JPH0729443Y2 - バックラッシュ測定用治具 - Google Patents
バックラッシュ測定用治具Info
- Publication number
- JPH0729443Y2 JPH0729443Y2 JP7205789U JP7205789U JPH0729443Y2 JP H0729443 Y2 JPH0729443 Y2 JP H0729443Y2 JP 7205789 U JP7205789 U JP 7205789U JP 7205789 U JP7205789 U JP 7205789U JP H0729443 Y2 JPH0729443 Y2 JP H0729443Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- gears
- tooth
- holder
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、対をなす歯車を噛み合わせたときの歯面間の
すきまを測定する際に使用するバックラッシュ測定用治
具に関するものである。
すきまを測定する際に使用するバックラッシュ測定用治
具に関するものである。
例えば、自動車の動力伝達経路中に配設された差動装置
では、直交させて噛み合わせた対をなすかさ歯車が使用
されている。従来、この噛み合わせたかさ歯車の歯面間
のすきま、すなわち、バックラッシュの測定は次の要領
で行なっていた。
では、直交させて噛み合わせた対をなすかさ歯車が使用
されている。従来、この噛み合わせたかさ歯車の歯面間
のすきま、すなわち、バックラッシュの測定は次の要領
で行なっていた。
第4図に示すように、対をなすかさ歯車中、一方の小歯
車(1)を回動可能に、かつ、垂直に支持すると共に、
他方の大歯車(2)を回動可能に、かつ、水平に支持
し、この両歯車(1)(2)を直交状態で噛合させてあ
る。そして、第5図(a)に示すように、先ず、噛み合
わせた両歯車(1)(2)の中心点を結ぶ直線(a)上
に小歯車(1)の歯部(1a)の中心を位置させて小歯車
(1)を固定した状態で、大歯車(2)を正逆方向へ回
動させ、回動時に生じる両歯車(1)(2)の歯面間の
すきま(l)をダイヤルゲージで測定して、第1のバッ
クラッシュを求める。次に、第5図(b)に示すよう
に、上記直線(a)上に大歯車(2)の歯部(2a)の中
心を位置させて大歯車(2)を固定した状態で、小歯車
(1)を正逆方向へ回動させ、回動時に生じる両歯車
(1)(2)の歯面間のすきま(l′)をダイヤルゲー
ジで測定して、第2のバックラッシュを求める。このよ
うにして小歯車(1)及び大歯車(2)を基準として測
定したバックラッシュの隣接バックラッシュの数値を正
確に測定、管理することにより品質の向上を図り得る。
車(1)を回動可能に、かつ、垂直に支持すると共に、
他方の大歯車(2)を回動可能に、かつ、水平に支持
し、この両歯車(1)(2)を直交状態で噛合させてあ
る。そして、第5図(a)に示すように、先ず、噛み合
わせた両歯車(1)(2)の中心点を結ぶ直線(a)上
に小歯車(1)の歯部(1a)の中心を位置させて小歯車
(1)を固定した状態で、大歯車(2)を正逆方向へ回
動させ、回動時に生じる両歯車(1)(2)の歯面間の
すきま(l)をダイヤルゲージで測定して、第1のバッ
クラッシュを求める。次に、第5図(b)に示すよう
に、上記直線(a)上に大歯車(2)の歯部(2a)の中
心を位置させて大歯車(2)を固定した状態で、小歯車
(1)を正逆方向へ回動させ、回動時に生じる両歯車
(1)(2)の歯面間のすきま(l′)をダイヤルゲー
ジで測定して、第2のバックラッシュを求める。このよ
うにして小歯車(1)及び大歯車(2)を基準として測
定したバックラッシュの隣接バックラッシュの数値を正
確に測定、管理することにより品質の向上を図り得る。
尚、バックラッシュ調整装置の公知技術として、特開昭
62-62058号公報に記載のものがある。
62-62058号公報に記載のものがある。
従来例によれば、上述の第1および第2のバックラッシ
ュの測定時、作業者が目視により、上記両歯車(1)
(1)の中心点を結ぶ直線(a)上に、各歯車(1)
(2)の歯部(1a)(2a)の中心を位置させていたの
で、上記直線(a)上に各歯部(1a)(2a)の中心を正
確に位置させることが困難であった。このためバックラ
ッシュの測定値にバラツキが生じ、隣接バックラッシュ
がきわめて不正確になるという問題があった。
ュの測定時、作業者が目視により、上記両歯車(1)
(1)の中心点を結ぶ直線(a)上に、各歯車(1)
(2)の歯部(1a)(2a)の中心を位置させていたの
で、上記直線(a)上に各歯部(1a)(2a)の中心を正
確に位置させることが困難であった。このためバックラ
ッシュの測定値にバラツキが生じ、隣接バックラッシュ
がきわめて不正確になるという問題があった。
本考案は、上記問題点に鑑み提案されたもので、先端に
歯車保持部を夫々有し、かつ、各歯車保持部に、噛合し
た対をなす歯車を夫々回動可能に保持する第1及び第2
の歯車保持具と、第1および第2の歯車保持具のいずれ
か一方の歯車保持具の歯車保持部の周囲に、該歯車保持
部に対して進退移動可能に、かつ、所定の角度のかつ、
所定角度の位置に配設されていると共に、先端に、上記
歯車保持部に保持された一方の歯車の歯部間に進入する
位置決め突部を形成した等1および第2の固定ロッドと
からなり、上記歯車保持部に保持された一方の歯車の歯
部間に第1および第2の固定ロッドの先端突部を個別的
に進入させて一方の歯車を固定し、他方の歯車の溝部お
よび歯部と対面する一方の歯車の歯部の歯部および溝部
の中心を、両歯車の中心点を結ぶ直線上に個別的に位置
決め保持するようにしたものである。
歯車保持部を夫々有し、かつ、各歯車保持部に、噛合し
た対をなす歯車を夫々回動可能に保持する第1及び第2
の歯車保持具と、第1および第2の歯車保持具のいずれ
か一方の歯車保持具の歯車保持部の周囲に、該歯車保持
部に対して進退移動可能に、かつ、所定の角度のかつ、
所定角度の位置に配設されていると共に、先端に、上記
歯車保持部に保持された一方の歯車の歯部間に進入する
位置決め突部を形成した等1および第2の固定ロッドと
からなり、上記歯車保持部に保持された一方の歯車の歯
部間に第1および第2の固定ロッドの先端突部を個別的
に進入させて一方の歯車を固定し、他方の歯車の溝部お
よび歯部と対面する一方の歯車の歯部の歯部および溝部
の中心を、両歯車の中心点を結ぶ直線上に個別的に位置
決め保持するようにしたものである。
第1および第2の歯車保持具に対をなす歯車を噛合させ
て夫々に回動可能に保持したのち、第1及び第2の固定
ロッドの先端部を、例えば、第1の歯車保持具で保持さ
れた一方の歯車の歯部間に個別的に進入させて一方の歯
車を固定し、両歯車の中心点を結ぶ直線上に、他方の歯
車の溝部および歯部と対面する一方の歯車の歯部もしく
は溝部の中心を位置決め保持する。しかる後、第2の歯
車保持具で保持された他方の歯車を回動させることによ
り、対をなす歯車のバックラッシュを測定する。
て夫々に回動可能に保持したのち、第1及び第2の固定
ロッドの先端部を、例えば、第1の歯車保持具で保持さ
れた一方の歯車の歯部間に個別的に進入させて一方の歯
車を固定し、両歯車の中心点を結ぶ直線上に、他方の歯
車の溝部および歯部と対面する一方の歯車の歯部もしく
は溝部の中心を位置決め保持する。しかる後、第2の歯
車保持具で保持された他方の歯車を回動させることによ
り、対をなす歯車のバックラッシュを測定する。
以下本考案の実施例を第1図および第2図を参照しなが
ら説明すると次の通りである。
ら説明すると次の通りである。
図面において、(11)は所定部位に取付穴(12)を垂直
方向に形成した基台、(13)は第1の歯車保持具、(1
4)は第2の歯車保持具、(15)(15′)は上記のかさ
歯車のうち、小歯車(1)を位置決め固定するための第
1および第2の歯車固定手段である。
方向に形成した基台、(13)は第1の歯車保持具、(1
4)は第2の歯車保持具、(15)(15′)は上記のかさ
歯車のうち、小歯車(1)を位置決め固定するための第
1および第2の歯車固定手段である。
第1の歯車保持具(13)において、(16)は基台(1)
上に固設された断面L字形状の固定ブラケットで、この
固定ブラケット(16)の立上がり部(17)の上端には取
付穴(18)を水平方向に形成してある。(19)は上記固
定ブラケット(16)の取付穴(18)に貫通固定された貫
通孔(20)を有する保持筒で、この保持筒(19)は、先
端に、固定ブラケット(16)の立上がり部(17)の前面
と当接する傘状の鍔部(21)を有していると共に、小歯
車(1)の背面が当接する先端面(22)に、貫通孔(2
0)と同芯状に凹んた円弧面(23)を形成してある。(2
4)は保持筒(19)の貫通孔(20)に軸方向へ移動可能
に貫通保持された保持軸で、この保持軸(24)は、先端
突出部分に小歯車(1)を垂直保持する歯車保持部(2
5)を設け、かつ、歯車保持部(25)の端面を同芯状に
段階的に突出させて、スペーサ(26)が嵌合される段部
(27)およびナット(28)が螺合される小径螺子部(2
9)を形成すると共に、後端に螺子部(30)を形成した
ものである。(31)は先部開口端に鍔部(32)を形成し
た筒状のカバーで、このカバー(31)の鍔部(32)を固
定ブラケット(16)の立上がり部(17)の後面に螺子
(33)により螺着し、保持軸(24)の後部軸部(24a)
を同芯状に被覆すると共に、この保持軸(24)の後端軸
部(24a)をカバー(31)の後端壁(31a)を貫通させて
後方へ突出させてある。(34)は上記保持軸(24)の後
端螺子部(30)にスペーサ(35)を介して螺合させた締
付ハンドルである。
上に固設された断面L字形状の固定ブラケットで、この
固定ブラケット(16)の立上がり部(17)の上端には取
付穴(18)を水平方向に形成してある。(19)は上記固
定ブラケット(16)の取付穴(18)に貫通固定された貫
通孔(20)を有する保持筒で、この保持筒(19)は、先
端に、固定ブラケット(16)の立上がり部(17)の前面
と当接する傘状の鍔部(21)を有していると共に、小歯
車(1)の背面が当接する先端面(22)に、貫通孔(2
0)と同芯状に凹んた円弧面(23)を形成してある。(2
4)は保持筒(19)の貫通孔(20)に軸方向へ移動可能
に貫通保持された保持軸で、この保持軸(24)は、先端
突出部分に小歯車(1)を垂直保持する歯車保持部(2
5)を設け、かつ、歯車保持部(25)の端面を同芯状に
段階的に突出させて、スペーサ(26)が嵌合される段部
(27)およびナット(28)が螺合される小径螺子部(2
9)を形成すると共に、後端に螺子部(30)を形成した
ものである。(31)は先部開口端に鍔部(32)を形成し
た筒状のカバーで、このカバー(31)の鍔部(32)を固
定ブラケット(16)の立上がり部(17)の後面に螺子
(33)により螺着し、保持軸(24)の後部軸部(24a)
を同芯状に被覆すると共に、この保持軸(24)の後端軸
部(24a)をカバー(31)の後端壁(31a)を貫通させて
後方へ突出させてある。(34)は上記保持軸(24)の後
端螺子部(30)にスペーサ(35)を介して螺合させた締
付ハンドルである。
第2の歯車保持具(14)において、(36)は基台(11)
の取付孔(12)に挿嵌固定された取付筒、(37)は取付
筒(36)に起立させて挿嵌固定された保持筒で、この保
持筒(37)は、中心に貫通孔(38)を有し、かつ、外周
面に上記取付筒(36)の上端面に当接する鍔部(39)を
有していると共に、鍔部(39)より上方の上端部を上方
へ向かって先細り状に形成して先細り部(40)を設けて
ある。上記保持筒(37)の貫通孔(38)は、上部に上端
面に開口する小径孔(38a)を形成し、かつ、中間部
に、下部大径孔(38b)を開口する小径な螺子孔(38c)
を形成すると共に、上部小径孔(38a)と螺子孔(38c)
との間に大径孔(38d)を形成したものである。(41)
は上記保持筒(37)の鍔部(39)上に保持筒(37)の上
端先細り部(40)を同芯状に囲繞するように設置固定さ
れた位置決め孔(42)を有する環状の載置台で、この載
置台(41)は、その上面に大歯車(2)を水平に載置し
て位置決め孔(42)に大歯車(2)の突出筒部(2b)を
嵌合させたとき、大歯車(2)が第1の歯車保持具(1
3)で保持された小歯車(1)と直交して噛合するよう
に配設してある。(43)は上記載置台(41)に載置され
た大歯車(2)を内周面側から固定するためのチャック
で、このチャック(43)は、下端に螺子部(44a)を有
する回転軸(44)と、この回転軸(44)の上端に装着さ
れ、かつ、適宜の手段、例えば、ナットの締付操作によ
り開閉可能な複数の爪を有するチャック本体(45)とか
ら構成されている。そして、上記チャック(43)は、保
持筒(37)の貫通孔(38)に回転軸(44)を軸方向に移
動可能に挿嵌して、回転軸(44)の下端螺子部(44a)
を螺子孔(38c)に螺挿し、チャック体(45)を載置台
(41)上の大歯車(2)の貫通孔(2c)内に同芯状に保
持されるように設けてある。
の取付孔(12)に挿嵌固定された取付筒、(37)は取付
筒(36)に起立させて挿嵌固定された保持筒で、この保
持筒(37)は、中心に貫通孔(38)を有し、かつ、外周
面に上記取付筒(36)の上端面に当接する鍔部(39)を
有していると共に、鍔部(39)より上方の上端部を上方
へ向かって先細り状に形成して先細り部(40)を設けて
ある。上記保持筒(37)の貫通孔(38)は、上部に上端
面に開口する小径孔(38a)を形成し、かつ、中間部
に、下部大径孔(38b)を開口する小径な螺子孔(38c)
を形成すると共に、上部小径孔(38a)と螺子孔(38c)
との間に大径孔(38d)を形成したものである。(41)
は上記保持筒(37)の鍔部(39)上に保持筒(37)の上
端先細り部(40)を同芯状に囲繞するように設置固定さ
れた位置決め孔(42)を有する環状の載置台で、この載
置台(41)は、その上面に大歯車(2)を水平に載置し
て位置決め孔(42)に大歯車(2)の突出筒部(2b)を
嵌合させたとき、大歯車(2)が第1の歯車保持具(1
3)で保持された小歯車(1)と直交して噛合するよう
に配設してある。(43)は上記載置台(41)に載置され
た大歯車(2)を内周面側から固定するためのチャック
で、このチャック(43)は、下端に螺子部(44a)を有
する回転軸(44)と、この回転軸(44)の上端に装着さ
れ、かつ、適宜の手段、例えば、ナットの締付操作によ
り開閉可能な複数の爪を有するチャック本体(45)とか
ら構成されている。そして、上記チャック(43)は、保
持筒(37)の貫通孔(38)に回転軸(44)を軸方向に移
動可能に挿嵌して、回転軸(44)の下端螺子部(44a)
を螺子孔(38c)に螺挿し、チャック体(45)を載置台
(41)上の大歯車(2)の貫通孔(2c)内に同芯状に保
持されるように設けてある。
第1および第2の歯車固定手段(15)(15′)におい
て、(46)(46′)は上記保持軸(24)に対して直交す
る位置において固定ブラケット(16)の立上がり部(1
7)の上端面(17a)および上部側面(17b)に夫々取付
固定した取付板で、この取付板(46)(46′)は保持軸
(24)と平行に前方へ突出させて保持軸(24)の歯車保
持部(25)の周囲に配置すると共に、前端に上記歯車保
持部(25)に向かって開口する貫通孔(47)(47′)を
夫々に形成してある。(48)(48′)は上記取付板(4
6)(46′)の貫通孔(47)(47′)に挿嵌固定したガ
イドスリーブ、(49)(49′)はガイドスリーブ(48)
(48′)に貫通保持させ、かつ、保持軸(24)の歯車保
持部(25)に対して進退移動可能に直交させて配設した
第1および第2の固定ロッドで、この固定ロッド(49)
(49′)は、中間部に鍔部(50)(50′)を形成し、か
つ、先端に、上記保持軸(24)の歯車保持部(25)に保
持された小歯車(1)の歯部間に水平および垂直に進入
する球面形状の位置決め突部(51)(51′)を形成して
ある。(52)(52′)は上記取付板(46)(46′)の貫
通孔(47)(47′)の外側開口端面に第1及び第2のロ
ッド(49)(49′)と同芯状に固設した外筒で、第1お
よび第2の固定ロッド(49)(49′)の後端軸部(49
a)(49a′)は上記外筒(52)(52′)の後端壁(53)
(53′)を貫通させて後方へ突出させてある。(54)
(54′)は外筒(52)(52′)内において第1および第
2の固定ロッド(49)(49′)に巻装して鍔部(50)
(50′)と外筒(52)(52′)の後端壁(53)(53′)
との間に縮設した圧縮スプリングで、この圧縮スプリン
グ(54)(54′)のバネ力により上記第1および第2の
固定ロッド(49)(49′)を水平方向におよび垂直方向
から上記保持軸(24)の歯車保持部(25)に向けて付勢
してある。また、上記第1および第2の固定ロッド(5
9)(59′)は適宜の係止手段により圧縮スプリング(5
4)(54)の付勢力に抗して後退端に保持されるように
してある。(55)(55′)は第1および第2の固定ロッ
ド(15)(15′)の後端軸部(49a)(49a′)に取付固
定した操作ハンドルで、この操作ハンドル(55)(5
5′)を持って第1および第2の固定ロッド(49)(4
9′)を軸方向に進退移動させる。
て、(46)(46′)は上記保持軸(24)に対して直交す
る位置において固定ブラケット(16)の立上がり部(1
7)の上端面(17a)および上部側面(17b)に夫々取付
固定した取付板で、この取付板(46)(46′)は保持軸
(24)と平行に前方へ突出させて保持軸(24)の歯車保
持部(25)の周囲に配置すると共に、前端に上記歯車保
持部(25)に向かって開口する貫通孔(47)(47′)を
夫々に形成してある。(48)(48′)は上記取付板(4
6)(46′)の貫通孔(47)(47′)に挿嵌固定したガ
イドスリーブ、(49)(49′)はガイドスリーブ(48)
(48′)に貫通保持させ、かつ、保持軸(24)の歯車保
持部(25)に対して進退移動可能に直交させて配設した
第1および第2の固定ロッドで、この固定ロッド(49)
(49′)は、中間部に鍔部(50)(50′)を形成し、か
つ、先端に、上記保持軸(24)の歯車保持部(25)に保
持された小歯車(1)の歯部間に水平および垂直に進入
する球面形状の位置決め突部(51)(51′)を形成して
ある。(52)(52′)は上記取付板(46)(46′)の貫
通孔(47)(47′)の外側開口端面に第1及び第2のロ
ッド(49)(49′)と同芯状に固設した外筒で、第1お
よび第2の固定ロッド(49)(49′)の後端軸部(49
a)(49a′)は上記外筒(52)(52′)の後端壁(53)
(53′)を貫通させて後方へ突出させてある。(54)
(54′)は外筒(52)(52′)内において第1および第
2の固定ロッド(49)(49′)に巻装して鍔部(50)
(50′)と外筒(52)(52′)の後端壁(53)(53′)
との間に縮設した圧縮スプリングで、この圧縮スプリン
グ(54)(54′)のバネ力により上記第1および第2の
固定ロッド(49)(49′)を水平方向におよび垂直方向
から上記保持軸(24)の歯車保持部(25)に向けて付勢
してある。また、上記第1および第2の固定ロッド(5
9)(59′)は適宜の係止手段により圧縮スプリング(5
4)(54)の付勢力に抗して後退端に保持されるように
してある。(55)(55′)は第1および第2の固定ロッ
ド(15)(15′)の後端軸部(49a)(49a′)に取付固
定した操作ハンドルで、この操作ハンドル(55)(5
5′)を持って第1および第2の固定ロッド(49)(4
9′)を軸方向に進退移動させる。
次に本考案に係る治具を使用してバックラッシュを測定
する要領につい説明すると次の通りである。尚、第1お
よび第2の歯車固定手段(15)(15′)の第1および第
2の固定ロッド(49)(49′)は圧縮スプリング(54)
(54′)の付勢力に抗して後退端に係止保持してあるも
のとする。
する要領につい説明すると次の通りである。尚、第1お
よび第2の歯車固定手段(15)(15′)の第1および第
2の固定ロッド(49)(49′)は圧縮スプリング(54)
(54′)の付勢力に抗して後退端に係止保持してあるも
のとする。
上記第1の歯車保持具(13)を構成する保持軸(24)の
歯車保持部(25)および段部(27)に小歯車(1)およ
びスペーサ(26)を嵌め込み、かつ、小径螺子部(29)
にナット(28)を螺合させたのち、締付ハンドル(34)
を締付けその反力により小歯車(1)の背面を保持筒
(19)の先端面(22)に当接させて、上記保持軸(24)
の歯車保持部(25)に小歯車(1)を保持させる。ま
た、上記第2の歯車保持具(14)の載置台(41)上に大
歯車(2)を載置して、その位置決め孔(42)に大歯車
(2)の突出筒部(2b)を嵌合させ、かつ、小歯車
(1)と大歯車(2)とを直交状態で螺合させたのち、
チャック(43)のチャック本体(45)により大歯車
(2)を内周面側からチャックする。しかる後、先ず第
1の歯車固定手段(15)の操作ハンドル(55)を持って
第1の固定ロッド(49)の係止状態を解除する。すると
第1の固定ロッド(49)は、圧縮スプリング(54)のバ
ネ力により小歯車(1)に向かって水平に移動し、その
先端の位置決め突部(51)が、第3図(a)に示すよう
に、小歯車(1)の中心点を通る水平線(b)に位置す
る溝部(1b)に嵌合して小歯車(1)を位置決め固定
し、該小歯車(1)の軸回り方向への回動を防止する。
このとき小歯車(1)と大歯車(2)の各中心点を結ぶ
直線(a)上に、大歯車(2)の溝部(2c)と対面する
小歯車(1)の歯部(1a)の中心が保持される。こうし
て上記小歯(1)が第1の固定ロッド(49)で位置決め
固定されると、チャック(43)によりチャックされた大
歯車(2)を回転軸(44)を中心に軸回り方向へ回動さ
せ、小歯車(1)と大歯車(2)の各歯部(1a)(2b)
を衝合させ、この衝合時に生じる歯部(1a)(2a′)間
の隙間(l)をダイヤルゲージで測定して、第1のバッ
クラッシュを求める。こうして第1のバックラッシュを
求めると、第1の歯車固定手段(15)の操作ハンドル
(55)を持って、第1の固定ロッド(49)を圧縮スプリ
ング(54)のバネ力に抗して後退させ、かつ、後退端に
係止保持して、上記第1の固定ロッド(49)の位置決め
部(51)を小歯車(1)の溝部(1b)から抜脱させる。
歯車保持部(25)および段部(27)に小歯車(1)およ
びスペーサ(26)を嵌め込み、かつ、小径螺子部(29)
にナット(28)を螺合させたのち、締付ハンドル(34)
を締付けその反力により小歯車(1)の背面を保持筒
(19)の先端面(22)に当接させて、上記保持軸(24)
の歯車保持部(25)に小歯車(1)を保持させる。ま
た、上記第2の歯車保持具(14)の載置台(41)上に大
歯車(2)を載置して、その位置決め孔(42)に大歯車
(2)の突出筒部(2b)を嵌合させ、かつ、小歯車
(1)と大歯車(2)とを直交状態で螺合させたのち、
チャック(43)のチャック本体(45)により大歯車
(2)を内周面側からチャックする。しかる後、先ず第
1の歯車固定手段(15)の操作ハンドル(55)を持って
第1の固定ロッド(49)の係止状態を解除する。すると
第1の固定ロッド(49)は、圧縮スプリング(54)のバ
ネ力により小歯車(1)に向かって水平に移動し、その
先端の位置決め突部(51)が、第3図(a)に示すよう
に、小歯車(1)の中心点を通る水平線(b)に位置す
る溝部(1b)に嵌合して小歯車(1)を位置決め固定
し、該小歯車(1)の軸回り方向への回動を防止する。
このとき小歯車(1)と大歯車(2)の各中心点を結ぶ
直線(a)上に、大歯車(2)の溝部(2c)と対面する
小歯車(1)の歯部(1a)の中心が保持される。こうし
て上記小歯(1)が第1の固定ロッド(49)で位置決め
固定されると、チャック(43)によりチャックされた大
歯車(2)を回転軸(44)を中心に軸回り方向へ回動さ
せ、小歯車(1)と大歯車(2)の各歯部(1a)(2b)
を衝合させ、この衝合時に生じる歯部(1a)(2a′)間
の隙間(l)をダイヤルゲージで測定して、第1のバッ
クラッシュを求める。こうして第1のバックラッシュを
求めると、第1の歯車固定手段(15)の操作ハンドル
(55)を持って、第1の固定ロッド(49)を圧縮スプリ
ング(54)のバネ力に抗して後退させ、かつ、後退端に
係止保持して、上記第1の固定ロッド(49)の位置決め
部(51)を小歯車(1)の溝部(1b)から抜脱させる。
次に第2の歯車固定手段(15′)の操作ハンドル(5
5′)を持って第2の固定ロッド(49′)の係止状態を
解除する。すると第2の固定ロッド(49′)は、圧縮ス
プリング(54′)のバネ力により小歯車(1)に向かっ
て垂直に移動し、その先端の位置決め突部(51′)が、
第3図(b)を示すように、小歯車(1)と大歯車
(2)の各中心点を結ぶ直線(a)上に位置する小歯車
(1)の溝部(1b′)に嵌合して小歯車(1)を位置決
め固定し、該小歯車(1)の軸回り軸回わり方向への回
動を防止する。このとき大歯車(2)の歯部(2a)と対
面する小歯車(1)の溝部(1b″)の中心が上記直線
(a)上に位置する。こうして上記小歯車(1)が第2
の固定ロッド(49′)で位置決め固定されると、チャッ
ク(43)によりチャックされた大歯車(2)を回転軸
(44)を中心に軸回わり方向へ回動させて、小歯車
(1)の歯部(1a′)に大歯車(2)の歯部(2a)を衝
合させ、この衝合時に生じる歯部(1a)(2a)の隙間
(l′)をダイヤルゲージで測定して第2のバックラッ
シュを求める。そして、上記第1および第2のバックラ
ッシュから隣接バックラッシュを求ればよい。
5′)を持って第2の固定ロッド(49′)の係止状態を
解除する。すると第2の固定ロッド(49′)は、圧縮ス
プリング(54′)のバネ力により小歯車(1)に向かっ
て垂直に移動し、その先端の位置決め突部(51′)が、
第3図(b)を示すように、小歯車(1)と大歯車
(2)の各中心点を結ぶ直線(a)上に位置する小歯車
(1)の溝部(1b′)に嵌合して小歯車(1)を位置決
め固定し、該小歯車(1)の軸回り軸回わり方向への回
動を防止する。このとき大歯車(2)の歯部(2a)と対
面する小歯車(1)の溝部(1b″)の中心が上記直線
(a)上に位置する。こうして上記小歯車(1)が第2
の固定ロッド(49′)で位置決め固定されると、チャッ
ク(43)によりチャックされた大歯車(2)を回転軸
(44)を中心に軸回わり方向へ回動させて、小歯車
(1)の歯部(1a′)に大歯車(2)の歯部(2a)を衝
合させ、この衝合時に生じる歯部(1a)(2a)の隙間
(l′)をダイヤルゲージで測定して第2のバックラッ
シュを求める。そして、上記第1および第2のバックラ
ッシュから隣接バックラッシュを求ればよい。
尚、上記実施例において、第1および第2の固定ロッド
(49)(49′)は、必ずしも直交させて配設する必要は
なく、小歯車(1)の歯部および溝部の中心を、両歯車
(1)(2)の中心点を結ぶ直線上に位置させることの
できる所定角度の位置に配設すればよい。また、上記実
施例では、小歯車(1)を第1及び第2の歯車固定手段
で位置決め固定し、大歯車(2)を回動させるようにし
たが、その逆に大歯車(2)を位置決め固定し、小歯車
(1)を回動させるようにしてもよい。
(49)(49′)は、必ずしも直交させて配設する必要は
なく、小歯車(1)の歯部および溝部の中心を、両歯車
(1)(2)の中心点を結ぶ直線上に位置させることの
できる所定角度の位置に配設すればよい。また、上記実
施例では、小歯車(1)を第1及び第2の歯車固定手段
で位置決め固定し、大歯車(2)を回動させるようにし
たが、その逆に大歯車(2)を位置決め固定し、小歯車
(1)を回動させるようにしてもよい。
更に、上記実施例では、対をなすかさ歯車の場合につい
て説明したが、本考案は上記実施例に限定されるわけで
はなく、対をなす平歯車等の各種歯車のバックラッシュ
を測定する場合にも広く適用することができる。
て説明したが、本考案は上記実施例に限定されるわけで
はなく、対をなす平歯車等の各種歯車のバックラッシュ
を測定する場合にも広く適用することができる。
本考案によれば、噛み合った対をなす歯車中、一方の歯
車を第1および第2の固定ロッドで個別的に固定するこ
とにより、他方の歯車の溝部および歯部と対面する一方
の歯車の歯部および溝部の中心を、対をなす歯車の中心
点を結ぶ直線上に確実に位置決め固定することができる
ので、他方の歯車を回動させることにより、対をなす歯
車のバックラッシュを正確、かつ、迅速に測定すること
が可能となり、バックラッシュの測定値にバラツキが生
じることがない。したがって、隣接バックラッシュをき
わめて正確に求めることができる。
車を第1および第2の固定ロッドで個別的に固定するこ
とにより、他方の歯車の溝部および歯部と対面する一方
の歯車の歯部および溝部の中心を、対をなす歯車の中心
点を結ぶ直線上に確実に位置決め固定することができる
ので、他方の歯車を回動させることにより、対をなす歯
車のバックラッシュを正確、かつ、迅速に測定すること
が可能となり、バックラッシュの測定値にバラツキが生
じることがない。したがって、隣接バックラッシュをき
わめて正確に求めることができる。
第1図は本考案に係る治具の実施例を示す側断面図、第
2図は第1の歯車保持具と第1の歯車固定手段との関係
を示す平面断面図、第3図(a)(b)は本考案に係る
治具を用いてバックラッシュを測定する場合の要領を説
明するための概略説明図である。 第4図はかさ歯車の噛合状態を示す断面説明図、第5図
(a)(b)は従来のバックラッシュ測定要領を説明す
るための概略説明図である。 (1)(2)……歯車、(13)……第1の歯車保持具、
(14)……第2の歯車保持具、(49)(49′)……第1
および第2の固定ロッド、(51)(51′)……位置決め
突部。
2図は第1の歯車保持具と第1の歯車固定手段との関係
を示す平面断面図、第3図(a)(b)は本考案に係る
治具を用いてバックラッシュを測定する場合の要領を説
明するための概略説明図である。 第4図はかさ歯車の噛合状態を示す断面説明図、第5図
(a)(b)は従来のバックラッシュ測定要領を説明す
るための概略説明図である。 (1)(2)……歯車、(13)……第1の歯車保持具、
(14)……第2の歯車保持具、(49)(49′)……第1
および第2の固定ロッド、(51)(51′)……位置決め
突部。
Claims (1)
- 【請求項1】先端に歯車保持部を夫々有し、かつ、各歯
車保持部に、噛合した対をなす歯車を夫々回動可能に保
持する第1及び第2の歯車保持具と、第1および第2の
歯車保持具のいずれか一方の歯車保持具の歯車保持部の
周囲に、該歯車保持部に対して進退移動可能にかつ、所
定角度の位置に配設されていると共に、先端に、上記歯
車保持部に保持された一方の歯車の歯部間に進入する位
置決め突部を形成した等1および第2の固定ロッドとか
らなり、上記歯車保持部に保持された一方の歯車の歯部
間に第1および第2の固定ロッドの先端突部を個別的に
進入させて一方の歯車を固定し、他方の歯車の溝部およ
び歯部と対面する一方の歯車の歯部および溝部の中心
を、両歯車の中心点を結ぶ直線上に個別的に位置決め保
持するようにしたことを特徴とするバックラッシュ測定
用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7205789U JPH0729443Y2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | バックラッシュ測定用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7205789U JPH0729443Y2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | バックラッシュ測定用治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0311164U JPH0311164U (ja) | 1991-02-04 |
| JPH0729443Y2 true JPH0729443Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31609650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7205789U Expired - Lifetime JPH0729443Y2 (ja) | 1989-06-19 | 1989-06-19 | バックラッシュ測定用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729443Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6333228B2 (ja) * | 2015-10-21 | 2018-05-30 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | バックラッシュ測定装置 |
| WO2022201539A1 (ja) * | 2021-03-26 | 2022-09-29 | 武蔵精密工業株式会社 | 伝動装置 |
-
1989
- 1989-06-19 JP JP7205789U patent/JPH0729443Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0311164U (ja) | 1991-02-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE102012104008B3 (de) | Vorrichtung und Verfahren zum Messen von Form-, Lage- und Dimensionsmerkmalen an Maschinenelementen | |
| CN110052873A (zh) | 一种卧式分度铣床夹具及其使用方法 | |
| CN109352560A (zh) | 一种柱形光学元件的工装夹具 | |
| JPH06277985A (ja) | 割出装置 | |
| KR910004413B1 (ko) | 기어결합틈새측정방법 및 장치 | |
| US2540961A (en) | Pivot arm gear rolling fixture | |
| US3661403A (en) | Precision indexing fixture | |
| JP4611482B2 (ja) | バイス用のインデックスワークホルダ | |
| US1911435A (en) | Gear testing machine | |
| US3685917A (en) | Boring and facing head | |
| CN217801231U (zh) | 一种静态及动态同步调节间距装置 | |
| DE69902214T2 (de) | Handbetätigte Vorrichtung zur Richtigstellung der Position einer Elektrospindel bezüglich eines Trägers | |
| CH378050A (de) | Vorrichtung zur Winkelmessung und -einstellung | |
| CN213889698U (zh) | 一种高精度压板组合装置 | |
| JPH0511486Y2 (ja) | ||
| JPS5817712Y2 (ja) | フイクスチヤ | |
| JPH0222163Y2 (ja) | ||
| CN220783054U (zh) | 一种圆管切割辅助定位装置 | |
| CN223098926U (zh) | 一种圆柱齿磨内孔夹具 | |
| CN221066021U (zh) | 一种汽车四轮定位仪用三爪夹具 | |
| JPS6212523Y2 (ja) | ||
| CN219671022U (zh) | 一种公路坡度测量装置 | |
| DE2242738A1 (de) | Vorrichtung fuer kopierfraes- oder kopierschleifmaschinen | |
| JPS6212487Y2 (ja) | ||
| JPS6327958Y2 (ja) |