JPH0728743B2 - 安定なグアナ−ゼ組成物 - Google Patents
安定なグアナ−ゼ組成物Info
- Publication number
- JPH0728743B2 JPH0728743B2 JP60251629A JP25162985A JPH0728743B2 JP H0728743 B2 JPH0728743 B2 JP H0728743B2 JP 60251629 A JP60251629 A JP 60251629A JP 25162985 A JP25162985 A JP 25162985A JP H0728743 B2 JPH0728743 B2 JP H0728743B2
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- JP
- Japan
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- guanase
- composition
- stable
- enzyme
- present
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- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は安定なグアナーゼ(別名グアニンデアミナー
ゼ)組成物に関するものである。
ゼ)組成物に関するものである。
最近、臨床検査薬の分野で血清中のグアナーゼを測定す
ることにより肝障害を診断することが注目されており、
その測定試薬の開発が期待されている。
ることにより肝障害を診断することが注目されており、
その測定試薬の開発が期待されている。
ここでいうグアナーゼは酸素番号(EC、3、5、4、
3)であって、動物の肝、腎、脳などに活性が認めら
れ、その他の臓器にも少ないが分布する。また酵母、細
菌にも存在する。
3)であって、動物の肝、腎、脳などに活性が認めら
れ、その他の臓器にも少ないが分布する。また酵母、細
菌にも存在する。
グアナーゼの反応は以下の通りである。
この酵素は正常血清、赤血球、白血球にはほとんど認め
られないが肝細胞障害をおこすと血液中に流出するの
で、肝障害のきわめて敏感な指標になるということで測
定試薬の開発が期待されている。しかしグアナーゼは正
常人では血液中でほとんど活性が認められないので、測
定困難な上に各測定法により測定値が種々異なるため、
安定な標準酵素(グアナーゼ)を用いての測定法の開発
が期待されている。
られないが肝細胞障害をおこすと血液中に流出するの
で、肝障害のきわめて敏感な指標になるということで測
定試薬の開発が期待されている。しかしグアナーゼは正
常人では血液中でほとんど活性が認められないので、測
定困難な上に各測定法により測定値が種々異なるため、
安定な標準酵素(グアナーゼ)を用いての測定法の開発
が期待されている。
(従来の技術) グアナーゼは血清中ではやや安定であるが、血清を凍結
させずに保存することは困難であり、また凍結させてし
まうと融解時に活性が低下する。しかし酵素標品に精製
してしまうと安定性が悪くなり、標品を硫安懸濁液やグ
リセロール水溶液の状態で保存しても10℃以上の高温に
なると活性の低下が著しく、また低温でも長期保存する
と活性の低下が見られた。
させずに保存することは困難であり、また凍結させてし
まうと融解時に活性が低下する。しかし酵素標品に精製
してしまうと安定性が悪くなり、標品を硫安懸濁液やグ
リセロール水溶液の状態で保存しても10℃以上の高温に
なると活性の低下が著しく、また低温でも長期保存する
と活性の低下が見られた。
(発明の解決しようとする問題点) このようにグアナーゼは単位容量当りの比活性の高い酵
素標品である硫安懸濁液であっても、室温以上では酵素
活性の失活が著しいので事実上、グアナーゼの保存は、
困難であった。
素標品である硫安懸濁液であっても、室温以上では酵素
活性の失活が著しいので事実上、グアナーゼの保存は、
困難であった。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等はグアナーゼの安定化剤について種々鋭意・
研究したところ本発明に到達した。すなわち本発明はグ
アナーゼにホウ酸、蛋白質、糖、糖アルコール、アミノ
酸及びその塩からなる群から選ばれた1種あるいは2種
以上の化合物を配合することを特徴とする安定なグアナ
ーゼ組成物である。
研究したところ本発明に到達した。すなわち本発明はグ
アナーゼにホウ酸、蛋白質、糖、糖アルコール、アミノ
酸及びその塩からなる群から選ばれた1種あるいは2種
以上の化合物を配合することを特徴とする安定なグアナ
ーゼ組成物である。
本発明のグアナーゼとは別名グアニンデアミナーゼ、グ
アニンアミノヒドロラーゼであり、動物の肝、腎、脳な
どに活性が認められ、その他の臓器にも少ないが分布
し、酵母、細菌にも存在する。グアナーゼ酵素標品は従
来は一番安定であるとされている硫安懸濁液の状態か又
はグリセロール水溶液に溶解した状態で保存されてい
た。しかし本発明ではホウ酸、ブトウ糖、ガラクトー
ス、サッカロース、乳糖、ソルビット、グルタミン酸又
はその塩を添加した溶液又はその凍結乾燥品は酵素標品
とする。
アニンアミノヒドロラーゼであり、動物の肝、腎、脳な
どに活性が認められ、その他の臓器にも少ないが分布
し、酵母、細菌にも存在する。グアナーゼ酵素標品は従
来は一番安定であるとされている硫安懸濁液の状態か又
はグリセロール水溶液に溶解した状態で保存されてい
た。しかし本発明ではホウ酸、ブトウ糖、ガラクトー
ス、サッカロース、乳糖、ソルビット、グルタミン酸又
はその塩を添加した溶液又はその凍結乾燥品は酵素標品
とする。
本発明に用いるホウ酸の添加量は酵素組成物中濃度0.02
M〜1Mである。ホウ酸はホウ酸カリウム、ホウ酸ナトリ
ウムあるいは有機物の塩であってもよい。
M〜1Mである。ホウ酸はホウ酸カリウム、ホウ酸ナトリ
ウムあるいは有機物の塩であってもよい。
本発明に用いるブドウ糖、ガラクトース、サッカロー
ス、乳糖またはソルビットの添加量は酵素組成物中濃度
1%以上、好ましくは5〜10%である。上限はないが、
溶解度により限定される。1%未満では効果が期待でき
ない。
ス、乳糖またはソルビットの添加量は酵素組成物中濃度
1%以上、好ましくは5〜10%である。上限はないが、
溶解度により限定される。1%未満では効果が期待でき
ない。
グルタミン酸の塩としてはナトリウム、カリウム、アン
モニウム等の塩または塩酸塩などがある。グルタミン酸
又はその塩の添加量は酵素組成物中濃度10-3M以上、好
ましくは10-1以上である。10-3M未満では効果は期待で
きない。また上限はないが、グルタミン酸の溶解度によ
り限定される。
モニウム等の塩または塩酸塩などがある。グルタミン酸
又はその塩の添加量は酵素組成物中濃度10-3M以上、好
ましくは10-1以上である。10-3M未満では効果は期待で
きない。また上限はないが、グルタミン酸の溶解度によ
り限定される。
本発明の安定化剤の配合法は特に制限はない。例えばグ
アナーゼを含む緩衝液に安定化剤を配合する方法、安定
化剤を含む緩衝液にグアナーゼを配合する方法、あるい
はグアナーゼと安定化剤を緩衝液に同時に配合する方法
などがある。緩衝液としてはリン酸緩衝液、トリス緩衝
液、その他生化学で用いられる緩衝液なら何でも良い
が、pHは6〜9、望ましくは7.5〜8.5である。
アナーゼを含む緩衝液に安定化剤を配合する方法、安定
化剤を含む緩衝液にグアナーゼを配合する方法、あるい
はグアナーゼと安定化剤を緩衝液に同時に配合する方法
などがある。緩衝液としてはリン酸緩衝液、トリス緩衝
液、その他生化学で用いられる緩衝液なら何でも良い
が、pHは6〜9、望ましくは7.5〜8.5である。
また酵素組成物は安定化剤、緩衝液、グアナーゼの他に
他の酵素を含んでもよくまたこの他の酵素は1種でなく
多種混合してもよい。また酵素組成物は性状は液体でも
良いが、望ましくは凍結乾燥品にするとより安定性が向
上する。
他の酵素を含んでもよくまたこの他の酵素は1種でなく
多種混合してもよい。また酵素組成物は性状は液体でも
良いが、望ましくは凍結乾燥品にするとより安定性が向
上する。
(発明の効果) 本発明ではグアナーゼにホウ酸、ブドウ糖、ガラクトー
ス、サッカロース、乳糖、ソルビット、グルタミン酸及
びその塩からなる群から選ばれた1種あるいは2種以上
の化合物を配合することにより、従来の硫安懸濁液に比
較して、安定性を著しく改善した。これによりグアナー
ゼの長期保存が可能になった。
ス、サッカロース、乳糖、ソルビット、グルタミン酸及
びその塩からなる群から選ばれた1種あるいは2種以上
の化合物を配合することにより、従来の硫安懸濁液に比
較して、安定性を著しく改善した。これによりグアナー
ゼの長期保存が可能になった。
(実施例) 以下本発明を実施例を用いて説明する。
実施例中、グアナーゼ活性測定は以下の方法に従った。
下記測定試薬3mlを37℃で5分間加温し、試料(グアナ
ーゼ酵素力価1〜5単位/程度)を50μ加え、1分
後より570nmにおける1分間当りの吸光度化(ΔOD/分)
を測定し、下記式に従い算出する。
ーゼ酵素力価1〜5単位/程度)を50μ加え、1分
後より570nmにおける1分間当りの吸光度化(ΔOD/分)
を測定し、下記式に従い算出する。
測定試薬 50mM リン酸緩衝液 pH7.0 0.02U/ml キサンチンオキシダーゼ 0.3U/ml ウリカーゼ 0.1mM グアニン 0.1mM MBTH 1mM ADPS 2U/ml ペルオキシダーゼ 実施例 1. 下記第1表に示される添加剤を溶解した水溶液に、グア
ナーゼを溶解し、凍結乾燥した。
ナーゼを溶解し、凍結乾燥した。
得られた凍結乾燥品を30℃、4週間保存した後、再溶解
して酵素活性を測定した。凍結乾燥前の酵素活性に対す
る凍結乾燥後の酵素活性を残存活性(%)として第1表
に示す。
して酵素活性を測定した。凍結乾燥前の酵素活性に対す
る凍結乾燥後の酵素活性を残存活性(%)として第1表
に示す。
参考のために、本発明の添加剤を溶解した水溶液に代え
て、硫安懸濁液、リン酸緩衝液、トリスアミノメタン−
塩酸緩衝液を溶解した場合を第1表に示す。
て、硫安懸濁液、リン酸緩衝液、トリスアミノメタン−
塩酸緩衝液を溶解した場合を第1表に示す。
第1表から明らかなように、ホウ酸、蛋白質、糖、糖ア
ルコール、アミノ酸を単独で、あるいは併用すると、グ
アナーゼを安定化することができる。
ルコール、アミノ酸を単独で、あるいは併用すると、グ
アナーゼを安定化することができる。
Claims (1)
- 【請求項1】グアナーゼにホウ酸、ブドウ糖、ガラクト
ース、サッカロース、乳糖、ソルビット、グルタミン酸
およびその塩からなる群から選ばれた1種または2種以
上の化合物を配合することを特徴とする安定なグアナー
ゼ組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60251629A JPH0728743B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 安定なグアナ−ゼ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60251629A JPH0728743B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 安定なグアナ−ゼ組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62111686A JPS62111686A (ja) | 1987-05-22 |
| JPH0728743B2 true JPH0728743B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=17225665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60251629A Expired - Fee Related JPH0728743B2 (ja) | 1985-11-08 | 1985-11-08 | 安定なグアナ−ゼ組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728743B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3081534B2 (ja) * | 1995-12-22 | 2000-08-28 | 花王株式会社 | 酵素含有造粒物、その製造法及びこれを含有する組成物 |
| JP6160094B2 (ja) * | 2013-01-29 | 2017-07-12 | 東洋紡株式会社 | ジアホラーゼ組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5635985A (en) * | 1979-08-30 | 1981-04-08 | Toyobo Co Ltd | Stabilization of glutamic acid dehydrogenase |
| JPS57118790A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Takeda Chem Ind Ltd | Freeze-dried substance containing beta-d-galactosidase |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP60251629A patent/JPH0728743B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62111686A (ja) | 1987-05-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |