JPH0729989B2 - ピレトリン酸と関連した新規なシクロプロパンカルボン酸エステル、その製造法及び害虫駆除への使用 - Google Patents

ピレトリン酸と関連した新規なシクロプロパンカルボン酸エステル、その製造法及び害虫駆除への使用

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JPH0729989B2
JPH0729989B2 JP63022155A JP2215588A JPH0729989B2 JP H0729989 B2 JPH0729989 B2 JP H0729989B2 JP 63022155 A JP63022155 A JP 63022155A JP 2215588 A JP2215588 A JP 2215588A JP H0729989 B2 JPH0729989 B2 JP H0729989B2
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ジャック・ドマセ
ジャンピエール・ドムート
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ルセル‐ユクラフ
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ピレトリン酸と関連した新規なシクロプロパ
ンカルボン酸エステル、その製造法及び害虫駆除への使
用に関する。
〔発明の具体的説明〕
本発明の主題は、次式I 〔ここで、Xは水素又はふっ素原子を表わし、 Rは、1個以上のふっ素原子により置換されていてもよ
い4個までの炭素原子を含有する直鎖状又は分岐鎖状の
アルキル基を表わし、 Zは水素原子又はCH3、C≡N若しくはC≡CH基を表わ
し、 Yは水素原子、ヒドロキシル基、4個までの炭素原子を
含有する直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル、アルケニ
ル若しくはアルキニル基、ニトリル基、−(CH2)m−
O−アルキル基(ここで、mは1、2、3又は4の数を
表わし、アルキルは4個までの炭素原子を含有する)、
−O−アルキル基(ここで、アルキルは4個までの炭素
原子を含有し、1個以上のふっ素若しくは臭素原子又は
これら両原子により置換されていてもよい)、−S−ア
ルキル若しくは−N−(アルキル)基(ここで、アル
キルは4個までの炭素原子を含有する)、フェニル基又
はベンジル基を表わす〕 の、全ての可能な立体異性体の形態及びこれらの立体異
性体の混合物の形態にある化合物よりなる。
Rが直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基を表すとき
は、それは好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル
又はt−ブチル基である。
Rが1個以上のふっ素原子で置換されたアルキル基を表
すときは、Rの好ましい基として下記の基を挙げること
ができる。
−CH2−CF3、−CH2−CH2−CF3、−CH2−CHF2、−CHF2
−CHF2、−CH2−CH2F、−C−(CF3Yの定義において、これらがアルキル基であるときは、
それらは好ましくはメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル又はt−ブチル基である。
Yがアルケニル又はアルキニル基を表すときは、これら
は、例えばエテニル、プロペニル又はプロパジエニルの
ようなエチレン性の基、或いは例えばエチニル又はプロ
ピニル基を表す。
Yが−(CH2)m−O−アルキル基を表すときは、そっ
れは例えば−CH2−O−CH3、−CH2−CH2−O−CH3、−C
H2−CH2−O−CH2−CH3が挙げられる。
Yが−N−(アルキル)基を表わすときは、アルキル
は互いに異なっていてもよい。
Yが1個以上のふっ素若しくは臭素原子又はこれら両原
子により置換されたアルキル基を表わすときは、これは
例えば−CHF2又は−CBrF2が挙げられる。
Xがふつ素原子を表わす化合物の中でも、二重結合の配
置がEであるものは特に本発明の主題をなすものであ
る。
Xが水素原子を表わす式Iの化合物のうちでは、他にも
あるが、二重結合の配置がZであるものは本発明の主題
をなすものである。
本発明の好ましい化合物のうちでも、特に、Rが4個ま
での炭素原子を含有する直鎖状若しくは分岐鎖状の飽和
アルキル基を表わす式(I)の化合物並びにZが水素原
子を表わす化合物及びYがCH3又は(CH2)mOCH3基(m
は0又は1を表わす)又はCH2CH=CH2を表わす式(I)
の化合物があげられる。
これらの化合物のうちでも、特に実施例に記載のもの、
特に下記の化合物名を有する化合物があげられる。
1R〔1α,3α(Z)−2,2−ジメチル−3−(3−メト
キシ−3−オキソ−1−プロペニル)シクロプロパンカ
ルボン酸(4−メトキシ−2,3,5,6−テトラフルオロフ
エニル)メチル、 1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2−フ
ルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)
シクロプロパンカルボン酸(4−メチル−2,3,5,6−テ
トラフルオロフエニル)メチル、 1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3−
(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オキソ−2−フルオ
ル−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸(4−
メチル−2,3,5,6−テトラフルオルフエニル)メチル、 1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(3−エ
トキシ−2−フルオル−3−オキソ−1−プロペニル)
シクロプロパンカルボン酸〔4−(2−プロペニル)−
2,3,5,6−テトラフルオルフエニル〕メチル、 1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔2−フ
ルオル、(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オキソ−1
−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸(4−メトキ
シ−2,3,5,6−テトラフルオルフエニル)メチル、 1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2−フ
ルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)
シクロプロパンカルボン酸(4−メトキシ−2,3,5,6−
テトラフルオルフエニル)メチル、 1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2−フ
ルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)
シクロプロパンカルボン酸〔(4−メトキシメチル−2,
3,5,6−テトラフルオル)フエニルメチル、 1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3−
(1,1−ジメチルエトキシ−2−フルオル−3−オキソ
−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸〔(4−
メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニ
ル〕メチル、 1R〔1R,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔2−フル
オル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)シ
クロプロパンカルボン酸〔(4−メトキシメチル−2,3,
5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル。
式(I)の化合物は、これらを害虫の駆除に使用するの
を可能ならしめる有益な性質を示す。例えば、これは、
植物の害虫、屋内の害虫及び温血動物の寄生虫の駆除が
あげられる。したがつて、本発明の化合物は、植物及び
動物の寄生虫である昆虫、線虫及びだに類の駆除に用い
ることができる。
したがつて、本発明の主題は、上で定義した式(I)の
化合物を植物の害虫、屋内の害虫及び温血動物の寄生虫
の駆除に使用することにある。
したがつて、式(I)の化合物は、特に、農業の分野に
おける害虫、例えばアフイド、鱗翅目及び鞘翅目の幼虫
の駆除、土壌害虫の駆除に用いることができる。それら
は、1ヘクタール当り活性物質10g〜300gの間の薬量で
用いられる。
また、式(I)の化合物は、屋内の害虫、特にはえ、蚊
及びごきぶりを駆除するのに用いることができる。
式(I)の化合物は、より光安定性であつて、哺乳動物
に対して毒性でない。
しかして、広範なこれらの性質によつて、式(I)の化
合物から現代農芸化学工業の要求を完全に満たす製品が
製造される。また、それらは作物を保護すると同時に環
境を保存する。
また、式(I)の化合物は、植物の寄生害虫であるだに
類及び線虫類を駆除するのに用いることができる。
また、式(I)の化合物は、動物の寄生虫であるだに類
の駆除、例えばマダニ(tick)、特にブーフイルス(Bo
ophilus)種のダニ、ヒアロムニア(Hyalomnia)種のダ
ニ、アンブリオムニア(Amblyomnia)種のダニ、リピセ
フアルス(Phipicephalus)のダニの駆除、或るいは全
ての種類の疥癬虫、特にサルコプチツク・スカビー(sa
rcoptic scab)、プロソプチツク・スカビー(psoropti
c scab)及びコリオプチツク・スカビー(chorioptic s
cab)の駆除に用いることができる。
したがつて、本発明の主題は、上で定義した式(I)を
有する化合物の少なくとも1種を含有することを特徴と
する、温血動物の寄生虫、屋内の害虫及び植物の害虫を
駆除するための組成物にある。
特に、本発明の主題は、上で定義した化合物の少なくと
も1種を活性成分として含有する殺虫剤組成物にある。
これらの組成物は、農芸化学工業、獣医学工業又は動物
肥育用製品工業の通常の方法によつて製造される。
農業用及び家屋用の組成物においては、活性物質に対し
て1種又はそれ以上のその他のペスチサイドを添加する
ことができる。これらの組成物は、粉剤、顆粒剤、懸濁
液、乳剤、溶液、エーロゾル用溶液、燃焼性ストリツ
プ、毒餌又はこの種の化合物の用途に通常使用されるそ
の他の調合物の形で提供できる。
これらの組成物は、活性成分の他に、一般に、中でも、
混合物を構成する成分の均一な分散を可能ならしめるビ
ヒクル及び(又は)非イオン性表面活性剤を含有する。
用いられるビヒクルは、水、アルコール、炭化水素又は
その他の有機溶媒、鉱物、動物又は植物油のような液
体、タルク、クレー、けい酸塩又はけいそう土のような
粉末、或るいは燃焼性固形物であつてよい。
本発明に従う殺虫剤組成物は、好ましくは0.005〜10重
量%の活性物質を含有する。
家屋用に対しては、有益な態様では本発明の組成物は燻
煙性組成物の形で用いられる。
しかして、本発明による組成物は、非活性部分について
は燃焼性の殺虫剤コイル或るいは不燃性の繊維質基材に
よりなつていてよい。後者の場合には、活性物質を配合
した後に得られる燻煙剤は、電気蚊取器のような加熱装
置に入れられる。
殺虫剤コイルが用いられる場合には、不活性担体は、例
えば、除虫菊絞粕、タブ粉末(Machilus thumbergilの
葉の粉末)、除虫菊の幹の粉末、ヒマラヤスギの針葉粉
末、木粉(マツのおがくず)、でん粉及びやしの殻の粉
末よりなつていてよい。
その場合に、活性物質の薬量は、例えば0.03〜1重量%
である。
不燃性繊維物質担体が用いられる場合には、活性物質の
薬量は、例えば、0.03〜95重量%であつてよい。
また、家屋用の本発明の組成物は、活性成分を主体とし
た噴霧用油状物を作り、この油状物をランプの芯に含浸
させることにより得ることができ、これは次いで燃焼せ
しめられる。
この油状物に配合される活性成分の濃度は、好ましくは
0.03〜95重量%である。
殺だに剤及び殺線虫剤組成物と同じように、本発明によ
る殺虫剤組成物には、必要ならば、1種又はそれ以上の
他のペスチサイドを添加することができる。殺だに剤及
び殺線虫剤は、特に、粉剤、顆粒剤、懸濁液、乳剤又は
溶液の形で提供される。
殺だに剤用途に対しては、好ましくは、1〜80%の活性
成分を含有する葉噴霧用水和剤、或るいは1〜500g/
の活性成分を含有する葉噴霧用液剤が用いられる。0.05
〜3%の活性物質を含有する葉散布用粉剤も用いること
ができる。
殺線虫剤用としては、好ましくは300〜500g/の活性成
分を含有する土壌処理用液剤が用いられる。
本発明による殺だに性及び殺線虫性化合物は、1ヘクタ
ール当り1〜100gの活性物質の薬量で用いられる。
本発明の化合物の生物学的活性を増大させるためには、
このような場合に用いられる標準的な相乗剤、例えば1
−(2,5,8−トリオキサドデシル)−2−プロピル−4,5
−メチレンジオキシベンゼン(ピペロニルブトキシ
ド)、又はN−(2−エチルヘプチル)ビシクロ〔2.2.
1〕−5−ヘプテン−2,3−ジカルボキサミド、又はピペ
ロニル−ビス−2−(2′−n−ブトキシエトキシ)エ
チルアセタール(トロビタール)を加えることができ
る。
また、式(I)の化合物は、優れた一般的耐性を示し、
したがつて本発明の主題は、特に人及び動物のマダニ類
(ticks)や疥癬虫(scabs)により引起される障害を防
除するための薬剤としての式(I)の化合物にある。
本発明の薬剤は、特に、シラミを駆除するために予防剤
又は治療剤として、また疥癬虫を駆除するために人の医
薬に用いられる。
本発明の薬剤は、外部経路で、噴霧法、シヤンプー法、
蒸発法で、俗法で又は塗布法で適用することができる。
また、本発明の獣医学用の薬剤は、「プワーオン」法と
称される方法によつて背中に塗布することによつて投与
することができる。
また、本発明の化合物は、バイオサイド又は成長抑制剤
として用い得ることを示すことができる。また、本発明
によれば、活性物質として一方で一般式(I)の化合物
の少なくとも1種を、そして他方で、菊酸とアレスロロ
ン、3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミドメチルアルコ
ール、5−ベンジル−3−フリルメチルアルコール、3
−フエノキシベンジルアルコール及びα−シアノ−3−
フエノキシベンジルアルコールとの各エステル;2,2−ジ
メチル−3−(2−オキソ−3−テトラヒドロチオフエ
ニリデンメチル)シクロプロパン−1−カルボン酸と5
−ベンジル−3−フリルメチルアルコールとのエステ
ル;2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロルビニルシクロ
プロパン−1−カルボン酸と3−フエノキシベンジルア
ルコール及びα−シアノ−3−フエノキシベンジルアル
コールとの各エステル:2,2−ジメチル−3−(2,2−ジ
ブロムビニル)シクロプロパン−1−カルボン酸のα−
シアノ−3−フエノキシベンジルアルコールとのエステ
ル;2−p−クロルフエニル−2−イソプロピル酢酸と3
−フエノキシベンジルアルコールとのエステル;2,2−ジ
メチル−3−(1,2,2,2−テトラハロエチル)シクロプ
ロパン−1−カルボン酸(ここでハロはふつ素、塩素又
は臭素原子を表わす)とアレスロロン、3,4,5,6−テト
ラヒドロフタルイミドメチルアルコール、5−ベンジル
−3−フリルメチルアルコール、3−フエノキシベンジ
ルアルコール及びα−シアノ−3−フエノキシベンジル
アルコールとの各エステルよりなる群から選ばれるピレ
スノイド系エステルの少なくとも1種を含有する(ここ
で、式(I)の化合物並びに上記のピレスリノイド系エ
ステルの酸及びアルコール結合部分はそれらの全ての可
能な立体異性形態にあるものとする)ことを特徴とする
殺虫、殺だに又は殺線虫活性を付与された組成物が提供
される。
本発明に従うこの組成物は、特に、その作用の多様性に
よつて、さらに広範囲の寄生虫の駆除を可能ならしめ或
るいはある場合には相乗効果を示めすという利点を与え
る。
また、本発明の主題は、前記の式(I)の化合物を製造
する方法であつて、次式(II) (ここでR及びXは前記と同じ意味を有する) の酸又はこの酸の官能性誘導体に次式(III) (ここでY及びZは前記と同じ意味を有する) のアルコール又はこのアルコールの官能性誘導体を作用
させて対応する式(I)の化合物を得ることを特徴とす
る式Iの化合物の製造法にある。
式(II)の化合物は、ヨーロツパ特許第0,038,271号同
0,041,021号、同0,048,186号及び同0,050,534号に記載
された既知物質である。
Zが水素原子を表わす式(III)の化合物は一般に知ら
れており、例えばヨーロツパ特許出願0,031,199号、米
国特許第4,370,346号及び同4,405,640号、英国特許第2,
171,994号又は1986年英国作物病害虫防除に関する会議
録p.199に記載の方法によつて製造することができる。
Zが水素原子を表わさない式(III)の化合物は新規な
化合物である。それらは、下記の反応式に従つて製造す
ることができる。
Zがメチル基を表わす式(III)の化合物を製造しよう
と望むときは、式(VI)の化合物をハロゲン化マグネシ
ウムメチル、例えばよう化マグネシウムメチルと反応さ
せる。
ZがC≡N基を表わす式(III)の化合物を製造しよう
と望むときは、式(III)の化合物をシアン化アルカリ
金属、例えばシアン化ナトリウム又はカリウムと反応さ
せる。
式(III)の他の化合物のいくつかは新規な化合物であ
つて、それ自体本発明の主題をなすものである。そのよ
うな製造例は後記する。
また、本発明の前記の式(I)の化合物は、次式(IV) (ここでX、Y及びZは前記と同じ意味を有する) の酸に次式(V) ROH (V) (ここでRは前記と同じ意味を有する) のアルコールを作用させることにより製造することがで
きる。
〔実施例〕
下記の実施例は本発明を例示するものであつて、本発明
を何ら制限しない。
例1:1R〔1α(R,S),3α(E)〕−2,2−ジメチル−3
−(2−フルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プ
ロペニル)シクロプロパンカルボン酸1−(4−メチル
−2,3,5,6−テトラフルオルフエニル)エチル 1gの1R〔1α(R,S),3α(E)〕−2,2−ジメチル−3
−(2−フルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プ
ロペニル)シクロプロパンカルボン酸、910mgのα−メ
チル−4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオルベンジル
アルコール、20ccの塩化メチレン及び50mgの4−ジメチ
ルアミノピリジンを含有する溶液に0℃で950mgのジシ
クロヘキシカルボジイミドを導入する。反応混合物を0
℃で5時間かきまぜ、生じた沈殿を過して除去し、溶
媒を減圧下に除去する。2.12gの生成物を得、これをシ
リカでクロマトグラフイーし、ヘキサン−イソプロピル
エーテル(8:2)混合物で溶離する。1.6gの所期化合物
を得た。
〔α〕=+41゜±5゜(c=1%、CHCl3)。
例2〜20 例1に記載のように実施し、下記の式 に従つて、以下に記載の化合物を得た。
例2:1R〔1α(R,S),3α(E)〕−2,2−ジメチル−3
−(2−フルオル−3−(1,1−ジメチルエトキシ)−
3−オキソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン
酸1−(4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオルフエニ
ル)エチル 〔α〕=+50.5゜±1゜(c=1.3%、CHCl3) 例3:1R〔1α(R,S),3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3
−(3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)シク
ロプロパンカルボン酸1−(4−メチル−2,3,5,6−テ
トラフルオルフエニル)エチル 〔α〕=+58゜±1゜(c=1.2%、CHCl3) 例4:1R〔1α(R,S),3α(E)〕−2,2−ジメチル−3
−(2−フルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プ
ロペニル)シクロプロパンカルボン酸シアノ(4−メチ
ル−2,3,5,6−テトラフルオルフエニル)メチル 〔α〕=+31.2゜±1゜(c=1.3%、CHCl3) 例5:1R〔1α(R,S),3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3
−(3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)シク
ロプロパンカルボン酸シアノ(4−メチル−2,3,5,6−
テトラフルオルフエニル)メチル 〔α〕=+39゜±1.5゜(c=0.85%、CHCl3) 例6:1R〔1α(R,S),3α(E)〕−2,2−ジメチル−3
−〔2−フルオル−3−(1,1−ジメチルエトキシ)−
3−オキソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン
酸シアノ(4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオルフエ
ニル)メチル 〔α〕=+19゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例7:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)シクロプロ
パンカルボン酸(4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオ
ルフエニル)メチル 〔α〕=+20゜±1゜(c=0.9%、CHCl3) 例8:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸(4−メチル−2,3,5,6
−テトラフルオルフエニル)メチル 〔α〕=+4゜±1゜(c=0.95%、CHCl3) 例9:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オキソ−2−フル
オル−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸(4
−メチル−2,3,5,6−テトラフルオルフエニル)メチル 〔α〕=+19.2゜(c=1.3%、CHCl3) 例10:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)シクロプロ
パンカルボン酸(4−メトキシ−2,3,5,6−テトラフル
オルフエニル)メチル 〔α〕=+17゜±1゜(c=0.75%、CHCl3) 例11:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔2
−フルオル−3−(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸(4
−メトキシ−2,3,5,6−テトラフルオルフエニル)メチ
ル mp=76℃;〔α〕=+13゜±1.5゜(c=0.8%、CHCl
3) 例12:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸(4−メトキシ−2,3,5,
6−テトラフルオルフエニル)メチル 〔α〕=−1.5゜±1.5゜(c=0.75%、CHCl3) 例13:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オキソ−2−フル
オル−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸2,3,
5,6−テトラフルオルフエニルメチル 〔α〕=−22.5゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例14:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−オキソ−3−メトキシ−1−プロペニル)シクロプロ
パンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオルフエニルメチ
ル mp=50℃;〔α〕=+27゜±1゜(c=0.9%、CHC
l3) 例15:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−オキソ−3−エトキシ−2−フルオル−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸2,3,5,6−テトラフルオ
ルフエニルメチル mp=50℃;〔α〕=−21゜±1.5゜(c=0.7%、CHCl
3) 例16:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−オキソ−3−メトキシ−1−プロペニル)シクロプロ
パンカルボン酸(4−ジメチルアミノ−2,3,5,6−テト
ラフルオルフエニル)メチル 〔α〕=+14゜±1.5゜(c=0.7%、CHCl3) 例17:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸(4
−ジメチルアミノ−2,3,5,6−テトラフルオルフエニ
ル)メチル 〔α〕=+9゜±1.5゜(c=0.4%、CHCl3) 例18:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−オキソ−3−エトキシ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸(4−ジメチルアミノ−
2,3,5,6−テトラフルオルフエニル)メチル 〔α〕=−2.5゜±2゜(c=0.6%、CHCl3) 例19:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オキ
ソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸〔4−
(2−プロペニル)−2,3,5,6−テトラフルオルフエニ
ル〕メチル 〔α〕=+16゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例20:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−オキソ−3−メトキシ−1−プロペニル)シクロプロ
パンカルボン酸〔4−(2−プロペニル)−2,3,5,6−
テトラフルオルフエニル〕メチル 〔α〕=+6.5゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例21:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オキソ−1−プロ
ペニル〕シクロプロパンカルボン酸〔(4−メトキシ−
2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル mp60℃;〔α〕=+27゜±1゜(c=1%、CHC
l3) 例22:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔2
−フルオル−3−〔(2,2,2−トリフルオルメチル)エ
トキシ〕−3−オキソ−1−プロペニル〕シクロプロパ
ンカルボン酸〔(4−メトキシ−2,3,5,6−テトラフル
オル)フエニル〕メチル mp=69℃;〔α〕=−2゜±1゜(c=1%、CHC
l3) 例23:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−
〔〔3−(2,2,2−トリフルオルメチル)−1−(トリ
フルオルメチル)エトキシ〕−3−オキソ−1−プロペ
ニル〕シクロプロパンカルボン酸〔(4−メトキシ−2,
3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル mp=78℃;〔α〕=+5.5゜±1゜(c=1%、CHC
l3) 例24:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔4−メトキシ−2,3,5,
6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+5゜±2゜(c=0.7%、CHCl3) 例25:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔(4−エトキシ−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニ
ル〕メチル 〔α〕=+24.5゜±2゜(c=0.5%、CHCl3) 例26:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル3−(2−
フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−エトキシ−2,3,
5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+17゜±2゜(c=0.4%、CHCl3) 例27:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メチルチオ−2,
3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+1゜±2゜(c=0.5%、CHCl3) 例28:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メチルチオ−2,
3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+4.5゜±2゜(c=0.6%、CHCl3) 例29:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔2
−フルオル−3−(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔(4−メチルチオ−2,3,5,6−テトラフルオル)フエ
ニル〕メチル 〔α〕=+5゜±2゜(c=0.5%、CHCl3) 例30:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−ジフルオルメト
キシ−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+20゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例31:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔(4−ジフルオルメトキシ−2,3,5,6−テトラフルオ
ル)フエニル〕メチル 〔α〕=+22゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例32:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔(4−ブロムジフルオルメトキシ−2,3,5,6−テトラ
フルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+16.5゜±2゜(c=0.5%、CHCl3) 例33:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−ブロムジフルオ
ルメトキシ−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メ
チル 〔α〕=+7゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例34:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メトキシメチル
−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+7.5゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例35:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニル)シクロプロ
パンカルボン酸〔(4−メトキシメチル−2,3,5,6−テ
トラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+23゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例36:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔(4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオル)
フエニル〕メチル 〔α〕=+19.5゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例37:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メトキシメチル
−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+7゜±2゜(c=0.5%、CHCl3) 例38:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−エトキシ−2−フルオル−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔〔4−(2−プロペニ
ル)−2,3,5,6−テトラフルオル〕フエニル〕メチル 〔α〕=+11.5゜±2゜(c=0.5%、トルエン) 例39:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−〔2,2,2−トリフルオル−1−(トリフルオルメチ
ル)エトキシ〕−3−オキソ−1−プロペニル〕シクロ
プロパンカルボン酸〔〔4−(2−プロペニル)−2,3,
5,6−テトラフルオル〕フエニル〕メチル mp=58℃;=〔α〕=+5.5゜±1゜(c=1%、CHC
l3) 例40:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔2
−フルオル−3−(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔〔4−(2−プロピニル)−2,3,5,6−テトラフルオ
ル〕フエニル〕メチル 〔α〕=+16.5゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例41:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔〔4−(2−プロピニ
ル)−2,3,5,6−テトラフルオル〕フエニル〕メチル 〔α〕=+8゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例42:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔2
−フルオル−3−(1,1−ジメチルエトキシ)−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔〔4−(1,2−プロパジエニル)−2,3,5,6−テトラフ
ルオル〕フエニル〕メチル 〔α〕=+9.5゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例43:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔〔4−(1,2−プロパ
ジエニル)−2,3,5,6−テトラフルオル〕フエニル〕メ
チル 〔α〕=+2゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例44:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(2,3,5,6−テトラフ
ルオル)フエニル〕メチル mp=83℃;〔α〕=+19.5゜±1゜(c=1%、トル
エン) 例45:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔(4−シアノ−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニ
ル〕メチル mp=87℃;〔α〕=+14゜±1゜(c=1%、CHC
l3) 例46:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−シアノ−2,3,5,
6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+13゜±1゜(c=1%、CHCl3) 例47:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−エトキシ−2−フルオル−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−フエニル−2,3,
5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル mp<50℃;〔α〕=−12゜±2゜(c=0.5%、CHC
l3) 例48:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔(4−フエニル−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニ
ル〕メチル mp=90℃;〔α〕=−5.5゜±1゜(c=1%、CHC
l3) 例49:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−フエニルメチル
−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+5゜±1゜(c=0.8%、CHCl3) 例50:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−〔3
−(1,1−ジメチルエトキシ)−2−フルオル−3−オ
キソ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸
〔(4−フエニルメチル−2,3,5,6−テトラフルオル)
フエニル〕メチル mp=108℃;〔α〕=+7.5゜±1゜(c=1%、CHCl
3) 例51:1R〔1α,3α(Z)〕−2,2−ジメチル−3−
〔〔3−(2,2,2−トリフルオル−1−トリフルオルメ
チル)エトキシ〕−3−オキソ−1−プロペニル〕シク
ロプロパンカルボン酸〔(4−メチル−2,3,5,6−テト
ラフルオル)フエニル〕メチル mp<50℃;〔α〕=+8゜±1゜(c=1%、CHC
l3) 例52:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−メトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メチル−2,3,5,
6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=+4゜±2゜(c=0.7%、CHCl3) 例53:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−ブトキシ−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メチル−2,3,5,
6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 工程A:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−
(3−ヒドロキシ−3−オキソ−2−フルオル−1−プ
ロペニル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メチル−
2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 例9におけるようにして製造した3.85gの化合物を38.5c
cのトルエン中で0.385gのp−トルエンスルホン酸の存
在下に130℃に1時間加熱する。反応混合物を周囲温度
に戻し、水洗し、乾燥し、溶媒を減圧下に除去し、3.75
gを所期化合物を得た。mp90〜95℃。
工程B:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−
(3−ブトキシ−3−オキソ−2−フルオル−1−プロ
ペニル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メチル−2,
3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 工程Aで得た化合物を塩化メチレン中でジシクロヘキシ
ルカルボジイミド及びジメチルアミノピリジンの存在下
にブタノールで処理することによつて所期化合物を得
た。
〔α〕=−32.5゜±2゜(c=0.5%、CHCl3) 上記と同じ方法で実施し、対応するアルコールを用いて
下記の化合物を製造した。
例54:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−プロポキシ−3−オキソ−1−プロペ
ニル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−メチル−2,3,
5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=−19.5゜±2゜(c=0.4%、CHCl3) 例55:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(2
−フルオル−3−(1−メチル)エトキシ−3−オキソ
−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸〔(4−
メチル−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 〔α〕=−4゜±2゜(c=0.6%、CHCl3) 例56:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−(3
−エトキシ−2−フルオル−3−オキソ−1−プロペニ
ル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−ヒドロキシ−2,
3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 工程A:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−
(3−エトキシ−2−フルオル−3−オキソ−1−プロ
ペニル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−ジメチル
(1,1−ジメチル)エチルシリルオキシ〕−2,3,5,6−テ
トラフルオル〕フエニル〕メチル 対応する酸及びアルコールより出発して例1におけるよ
うに反応を行い、所期の化合物を得た。
IRスペクトル(CHCl3) 芳香族:1656−1515−1497cm-1 C=O:1727cm-1 工程B:1R〔1α,3α(E)〕−2,2−ジメチル−3−
(3−エトキシ−2−フルオル−3−オキソ−1−プロ
ペニル)シクロプロパンカルボン酸〔(4−ヒドロキシ
−2,3,5,6−テトラフルオル)フエニル〕メチル 1.8gの工程Aで得た化合物を5ccのテトラヒドロフラン
中で4℃に冷却し、3.5ccのふつ化テトラブチルアンモ
ニウムの1Mテトラヒドロフラン溶液を5分間の間に加え
る。混合物を30分間かきまぜ、冷塩化アンモニウム水溶
液中に注ぎ、エーテルで抽出し、水洗し、溶媒を減圧下
に除去する。シリカでクロマトグラフイー(溶離剤:ヘ
キサン:酢酸エチル1:1)した後、所期化合物を得た。
〔α〕=+5.5゜±1゜(c=0.8%、CHCl3) 製造例1:α−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジ
ルアルコール 1gのマグネシウムと30ccのエチルエーテルを含有する懸
濁液中に3.2ccのよう化メチルを30分の間に導入し、こ
の混合物を30分間かきまぜる。
この混合物を0℃に冷却し、4gの4−メチル−2,3,5,6
−テトラフルオルベンズアルデヒドと100ccのエチルエ
ーテルを30分の間に導入する。
反応混合物を0℃で1時間かきまぜ、塩化アンモニウム
飽和水溶液中に注ぎ、エーテルで抽出し、エーテル相を
乾燥し、減圧下に蒸発乾固する。得られた粗生成物をシ
リカでクロマトグラフイーし、ヘキサン/イソプロピル
エーテル(8:2)混合物で溶離する。3.85gの所期化合物
を得た。
Rf=0.10。
製造例2:α−シアノ−4−メチル−2,3,5,6−テトラフ
ルオルベンジルアルコール 4gの4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオルベンズアル
デヒド、70ccのメチルアルコール及び20ccの水を含む混
合物中に1.66gのシアン化ナトリウムを入れ、0℃に冷
却する。
反応混合物を0℃で1時間かきまぜ、水中に注ぐ。エー
テルで抽出し、エーテル相を乾燥し、減圧下に蒸発乾固
する。
4.54gの所期化合物を得た。mp=124℃。
製造例2:2,3,5,6−テトラフルオル−4−(ヒドロキシ
メチル)ベンゾニトリル 工程A:2,3,5,6−テトラフルオル−4−〔〔(テトラヒ
ドロピラン−2−イル)オキシ〕メチル〕ベンズアルデ
ヒド 13gの2−〔(2,3,5,6−テトラフルオルフエニル)メト
キシ〕テトラヒドロピランを200ccのテトラヒドロフラ
ンに溶解してなるものを−60℃に冷却し、35.1ccのブチ
ルリチウムの1.6Mヘキサン溶液を30分間で滴下し、混合
物を−55℃で1時間かきまぜ、5ccのジメチルホルムア
ミドを10ccのテトラヒドロフランに溶解したものを5分
間で加え、この混合物を上記温度で1時間半かきまぜ、
50ccの塩化ナトリウム飽和水溶液を加え、イソプロピル
エーテルで抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を減圧下に除
去する。14.4gの所期化合物を得た。これはそのまま次
の工程に用いる。
工程B:2.3,5,6−テトラフルオル−4−(ヒドロキシメ
チル)ベンゾニトリル 11.7gの上で得た化合物と6.8gの酢酸ナトリウム三水和
物を100ccのメタノールに溶解し、次いで4.2gの塩化ア
ンモニウムを加える。混合物を水中に注ぎ、イソプロパ
ノールで抽出し、抽出物を乾燥し、溶媒を減圧下に除去
する。130℃の融点を有するオキシムを13.6g回収した。
得られた化合物を400ccのアセトニトリル中で1.6gの酢
酸第一銅の存在下に4時間加熱還流し、40℃に冷却し、
濃縮乾固し、再び300ccのイソプロパノールで溶解し、
水洗し、塩水で洗い、溶液を減圧下に除去する。11.3g
のニトリル含有化合物を回収した。上記のように製造し
た12.5gの化合物を62.5ccのメタノールに溶解してなる
溶液に0.625gのp−トルエンスルホン酸を加え、周囲温
度で1時間かきまぜ、氷冷水中に注ぎ、イソプロパノー
ルで抽出し、水洗し、塩水で洗い、脱水し、溶媒を減圧
下に除去した。11.5gの所期化合物を得た。mp=50℃。
製造例4:4−〔(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシロキ
シ〕−2,3,5,6−テトラフルオルベンジルアルコール 工程A:〔1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)
オキシ〕−2,3,5,6−テトラフルオル−4−〔(2−テ
トラヒドロピラニルオキシ)メチル〕フエノール 15.3gのペンタフルオルベンジルアルコールのピラニル
誘導体を140ccのt−ブタノールに溶解してなる溶液に
8.4gの水酸化カリウムを加え、この混合物を4時間半加
熱還流する。混合物を周囲温度に戻し、りん酸水素ナト
リウムの氷冷した飽和水溶液を加え、酢酸エチルで抽出
し、水洗し、次いで塩水で洗い、乾燥し、溶媒を減圧下
に除去する。16gの冷化合物を得、これをシリカでクロ
マトグラフイー(溶離剤:ヘキサン:酢酸エチル7:3)
し、10.78gの所期化合物を得た。mp=90℃。
工程B:2−〔〔4−〔(1,1−ジメチルエチル)ジメチル
シロキシ〕−2,3,5,6−テトラフルオルフエニル〕メト
キシ〕テトラヒドロピラン 2.8gの上で得た化合物を14ccのテトラヒドロフランに溶
解したものを4℃に冷却し、1.7ccのトリエチルアミン
を加え、次いで1.8gの塩化t−ブチルジメチルシリルを
6ccのテトラヒドロフランに溶解してなる溶液を15分間
で加える。この混合物を40分間かきまぜ、過し、溶媒
を除去し、残留物をイソプロパノールで溶解し、過
し、4gの所期化合物を回収した。
工程C:4−〔(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシロキ
シ〕−2,3,5,6−テトラフルオルベンジルアルコール 2gの工程Bで得た化合物を10ccのメタノールに溶解して
なる溶液に周囲温度で0.1gのp−トルエンスルホン酸を
加える。この混合物を1時間かきまぜ、氷冷水中に注
ぎ、エーテルで抽出し、溶媒を減圧下に除去する。残留
物をシリカでクロマトグラフイー(溶離剤:塩化メチレ
ン)した後、1.16gの所期化合物を得た。
製造例5:4−ブロムジフルオルメトキシ−2,3,5,6−テト
ラフルオルベンジルアルコール 下記の反応式に従つて製造した。
製造例6:4−ジフルオルメトキシ−2,3,5,6−テトラフル
オルベンジルアルコール 下記の反応式に従つて製造した。
製造例7:2−〔〔2,3,5,6−テトラフルオル−4−(1,2
−プロパジエニル)フエニル〕メトキシ〕テトラヒドロ
ピラン 下記の反応式に従つて製造した。
例57:可溶性濃厚物の調製 下記の成分の均質混合物を調製した。
例8の化合物 …0.25g ピペロニルブトキシド …1.00g ツウイーン(Tween)80 …0.25g トパノール(Topanol)A …0.1 g 水 …98.4 g 例58:乳化性濃厚物の調製 次のものが緊密に混合された。
例9の化合物 …0.015g ピペロニルブトキシド …0.5g トパノールA …0.1g ツウイーン80 …3.5g キシレン …95.885g 例59:乳化性濃厚物の調製 均質混合物を次のものから調製した。
例34の化合物 …1.5g ツウイーン80 …20.00g トパノールA …0.1g キシレン …78.4g 例60:発煙性組成物の調製 以下のものを均質に混合した。
例36の化合物 …0.25g タブ粉末 …25.00g ヒマラヤすぎの葉の粉末 …40.00g 松の木粉 …33.75g ブリリアントグリーン …0.5g p−ニトロフエノール …0.5g 生物学的研究 A)家ばえに対するノツクダウン効果の研究 試験昆虫は、4日令の雌家ばえである。試験は、アセト
ン(5%)及びイソパールL(石油溶媒)の混合物を溶
媒として使用し(使用溶媒量、1秒間2ml)てカーン−
マーチチヤンバー内に0.25g/の濃度で直接噴霧するこ
とにより実施した。処理ごとに50匹のはえを使用した。
検査は、10分間まで毎分、次いで15分目に行い、そして
KT50は常法によつて測定した。
得られた実験結果は次の通りである。
B)本発明の化合物の各種害虫に対する致死効果の研究 a 家ばえに対する致死効果の研究 試験昆虫は4〜5日令の雌家ばえとした。試験は、アー
ノルド式ミクロマニビユレータにより被検化合物のアセ
トン溶液1μをはえの背側胸部に局所塗布することに
より行なつた。一つの処理ごとに50匹のはえを使用し
た。死亡率を処理してから24時間後に検査した。
昆虫の50%を殺すのに必要なLD50、即ち薬量(ng/固
体)として表わして得られた結果は次の通りである。
b ゴキブリに対する致死効果の研究 試験は、ガラスペトリ皿の底に様々の濃度のアセトン溶
液をピベツトで付着させたガラス上の皮膜と接触させる
ことにより実施した。ペトリ皿の周縁を昆虫の逃出しを
防止するためにチヨークの層で覆つた。致死濃度50(LC
50)をmg/m2として測定した。
得られた実験結果を次表にまとめて示す。
c スポドプテラ・リツトラリス(Spodoptera littora
lis)の幼虫に対する致死効果の研究 試験は、アーノルド式ミクロマニピユレータにより幼虫
の背側胸部に被検化合物のアセトン溶液を局部塗布する
ことにより行つた。被検化合物の薬量ごとに15匹の幼虫
を用いた。用いた幼虫は、第四幼虫段階の幼虫、即ち、
24℃及び65%相対湿度で育てて約10日間経過したもので
ある。処理した後、幼虫を人口栄養(ポアトウ媒質)上
に置いた。
死亡率は処理して48時後に記録する。
幼虫の50%を殺すのに必要な1匹当りのng数で表わした
LD50を決定する。
得られた結果を下記の表に要約する。
d アフイス・クラシボラ(Aphis Cracivora)に対す
る致死効果の研究 7日令の成虫が使用され、そして使用された各濃度当り
10匹のアフイスの成虫が使用された。接触摂取法を使用
した。広い豆の葉をフイツシヤーガンを用いて処理し、
薬をスチツクペトリ皿内の湿つた紙製円板上に置いた。
処理は、被検化合物のアセトン溶液2ml(葉の各側で1m
l)を使用して行つた。虫は葉の乾燥後にたからせた。
虫を葉と1時間接触状態に置き、その後、虫を処理して
いない葉の上に置き、そして死亡率を24時間後に検査し
た。
得られた実験結果を次表に示す。
C)本発明の化合物の殺だに剤としての研究 2枚の葉を持つ豆の若木を使用し、これらの葉には各葉
当り25匹の雌のだにテトラニチヤス・ウルチカエをたか
らせ、一定の照明の明るい天井の下にある換気ドームの
下側に置いた。若木はフイシヤーガンで処理した。即
ち、若木1本当り水とアセトンとの等容積混合物の毒性
溶液4mlを使用した。溶液を12時間乾燥せしめた後、葉
へ虫をたからせた。死亡率の検査は80時間後に行つた。
各試験で用いた薬量は1hl当り5gの化合物である。
致死濃度50(LC50)を決定した。
実験結果は次の通りである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 213/08 219/32 253/30 255/38 255/55 319/20 323/18 323/62 (72)発明者 ジャン・テシエ フランス国バンセンヌ、リュ・ジヤン・ム ーラン、30 (56)参考文献 特開 昭60−23343(JP,A) 特開 昭57−11943(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式(I) 〔ここで、Xは水素又はふっ素原子を表わし、 Rは、1個以上のふっ素原子により置換されていてもよ
    い4個までの炭素原子を含有する直鎖状又は分岐鎖状の
    アルキル基を表わし、 Zは水素原子又はCH3、C≡N若しくはC≡CH基を表わ
    し、 Yは水素原子、ヒドロキシル基、4個までの炭素原子を
    含有する直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル、アルケニ
    ル若しくはアルキニル基、ニトリル基、−(CH2)m−
    O−アルキル基(ここで、mは1、2、3又は4の数を
    表わし、アルキルは4個までの炭素原子を含有する)、
    −O−アルキル基(ここで、アルキルは4個までの炭素
    原子を含有し、1個以上のふっ素若しくは臭素原子又は
    これら両原子により置換されていてもよい)、−S−ア
    ルキル若しくは−N−(アルキル)基(ここで、アル
    キルは4個までの炭素原子を含有する)、フェニル基又
    はベンジル基を表わす〕 の、全ての可能な立体異性体の形態及びこれらの立体異
    性体の混合物の形態にある化合物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の式(I)の化合物を植物の
    害虫及び屋内における害虫の駆除に使用する方法。
  3. 【請求項3】活性成分として請求項1記載の式(I)の
    化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とする植
    物の害虫、屋内における害虫及び温血動物の寄生虫の駆
    除用組成物。
  4. 【請求項4】請求項1記載の式(I)の化合物を製造す
    る方法であって、次式(II) (ここで、R及びXは請求項1に記載した意味と同じ意
    味を有する。) の酸又はこの酸の官能性誘導体に次式(III) (ここで、Y及びZは請求項1に記載した意味と同じ意
    味を有する) のアルコール又はこのアルコールの官能性誘導体を作用
    させて対応する式(I)の化合物を得ることを特徴とす
    る、式(I)の化合物の製造法。
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