JPH07291760A - 充填用軽量コンクリート及びその軽量硬化物 - Google Patents
充填用軽量コンクリート及びその軽量硬化物Info
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- JPH07291760A JPH07291760A JP8437894A JP8437894A JPH07291760A JP H07291760 A JPH07291760 A JP H07291760A JP 8437894 A JP8437894 A JP 8437894A JP 8437894 A JP8437894 A JP 8437894A JP H07291760 A JPH07291760 A JP H07291760A
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- Japan
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- concrete
- lightweight
- cement
- filling
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高性能AE減水剤を使用することによっ
て、粘度が小さくなり、流動性に富み、分離が生ぜず、
しかも、圧縮強度も強くなる利点が生じる充填用軽量コ
ンクリート及び軽量硬化物を得ること。 【構成】 少なくとも、セメント、水、高性能AE減
水剤及び軽量細骨材として平均粒径が0.1 乃至 1.5mmの
範囲の合成樹脂発泡ビーズの4種類の混合資材を用いた
こと。前記合成樹脂発泡ビーズがポリスチレン発泡ビー
ズであること。前記ポリスチレン発泡ビーズの平均真比
重が 0.2乃至0.05の範囲であること。前記コンクリート
の水セメント比が40%以下であること。少なくとも合成
樹脂発泡ビーズを混合資材の1つとして用いることによ
って、その単位容積質量が1,000 乃至1,500Kg/m3 の範
囲となる軽量硬化物であること。
て、粘度が小さくなり、流動性に富み、分離が生ぜず、
しかも、圧縮強度も強くなる利点が生じる充填用軽量コ
ンクリート及び軽量硬化物を得ること。 【構成】 少なくとも、セメント、水、高性能AE減
水剤及び軽量細骨材として平均粒径が0.1 乃至 1.5mmの
範囲の合成樹脂発泡ビーズの4種類の混合資材を用いた
こと。前記合成樹脂発泡ビーズがポリスチレン発泡ビー
ズであること。前記ポリスチレン発泡ビーズの平均真比
重が 0.2乃至0.05の範囲であること。前記コンクリート
の水セメント比が40%以下であること。少なくとも合成
樹脂発泡ビーズを混合資材の1つとして用いることによ
って、その単位容積質量が1,000 乃至1,500Kg/m3 の範
囲となる軽量硬化物であること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高性能AE減水剤や
合成樹脂発泡ビーズを用いた充填用軽量コンクリート及
びその軽量硬化物に関する。
合成樹脂発泡ビーズを用いた充填用軽量コンクリート及
びその軽量硬化物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンクリートの細骨材としては
一般に砂が用いられている。
一般に砂が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、砂は吸
水率が高く、凹凸が多く、また細かい分だけ単位体積当
たりの表面積が大きいことから表面水を多く持ち込むの
で計量や水セメント比の管理が難しく、品質のバラツキ
が生じ易い問題点がある。更に、砂の真比重は約2.6で
あり、コンクリートの比重約 2.3を大きくする原因の1
つとなっており、結果として、建物等の重量を重くする
という問題点がある。更に又、良質な砂が不足してきて
おり、その結果、海砂を用いることが多く、塩分により
鉄筋に錆が生じ、耐久性を低下させるという問題点も生
じている。
水率が高く、凹凸が多く、また細かい分だけ単位体積当
たりの表面積が大きいことから表面水を多く持ち込むの
で計量や水セメント比の管理が難しく、品質のバラツキ
が生じ易い問題点がある。更に、砂の真比重は約2.6で
あり、コンクリートの比重約 2.3を大きくする原因の1
つとなっており、結果として、建物等の重量を重くする
という問題点がある。更に又、良質な砂が不足してきて
おり、その結果、海砂を用いることが多く、塩分により
鉄筋に錆が生じ、耐久性を低下させるという問題点も生
じている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、その手段とする
ところは、請求項1乃至4においては、少なくとも、セ
メント、水、高性能AE減水剤及び軽量細骨材として平
均粒径が0.1 乃至 1.5mmの範囲の合成樹脂発泡ビーズの
4種類の混合資材を用いた充填用軽量コンクリートとし
たところにあり、又、合成樹脂発泡ビーズがポリスチレ
ン発泡ビーズであるところにあり、更に又、ポリスチレ
ン発泡ビーズの平均真比重が 0.2乃至0.05の範囲内にあ
るところにあり、又、コンクリートの水セメント比が40
%以下であるところにある。
解決するためになされたものであって、その手段とする
ところは、請求項1乃至4においては、少なくとも、セ
メント、水、高性能AE減水剤及び軽量細骨材として平
均粒径が0.1 乃至 1.5mmの範囲の合成樹脂発泡ビーズの
4種類の混合資材を用いた充填用軽量コンクリートとし
たところにあり、又、合成樹脂発泡ビーズがポリスチレ
ン発泡ビーズであるところにあり、更に又、ポリスチレ
ン発泡ビーズの平均真比重が 0.2乃至0.05の範囲内にあ
るところにあり、又、コンクリートの水セメント比が40
%以下であるところにある。
【0005】請求項5においては、少なくとも合成樹脂
発泡ビーズを混合資材の1つとして用いることによっ
て、その単位容積質量が1,000 乃至1,500Kg/m3 の範囲
となる軽量硬化物としたところにある。
発泡ビーズを混合資材の1つとして用いることによっ
て、その単位容積質量が1,000 乃至1,500Kg/m3 の範囲
となる軽量硬化物としたところにある。
【0006】
【作用】高性能AE減水剤は、コンクリートの流動性を
維持する時間が長く、しかも、減水剤の作用と分散剤の
作用を兼ね備え、セメント水和反応を害することもな
く、単位水量を20〜30%の範囲で大幅に減少させる
ことができるもので、最近に至り、種々の用途に応用さ
れるに至っている。
維持する時間が長く、しかも、減水剤の作用と分散剤の
作用を兼ね備え、セメント水和反応を害することもな
く、単位水量を20〜30%の範囲で大幅に減少させる
ことができるもので、最近に至り、種々の用途に応用さ
れるに至っている。
【0007】合成樹脂発泡ビーズは、吸水がほとんどな
く、また球形であるために乾燥した状態で貯蔵すること
ができ、容積,重量の計量が共に可能であることから、
計量及び水セメント比の管理は簡単で、コンクリートの
品質のバラツキを非常に小さくでき、品質の一定したコ
ンクリートを得ることができる。
く、また球形であるために乾燥した状態で貯蔵すること
ができ、容積,重量の計量が共に可能であることから、
計量及び水セメント比の管理は簡単で、コンクリートの
品質のバラツキを非常に小さくでき、品質の一定したコ
ンクリートを得ることができる。
【0008】更に、球形であることから表面の凹凸がな
く、吸水率が小さいので、コンクリートの流動性が良く
なり、その分だけ水の量を少なくすることができ、コン
クリートの品質を向上させることができる。とくに、中
性化性能や水密性,凍結融解抵抗性が向上する。
く、吸水率が小さいので、コンクリートの流動性が良く
なり、その分だけ水の量を少なくすることができ、コン
クリートの品質を向上させることができる。とくに、中
性化性能や水密性,凍結融解抵抗性が向上する。
【0009】又、合成樹脂発泡ビーズを使用することか
ら、コンクリートの比重(通常 2.3)を小さくでき、粗
骨材として砂利を用いた場合でも、比重は約1.85,構造
用人工軽量材を用いた場合には比重は約 1.4程度に小さ
くすることができる。
ら、コンクリートの比重(通常 2.3)を小さくでき、粗
骨材として砂利を用いた場合でも、比重は約1.85,構造
用人工軽量材を用いた場合には比重は約 1.4程度に小さ
くすることができる。
【0010】合成樹脂発泡ビーズの粒径を 1.5mm以上の
ものを使用した場合には、流動状態において合成樹脂発
泡ビーズに浮力が生じて浮き上って分離し、混合できな
い状態となって好ましくないので 1.5mm以下とした。
ものを使用した場合には、流動状態において合成樹脂発
泡ビーズに浮力が生じて浮き上って分離し、混合できな
い状態となって好ましくないので 1.5mm以下とした。
【0011】合成樹脂発泡ビーズの原料としては、ポリ
スチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリルニ
トルポリスチレン、ポリスチレンポリエチレン共重合
体、ポリ塩化ビニリデンなどを発泡させることによって
得られる。発泡倍率は、とくに限定されるものではない
が、通常は5乃至20倍程度のものが望ましい。このよう
な発泡倍率のものでも、軽量コンクリートの中では若干
収縮しており、その収縮の度合いは高倍率のもの程大き
い。
スチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、アクリルニ
トルポリスチレン、ポリスチレンポリエチレン共重合
体、ポリ塩化ビニリデンなどを発泡させることによって
得られる。発泡倍率は、とくに限定されるものではない
が、通常は5乃至20倍程度のものが望ましい。このよう
な発泡倍率のものでも、軽量コンクリートの中では若干
収縮しており、その収縮の度合いは高倍率のもの程大き
い。
【0012】上記したような高性能AE減水剤と合成樹
脂発泡ビーズを、水と水硬性結合材としてのセメントに
加えてコンクリートとするが、これ以外に細骨材、粗骨
材、混和材などの他の資材を混ぜることは必要に応じて
自在に選択することができる。又、これら各資材の混合
割合もコンクリートの使用目的に応じて適宜調整するこ
とができる。
脂発泡ビーズを、水と水硬性結合材としてのセメントに
加えてコンクリートとするが、これ以外に細骨材、粗骨
材、混和材などの他の資材を混ぜることは必要に応じて
自在に選択することができる。又、これら各資材の混合
割合もコンクリートの使用目的に応じて適宜調整するこ
とができる。
【0013】上記の原料のうち、ポリスチレン発泡ビー
ズを採用した場合には、ポリスチレンの有する強靱性に
よって、コンクリートの強度が一層増大する。
ズを採用した場合には、ポリスチレンの有する強靱性に
よって、コンクリートの強度が一層増大する。
【0014】又、このポリスチレン発泡ビーズの平均真
比重が、 0.2乃至0.05の範囲内、更に好ましくは 0.1付
近が良い。平均真比重が0.05以下の場合には、硬化した
コンクリートの強度が20乃至30%程度低下し、流動状態
のコンクリートを圧送した場合には圧密され、密度が高
くなる傾向がある。逆に平均真比重が 0.2以上の場合に
も硬化したコンクリートの強度が低下し且つ不燃性も低
下するので、上記範囲内が好ましいが、これらの範囲を
越えた場合であっても、実用上はさしつかえがないもの
である。ここで真比重とはセメントと混合する前の比重
のことをいい、平均真比重とは混合するすべてのポリス
チレン発泡ビーズの平均した比重のことをいう。
比重が、 0.2乃至0.05の範囲内、更に好ましくは 0.1付
近が良い。平均真比重が0.05以下の場合には、硬化した
コンクリートの強度が20乃至30%程度低下し、流動状態
のコンクリートを圧送した場合には圧密され、密度が高
くなる傾向がある。逆に平均真比重が 0.2以上の場合に
も硬化したコンクリートの強度が低下し且つ不燃性も低
下するので、上記範囲内が好ましいが、これらの範囲を
越えた場合であっても、実用上はさしつかえがないもの
である。ここで真比重とはセメントと混合する前の比重
のことをいい、平均真比重とは混合するすべてのポリス
チレン発泡ビーズの平均した比重のことをいう。
【0015】また、水セメント比(W/C)は40%以
下、好ましくは25乃至35%程度が良好な性能を示す。水
セメント比が40%以上の場合には、圧縮強度及び乾燥収
縮率の性能が低下するので好ましくない。水セメント比
は、前記高性能AE減水剤の他に,高炉スラグ等を用い
ることにより更に小さくできる。そして、一般に小さい
方が良い性能を示すが、25%以下と小さくなりすぎる
と、粘性が高くなり、混練,ポンプ圧送性等が低下し作
業性が悪くなる。しかしながら、水セメント比は、特殊
な使用用途等の場合には自在に変化させて使用すること
も可能であるので、上記に示した水セメント比は一般に
使用される状態において好ましい範囲を示すものであ
る。
下、好ましくは25乃至35%程度が良好な性能を示す。水
セメント比が40%以上の場合には、圧縮強度及び乾燥収
縮率の性能が低下するので好ましくない。水セメント比
は、前記高性能AE減水剤の他に,高炉スラグ等を用い
ることにより更に小さくできる。そして、一般に小さい
方が良い性能を示すが、25%以下と小さくなりすぎる
と、粘性が高くなり、混練,ポンプ圧送性等が低下し作
業性が悪くなる。しかしながら、水セメント比は、特殊
な使用用途等の場合には自在に変化させて使用すること
も可能であるので、上記に示した水セメント比は一般に
使用される状態において好ましい範囲を示すものであ
る。
【0016】セメントとして、普通ポルトランドセメン
ト,早強ポルトランドセメントなどのポルトランドセメ
ント以外に高炉セメント,シリカセメント,フライアッ
シュセメントなどを用いることができ、用途により使い
わけるのが好ましい。
ト,早強ポルトランドセメントなどのポルトランドセメ
ント以外に高炉セメント,シリカセメント,フライアッ
シュセメントなどを用いることができ、用途により使い
わけるのが好ましい。
【0017】尚、合成樹脂発泡ビーズではなく、合成樹
脂発泡粉砕品を用いた場合には、硬化したコンクリート
の強度が30乃至50%程度低下し、流動性も悪くなるの
で、実用に耐えなくなるので、この発明の範囲には含ま
れないものである。
脂発泡粉砕品を用いた場合には、硬化したコンクリート
の強度が30乃至50%程度低下し、流動性も悪くなるの
で、実用に耐えなくなるので、この発明の範囲には含ま
れないものである。
【0018】又、上記のような充填用軽量コンクリート
を硬化させることによって、その単位容積質量が1,000
乃至1,500Kg/m3 の範囲となる軽量硬化物が得られる。
を硬化させることによって、その単位容積質量が1,000
乃至1,500Kg/m3 の範囲となる軽量硬化物が得られる。
【0019】
【実施例】この発明の実施例について〔表1〕乃至〔表
4〕を参照しつつ説明する。
4〕を参照しつつ説明する。
【0020】
【表1】
【0021】〔表1〕は、セメントペーストの混和剤の
違いによる性能を示す実験例で、混和剤として、高性能
AE減水剤と高性能減水剤をそれぞれ同表に示すような
割合で混入して、堅粘りタイプと軟粘りタイプの2種類
を作り、それぞれフロー値と粘度を求めて比較した。そ
の結果、堅粘りタイプでは、フロー値と粘度は共に同じ
であったが、軟粘りタイプでは、フロー値は同じである
が、粘度は高性能AE減水剤を使用した方が低い値を示
した。これから、堅粘りタイプでは混和剤の相違による
差異はみられなかったが、軟粘りタイプでは混入量が低
いにもかかわらず粘度が低いことが判明した。これによ
って充填用軽量コンクリートとして良好なものであるこ
とが判った。
違いによる性能を示す実験例で、混和剤として、高性能
AE減水剤と高性能減水剤をそれぞれ同表に示すような
割合で混入して、堅粘りタイプと軟粘りタイプの2種類
を作り、それぞれフロー値と粘度を求めて比較した。そ
の結果、堅粘りタイプでは、フロー値と粘度は共に同じ
であったが、軟粘りタイプでは、フロー値は同じである
が、粘度は高性能AE減水剤を使用した方が低い値を示
した。これから、堅粘りタイプでは混和剤の相違による
差異はみられなかったが、軟粘りタイプでは混入量が低
いにもかかわらず粘度が低いことが判明した。これによ
って充填用軽量コンクリートとして良好なものであるこ
とが判った。
【0022】
【表2】
【0023】〔表2〕及び〔表3〕は、発泡ビーズを混
入した場合の混和剤の違いによる流動性と分離の関係を
示す実験例で、この内〔表2〕は、セメント、水、混和
剤及び発泡ビーズのそれぞれの配合割合を示す。
入した場合の混和剤の違いによる流動性と分離の関係を
示す実験例で、この内〔表2〕は、セメント、水、混和
剤及び発泡ビーズのそれぞれの配合割合を示す。
【0024】
【表3】
【0025】〔表3〕は、〔表2〕の混和剤として、本
発明で使用する高性能AE減水剤と従来の高性能減水剤
をそれぞれ使用して、堅粘りタイプと軟粘りタイプの2
種類を作り、それぞれ流動性、分離及び圧縮密度を求め
て比較したものである。この結果、堅粘りタイプにおい
ては、流動性は共に悪く、分離は共に無く、又、圧縮強
度は共に同じであり、両者の間に差異が生じなかった。
しかし、軟粘りタイプでは、流動性は共に良く、分離は
高性能AE減水剤では無かったが、高性能減水剤では生
じ、又、圧縮強度は高性能AE減水剤の方が高性能減水
剤よりも大きいという結果となった。これから、軟粘り
タイプでは、高性能AE減水剤を使用した方が、分離の
点、圧縮強度の点において優れていることが判明した。
これによって充填用軽量コンクリートとして良好なもの
であることが判った。
発明で使用する高性能AE減水剤と従来の高性能減水剤
をそれぞれ使用して、堅粘りタイプと軟粘りタイプの2
種類を作り、それぞれ流動性、分離及び圧縮密度を求め
て比較したものである。この結果、堅粘りタイプにおい
ては、流動性は共に悪く、分離は共に無く、又、圧縮強
度は共に同じであり、両者の間に差異が生じなかった。
しかし、軟粘りタイプでは、流動性は共に良く、分離は
高性能AE減水剤では無かったが、高性能減水剤では生
じ、又、圧縮強度は高性能AE減水剤の方が高性能減水
剤よりも大きいという結果となった。これから、軟粘り
タイプでは、高性能AE減水剤を使用した方が、分離の
点、圧縮強度の点において優れていることが判明した。
これによって充填用軽量コンクリートとして良好なもの
であることが判った。
【0026】
【表4】
【0027】〔表4〕は、同じ高性能AE減水剤を軟粘
りタイプとして使用して、発泡ビーズの条件を異ならせ
た場合におけるコンクリートの流動性、分離及び圧縮強
度を比較した実験例である。この表から明らかなよう
に、同比重(0.1又は0.05) の場合、発泡ビーズの粒径が
1.5mm以下である場合には、粒径が2〜3mmの場合と
比較して、流動性が良く、分離も無く、しかも、圧縮強
度も優れていることが判明した。なお、参考までに、平
均径が1.5mm以下の比重0.1の粉砕品について実験
してみたところ、流動性は悪いが、分離は無く、又、圧
縮強度は粒径が2〜3mmのものよりも良いが、粒径が
1.5mmのものよりは悪いことが判明した。これによっ
て発泡ビーズの粒径が1.5mm以下のものが優れている
ことが判明した。
りタイプとして使用して、発泡ビーズの条件を異ならせ
た場合におけるコンクリートの流動性、分離及び圧縮強
度を比較した実験例である。この表から明らかなよう
に、同比重(0.1又は0.05) の場合、発泡ビーズの粒径が
1.5mm以下である場合には、粒径が2〜3mmの場合と
比較して、流動性が良く、分離も無く、しかも、圧縮強
度も優れていることが判明した。なお、参考までに、平
均径が1.5mm以下の比重0.1の粉砕品について実験
してみたところ、流動性は悪いが、分離は無く、又、圧
縮強度は粒径が2〜3mmのものよりも良いが、粒径が
1.5mmのものよりは悪いことが判明した。これによっ
て発泡ビーズの粒径が1.5mm以下のものが優れている
ことが判明した。
【0028】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、この
発明の充填用軽量コンクリートは、高性能AE減水剤を
使用したことによって、従来使用されている高性能減水
剤と比較して、粘度が小さくなり、流動性に富み、分離
が生ぜず、しかも、圧縮強度も強くなる利点が生じる。
発明の充填用軽量コンクリートは、高性能AE減水剤を
使用したことによって、従来使用されている高性能減水
剤と比較して、粘度が小さくなり、流動性に富み、分離
が生ぜず、しかも、圧縮強度も強くなる利点が生じる。
【0029】更に、コンクリート細骨材として平均粒径
が 1.5mm以下の合成樹脂発泡ビーズを用いたことで、計
量及び水セメント比の管理は簡単となり、コンクリート
の品質のバラツキを小さくし、品質の一定したコンクリ
ートを得ることができる。
が 1.5mm以下の合成樹脂発泡ビーズを用いたことで、計
量及び水セメント比の管理は簡単となり、コンクリート
の品質のバラツキを小さくし、品質の一定したコンクリ
ートを得ることができる。
【0030】更に、従来の砂と異なり、球形であること
から吸水率も小さく、又、コンクリートの流動性が良く
なり、その分だけ水の量を少なくでき、中性化性能や水
密性,凍結融解抵抗性が向上する。加えて、分離も生ぜ
ず、圧縮強度も向上する。
から吸水率も小さく、又、コンクリートの流動性が良く
なり、その分だけ水の量を少なくでき、中性化性能や水
密性,凍結融解抵抗性が向上する。加えて、分離も生ぜ
ず、圧縮強度も向上する。
【0031】更に又、コンクリートの比重を小さくでき
軽量化を図ることができる。
軽量化を図ることができる。
【0032】更に、合成樹脂発泡ビーズとしてポリスチ
レン発泡ビーズを用いた場合には、その性質によってコ
ンクリートの強度が一層増大し、かつ、安価である。
レン発泡ビーズを用いた場合には、その性質によってコ
ンクリートの強度が一層増大し、かつ、安価である。
【0033】更に又、ポリスチレン発泡ビーズ比重が、
0.2 乃至0.05の範囲内にあるときには、流動状態のコン
クリートの圧送に適し、硬化したコンクリートの強度が
保たれ、不燃性の低下を阻止できる。
0.2 乃至0.05の範囲内にあるときには、流動状態のコン
クリートの圧送に適し、硬化したコンクリートの強度が
保たれ、不燃性の低下を阻止できる。
【0034】加えて、水セメント比を40%以下とした場
合には、圧縮強度及び乾燥収縮率などのコンクリートの
品質が一層向上した充填用軽量コンクリートが得られ
る。
合には、圧縮強度及び乾燥収縮率などのコンクリートの
品質が一層向上した充填用軽量コンクリートが得られ
る。
【0035】このような充填用軽量コンクリートが硬化
して得られる軽量硬化物の単位容積質量が1,000 乃至1,
500Kg/m3 の範囲となり、従来のコンクリートの硬化物
より大きく軽減化される利点がある。この発明の軽量硬
化物の用途としては、前記した種々の特徴を有するもの
であるから、耐火金庫や金属性OAフロアーのコンクリ
ート充填材,柱梁の耐火被覆材,土木・建築パネルの裏
打ち材や隙間充填材等の用途が挙げられる。
して得られる軽量硬化物の単位容積質量が1,000 乃至1,
500Kg/m3 の範囲となり、従来のコンクリートの硬化物
より大きく軽減化される利点がある。この発明の軽量硬
化物の用途としては、前記した種々の特徴を有するもの
であるから、耐火金庫や金属性OAフロアーのコンクリ
ート充填材,柱梁の耐火被覆材,土木・建築パネルの裏
打ち材や隙間充填材等の用途が挙げられる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:22) Z 111:40
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも、セメント、水、高性能AE
減水剤及び軽量細骨材として平均粒径が0.1 乃至 1.5mm
の範囲の合成樹脂発泡ビーズの4種類の混合資材を用い
たことを特徴とする充填用軽量コンクリート。 - 【請求項2】 合成樹脂発泡ビーズがポリスチレン発泡
ビーズである請求項1の充填用軽量コンクリート。 - 【請求項3】 ポリスチレン発泡ビーズの平均真比重が
0.2乃至0.05の範囲である請求項2の充填用軽量コンク
リート。 - 【請求項4】 コンクリートの水セメント比が40%以下
である請求項1の充填用軽量コンクリート。 - 【請求項5】 少なくとも合成樹脂発泡ビーズを混合資
材の1つとして用いることによって、その単位容積質量
が1,000 乃至1,500Kg/m3 の範囲となる軽量硬化物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8437894A JPH07291760A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 充填用軽量コンクリート及びその軽量硬化物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8437894A JPH07291760A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 充填用軽量コンクリート及びその軽量硬化物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07291760A true JPH07291760A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13828887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8437894A Pending JPH07291760A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 充填用軽量コンクリート及びその軽量硬化物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07291760A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7543642B2 (en) | 2003-01-24 | 2009-06-09 | Halliburton Energy Services, Inc. | Cement compositions containing flexible, compressible beads and methods of cementing in subterranean formations |
| CN102245529A (zh) * | 2008-11-19 | 2011-11-16 | 罗格莱恩有限责任公司 | 利用灰泥建造的轻质房屋结构及其生产方法 |
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-
1994
- 1994-04-22 JP JP8437894A patent/JPH07291760A/ja active Pending
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