JPH0730378A - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
- Publication number
- JPH0730378A JPH0730378A JP5175323A JP17532393A JPH0730378A JP H0730378 A JPH0730378 A JP H0730378A JP 5175323 A JP5175323 A JP 5175323A JP 17532393 A JP17532393 A JP 17532393A JP H0730378 A JPH0730378 A JP H0730378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- inverter
- stage
- stage inverter
- inverting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K3/00—Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
- H03K3/02—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
- H03K3/027—Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
- H03K3/03—Astable circuits
- H03K3/0315—Ring oscillators
Landscapes
- Pulse Circuits (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発振回路の低電圧での動作を可能にし、発振
回路を構成するインバータのドライブ能力等に対する発
振周波数の依存性を抑える。 【構成】 複数の反転回路11、12、IVと複数の遅
延回路D1、D2とにより構成される発振回路におい
て、前記反転回路のうちの少なくとも1つの反転回路I
Vは、互いに直列に接続された複数のインバータ15、
16、17により構成され、これら複数のインバータの
うちの、入力側の遅延回路D1の直後に接続された初段
インバータ15のドライブ能力は、出力側の遅延回路D
2の直前に接続された終段インバータ17のドライブ能
力よりも小さく設定される。 【効果】 2.7Vから5.5V程度までの広い範囲で
の発振回路の動作を確実に保証し、且つ消費電流を抑え
ることを可能とする。
回路を構成するインバータのドライブ能力等に対する発
振周波数の依存性を抑える。 【構成】 複数の反転回路11、12、IVと複数の遅
延回路D1、D2とにより構成される発振回路におい
て、前記反転回路のうちの少なくとも1つの反転回路I
Vは、互いに直列に接続された複数のインバータ15、
16、17により構成され、これら複数のインバータの
うちの、入力側の遅延回路D1の直後に接続された初段
インバータ15のドライブ能力は、出力側の遅延回路D
2の直前に接続された終段インバータ17のドライブ能
力よりも小さく設定される。 【効果】 2.7Vから5.5V程度までの広い範囲で
の発振回路の動作を確実に保証し、且つ消費電流を抑え
ることを可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマイコンやICカード
等に内蔵される発振回路に関するものである。
等に内蔵される発振回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来マイコンは5V単一で動作していた
が、近年ノートパソコンやハンディターミナルといった
ような電池駆動のマイコンの需要が多くなり、電圧の動
作範囲の広いマイコンの要求が増大してきた。このよう
に電圧の動作範囲を広くするために生じる問題点につい
て従来の発振回路を使って以下に説明する。
が、近年ノートパソコンやハンディターミナルといった
ような電池駆動のマイコンの需要が多くなり、電圧の動
作範囲の広いマイコンの要求が増大してきた。このよう
に電圧の動作範囲を広くするために生じる問題点につい
て従来の発振回路を使って以下に説明する。
【0003】図6は、マイコンやICカードのUART
やEEPROM等に供給する電圧を内部で発生するため
のチャージポンプで使用される従来の発振回路の回路図
である。この図において、第1及び第2入力端子を有す
るNAND回路1の出力端は第1インバータ2の入力側
に接続され、その第1インバータ2の出力側は第1抵抗
3を介して第1コンデンサ4の一端に接続され、その第
1コンデンサ4の他端は接地されている。また第1抵抗
3と第1コンデンサ4との結節点は第2インバータ5の
入力側に接続され、その第2インバータ5の出力側は第
2抵抗6を介して第2コンデンサ7の一端に接続され、
その第2コンデンサ7の他端は接地されている。第2抵
抗6と第2コンデンサ7の結節点は出力端子8に接続さ
れると共に、NAND回路1の第2入力端子に接続さ
れ、NAND回路1の第1入力端子は入力端子9に接続
されている。尚、1個のインバータ2あるいは5、1個
の抵抗3あるいは6、及び1個のコンデンサ4あるいは
7により1つの回路ユニット10が構成され、必要に応
じて2個以上の回路ユニット10が接続される。
やEEPROM等に供給する電圧を内部で発生するため
のチャージポンプで使用される従来の発振回路の回路図
である。この図において、第1及び第2入力端子を有す
るNAND回路1の出力端は第1インバータ2の入力側
に接続され、その第1インバータ2の出力側は第1抵抗
3を介して第1コンデンサ4の一端に接続され、その第
1コンデンサ4の他端は接地されている。また第1抵抗
3と第1コンデンサ4との結節点は第2インバータ5の
入力側に接続され、その第2インバータ5の出力側は第
2抵抗6を介して第2コンデンサ7の一端に接続され、
その第2コンデンサ7の他端は接地されている。第2抵
抗6と第2コンデンサ7の結節点は出力端子8に接続さ
れると共に、NAND回路1の第2入力端子に接続さ
れ、NAND回路1の第1入力端子は入力端子9に接続
されている。尚、1個のインバータ2あるいは5、1個
の抵抗3あるいは6、及び1個のコンデンサ4あるいは
7により1つの回路ユニット10が構成され、必要に応
じて2個以上の回路ユニット10が接続される。
【0004】マイコンやICカードのCPU等からNA
ND回路1の第1入力端子に入力されるトリガー信号と
してのイネーブル信号ENを低レベル(L)に固定する
と、NAND回路1の出力は高レベル(H)になり、こ
の高レベルの出力は第1インバータ2及び第1抵抗3並
びに第2インバータ5及び第2抵抗6を介して出力端子
8に高レベルの出力信号OUTとして伝達される。この
高レベルの出力信号OUTはNAND回路1の第2入力
端子に帰還されるが、そのNAND回路1の第1入力端
子に入力されているイネーブル信号ENは低レベルに固
定されているので、NAND回路1の出力は変わらず高
レベルで固定されている。
ND回路1の第1入力端子に入力されるトリガー信号と
してのイネーブル信号ENを低レベル(L)に固定する
と、NAND回路1の出力は高レベル(H)になり、こ
の高レベルの出力は第1インバータ2及び第1抵抗3並
びに第2インバータ5及び第2抵抗6を介して出力端子
8に高レベルの出力信号OUTとして伝達される。この
高レベルの出力信号OUTはNAND回路1の第2入力
端子に帰還されるが、そのNAND回路1の第1入力端
子に入力されているイネーブル信号ENは低レベルに固
定されているので、NAND回路1の出力は変わらず高
レベルで固定されている。
【0005】次に、イネーブル信号ENを低レベルから
高レベルに変化させると、NAND回路1の出力は高レ
ベルから低レベルに変わり、出力端子8に現れる出力信
号OUTも高レベルから低レベルに変化する。ここで、
NAND回路1の第2入力端子に入力される帰還信号は
低レベルになるので、NAND回路1の出力は高レベル
となり、出力端子8に現れる出力信号OUTも高レベル
となる。以上の動作を繰り返し行うことにより発振状態
となる。抵抗3、6及びコンデンサ4、7の時定数によ
って、発振する周波数が決められる。図7に出力端子8
から出力される発振信号OUTの波形が示されている
が、この波形のなまり(パルスの曲線状の立ち上がり、
立ち下がり部分)が時定数によって決められる部分であ
る。このようにして発振された信号をクロック信号とし
て使用する場合は、整形回路によって波形整形されたも
のが使われる。
高レベルに変化させると、NAND回路1の出力は高レ
ベルから低レベルに変わり、出力端子8に現れる出力信
号OUTも高レベルから低レベルに変化する。ここで、
NAND回路1の第2入力端子に入力される帰還信号は
低レベルになるので、NAND回路1の出力は高レベル
となり、出力端子8に現れる出力信号OUTも高レベル
となる。以上の動作を繰り返し行うことにより発振状態
となる。抵抗3、6及びコンデンサ4、7の時定数によ
って、発振する周波数が決められる。図7に出力端子8
から出力される発振信号OUTの波形が示されている
が、この波形のなまり(パルスの曲線状の立ち上がり、
立ち下がり部分)が時定数によって決められる部分であ
る。このようにして発振された信号をクロック信号とし
て使用する場合は、整形回路によって波形整形されたも
のが使われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の発振回
路では、各回路ユニット10につきインバータ2あるい
は5が1つ用いられているため、このインバータ2ある
いは5のドライブ能力に対する発振周波数の依存性が大
きくなるという問題点がある。ここでインバータのドラ
イブ能力とは、どれくらいの電流を流せるかを表すもの
であり、インバータはNチャンネルトランジスタとPチ
ャンネルトランジスタとで構成されているため、インバ
ータのドライブ能力はNチャンネルトランジスタのドラ
イブ能力とPチャンネルトランジスタのドライブ能力と
により決められる。
路では、各回路ユニット10につきインバータ2あるい
は5が1つ用いられているため、このインバータ2ある
いは5のドライブ能力に対する発振周波数の依存性が大
きくなるという問題点がある。ここでインバータのドラ
イブ能力とは、どれくらいの電流を流せるかを表すもの
であり、インバータはNチャンネルトランジスタとPチ
ャンネルトランジスタとで構成されているため、インバ
ータのドライブ能力はNチャンネルトランジスタのドラ
イブ能力とPチャンネルトランジスタのドライブ能力と
により決められる。
【0007】従来の発振回路は、各インバータ2あるい
は5に接続された抵抗3あるいは6とコンデンサ4ある
いは7の時定数(遅延値)によって発振する周波数を決
めている。各インバータ2あるいは5を構成するトラン
ジスタ自体も抵抗成分(内部抵抗)を持っており、その
抵抗成分は各インバータ2あるいは5のドライブ能力に
依存している。この関係は、ドライブ能力が大きくなる
ほど内部抵抗が小さくなり、またドライブ能力が小さく
なるほど内部抵抗が大きくなる。
は5に接続された抵抗3あるいは6とコンデンサ4ある
いは7の時定数(遅延値)によって発振する周波数を決
めている。各インバータ2あるいは5を構成するトラン
ジスタ自体も抵抗成分(内部抵抗)を持っており、その
抵抗成分は各インバータ2あるいは5のドライブ能力に
依存している。この関係は、ドライブ能力が大きくなる
ほど内部抵抗が小さくなり、またドライブ能力が小さく
なるほど内部抵抗が大きくなる。
【0008】従って、例えば、発振回路の動作を2.7
Vから5.5V程度までの広い動作電圧範囲で保証しよ
うとしたとき、インバータ2、5のドライブ能力を小さ
くすると、インバータ5を構成するトランジスタの持つ
内部抵抗の影響が強くなるために波形がなまり(パルス
の立ち上がり、立ち下がりが遅くなり)、発振周波数が
設定値から変化して低くなる。また、インバータ2、5
のドライブ能力を大きくすると、波形のなまりに対する
影響(すなわち設定周波数からのずれ)は小さくなる
が、インバータ5を構成するN型トランジスタとP型ト
ランジスタの同時オン状態の時間が長くなる。このた
め、インバータを貫通する貫通電流の流れる時間が長く
なり、電流消費が大きくなるという問題点があった。
Vから5.5V程度までの広い動作電圧範囲で保証しよ
うとしたとき、インバータ2、5のドライブ能力を小さ
くすると、インバータ5を構成するトランジスタの持つ
内部抵抗の影響が強くなるために波形がなまり(パルス
の立ち上がり、立ち下がりが遅くなり)、発振周波数が
設定値から変化して低くなる。また、インバータ2、5
のドライブ能力を大きくすると、波形のなまりに対する
影響(すなわち設定周波数からのずれ)は小さくなる
が、インバータ5を構成するN型トランジスタとP型ト
ランジスタの同時オン状態の時間が長くなる。このた
め、インバータを貫通する貫通電流の流れる時間が長く
なり、電流消費が大きくなるという問題点があった。
【0009】この発明は、上述したような問題点を解消
するためになされたもので、出力周波数を変化させずに
消費電流の増大を抑制することにより、動作電圧範囲を
拡大した発振回路を提供することを目的とするものであ
る。
するためになされたもので、出力周波数を変化させずに
消費電流の増大を抑制することにより、動作電圧範囲を
拡大した発振回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発振回路
では、複数の反転回路のうちの少なくとも1つが、互い
に直列に接続された複数のインバータにより構成され、
これら複数のインバータのうちの、入力側の遅延回路の
直後に接続された初段インバータのドライブ能力は、出
力側の遅延回路の直前に接続された終段インバータのド
ライブ能力よりも小さく設定される。
では、複数の反転回路のうちの少なくとも1つが、互い
に直列に接続された複数のインバータにより構成され、
これら複数のインバータのうちの、入力側の遅延回路の
直後に接続された初段インバータのドライブ能力は、出
力側の遅延回路の直前に接続された終段インバータのド
ライブ能力よりも小さく設定される。
【0011】請求項2に係る発振回路は、外部よりトリ
ガー信号を入力される第1入力端子を有するNAND回
路と、そのNAND回路の出力信号を反転する第1反転
回路と、その第1反転回路の出力信号を積分する第1遅
延回路と、その第1遅延回路の出力信号を反転、増幅す
る少なくとも1個の第2反転回路と、その第2反転回路
の出力信号を積分して出力するとともに、その出力を前
記NAND回路の第2入力端子へ帰還させる少なくとも
1個の第2遅延回路とを備え、前記少なくとも1個の第
2反転回路は、互いに直列に接続された複数のインバー
タからなり、それら複数のインバータのうち、前記第1
遅延回路の直後に接続された初段インバータのドライブ
能力は、前記第2遅延回路の直前に接続された終段イン
バータのドライブ能力よりも小さい。
ガー信号を入力される第1入力端子を有するNAND回
路と、そのNAND回路の出力信号を反転する第1反転
回路と、その第1反転回路の出力信号を積分する第1遅
延回路と、その第1遅延回路の出力信号を反転、増幅す
る少なくとも1個の第2反転回路と、その第2反転回路
の出力信号を積分して出力するとともに、その出力を前
記NAND回路の第2入力端子へ帰還させる少なくとも
1個の第2遅延回路とを備え、前記少なくとも1個の第
2反転回路は、互いに直列に接続された複数のインバー
タからなり、それら複数のインバータのうち、前記第1
遅延回路の直後に接続された初段インバータのドライブ
能力は、前記第2遅延回路の直前に接続された終段イン
バータのドライブ能力よりも小さい。
【0012】請求項3に係る発振回路では、前記少なく
とも1個の第2反転回路は、前記初段インバータと終段
インバータとの間に接続された少なくとも1個の中段イ
ンバータを有し、この中段インバータのドライブ能力
は、前記初段インバータのドライブ能力よりも大きく、
且つ前記終段インバータのドライブ能力よりも小さい。
とも1個の第2反転回路は、前記初段インバータと終段
インバータとの間に接続された少なくとも1個の中段イ
ンバータを有し、この中段インバータのドライブ能力
は、前記初段インバータのドライブ能力よりも大きく、
且つ前記終段インバータのドライブ能力よりも小さい。
【0013】請求項4に係る発振回路では、前記少なく
とも1個の第2反転回路は、前記初段インバータと前記
終段インバータとの間に直列に接続された複数個の中段
インバータを有し、これら中段インバータの各ドライブ
能力は、前記初段インバータの直後に接続されるものか
ら前記終段インバータの直前に接続されるものに向かっ
て順次増大する。
とも1個の第2反転回路は、前記初段インバータと前記
終段インバータとの間に直列に接続された複数個の中段
インバータを有し、これら中段インバータの各ドライブ
能力は、前記初段インバータの直後に接続されるものか
ら前記終段インバータの直前に接続されるものに向かっ
て順次増大する。
【0014】
【作用】請求項1における発振回路では、入力側の遅延
回路の直後の初段インバータのドライブ能力を小さくす
ることにより貫通電流を減少させて消費電流の増大を抑
制し、また出力側の遅延回路の直前の終段インバータの
ドライブ能力を大きくすることにより、発振周波数の変
動を抑制する。
回路の直後の初段インバータのドライブ能力を小さくす
ることにより貫通電流を減少させて消費電流の増大を抑
制し、また出力側の遅延回路の直前の終段インバータの
ドライブ能力を大きくすることにより、発振周波数の変
動を抑制する。
【0015】請求項2における発振回路では、前記少な
くとも1個の第2反転回路を構成する複数のインバータ
のうち、前記第1遅延回路の直後に接続された初段イン
バータのドライブ能力を小さくすることにより貫通電流
を減少させて消費電流の増大を抑制し、また、前記第2
遅延回路の直前に接続された終段インバータのドライブ
能力を大きくすることにより、発振周波数の変動を抑制
する。
くとも1個の第2反転回路を構成する複数のインバータ
のうち、前記第1遅延回路の直後に接続された初段イン
バータのドライブ能力を小さくすることにより貫通電流
を減少させて消費電流の増大を抑制し、また、前記第2
遅延回路の直前に接続された終段インバータのドライブ
能力を大きくすることにより、発振周波数の変動を抑制
する。
【0016】請求項3における発振回路では、前記少な
くとも1個の第2反転回路の初段インバータと終段イン
バータとの間のドライブ能力の差を、中段インバータに
より緩和する。
くとも1個の第2反転回路の初段インバータと終段イン
バータとの間のドライブ能力の差を、中段インバータに
より緩和する。
【0017】請求項4における発振回路では,前記少な
くとも1個の第2反転回路の初段インバータと終段イン
バータとの間のドライブ能力の差を、ドライブ能力が漸
増する複数の中段インバータにより段階的に漸次緩和す
る。
くとも1個の第2反転回路の初段インバータと終段イン
バータとの間のドライブ能力の差を、ドライブ能力が漸
増する複数の中段インバータにより段階的に漸次緩和す
る。
【0018】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1は、マイコンやICカードに内蔵される本
発明の一実施例による発振回路の回路図である。
明する。図1は、マイコンやICカードに内蔵される本
発明の一実施例による発振回路の回路図である。
【0019】図1において、符号11は2つの入力端子
を有するNAND回路11で、その第1入力端子はマイ
コンやICカード等のCPUからトリガー信号としての
イネーブル信号ENを入力される入力端子23に接続さ
れ、またNAND回路11の出力端子は第1反転回路と
しての第1インバータ12を介して第1遅延回路D1の
入力側に接続される。この第1遅延回路D1の出力側は
第2反転回路IVの入力側に接続され、第2反転回路I
Vの出力側は第2遅延回路D2の入力側に接続されてい
る。
を有するNAND回路11で、その第1入力端子はマイ
コンやICカード等のCPUからトリガー信号としての
イネーブル信号ENを入力される入力端子23に接続さ
れ、またNAND回路11の出力端子は第1反転回路と
しての第1インバータ12を介して第1遅延回路D1の
入力側に接続される。この第1遅延回路D1の出力側は
第2反転回路IVの入力側に接続され、第2反転回路I
Vの出力側は第2遅延回路D2の入力側に接続されてい
る。
【0020】第1遅延回路D1は、一端を第1インバー
タ12の出力端子に接続された第1抵抗13と、一端を
第1抵抗の他端に接続され、他端を接地された第1コン
デンサ14とからなり、第1抵抗13と第1コンデンサ
14の結節点は第2反転回路IVの入力側に接続されて
いる。
タ12の出力端子に接続された第1抵抗13と、一端を
第1抵抗の他端に接続され、他端を接地された第1コン
デンサ14とからなり、第1抵抗13と第1コンデンサ
14の結節点は第2反転回路IVの入力側に接続されて
いる。
【0021】第2反転回路IVは、互いに直列に接続さ
れた初段インバータとしての第2インバータ15、中段
インバータとしての第3インバータ16、及び終段イン
バータとしての第4インバータ17からなり、第2イン
バータ15の入力側は第1抵抗13と第1コンデンサ1
4の結節点に接続されている。
れた初段インバータとしての第2インバータ15、中段
インバータとしての第3インバータ16、及び終段イン
バータとしての第4インバータ17からなり、第2イン
バータ15の入力側は第1抵抗13と第1コンデンサ1
4の結節点に接続されている。
【0022】第2遅延回路D2は、一端を第4インバー
タ17の出力側に接続された第2抵抗18と、一端を第
2抵抗18の他端に接続されるとともに、他端を接地さ
れた第2コンデンサ19とからなる。第2抵抗18と第
2コンデンサ19との結節点は、マイコンやICカード
のUARTやEEPROM等へクロック信号を供給する
出力端子20に接続されるとともに、直列接続された第
5及び第6インバータ21、22を介してNAND回路
11の第2入力端子に接続されている。
タ17の出力側に接続された第2抵抗18と、一端を第
2抵抗18の他端に接続されるとともに、他端を接地さ
れた第2コンデンサ19とからなる。第2抵抗18と第
2コンデンサ19との結節点は、マイコンやICカード
のUARTやEEPROM等へクロック信号を供給する
出力端子20に接続されるとともに、直列接続された第
5及び第6インバータ21、22を介してNAND回路
11の第2入力端子に接続されている。
【0023】図2はマイコンやICカードのCPU等か
ら第1インバータへ入力される入力信号ENの波形図で
あり、図3は第2遅延回路D2から出力される出力信号
OUTの波形図である。
ら第1インバータへ入力される入力信号ENの波形図で
あり、図3は第2遅延回路D2から出力される出力信号
OUTの波形図である。
【0024】図4は図1に示されているインバータ15
乃至17の一例をトランジスタレベルで表したものであ
る。図4において、インバータはP型トランジスタ51
とN型トランジスタ52とを相補状に接続したCMOS
からなる。これらトランジスタ51、52のベースは互
いに接続されて入力信号INが供給され、またP型トラ
ンジスタ51のエミッタは電源55に接続され、N型ト
ランジスタ52のコレクタは接地され、P型トランジス
タ51のコレクタとN型トランジスタ52のエミッタは
互いに接続されて出力信号OUTを出力する。
乃至17の一例をトランジスタレベルで表したものであ
る。図4において、インバータはP型トランジスタ51
とN型トランジスタ52とを相補状に接続したCMOS
からなる。これらトランジスタ51、52のベースは互
いに接続されて入力信号INが供給され、またP型トラ
ンジスタ51のエミッタは電源55に接続され、N型ト
ランジスタ52のコレクタは接地され、P型トランジス
タ51のコレクタとN型トランジスタ52のエミッタは
互いに接続されて出力信号OUTを出力する。
【0025】トランジスタ51、52のベースの入力信
号INが低レベルから高レベルに変わると、まずN型ト
ランジスタ52が導通状態になり、続いてP型トランジ
スタ51が非導通になるが、入力信号が低レベルから高
レベルまで立ち上がる間、両トランジスタ51、52は
共に導通状態になり、従ってこれらトランジスタ51、
52を通って電源55からアース56へ(矢印57の方
向へ)貫通電流が流れる。また同様に、入力信号INが
高レベルから低レベルに変わるときにも、P型トランジ
スタ51がまず導通状態になり、次いでN型トランジス
タ52が非導通になるので、入力信号INが高レベルか
ら低レベルまで立ち下がる間、両トランジスタ51、5
2は共に導通状態になり、電源55からアース56へ貫
通電流が流れる。
号INが低レベルから高レベルに変わると、まずN型ト
ランジスタ52が導通状態になり、続いてP型トランジ
スタ51が非導通になるが、入力信号が低レベルから高
レベルまで立ち上がる間、両トランジスタ51、52は
共に導通状態になり、従ってこれらトランジスタ51、
52を通って電源55からアース56へ(矢印57の方
向へ)貫通電流が流れる。また同様に、入力信号INが
高レベルから低レベルに変わるときにも、P型トランジ
スタ51がまず導通状態になり、次いでN型トランジス
タ52が非導通になるので、入力信号INが高レベルか
ら低レベルまで立ち下がる間、両トランジスタ51、5
2は共に導通状態になり、電源55からアース56へ貫
通電流が流れる。
【0026】図5は図4に示したインバータをパターン
レベルで表したものである。図5中、符号31及び32
はP型トランジスタ51を構成するフィールド及びゲー
トで、33は信号入力部、34及び35はN型トランジ
スタ52を構成するフィールド及びゲートで、36、3
8及び39は、出力部、グランド及び電源にそれぞれ接
続されるアルミ配線、37はアルミ配線36、38、3
9とフィールド31、34とを導通させるためのコンタ
クトである。
レベルで表したものである。図5中、符号31及び32
はP型トランジスタ51を構成するフィールド及びゲー
トで、33は信号入力部、34及び35はN型トランジ
スタ52を構成するフィールド及びゲートで、36、3
8及び39は、出力部、グランド及び電源にそれぞれ接
続されるアルミ配線、37はアルミ配線36、38、3
9とフィールド31、34とを導通させるためのコンタ
クトである。
【0027】次にこの実施例の動作について詳細に説明
する。この実施例でも、発振する機構自体は図6の上記
従来例と同じで、NAND回路11の第1入力端子に入
力されるトリガー信号としてのイネーブル信号ENが低
レベルで固定されていると、出力端子20に現れる出力
信号OUTは高レベルに固定されており発振はしない
が、イネーブル信号ENを低レベルから高レベルに変え
て固定すると、図6の従来例と同様に、出力信号OUT
は発振を始める。
する。この実施例でも、発振する機構自体は図6の上記
従来例と同じで、NAND回路11の第1入力端子に入
力されるトリガー信号としてのイネーブル信号ENが低
レベルで固定されていると、出力端子20に現れる出力
信号OUTは高レベルに固定されており発振はしない
が、イネーブル信号ENを低レベルから高レベルに変え
て固定すると、図6の従来例と同様に、出力信号OUT
は発振を始める。
【0028】ここで、第2反転回路IVの入力側の初段
インバータに相当する第2インバータ15に入る信号
は、その手前の第1抵抗13及び第1コンデンサ14か
らなる第1遅延回路D1を通るため、波形が図2に示さ
れるようになまっているので、先にも述べたように、こ
の第2インバータ15のドライブ能力を大きくすると、
該第2インバータ15のN型トランジスタ52とP型ト
ランジスタ51の同時オン状態により、電源55からグ
ランド56への貫通電流の流れる時間が長くなり電流消
費が大きくなる。しかし、出力側の終段インバータに相
当する第4インバータ17に入力される信号の波形は図
3に示すようになまっていないので(すなわち、パルス
の立ち上がり、立ち下がりがシャープである)、入力信
号の立ち上がり、立ち下がり時間は短く、ドライブ能力
を大きくしても貫通電流の流れる時間が短く、消費され
る電流は少ない。
インバータに相当する第2インバータ15に入る信号
は、その手前の第1抵抗13及び第1コンデンサ14か
らなる第1遅延回路D1を通るため、波形が図2に示さ
れるようになまっているので、先にも述べたように、こ
の第2インバータ15のドライブ能力を大きくすると、
該第2インバータ15のN型トランジスタ52とP型ト
ランジスタ51の同時オン状態により、電源55からグ
ランド56への貫通電流の流れる時間が長くなり電流消
費が大きくなる。しかし、出力側の終段インバータに相
当する第4インバータ17に入力される信号の波形は図
3に示すようになまっていないので(すなわち、パルス
の立ち上がり、立ち下がりがシャープである)、入力信
号の立ち上がり、立ち下がり時間は短く、ドライブ能力
を大きくしても貫通電流の流れる時間が短く、消費され
る電流は少ない。
【0029】各インバータ15乃至17のドライブ能力
について簡単に説明すると、インバータ15乃至17の
ドライブ能力は、それを構成するN型トランジスタ52
及びP型トランジスタのドライブ能力により決定される
もので、各トランジスタのドライブ能力βは次式により
表される。 β=PxW/L ここで、Pは半導体製造工程の各パラメータ(温度、製
法、材料、濃度、ゲート酸化膜の厚さ、透電率等)によ
り決定される定数、Lはトランジスタのゲートの厚さ、
Wはトランジスタのゲートの幅Wである。従って、各ト
ランジスタのドライブ能力は、ゲートの幅Wと厚さLと
の比、W/Lにより決定される。すなわち、図5のN型
トランジスタ52のゲート厚さL1及びP型トランジス
タ51のゲート厚さL2が薄い程ドライブ能力は大きく
なり、N型トランジスタ52のゲート幅W1及びP型ト
ランジスタのゲート幅W2が広い程ドライブ能力は大き
くなる。
について簡単に説明すると、インバータ15乃至17の
ドライブ能力は、それを構成するN型トランジスタ52
及びP型トランジスタのドライブ能力により決定される
もので、各トランジスタのドライブ能力βは次式により
表される。 β=PxW/L ここで、Pは半導体製造工程の各パラメータ(温度、製
法、材料、濃度、ゲート酸化膜の厚さ、透電率等)によ
り決定される定数、Lはトランジスタのゲートの厚さ、
Wはトランジスタのゲートの幅Wである。従って、各ト
ランジスタのドライブ能力は、ゲートの幅Wと厚さLと
の比、W/Lにより決定される。すなわち、図5のN型
トランジスタ52のゲート厚さL1及びP型トランジス
タ51のゲート厚さL2が薄い程ドライブ能力は大きく
なり、N型トランジスタ52のゲート幅W1及びP型ト
ランジスタのゲート幅W2が広い程ドライブ能力は大き
くなる。
【0030】また、トランジスタ51、52に流れる電
流は、入力電圧が高ければ高い程よく流れ、入力電圧が
低い程流れにくくなる。すなわち、入力電圧が高い程ト
ランジスタ51、52のドライブ能力は大きく(内部抵
抗小)、入力電圧が低い程ドライブ能力は小さい(内部
抵抗大)。従って、第2遅延回路D2の直前のインバー
タ17への入力電圧が低い程第2遅延回路D2の出力周
波数が遅く(低く)なるので、第2遅延回路D2直前の
インバータ17のドライブ能力を十分大きくしてやる
と、第2遅延回路D2の出力周波数の遅れ(低下)は無
視できるくらい小さくなり、発振周波数の変動を抑制す
ることができる。
流は、入力電圧が高ければ高い程よく流れ、入力電圧が
低い程流れにくくなる。すなわち、入力電圧が高い程ト
ランジスタ51、52のドライブ能力は大きく(内部抵
抗小)、入力電圧が低い程ドライブ能力は小さい(内部
抵抗大)。従って、第2遅延回路D2の直前のインバー
タ17への入力電圧が低い程第2遅延回路D2の出力周
波数が遅く(低く)なるので、第2遅延回路D2直前の
インバータ17のドライブ能力を十分大きくしてやる
と、第2遅延回路D2の出力周波数の遅れ(低下)は無
視できるくらい小さくなり、発振周波数の変動を抑制す
ることができる。
【0031】上記した理由により、本実施例では、第2
反転回路IVの入力側の初段の第2インバータ15は次
の第3インバータ16をドライブするだけでよいのでド
ライブ能力を小さくし、出力側の終段の第4インバータ
17のドライブ能力を大きくすることにより、時定数に
対する内部抵抗の影響を可及的に小さくすることができ
る。従って、第2反転回路IVのトータルのドライブ能
力を小さく設定しても所定の周波数からのずれを効果的
に抑制することができるとともに、第2反転回路IVの
トータルのドライブ能力を大きく設定しても電流消費の
増大を回避することができる。このため、電流消費を抑
制しつつ2.7Vから5.5V程度までの広い範囲に亙
って発振回路の安定した動作を保証することが可能にな
る。
反転回路IVの入力側の初段の第2インバータ15は次
の第3インバータ16をドライブするだけでよいのでド
ライブ能力を小さくし、出力側の終段の第4インバータ
17のドライブ能力を大きくすることにより、時定数に
対する内部抵抗の影響を可及的に小さくすることができ
る。従って、第2反転回路IVのトータルのドライブ能
力を小さく設定しても所定の周波数からのずれを効果的
に抑制することができるとともに、第2反転回路IVの
トータルのドライブ能力を大きく設定しても電流消費の
増大を回避することができる。このため、電流消費を抑
制しつつ2.7Vから5.5V程度までの広い範囲に亙
って発振回路の安定した動作を保証することが可能にな
る。
【0032】尚、初段の第1インバータ15のドライブ
能力を小さくして、終段の第4インバータ17のドライ
ブ能力を大きくすると、両者の間のドライブ能力に差が
できるが、この差が大き過ぎると、終段の第4インバー
タ17が電流をうまくドライブできなくなり、発振しな
かったり、周波数の遅れを生じる。中段の第3インバー
タ16は初段の第2インバータ15と終段の第4インバ
ータ17との間のドライブ能力の差を緩和するもので、
この中段の第3インバータ16のドライブ能力は、初段
の第1インバータ15のドライブ能力よりも大きく、且
つ終段の第4インバータ17のドライブ能力よりも小さ
く設定される。中段のインバータの個数は必要に応じて
増減してもよい。但し、この場合、発振回路全体として
の反転素子(インバータ及びNAND回路)の個数は、
偶数にすると発振しなくなるので、奇数にしなければな
らない。
能力を小さくして、終段の第4インバータ17のドライ
ブ能力を大きくすると、両者の間のドライブ能力に差が
できるが、この差が大き過ぎると、終段の第4インバー
タ17が電流をうまくドライブできなくなり、発振しな
かったり、周波数の遅れを生じる。中段の第3インバー
タ16は初段の第2インバータ15と終段の第4インバ
ータ17との間のドライブ能力の差を緩和するもので、
この中段の第3インバータ16のドライブ能力は、初段
の第1インバータ15のドライブ能力よりも大きく、且
つ終段の第4インバータ17のドライブ能力よりも小さ
く設定される。中段のインバータの個数は必要に応じて
増減してもよい。但し、この場合、発振回路全体として
の反転素子(インバータ及びNAND回路)の個数は、
偶数にすると発振しなくなるので、奇数にしなければな
らない。
【0033】上記実施例では、第2反転回路IVの中段
インバータとして1個のインバータ16を用いたが、初
段のインバータ15と終段のインバータ17との間に直
列に接続された、ドライブ能力の異なる複数の中段イン
バータを使用することもできる。この場合、これら中段
インバータの各ドライブ能力を、初段のインバータ15
の直後に接続されるものから終段のインバータ17の直
前に接続されるものに向かって順次増大するように設定
することにより、初段のインバータ15と終段のインバ
ータ17との間のドライブ能力の差が相当大きな場合で
も、複数の中段インバータにより無理なく段階的に漸次
緩和することができる。
インバータとして1個のインバータ16を用いたが、初
段のインバータ15と終段のインバータ17との間に直
列に接続された、ドライブ能力の異なる複数の中段イン
バータを使用することもできる。この場合、これら中段
インバータの各ドライブ能力を、初段のインバータ15
の直後に接続されるものから終段のインバータ17の直
前に接続されるものに向かって順次増大するように設定
することにより、初段のインバータ15と終段のインバ
ータ17との間のドライブ能力の差が相当大きな場合で
も、複数の中段インバータにより無理なく段階的に漸次
緩和することができる。
【0034】上記実施例では、第2反転回路IVを複数
のインバータ15乃至17により構成したが、第1反転
回路を複数のインバータにより構成してもよい。また、
上記実施例では、第2反転回路IV及び第2遅延回路D
2をそれぞれ1個づつ用いたが、必要に応じてそれらを
複数個使用してもよい。
のインバータ15乃至17により構成したが、第1反転
回路を複数のインバータにより構成してもよい。また、
上記実施例では、第2反転回路IV及び第2遅延回路D
2をそれぞれ1個づつ用いたが、必要に応じてそれらを
複数個使用してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上から明らかなように、請求項1の発
振回路によれば、複数の反転回路のうちの少なくとも1
つを、互いに直列に接続された複数のインバータにより
構成し、これら複数のインバータのうちの、入力側の遅
延回路の直後に接続された初段インバータのドライブ能
力を、出力側の遅延回路の直前に接続された終段インバ
ータのドライブ能力よりも小さくしたので、入力信号の
波形がなまっている初段インバータのドライブ能力を小
さくすることにより貫通電流を減少させて消費電流の増
大を抑制し、また入力信号の立ち上がり及び立ち下がり
がシャープな終段インバータのドライブ能力を大きくす
ることにより、時定数に対する内部抵抗の影響を小さく
して、発振周波数の変動を抑制することができ、従って
広い電圧範囲に亙って安定して動作する発振回路を提供
することができる。
振回路によれば、複数の反転回路のうちの少なくとも1
つを、互いに直列に接続された複数のインバータにより
構成し、これら複数のインバータのうちの、入力側の遅
延回路の直後に接続された初段インバータのドライブ能
力を、出力側の遅延回路の直前に接続された終段インバ
ータのドライブ能力よりも小さくしたので、入力信号の
波形がなまっている初段インバータのドライブ能力を小
さくすることにより貫通電流を減少させて消費電流の増
大を抑制し、また入力信号の立ち上がり及び立ち下がり
がシャープな終段インバータのドライブ能力を大きくす
ることにより、時定数に対する内部抵抗の影響を小さく
して、発振周波数の変動を抑制することができ、従って
広い電圧範囲に亙って安定して動作する発振回路を提供
することができる。
【0036】請求項2の発振回路によれば、外部よりト
リガー信号を入力される第1入力端子を有するNAND
回路と、そのNAND回路の出力信号を反転する第1反
転回路と、その第1反転回路の出力信号を積分する第1
遅延回路と、その第1遅延回路の出力信号を反転、増幅
する少なくとも1個の第2反転回路と、その第2反転回
路の出力信号を積分して出力するとともに、その出力を
前記NAND回の第2入力端子へ帰還させる少なくとも
1個の第2遅延回路とを備え、前記少なくとも1個の第
2反転回路は、互いに直列に接続された複数のインバー
タからなり、それら複数のインバータのうち、前記第1
遅延回路の直後に接続された初段インバータのドライブ
能力は、前記第2遅延回路の直前に接続された終段イン
バータのドライブ能力よりも小さいので、入力信号の波
形がなまっている初段インバータのドライブ能力を小さ
くすることにより貫通電流を減少させて消費電流の増大
を抑制し、また入力信号の立ち上がり及び立ち下がりが
シャープな終段インバータのドライブ能力を大きくする
ことにより、時定数に対する内部抵抗の影響を小さくし
て、発振周波数の変動を抑制することができ、従って広
い電圧範囲に亙って安定して動作する発振回路を提供す
ることができる。
リガー信号を入力される第1入力端子を有するNAND
回路と、そのNAND回路の出力信号を反転する第1反
転回路と、その第1反転回路の出力信号を積分する第1
遅延回路と、その第1遅延回路の出力信号を反転、増幅
する少なくとも1個の第2反転回路と、その第2反転回
路の出力信号を積分して出力するとともに、その出力を
前記NAND回の第2入力端子へ帰還させる少なくとも
1個の第2遅延回路とを備え、前記少なくとも1個の第
2反転回路は、互いに直列に接続された複数のインバー
タからなり、それら複数のインバータのうち、前記第1
遅延回路の直後に接続された初段インバータのドライブ
能力は、前記第2遅延回路の直前に接続された終段イン
バータのドライブ能力よりも小さいので、入力信号の波
形がなまっている初段インバータのドライブ能力を小さ
くすることにより貫通電流を減少させて消費電流の増大
を抑制し、また入力信号の立ち上がり及び立ち下がりが
シャープな終段インバータのドライブ能力を大きくする
ことにより、時定数に対する内部抵抗の影響を小さくし
て、発振周波数の変動を抑制することができ、従って広
い電圧範囲に亙って安定して動作する発振回路を提供す
ることができる。
【0037】請求項3による発振回路では、前記少なく
とも1個の第2反転回路は、前記初段インバータと終段
インバータとの間に接続された少なくとも1個の中段イ
ンバータを有し、この中段インバータのドライブ能力
は、前記初段インバータのドライブ能力よりも大きく、
且つ前記終段インバータのドライブ能力よりも小さくし
たので、初段インバータと終段インバータとの間のドラ
イブ能力の差を中段インバータにより効果的に緩和する
ことにより、終段インバータの動作を安定させて発振を
確実におこなうことができができる。
とも1個の第2反転回路は、前記初段インバータと終段
インバータとの間に接続された少なくとも1個の中段イ
ンバータを有し、この中段インバータのドライブ能力
は、前記初段インバータのドライブ能力よりも大きく、
且つ前記終段インバータのドライブ能力よりも小さくし
たので、初段インバータと終段インバータとの間のドラ
イブ能力の差を中段インバータにより効果的に緩和する
ことにより、終段インバータの動作を安定させて発振を
確実におこなうことができができる。
【0038】請求項4による発振回路では、前記少なく
とも1個の第2反転回路は、前記初段インバータと前記
終段インバータとの間に直列に接続された複数個の中段
インバータを有し、これら中段インバータの各ドライブ
能力は、前記初段インバータの直後に接続されるものか
ら前記終段インバータの直前に接続されるものに向かっ
て順次増大するようにしたので、初段のインバータと終
段のインバータとの間に相当大きなドライブ能力の差が
ある場合でも、複数の中段インバータにより無理なく段
階的に漸次緩和することができる。
とも1個の第2反転回路は、前記初段インバータと前記
終段インバータとの間に直列に接続された複数個の中段
インバータを有し、これら中段インバータの各ドライブ
能力は、前記初段インバータの直後に接続されるものか
ら前記終段インバータの直前に接続されるものに向かっ
て順次増大するようにしたので、初段のインバータと終
段のインバータとの間に相当大きなドライブ能力の差が
ある場合でも、複数の中段インバータにより無理なく段
階的に漸次緩和することができる。
【図1】本発明の一実施例による発振回路の回路図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例の動作を説明するための入力信
号の波形図である。
号の波形図である。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するための出力信
号の波形図である。
号の波形図である。
【図4】本発明の実施例の動作を説明するためのインバ
ータの回路図である。
ータの回路図である。
【図5】本発明の実施例の動作を説明するためのインバ
ータのパターン図である。
ータのパターン図である。
【図6】従来の発振回路の回路図である。
【図7】従来の発振回路の動作を説明するための入力信
号の波形図である。
号の波形図である。
11 NAND回路 12 第1反転回路としての第1インバータ 15 初段インバータとしての第2インバータ 16 中段インバータとしての第3インバータ 17 終段インバータとしての第4インバータ D1 第1遅延回路 D2 第2遅延回路 IV 第2反転回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】従って、例えば、発振回路の動作を2.7
Vから5.5V程度までの広い動作電圧範囲で保証しよ
うとしたとき、インバータ2、5のドライブ能力を小さ
くすると、インバータ5を構成するトランジスタの持つ
内部抵抗の影響が強くなるために波形がなまり(パルス
の立ち上がり、立ち下がりが遅くなり)、発振周波数が
設定値から変化して低くなる。また、インバータ2、5
のドライブ能力を大きくすると、波形のなまりに対する
影響(すなわち設定周波数からのずれ)は小さくなる
が、電流消費が大きくなるという問題点があった。
Vから5.5V程度までの広い動作電圧範囲で保証しよ
うとしたとき、インバータ2、5のドライブ能力を小さ
くすると、インバータ5を構成するトランジスタの持つ
内部抵抗の影響が強くなるために波形がなまり(パルス
の立ち上がり、立ち下がりが遅くなり)、発振周波数が
設定値から変化して低くなる。また、インバータ2、5
のドライブ能力を大きくすると、波形のなまりに対する
影響(すなわち設定周波数からのずれ)は小さくなる
が、電流消費が大きくなるという問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】各インバータ15乃至17のドライブ能力
について簡単に説明すると、インバータ15乃至17の
ドライブ能力は、それを構成するN型トランジスタ52
及びP型トランジスタのドライブ能力により決定される
もので、各トランジスタのドライブ能力βは次式により
表される。 β=PxW/L ここで、Pは半導体製造工程の各パラメータ(温度、製
法、材料、濃度、ゲート酸化膜の厚さ、誘電率等)によ
り決定される定数、Lはトランジスタのゲートの長さ、
Wはトランジスタのゲートの幅Wである。従って、各ト
ランジスタのドライブ能力は、ゲートの幅Wと長さLと
の比、W/Lにより決定される。すなわち、図5のN型
トランジスタ52のゲート長さL1及びP型トランジス
タ51のゲート厚さL2が薄い程ドライブ能力は大きく
なり、N型トランジスタ52のゲート幅W1及びP型ト
ランジスタのゲート幅W2が広い程ドライブ能力は大き
くなる。
について簡単に説明すると、インバータ15乃至17の
ドライブ能力は、それを構成するN型トランジスタ52
及びP型トランジスタのドライブ能力により決定される
もので、各トランジスタのドライブ能力βは次式により
表される。 β=PxW/L ここで、Pは半導体製造工程の各パラメータ(温度、製
法、材料、濃度、ゲート酸化膜の厚さ、誘電率等)によ
り決定される定数、Lはトランジスタのゲートの長さ、
Wはトランジスタのゲートの幅Wである。従って、各ト
ランジスタのドライブ能力は、ゲートの幅Wと長さLと
の比、W/Lにより決定される。すなわち、図5のN型
トランジスタ52のゲート長さL1及びP型トランジス
タ51のゲート厚さL2が薄い程ドライブ能力は大きく
なり、N型トランジスタ52のゲート幅W1及びP型ト
ランジスタのゲート幅W2が広い程ドライブ能力は大き
くなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】尚、初段の第1インバータ15のドライブ
能力を小さくして、終段の第4インバータ17のドライ
ブ能力を大きくすると、両者の間のドライブ能力に差が
できるが、この差が大き過ぎると、終段の第4インバー
タ17が電流をうまくドライブできなくなり、発振しな
いことがある。中段の第3インバータ16は初段の第2
インバータ15と終段の第4インバータ17との間のド
ライブ能力の差を緩和するもので、この中段の第3イン
バータ16のドライブ能力は、初段の第1インバータ1
5のドライブ能力よりも大きく、且つ終段の第4インバ
ータ17のドライブ能力よりも小さく設定される。中段
のインバータの個数は必要に応じて増減してもよい。但
し、この場合、発振回路全体としての反転素子(インバ
ータ及びNAND回路)の個数は、偶数にすると発振し
なくなるので、奇数にしなければならない。
能力を小さくして、終段の第4インバータ17のドライ
ブ能力を大きくすると、両者の間のドライブ能力に差が
できるが、この差が大き過ぎると、終段の第4インバー
タ17が電流をうまくドライブできなくなり、発振しな
いことがある。中段の第3インバータ16は初段の第2
インバータ15と終段の第4インバータ17との間のド
ライブ能力の差を緩和するもので、この中段の第3イン
バータ16のドライブ能力は、初段の第1インバータ1
5のドライブ能力よりも大きく、且つ終段の第4インバ
ータ17のドライブ能力よりも小さく設定される。中段
のインバータの個数は必要に応じて増減してもよい。但
し、この場合、発振回路全体としての反転素子(インバ
ータ及びNAND回路)の個数は、偶数にすると発振し
なくなるので、奇数にしなければならない。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の反転回路と複数の遅延回路とから
構成される発振回路において、前記反転回路のうちの少
なくとも1つを、互いに直列に接続された複数のインバ
ータにより構成し、これら複数のインバータのうちの、
入力側の遅延回路の直後に接続された初段インバータの
ドライブ能力を、出力側の遅延回路の直前に接続された
終段インバータのドライブ能力よりも小さくしたことを
特徴とする発振回路。 - 【請求項2】 外部よりトリガー信号を入力される第1
入力端子を有するNAND回路と、そのNAND回路の
出力信号を反転する第1反転回路と、その第1反転回路
の出力信号を積分する第1遅延回路と、その第1遅延回
路の出力信号を反転、増幅する少なくとも1個の第2反
転回路と、その第2反転回路の出力信号を積分して出力
するとともに、その出力を前記NAND回路の第2入力
端子へ帰還させる少なくとも1個の第2遅延回路とから
なり、前記少なくとも1個の第2反転回路は、互いに直
列に接続された複数のインバータからなり、それら複数
のインバータのうち、前記第1遅延回路の直後に接続さ
れた初段インバータのドライブ能力を、前記第2遅延回
路の直前に接続された終段インバータのドライブ能力よ
りも小さくしたことを特徴とする発振回路。 - 【請求項3】 前記少なくとも1個の第2反転回路は、
前記初段インバータと終段インバータとの間に接続され
た少なくとも1個の中段インバータを有し、この中段イ
ンバータのドライブ能力は、前記初段インバータのドラ
イブ能力よりも大きく、且つ前記終段インバータのドラ
イブ能力よりも小さいことを特徴とする請求項2記載の
発振回路。 - 【請求項4】 前記少なくとも1個の第2反転回路は、
前記初段インバータと前記終段インバータとの間に直列
に接続された複数個の中段インバータを有し、これら中
段インバータの各ドライブ能力は、前記初段インバータ
の直後に接続されるものから前記終段インバータの直前
に接続されるものに向かって順次増大することを特徴と
する請求項3記載の発振回路。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5175323A JPH0730378A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 発振回路 |
| US08/268,115 US5424690A (en) | 1993-07-15 | 1994-07-06 | Ring oscillator circuit microcomputers and IC cards using the same |
| EP94110885A EP0634837B1 (en) | 1993-07-15 | 1994-07-13 | Oscillation circuit, also for use in microcomputers and IC cards |
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