JPH07294495A - コイル状材料検査装置 - Google Patents
コイル状材料検査装置Info
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- JPH07294495A JPH07294495A JP6085097A JP8509794A JPH07294495A JP H07294495 A JPH07294495 A JP H07294495A JP 6085097 A JP6085097 A JP 6085097A JP 8509794 A JP8509794 A JP 8509794A JP H07294495 A JPH07294495 A JP H07294495A
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- Japan
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- pulley
- coil
- clutch
- coiled material
- flaw detector
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/02—Indexing codes associated with the analysed material
- G01N2291/023—Solids
- G01N2291/0234—Metals, e.g. steel
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長尺小径管材や線材等のコイル状材料を真直
状にして搬送装置を通過させながら、その表面疵や内部
欠陥の有無を高精度で検査する。 【構成】 ピンチロールの軸18に回転自在に設けられ
た大径のプーリー20とピンチロールの軸19に固定し
て設けられた小径のプーリー21との間にベルト22が
掛けられている。軸18にはプーリー20と摺動接触す
るクラッチ23が固定して設けられている。コイル状材
料1を矢印の方向へ送ると、各ピンチロール(図示しな
い)の周速度が異なるために、回転自在なプーリー20
とクラッチ23とが摺動接触することでコイル状材料1
は張力が付加されて真直状で探傷器3内を送られる。
状にして搬送装置を通過させながら、その表面疵や内部
欠陥の有無を高精度で検査する。 【構成】 ピンチロールの軸18に回転自在に設けられ
た大径のプーリー20とピンチロールの軸19に固定し
て設けられた小径のプーリー21との間にベルト22が
掛けられている。軸18にはプーリー20と摺動接触す
るクラッチ23が固定して設けられている。コイル状材
料1を矢印の方向へ送ると、各ピンチロール(図示しな
い)の周速度が異なるために、回転自在なプーリー20
とクラッチ23とが摺動接触することでコイル状材料1
は張力が付加されて真直状で探傷器3内を送られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル状に巻いた長尺
小径管材や線材等のコイル状材料を真直状にして搬送装
置を通過させながら、その表面疵や内部欠陥の有無を検
査するための装置に関するものである。
小径管材や線材等のコイル状材料を真直状にして搬送装
置を通過させながら、その表面疵や内部欠陥の有無を検
査するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コイル状材料を真直状にして搬送装置を
通過させながら探傷するための装置として、例えば、図
7に示す特公昭58−49822号公報及び「鉄鋼製品
の渦流探傷法」(日本鉄鋼協会、1990年11月30
日発行、120〜121頁)に記載された渦流探傷装置
が知られている。この装置は、伸線ラインに設置された
2つの穴ダイス2a、2bの間に渦流探傷器又は超音波
探傷器等の探傷器3を設け、ドラム4から矯正装置5を
介して送り込まれた線材等のコイル状材料1を2つの穴
ダイス2a、2bを通させて巻取機6に巻取る。このと
き、探傷器3を通過するコイル状材料1は2つの穴ダイ
ス2a、2b間で張力を受けて真直状となることで探傷
することができる。特にこの装置では、伸線ライン工程
において探傷できるために、探傷用の専用ラインを必要
としない利点をもつものである。
通過させながら探傷するための装置として、例えば、図
7に示す特公昭58−49822号公報及び「鉄鋼製品
の渦流探傷法」(日本鉄鋼協会、1990年11月30
日発行、120〜121頁)に記載された渦流探傷装置
が知られている。この装置は、伸線ラインに設置された
2つの穴ダイス2a、2bの間に渦流探傷器又は超音波
探傷器等の探傷器3を設け、ドラム4から矯正装置5を
介して送り込まれた線材等のコイル状材料1を2つの穴
ダイス2a、2bを通させて巻取機6に巻取る。このと
き、探傷器3を通過するコイル状材料1は2つの穴ダイ
ス2a、2b間で張力を受けて真直状となることで探傷
することができる。特にこの装置では、伸線ライン工程
において探傷できるために、探傷用の専用ラインを必要
としない利点をもつものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の上記探
傷装置では2つの穴ダイスによって線材に張力を与える
ために、次のような問題点があった。
傷装置では2つの穴ダイスによって線材に張力を与える
ために、次のような問題点があった。
【0004】探傷を2回以上行う場合は穴ダイスを交
換しなければ線材に張力を与えることができない(つま
り、同一サイズで再探傷できない)。 穴ダイスを通過する線材の表面を保護するために、予
め線材表面に酸化被膜を形成させるか、或いは潤滑用の
パウダーを付着させるため、この被膜やパウダーが超音
波探傷時に探触子との間に介在して探傷精度を阻害する
ことがある。 線材に長さ方向で径の変動があると引抜抵抗の変動に
よって線材の送り速度が変動し探傷むら(未探傷領域)
が発生し易い。 探傷器が水中超音波探傷器の場合は、水濡れ状態の線
材を穴ダイスに通すと潤滑効果を損ねてダイスの焼付き
が発生し易い。
換しなければ線材に張力を与えることができない(つま
り、同一サイズで再探傷できない)。 穴ダイスを通過する線材の表面を保護するために、予
め線材表面に酸化被膜を形成させるか、或いは潤滑用の
パウダーを付着させるため、この被膜やパウダーが超音
波探傷時に探触子との間に介在して探傷精度を阻害する
ことがある。 線材に長さ方向で径の変動があると引抜抵抗の変動に
よって線材の送り速度が変動し探傷むら(未探傷領域)
が発生し易い。 探傷器が水中超音波探傷器の場合は、水濡れ状態の線
材を穴ダイスに通すと潤滑効果を損ねてダイスの焼付き
が発生し易い。
【0005】なお、上記探傷装置の問題を解決するため
には、例えば検出器の前後にピンチロールを設け、各ピ
ンチロールの回転数あるいはトルクを制御すればよい
が、この場合は複雑な制御装置を必要とする欠点があ
る。
には、例えば検出器の前後にピンチロールを設け、各ピ
ンチロールの回転数あるいはトルクを制御すればよい
が、この場合は複雑な制御装置を必要とする欠点があ
る。
【0006】そこで、本発明はコイル状材料の表面疵や
内部欠陥の検査における前記従来装置の欠点を解決する
と共に、検査を簡単な装置によって高精度で行うことを
課題とする。
内部欠陥の検査における前記従来装置の欠点を解決する
と共に、検査を簡単な装置によって高精度で行うことを
課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明のコイル状材料検査装置は、コイル状材料を真直状に
して搬送装置を通過させながら、該搬送装置内に設けら
れた探傷器によって検査する装置において、前記探傷器
の入側及び出側には一対のピンチロールが回転軸に固定
して設けられており、該各回転軸にはそれぞれ回転輪が
設けられて各回転輪のうちの一方は固定され他方は回転
自在であり、前記入側のピンチロールに設けられた回転
輪は出側のピンチロールに設けられた回転輪よりも大径
であり、前記各回転輪間にはエンドレス帯体が渡して設
けられており、前記回転軸のうち回転自在な回転輪が設
けられた回転軸には該回転輪と摺動接触する制動機構が
固定して設けられていることを特徴とする。
明のコイル状材料検査装置は、コイル状材料を真直状に
して搬送装置を通過させながら、該搬送装置内に設けら
れた探傷器によって検査する装置において、前記探傷器
の入側及び出側には一対のピンチロールが回転軸に固定
して設けられており、該各回転軸にはそれぞれ回転輪が
設けられて各回転輪のうちの一方は固定され他方は回転
自在であり、前記入側のピンチロールに設けられた回転
輪は出側のピンチロールに設けられた回転輪よりも大径
であり、前記各回転輪間にはエンドレス帯体が渡して設
けられており、前記回転軸のうち回転自在な回転輪が設
けられた回転軸には該回転輪と摺動接触する制動機構が
固定して設けられていることを特徴とする。
【0008】
【作用】コイル状材料の搬送装置に設けられた探傷器の
入側及び出側には、それぞれピンチロールが設けられて
いる。入側ピンチロールの軸には大径の入側プーリーが
ベアリングを介して回転自在に設けられており、また出
側ピンチロールの軸には小径の出側プーリーが固定して
設けられており、各プーリーの間にはベルトが渡して設
けられている。また入側ピンチロールの軸にはクラッチ
が固定して設けられており、クラッチは入側プーリーと
摺動接触することで、その摩擦力によって入側プーリー
はクラッチに回転力を伝達する。すなわち、入側プーリ
ーとクラッチとの間でスリップトルクが伝達される構造
になっている。
入側及び出側には、それぞれピンチロールが設けられて
いる。入側ピンチロールの軸には大径の入側プーリーが
ベアリングを介して回転自在に設けられており、また出
側ピンチロールの軸には小径の出側プーリーが固定して
設けられており、各プーリーの間にはベルトが渡して設
けられている。また入側ピンチロールの軸にはクラッチ
が固定して設けられており、クラッチは入側プーリーと
摺動接触することで、その摩擦力によって入側プーリー
はクラッチに回転力を伝達する。すなわち、入側プーリ
ーとクラッチとの間でスリップトルクが伝達される構造
になっている。
【0009】このような構成において、コイル状材料を
搬送装置に通して入側及び出側のピンチロールによって
押付け、またクラッチを入側プーリーに摺動接触させた
状態でコイル状材料を巻取機に巻取る。コイル状材料の
巻取りに伴って入側及び出側のピンチロール、入側及び
出側のプーリーが回転する。このとき、入側プーリーの
径が出側プーリーのそれよりも大きいために、入側ピン
チロールは出側ピンチロールよりも遅い周速度で回転す
ることになる。すなわち、入側ピンチロールと出側ピン
チロールの間でコイル状材料に周速度差分の張力が付加
されることになる。このとき、入側ピンチロールの軸に
固定して設けられているクラッチが入側ピンチロールの
軸に回転自在に設けられている入側プーリーと摺動接触
しているために、入側プーリーからクラッチにスリップ
トルクが伝達される。このスリップトルクの大きさを調
整することによってクラッチと入側プーリーの間で生じ
るスリップの大きさを調整することができる。従って前
記張力が過大な場合には、このスリップによって減少し
コイル状材料には安定して探傷するに必要な程度の張力
に調整されることで、コイル状材料は真直状で探傷器を
通過し、探傷器とコイル状材料の間隔が一定に保たれ
る。このためコイル状材料の欠陥を高精度で探傷するこ
とができる。
搬送装置に通して入側及び出側のピンチロールによって
押付け、またクラッチを入側プーリーに摺動接触させた
状態でコイル状材料を巻取機に巻取る。コイル状材料の
巻取りに伴って入側及び出側のピンチロール、入側及び
出側のプーリーが回転する。このとき、入側プーリーの
径が出側プーリーのそれよりも大きいために、入側ピン
チロールは出側ピンチロールよりも遅い周速度で回転す
ることになる。すなわち、入側ピンチロールと出側ピン
チロールの間でコイル状材料に周速度差分の張力が付加
されることになる。このとき、入側ピンチロールの軸に
固定して設けられているクラッチが入側ピンチロールの
軸に回転自在に設けられている入側プーリーと摺動接触
しているために、入側プーリーからクラッチにスリップ
トルクが伝達される。このスリップトルクの大きさを調
整することによってクラッチと入側プーリーの間で生じ
るスリップの大きさを調整することができる。従って前
記張力が過大な場合には、このスリップによって減少し
コイル状材料には安定して探傷するに必要な程度の張力
に調整されることで、コイル状材料は真直状で探傷器を
通過し、探傷器とコイル状材料の間隔が一定に保たれ
る。このためコイル状材料の欠陥を高精度で探傷するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。図1は、本発明の検査装置全体構成の側面図、
図2は、図1のA−A′部分の平面図、図3は、図2の
B−B′方向から見た側面図、図4、図5、図6は図2
のC−C′、D−D′、E−E′線の各断面図、図8は
図5の一部断面図を示している。
明する。図1は、本発明の検査装置全体構成の側面図、
図2は、図1のA−A′部分の平面図、図3は、図2の
B−B′方向から見た側面図、図4、図5、図6は図2
のC−C′、D−D′、E−E′線の各断面図、図8は
図5の一部断面図を示している。
【0011】図1において、図7と同じ符号は名称及び
機能が同じである。1は、例えば長尺小径管からなるコ
イル状材料であり、コイル状材料1の搬送装置は、コイ
ル状材料1を装着するドラム4、ドラム4から巻き解か
れたコイル状材料1を搬送ラインに送る送込装置7、コ
イル状材料1を真直状に矯正する矯正装置5、コイル状
材料1をコイル状に巻き取る巻取機6によって構成され
ている。
機能が同じである。1は、例えば長尺小径管からなるコ
イル状材料であり、コイル状材料1の搬送装置は、コイ
ル状材料1を装着するドラム4、ドラム4から巻き解か
れたコイル状材料1を搬送ラインに送る送込装置7、コ
イル状材料1を真直状に矯正する矯正装置5、コイル状
材料1をコイル状に巻き取る巻取機6によって構成され
ている。
【0012】ドラム4は非駆動であり、図示しないブレ
ーキが付設されている。送込装置7は、一対の駆動ロー
ル14,14がコイル状材料1を上下から挟むように設
けられている。矯正装置5はコイル状材料1を下から支
持する2個の下ロール15,15が間隔をおいて設置さ
れ、その中間位置にてコイル状材料1を上側から押圧す
る1個の上ロール16が設けられている。なお、ドラム
4又は矯正装置5によってコイル状材料1を搬送ライン
に送る場合は、送込装置7を省略してもよい。
ーキが付設されている。送込装置7は、一対の駆動ロー
ル14,14がコイル状材料1を上下から挟むように設
けられている。矯正装置5はコイル状材料1を下から支
持する2個の下ロール15,15が間隔をおいて設置さ
れ、その中間位置にてコイル状材料1を上側から押圧す
る1個の上ロール16が設けられている。なお、ドラム
4又は矯正装置5によってコイル状材料1を搬送ライン
に送る場合は、送込装置7を省略してもよい。
【0013】入側ガイドロール8,8、入側ピンチロー
ル9,9、探傷器3、出側ピンチロール10,10及び
出側ガイドロール11,11は支持台17に設置されて
おり、入側ピンチロール9,9及び出側ピンチロール1
0,10は非駆動で、且つロール径は同一である。
ル9,9、探傷器3、出側ピンチロール10,10及び
出側ガイドロール11,11は支持台17に設置されて
おり、入側ピンチロール9,9及び出側ピンチロール1
0,10は非駆動で、且つロール径は同一である。
【0014】図3に示すように、下側の入側ピンチロー
ル及び出側ピンチロールの回転軸18、19には、回転
輪としての入側プーリー20及び出側プーリー21が取
付けられており、入側プーリー20の径は出側プーリー
21のそれよりも大きい。
ル及び出側ピンチロールの回転軸18、19には、回転
輪としての入側プーリー20及び出側プーリー21が取
付けられており、入側プーリー20の径は出側プーリー
21のそれよりも大きい。
【0015】図8に示すように回転軸18にはハブ26
が固定されており、ハブ26にベアリング27を介して
入側プーリー20が回転自在に取付けられている。また
図3に示す出側プーリー21は回転軸19に直接固定さ
れており、入側プーリー20と出側プーリー21の間に
はエンドレス帯体としてのベルト22が渡して設けられ
ていることで、入側ピンチロール9と出側ピンチロール
10は連結されている。入側ピンチロール9の回転軸1
8に固定されたハブ26には制動機構としてのクラッチ
23が固定して設けられており、クラッチ23はブレー
キライニング28を介して入側プーリー20に摺動接触
し、その摩擦力によって入側プーリー20からスリップ
トルクを受けるように構成されている。スリップトルク
はトルク調整ナット29を調節することによりクラッチ
23が入側ピンチロールの回転軸18の方向を移動する
ことで設定可能である。マーキング装置12は探傷器3
により欠陥が検出された場合、コイル状材料1の欠陥部
分に塗料を吹き付けてマーキングするものである。
が固定されており、ハブ26にベアリング27を介して
入側プーリー20が回転自在に取付けられている。また
図3に示す出側プーリー21は回転軸19に直接固定さ
れており、入側プーリー20と出側プーリー21の間に
はエンドレス帯体としてのベルト22が渡して設けられ
ていることで、入側ピンチロール9と出側ピンチロール
10は連結されている。入側ピンチロール9の回転軸1
8に固定されたハブ26には制動機構としてのクラッチ
23が固定して設けられており、クラッチ23はブレー
キライニング28を介して入側プーリー20に摺動接触
し、その摩擦力によって入側プーリー20からスリップ
トルクを受けるように構成されている。スリップトルク
はトルク調整ナット29を調節することによりクラッチ
23が入側ピンチロールの回転軸18の方向を移動する
ことで設定可能である。マーキング装置12は探傷器3
により欠陥が検出された場合、コイル状材料1の欠陥部
分に塗料を吹き付けてマーキングするものである。
【0016】ドラム4に巻かれたコイル状材料1は、送
込装置7によって搬送ラインを矢印13方向に送られて
矯正装置5を通過することで真直状に矯正された後、入
側ガイドロール8,8、入側ピンチロール9,9、探傷
器3、出側ピンチロール10,10、出側ガイドロール
11,11、を通過して巻取機6に巻取られる。コイル
状材料1が巻取機6に巻取られた後は送込装置7の駆動
ロール14、14を開く。
込装置7によって搬送ラインを矢印13方向に送られて
矯正装置5を通過することで真直状に矯正された後、入
側ガイドロール8,8、入側ピンチロール9,9、探傷
器3、出側ピンチロール10,10、出側ガイドロール
11,11、を通過して巻取機6に巻取られる。コイル
状材料1が巻取機6に巻取られた後は送込装置7の駆動
ロール14、14を開く。
【0017】次に、図5及び図6に示すハンドル24、
25を回してコイル状材料1を各ピンチロール9、9及
び10、10で挟み付け、またクラッチ23を入側プー
リー20に摺動接触させる。この状態で巻取機6を駆動
させてコイル状材料1を巻取機6に巻取ると、巻取りに
伴って入側及び出側のピンチロール9、9及び10、1
0、入側及び出側のプーリー20、及び21が回転す
る。このとき、入側プーリー20の径が出側プーリー2
1のそれよりも大きいために、入側ピンチロール9、9
は出側ピンチロール10、10よりも遅い周速度で回転
することになる。すなわち、入側ピンチロール9、9と
出側ピンチロール10、10の間でコイル状材料1に周
速度差分の張力が付加されることになる。
25を回してコイル状材料1を各ピンチロール9、9及
び10、10で挟み付け、またクラッチ23を入側プー
リー20に摺動接触させる。この状態で巻取機6を駆動
させてコイル状材料1を巻取機6に巻取ると、巻取りに
伴って入側及び出側のピンチロール9、9及び10、1
0、入側及び出側のプーリー20、及び21が回転す
る。このとき、入側プーリー20の径が出側プーリー2
1のそれよりも大きいために、入側ピンチロール9、9
は出側ピンチロール10、10よりも遅い周速度で回転
することになる。すなわち、入側ピンチロール9、9と
出側ピンチロール10、10の間でコイル状材料1に周
速度差分の張力が付加されることになる。
【0018】このとき、入側ピンチロールの回転軸18
に固定して設けられているクラッチ23が入側ピンチロ
ールの回転軸18に回転自在に設けられている入側プー
リー20と摺動接触しているために、入側プーリー20
からクラッチ23にスリップトルクが伝達される。この
スリップトルクの大きさをトルク調整ナット29によっ
て調整することでクラッチ23と入側プーリー20の間
で生じるスリップの大きさを調整することができる。従
って前記張力が過大な場合には、このスリップによって
減少しコイル状材料1には安定して探傷するに必要な程
度の張力に調整されることで、コイル状材料1は真直状
で探傷器3を通過し、探傷器3とコイル状材料1の間隔
が一定に保たれる。このためコイル状材料1の欠陥を高
精度で探傷することができる。
に固定して設けられているクラッチ23が入側ピンチロ
ールの回転軸18に回転自在に設けられている入側プー
リー20と摺動接触しているために、入側プーリー20
からクラッチ23にスリップトルクが伝達される。この
スリップトルクの大きさをトルク調整ナット29によっ
て調整することでクラッチ23と入側プーリー20の間
で生じるスリップの大きさを調整することができる。従
って前記張力が過大な場合には、このスリップによって
減少しコイル状材料1には安定して探傷するに必要な程
度の張力に調整されることで、コイル状材料1は真直状
で探傷器3を通過し、探傷器3とコイル状材料1の間隔
が一定に保たれる。このためコイル状材料1の欠陥を高
精度で探傷することができる。
【0019】また、コイル状材料1の径が長さ方向で変
動していても、クラッチ23と入側プーリー20の間の
スリップによって径変動による張力変動を減少させるこ
とができる。また、入側ガイドロール8、8及び出側ガ
イドロール11、11はコイル状材料1の左右振動を抑
制し、入側ピンチロール9、9及び出側ピンチロール1
0、10はコイル状材料1の上下振動を抑制することが
できる。
動していても、クラッチ23と入側プーリー20の間の
スリップによって径変動による張力変動を減少させるこ
とができる。また、入側ガイドロール8、8及び出側ガ
イドロール11、11はコイル状材料1の左右振動を抑
制し、入側ピンチロール9、9及び出側ピンチロール1
0、10はコイル状材料1の上下振動を抑制することが
できる。
【0020】なお、以上の実施例ではクラッチを入側プ
ーリーの回転軸に設けたが、これに代えてクラッチを出
側プーリーの回転軸に設け、出側プーリーを回転軸に回
転自在に設け入側プーリーを回転軸に固定して設けても
よい。また入側と出側とでプーリーの径を変えたが、こ
れに代えてピンチロールの径を変えてもよい。またプー
リーを下側の回転軸のみに設けたが上下両方の軸に設け
てもよい。また回転輪としてはプーリーに代えてスプロ
ケットでもよく、エンドレス帯体としてはベルトに代え
てチェーンでもよい。また制動機構としては、クラッチ
23の例を示したが、これに代えてドラム式やディスク
式のブレーキ又はトルクキーパー((株)椿本エマソン
の商標)でもよい。
ーリーの回転軸に設けたが、これに代えてクラッチを出
側プーリーの回転軸に設け、出側プーリーを回転軸に回
転自在に設け入側プーリーを回転軸に固定して設けても
よい。また入側と出側とでプーリーの径を変えたが、こ
れに代えてピンチロールの径を変えてもよい。またプー
リーを下側の回転軸のみに設けたが上下両方の軸に設け
てもよい。また回転輪としてはプーリーに代えてスプロ
ケットでもよく、エンドレス帯体としてはベルトに代え
てチェーンでもよい。また制動機構としては、クラッチ
23の例を示したが、これに代えてドラム式やディスク
式のブレーキ又はトルクキーパー((株)椿本エマソン
の商標)でもよい。
【0021】前記実施例に示した装置を用い、探傷器と
して、プローブコイル型回転渦流探傷器を用いて、0.
05mm深さのノッチを基準欠陥とし、周波数3000kH
z 、プローブ数4チャンネル、プローブ回転数9000
rpm のものを用い、探傷速度120m/分で探傷し検出能
を評価した。コイル状材料としては、鋼種SUS30
4、外径7.0mmφの線材に割れ等の各種欠陥を故意に
設けたものを用いた。入側ピンチロールと出側ピンチロ
ールとの距離は1000mm、各ピンチロールの径は12
0mm、入側ピンチロールと出側ピンチロールの周速比を
1:1.2とし、クラッチが入側プーリーから3.5kg
fmのスリップトルクを受けるように調整した。
して、プローブコイル型回転渦流探傷器を用いて、0.
05mm深さのノッチを基準欠陥とし、周波数3000kH
z 、プローブ数4チャンネル、プローブ回転数9000
rpm のものを用い、探傷速度120m/分で探傷し検出能
を評価した。コイル状材料としては、鋼種SUS30
4、外径7.0mmφの線材に割れ等の各種欠陥を故意に
設けたものを用いた。入側ピンチロールと出側ピンチロ
ールとの距離は1000mm、各ピンチロールの径は12
0mm、入側ピンチロールと出側ピンチロールの周速比を
1:1.2とし、クラッチが入側プーリーから3.5kg
fmのスリップトルクを受けるように調整した。
【0022】その結果、深さ0.05mm以下の割れ及び
ヘゲ疵をSN比10dB以上の高精度で検出できた。な
お、探傷後ルーペを用いて線材を全長目視検査した結
果、マーキングされた箇所以外の部分では欠陥は皆無で
あった。
ヘゲ疵をSN比10dB以上の高精度で検出できた。な
お、探傷後ルーペを用いて線材を全長目視検査した結
果、マーキングされた箇所以外の部分では欠陥は皆無で
あった。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、コイル状材料の表面疵
や内部欠陥の検査において、2つの穴ダイスによって線
材に張力を与える従来装置の問題点であった、 探傷を2回以上行う場合は穴ダイスを交換しなければ
ならない。しかも、この場合はコイル状材料の径が小さ
くなる。 線材の表面を保護するための被膜やパウダーが探触子
との間に介在して探傷精度を害する。 コイル状材料に長さ方向での径変動によって線材の送
り速度が変動し探傷むら(未探傷領域)が発生する。 探傷器が水中超音波探傷器の場合は、潤滑効果を損ね
てダイスの焼付きが発生する。 という多くの問題を解決することができ、しかもピンチ
ロールが非駆動でよいため装置が簡単で済むという利点
がある。
や内部欠陥の検査において、2つの穴ダイスによって線
材に張力を与える従来装置の問題点であった、 探傷を2回以上行う場合は穴ダイスを交換しなければ
ならない。しかも、この場合はコイル状材料の径が小さ
くなる。 線材の表面を保護するための被膜やパウダーが探触子
との間に介在して探傷精度を害する。 コイル状材料に長さ方向での径変動によって線材の送
り速度が変動し探傷むら(未探傷領域)が発生する。 探傷器が水中超音波探傷器の場合は、潤滑効果を損ね
てダイスの焼付きが発生する。 という多くの問題を解決することができ、しかもピンチ
ロールが非駆動でよいため装置が簡単で済むという利点
がある。
【図1】本発明の探傷装置全体構成を示す側面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A′部分の平面図である。
【図3】図2のB−B′方向から見た側面図である。
【図4】図2のC−C′線断面図である。
【図5】図2のD−D′線断面図である。
【図6】図2のE−E′線断面図である。
【図7】従来のコイル状材料探傷装置を示す図である。
【図8】図5の一部断面図である。
1 コイル状材料 2a、2b 穴ダイス 3 探傷器 4 ドラム 5 矯正装置 6 巻取機 7 送込装置 8 入側ガイドロール 9 入側ピンチロール 10 出側ピンチロール 11 出側ガイドロール 12 マーキング装置 13 矢印(コイル状材料の搬送方向) 14 駆動ロール 15 下ロール 16 上ロール 17 支持台 18 入側ピンチロールの回転軸 19 出側ピンチロールの回転軸 20 入側プーリー(回転輪) 21 出側プーリー(回転輪) 22 ベルト(エンドレス帯体) 23 クラッチ(制動機構) 24、25 ハンドル 26 ハブ 27 ベアリング 28 ブレーキライニング 29 トルク調整ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 規介 山口県光市大字島田3434番地 新日本製鐵 株式会社光製鐵所内 (72)発明者 山本 繁夫 大阪府八尾市萱振町7丁目73番2号 日本 フェルスター株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 コイル状材料を真直状にして搬送装置を
通過させながら、該搬送装置内に設けられた探傷器によ
って検査する装置において、前記探傷器の入側及び出側
には一対のピンチロールが回転軸に固定して設けられて
おり、該各回転軸にはそれぞれ回転輪が設けられて各回
転輪のうちの一方は固定され他方は回転自在であり、前
記入側のピンチロールに設けられた回転輪は出側のピン
チロールに設けられた回転輪よりも大径であり、前記各
回転輪間にはエンドレス帯体が渡して設けられており、
前記回転軸のうち回転自在な回転輪が設けられた回転軸
には該回転輪と摺動接触する制動機構が固定して設けら
れていることを特徴とするコイル状材料検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085097A JPH07294495A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | コイル状材料検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085097A JPH07294495A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | コイル状材料検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294495A true JPH07294495A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13849112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6085097A Withdrawn JPH07294495A (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | コイル状材料検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07294495A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000176543A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-27 | Kawasaki Steel Corp | 鋼板の検査方法、製造方法、及び熱延鋼板の処理設備、並びに冷延鋼板の製造設備 |
| CN102788841A (zh) * | 2012-08-17 | 2012-11-21 | 淮安市雅华电子检测设备厂 | 轧辊涡流探伤仪校验多用模拟辊及其制作方法 |
| JP2014052319A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 欠陥検出システム及び欠陥検出方法 |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP6085097A patent/JPH07294495A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000176543A (ja) * | 1998-12-09 | 2000-06-27 | Kawasaki Steel Corp | 鋼板の検査方法、製造方法、及び熱延鋼板の処理設備、並びに冷延鋼板の製造設備 |
| CN102788841A (zh) * | 2012-08-17 | 2012-11-21 | 淮安市雅华电子检测设备厂 | 轧辊涡流探伤仪校验多用模拟辊及其制作方法 |
| JP2014052319A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 欠陥検出システム及び欠陥検出方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |