JPH0729361U - 磁性流体シール - Google Patents
磁性流体シールInfo
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- JPH0729361U JPH0729361U JP6394493U JP6394493U JPH0729361U JP H0729361 U JPH0729361 U JP H0729361U JP 6394493 U JP6394493 U JP 6394493U JP 6394493 U JP6394493 U JP 6394493U JP H0729361 U JPH0729361 U JP H0729361U
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Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性流体の発熱を可及的に押さえることがで
きる磁性流体シール装置を提供する。 【構成】 ハウジング5に、冷却用の流体熱媒体12を
流す冷却路13を設けたことを特徴とする。この冷却路
13にはフィン16が設けられていることを特徴とす
る。また、ハウジング5内周を磁性流体8のシール摺動
面とし、ヨーク2の先端がエッジ構造となっていること
を特徴とする。
きる磁性流体シール装置を提供する。 【構成】 ハウジング5に、冷却用の流体熱媒体12を
流す冷却路13を設けたことを特徴とする。この冷却路
13にはフィン16が設けられていることを特徴とす
る。また、ハウジング5内周を磁性流体8のシール摺動
面とし、ヨーク2の先端がエッジ構造となっていること
を特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、たとえば高速回転および耐圧性を要する回転部を有する機器のシー ルとして利用できる磁性流体シールに関するものである。
【0002】
従来のこの種の磁性流体シールとしては、たとえば図3に示すようなものがあ る。すなわち、回転体100の回転摺動部をシールするもので、環状のシール本 体101が回転体100とハウジング102間の隙間に配置されている。シール 本体101は、環状の磁力源103と、この磁力源103両端に接合される環状 のヨーク104と、から構成され、通常はハウジング102内周に固定されてい る。そして、磁力源103,ヨーク104および回転体100を通る磁路105 を構成し、ヨーク104内周と回転体100の外周との微小隙間に磁性流体10 6を磁気吸着してシール部107を構成するようになっていた。
【0003】
しかしながら、上記した従来技術の場合には、高速回転の場合、磁性流体10 6に作用するせん断力による発熱が大きくなり、耐圧性の低下および磁性流体1 06の蒸発による寿命低下が生じる。
【0004】 また、従来は回転体100側に磁性流体106のシール摺動面があるので、高 速回転に伴う遠心力で磁性流体106が飛散してしまい、シール性が低下すると いう問題があった。
【0005】 本考案は上記した従来技術の問題を解決するためになされたもので、その目的 とするところは、磁性流体の発熱を可及的に押さえることができ、また磁性流体 の飛散を可及的に防止し得る磁性流体シールを提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案にあっては、環状隙間を介して互いに同 心的に相対回転自在に設けられる2つの部材と、該2部材間に磁場を形成する磁 力源と、該磁力源によって形成された磁場に吸着保持される磁性流体と、を備え た磁性流体シール装置において、前記2部材の内の少なくとも一方の部材に、冷 却用の流体熱媒体を流す冷却路を設けたことを特徴とする。
【0007】 この冷却路にはフィンが設けられていることを特徴とする。
【0008】 また、相対回転自在に自在に設けられる2部材は、内側に配置される回転体に 設けられるシール本体と外側に配置されるハウジングであり、シール本体は、磁 力源と、磁性流体を保持するべくハウジング内周に対して微小隙間を介して対向 配置されるヨークと、から構成され、冷却路がハウジングに設けられていること を特徴とする。
【0009】
而して、冷却路に冷却用の流体熱媒体を流すことによって、回転時のせん断力 によって磁性流体が発熱しても、流体熱媒体によって冷却される。
【0010】 特に、冷却路にフィンを設けておけば、冷却効率を高めることができる。
【0011】 また、磁性流体が接するシール摺動面をハウジング側とすれば、磁性流体に遠 心力が作用してもハウジング内周によって受け止められ、飛散防止を図ることが できる。
【0012】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
【0013】 本考案の一実施例に係る磁性流体シールを示す図1において、1はシール本体 を示すもので、概略、所定間隔を設けて軸方向に並べられたワッシャ状の複数の ヨーク2と、このヨーク2間に接合される環状の磁力源3と、から略円筒形状に 成形されている。ヨーク2の内径と磁力源3の内径は同一径で、シール本体1内 周は全体として一つの円筒面となっている。一方、ヨーク2の外径は磁力源3の 外径よりも大径で、その外径端部は磁力源3外周よりも所定寸法だけ半径方向外 方に向けて突出している。このヨーク2の外径端部の形状は、図1(c)に示すよ うに、磁束が集中させるためエッジ構造となっており、この実施例ではその両側 面が先端に向かって先細となるようなテーパ面6を設けている。テーパ面6は一 側だけでもよい。また、冷却に関してだけを考慮すれば、図1(b)に示すように エッジ構造としないで平坦な端面としてもよい。
【0014】 このシール本体1は、機器の軸孔開口部4に挿入固定される鍔付き円筒形状の ハウジング5と、このハウジング5内周に回転自在に挿入される回転体7との間 に配置されるもので、その内周が回転体7外周に嵌合固定されている。そして、 ヨーク2の外径端部がハウジング5内周面に対して微小隙間を介して対向してお り、この微小隙間に磁性流体8が磁気吸着されている。この場合、磁路は各磁力 源3,ヨーク2,微小隙間に充填される磁性流体8およびハウジング5を通る。 もっとも、ハウジング5を非磁性体として磁性流体8を保持することも可能であ る。
【0015】 ハウジング5は、機器の軸孔開口部4に嵌合固定される円筒部9と、この円筒 部9の一端から半径方向外方に向かって延びるフランジ部10と、から構成され ており、フランジ部10が軸孔開口部4端面に固定されている。そして、円筒部 9内周が前記シール本体1と対向し磁性流体8のシール摺動面となっており、こ のシール摺動面に対して伝熱壁11を介して冷却用の流体熱媒体12を流す冷却 路13が設けられている。
【0016】 この冷却路13は、円筒部9外周に全周的に環状凹溝14を形成し、この環状 凹溝14と機器の軸孔開口部4内周によって構成され、適宜流体熱媒体の流出入 口を設けて配管系が接続される。環状凹溝14はほぼ断面矩形状に成形され、そ の軸方向両端部には機器との間に0リング等のシール部材15によってシールさ れている。そして、冷却路13の伝熱壁11周面には、流体熱媒体12の接触面 積を増大して伝熱効率を高めるために、多数のフィン16が設けられている。こ のフィン16は伝熱壁11に環状の溝を形成してフィン形状に構成したもので、 軸方向に所定間隔を隔てて配列されている。
【0017】 上記構成の磁性流体シールにあっては、回転時のせん断力によって磁性流体8 が発熱しても、磁性流体8に発生した熱は伝熱壁11を通じて冷却路13の流体 熱媒体12に伝わり冷却される。これによって、摺動発熱を除去することができ 、磁性流体8の蒸発も防止することができる。特に、冷却路13にフィン16を 設けているので、冷却効率が高い。
【0018】 また、磁性流体8が接するシール摺動面がハウジング5側となっているので、 高速回転時に磁性流体に作用する遠心力が大きくなっても、ハウジング5内周に よって受け止められ飛散防止を図ることができる。
【0019】 さらに、ヨーク2の外径端部の形状を先細にして磁場を集中させたことにより 、シール部一段当り、すなわち個々のヨーク2の外径端部に保持される磁性流体 8の耐圧性向上を図ることができる。因みに、幅寸法23[mm],軸径φ56 [mm]のシールにおいて、25,000rpm回転時に0.5[kg/cm2]の 耐圧性を確保できた。
【0020】 なお、この実施例では冷却路をハウジングに設けたが、磁性流体の冷却につい てのみ着目すれば、回転体に冷却路を形成してもよいし、場合によってはハウジ ングと回転体の両方に冷却路を形成してもよい。また、磁性流体が接触するシー ル摺動面にをついても、ハウジング側だけでなく回転体側に形成してもよい。回 転体側に設ける場合には、回転体側に冷却路を形成することが効果的である。
【0021】
本考案は以上の構成および作用を有するもので、磁性流体の発熱を冷却する冷 却路を設けたので、摺動発熱を除去できると共に磁性流体の蒸発を防止すること ができる。特に、冷却路にフィンを設けておけば、冷却効率を高めることができ る。
【0022】 また、磁性流体が接するシール摺動面をハウジング側とすれば、磁性流体に遠 心力が作用してもハウジング内周によって受け止められ、飛散防止を図ることが できる。
【図1】図1は本考案の一実施例に磁性流体シールを示
すもので、同図(a)は要部断面図、同図(b)は先端が平
なヨーク、同図(c)は先端がエッジ形状のヨークの拡大
断面図である。
すもので、同図(a)は要部断面図、同図(b)は先端が平
なヨーク、同図(c)は先端がエッジ形状のヨークの拡大
断面図である。
【図2】図2は図1の磁性流体シールの全体縦断面図で
ある。
ある。
【図3】図3は従来の磁性流体シールの全体縦断面図で
ある。
ある。
1 シール本体 2 ヨーク 3 磁力源 4 軸孔開口部 5 ハウジング 6 テーパ面 7 回転体 8 磁性流体 9 円筒部 10 フランジ部 11 伝熱壁 12 流体熱媒体 13 冷却路 14 環状凹溝 15 シール部材 16 フィン
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに同心的に相対回転自在に設けられ
る2つの部材と、該2部材間に磁場を形成するための磁
力源と、該磁力源によって形成された磁場に吸着保持さ
れシール部を形成する磁性流体と、を備えた磁性流体シ
ールにおいて、 前記2部材の内の少なくとも一方の部材に、冷却用の流
体熱媒体を流す冷却路を設けたことを特徴とする磁性流
体シール。 - 【請求項2】 冷却路にはフィンが設けられている請求
項1に記載の磁性流体シール。 - 【請求項3】 相対回転自在に自在に設けられる2部材
は、内側に配置される回転体に設けられるシール本体と
外側に配置されるハウジングであり、シール本体は、磁
力源と、磁性流体を保持するべくハウジング内周に対し
て微小隙間を介して対向配置されるヨークと、から構成
され、冷却路がハウジングに設けられている請求項1ま
たは2に記載の磁性流体シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6394493U JPH0729361U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 磁性流体シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6394493U JPH0729361U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 磁性流体シール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0729361U true JPH0729361U (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=13243972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6394493U Pending JPH0729361U (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | 磁性流体シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729361U (ja) |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP6394493U patent/JPH0729361U/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990824 |