JPH0728802Y2 - 作業車における油量調整装置 - Google Patents
作業車における油量調整装置Info
- Publication number
- JPH0728802Y2 JPH0728802Y2 JP9510288U JP9510288U JPH0728802Y2 JP H0728802 Y2 JPH0728802 Y2 JP H0728802Y2 JP 9510288 U JP9510288 U JP 9510288U JP 9510288 U JP9510288 U JP 9510288U JP H0728802 Y2 JPH0728802 Y2 JP H0728802Y2
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- Japan
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- oil
- oil passage
- pressure oil
- supplied
- actuator
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、農用トラクタ等の作業車における油量調整装
置に関するものである。
置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種作業車の中には、油圧ポンプからの圧油
供給によつてアクチユエータを作動させて、作業部を昇
降させると共に、作業部のローリング姿勢制御等の他の
作動を行つているが、これら各アクチユエータへの圧油
供給は、油圧ポンプからの圧油を油路途中の分流機構で
分流してそれぞれに供給するようにし、しかもこのもの
において、両アクチユエータの作動容量の違いから、他
の作動用アクチユエータ側分流路にオリフイスを設け
て、該側には一定量の圧油が供給されるようにし、その
残りの余剰油が昇降用アクチユエータ側の分流路に供給
されるようにしたものがある。ところでこのものにおい
て、昇降用アクチユエータ側油路への圧油供給量は、自
動作業走行時等の如く作業負荷が大きいためエンジンが
高アイドリング状態になつているときには充分な量の余
剰油が確保されるが、機体回行時等の如く作業負荷が小
さいため低アイドリング状態になつている状態におい
て、手動操作で作業部昇降させようとしたとき、充分な
量の余剰油の確保ができないことになり、この結果、作
業部の昇降速度が遅くなつて迅速昇降が妨げられるとい
う欠点が有り、作業性が低下するという問題が有る。
供給によつてアクチユエータを作動させて、作業部を昇
降させると共に、作業部のローリング姿勢制御等の他の
作動を行つているが、これら各アクチユエータへの圧油
供給は、油圧ポンプからの圧油を油路途中の分流機構で
分流してそれぞれに供給するようにし、しかもこのもの
において、両アクチユエータの作動容量の違いから、他
の作動用アクチユエータ側分流路にオリフイスを設け
て、該側には一定量の圧油が供給されるようにし、その
残りの余剰油が昇降用アクチユエータ側の分流路に供給
されるようにしたものがある。ところでこのものにおい
て、昇降用アクチユエータ側油路への圧油供給量は、自
動作業走行時等の如く作業負荷が大きいためエンジンが
高アイドリング状態になつているときには充分な量の余
剰油が確保されるが、機体回行時等の如く作業負荷が小
さいため低アイドリング状態になつている状態におい
て、手動操作で作業部昇降させようとしたとき、充分な
量の余剰油の確保ができないことになり、この結果、作
業部の昇降速度が遅くなつて迅速昇降が妨げられるとい
う欠点が有り、作業性が低下するという問題が有る。
[問題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができる作業車における油量調整装置を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、油圧ポン
プからの圧油を、作業部の昇降用アクチユエータと、そ
れ以外の作動用アクチユエータとにそれぞれ分流して供
給する分流機構の作動用アクチユエータ側の分流油路
を、一定の圧油供給を確保するためのオリフイスがそれ
ぞれ設けられた主油路と迂回油路とに分割して構成し、
作動用アクチユエータ側に供給された残りの圧油を昇降
用アクチユエータ側油路に供給して作業部昇降をするよ
うに構成してなる作業車において、前記迂回油路には、
その開閉をして昇降用アクチユエータ側への圧油供給量
を調整できる油量調整弁機構を設けると共に、該油量調
整弁機構は、作業部昇降が昇降操作具を手動で操作した
ものであることを検知して油路閉成の制御指令を出力す
る手動検知機構に連繋されていることを特徴とするもの
である。
することができる作業車における油量調整装置を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、油圧ポン
プからの圧油を、作業部の昇降用アクチユエータと、そ
れ以外の作動用アクチユエータとにそれぞれ分流して供
給する分流機構の作動用アクチユエータ側の分流油路
を、一定の圧油供給を確保するためのオリフイスがそれ
ぞれ設けられた主油路と迂回油路とに分割して構成し、
作動用アクチユエータ側に供給された残りの圧油を昇降
用アクチユエータ側油路に供給して作業部昇降をするよ
うに構成してなる作業車において、前記迂回油路には、
その開閉をして昇降用アクチユエータ側への圧油供給量
を調整できる油量調整弁機構を設けると共に、該油量調
整弁機構は、作業部昇降が昇降操作具を手動で操作した
ものであることを検知して油路閉成の制御指令を出力す
る手動検知機構に連繋されていることを特徴とするもの
である。
そして本考案は、この構成によつて、手動操作時に、昇
降用アクチユエータ側油路に供給される余剰油が多くな
るようにして、作業部昇降速度が遅くなつてしまうのを
防止できるようにしたものである。
降用アクチユエータ側油路に供給される余剰油が多くな
るようにして、作業部昇降速度が遅くなつてしまうのを
防止できるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は農用トラクタの走行機体であつて、該
走行機体1の後部には昇降リンク機構2を介してロータ
リ耕耘式の作業部3が上下昇降動自在に設けられてい
る。
面において、1は農用トラクタの走行機体であつて、該
走行機体1の後部には昇降リンク機構2を介してロータ
リ耕耘式の作業部3が上下昇降動自在に設けられてい
る。
4は油圧ポンプであつて、該油圧ポンプ4からの圧油
は、分流機構5によつて、リフトアーム6を上下揺動さ
せるためのリフトアームシリンダ7側への油路と、昇降
リンク機構2を構成する左右何れか一方のリフトロツド
を伸縮させるためのリフトロツドシリンダ2aへの油路と
に供給するよう分流されている。ここで8はリフトアー
ムシリンダ7の伸縮制御を行うための切換えバルブ機
構、9はリフトロツドシリンダ2aの伸縮制御を行うため
の切換えバルブ機構である。
は、分流機構5によつて、リフトアーム6を上下揺動さ
せるためのリフトアームシリンダ7側への油路と、昇降
リンク機構2を構成する左右何れか一方のリフトロツド
を伸縮させるためのリフトロツドシリンダ2aへの油路と
に供給するよう分流されている。ここで8はリフトアー
ムシリンダ7の伸縮制御を行うための切換えバルブ機
構、9はリフトロツドシリンダ2aの伸縮制御を行うため
の切換えバルブ機構である。
前記分流機構5のハウジングには、油圧ポンプ4からの
圧油が供給されるポンプポートP、リフトアームシリン
ダ7側に圧油供給するアームポートB、リフトロツドシ
リンダ2a側に圧油供給をするロツドポートC、リフトロ
ツドシリンダ2aからの戻り油が供給される戻り油ポート
D、そして油タンク13に戻り油を戻すタンクポートTの
各ポートが設けられている。そしてポンプポートPから
供給された圧油は分流弁10によつてアームポートB、ロ
ツドポートC側に分流されて供給されることになるが、
ポンプポートPからロツドポートCに至る主油路Xには
迂回油路Yが並列的に設けられており、しかもこれら油
路X,Yにはそれぞれオリフイス(絞り)11、12が設けら
れている。そしてロツドポートC側へは、ポンプポート
Pから供給される圧油のうちオリフイス11、12によつて
絞られた一定量の圧油が供給される一方、アームポート
Bへはその残りの余剰油が供給されるようになつてい
る。
圧油が供給されるポンプポートP、リフトアームシリン
ダ7側に圧油供給するアームポートB、リフトロツドシ
リンダ2a側に圧油供給をするロツドポートC、リフトロ
ツドシリンダ2aからの戻り油が供給される戻り油ポート
D、そして油タンク13に戻り油を戻すタンクポートTの
各ポートが設けられている。そしてポンプポートPから
供給された圧油は分流弁10によつてアームポートB、ロ
ツドポートC側に分流されて供給されることになるが、
ポンプポートPからロツドポートCに至る主油路Xには
迂回油路Yが並列的に設けられており、しかもこれら油
路X,Yにはそれぞれオリフイス(絞り)11、12が設けら
れている。そしてロツドポートC側へは、ポンプポート
Pから供給される圧油のうちオリフイス11、12によつて
絞られた一定量の圧油が供給される一方、アームポート
Bへはその残りの余剰油が供給されるようになつてい
る。
さらに迂回油路Yには油路の開閉(ON−OFF)切換えを
する油量切換え弁14が設けられている。この油量切換え
弁14には第一ソレノイド15が設けられており、そしてこ
の第一ソレノイド15が後述するようにOFF作動状態であ
るときは開放状態となつて前述したようにロツドポート
C側への圧油供給を成すが、ON作動状態であるときは閉
鎖状態となつて圧油供給を停止し、これによつてロツド
ポートC側への圧油供給量は、主油路Xのオリフイス11
のみを通る少ない油量に制限され、その分、アームポー
トB側に多く供給されるように構成されている。
する油量切換え弁14が設けられている。この油量切換え
弁14には第一ソレノイド15が設けられており、そしてこ
の第一ソレノイド15が後述するようにOFF作動状態であ
るときは開放状態となつて前述したようにロツドポート
C側への圧油供給を成すが、ON作動状態であるときは閉
鎖状態となつて圧油供給を停止し、これによつてロツド
ポートC側への圧油供給量は、主油路Xのオリフイス11
のみを通る少ない油量に制限され、その分、アームポー
トB側に多く供給されるように構成されている。
第3図に前記第一ソレノイド15を含めた電気回路図の要
部が示されている。ここでR1、R2、R3、R4、R5は第一、
第二、第三、第四、第五の各リレースイツチとそのスイ
ツチ接点であるが、このうち第一リレースイツチR1は、
作業部昇降操作をするための昇降操作レバー16のレバー
位置を検知するレバー位置検知センサ17から上昇操作側
の検知信号を入力してON作動するようになつており、ま
た第二リレースイツチR2は、上記レバー位置検知センサ
17からの下降操作側の検知信号を入力してON作動するよ
うになつており、さらに第三リレースイツチR3は、耕深
自動切換えスイツチ18をON操作することによつてON作動
するようになつている。そして昇降操作レバー16を上昇
側に操作した場合に、第二リレースイツチR2がON作動
し、これによつて前記切換えバルブ機構8に設けた第二
ソレノイド19が作動してバルブ切換えをし、分流された
圧油をリフトアームシリンダ7側に供給して伸長させ、
作業部3の上昇作動を行うようになつている。一方、昇
降操作レバー16を下降側に操作した場合には、第三リレ
ースイツチR3がON作動し、これによつて切換えバルブ機
構8に設けた第三ソレノイド20が作動して、リフトアー
ムシリンダ7内の油が油タンク13に戻るべくバルブ切換
えをするようになつており、而して昇降操作レバー16に
よる作業部3の手動による上下昇降操作ができるように
なつている。
部が示されている。ここでR1、R2、R3、R4、R5は第一、
第二、第三、第四、第五の各リレースイツチとそのスイ
ツチ接点であるが、このうち第一リレースイツチR1は、
作業部昇降操作をするための昇降操作レバー16のレバー
位置を検知するレバー位置検知センサ17から上昇操作側
の検知信号を入力してON作動するようになつており、ま
た第二リレースイツチR2は、上記レバー位置検知センサ
17からの下降操作側の検知信号を入力してON作動するよ
うになつており、さらに第三リレースイツチR3は、耕深
自動切換えスイツチ18をON操作することによつてON作動
するようになつている。そして昇降操作レバー16を上昇
側に操作した場合に、第二リレースイツチR2がON作動
し、これによつて前記切換えバルブ機構8に設けた第二
ソレノイド19が作動してバルブ切換えをし、分流された
圧油をリフトアームシリンダ7側に供給して伸長させ、
作業部3の上昇作動を行うようになつている。一方、昇
降操作レバー16を下降側に操作した場合には、第三リレ
ースイツチR3がON作動し、これによつて切換えバルブ機
構8に設けた第三ソレノイド20が作動して、リフトアー
ムシリンダ7内の油が油タンク13に戻るべくバルブ切換
えをするようになつており、而して昇降操作レバー16に
よる作業部3の手動による上下昇降操作ができるように
なつている。
また耕深自動切換えスイツチ18をONに切換えた場合、第
三リレースイツチR3がON作動すると共に、その信号がマ
イクロコンピユータを内蔵する制御部21に入力される
が、さらにこの制御部21では、耕深検知センサ22からの
検知値と耕深設定器23からの設定値とを入力し、これら
入力値に基づいて制御スイツチT1,T2に対して必要な制
御指令を出力してON−OFF切換え制御をして作業部3の
自動的な上下昇降制御を行うようになつている。
三リレースイツチR3がON作動すると共に、その信号がマ
イクロコンピユータを内蔵する制御部21に入力される
が、さらにこの制御部21では、耕深検知センサ22からの
検知値と耕深設定器23からの設定値とを入力し、これら
入力値に基づいて制御スイツチT1,T2に対して必要な制
御指令を出力してON−OFF切換え制御をして作業部3の
自動的な上下昇降制御を行うようになつている。
さらにこのものにおいて、昇降操作レバー16が作業部の
作業域を越えて予め設定される上限近傍位置以上に操作
されたときONになる油量切換えスイツチ24が設けられて
いるが、該油量切換えスイツチ24は前記第一ソレノイド
15の電源回路中に配線されている。そして昇降操作レバ
ー16の上限位置への操作で油量切換えスイツチ24がONに
なつて第一ソレノイド15が作動すると、前述したように
迂回油路Yが閉じてロツドポートC側への圧油供給が制
限され、その分、多量の圧油をアームポートB側に供給
するようになり、これによつて作業部3の上昇速度が速
くなるよう設定されている。
作業域を越えて予め設定される上限近傍位置以上に操作
されたときONになる油量切換えスイツチ24が設けられて
いるが、該油量切換えスイツチ24は前記第一ソレノイド
15の電源回路中に配線されている。そして昇降操作レバ
ー16の上限位置への操作で油量切換えスイツチ24がONに
なつて第一ソレノイド15が作動すると、前述したように
迂回油路Yが閉じてロツドポートC側への圧油供給が制
限され、その分、多量の圧油をアームポートB側に供給
するようになり、これによつて作業部3の上昇速度が速
くなるよう設定されている。
一方、第四リレースイツチR4は、油温検知センサ25から
の検知信号に基づいて切換え作動をするように構成され
ている。つまり油温が予め設定される温度より低い場合
に、第四リレースイツチR4を、そのスイツチ接点R4がON
になるよう切換えるが、スイツチ接点R4は、第一ソレノ
イド15の電源回路中に、上記油量切換えスイツチ24とは
関係しないよう並列的に接続されており、これによつて
エンジン始動直後や冬期作業時等、油温が低い場合に、
前述したように油量切換えスイツチ24がONになつた場合
と同様、ロツドポートC側への圧油供給を抑えて、その
分、アームポートB側に多量の圧油を供給するように構
成して、油温が低い場合においての作業部3の迅速上昇
ができるよう配慮されている。
の検知信号に基づいて切換え作動をするように構成され
ている。つまり油温が予め設定される温度より低い場合
に、第四リレースイツチR4を、そのスイツチ接点R4がON
になるよう切換えるが、スイツチ接点R4は、第一ソレノ
イド15の電源回路中に、上記油量切換えスイツチ24とは
関係しないよう並列的に接続されており、これによつて
エンジン始動直後や冬期作業時等、油温が低い場合に、
前述したように油量切換えスイツチ24がONになつた場合
と同様、ロツドポートC側への圧油供給を抑えて、その
分、アームポートB側に多量の圧油を供給するように構
成して、油温が低い場合においての作業部3の迅速上昇
ができるよう配慮されている。
尚、分流機構10において、アームポートB側の油路とタ
ンクポートTとの油路との間にアンロードバルブ26が設
けられているが、該アンロードバルブ26の開閉切換えを
するソレノイド26aは、スイツチ接点R5が閉成すること
によつて作動し、圧油がタンクポートT側に流れるのを
停止するものであるが、その第五リレースイツチR5は前
記第2、第三ソレノイド19、20の電源回路に設けられて
いて、これらソレノイド19、20の何れか一方に電流供給
が成されてソレノイド作動しているときスイツチ接点R5
が閉成するようになつている。そして作業部3の昇降作
動を行わない中立状態において、アームポートBに流れ
る圧油を切換えバルブ機構5まで流すこと無くそのまま
直接的にタンクポートTに流して、アンロード時におけ
る圧油の還流路長を可及的に短くして、馬力ロスを抑え
ることができるように配慮されている。
ンクポートTとの油路との間にアンロードバルブ26が設
けられているが、該アンロードバルブ26の開閉切換えを
するソレノイド26aは、スイツチ接点R5が閉成すること
によつて作動し、圧油がタンクポートT側に流れるのを
停止するものであるが、その第五リレースイツチR5は前
記第2、第三ソレノイド19、20の電源回路に設けられて
いて、これらソレノイド19、20の何れか一方に電流供給
が成されてソレノイド作動しているときスイツチ接点R5
が閉成するようになつている。そして作業部3の昇降作
動を行わない中立状態において、アームポートBに流れ
る圧油を切換えバルブ機構5まで流すこと無くそのまま
直接的にタンクポートTに流して、アンロード時におけ
る圧油の還流路長を可及的に短くして、馬力ロスを抑え
ることができるように配慮されている。
さらにこのものにおいては、油圧ポンプ4から分流機構
10に達するまでの流路中に、フロントローダ等の付属作
業機を作動させるためのアダブタとしての圧油取出しを
口が設けられている。つまりこのものは、第一、第二、
第三のプラグ28、29、30、さらにポンプポート31、分流
機構10側に接続する出力ポート32等が設けられたバルブ
ハウジングが設けられているが、ポンプポート31からの
油路は、リリーフバルブ27に接続されるリリーフポート
33が形成されると共にさらに二分されている。そして一
方の油路にはチエツク弁機構34が形成されているが、該
チエツク弁機構34は、第一プラグ28を止着した場合に、
第一プラグ28に設けた杆体28bがチエツクボール34aを弾
機34bに抗して押圧し、これによつて該側の油路が開状
態となつて、ポンプポート31からの圧油を出力ポート32
から出力するようになつている。
10に達するまでの流路中に、フロントローダ等の付属作
業機を作動させるためのアダブタとしての圧油取出しを
口が設けられている。つまりこのものは、第一、第二、
第三のプラグ28、29、30、さらにポンプポート31、分流
機構10側に接続する出力ポート32等が設けられたバルブ
ハウジングが設けられているが、ポンプポート31からの
油路は、リリーフバルブ27に接続されるリリーフポート
33が形成されると共にさらに二分されている。そして一
方の油路にはチエツク弁機構34が形成されているが、該
チエツク弁機構34は、第一プラグ28を止着した場合に、
第一プラグ28に設けた杆体28bがチエツクボール34aを弾
機34bに抗して押圧し、これによつて該側の油路が開状
態となつて、ポンプポート31からの圧油を出力ポート32
から出力するようになつている。
一方、他方の油路は、ブリードオフ回路を構成すべくオ
リフイス35を介して前記油路に連通されている。そして
第一、第二プラグ28、29を外して付属作業機用アクチユ
エータへの出力ポートに配管36を接続する一方、付属作
業機側アクチユエータからの戻り油ポートに配管37を接
続すれば、付属作業機用アクチユエータへの圧油回路が
付加的に形成される。そしてこのものにおいては、出力
ポート29aから供給される圧油量は、オリフイス35を介
して流出するものの残り油となつて調整され、これによ
つて付属作業機の作動速度を最適速度に制御することが
できるようにしてある。因みにこのオリフイス35の絞り
量を適宜調整することで、付属作業機の種類に適合した
圧油供給量を確保できることになる。
リフイス35を介して前記油路に連通されている。そして
第一、第二プラグ28、29を外して付属作業機用アクチユ
エータへの出力ポートに配管36を接続する一方、付属作
業機側アクチユエータからの戻り油ポートに配管37を接
続すれば、付属作業機用アクチユエータへの圧油回路が
付加的に形成される。そしてこのものにおいては、出力
ポート29aから供給される圧油量は、オリフイス35を介
して流出するものの残り油となつて調整され、これによ
つて付属作業機の作動速度を最適速度に制御することが
できるようにしてある。因みにこのオリフイス35の絞り
量を適宜調整することで、付属作業機の種類に適合した
圧油供給量を確保できることになる。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、耕深自
動切換えスイツチ18をONにして耕深自動状態で耕耘作業
を行う場合に、昇降操作レバー16は耕深自動位置にセツ
トされており、この自動状態では油量切換えスイツチ24
はOFF状態となつていて、油量切換え弁14は開成してい
る。このためポンプポートPに供給された圧油は、主油
路X、迂回油路Yの両油路を通つたものがロツドポート
C側に供給され、残りの余剰油がアームポートBに供給
されて、作業部3の上下昇降制御と左右ローリング制御
が自動的に成される。
動切換えスイツチ18をONにして耕深自動状態で耕耘作業
を行う場合に、昇降操作レバー16は耕深自動位置にセツ
トされており、この自動状態では油量切換えスイツチ24
はOFF状態となつていて、油量切換え弁14は開成してい
る。このためポンプポートPに供給された圧油は、主油
路X、迂回油路Yの両油路を通つたものがロツドポート
C側に供給され、残りの余剰油がアームポートBに供給
されて、作業部3の上下昇降制御と左右ローリング制御
が自動的に成される。
一方、次作業行程に移行するため機体回行をする場合、
昇降操作レバー16を上限位置にセツトして、作業部3を
作業域を越えて高く上昇させることになるが、このとき
油圧切換えスイツチ24がONに切換えられ、これに伴う第
一ソレノイド15の作動で油量切換え弁14が閉鎖状態にな
つて迂回油路Yの圧油供給が閉ざされ、ロツドポートC
への圧油供給量は、主油路Xからのみに制限される一
方、その分、アームポートB側へは余計に圧油供給され
ることに成り、このため作業部3は高速で上昇する。こ
の様に、自動昇降状態をレバー操作によつて解除して手
動で作業部3を作業域を越えて高く上昇させる場合に、
リフトアームシリンダ7側への圧油供給の割合が、作業
走行時よりも高くなる。従つて、作業部3を高く上昇さ
せたことにより作業負荷が無くなつて、エンジン回転数
を低アイドリング状態とし、このため油圧ポンプ4から
の全体的な圧油供給量が減少しても、作業部3の上昇速
度は、迂回油路Yが閉ざされた分の油量が余計に供給さ
れることになつて、作業走行をする高アイドリング状態
のときの速度に対して殆ど遜色の無い速度とし得て、作
業能率の向上が計れることになる。
昇降操作レバー16を上限位置にセツトして、作業部3を
作業域を越えて高く上昇させることになるが、このとき
油圧切換えスイツチ24がONに切換えられ、これに伴う第
一ソレノイド15の作動で油量切換え弁14が閉鎖状態にな
つて迂回油路Yの圧油供給が閉ざされ、ロツドポートC
への圧油供給量は、主油路Xからのみに制限される一
方、その分、アームポートB側へは余計に圧油供給され
ることに成り、このため作業部3は高速で上昇する。こ
の様に、自動昇降状態をレバー操作によつて解除して手
動で作業部3を作業域を越えて高く上昇させる場合に、
リフトアームシリンダ7側への圧油供給の割合が、作業
走行時よりも高くなる。従つて、作業部3を高く上昇さ
せたことにより作業負荷が無くなつて、エンジン回転数
を低アイドリング状態とし、このため油圧ポンプ4から
の全体的な圧油供給量が減少しても、作業部3の上昇速
度は、迂回油路Yが閉ざされた分の油量が余計に供給さ
れることになつて、作業走行をする高アイドリング状態
のときの速度に対して殆ど遜色の無い速度とし得て、作
業能率の向上が計れることになる。
しかもこの油量調整の切換えは、いちいち作業者がスイ
ツチ等の部材の切換え操作をすること無く、作業部昇降
をするための操作レバー16を手動で操作することによつ
て自動的に切換えられることになり、従つて作業者に何
らの作業負担を強いるものでなく、簡便な操作性が損な
われることもない。
ツチ等の部材の切換え操作をすること無く、作業部昇降
をするための操作レバー16を手動で操作することによつ
て自動的に切換えられることになり、従つて作業者に何
らの作業負担を強いるものでなく、簡便な操作性が損な
われることもない。
尚、本考案は前記実施例に限定されないものであること
は勿論であつて、迂回油路の開閉指令を司る手動検知機
構としては、前記実施例のように昇降操作レバーを上限
位置近傍に操作したことを検知して閉鎖側への切換え指
令を出力するものに限定されず、昇降操作レバーを上昇
側に手動操作したことによつて直ちに閉鎖側への切換え
指令を出力するようにしても良く、これには前記実施例
において設けた油量切換えスイツチを設けないものとす
れば良く、これによつて、昇降操作レバーを上昇側に手
動操作したことに伴い、これを検知した第一リレースイ
ツチのスイツチ接点R1が閉成して第一ソレノイド15が油
路閉鎖側に作動し、余料調整が自動的に成され、この様
にしても実施できる。
は勿論であつて、迂回油路の開閉指令を司る手動検知機
構としては、前記実施例のように昇降操作レバーを上限
位置近傍に操作したことを検知して閉鎖側への切換え指
令を出力するものに限定されず、昇降操作レバーを上昇
側に手動操作したことによつて直ちに閉鎖側への切換え
指令を出力するようにしても良く、これには前記実施例
において設けた油量切換えスイツチを設けないものとす
れば良く、これによつて、昇降操作レバーを上昇側に手
動操作したことに伴い、これを検知した第一リレースイ
ツチのスイツチ接点R1が閉成して第一ソレノイド15が油
路閉鎖側に作動し、余料調整が自動的に成され、この様
にしても実施できる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、作業部昇降を、耕深自動の如き自動作業制御状
態でなく、手動操作によつて行う場合に、これを検知し
た手動検知機構からの検知信号によつて油量調整弁機構
が迂回油路を閉じるべく作動して、他の作動用アクチユ
エータ側に供給される圧油量を制限し、その分、昇降用
アクチユエータ側の油路に多くの圧油を供給することに
なる。この結果、機体回行時等、作業負荷が小さくなつ
たことでエンジン回転数が下がり、油圧ポンプからの全
体的な圧油供給量が減少したとしても、作業部の昇降速
度が低下してしまう不具合を効果的に改善できて、作業
能率の向上が計れる。しかもこの油量調整弁機構の切換
えは、手動検知機構の検知作動によつて自動的に成され
るため、作業者に作業負担を強いることが無く、操作の
簡便性が損なわれることもない。
るから、作業部昇降を、耕深自動の如き自動作業制御状
態でなく、手動操作によつて行う場合に、これを検知し
た手動検知機構からの検知信号によつて油量調整弁機構
が迂回油路を閉じるべく作動して、他の作動用アクチユ
エータ側に供給される圧油量を制限し、その分、昇降用
アクチユエータ側の油路に多くの圧油を供給することに
なる。この結果、機体回行時等、作業負荷が小さくなつ
たことでエンジン回転数が下がり、油圧ポンプからの全
体的な圧油供給量が減少したとしても、作業部の昇降速
度が低下してしまう不具合を効果的に改善できて、作業
能率の向上が計れる。しかもこの油量調整弁機構の切換
えは、手動検知機構の検知作動によつて自動的に成され
るため、作業者に作業負担を強いることが無く、操作の
簡便性が損なわれることもない。
図面は、本考案に係る作業車における油量調整装置の実
施例を示したものであつて、第1図は農用トラクタの全
体側面図、第2図は要部の油圧回路図、第3図は要部の
電気回路図、第4図、第5図はアダプタ油路の展開断面
図、第6図は同上側面図である。 図中、1は走行機体、2aはリフトロツドシリンダ、3は
作業部、5は分流機構、7はリフトアームシリンダ、14
は油量切換え弁、油量切換えスイツチ24である。
施例を示したものであつて、第1図は農用トラクタの全
体側面図、第2図は要部の油圧回路図、第3図は要部の
電気回路図、第4図、第5図はアダプタ油路の展開断面
図、第6図は同上側面図である。 図中、1は走行機体、2aはリフトロツドシリンダ、3は
作業部、5は分流機構、7はリフトアームシリンダ、14
は油量切換え弁、油量切換えスイツチ24である。
Claims (1)
- 【請求項1】油圧ポンプからの圧油を、作業部の昇降用
アクチユータと、それ以外の作動用アクチユエータとに
それぞれ分流して供給する分流機構の作動用アクチユエ
ータ側の分流油路を、一定の圧油供給を確保するための
オリフイスがそれぞれ設けられた主油路と迂回油路とに
分割して構成し、作動用アクチユエータ側に供給された
残りの圧油を昇降用アクチユエータ側油路に供給して作
業部昇降をするように構成してなる作業車において、前
記迂回油路には、その開閉をして昇降用アクチユエータ
側への圧油供給量を調整できる油量調整弁機構を設ける
と共に、該油量調整弁機構は、作業部昇降が昇降操作具
を手動で操作したものであることを検知して油路閉成の
制御指令を出力する手動検知機構に連繋されていること
を特徴とする作業車における油量調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9510288U JPH0728802Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 作業車における油量調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9510288U JPH0728802Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 作業車における油量調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217007U JPH0217007U (ja) | 1990-02-02 |
| JPH0728802Y2 true JPH0728802Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31319722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9510288U Expired - Lifetime JPH0728802Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 作業車における油量調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728802Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP9510288U patent/JPH0728802Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0217007U (ja) | 1990-02-02 |
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