JPH0687635A - 水硬性セメント - Google Patents
水硬性セメントInfo
- Publication number
- JPH0687635A JPH0687635A JP23513691A JP23513691A JPH0687635A JP H0687635 A JPH0687635 A JP H0687635A JP 23513691 A JP23513691 A JP 23513691A JP 23513691 A JP23513691 A JP 23513691A JP H0687635 A JPH0687635 A JP H0687635A
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- JP
- Japan
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- powder
- fine powder
- fluidity
- concrete
- cement
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B7/00—Hydraulic cements
- C04B7/02—Portland cement
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、コンクリート打設時に高流
動性を示す水硬性セメントを提供することにある。 【構成】 ポルトランドセメント40〜80重量部、5
0%平均粒子径50μm以上の混合材粗粉15〜40重
量部及び50%平均粒子径5μm以下の混合材微粉3〜
35重量部からなる水硬性セメント。
動性を示す水硬性セメントを提供することにある。 【構成】 ポルトランドセメント40〜80重量部、5
0%平均粒子径50μm以上の混合材粗粉15〜40重
量部及び50%平均粒子径5μm以下の混合材微粉3〜
35重量部からなる水硬性セメント。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート打設時に
高流動性を示す水硬性セメントに関する。
高流動性を示す水硬性セメントに関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートは、打設時に出来るだけ流
動性が大きい方が作業能率が良く好ましいが、単にコン
クリート混練時の混練水量を多くして流動性を大きくす
ると、コンクリート構造体の強度、均一性の面で問題を
生じるばかりでなく、ブリージングの増加、コンクリー
トの密実性の低下による鉄筋の腐食の原因ともなる。一
方、壁、柱等の構造部材においては、バイブレータによ
る振動締固めを十分に行なうことができず、コンクリー
トの品質低下を招く原因となる。そこで従来、コンクリ
ート混練時の混練水量を増やすことなくコンクリートの
流動性を良くする有効な手段として、減水剤(高性能A
E減水剤を含む)を使用する方法が行なわれている。
動性が大きい方が作業能率が良く好ましいが、単にコン
クリート混練時の混練水量を多くして流動性を大きくす
ると、コンクリート構造体の強度、均一性の面で問題を
生じるばかりでなく、ブリージングの増加、コンクリー
トの密実性の低下による鉄筋の腐食の原因ともなる。一
方、壁、柱等の構造部材においては、バイブレータによ
る振動締固めを十分に行なうことができず、コンクリー
トの品質低下を招く原因となる。そこで従来、コンクリ
ート混練時の混練水量を増やすことなくコンクリートの
流動性を良くする有効な手段として、減水剤(高性能A
E減水剤を含む)を使用する方法が行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、減水剤(高性
能AE減水剤を含む)は、流動性を高めようとして添加
量を多くし過ぎると、凝結遅延や硬化不良を起し、所定
材令で目標強度が得られないという欠点があった。また
その添加量を多くして行くにつれ初期強度が低下すると
いう欠点があった。
能AE減水剤を含む)は、流動性を高めようとして添加
量を多くし過ぎると、凝結遅延や硬化不良を起し、所定
材令で目標強度が得られないという欠点があった。また
その添加量を多くして行くにつれ初期強度が低下すると
いう欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポルトランド
セメントに特定の粒子径をもつ混合材の粗粉及び微粉、
必要に応じて減水剤及び増粘剤をそれぞれ適量添加する
ことにより、従来得られなかった高流動性が得られるば
かりでなく、従来技術の欠点であった初期強度の低下や
凝結遅延が起きない高流動性コンクリートを提供できる
ことを見出し、本発明に到達した。
セメントに特定の粒子径をもつ混合材の粗粉及び微粉、
必要に応じて減水剤及び増粘剤をそれぞれ適量添加する
ことにより、従来得られなかった高流動性が得られるば
かりでなく、従来技術の欠点であった初期強度の低下や
凝結遅延が起きない高流動性コンクリートを提供できる
ことを見出し、本発明に到達した。
【0005】本発明に用いるポルトランドセメントは、
普通ポルトランドセメント(以下『OPC』と記す)又
は中庸熱ポルトランドセメント(以下『MPC』と記
す)であるが、MPCの方がより高流動性を得るために
は好ましい。
普通ポルトランドセメント(以下『OPC』と記す)又
は中庸熱ポルトランドセメント(以下『MPC』と記
す)であるが、MPCの方がより高流動性を得るために
は好ましい。
【0006】上記粗粉としては、例えばポルトランドセ
メントの粗粉が挙げられ、その製造方法は、ポルトラン
ドセメントクリンカを目的の粒度になるように粉砕して
もよいが、セメントクリンカ粉砕時の閉回路ミルの戻り
粉(以下『戻り粉』と記す)を流用してもよい。その他
の粗粉としては、高炉スラグ粉末、フライアッシュ(以
下『FA』と記す)、石灰石粉末、珪石粉末及び石粉が
挙げられる。これら粗粉は、単独で使用しても良く、二
種類以上組合わせて使用してもよい。粗粉の添加量は、
ポルトランドセメント40〜80重量部に対して15〜
40重量部である。好ましくは20〜35重量部であ
る。15重量部未満では高流動性が得られず、40重量
部を越えると強度低下が著しい。粗粉の粉末度は、50
%平均粒子径50μm以上が好ましい。その上限は、例
えばベースセメントと粒度の連続性が得られる範囲内で
ある。
メントの粗粉が挙げられ、その製造方法は、ポルトラン
ドセメントクリンカを目的の粒度になるように粉砕して
もよいが、セメントクリンカ粉砕時の閉回路ミルの戻り
粉(以下『戻り粉』と記す)を流用してもよい。その他
の粗粉としては、高炉スラグ粉末、フライアッシュ(以
下『FA』と記す)、石灰石粉末、珪石粉末及び石粉が
挙げられる。これら粗粉は、単独で使用しても良く、二
種類以上組合わせて使用してもよい。粗粉の添加量は、
ポルトランドセメント40〜80重量部に対して15〜
40重量部である。好ましくは20〜35重量部であ
る。15重量部未満では高流動性が得られず、40重量
部を越えると強度低下が著しい。粗粉の粉末度は、50
%平均粒子径50μm以上が好ましい。その上限は、例
えばベースセメントと粒度の連続性が得られる範囲内で
ある。
【0007】上記微粉としては、例えばポルトランドセ
メントの微粉が挙げられ、その製造方法としてはポルト
ランドセメントクリンカを目的の粒度になるように粉砕
してもよいが、もし粒度が適合するものであれば、簡単
に得られるものとしてセメント粉砕時の閉回路ミルの集
塵粉(以下『バフ粉』と記す)を流用できる。その他の
微粉としては、高炉スラグ微粉、FA微粉、炭酸カルシ
ウム微粉、珪石微粉及び石粉微粉が挙げられる。炭酸カ
ルシウム微粉は、石灰石を粉砕したもの(以下『重カ
ル』と記す)又は製紙用沈降炭酸カルシウム(以下『軽
カル』と記す)を使用できる。これら微粉は、単独で使
用してもよく、二種類以上組合わせて使用してもよい。
微粉の粉末度は、50%平均粒子径5μm以下が好まし
い。微粉の添加量はポルトランドセメント40〜80重
量部に対して3〜35重量部であり、好ましくは10〜
15重量部である。3重量部未満ではモルタル又はコン
クリートの強度発現に殆ど寄与せず、35重量部を越え
ると流動性に悪影響を与える。
メントの微粉が挙げられ、その製造方法としてはポルト
ランドセメントクリンカを目的の粒度になるように粉砕
してもよいが、もし粒度が適合するものであれば、簡単
に得られるものとしてセメント粉砕時の閉回路ミルの集
塵粉(以下『バフ粉』と記す)を流用できる。その他の
微粉としては、高炉スラグ微粉、FA微粉、炭酸カルシ
ウム微粉、珪石微粉及び石粉微粉が挙げられる。炭酸カ
ルシウム微粉は、石灰石を粉砕したもの(以下『重カ
ル』と記す)又は製紙用沈降炭酸カルシウム(以下『軽
カル』と記す)を使用できる。これら微粉は、単独で使
用してもよく、二種類以上組合わせて使用してもよい。
微粉の粉末度は、50%平均粒子径5μm以下が好まし
い。微粉の添加量はポルトランドセメント40〜80重
量部に対して3〜35重量部であり、好ましくは10〜
15重量部である。3重量部未満ではモルタル又はコン
クリートの強度発現に殆ど寄与せず、35重量部を越え
ると流動性に悪影響を与える。
【0008】モルタル又はコンクリート混練時にその流
動性や材料分離を抑えるために、必要に応じて添加する
ものとして、高性能AE減水剤(以下『SP』と記す)
及び増粘剤が挙げられる。SPとしては、一般にモルタ
ル又はコンクリート用として用いられるものでよく、例
えば日曹マスタービルダーズ株式会社のポゾリスSP−
9HS又はNP−10、花王株式会社のマイティ200
0WH等が挙げられる。
動性や材料分離を抑えるために、必要に応じて添加する
ものとして、高性能AE減水剤(以下『SP』と記す)
及び増粘剤が挙げられる。SPとしては、一般にモルタ
ル又はコンクリート用として用いられるものでよく、例
えば日曹マスタービルダーズ株式会社のポゾリスSP−
9HS又はNP−10、花王株式会社のマイティ200
0WH等が挙げられる。
【0009】コンクリートの場合、その流動性が良くな
るにつれ粗骨材とモルタル部分の材料分離が起こり易く
なるが、その場合には適宜増粘剤を加えればよい。増粘
剤としては例えば信越化学工業株式会社製メチルセルロ
ーズ:商品名メトローズなど、一般に使用されるものを
用いる。
るにつれ粗骨材とモルタル部分の材料分離が起こり易く
なるが、その場合には適宜増粘剤を加えればよい。増粘
剤としては例えば信越化学工業株式会社製メチルセルロ
ーズ:商品名メトローズなど、一般に使用されるものを
用いる。
【0010】
【0011】実施例1〜18及び比較例1〜9
【0012】本発明の水硬性セメントをモルタルに適用
し、流動性(フロー)及び強さ試験を実施した。実施例
に使用したOPC及びMPC(いずれも市販品)の化学
成分及び物理試験結果を表1及び表2に示した。
し、流動性(フロー)及び強さ試験を実施した。実施例
に使用したOPC及びMPC(いずれも市販品)の化学
成分及び物理試験結果を表1及び表2に示した。
【0013】粗粉としてはOPCの戻り粉、高炉スラグ
粉末、FA、石灰石粉末、珪石粉末及び石粉を使用し
た。
粉末、FA、石灰石粉末、珪石粉末及び石粉を使用し
た。
【0014】微粉としてはOPCのバフ粉、高炉スラグ
微粉、FA微粉、重カル、軽カル、珪石微粉及び石粉微
粉を使用した。粗粉及び微粉の化学成分を表3に示し
た。また、それらの粒度を表4に示した。微粉として採
用した重カル及び軽カルは、それぞれ石灰石の乾式粉砕
品(東洋ファインケミカル製P−10)及び製紙用沈降
炭酸カルシウム(白石工業製Brilliant−1
5)である。
微粉、FA微粉、重カル、軽カル、珪石微粉及び石粉微
粉を使用した。粗粉及び微粉の化学成分を表3に示し
た。また、それらの粒度を表4に示した。微粉として採
用した重カル及び軽カルは、それぞれ石灰石の乾式粉砕
品(東洋ファインケミカル製P−10)及び製紙用沈降
炭酸カルシウム(白石工業製Brilliant−1
5)である。
【0015】SPは、日曹マスタービルダーズ製のポゾ
リスSP−9HSを使用した。骨材用の砂は、相馬砂3
号、4号、5号、6号、7号を25:25:25:1
2.5:12.5の比率で混合し、粗粒率2.82のも
のを使用した。
リスSP−9HSを使用した。骨材用の砂は、相馬砂3
号、4号、5号、6号、7号を25:25:25:1
2.5:12.5の比率で混合し、粗粒率2.82のも
のを使用した。
【0016】以上の材料を使用し、水/粉体容積比=
1.00、砂/粉体容積比=1.91、空気量=9%の
一定配合でモルタルを練り、該モルタルの流動性及び材
令28日圧縮強さを調べた。
1.00、砂/粉体容積比=1.91、空気量=9%の
一定配合でモルタルを練り、該モルタルの流動性及び材
令28日圧縮強さを調べた。
【0017】使用した粉体構成、即ちOPC、MPC、
粗粉及び微粉の配合割合を表5に示した。表6に、使用
した混練水(略号:W)と粉体(略号:P)との比率
(以下『W/P』と記す)、SP及びメチルセルローズ
(以下『MC』と記す)の配合量を示した。また、同表
に混練した直後のモルタルについて、JASS 15M
−103によるフロー値を示した。即ちJIS R52
01に規定されたフローコーンにモルタルを詰め、該コ
ーンを引上げたのち該モルタルが拡がり始めて静止する
までに要した時間、即ち『広がり時間』及び該モルタル
が静止した時の広がり、即ち『フロー値』を示した。ま
た、材令28日圧縮強さを同じく表6に示した。なお、
モルタルl1当たりの各材料の絶対容積は、P=233
ml、W=233ml、砂=444ml、空気量=9
%、SP=P×2%及びMS=0.03gの一定とし
た。この結果、比較例1に示すように、OPC単味では
SPを2.0重量部添加したにもかかわらず、殆ど流動
性がなく(フロー値126)、実用に供せるものではな
かった。
粗粉及び微粉の配合割合を表5に示した。表6に、使用
した混練水(略号:W)と粉体(略号:P)との比率
(以下『W/P』と記す)、SP及びメチルセルローズ
(以下『MC』と記す)の配合量を示した。また、同表
に混練した直後のモルタルについて、JASS 15M
−103によるフロー値を示した。即ちJIS R52
01に規定されたフローコーンにモルタルを詰め、該コ
ーンを引上げたのち該モルタルが拡がり始めて静止する
までに要した時間、即ち『広がり時間』及び該モルタル
が静止した時の広がり、即ち『フロー値』を示した。ま
た、材令28日圧縮強さを同じく表6に示した。なお、
モルタルl1当たりの各材料の絶対容積は、P=233
ml、W=233ml、砂=444ml、空気量=9
%、SP=P×2%及びMS=0.03gの一定とし
た。この結果、比較例1に示すように、OPC単味では
SPを2.0重量部添加したにもかかわらず、殆ど流動
性がなく(フロー値126)、実用に供せるものではな
かった。
【0018】比較例2には、比較例1のOPCをMPC
に置き替えたものを示した。フロー値は155まで改善
されたが、その改善効果は非常に小さかった。
に置き替えたものを示した。フロー値は155まで改善
されたが、その改善効果は非常に小さかった。
【0019】実施例1〜14に、OPC又はMPCに粗
粉及び微粉を配合した場合を示した。その結果、いずれ
もフローが200以上となり強さも十分なものであっ
た。しかし、比較例3に示すように、粗粉(戻り粉)の
量が極端に多過ぎると、フローは良くなるが強さが小さ
くなる。一方、比較例4に示すように、粗粉(戻り粉)
の量が極端に少な過ぎるとフローに対して十分な効果が
出ない。また、比較例5に示すように、微粉の量が多過
ぎると粘性が高くなり過ぎて流動性が悪くなり、比較例
6に示すように、粗粉の配合量が適当であっても微粉の
量が少な過ぎると、十分な強さが発揮されない。
粉及び微粉を配合した場合を示した。その結果、いずれ
もフローが200以上となり強さも十分なものであっ
た。しかし、比較例3に示すように、粗粉(戻り粉)の
量が極端に多過ぎると、フローは良くなるが強さが小さ
くなる。一方、比較例4に示すように、粗粉(戻り粉)
の量が極端に少な過ぎるとフローに対して十分な効果が
出ない。また、比較例5に示すように、微粉の量が多過
ぎると粘性が高くなり過ぎて流動性が悪くなり、比較例
6に示すように、粗粉の配合量が適当であっても微粉の
量が少な過ぎると、十分な強さが発揮されない。
【0020】次に、本発明をコンクリートに適用した場
合を実施例15〜18に示した。該実施例で使用した材
料は、モルタルで使用した材料と同じである。ただし、
骨材は表7に示した砕石及び陸砂を使用した。表8に、
OPC又はMPCに粗粉及び微粉を適宜組合わせた場合
の粉体の配合を示した。表9にコンクリートの配合、J
IS A1108のスランプ試験におけるコンクリート
の広がり(スランプフロー値)(以下『S・F』と記
す)及び材令28日圧縮強度を示した。その結果を従来
技術である比較例7と比べると、S・Fが大きく、良好
な流動性を示した。
合を実施例15〜18に示した。該実施例で使用した材
料は、モルタルで使用した材料と同じである。ただし、
骨材は表7に示した砕石及び陸砂を使用した。表8に、
OPC又はMPCに粗粉及び微粉を適宜組合わせた場合
の粉体の配合を示した。表9にコンクリートの配合、J
IS A1108のスランプ試験におけるコンクリート
の広がり(スランプフロー値)(以下『S・F』と記
す)及び材令28日圧縮強度を示した。その結果を従来
技術である比較例7と比べると、S・Fが大きく、良好
な流動性を示した。
【0021】比較例8及び9は、本発明の特許請求の範
囲外の量の粗粉(戻り粉)及び微粉(バフ粉)を配合し
た場合を示した。いずれの場合も本発明に比べると流動
性又は強度の点で劣るものであった。
囲外の量の粗粉(戻り粉)及び微粉(バフ粉)を配合し
た場合を示した。いずれの場合も本発明に比べると流動
性又は強度の点で劣るものであった。
【0022】
【作用】本発明の水硬性セメントは、ポルトランドセメ
ントに特定の粒度範囲と配合量の粗粉及び微粉を添加す
ることにより、粉体全体の粒度構成をモルタル又はコン
クリートの流動性に適したものにすることができた。ま
た、適量範囲内の減水剤及び必要により増粘剤を配合す
ることにより、混練水量を多くすることなく流動性を著
しく向上させ、かつ骨材との分離を防ぐことができた。
従って、打込時に締固めを必要としない程度の高流動性
と材料不分離性を有し、かつ凝結や強度面で実用上問題
のない高流動性モルタル又はコンクリートを得ることが
できた。
ントに特定の粒度範囲と配合量の粗粉及び微粉を添加す
ることにより、粉体全体の粒度構成をモルタル又はコン
クリートの流動性に適したものにすることができた。ま
た、適量範囲内の減水剤及び必要により増粘剤を配合す
ることにより、混練水量を多くすることなく流動性を著
しく向上させ、かつ骨材との分離を防ぐことができた。
従って、打込時に締固めを必要としない程度の高流動性
と材料不分離性を有し、かつ凝結や強度面で実用上問題
のない高流動性モルタル又はコンクリートを得ることが
できた。
【0023】
【発明の効果】本発明の水硬性セメントを使用すると、
高流動性モルタル又はコンクリートが容易に得られ、従
来のモルタル又はコンクリートに比較して充填性が高い
ものが得られる。従って、従来バイブレータがかけられ
ず施工のネックとなっていたような背の高い壁・柱等の
構造部材や開口部の下部分へも、全く振動締固めを行な
わずに完全にコンクリートを充填できるため、十分な品
質が確保できる。また、本発明の水硬性セメントを用い
た高流動性コンクリートは、コンクリートの混練水量を
著しく減らせるので、超高強度コンクリートを製造する
ことも可能である。
高流動性モルタル又はコンクリートが容易に得られ、従
来のモルタル又はコンクリートに比較して充填性が高い
ものが得られる。従って、従来バイブレータがかけられ
ず施工のネックとなっていたような背の高い壁・柱等の
構造部材や開口部の下部分へも、全く振動締固めを行な
わずに完全にコンクリートを充填できるため、十分な品
質が確保できる。また、本発明の水硬性セメントを用い
た高流動性コンクリートは、コンクリートの混練水量を
著しく減らせるので、超高強度コンクリートを製造する
ことも可能である。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】
【表7】
【0031】
【表8】
【0032】
【表9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 24:38 C 2102−4G 14:02) Z 2102−4G
Claims (1)
- 【請求項1】 ポルトランドセメント40〜80重量
部、50%平均粒子径50μm以上の混合材粗粉15〜
40重量部及び50%平均粒子径5μm以下の混合材微
粉3〜35重量部からなる水硬性セメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23513691A JPH0687635A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 水硬性セメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23513691A JPH0687635A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 水硬性セメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687635A true JPH0687635A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=16981594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23513691A Pending JPH0687635A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 水硬性セメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687635A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004051398A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Mitsubishi Materials Corp | 高強度ドライモルタル及びその製造方法 |
| JP2004189546A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Taiheiyo Cement Corp | 水硬性組成物 |
| JP2008239452A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Taiheiyo Cement Corp | コンクリート添加材 |
| JP2009067629A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Taiheiyo Cement Corp | セメント添加材及びセメント組成物 |
| JP2012505150A (ja) * | 2008-10-10 | 2012-03-01 | ローマン セメント エルエルシー | 高い早期強度発現性を有するポゾランセメントブレンド |
| JP2014076933A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 高強度コンクリート用の混和材および高強度コンクリート用のセメント組成物 |
| JP2014076934A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-01 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 高強度コンクリート用の混和材スラリーおよび高強度コンクリートの製造方法 |
| CN115702127A (zh) * | 2020-06-18 | 2023-02-14 | 大成建设株式会社 | 水硬性组合物、水硬性组合物混合材料及硬化体 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP23513691A patent/JPH0687635A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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