JPH07291530A - スピンドル駆動型巻取機の駆動制御方法 - Google Patents

スピンドル駆動型巻取機の駆動制御方法

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JPH07291530A
JPH07291530A JP6107761A JP10776194A JPH07291530A JP H07291530 A JPH07291530 A JP H07291530A JP 6107761 A JP6107761 A JP 6107761A JP 10776194 A JP10776194 A JP 10776194A JP H07291530 A JPH07291530 A JP H07291530A
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発明の目的は巻取操作中と糸切替え操作中に
おける糸条巻取張力が略同一になるようにすることであ
る。 【構成】 2本のスピンドル2、3が回転自在に装着さ
れ、機枠(図示せず)に回動自在に設置されたターレッ
ト部材1と、前記スピンドル2、3に装着されたボビン
30上の糸層に所定の面圧で当接する接触ローラ4と、
前記スピンドル駆動用の誘導電動機5、6と、前記接触
ローラ駆動用の誘導電動機7とにより構成された巻取機
によって糸条の巻取を行なう際に、糸条の巻取操作中、
満巻ボビンから空ボビンへの糸切り替え操作中、空ボビ
ンに対するソフトタッチ巻き操作中の各操作期間に対応
して少なくとも前記接触ローラ4の周速度、または接触
ローラ駆動用の誘導電動機7の駆動周波数をプログラム
制御せしめるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピンドル駆動型巻取機
の駆動制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、合成繊維糸条を高速度で連続的に
巻取る場合は、複数本のスピンドルが回転自在に装着さ
れ、機枠に回動自在に設置されたターレット部材と、前
記スピンドルの川上側に位置するよう機枠に設置された
トラバース装置と、スピンドルに装着されたボビン上の
糸層に所定の面圧で当接する接触ローラと、前記スピン
ドル駆動用の誘導電動機と、前記接触ローラ駆動用の誘
導電動機と、各誘導電動機の回転を制御するインバータ
と、スピンドルと接触ローラの回転速度を制御する制御
装置とにより構成されたスピンドル駆動型巻取機が使用
されている。
【0003】上述の様な巻取機は例えば実公平5−27
404号公報に記載されており、該巻取機においては接
触ローラの回転速度を検出することによって接触ローラ
の回転速度制御とスピンドルの回転速度制御とを巻取操
作中と糸条切替え操作中とで異なった制御を行ない該接
触ローラを設定回転数で回転させることによって常にパ
ッケージの表面速度が一定になるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような接触ロー
ラの周速度が一定になるように制御する方法では、得ら
れたパッケージの糸質について巻取操作中に相当するパ
ッケージ巻層中間部の糸条と糸切替え操作中に相当する
パッケージ最内層部の糸条を比較すると、パッケージの
最内層部の糸条の糸質であるストレッチテンション値、
熱収縮応力値等が悪くなるという問題がある。
【0005】上述の糸質変化は糸切替え操作中に糸条の
実際の巻取張力が高くなることによって生じるものと推
測することができる。
【0006】本発明は巻取操作中と糸切替え操作中にお
ける糸条の実際の巻取張力が略同一になるようにして均
一な糸質のパッケージが得られるようにすることを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明のスピンドル駆動型巻取機の駆動制御方法
は、糸条の巻取操作中、満巻ボビンから空ボビンへの糸
切り替え操作中、空ボビンに対するソフトタッチ巻き操
作中または浮し巻き操作中の前記各操作期間に対応して
少なくとも前記接触ローラの周速、または接触ローラ駆
動用の誘導電動機の駆動周波数をプログラム制御せしめ
るようにしてある。
【0008】また、接触ローラの周速、または接触ロー
ラ駆動用の誘導電動機の駆動周波数を、接触ローラの回
転速度に基づいてフィードバック制御せしめるようにし
てある。
【0009】
【実施例】図1は本発明のスピンドル駆動型巻取機の駆
動制御方法を実施するための制御ブロック図であって、
巻取機は機枠(図示せず)に回動自在に支持されたター
レット部材1に回転自在に装着されたボビン挿着用のス
ピンドル2、3と、スピンドル2、又はスピンドル3に
挿着されたボビン30に当接して所定の面圧を付与する
接触ローラ4と、糸条綾振り用のトラバース装置(図示
せず)と、スピンドル2、3を回転させる誘導電動機
5、6と、接触ローラ4を回転させる誘導電動機7と、
ターレット部材1を回動させるための駆動機構(図示せ
ず)と、該誘導電動機5、6、7の回転速度を制御する
制御装置8とにより構成されている。
【0010】上述の制御装置8は、誘導電動機5、6、
7の回転速度を制御するインバータ9、10、11と、
入力機能、記憶機能、比較演算機能、動作指令機能等を
有するマイクロコンピュータ12と、巻取位置にあるス
ピンドル2、またはスピンドル3の回転速度を検出して
その信号をマイクロコンピュータ12に送る検知器13
と、待機位置にあるスピンドル2、またはスピンドル3
の回転速度を検出してその信号をマイクロコンピュータ
12に送る検知器14と、接触ローラ4の回転速度を検
出してその信号をマイクロコンピュータ12に送る検知
器15とにより構成されている。
【0011】上述のマイクロコンピュータ12に代えて
プログラマブルロジックコントローラPLCを使用する
ことができる。
【0012】また検知器13、14、15は光電式セン
サー、電磁式センサー、静電容量式センサー等を使用す
ることができる。
【0013】上述のスピンドル駆動型巻取機によって糸
条を巻取った場合の糸条切替え動作を含む巻始めから巻
終わりまでのスピンドルと接触ローラの周速度の変化状
態を図2に示す概略線図に基づいてプログラム制御方法
を説明する。
【0014】該制御方法を糸条の巻取途中の制御状態か
ら説明する。
【0015】まず、図2−1に示す糸条巻取中における
巻取設定速度を[VWC(m/min )]、パッケージ31
の周速度を[VP1(m/min )]、接触ローラ4の周速
度を[VC1(m/min )]とすると、各速度の関係は
[VWC]=[VP1]=[VC1]となるように、巻取設定
速度[VWC]を基準にしてスピンドル2と接触ローラ4
の周速度が制御される。
【0016】上述の巻取設定速度[VWC]は実線、接触
ローラ4の周速度[VC1]は1点破線、パッケージ31
の周速度[VP1]は2点破線として示してあり、各線は
同一線上に位置するが説明の都合上上下にずらした状態
で記載されている。
【0017】該巻取途中における接触ローラ4の駆動用
の誘導電動機7の駆動周波数[FC1(Hz)]は、定数
を[K(60πD)-1]、接触ローラ4の直径寸法を
[D(m)]、パッケージ31に接触している場合の接
触ローラ4の滑り補正率を[β1 (%)]とすると下記
計算式によって求めることができ、該駆動周波数[FC
1]になるようにインバータ11によって制御される。
【0018】該駆動周波数[FC1]は巻取設定速度[V
WC]に対して滑り補正値[β1 ]が加算された位置に破
線として示してある。
【0019】FC1=K(1+β1 /100)VC1 上述の駆動周波数[FC1(Hz)]に基づいて接触ロー
ラ4を回転させて糸条の巻取が行なわれ、パッケージ3
1が満巻の状態に近付くと空ボビン挿着用のスピンドル
3が誘導電動機6によって回転される。
【0020】この時の空ボビン30の周速度[VB1(m
/min )]は、空ボビン挿着用のスピンドル3の運転時
の速度補正値を[α1 (%)]とすると下記計算式によ
り求めることができ、図2−1において巻取設定速度
[VWC]に対して補正値[α1]が加算された位置に3
点破線として示されている。
【0021】VB1=(1+α1 /100)VWC 上述のスピンドル2の駆動用の誘導電動機5の駆動周波
数については説明を省略する。
【0022】次に、予め設定された量の糸条が巻取られ
ると、図2−2に示すようにスピンドル2の駆動用の誘
導電動機5と接触ローラ4の駆動用の誘導電動機7が増
速される。
【0023】この時のパッケージ31の周速度[VP2
(m/min )]は、満巻時のスピンドルの速度補正値を
[α2 (%)]とすると下記計算式によって求めること
ができる。
【0024】VP2=(1+α2 /100)VWC 該パッケージ31の周速度[VP2(m/min )]と接触
ローラ4の周速度[VC2(m/min )]は[VP2]=
[VC2]となるように制御され、接触ローラ4の周速度
[VC2]を示す1点破線とパッケージ31の周速度[V
P2]を示す2点破線とは同一線上に位置するが説明の都
合上上下にずらして記載してある。
【0025】上述の誘導電動機7は駆動周波数[FC2
(Hz)]が下記計算式によって求められた値になるよ
うに制御される。
【0026】FC2=K(1+β1 /100)VC2 上述のパッケージ31が満巻の状態になるとターレット
部材1が回動して図2−3に示すようにパッケージ31
が待機位置に、空ボビン30が巻取位置に移動される
と、糸切替え機構(図示せず)が作動して糸条が満巻パ
ッケージ31から空ボビン30に切替えられる。
【0027】この時、接触ローラ4は空ボビン30に対
してソフトタッチ巻きの状態になる位置において回転さ
れると共に、接触ローラ4が満巻時の周速度[VC2(m
/min )]の状態から切替え時の周速度[VC3(m/mi
n )]に減速される。
【0028】上述のソフトタッチ巻きとは接触ローラ4
が空ボビン30に対して糸条巻取操作時の面圧より低い
面圧で接触する状態をいうものである。
【0029】該接触ローラ4の周速度[VC3(m/min
)]は、ソフトタッチ巻き時の接触ローラ4の速度補
正値[α4 (%)]と同一の補正値を用いて下記計算式
によって求めることができる。
【0030】VC3=(1+α4 /100)VB1 上述の誘導電動機7は、ソフトタッチ巻き時の接触ロー
ラ4の滑り補正値[β2 (%)]と同一の補正値を用い
て駆動周波数[FC3(Hz)]が下記計算式によって求
められた値になるように制御される。
【0031】FC3=K(1+β2 /100)VC3 そして、空ボビン30に糸条が巻付けられると、スピン
ドル3に挿着された空ボビン30が巻取中の周速度[V
B1(m/min )]の状態からソフトタッチ巻きの周速度
[VB2(m/min )]に減速されると共に、接触ローラ
4が切替えの周速度[VC3(m/min )]の状態から図
2−4に示すソフトタッチ巻きの周速度[VC4(m/mi
n )]に減速される。
【0032】該空ボビン30の周速度[VB2(m/min
)]は、ソフトタッチ巻きの時のスピンドル3の速度
補正値を[α3 (%)]とすると下記計算式によって求
めることができ、該空ボビン30の周速度[VB2]は巻
取設定速度[VWC]より[α3(%)]だけ遅い速度に
なり、巻取設定速度[VWC]の実線位置より下方位置に
示されている。
【0033】VB2=(1−α3 /100)VWC この時の接触ローラ4の周速度[VC4(m/min )]は
下記計算式によって求めることができる。
【0034】VC4=(1+α4 /100)VB2 また、この時の接触ローラ駆動用の誘導電動機7の駆動
周波数[FC4(Hz)]は、下記計算式によって求める
ことができる。
【0035】FC4=K(1+β2 /100)VC4 一方、待機位置にある満巻ボビン挿着スピンドル2は減
速されて停止する。
【0036】上述のソフトタッチ巻き状態で糸条が所定
量巻取られて図2−5に示すようにボビン30上の糸層
が接触ローラ4に当接すると、空ボビン30がソフトタ
ッチ巻き時の周速度[VB2(m/min )]の状態から巻
取中の周速度[VB3(m/min )]に変更されて図2−
1の場合と同一の条件で糸条の巻取りが行なわれる。
【0037】該巻取中の周速度[VB3]は図2−1にお
ける周速度[VP1]と同一である。
【0038】一方、空ボビン30に対する糸掛け動作を
行なう場合は、空ボビン30と接触ローラ4の周速度が
図2−3に示す糸切替え動作を行なう場合と同一条件に
なるように制御される。
【0039】上述の空ボビン挿着用スピンドル3の糸切
替えおよび糸掛け運転時の速度補正値[α1 (%)]は
糸の種類、太さ等によって0〜5%の範囲で選択するこ
とができるが0.5〜2.0%の範囲に設定するのが好
ましい。
【0040】該速度補正値[α1 ]は糸条が細い場合は
大きい値に、糸条が太い場合は小さい値に設定すると弛
みを生じず、糸条がローラに巻付くのを防止することが
できる。
【0041】しかし、該速度補正値を範囲以外に設定し
た場合は張力変動が大きくなって糸切れを生じて満巻ボ
ビンから空ボビンへの糸切替えができなくなる。
【0042】また、満巻時のスピンドルの速度補正値
[α2 (%)]も0〜5%の範囲で選択することができ
るが、糸質を損なわず、しかも糸切替え動作を円滑に行
なうためには0.5〜2.0%の範囲に設定するのが好
ましい。
【0043】次に、ソフトタッチ巻き時のスピンドル3
の速度補正値[α3 (%)]は糸の種類、太さ、巻取速
度等によって異なるため−0.5〜1%の範囲でトライ
アンドエラーによって設定する。
【0044】また、ソフトタッチ巻き時の接触ローラの
速度補正値[α4 (%)]も[α3]と同様に糸の種
類、太さ、巻取速度等によって異なるため、−0.5〜
1%の範囲でトライアンドエラーによって設定する。
【0045】該補正値は収縮率の大きい糸条の場合には
スピンドルと接触ローラでその値が逆になることがあ
る。
【0046】上述の巻取中の接触ローラ4の滑り補正値
[β1 (%)]は、巻取速度、負荷の分担比率等によっ
ても異なるが誘導電動機のスベリ特性によって決まるも
のであり、0.5〜4%の範囲内で設定する。
【0047】また、ソフトタッチ巻き時の接触ローラ4
の滑り補正値[β2 (%)]は、誘導電動機の定格スベ
リの3〜4%以下にする必要があり、0.5〜3%の範
囲で設定する。
【0048】上述のスピンドル3と接触ローラ4がソフ
トタッチ巻き状態における接触ローラ4の周速度[VC
4]はオープンループ制御でもよいが、検知器15によ
って検出された接触ローラ4の周速度に基づいてフィー
ドバック制御すると制御精度を高めることができ、巻姿
の良好なパッケージを得ることができる。
【0049】上述の実施例におけるソフトタッチ巻き操
作に代えて接触ローラを空ボビンに所定の間隔を有する
ようにした浮し巻き操作にしても同一の効果を奏するこ
とができる。
【0050】
【発明の効果】本発明のスピンドル駆動型巻取機の駆動
制御方法は、糸条の巻取操作中、満巻ボビンから空ボビ
ンへの糸切り替え操作中、空ボビンに対するソフトタッ
チ巻き操作中または浮し巻き操作中の前記各操作期間に
対応して少なくとも前記接触ローラの周速、または接触
ローラ駆動用の誘導電動機の駆動周波数をプログラム制
御せしめるようにしてあるため、巻取操作中と糸切替え
操作中における糸条巻取張力が略同一にすることがで
き、糸切替え成功率を低下させることなく、糸質の良好
なパッケージを得ることができる。
【0051】また、接触ローラの周速、または接触ロー
ラ駆動用の誘導電動機の駆動周波数を、接触ローラの回
転速度に基づいてフィードバック制御せしめるようにす
ると、制御制度が良くなり糸質が均一で、しかも巻姿の
良好なパッケージを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドル駆動型巻取機の速度制御方
法を実施する制御ブロック図である。
【図2】本発明のスピンドル駆動型巻取機の速度制御方
法によって糸条を巻取った場合の糸条切替え動作を含む
巻始めから巻終わりまでのスピンドルと接触ローラの周
速度の変化状態を示す概略線図である。
【符号の説明】
1 ターレット部材 2、3 スピンドル 4 接触ローラ 5、6、7 誘導電動機 8 制御装置 9、10、11 インバータ 12 マイクロコンピュータ 13、14、15 検知器 30 ボビン 31 パッケージ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のスピンドルが回転自在に装着さ
    れ、機枠に回動自在に設置されたターレット部材と、前
    記スピンドルの川上側に位置するよう機枠に設置された
    トラバース装置と、スピンドルに装着されたボビン上の
    糸層に所定の面圧で当接する接触ローラと、前記スピン
    ドル駆動用の誘導電動機と、前記接触ローラ駆動用の誘
    導電動機とにより構成された巻取機によって糸条の巻取
    を行なう際に、糸条の巻取操作中、満巻ボビンから空ボ
    ビンへの糸切り替え操作中、空ボビンに対するソフトタ
    ッチ巻き操作中または浮し巻き操作中の前記各操作期間
    に対応して少なくとも前記接触ローラの周速、または接
    触ローラ駆動用の誘導電動機の駆動周波数をプログラム
    制御せしめるようにしたことを特徴とするスピンドル駆
    動型巻取機の駆動制御方法。
  2. 【請求項2】 接触ローラの周速、または接触ローラ駆
    動用の誘導電動機の駆動周波数を、接触ローラの回転速
    度に基づいてフィードバック制御せしめるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスピンドル駆動型巻取
    機の駆動制御方法。
JP6107761A 1994-04-22 1994-04-22 スピンドル駆動型巻取機の駆動制御方法 Expired - Lifetime JP2684337B2 (ja)

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DE (1) DE69505723T2 (ja)

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