JPH07297464A - 差動型磁気抵抗効果素子 - Google Patents
差動型磁気抵抗効果素子Info
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- JPH07297464A JPH07297464A JP6091943A JP9194394A JPH07297464A JP H07297464 A JPH07297464 A JP H07297464A JP 6091943 A JP6091943 A JP 6091943A JP 9194394 A JP9194394 A JP 9194394A JP H07297464 A JPH07297464 A JP H07297464A
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Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Hall/Mr Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】出力が大きくしかも安定した磁気特性を持つ差
動型磁気抵抗効果素子を提供する。 【構成】ハ−ド膜によりバイアス磁界を印加する構造の
磁気抵抗効果素子パタ−ンを持つ差動型磁気抵抗効果素
子において、単一のハ−ド膜およびバイアス磁界誘導膜
により、磁気抵抗効果膜に互いに方向が逆で同一の大き
さのバイアス磁界を印加することを特徴とする。上記構
成とすることによりハ−ド膜の着磁方向のバラツキや外
部温度の変動による磁気抵抗効果素子の特性バラツキを
なくすことができる。
動型磁気抵抗効果素子を提供する。 【構成】ハ−ド膜によりバイアス磁界を印加する構造の
磁気抵抗効果素子パタ−ンを持つ差動型磁気抵抗効果素
子において、単一のハ−ド膜およびバイアス磁界誘導膜
により、磁気抵抗効果膜に互いに方向が逆で同一の大き
さのバイアス磁界を印加することを特徴とする。上記構
成とすることによりハ−ド膜の着磁方向のバラツキや外
部温度の変動による磁気抵抗効果素子の特性バラツキを
なくすことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】バイアス磁界を印加する差動型磁
気抵抗効果素子に関する。
気抵抗効果素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から磁気抵抗効果素子は低磁場を高
感度で検出する手段として広く用いられている。この磁
気抵抗効果素子は、出力電圧を増幅するとともにその出
力電圧の温度依存性を改善するために信号磁界に対して
互いに逆相の抵抗変化をさせ差動増幅した出力が得られ
る二素子三端子型構造を採用する事が公知である。そし
てこのような磁気抵抗効果素子は永久磁石によりバイア
ス磁界が印加されることがある。
感度で検出する手段として広く用いられている。この磁
気抵抗効果素子は、出力電圧を増幅するとともにその出
力電圧の温度依存性を改善するために信号磁界に対して
互いに逆相の抵抗変化をさせ差動増幅した出力が得られ
る二素子三端子型構造を採用する事が公知である。そし
てこのような磁気抵抗効果素子は永久磁石によりバイア
ス磁界が印加されることがある。
【0003】例えば特開昭61−92414号公報に記
載の磁気抵抗効果素子は図7に示すように磁気抵抗効果
膜1a、1bに隣接し互いにその着磁方向が逆方向であ
るバイアス磁界を印加するための磁石11、11、磁気
抵抗効果膜の抵抗変化を取り出すための接続電極3、3
と引出電極4とが絶縁基板5の上に形成された、磁気抵
抗効果素子パタ−ン6からなる。
載の磁気抵抗効果素子は図7に示すように磁気抵抗効果
膜1a、1bに隣接し互いにその着磁方向が逆方向であ
るバイアス磁界を印加するための磁石11、11、磁気
抵抗効果膜の抵抗変化を取り出すための接続電極3、3
と引出電極4とが絶縁基板5の上に形成された、磁気抵
抗効果素子パタ−ン6からなる。
【0004】上記のように構成される磁気抵抗効果素子
にあっては、第一の磁気抵抗効果膜1aおよび第二の磁
気抵抗効果膜1bに対して、それぞれ逆の状態の磁界が
印加されるため、この様な第一および第二の磁気抵抗効
果膜に対して、共通の信号磁界が作用すると、その各磁
気抵抗効果膜において、逆の位相状態で抵抗値が変化す
る。したがって上記第一および第二の磁気抵抗効果膜の
接続点にあっては、上記磁気抵抗効果膜それぞれの抵抗
変化が加算された状態で検出されるようになり、十分に
大きな出力信号が検出される。同時に、温度変化が存在
するような場合であっても、この温度変化に伴う出力変
動は相殺されるので、温度変化に対して安定した信号検
出特性が設定される。
にあっては、第一の磁気抵抗効果膜1aおよび第二の磁
気抵抗効果膜1bに対して、それぞれ逆の状態の磁界が
印加されるため、この様な第一および第二の磁気抵抗効
果膜に対して、共通の信号磁界が作用すると、その各磁
気抵抗効果膜において、逆の位相状態で抵抗値が変化す
る。したがって上記第一および第二の磁気抵抗効果膜の
接続点にあっては、上記磁気抵抗効果膜それぞれの抵抗
変化が加算された状態で検出されるようになり、十分に
大きな出力信号が検出される。同時に、温度変化が存在
するような場合であっても、この温度変化に伴う出力変
動は相殺されるので、温度変化に対して安定した信号検
出特性が設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
造の磁気抵抗効果素子では各々の磁気抵抗効果膜に対し
てそれぞれ独立した磁石でバイアス磁界を印加している
ため、磁石の形状や着磁方向にばらつきが生じると、そ
のバイアス点が変動する。このバイアス点の変動が磁気
抵抗効果素子間の特性ばらつきの原因となっていた。
造の磁気抵抗効果素子では各々の磁気抵抗効果膜に対し
てそれぞれ独立した磁石でバイアス磁界を印加している
ため、磁石の形状や着磁方向にばらつきが生じると、そ
のバイアス点が変動する。このバイアス点の変動が磁気
抵抗効果素子間の特性ばらつきの原因となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る差動型磁気抵抗効果素子は、絶縁基板に構成された一
対の磁気抵抗効果膜と、前記一対の磁気抵抗効果膜にバ
イアス磁界を印加するためのハ−ド膜と、前記一対の磁
気抵抗効果膜およびハ−ド膜に磁気的連続性を持って配
置されたバイアス磁界誘導膜と、前記一対の磁気抵抗効
果膜の一端同士を接続する引出部と、前記一対の磁気抵
抗効果膜の他端に接続する接続電極とをそなえたことを
特徴とする。
る差動型磁気抵抗効果素子は、絶縁基板に構成された一
対の磁気抵抗効果膜と、前記一対の磁気抵抗効果膜にバ
イアス磁界を印加するためのハ−ド膜と、前記一対の磁
気抵抗効果膜およびハ−ド膜に磁気的連続性を持って配
置されたバイアス磁界誘導膜と、前記一対の磁気抵抗効
果膜の一端同士を接続する引出部と、前記一対の磁気抵
抗効果膜の他端に接続する接続電極とをそなえたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】単一のハ−ド膜から漏洩する磁界を、ハ−ド膜
に磁気的に結合している高透磁率磁性膜を用いて、一対
の磁気抵抗効果膜に互いに方向が逆のバイアス磁界を印
加するような構造とした。
に磁気的に結合している高透磁率磁性膜を用いて、一対
の磁気抵抗効果膜に互いに方向が逆のバイアス磁界を印
加するような構造とした。
【0008】
(実施例1)本発明にかかる一実施例差動型磁気抵抗効
果素子10の構造を図1、2、3を用いて説明する。な
お従来例と同じ部分については同一の符号を付ける。図
1は差動型磁気抵抗効果素子の外観斜視図、図2は差動
型磁気抵抗効果素子を構成する磁気抵抗効果素子パタ−
ン9の平面図で磁気抵抗効果膜1a、1b、ハ−ド膜
2、接続電極3、3、引出電極4、バイアス磁界誘導膜
6a、6b、6c、引出部7とが絶縁基板5に形成され
た構造となっている。磁気抵抗効果膜1a、1bは引出
部7の一端を介して接続されており、引出部7の他端は
ハ−ド膜2に接続されている。ハ−ド膜2の反対側には
引出電極4が接続されている。図3に示すようにハ−ド
膜2は矢印方向に着磁されている。ハ−ド膜2から漏洩
する磁力線はバイアス磁界誘導膜6aにより磁気抵抗効
果膜1aに効率良く誘導される。バイアス磁界誘導膜6
bはその中央部分に狭幅部が設けられた構造を有してお
り、磁気抵抗効果膜1a、1bを挟んでハ−ド膜2と反
対側に位置している。前記バイアス磁界誘導膜6bはバ
イアス磁界の方向を変え、磁気抵抗効果膜1bに逆方向
にバイアス磁界を印加するように働く。さらに磁気抵抗
効果膜1bに印加されたバイアス磁界は磁気誘導膜6c
を介してハ−ド膜2にもどる。以上のような磁気回路が
形成されているため、一対の磁気抵抗効果膜1a、1b
には互いに方向が逆で大きさが等しいバイアス磁界がそ
の伸張方向に対して垂直に印加されている。
果素子10の構造を図1、2、3を用いて説明する。な
お従来例と同じ部分については同一の符号を付ける。図
1は差動型磁気抵抗効果素子の外観斜視図、図2は差動
型磁気抵抗効果素子を構成する磁気抵抗効果素子パタ−
ン9の平面図で磁気抵抗効果膜1a、1b、ハ−ド膜
2、接続電極3、3、引出電極4、バイアス磁界誘導膜
6a、6b、6c、引出部7とが絶縁基板5に形成され
た構造となっている。磁気抵抗効果膜1a、1bは引出
部7の一端を介して接続されており、引出部7の他端は
ハ−ド膜2に接続されている。ハ−ド膜2の反対側には
引出電極4が接続されている。図3に示すようにハ−ド
膜2は矢印方向に着磁されている。ハ−ド膜2から漏洩
する磁力線はバイアス磁界誘導膜6aにより磁気抵抗効
果膜1aに効率良く誘導される。バイアス磁界誘導膜6
bはその中央部分に狭幅部が設けられた構造を有してお
り、磁気抵抗効果膜1a、1bを挟んでハ−ド膜2と反
対側に位置している。前記バイアス磁界誘導膜6bはバ
イアス磁界の方向を変え、磁気抵抗効果膜1bに逆方向
にバイアス磁界を印加するように働く。さらに磁気抵抗
効果膜1bに印加されたバイアス磁界は磁気誘導膜6c
を介してハ−ド膜2にもどる。以上のような磁気回路が
形成されているため、一対の磁気抵抗効果膜1a、1b
には互いに方向が逆で大きさが等しいバイアス磁界がそ
の伸張方向に対して垂直に印加されている。
【0009】本発明の差動型磁気抵抗効果素子10はつ
ぎのような製法により作られる。
ぎのような製法により作られる。
【0010】まずガラスなどの絶縁基板5に真空蒸着法
により膜厚30nmのNi−Fe合金薄膜が成膜され、フ
ォトリソグラフィ−により磁気抵抗効果膜1a、1bと
バイアス磁界誘導膜6a、6b、6cとにパタ−ン形成
される。続いて、磁気抵抗効果膜1a、1bとバイアス
磁界誘導膜6a、6b、6cの上にリフトオフ法により
接着層として働くTi層が形成され、続いてハ−ド材料
であるCo−Ni層が形成される事により二層構造をも
つハ−ド膜2が形成される。さらにAuとTiからなる
二層構造を持つ接続電極3、3、引出電極4および引出
部7がリフトオフ法により形成される。次に前記磁気抵
抗効果素子パタ−ン9を保護するためにSi−Nからな
る保護膜8が接続電極3、3と引出電極4の一部を残し
てほぼ全面に形成される。そしてハ−ド膜2が磁気抵抗
効果膜1a、1bの伸張方向に磁化される。この磁化に
より磁気抵抗効果膜1a、1bに垂直で互いにその方向
が逆のバイアス磁界が印加される。
により膜厚30nmのNi−Fe合金薄膜が成膜され、フ
ォトリソグラフィ−により磁気抵抗効果膜1a、1bと
バイアス磁界誘導膜6a、6b、6cとにパタ−ン形成
される。続いて、磁気抵抗効果膜1a、1bとバイアス
磁界誘導膜6a、6b、6cの上にリフトオフ法により
接着層として働くTi層が形成され、続いてハ−ド材料
であるCo−Ni層が形成される事により二層構造をも
つハ−ド膜2が形成される。さらにAuとTiからなる
二層構造を持つ接続電極3、3、引出電極4および引出
部7がリフトオフ法により形成される。次に前記磁気抵
抗効果素子パタ−ン9を保護するためにSi−Nからな
る保護膜8が接続電極3、3と引出電極4の一部を残し
てほぼ全面に形成される。そしてハ−ド膜2が磁気抵抗
効果膜1a、1bの伸張方向に磁化される。この磁化に
より磁気抵抗効果膜1a、1bに垂直で互いにその方向
が逆のバイアス磁界が印加される。
【0011】前記差動型磁気抵抗効果素子10の動作特
性を図4、5を用いて説明する。図4は差動型磁気抵抗
効果素子10の特性変化を示す図で、磁気抵抗効果膜1
a、1bは互いに逆方向のバイアス磁界により動作点を
ずらせているので、左右対称の形状を示す。そしてこの
ような差動型磁気抵抗効果素子10は図5に示すように
入力電圧に対して大きな出力電圧を示す。
性を図4、5を用いて説明する。図4は差動型磁気抵抗
効果素子10の特性変化を示す図で、磁気抵抗効果膜1
a、1bは互いに逆方向のバイアス磁界により動作点を
ずらせているので、左右対称の形状を示す。そしてこの
ような差動型磁気抵抗効果素子10は図5に示すように
入力電圧に対して大きな出力電圧を示す。
【0012】(実施例2)次に本発明にかかる別の実施
例差動型磁気抵抗効果素子10の構造を図6に基づいて
説明する。図6は差動型磁気抵抗効果素子10を構成す
る磁気抵抗効果素子パタ−ン9の平面図で磁気抵抗効果
膜1a、1b、ハ−ド膜2、接続電極3、3、引出電極
4、バイアス磁界誘導膜6a、6b、6cとが絶縁基板
5に形成された構造となっている。磁気抵抗効果膜1
a、1bは後述する引出電極4により互いに接続されて
おり、両端には抵抗値の変化を取り出すための接続電極
3、3が接続されている。バイアス磁界誘導膜6a、6
b、6cは高透磁率を有する磁性材料で形成されてお
り、ハ−ド膜2から漏洩した磁束を効率良く磁気抵抗効
果膜1a、1bに印加するように磁気的結合状態を保っ
て磁気抵抗効果膜1a、1bに配置されている。バイア
ス磁界誘導膜6bはその中央部に狭幅部を有している。
磁気抵抗効果膜1a、1bは相互にそれぞれの端部が、
引出電極4を介して接続されている。引出電極4はたと
えばAuとTiからなる二層構造を有する非磁性体から
なり、バイアス磁界誘導膜6bとは絶縁層(図示せず)
により電気的に絶縁されている。前記磁気抵抗効果膜1
a、1bの他端部には、たとえばAuとTiで構成され
る二層構造を持つ接続電極3、3がリフトオフ法により
形成される。さらに前記磁気抵抗効果素子パタ−ン9を
保護するためにSi−Nでできた保護膜8が形成され
る。つぎにハ−ド膜2が磁気抵抗効果膜1a、1bの伸
張方向に磁化され、差動型磁気抵抗効果素子が形成され
る。 実施例1の場合と同様にハ−ド膜2から漏洩した
磁界はバイアス磁界誘導膜6aにより磁気抵抗効果膜1
aに印加される。そしてバイアス磁界誘導膜6bにより
バイアス磁界の方向が変えられ、磁気抵抗効果膜1bに
バイアス磁界が印加される。さらにバイアス磁界誘導膜
6cによりハ−ド膜2に戻るように働く。以上のような
磁気回路が形成されているため一対の磁気抵抗効果膜1
a、1bには互いに方向が逆で大きさが等しいバイアス
磁界がその伸張方向に対して垂直に印加されている。
例差動型磁気抵抗効果素子10の構造を図6に基づいて
説明する。図6は差動型磁気抵抗効果素子10を構成す
る磁気抵抗効果素子パタ−ン9の平面図で磁気抵抗効果
膜1a、1b、ハ−ド膜2、接続電極3、3、引出電極
4、バイアス磁界誘導膜6a、6b、6cとが絶縁基板
5に形成された構造となっている。磁気抵抗効果膜1
a、1bは後述する引出電極4により互いに接続されて
おり、両端には抵抗値の変化を取り出すための接続電極
3、3が接続されている。バイアス磁界誘導膜6a、6
b、6cは高透磁率を有する磁性材料で形成されてお
り、ハ−ド膜2から漏洩した磁束を効率良く磁気抵抗効
果膜1a、1bに印加するように磁気的結合状態を保っ
て磁気抵抗効果膜1a、1bに配置されている。バイア
ス磁界誘導膜6bはその中央部に狭幅部を有している。
磁気抵抗効果膜1a、1bは相互にそれぞれの端部が、
引出電極4を介して接続されている。引出電極4はたと
えばAuとTiからなる二層構造を有する非磁性体から
なり、バイアス磁界誘導膜6bとは絶縁層(図示せず)
により電気的に絶縁されている。前記磁気抵抗効果膜1
a、1bの他端部には、たとえばAuとTiで構成され
る二層構造を持つ接続電極3、3がリフトオフ法により
形成される。さらに前記磁気抵抗効果素子パタ−ン9を
保護するためにSi−Nでできた保護膜8が形成され
る。つぎにハ−ド膜2が磁気抵抗効果膜1a、1bの伸
張方向に磁化され、差動型磁気抵抗効果素子が形成され
る。 実施例1の場合と同様にハ−ド膜2から漏洩した
磁界はバイアス磁界誘導膜6aにより磁気抵抗効果膜1
aに印加される。そしてバイアス磁界誘導膜6bにより
バイアス磁界の方向が変えられ、磁気抵抗効果膜1bに
バイアス磁界が印加される。さらにバイアス磁界誘導膜
6cによりハ−ド膜2に戻るように働く。以上のような
磁気回路が形成されているため一対の磁気抵抗効果膜1
a、1bには互いに方向が逆で大きさが等しいバイアス
磁界がその伸張方向に対して垂直に印加されている。
【0013】本実施例においても実施例1の場合と同様
に、出力が大きくしかも外部の温度などの変化に影響を
受けにくい特性を持つ差動型磁気抵抗効果素子10が得
られる。
に、出力が大きくしかも外部の温度などの変化に影響を
受けにくい特性を持つ差動型磁気抵抗効果素子10が得
られる。
【0014】
【発明の効果】本発明の差動型磁気抵抗効果素子は、引
出部の一端を介して接続される一対の磁気抵抗効果膜
に、閉磁路を形成するように構成されたハ−ド膜とバイ
アス磁界誘導膜により、互いにその値が等しく方向が逆
のバイアス磁界が印加されることを特徴とする。したが
って外部磁界の変化に対して磁気抵抗効果膜がそれぞれ
逆相の抵抗変化を示すため接続電極間に現れる電圧変化
は二倍になりその感度が向上する。それと同時に同一材
質、同一構造の二素子から形成された構造であるため、
温度などの外部環境の変化に対してその磁気抵抗特性が
互いに変動を相殺するように働く。さらに一対の磁気抵
抗効果膜に単一のハ−ド膜から漏洩するバイアス磁界を
印加するようにしたのでハ−ド膜の着磁方向のバラツキ
による磁気抵抗効果素子の特性バラツキがなくせる。
出部の一端を介して接続される一対の磁気抵抗効果膜
に、閉磁路を形成するように構成されたハ−ド膜とバイ
アス磁界誘導膜により、互いにその値が等しく方向が逆
のバイアス磁界が印加されることを特徴とする。したが
って外部磁界の変化に対して磁気抵抗効果膜がそれぞれ
逆相の抵抗変化を示すため接続電極間に現れる電圧変化
は二倍になりその感度が向上する。それと同時に同一材
質、同一構造の二素子から形成された構造であるため、
温度などの外部環境の変化に対してその磁気抵抗特性が
互いに変動を相殺するように働く。さらに一対の磁気抵
抗効果膜に単一のハ−ド膜から漏洩するバイアス磁界を
印加するようにしたのでハ−ド膜の着磁方向のバラツキ
による磁気抵抗効果素子の特性バラツキがなくせる。
【図1】本発明にかかる一実施例差動型磁気抵抗効果素
子の外観斜視図である。
子の外観斜視図である。
【図2】本発明にかかる一実施例差動型磁気抵抗効果素
子を構成する磁気抵抗効果素子パタ−ンの平面図であ
る。
子を構成する磁気抵抗効果素子パタ−ンの平面図であ
る。
【図3】本発明にかかる一実施例差動型磁気抵抗効果素
子の磁気抵抗効果膜に印加されるバイアス磁界を示す図
である。
子の磁気抵抗効果膜に印加されるバイアス磁界を示す図
である。
【図4】本発明にかかる一実施例差動型磁気抵抗効果素
子の特性を示す図である。
子の特性を示す図である。
【図5】本発明にかかる一実施例差動型磁気抵抗効果素
子の出力電圧を示す図である。
子の出力電圧を示す図である。
【図6】本発明にかかる別の実施例差動型磁気抵抗効果
素子を構成するパタ−ンの平面図である。
素子を構成するパタ−ンの平面図である。
【図7】従来の差動型磁気抵抗効果素子のパタ−ンを示
す図である。
す図である。
1a、1b 磁気抵抗効果膜 2 ハ−ド膜 3 接続電極 4 引出電極 5 絶縁基板 6a、6b、6c バイアス磁界誘導膜 7 引出部 8 保護膜 9 磁気抵抗効果素子パタ−ン 10 磁気抵抗効果素子 11 磁石
Claims (1)
- 【請求項1】絶縁基板に構成された一対の磁気抵抗効果
膜と、前記一対の磁気抵抗効果膜にバイアス磁界を印加
するためのハ−ド膜と、前記一対の磁気抵抗効果膜およ
びハ−ド膜に磁気的連続性を持って配置されたバイアス
磁界誘導膜と、前記一対の磁気抵抗効果膜の一端同士を
接続する引出部と、前記一対の磁気抵抗効果膜の他端に
接続する接続電極とをそなえたことを特徴とする差動型
磁気抵抗効果素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6091943A JPH07297464A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 差動型磁気抵抗効果素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6091943A JPH07297464A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 差動型磁気抵抗効果素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07297464A true JPH07297464A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=14040681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6091943A Pending JPH07297464A (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 差動型磁気抵抗効果素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07297464A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7157905B1 (en) | 2004-02-27 | 2007-01-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Long magnetic sensor |
| WO2011074488A1 (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-23 | アルプス電気株式会社 | 磁気センサ |
| JP2012122792A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Alps Electric Co Ltd | 磁気センサ |
| WO2012172946A1 (ja) * | 2011-06-13 | 2012-12-20 | アルプス・グリーンデバイス株式会社 | 電流センサ |
| JP2013238434A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Osaka City Univ | 力率計測装置 |
| CN109328307A (zh) * | 2016-07-06 | 2019-02-12 | 株式会社村田制作所 | 磁传感器以及具备该磁传感器的电流传感器 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6091943A patent/JPH07297464A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7157905B1 (en) | 2004-02-27 | 2007-01-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Long magnetic sensor |
| WO2011074488A1 (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-23 | アルプス電気株式会社 | 磁気センサ |
| JP2012122792A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Alps Electric Co Ltd | 磁気センサ |
| WO2012172946A1 (ja) * | 2011-06-13 | 2012-12-20 | アルプス・グリーンデバイス株式会社 | 電流センサ |
| JP2013238434A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Osaka City Univ | 力率計測装置 |
| CN109328307A (zh) * | 2016-07-06 | 2019-02-12 | 株式会社村田制作所 | 磁传感器以及具备该磁传感器的电流传感器 |
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