JPH07286B2 - 多孔質材料の真空加圧含浸方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

多孔質材料の真空加圧含浸方法およびそれに用いる装置

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JPH07286B2 JP2074527A JP7452790A JPH07286B2 JP H07286 B2 JPH07286 B2 JP H07286B2 JP 2074527 A JP2074527 A JP 2074527A JP 7452790 A JP7452790 A JP 7452790A JP H07286 B2 JPH07286 B2 JP H07286B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、木材,紙,ダンボール紙,セラミツクス等の
多孔質材料に、二液反応型の処理液を含浸させてその改
質を行う多孔質材料の真空加圧含浸方法およびそれに用
いる装置に関するものである。
〔従来の技術〕
木材やダンボール紙等、燃えやすい多孔質材料に難燃剤
を含浸させて難燃性を付与し、建材や家具材として用い
ることが広く行われている。また、鋳物やセラミツクス
製品に一定の強度をもたせるために補強剤を含浸させる
こと等も行われている。
このような含浸処理に用いられる処理液としては、従来
から一液型のものが汎用されていたが、最近、2種類の
薬液を順次被処理物に含浸させ、両液を被処理物内部で
反応させる二液反応型のもの(例えば塩化バリウム液と
リン酸水素二アンモニウム液とを組み合わせた難燃剤
や、二液硬化型エマルジヨンからなる補強剤等)が使用
されている。このような二液反応型の処理液を木材等に
含浸させる方法としては、例えばつぎのような方法が一
般的である。すなわち、第5図に示すように、まず第1
液が収容された第1の処理槽1内に木材2を所定時間浸
漬して第1液を含浸させる。つぎに、この木材2を処理
槽1から引き上げ、流水をかけて木材2に残留付着する
第1液を洗浄する。そして、この木材2を、第2液が収
容された第2処理槽3内に所定時間浸漬して第2液を含
浸させ、木材2の層内部で、予め含浸された第1液とこ
の第2液とを反応させ反応層を形成させる。そこで、木
材2を処理槽3から引き上げて乾燥することにより、難
燃処理等が施された木材を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような含浸方法では、第1液含浸
→洗浄→第2液含浸という処理の進行に合わせて木材2
を順次移動させなければならず、手間が煩雑であつた。
また、木材2の表面に余剰第1液が付着していると、こ
の部分に第2液が過剰に反応して反応層が不均一となる
ため、第1液含浸後は、大量の流水によるていねいな洗
浄が必要で、生産効率が非常に悪かつた。しかも、含浸
処理が常圧で行われるため液の内部への浸透が浅く、薄
板(1〜3mm)にしか適用できなかつたので、厚板(5mm
以上)への難燃処理等が望まれていた。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、木材
等の多孔質材料の内部に二液反応型の処理液を順次含浸
させるに際し、同一処理槽内で処理することができ、し
かも各含浸処理時間および第1液含浸後の残留液除去時
間が短時間で、深部まで均一に形成された反応層を得る
ことのできる方法およびそれに用いる装置の提供をその
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、多孔質材料に第1液と第2
液からなる二液反応型の処理液を含浸させる方法であつ
て、上記多孔質材料を処理槽内に装填して一定時間真空
脱気した後、多孔質材料の周囲から多孔質材料表面に第
1液を高圧流体にして噴射して加圧含浸させる工程と、
上記第1液を回収後、多孔質材料表面に高圧流体を噴射
し余剰第1液を強制除去する工程と、上記多孔質材料の
周囲から多孔質材料表面に第2液を高圧流体にして噴射
して加圧含浸させ第1液と反応させる工程とを備えた多
孔質材料の真空加圧含浸方法を第1の要旨とし、多孔質
材料に第1液と第2液からなる二液反応型の処理液を含
浸させる装置であつて、上記多孔質材料が装填される処
理槽と、上記処理槽内の周壁側に設けられ上記多孔質材
料の表面に高圧流体を噴射する噴射手段と、上記噴射手
段に第1液を加圧して供給する第1液供給手段と、上記
噴射手段に第2液を加圧して供給する第2液供給手段
と、上記噴射手段に多孔質材料中の余剰第1液を強制除
去するための高圧流体を供給する高圧流体供給手段と、
上記処理槽内の処理液を回収する第1液回収手段および
第2液回収手段と、上記処理槽内を減圧あるいは加圧す
る圧力調節手段とを備えた多孔質材料の真空加圧含浸処
理装置を第2の要旨とする。
〔作用〕
すなわち、本発明は、木材等の多孔質材料に二液反応型
処理液を含浸させる際に、第1液含浸と第2液含浸を同
一処理槽内で行うようにし、しかも、第1液含浸後の残
留液除去を、上記処理槽内で、多孔質材料に向かつて高
圧流体を噴射して行うようにしたものである。したがつ
て、本発明によれば、同一処理槽内に多孔質材料を装填
したままで第1液含浸→第1液除去→第2液含浸(反
応)という処理を一貫して行うことができ、また、高圧
流体の噴射によつて多孔質材料表面の余剰第1液を短時
間で効果的に除去できるため、処理効率の大幅な向上を
実現することができる。さらに、第1液含浸,第2液含
浸に際し、含浸前に処理槽内を減圧し、含浸後に処理槽
内を加圧して多孔質材料内部の奥深くまで処理液の浸透
を行うようにしているため、厚みある多孔質材料であつ
ても芯部まで充分に反応層を形成することができる。し
かも、上記加圧は多孔質材料表面に直接作用するため、
小さな力で多孔質材料内部の奥深くまで処理液を浸透さ
せることができる。そのうえ、第1液含浸、第2液含浸
に際し、各処理液に高圧流体にして多孔質材料の周囲か
ら噴射して供給するため、各液処理槽内に多量の処理液
を収容しておき、この処理液に木材等を含浸させるもの
と比べて、処理液の消費量を大幅に低減することができ
るため、薬液の節約になるとともに、省エネルギー化を
実現できる。また、本発明の装置は、第1液供給のため
の噴射手段と、第2液供給のための噴射手段と、余剰第
1液を強制除去する高圧流体供給のための噴射手段とを
全て同一の噴射手段で共用する構造となつているため、
装置の構造が簡単なものとなり、設備費用が比較的安価
なものですむ。
つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の含浸処理装置の一実施例を示す略示的
な構成図である。図において、20は横型円筒形の処理槽
で、水平方向に内槽21を装填するようになつている。22
は所定間隔で設けられる内槽載置ガイドである。また、
23は装填された多孔質材料の上下左右の側面に向かつ
て、含浸用の処理液または高圧水もしくは高圧空気を噴
射するためのスプレーノズルで、第2図に示すように、
内槽21内のいずれの部分にも充分に噴射流体がゆきわた
るよう、処理槽20内に所定間隔で配列されている。24は
上記処理槽20の底部側と上記スプレーノズル23を連結す
る循環配管で、開閉弁25および循環ポンプ27を備えてい
る。この循環配管24には、二液反応型処理液のうち第1
液を供給するための第1液供給配管28と、第2液を供給
するための第2液供給配管29とが接続されており、開閉
弁10,11の切り換えにより、交互に上記供給配管24を経
てスプレーノズル23に第1液または第2液を供給できる
ようになつている。また、上記循環配管24には、開閉弁
12,13を介して高圧水供給配管14,高圧空気供給配管が接
続されていて、それぞれ高圧水,高圧空気をスプレーノ
ズル23に供給できるようになつている。51は第1液供給
槽、52は第2液供給槽である。また、53は開閉弁54を介
して上記循環配管24に接続される排液配管である。な
お、上記スプレーノズル23から噴射された噴射流体は、
上記循環配管24を経由して繰り返しスプレーノズル23か
ら噴射されるようになつている。
また、処理槽20の上部には圧力調整配管32が連通されて
おり、ドレンの侵入を防止するためのドレン除去用トラ
ツプ33,解放弁34を介して、減圧弁35,冷却トラツプ36お
よび真空ポンプ37が設けられた減圧配管38と、加圧弁39
によつて開閉しコンプレツサ等の圧縮空気送入手段(図
示せず)に連通された加圧配管41とが接続されている。
また、上記圧力調整配管32には、圧力計42,安全弁43,圧
力スイツチ44,ゲージ仕切り弁45,減圧計46,減圧スイツ
チ47が設けられている。
なお、上記処理槽20内に装填される内槽21としては、例
えば全体が金網で構成され、内部が金網製の棚で多段に
仕切られているようなものが用いられる。この内槽21の
内部に、第3図に示すように、木材等の多孔質材料50を
載置し、上記処理槽20内に装填するようになつている。
上記装置を用い、例えばつぎのようにして多孔質材料の
含浸処理を行うことができる。すなわち、まず処理槽20
内に、多孔質材料50を入れた内槽21を装填し開閉蓋を閉
じて密封する。つぎに、圧力調整配管32に接続された真
空ポンプ37を作動させ減圧弁35を開いて処理槽20内を1
〜200Torr程度の真空にして所定時間維持したのち、減
圧弁35を閉じ真空ポンプ37を停止させるとともに開閉弁
10を開き、差圧を利用して第1液供給槽51から配管28を
経由して処理槽20内に第1液を所定量だけ供給する。そ
して、開閉弁10を閉じるとともに開閉弁25を開き、循環
ポンプ27を作動させて上記第1液をスプレーノズル23に
供給して内槽21の上下左右から噴射する。液の噴射圧は
1.5〜3kg/cm2程度に設定する。これにより、内槽21内の
多孔質材料50表面に向かつて第1液が霧状に散布され
る。そして、その一部は多孔質材料50内に含浸され、残
りは流下して底部から再び循環配管24を経てスプレーノ
ズル23から噴射される。これを所定時間繰り返すことに
より多孔質材料50内に徐々に第1液が浸透する。この状
態を所定時間維持したのち、圧力調整配管32に接続され
る加圧弁39を開き処理槽20内を所定圧力に加圧する。こ
の加圧により、多孔質材料50内に浸透した第1液をより
深く内部まで浸透させる。つぎに、開閉弁10を開いて上
記処理槽20内に残留する第1液を、差圧を利用して第1
液供給槽51内に回収する。つぎに、高圧空気供給配管13
から高圧空気を供給し、スプレーノズル23を介して内槽
21の上下左右から噴射する。このときの空気の噴出圧は
8〜15kg/cm2に設定する。この噴出空気によつて、内槽
21内の多孔質材料50表面に付着残留する余剰の第1液は
殆ど吹き飛ばされ、内槽21の網目から下方に落下する。
またこのとき、処理槽20内周面やスプレーノズル23等の
配管に付着した第1液も、同時に吹き飛ばされて下方に
落下する。このようにして処理槽20底部に落下した余剰
の第1液は、排液配管53から回収されて再利用に供され
る。そして、今度は高圧水供給配管14から高圧水を導入
し、スプレーノズル23を介して内槽21の上下左右から噴
射する。このときの水の噴射圧は2〜5kg/cm2に設定す
る。この噴射水を、上記第1液と同様循環させながら、
上記高圧空気によつても除去できなかつた余剰の第1液
を完全に洗浄する。このときも、処理槽20内周面や各配
管を同時に洗浄することができる。つぎに、再び高圧空
気供給配管15から高圧空気を導入してスプレーノズル23
から噴射し、上記高圧水によつて濡れた多孔質材料50の
表面から水および第1液を完全に吹き飛ばして除去す
る。空気の噴射圧は上記の場合と同様、8〜15kg/cm2
設定する。
つぎに、排液配管53の開閉弁54を閉じ、前記第1液含浸
の場合と同様にして、処理槽20内を減圧し、第2液供給
槽52から配管29を経由して処理槽20内に、差圧を利用し
て第2液を所定量だけ供給したのち循環ポンプ27を作動
させて第2液をスプレーノズル23から循環噴出させる。
液量およびスプレーノズル23からの噴射圧は前記第1液
の場合に準ずる。このようにして、内槽21内の多孔質材
料50に第2液を含浸させることができる。これにより、
先に多孔質材料50内部に含浸されている第1液と上記第
2液とが反応して多孔質材料50の内部に反応層が形成さ
れる。この第2液循環噴出を所定時間維持したのち、第
1液含浸後と同様にして、処理槽20内に加圧して第2液
をより内部まで浸透させる。つぎに、開閉弁11を開けて
処理槽20内に残留する第2液を、差圧を利用して第2液
供給槽52内に回収する。そして、第1液含浸後と同様に
して、スプレーノズル23からまず高圧空気を噴射して余
剰の第2液を吹き飛ばし、ついで高圧水を噴射して多孔
質材料表面を洗浄し、さらに高圧空気を噴射して未反応
残液を完全に吹き飛ばす。もちろん、この一連の高圧流
体の噴射により、処理槽20内周面および各配管が洗浄さ
れる。そして、開閉蓋を開けて内槽21を取り出し乾燥す
ることより、目的とする含浸処理品を得ることができ
る。上記一連の処理工程の進行を簡単に示すと、第4図
に示すようになる。
このように、上記含浸方法によれば、多孔質材料50に、
第1液および第2液を繰り返し噴射して含浸させるよう
にしているため、従来に比べて大幅に少ない量の処理液
によつて、短時間で均一な含浸処理を行うことができ
る。また、同一処理槽20内に多孔質材料50を装填したま
まで第1液含浸→第1液除去→第2液含浸(反応)とい
う処理を一貫して行うことができるため、作業効率がよ
い。しかも、第1液含浸後に、高圧空気および高圧水を
交互に多孔質材料50表面に噴射することにより、多孔質
材料50表面から短時間で、しかも効果的に余剰第1液を
除去することができる。さらんに、第1液含浸,第2液
含浸に際し、含浸前に処理槽20内を減圧し、含浸後に処
理槽20内を加圧して多孔質材料50内部の奥深くまで処理
液を浸透させるようにした場合は、厚みのある多孔質材
料に対しても芯部まで含浸処理を施すことができる。例
えば、従来の方法では1〜3mm程度の薄板しか含浸処理
を行うことができなかつたところ、上記方法によれば、
5mm以上の厚板であつても、充分に芯部まで含浸処理を
施すことができた。そのうえ、第1液含浸、第2液含浸
に際し、第1液、第2液を高圧流体にして多孔質材料の
表面から噴射させるようにしているため、第1液、第2
液の消費量が少なくてすむ。また、上記含浸処理装置に
よれば、第1液、第2液を高圧流体にして噴射するスプ
レーノズルと、高圧空気および高圧水を噴射するスプレ
ーノズルを共用する構造としたため、装置自体が比較的
簡単なものですむ。
また、上記実施例において、第1液および第2液の各含
浸後にスプレーノズル23から噴射する高圧空気および高
圧水は処理槽20内周面やスプレーノズル23等の各種の配
管に付着する処理液を洗浄することになるため、処理槽
20内周面や配管に第1液と第2液の反応生成物が析出す
るようなことがなく、処理槽20内の清掃が簡単となる。
なお、本発明に用いる多孔質材料50としては、木材,
紙,ダンボール紙,鋳物,セラミツクス成形品,砥石,
煉瓦,竹材等、それ自体保形性を備えた多孔質材料があ
げられる。そして、内槽21の形状およびこの内槽21と処
理槽20の係合方法は、上記実施例に限らず、多孔質材料
50の形状等に合わせて適宜に設計される。あるいは、多
孔質材料50が丸木や大型の鋳物等である場合には、特に
内槽21を用いる必要はなく、剥き出しのままの状態で処
理槽20内に装填するようにしてもよい。
また、本発明に用いる高圧流体としては、上記実施例に
おける空気,水以外に、窒素ガス,水素ガス等の気体
や、洗浄用薬剤を含有する薬液等、各種のものを用いる
ことができる。
なお、上記実施例では、処理液含浸後に多孔質材料50表
面から余剰の処理液を除去するために、スプレーノズル
23からまず高圧空気を噴射し、つぎに高圧水を噴射し、
さらにそのあと高圧空気を噴射して余剰液の除去を行つ
ているが、高圧空気のみ、あるいは高圧空気と高圧水の
みによつても充分に余剰処理液除去を行うことができる
場合には、そのようにしても差し支えはない。また、処
理液のうち第2液の残留が特に問題とならない場合に
は、処理槽20内で余剰の第2液を除去する必要はなく、
そのままの状態で処理槽20から取り出して次工程に持つ
ていくようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の方法によれば、二液反応型の処
理液を順次含浸させて反応層を得る場合に、同一処理槽
内に多孔質材料を装填したままで第1液含浸→第1液除
去→第2液含浸(反応)という処理を一貫して行うこと
ができ、作業効率がよい。また、第1液含浸後に、高圧
流体を多孔質材料表面に噴射するため、多孔質材料表面
から短時間で効果的に余剰第1液を除去することができ
る。さらに、処理液の含浸前に処理槽内を減圧し、含浸
後に処理槽内を加圧して多孔質材料内部の奥深くまで処
理液の浸透を行うようにしているため、含浸によつて形
成される反応層が多孔質材料の芯部まで形成されること
となり、厚みある被処理物に対しても充分な含浸処理を
行うことができる。そのうえ、処理液を多孔質材料の周
囲から多孔質材料表面に高圧流体にして噴射することに
より、多孔質材料に処理液を含浸させるようにしている
ため、処理液の消費を大幅に低減させることができ、薬
液の節約になるとともに、省エネルギー化を実現するこ
とができる。また、本発明の装置によれば、各処理液を
高圧流体にして噴射するスプレーノズルと、余剰第1液
除去のために高圧流体を噴射するスプレーノズルを共用
する構造となつているため、装置の構造が簡単なもので
よく、設備費用が比較的安価なものですむものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の含浸装置の一実施例を示す略示的な構
成図、第2図はその要部斜視部、第3図は上記実施例に
用いる内槽の説明図、第4図は上記実施例の含浸方法の
工程を示す工程図、第5図は従来の多孔質材料の含浸方
法の説明図である。 14……高圧水供給配管、15……高圧空気供給配管、20…
…処理槽、21……内槽、23……スプレーノズル、24……
循環配管、28……第1液供給配管、29……第2液供給配
管、32……圧力調整配管、38……減圧配管、42……加圧
配管、50……多孔質材料、51……第1液供給槽、52……
第2液供給槽、53……排液配管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多孔質材料に第1液と第2液からなる二液
    反応型の処理液を含浸させる方法であつて、 上記多孔質材料を処理槽内に装填して一定時間真空脱気
    した後、多孔質材料の周囲から多孔質材料表面に第1液
    を高圧流体にして噴射して加圧含浸させる工程と、 上記第1液を回収後、多孔質材料表面に高圧流体を噴射
    し余剰第1液を強制除去する工程と、 上記多孔質材料の周囲から多孔質材料表面に第2液を高
    圧流体にして噴射して加圧含浸させ第1液と反応させる
    工程と を備えたことを特徴とする多孔質材料の真空加圧含浸方
    法。
  2. 【請求項2】上記高圧流体が、高圧気体および高圧液体
    の少なくとも一方である請求項(1)記載の多孔質材料
    の真空加圧含浸方法。
  3. 【請求項3】多孔質材料に第1液と第2液からなる二液
    反応型の処理液を含浸させる装置であつて、 上記多孔質材料が装填される処理槽と、 上記処理槽内の周壁側に設けられ上記多孔質材料の表面
    に高圧流体を噴射する噴射手段と、 上記噴射手段に第1液を加圧して供給する第1液供給手
    段と、 上記噴射手段に第2液を加圧して供給する第2液供給手
    段と、 上記噴射手段に多孔質材料中の余剰第1液を強制除去す
    るための高圧流体を供給する高圧流体供給手段と、 上記処理槽内の処理液を回収する第1液回収手段および
    第2液回収手段と、 上記処理槽内を減圧あるいは加圧する圧力調節手段と を備えたことを特徴とする多孔質材料の真空加圧含浸処
    理装置。
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