
プS7において、前記ステップS2で求めたトルク指令
に基づいて駆動を行なう。
【0022】ステップS4:クーロン摩擦の補正を行な
う場合、移動指令Rにより回転方向を判断する。実施例
1における移動指令Rによる回転方向の判断において
は、移動指令Rからモータ速度に対応する指令速度Aを
求める。
う場合、移動指令Rにより回転方向を判断する。実施例
1における移動指令Rによる回転方向の判断において
は、移動指令Rからモータ速度に対応する指令速度Aを
求める。
【0023】この指令速度を求める方法として、前周期
の移動指令RN-1 と今周期の移動指令RN との差を求
め、その差を周期Tで除したものを指令速度Aとするこ
とができる。また、他の方法として、移動指令Rは一定
周期毎に発せられるので、移動指令Rそのものを指令速
度Aとすることもできる。
の移動指令RN-1 と今周期の移動指令RN との差を求
め、その差を周期Tで除したものを指令速度Aとするこ
とができる。また、他の方法として、移動指令Rは一定
周期毎に発せられるので、移動指令Rそのものを指令速
度Aとすることもできる。
【0024】ステップS5:前記工程で求められた指令
速度Aにより、例えば図3に示すような従来のモータ速
度とクーロン摩擦補正量との関係からクーロン摩擦補正
量を設定する。
速度Aにより、例えば図3に示すような従来のモータ速
度とクーロン摩擦補正量との関係からクーロン摩擦補正
量を設定する。
【0025】ステップS6:前記工程で求めたクーロン
摩擦補正量により、トルク指令の補正を行なう。このト
ルク指令の補正は、前記ステップS2で求めたトルク指
令にステップS5のクーロン摩擦補正量を加算すること
により行なわれる。そして、この補正されたトルク指令
はステップS7において出力される。
摩擦補正量により、トルク指令の補正を行なう。このト
ルク指令の補正は、前記ステップS2で求めたトルク指
令にステップS5のクーロン摩擦補正量を加算すること
により行なわれる。そして、この補正されたトルク指令
はステップS7において出力される。
【0026】したがって、実施例1においては、前記ス
テップS4に示したように、指令速度Aは移動指令Rか
ら求められ、この指令速度Aは実際のモータのフィード
バックとは無関係に演算によって求められる計算値であ
るため、速度フィードバックにばたつきが生じても指令
速度Aにばたつきは生じない。
テップS4に示したように、指令速度Aは移動指令Rか
ら求められ、この指令速度Aは実際のモータのフィード
バックとは無関係に演算によって求められる計算値であ
るため、速度フィードバックにばたつきが生じても指令
速度Aにばたつきは生じない。
【0027】(実施例1特有の効果)前記構成によっ
て、実施例1においては、モータの実速度である速度フ
ィードバックに依存せずに回転方向を判定することがで
きる。
て、実施例1においては、モータの実速度である速度フ
ィードバックに依存せずに回転方向を判定することがで
きる。
【0028】〔実施例2〕実施例2において実施するデ
ィジタルサーボ系は、前記実施例1で説明したものと同
様であるため、ここではその説明を省略する。
ィジタルサーボ系は、前記実施例1で説明したものと同
様であるため、ここではその説明を省略する。
【0029】実施例2のクーロン摩擦の補正処理方法と
従来のクーロン摩擦の補正処理方法との相違は、本発明
の実施例2のクーロン摩擦の補正処理方法における速度
とクーロン摩擦補正量との関係にヒステリシス特性を持
たせる点にある。
従来のクーロン摩擦の補正処理方法との相違は、本発明
の実施例2のクーロン摩擦の補正処理方法における速度
とクーロン摩擦補正量との関係にヒステリシス特性を持
たせる点にある。
【0030】図1は、本発明の実施例2の速度とクーロ
ン摩擦補正量とのヒステリシス特性を示す図である。図
1において、負のクーロン摩擦補正量をCLMB- と
し、正のクーロン摩擦補正量をCLMB+ とすると、負
のクーロン摩擦補正量CLMB- から正のクーロン摩擦
補正量CLMB+ に切り替わるときのモータ速度Aの切
替え値をLIMITとし、一方、正のクーロン摩擦補正
量CLMB+ から負のクーロン摩擦補正量CLMB- に
切り替わるときのモータ速度Aの切替え値を−LIMI
Tとする。そして、モータ速度Aの変化に対して図中の
矢印で示される方向に沿ってヒステリシスを持ち、クー
ロン摩擦補正量を設定する。
ン摩擦補正量とのヒステリシス特性を示す図である。図
1において、負のクーロン摩擦補正量をCLMB- と
し、正のクーロン摩擦補正量をCLMB+ とすると、負
のクーロン摩擦補正量CLMB- から正のクーロン摩擦
補正量CLMB+ に切り替わるときのモータ速度Aの切
替え値をLIMITとし、一方、正のクーロン摩擦補正
量CLMB+ から負のクーロン摩擦補正量CLMB- に
切り替わるときのモータ速度Aの切替え値を−LIMI
Tとする。そして、モータ速度Aの変化に対して図中の
矢印で示される方向に沿ってヒステリシスを持ち、クー
ロン摩擦補正量を設定する。
【0031】なお、図1において、以下の説明に使用す
るためにヒステリシスにおいて、正のクーロン摩擦補正
量CLMB+ を持つ部分を(B1=1,B2=0)で表
し、また、負のクーロン摩擦補正量CLMB- を持つ部
分を(B1=0,B2=1)で表し、各部分に(1)〜
(4)の符号を記している。
るためにヒステリシスにおいて、正のクーロン摩擦補正
量CLMB+ を持つ部分を(B1=1,B2=0)で表
し、また、負のクーロン摩擦補正量CLMB- を持つ部
分を(B1=0,B2=1)で表し、各部分に(1)〜
(4)の符号を記している。
【0032】次に、図6の本発明の実施例2のクーロン
摩擦の補正処理のフローチャートにより、実施例2のク
ーロン摩擦の補正処理方法を説明する。なお、以下のフ
ローチャートにおいては、ステップSの符号を用いて説
明する。
摩擦の補正処理のフローチャートにより、実施例2のク
ーロン摩擦の補正処理方法を説明する。なお、以下のフ
ローチャートにおいては、ステップSの符号を用いて説
明する。
【0033】ステップS11〜ステップS13:このス
テップSは前記実施例1におけるステップS1〜ステッ
プS3と同様である。
テップSは前記実施例1におけるステップS1〜ステッ
プS3と同様である。
【0034】ステップS14:クーロン摩擦の補正を行
なう場合において、前記実施例1に示したクーロン摩擦
の補正処理である移動指令に基づく指令速度によって回
転方向を判断するか、あるいはモータ速度Vで回転方向
を判断するかの判断を行なう。
なう場合において、前記実施例1に示したクーロン摩擦
の補正処理である移動指令に基づく指令速度によって回
転方向を判断するか、あるいはモータ速度Vで回転方向
を判断するかの判断を行なう。
【0035】ステップS15:モータ速度Vで回転方向
を判断する場合には、そのモータ速度の速度フィードバ
ックをAとする。
を判断する場合には、そのモータ速度の速度フィードバ
ックをAとする。
【0036】ステップS16:移動指令に基づく指令速
度によって回転方向を判断する場合には、前記実施例1
において示したステップS4の判断の工程に従って行な
う。ここでは、この工程の説明を省略する。そして、こ
の工程で求めた指令速度をAとする。
度によって回転方向を判断する場合には、前記実施例1
において示したステップS4の判断の工程に従って行な
う。ここでは、この工程の説明を省略する。そして、こ
の工程で求めた指令速度をAとする。
【0037】ステップS17:前記ステップS15及び
ステップS16により求めたモータ速度Aと切替え値L
IMITとの比較を行い、図1においてヒステリシス特
性の部分が否かの判定を行なう。
ステップS16により求めたモータ速度Aと切替え値L
IMITとの比較を行い、図1においてヒステリシス特
性の部分が否かの判定を行なう。
【0038】ここでは、モータ速度Aの絶対値|A|と
LIMITとを比較し、絶対値|A|がLIMITより
も大きい場合には図1の(1)または(2)であるヒス
テリシス特性以外の部分であり、次のステップS18に
進み、絶対値|A|がLIMITよりも小さい場合には
図1の(3)または(4)のヒステリシス特性の部分で
あり、ステップS21においてヒステリシス制御を行な
うか否かの判断を行なう。
LIMITとを比較し、絶対値|A|がLIMITより
も大きい場合には図1の(1)または(2)であるヒス
テリシス特性以外の部分であり、次のステップS18に
進み、絶対値|A|がLIMITよりも小さい場合には
図1の(3)または(4)のヒステリシス特性の部分で
あり、ステップS21においてヒステリシス制御を行な
うか否かの判断を行なう。
【0039】ステップS18:ヒステリシス特性以外の
部分である図1の(1)または(2)の何れかの判定を
行なう。この判定は、モータ速度Aの正負を判定するこ
とにより行なうことができる。
部分である図1の(1)または(2)の何れかの判定を
行なう。この判定は、モータ速度Aの正負を判定するこ
とにより行なうことができる。
【0040】ステップS19:モータ速度Aが負である
場合には、図1の(2)で示される部分であり、B1=
0,B2=1と設定する。このB1およびB2の設定
は、図4における共有メモリ11中に記憶しておくこと
ができる。
場合には、図1の(2)で示される部分であり、B1=
0,B2=1と設定する。このB1およびB2の設定
は、図4における共有メモリ11中に記憶しておくこと
ができる。
【0041】ステップS20:また、モータ速度Aが正
である場合には、図1の(1)で示される部分であり、
B1=1,B2=0を前記ステップS19と同様に例え
ば共有メモリ11中に記憶して設定する。
である場合には、図1の(1)で示される部分であり、
B1=1,B2=0を前記ステップS19と同様に例え
ば共有メモリ11中に記憶して設定する。
【0042】ステップS21:本発明の実施例2のヒス
テリシス制御を行なう場合には、次のステップS22に
進み、ヒステリシス制御を行なわない場合には、ステッ
プS23においてB1とB2の設定を行なう。
テリシス制御を行なう場合には、次のステップS22に
進み、ヒステリシス制御を行なわない場合には、ステッ
プS23においてB1とB2の設定を行なう。
【0043】ステップS22:本発明の実施例2のヒス
テリシス制御により、図1中の(3)あるいは(4)の
いずれかの部分となるようにB1とB2の設定を行な
う。このヒステリシス制御の工程は、共有メモリ11中
のクーロン摩擦制御用ビットB1,B2に記憶しておい
た前回のB1,B2の値を用いることにより実行され
る。
テリシス制御により、図1中の(3)あるいは(4)の
いずれかの部分となるようにB1とB2の設定を行な
う。このヒステリシス制御の工程は、共有メモリ11中
のクーロン摩擦制御用ビットB1,B2に記憶しておい
た前回のB1,B2の値を用いることにより実行され
る。
【0044】ステップS23:ヒステリシス制御を行な
わない場合には、この部分のクーロン摩擦補正量は図3
の(7)に示すように不感帯となり、B1=0,B2=
0を例えば共有メモリ11中に記憶して設定する。
わない場合には、この部分のクーロン摩擦補正量は図3
の(7)に示すように不感帯となり、B1=0,B2=
0を例えば共有メモリ11中に記憶して設定する。
【0045】前記ステップS19,20,22,23に
おいてB1とB2の値が設定されたので、次にこのB1
とB2の値を用いてクーロン摩擦補正量の設定を行な
う。
おいてB1とB2の値が設定されたので、次にこのB1
とB2の値を用いてクーロン摩擦補正量の設定を行な
う。
【0046】ステップS24:はじめに、B1の値が
“1”か否かの判定を行なう。B1の値が“1”の場合
は、図1に示すようにクーロン摩擦補正量がCLMB+
である。
“1”か否かの判定を行なう。B1の値が“1”の場合
は、図1に示すようにクーロン摩擦補正量がCLMB+
である。
【0047】ステップS25:つぎに、B2の値が
“1”か否かの判定を行なう。B2の値が“1”の場合
は、図1に示すようにクーロン摩擦補正量がCLMB-
である。
“1”か否かの判定を行なう。B2の値が“1”の場合
は、図1に示すようにクーロン摩擦補正量がCLMB-
である。
【0048】ステップS26:B1の値が“1”である
から、図1の(1)、(3)の部分にあたり、このとき
のクーロン摩擦補正量をCLMB+ に設定する。
から、図1の(1)、(3)の部分にあたり、このとき
のクーロン摩擦補正量をCLMB+ に設定する。
【0049】ステップS27:B1の値が“0”でB2
の値が“0”あるから、図1の(7)の不感帯の部分に
あたり、このときのクーロン摩擦補正量を0に設定す
る。
の値が“0”あるから、図1の(7)の不感帯の部分に
あたり、このときのクーロン摩擦補正量を0に設定す
る。
【0050】ステップS28:B1の値が“0”でB2
の値が“1”あるから、図1の(2)、(4)の部分に
あたり、このときのクーロン摩擦補正量をCLMB- に
設定する。
の値が“1”あるから、図1の(2)、(4)の部分に
あたり、このときのクーロン摩擦補正量をCLMB- に
設定する。
【0051】ステップS29,30:前記ステップS2
6〜ステップS28で設定したクーロン摩擦補正量を用
いてトルク指令の補正を行ない、そのトルク指令を出力
する。このトルク指令の補正およびトルク指令の出力
は、前記実施例1のステップS6,7と同様であるので
ここではその説明を省略する。
6〜ステップS28で設定したクーロン摩擦補正量を用
いてトルク指令の補正を行ない、そのトルク指令を出力
する。このトルク指令の補正およびトルク指令の出力
は、前記実施例1のステップS6,7と同様であるので
ここではその説明を省略する。
【0052】(実施例2特有の効果)したがって、図6
のフローチャートに示される補正処理の方法により、図
1に示されるような設定値LIMITの範囲でヒステリ
シス特性を持ち、モータ速度が0を挟んで±LIMIT
の範囲内においてモータ速度Aがばたついた場合であっ
ても、クーロン摩擦補正量にばたつきは生じず、ばたつ
きのないクーロン摩擦の補正処理を行なうことができ
る。
のフローチャートに示される補正処理の方法により、図
1に示されるような設定値LIMITの範囲でヒステリ
シス特性を持ち、モータ速度が0を挟んで±LIMIT
の範囲内においてモータ速度Aがばたついた場合であっ
ても、クーロン摩擦補正量にばたつきは生じず、ばたつ
きのないクーロン摩擦の補正処理を行なうことができ
る。
【0053】〔実施例3〕実施例3において実施するデ
ィジタルサーボ系は、前記実施例1で説明したものと同
様であるため、ここではその説明を省略する。
ィジタルサーボ系は、前記実施例1で説明したものと同
様であるため、ここではその説明を省略する。
【0054】実施例3のクーロン摩擦の補正処理方法と
従来のクーロン摩擦の補正処理方法との相違は、本発明
の実施例3のクーロン摩擦の補正処理方法における速度
とクーロン摩擦補正量との関係にヒステリシス特性を持
たせる点にあり、また、実施例3のクーロン摩擦の補正
処理方法と実施例2のクーロン摩擦の補正処理方法との
相違は、実施例3のヒステリシス特性は設定値を二つ有
し不感帯を有している点にある。
従来のクーロン摩擦の補正処理方法との相違は、本発明
の実施例3のクーロン摩擦の補正処理方法における速度
とクーロン摩擦補正量との関係にヒステリシス特性を持
たせる点にあり、また、実施例3のクーロン摩擦の補正
処理方法と実施例2のクーロン摩擦の補正処理方法との
相違は、実施例3のヒステリシス特性は設定値を二つ有
し不感帯を有している点にある。
【0055】図2は、本発明の実施例3の速度とクーロ
ン摩擦補正量とのヒステリシス特性を示す図である。図
2において、負のクーロン摩擦補正量をCLMB- と
し、正のクーロン摩擦補正量をCLMB+ とし、不感帯
を0すると、負のクーロン摩擦補正量CLMB- から不
感帯0に切り替わるときのモータ速度Aの切替え値を−
L1とし、逆に不感帯0から負のクーロン摩擦補正量C
LMB- に切り替わるときのモータ速度Aの切替え値を
−L2とし、また、正のクーロン摩擦補正量CLMB+
から不感帯0に切り替わるときのモータ速度Aの切替え
値をL1とし、逆に不感帯0から正のクーロン摩擦補正
量CLMB+ に切り替わるときのモータ速度Aの切替え
値をL2とする。なお、このL1とL2の値は、速度の
ばたつきの量より大きく設定するものとする。そして、
モータ速度Aの変化に対して図中の矢印で示される方向
に沿ってヒステリシスを持ち、クーロン摩擦補正量を設
定している。
ン摩擦補正量とのヒステリシス特性を示す図である。図
2において、負のクーロン摩擦補正量をCLMB- と
し、正のクーロン摩擦補正量をCLMB+ とし、不感帯
を0すると、負のクーロン摩擦補正量CLMB- から不
感帯0に切り替わるときのモータ速度Aの切替え値を−
L1とし、逆に不感帯0から負のクーロン摩擦補正量C
LMB- に切り替わるときのモータ速度Aの切替え値を
−L2とし、また、正のクーロン摩擦補正量CLMB+
から不感帯0に切り替わるときのモータ速度Aの切替え
値をL1とし、逆に不感帯0から正のクーロン摩擦補正
量CLMB+ に切り替わるときのモータ速度Aの切替え
値をL2とする。なお、このL1とL2の値は、速度の
ばたつきの量より大きく設定するものとする。そして、
モータ速度Aの変化に対して図中の矢印で示される方向
に沿ってヒステリシスを持ち、クーロン摩擦補正量を設
定している。
【0056】なお、図2において、以下の説明に使用す
るためにヒステリシスにおいて、正のクーロン摩擦補正
量CLMB+ を持つ部分を(B1=1,B2=0)で表
し、また、負のクーロン摩擦補正量CLMB- を持つ部
分を(B1=0,B2=1)で表し、不感帯を部分を
(B1=0,B2=0)で表し、各部分に(1)〜
(7)の符号を記している。
るためにヒステリシスにおいて、正のクーロン摩擦補正
量CLMB+ を持つ部分を(B1=1,B2=0)で表
し、また、負のクーロン摩擦補正量CLMB- を持つ部
分を(B1=0,B2=1)で表し、不感帯を部分を
(B1=0,B2=0)で表し、各部分に(1)〜
(7)の符号を記している。
【0057】図7は、本発明の実施例3のクーロン摩擦
の補正処理のフローチャートである。図7のフローチャ
ートのステップSの番号は図6に示す前記実施例2のフ
ローチャートのステップSの番号に20を加算したもの
であってほぼ同様であり、ステップS37において、モ
ータ速度Aの絶対値と比較する設定値がL1,L2であ
る点、およびステップS42のヒステリシス制御を行な
う場合の工程で相違している。
の補正処理のフローチャートである。図7のフローチャ
ートのステップSの番号は図6に示す前記実施例2のフ
ローチャートのステップSの番号に20を加算したもの
であってほぼ同様であり、ステップS37において、モ
ータ速度Aの絶対値と比較する設定値がL1,L2であ
る点、およびステップS42のヒステリシス制御を行な
う場合の工程で相違している。
【0058】そこで、以下では、その相違している点に
ついてのみ説明し、その他の共通する工程においてその
説明を省略する。
ついてのみ説明し、その他の共通する工程においてその
説明を省略する。
【0059】はじめにステップS37について説明す
る。
る。
【0060】ステップS37の工程について:実施例2
において設定値はLIMITのみのに対して、実施例3
では設定値はL1とL2の二つあり、以下のステップS
37−1とステップS37−2により実行される。
において設定値はLIMITのみのに対して、実施例3
では設定値はL1とL2の二つあり、以下のステップS
37−1とステップS37−2により実行される。
【0061】ステップS37−1:モータ速度Aと切替
え値L1との比較を行い、図2において不感帯の(7)
の部分か否かの判定を行なう。
え値L1との比較を行い、図2において不感帯の(7)
の部分か否かの判定を行なう。
【0062】ここでは、モータ速度Aの絶対値|A|と
L1とを比較し、絶対値|A|がL1よりも大きい場合
には図2の(7)以外の部分であり、次のステップS3
7−2に進み、絶対値|A|がL1よりも小さい場合に
は図2の(7)の不感帯の部分であり、ステップS43
においてB1=0,B2=0の設定を行なう。
L1とを比較し、絶対値|A|がL1よりも大きい場合
には図2の(7)以外の部分であり、次のステップS3
7−2に進み、絶対値|A|がL1よりも小さい場合に
は図2の(7)の不感帯の部分であり、ステップS43
においてB1=0,B2=0の設定を行なう。
【0063】ステップS37−2:前記工程で絶対値|
A|がL1よりも大きい場合に、モータ速度Aと切替え
値L2との比較を行い、図2においてヒステリシスの部
分か否かの判定を行なう。
A|がL1よりも大きい場合に、モータ速度Aと切替え
値L2との比較を行い、図2においてヒステリシスの部
分か否かの判定を行なう。
【0064】ここでは、モータ速度Aの絶対値|A|と
L2とを比較し、絶対値|A|がL2よりも大きい場合
には図2の(1)あるいは(2)のヒステリシス以外の
部分であり次のステップS38に進み、絶対値|A|が
L2よりも小さい場合には図2の(3)〜(6)のヒス
テリシスの部分でありステップS41においてヒステリ
シス制御を行なうか否かの判断を行なう。
L2とを比較し、絶対値|A|がL2よりも大きい場合
には図2の(1)あるいは(2)のヒステリシス以外の
部分であり次のステップS38に進み、絶対値|A|が
L2よりも小さい場合には図2の(3)〜(6)のヒス
テリシスの部分でありステップS41においてヒステリ
シス制御を行なうか否かの判断を行なう。
【0065】次に、ステップS42は、ステップS42
−1〜42−3:ヒステリシス制御を行なう場合には、
モータ速度Aの符号を判定し(ステップS42−1)、
モータ速度Aが正の場合にはB2=0とし(ステップS
42−2)、モータ速度Aが負の場合にはB1=0とす
る(ステップS42−3)。により行なうことができ
る。
−1〜42−3:ヒステリシス制御を行なう場合には、
モータ速度Aの符号を判定し(ステップS42−1)、
モータ速度Aが正の場合にはB2=0とし(ステップS
42−2)、モータ速度Aが負の場合にはB1=0とす
る(ステップS42−3)。により行なうことができ
る。
【0066】(実施例3特有の効果)したがって、図7
のフローチャートに示される補正処理の方法により、図
2に示されるような二つ設定値L,L2を有するヒステ
リシス特性を持ち、モータ速度が0を挟んで±L2の範
囲内においてモータ速度Aがばたついた場合であって
も、クーロン摩擦補正量にばたつきは生じず、ばたつき
のないクーロン摩擦の補正処理を行なうことができる。
のフローチャートに示される補正処理の方法により、図
2に示されるような二つ設定値L,L2を有するヒステ
リシス特性を持ち、モータ速度が0を挟んで±L2の範
囲内においてモータ速度Aがばたついた場合であって
も、クーロン摩擦補正量にばたつきは生じず、ばたつき
のないクーロン摩擦の補正処理を行なうことができる。
【0067】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
速度フィードバックにばたつきが生じる場合であって
も、クーロン摩擦補正量にはばたつきを生じさせないク
ーロン摩擦の補正処理方法を提供することができる。
速度フィードバックにばたつきが生じる場合であって
も、クーロン摩擦補正量にはばたつきを生じさせないク
ーロン摩擦の補正処理方法を提供することができる。
【図1】本発明の実施例2の速度とクーロン摩擦補正量
とのヒステリシス特性を示す図である。
とのヒステリシス特性を示す図である。
【図2】本発明の実施例3の速度とクーロン摩擦補正量
とのヒステリシス特性を示す図である。
とのヒステリシス特性を示す図である。
【図3】従来のクーロン摩擦を補正処理を行なう方法を
説明する図である。
説明する図である。
【図4】本発明の一実施例を実施するディジタルサーボ
系の要部ブロック図である。
系の要部ブロック図である。
【図5】本発明の実施例1のクーロン摩擦の補正処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】本発明の実施例2のクーロン摩擦の補正処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】本発明の実施例3のクーロン摩擦の補正処理の
フローチャートである。
フローチャートである。
10 数値制御装置(NC) 11 共有メモリ 12 ディジタルサーボ回路 13 サーボアンプ 14 サーボモータ 15 パルスコーダ
Claims (4)
- 【請求項1】 モータの回転方向によってクーロン摩擦
の補正を行なう処理方法において、モータ速度に応じて
クーロン摩擦の補正量を異ならせることによりクーロン
摩擦の補正にヒステリシス特性を持たせたことを特徴と
するクーロン摩擦の補正処理方法。 - 【請求項2】 モータの回転方向によってクーロン摩擦
の補正を行なう処理方法において、モータへの指令速度
の正負によりモータの回転方向を判断することを特徴と
するクーロン摩擦の補正処理方法。 - 【請求項3】 モータへの指令速度は、モータへの移動
指令により設定される請求項2記載のクーロン摩擦の補
正処理方法。 - 【請求項4】 モータの回転方向によってクーロン摩擦
の補正を行なう処理方法において、モータへの指令速度
の正負によりモータの回転方向を判断し、モータ速度に
応じてクーロン摩擦の補正量を異ならせることによりク
ーロン摩擦の補正にヒステリシス特性を持たせたことを
特徴とするクーロン摩擦の補正処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19386893A JPH0728527A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | クーロン摩擦の補正処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19386893A JPH0728527A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | クーロン摩擦の補正処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0728527A true JPH0728527A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16315095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19386893A Pending JPH0728527A (ja) | 1993-07-12 | 1993-07-12 | クーロン摩擦の補正処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728527A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6183587B1 (en) | 1997-11-26 | 2001-02-06 | The Procter & Gamble Company | Method of making sanitary napkin comprising three dimensionally shaped tube of absorbent material |
| WO2001063114A1 (en) * | 2000-02-25 | 2001-08-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Controller of exhaust gas recirculation valve |
| US6316688B1 (en) | 1998-04-27 | 2001-11-13 | The Procter & Gamble Company | Sanitary napkin comprising three dimensionally shaped tube of absorbent material |
| US6475199B1 (en) | 1998-04-27 | 2002-11-05 | The Procter & Gamble Company | Method of individually packaging a three dimensionally-shaped absorbent article |
| WO2014175052A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2014-10-30 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
| US9434073B2 (en) | 2012-08-02 | 2016-09-06 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Robot apparatus and control method therefor |
| JP2018041333A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | ファナック株式会社 | サーボモータ制御装置、サーボモータ制御方法、及びサーボモータ制御用プログラム |
| CN107894749A (zh) * | 2016-10-04 | 2018-04-10 | 发那科株式会社 | 伺服电动机控制装置及其方法、计算机可读取的记录介质 |
-
1993
- 1993-07-12 JP JP19386893A patent/JPH0728527A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6475199B1 (en) | 1998-04-27 | 2002-11-05 | The Procter & Gamble Company | Method of individually packaging a three dimensionally-shaped absorbent article |
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| US9809246B2 (en) | 2013-04-23 | 2017-11-07 | Nsk Ltd. | Electric power steering apparatus |
| CN105189254A (zh) * | 2013-04-23 | 2015-12-23 | 日本精工株式会社 | 电动助力转向装置 |
| JPWO2014175052A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2017-02-23 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
| WO2014175052A1 (ja) * | 2013-04-23 | 2014-10-30 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2018041333A (ja) * | 2016-09-08 | 2018-03-15 | ファナック株式会社 | サーボモータ制御装置、サーボモータ制御方法、及びサーボモータ制御用プログラム |
| CN107807519A (zh) * | 2016-09-08 | 2018-03-16 | 发那科株式会社 | 伺服电动机控制装置、伺服电动机控制方法以及记录介质 |
| CN107894749A (zh) * | 2016-10-04 | 2018-04-10 | 发那科株式会社 | 伺服电动机控制装置及其方法、计算机可读取的记录介质 |
| JP2018060333A (ja) * | 2016-10-04 | 2018-04-12 | ファナック株式会社 | サーボモータ制御装置、サーボモータ制御方法、及びサーボモータ制御用プログラム |
| US10459422B2 (en) | 2016-10-04 | 2019-10-29 | Fanuc Corporation | Servomotor control device, servomotor control method, and computer-readable recording medium |
| CN107894749B (zh) * | 2016-10-04 | 2020-08-04 | 发那科株式会社 | 伺服电动机控制装置及其方法、计算机可读取的记录介质 |
| DE102017217270B4 (de) | 2016-10-04 | 2021-07-29 | Fanuc Corporation | Servomotorsteuervorrichtung, Servomotorsteuerverfahren und Programm zum Steuern eines Servomotors |
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