JPH073041Y2 - 圧力制御弁 - Google Patents
圧力制御弁Info
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- JPH073041Y2 JPH073041Y2 JP1988006935U JP693588U JPH073041Y2 JP H073041 Y2 JPH073041 Y2 JP H073041Y2 JP 1988006935 U JP1988006935 U JP 1988006935U JP 693588 U JP693588 U JP 693588U JP H073041 Y2 JPH073041 Y2 JP H073041Y2
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Landscapes
- Safety Valves (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばカウンタバランス弁、ブレーキ弁等に
好適に用いられる圧力制御弁に関し、特に、油圧回路中
の油圧モータ等を急停止させるときのショックを緩和で
き、キャビテーションの発生等を防止できるようにした
圧力制御弁に関する。
好適に用いられる圧力制御弁に関し、特に、油圧回路中
の油圧モータ等を急停止させるときのショックを緩和で
き、キャビテーションの発生等を防止できるようにした
圧力制御弁に関する。
一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等のように、油圧
モータ、油圧シリンダ等の油圧アクチュエータを用いて
慣性体を駆動させる機械にあっては、油圧アクチュエー
タを停止させるときに慣性体から大きな慣性負荷を受け
るようになるため、油圧回路の途中にブレーキ弁を設
け、該ブレーキ弁により前記慣性負荷を吸収するように
している。そして、この種のブレーキ弁には従来、第8
図に示すように圧力制御弁を有するカウンタバランス弁
が用いられている。
モータ、油圧シリンダ等の油圧アクチュエータを用いて
慣性体を駆動させる機械にあっては、油圧アクチュエー
タを停止させるときに慣性体から大きな慣性負荷を受け
るようになるため、油圧回路の途中にブレーキ弁を設
け、該ブレーキ弁により前記慣性負荷を吸収するように
している。そして、この種のブレーキ弁には従来、第8
図に示すように圧力制御弁を有するカウンタバランス弁
が用いられている。
即ち、第8図はブレーキ弁を備えた油圧回路を示し、図
中1は油圧モータで、該油圧モータ1は一対の主管路2
A,2Bを介して油圧源となる油圧ポンプ3、タンク4と接
続され、該油圧ポンプ3からの圧油により慣性体(図示
せず)を回転駆動するようになっている。5は主管路2
A,2Bの途中に設けられた方向切換弁を示し、該方向切換
弁5は運転者等によって手動操作され、中立位置(イ)
では油圧モータ1を停止させ、切換位置(ロ)、(ハ)
に切換操作したときには油圧モータ1を慣性体と共に一
方向、他方向に回転させるようになっている。
中1は油圧モータで、該油圧モータ1は一対の主管路2
A,2Bを介して油圧源となる油圧ポンプ3、タンク4と接
続され、該油圧ポンプ3からの圧油により慣性体(図示
せず)を回転駆動するようになっている。5は主管路2
A,2Bの途中に設けられた方向切換弁を示し、該方向切換
弁5は運転者等によって手動操作され、中立位置(イ)
では油圧モータ1を停止させ、切換位置(ロ)、(ハ)
に切換操作したときには油圧モータ1を慣性体と共に一
方向、他方向に回転させるようになっている。
6は油圧モータ1と方向切換弁5との間に位置して、主
管路2A,2Bの途中に設けられたブレーキ弁を示し、該ブ
レーキ弁6は、主管路2A,2B間に設けられた一対のオー
バロードリリーフ弁7A,7Bと、カウンタバランス弁8と
からなり、該カウンタバランス弁8は、主管路2A,2Bの
途中に設けられ油圧ポンプ3から油圧モータ1側へのみ
圧油の流通を許す一対のチェック弁9A,9Bと、該各々チ
ェック弁9A,9Bの前、後でアクチュエータ側の分岐管路1
0A,10Bと油圧源側の分岐管路11A,11Bとを介して主管路2
A,2Bと接続された圧力制御弁12とから構成されている。
そして、該圧力制御弁12は左、右のばね13A,13Bによっ
て常時中立位置(イ)に付勢され、油圧ポンプ3からの
パイロット圧が左、右の絞り通路14A,14Bを介して供給
されるときには、このパイロット圧により切換位置
(ロ)、(ハ)のいずれかに自動的に切換えられ、油圧
モータ1からの戻り油をタンク4側に戻すようになって
いる。
管路2A,2Bの途中に設けられたブレーキ弁を示し、該ブ
レーキ弁6は、主管路2A,2B間に設けられた一対のオー
バロードリリーフ弁7A,7Bと、カウンタバランス弁8と
からなり、該カウンタバランス弁8は、主管路2A,2Bの
途中に設けられ油圧ポンプ3から油圧モータ1側へのみ
圧油の流通を許す一対のチェック弁9A,9Bと、該各々チ
ェック弁9A,9Bの前、後でアクチュエータ側の分岐管路1
0A,10Bと油圧源側の分岐管路11A,11Bとを介して主管路2
A,2Bと接続された圧力制御弁12とから構成されている。
そして、該圧力制御弁12は左、右のばね13A,13Bによっ
て常時中立位置(イ)に付勢され、油圧ポンプ3からの
パイロット圧が左、右の絞り通路14A,14Bを介して供給
されるときには、このパイロット圧により切換位置
(ロ)、(ハ)のいずれかに自動的に切換えられ、油圧
モータ1からの戻り油をタンク4側に戻すようになって
いる。
15は方向切換弁5とブレーキ弁6との間に位置して、主
管路2A,2B間に設けられた高圧選択弁としてのシャトル
弁を示し、該シャトル弁15は主管路2A,2Bのうち高圧側
の圧油を選択して、この圧油をブレーキ管路16内へと導
出するようになっている。さらに、17は油圧モータ1の
出力軸1A側に設けられたネガティブブレーキとしてのブ
レーキ装置を示し、該ブレーキ装置17はばね17Aによっ
て出力軸1Aに常時制動力を付与し、ブレーキ管路16から
圧油が供給されたときには、出力軸1Aの制動を解除する
ようになっている。なお、ブレーキ管路16の途中には減
圧弁(図示せず)を設け、ブレーキ装置17に供給される
圧油の圧力を所定圧まで減圧するようにしてもよい。
管路2A,2B間に設けられた高圧選択弁としてのシャトル
弁を示し、該シャトル弁15は主管路2A,2Bのうち高圧側
の圧油を選択して、この圧油をブレーキ管路16内へと導
出するようになっている。さらに、17は油圧モータ1の
出力軸1A側に設けられたネガティブブレーキとしてのブ
レーキ装置を示し、該ブレーキ装置17はばね17Aによっ
て出力軸1Aに常時制動力を付与し、ブレーキ管路16から
圧油が供給されたときには、出力軸1Aの制動を解除する
ようになっている。なお、ブレーキ管路16の途中には減
圧弁(図示せず)を設け、ブレーキ装置17に供給される
圧油の圧力を所定圧まで減圧するようにしてもよい。
このように構成される従来技術では、まず方向切換弁5
を中立位置(イ)から切換位置(ロ)に切換えると、油
圧ポンプ3からの圧油が主管路2Aに供給されて、チェッ
ク弁9Aを開弁すると共に、圧力制御弁12に絞り通路14A
を介してパイロット圧が供給され、該圧力制御弁12をば
ね13Bに抗して切換位置(ロ)に切換えさせる。これに
より、油圧モータ1は主管路2Aからの圧油によって一方
向に回転されて慣性体を駆動し、油圧モータ1からの戻
り油は主管路2B、分岐管路10B,11B等を介してタンク4
へと戻される。
を中立位置(イ)から切換位置(ロ)に切換えると、油
圧ポンプ3からの圧油が主管路2Aに供給されて、チェッ
ク弁9Aを開弁すると共に、圧力制御弁12に絞り通路14A
を介してパイロット圧が供給され、該圧力制御弁12をば
ね13Bに抗して切換位置(ロ)に切換えさせる。これに
より、油圧モータ1は主管路2Aからの圧油によって一方
向に回転されて慣性体を駆動し、油圧モータ1からの戻
り油は主管路2B、分岐管路10B,11B等を介してタンク4
へと戻される。
そして、慣性体を停止させるべく、方向切換弁5を再び
中立位置(イ)に戻したときには、主管路2A側への圧油
の供給が断たれるから、チェック弁9Aが閉弁すると共
に、圧力制御弁12がばね13Bによって中立位置(イ)に
急激に復帰し、分岐管路10B,11B間を遮断させて、油圧
モータ1からの戻り油がタンク4側に流れるのを中断さ
せる。この結果、油圧モータ1からの戻り油によって主
管路2B側が高圧となり、この圧力(ブレーキ圧)によっ
てリリーフ弁7Bが開弁し、主管路2B側の高圧を主管路2A
側にリリーフすることにより、慣性体による油圧モータ
1の慣性回転(負荷)を徐々に吸収して油圧モータ1を
慣性体と共に停止させる。
中立位置(イ)に戻したときには、主管路2A側への圧油
の供給が断たれるから、チェック弁9Aが閉弁すると共
に、圧力制御弁12がばね13Bによって中立位置(イ)に
急激に復帰し、分岐管路10B,11B間を遮断させて、油圧
モータ1からの戻り油がタンク4側に流れるのを中断さ
せる。この結果、油圧モータ1からの戻り油によって主
管路2B側が高圧となり、この圧力(ブレーキ圧)によっ
てリリーフ弁7Bが開弁し、主管路2B側の高圧を主管路2A
側にリリーフすることにより、慣性体による油圧モータ
1の慣性回転(負荷)を徐々に吸収して油圧モータ1を
慣性体と共に停止させる。
なお、方向切換弁5を切換位置(ハ)に切換えたとき、
および中立位置(イ)に戻したときにも、前述の場合と
ほぼ同様に作動するから、これ以上の説明は省略するも
のとする。
および中立位置(イ)に戻したときにも、前述の場合と
ほぼ同様に作動するから、これ以上の説明は省略するも
のとする。
ところで、上述した従来技術では、カウンタバランス弁
8として左、右の切換位置(ロ)、(ハ)のみを有する
圧力制御弁12を用いているため、例えば方向切換弁5を
切換位置(ロ)から中立位置(イ)に戻したときに、圧
力制御弁12が中立位置(イ)に復帰すると、慣性回転に
よる油圧モータ1からの戻り油によって主管路2B内の圧
力(ブレーキ圧)が急上昇するから、リリーフ弁7Bの応
答(開弁)が僅かでも遅れると、主管路2B内に第9図中
に示す如きサージ圧Paが発生し、油圧モータ1やブレー
キ弁6等の損傷原因となるばかりでなく、油圧モータ1
の急激な停止動作となり、油圧回路中の各機器に大きな
ショックを与えるという欠点がある。
8として左、右の切換位置(ロ)、(ハ)のみを有する
圧力制御弁12を用いているため、例えば方向切換弁5を
切換位置(ロ)から中立位置(イ)に戻したときに、圧
力制御弁12が中立位置(イ)に復帰すると、慣性回転に
よる油圧モータ1からの戻り油によって主管路2B内の圧
力(ブレーキ圧)が急上昇するから、リリーフ弁7Bの応
答(開弁)が僅かでも遅れると、主管路2B内に第9図中
に示す如きサージ圧Paが発生し、油圧モータ1やブレー
キ弁6等の損傷原因となるばかりでなく、油圧モータ1
の急激な停止動作となり、油圧回路中の各機器に大きな
ショックを与えるという欠点がある。
一方、上記欠点を解決するために第10図に示す如く、圧
力制御弁12の中立位置(イ)と切換位置(ロ)、(ハ)
との間に中間切換位置としての絞り領域(ニ)、(ホ)
を設けた他の従来技術が知られている。ここで、絞り領
域(ニ)、(ホ)としては、圧力制御弁12を構成するス
プール(図示せず)の中央ランドを挟む左、右の切換ラ
ンドにノッチ(切欠き)を形成することによって実現さ
れる。
力制御弁12の中立位置(イ)と切換位置(ロ)、(ハ)
との間に中間切換位置としての絞り領域(ニ)、(ホ)
を設けた他の従来技術が知られている。ここで、絞り領
域(ニ)、(ホ)としては、圧力制御弁12を構成するス
プール(図示せず)の中央ランドを挟む左、右の切換ラ
ンドにノッチ(切欠き)を形成することによって実現さ
れる。
そしてこの場合には、例えば圧力制御弁12が切換位置
(ロ)から中立位置(イ)に復帰するときに、絞り通路
14A,14Bの絞り作用等で絞り領域(ニ)を比較的ゆっく
りと移動させることにより、中立位置(イ)の手前まで
該絞り領域(ニ)で分岐管路10B,11B間の流路を確保し
て徐々に流量を低下させ、主管路2B内の圧力(ブレーキ
圧)を徐々に上げさせることが可能となる。この結果、
第11図に示す如く主管路2B内の急激な圧力上昇およびサ
ージ圧Paの発生をある程度抑えることができる。
(ロ)から中立位置(イ)に復帰するときに、絞り通路
14A,14Bの絞り作用等で絞り領域(ニ)を比較的ゆっく
りと移動させることにより、中立位置(イ)の手前まで
該絞り領域(ニ)で分岐管路10B,11B間の流路を確保し
て徐々に流量を低下させ、主管路2B内の圧力(ブレーキ
圧)を徐々に上げさせることが可能となる。この結果、
第11図に示す如く主管路2B内の急激な圧力上昇およびサ
ージ圧Paの発生をある程度抑えることができる。
しかし、第10図に示す他の従来技術では、主管路2B内の
圧力上昇を第11図中に点線で示す如くゆるやかにするた
めに、絞り領域(ニ)の通路面積を大きくしたり、ある
いは絞り通路14A,14Bの通路面積を小さくしたりして、
圧力制御弁12が絞り領域(ニ)をさらにゆっくり移動す
るようにした場合、絞り領域(ニ)において主管路2B内
の戻り油が分岐管路10B,11Bを介してタンク4に比較的
大量に流出してしまう。そしてこの場合、油圧モータ1
の慣性回転により主管路2A内の圧油は油圧モータ1に吸
入されて、主管路2B側に順次戻されているから、吸入側
となる主管路2A内は負圧となって、いわゆるキャビテー
ションが発生し易くなり、主管路2B内の圧力(ブレーキ
圧)は第12図中に示す如く脈動して、騒音が発生し、油
圧モータ1やブレーキ弁6等の損傷原因となるという欠
点がある。
圧力上昇を第11図中に点線で示す如くゆるやかにするた
めに、絞り領域(ニ)の通路面積を大きくしたり、ある
いは絞り通路14A,14Bの通路面積を小さくしたりして、
圧力制御弁12が絞り領域(ニ)をさらにゆっくり移動す
るようにした場合、絞り領域(ニ)において主管路2B内
の戻り油が分岐管路10B,11Bを介してタンク4に比較的
大量に流出してしまう。そしてこの場合、油圧モータ1
の慣性回転により主管路2A内の圧油は油圧モータ1に吸
入されて、主管路2B側に順次戻されているから、吸入側
となる主管路2A内は負圧となって、いわゆるキャビテー
ションが発生し易くなり、主管路2B内の圧力(ブレーキ
圧)は第12図中に示す如く脈動して、騒音が発生し、油
圧モータ1やブレーキ弁6等の損傷原因となるという欠
点がある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもの
で、本考案は油圧モータ等のアクチュエータを停止させ
るときにサージ圧やキャビテーション等が発生するのを
防止でき、停止時のショックを確実に緩和できるように
した圧力制御弁を提供するものである。
で、本考案は油圧モータ等のアクチュエータを停止させ
るときにサージ圧やキャビテーション等が発生するのを
防止でき、停止時のショックを確実に緩和できるように
した圧力制御弁を提供するものである。
上述した課題を解決するために本考案は、一対の油圧源
側ポートと一対のアクチュエータ側ポートとを有する弁
本体と、該弁本体内に摺動可能に設けられ、前記各油圧
源側ポートと各アクチュエータ側ポートとの間を開閉す
るスプールと、該スプールの両端側に位置して前記弁本
体内に形成された一対の油室と、該各油室と前記各油圧
源側ポートとをそれぞれ連通する絞り通路と、前記各油
室内に設けられ、前記スプールを常時中立位置に付勢す
る一対のばねとからなる圧力制御弁に適用される。
側ポートと一対のアクチュエータ側ポートとを有する弁
本体と、該弁本体内に摺動可能に設けられ、前記各油圧
源側ポートと各アクチュエータ側ポートとの間を開閉す
るスプールと、該スプールの両端側に位置して前記弁本
体内に形成された一対の油室と、該各油室と前記各油圧
源側ポートとをそれぞれ連通する絞り通路と、前記各油
室内に設けられ、前記スプールを常時中立位置に付勢す
る一対のばねとからなる圧力制御弁に適用される。
そして、本考案が採用する構成の特徴は、前記スプール
には、前記各アクチュエータ側ポート間を遮断する中央
ランドと、該中央ランドを挟んで軸方向に伸び、前記各
アクチュエータ側ポート間を連通させる油通路と、前記
中央ランドに形成され、前記スプールが全開位置から中
立位置に戻るときに前記各アクチュエータ側ポートのう
ち戻り側となるポートを該油通路に連通させる通路部と
を設け、かつ前記油通路には、該通路部を挟んで軸方向
に離間し前記各アクチュエータ側ポートのうち戻り側と
なるポートから吸入側となるポートに向けて圧油が流通
するのを許し、逆向きの流れを阻止する一対のチェック
弁を設けたことにある。
には、前記各アクチュエータ側ポート間を遮断する中央
ランドと、該中央ランドを挟んで軸方向に伸び、前記各
アクチュエータ側ポート間を連通させる油通路と、前記
中央ランドに形成され、前記スプールが全開位置から中
立位置に戻るときに前記各アクチュエータ側ポートのう
ち戻り側となるポートを該油通路に連通させる通路部と
を設け、かつ前記油通路には、該通路部を挟んで軸方向
に離間し前記各アクチュエータ側ポートのうち戻り側と
なるポートから吸入側となるポートに向けて圧油が流通
するのを許し、逆向きの流れを阻止する一対のチェック
弁を設けたことにある。
上記構成により、スプールが全開位置から中立位置に戻
るときには、各アクチュエータ側ポートのうち戻り側と
なるポートから圧油(戻り油)の一部をチェック弁を介
して吸入側となるポートに向けて流通(分流)させるこ
とができる。この結果、このときの圧油(戻り油)を戻
り側の主管路から吸入側の主管路へと徐々に流通(分
流)させることができ、戻り側の急激な圧力上昇防止で
きると共に、吸入側が負圧となるのも確実に防止でき
る。
るときには、各アクチュエータ側ポートのうち戻り側と
なるポートから圧油(戻り油)の一部をチェック弁を介
して吸入側となるポートに向けて流通(分流)させるこ
とができる。この結果、このときの圧油(戻り油)を戻
り側の主管路から吸入側の主管路へと徐々に流通(分
流)させることができ、戻り側の急激な圧力上昇防止で
きると共に、吸入側が負圧となるのも確実に防止でき
る。
以下、本考案の実施例を第1図ないし第7図に基づいて
説明する。なお、実施例では前述した第8図に示す従来
技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
説明する。なお、実施例では前述した第8図に示す従来
技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
而して、第1図ないし第4図は本考案の第1の実施例を
示している。
示している。
図中、21は一対のチェック弁9A,9Bと共にカウンタバラ
ンス弁8を構成する圧力制御弁を示し、該圧力制御弁21
の弁本体22には第2図、第3図中に示す如く軸方向に伸
長するスプール摺動穴23が穿設され、該スプール摺動穴
23の周壁には、図中左、右に離間した環状の油溝24A,24
Bを介してスプール摺動穴23と連通する一対の油圧源側
ポート25A,25Bと、油溝24A,24B間に位置して左、右に離
間した他の環状の油溝26A,26Bを介してスプール摺動穴2
3と連通する一対のアクチュエータ側ポート27A,27Bとが
形成されている。そして、油圧源側ポート25A,25Bは分
岐管路11A,11Bと接続され、アクチュエータ側ポート26
A,26Bは分岐管路10A,10Bと接続されている(第1図参
照)。また、該弁本体22はスプール摺動穴23の軸方向両
端側が蓋体28A,28Bによって施蓋され、該蓋体28A,28Bに
は後述するスプール30の両端側に位置して一対の油室29
A,29Bが形成されている。
ンス弁8を構成する圧力制御弁を示し、該圧力制御弁21
の弁本体22には第2図、第3図中に示す如く軸方向に伸
長するスプール摺動穴23が穿設され、該スプール摺動穴
23の周壁には、図中左、右に離間した環状の油溝24A,24
Bを介してスプール摺動穴23と連通する一対の油圧源側
ポート25A,25Bと、油溝24A,24B間に位置して左、右に離
間した他の環状の油溝26A,26Bを介してスプール摺動穴2
3と連通する一対のアクチュエータ側ポート27A,27Bとが
形成されている。そして、油圧源側ポート25A,25Bは分
岐管路11A,11Bと接続され、アクチュエータ側ポート26
A,26Bは分岐管路10A,10Bと接続されている(第1図参
照)。また、該弁本体22はスプール摺動穴23の軸方向両
端側が蓋体28A,28Bによって施蓋され、該蓋体28A,28Bに
は後述するスプール30の両端側に位置して一対の油室29
A,29Bが形成されている。
30はスプール摺動穴23内に摺動可能に挿嵌されたスプー
ルを示し、該スプール30には油溝26A,26B間に介在し、
外周面に環状の油路31が形成された中央ランド32と、該
中央ランド32の左、右両側に位置し、大、小のノッチ33
A,33Bを介して一方で油溝24A,26A間を連通、遮断し、他
方で油溝24B,26B間を連通、遮断する左、右の切換ラン
ド34A,34Bと、左、右両端に位置し、油溝24A,24Bと油室
29A,29Bとの間を遮断する左、右の端部ランド35A,35Bと
が設けられ、該スプール30の中央部位には中央ランド32
を挟んで軸方向に伸び、左、右の油穴36A,36Bを介して
油溝26A,26B間、即ちポート27A,27B間を常時連通させる
油通路37が形成されている。
ルを示し、該スプール30には油溝26A,26B間に介在し、
外周面に環状の油路31が形成された中央ランド32と、該
中央ランド32の左、右両側に位置し、大、小のノッチ33
A,33Bを介して一方で油溝24A,26A間を連通、遮断し、他
方で油溝24B,26B間を連通、遮断する左、右の切換ラン
ド34A,34Bと、左、右両端に位置し、油溝24A,24Bと油室
29A,29Bとの間を遮断する左、右の端部ランド35A,35Bと
が設けられ、該スプール30の中央部位には中央ランド32
を挟んで軸方向に伸び、左、右の油穴36A,36Bを介して
油溝26A,26B間、即ちポート27A,27B間を常時連通させる
油通路37が形成されている。
また、該スプール30には中央ランド32の油路31と油通路
37とを連通させる小径の油穴としての絞り38が径方向に
穿設され、該絞り38は油路31と共に通路部を構成し、油
路31が前記ポート27A,27Bのいずれかと連通したときに
絞り作用を与えつつ油通路37内に圧油を流通させ、後述
のチェック弁42Aまたは42Bを開弁させるようになってい
る。
37とを連通させる小径の油穴としての絞り38が径方向に
穿設され、該絞り38は油路31と共に通路部を構成し、油
路31が前記ポート27A,27Bのいずれかと連通したときに
絞り作用を与えつつ油通路37内に圧油を流通させ、後述
のチェック弁42Aまたは42Bを開弁させるようになってい
る。
一方、該スプール30には切換ランド34A,34Bと端部ラン
ド35A,35Bとの間に位置して、前記各ポート25A,25Bを各
油溝24A,24Bを介して各油室29A,29Bと連通させる小径の
絞り通路39A,39Bが形成され、該各絞り通路39A,39Bは方
向切換弁5が切換位置(ロ)または(ハ)に切換操作さ
れたときにスプール30の端面等にパイロット圧を供給
し、該スプール30を図中右方向または左方向に摺動させ
るようになっている。なお、該各絞り通路39A,39Bは必
ずしもスプール30に形成する必要はなく、第3図中に二
点鎖線で例示する如く、各ポート25A,25Bと各油室29A,2
9Bとの間に形成してもよい。また、該各絞り通路39A,39
Bの通路面積を小さくすれば、スプール30の摺動速度は
遅くなり、大きくすれば速くなるようになっている。
ド35A,35Bとの間に位置して、前記各ポート25A,25Bを各
油溝24A,24Bを介して各油室29A,29Bと連通させる小径の
絞り通路39A,39Bが形成され、該各絞り通路39A,39Bは方
向切換弁5が切換位置(ロ)または(ハ)に切換操作さ
れたときにスプール30の端面等にパイロット圧を供給
し、該スプール30を図中右方向または左方向に摺動させ
るようになっている。なお、該各絞り通路39A,39Bは必
ずしもスプール30に形成する必要はなく、第3図中に二
点鎖線で例示する如く、各ポート25A,25Bと各油室29A,2
9Bとの間に形成してもよい。また、該各絞り通路39A,39
Bの通路面積を小さくすれば、スプール30の摺動速度は
遅くなり、大きくすれば速くなるようになっている。
40A,40Bは油室29A,29B内に設けられたストッパを示し、
該ストッパ40A,40Bはスプール30が左または右方向に摺
動したときに、該スプール30の全開位置を所定のストロ
ークをもって規制するようになっている。31A,41Bは該
ストッパ40A,40Bと油室29A,29Bの底部との間には配設さ
れたセンタリング用のばねを示し、該ばね41A,41Bはス
プール30を常時中立位置に付勢し、方向切換弁5が中立
位置(イ)となったときには、第1図に示す如く圧力制
御弁21を中立位置(イ)に復帰させるようになってい
る。
該ストッパ40A,40Bはスプール30が左または右方向に摺
動したときに、該スプール30の全開位置を所定のストロ
ークをもって規制するようになっている。31A,41Bは該
ストッパ40A,40Bと油室29A,29Bの底部との間には配設さ
れたセンタリング用のばねを示し、該ばね41A,41Bはス
プール30を常時中立位置に付勢し、方向切換弁5が中立
位置(イ)となったときには、第1図に示す如く圧力制
御弁21を中立位置(イ)に復帰させるようになってい
る。
ここで、該圧力制御弁21は第1図中に示す如く方向切換
弁5が中立位置(イ)から切換位置(ロ)または(ハ)
に切換えられたときに前記パイロット圧によりばね41B
または41Aに抗して切換位置(ロ)または(ハ)に切換
えられ、このときにスプール30は全開位置となって、油
圧モータ1からの戻り油をポート27Bまたは27A側からポ
ート25Bまたは25A側に流出させてタンク4へと戻すよう
になている。また、該圧力制御弁21の中立位置(イ)と
切換位置(ロ)、(ハ)との間には中間切換位置として
の絞り領域(ニ)、(ホ)が設けられ、該絞り領域
(ニ)、(ホ)では前記切換ランド34B,34Aのノッチ33
B,33Aにより前記戻り油のタンク4側への流出を絞り作
用等によって制御するようになっている。
弁5が中立位置(イ)から切換位置(ロ)または(ハ)
に切換えられたときに前記パイロット圧によりばね41B
または41Aに抗して切換位置(ロ)または(ハ)に切換
えられ、このときにスプール30は全開位置となって、油
圧モータ1からの戻り油をポート27Bまたは27A側からポ
ート25Bまたは25A側に流出させてタンク4へと戻すよう
になている。また、該圧力制御弁21の中立位置(イ)と
切換位置(ロ)、(ハ)との間には中間切換位置として
の絞り領域(ニ)、(ホ)が設けられ、該絞り領域
(ニ)、(ホ)では前記切換ランド34B,34Aのノッチ33
B,33Aにより前記戻り油のタンク4側への流出を絞り作
用等によって制御するようになっている。
そして、方向切換弁5を例えば切換位置(ロ)から中立
位置(イ)に戻したときには前記パイロット圧が低下す
るから、圧力制御弁21はばね41Bと絞り通路39A,39Bとの
作用によって切換位置(ロ)から絞り領域(ニ)を介し
て中立位置(イ)に比較的ゆつくりと復帰し、絞り領域
(ニ)を通過するときに、スプール30は主管路2B、分岐
管路10Bを介してポート27B側に流入してくる油圧モータ
1からの戻り油をノッチ33Bを介して油溝24B、ポート25
B側へと流出させると共に、油路31、絞り38、油通路37
およびチェック弁42Aを介してポート27A側へと流通させ
る。このとき、油圧モータ1は慣性回転しているから、
ポート27B側が戻り側となり、ポート27A側が吸入側とな
る。また、方向切換弁5を切換位置(ハ)から中立位置
(イ)に戻したときには、圧力制御弁21は切換位置
(ハ)から絞り領域(ホ)を介して中立位置(イ)へと
比較的ゆっくりと復帰し、ポート27A側が戻り側とな
り、ポート27B側が吸入側となる。
位置(イ)に戻したときには前記パイロット圧が低下す
るから、圧力制御弁21はばね41Bと絞り通路39A,39Bとの
作用によって切換位置(ロ)から絞り領域(ニ)を介し
て中立位置(イ)に比較的ゆつくりと復帰し、絞り領域
(ニ)を通過するときに、スプール30は主管路2B、分岐
管路10Bを介してポート27B側に流入してくる油圧モータ
1からの戻り油をノッチ33Bを介して油溝24B、ポート25
B側へと流出させると共に、油路31、絞り38、油通路37
およびチェック弁42Aを介してポート27A側へと流通させ
る。このとき、油圧モータ1は慣性回転しているから、
ポート27B側が戻り側となり、ポート27A側が吸入側とな
る。また、方向切換弁5を切換位置(ハ)から中立位置
(イ)に戻したときには、圧力制御弁21は切換位置
(ハ)から絞り領域(ホ)を介して中立位置(イ)へと
比較的ゆっくりと復帰し、ポート27A側が戻り側とな
り、ポート27B側が吸入側となる。
さらに、42A,42Bは油通路37内に左、右に離間して設け
られた一対のチェック弁を示し、該チェック弁42A,42B
は圧力制御弁21が絞り領域(ニ)、(ホ)を経由して中
立位置(イ)に戻るまでの間で、スプール30の油路31が
ポート27Bまたは27Aと連通しているときに、該ポート27
A,27Bのうち戻り側となる、例えばポート27Bから吸入側
となるポート27A、またはポート27Aから吸入側となるポ
ート27Bに向けてのみ油通路37等を介した前記戻り油
(圧油)の流通を許し、吸入側となる主管路2Aまたは2B
内が負圧となるのを防止するようになっている。
られた一対のチェック弁を示し、該チェック弁42A,42B
は圧力制御弁21が絞り領域(ニ)、(ホ)を経由して中
立位置(イ)に戻るまでの間で、スプール30の油路31が
ポート27Bまたは27Aと連通しているときに、該ポート27
A,27Bのうち戻り側となる、例えばポート27Bから吸入側
となるポート27A、またはポート27Aから吸入側となるポ
ート27Bに向けてのみ油通路37等を介した前記戻り油
(圧油)の流通を許し、吸入側となる主管路2Aまたは2B
内が負圧となるのを防止するようになっている。
本実施例は上述の如き構成を有するもので、その基本的
作動については従来技術によるものと格別差異はない。
作動については従来技術によるものと格別差異はない。
然るに本実施例では、圧力制御弁21のスプール30に、中
央ランド32を挟んで軸方向に伸びポート27A,27B間を油
穴36A,36Bを介して連通させる油通路37と、中央ランド3
2の外周面に形成され、該油通路37と絞り38を介して連
通する通路部としての環状の油路31とを設け、油通路37
内には絞り38側から油穴36A,36B側に向けてのみ戻り油
(圧油)の流通を許し、各ポート27A,27B間で戻り側か
ら吸入側へと圧油を流通させる一対のチェック弁42A,42
Bを設けたから、方向切換弁5を切換位置(ロ)、
(ハ)から中立位置(イ)に戻して、油圧モータ1が慣
性回転を行っている間、圧力制御弁21が切換位置
(ロ)、(ハ)から中立位置(イ)に復帰すべく絞り領
域(ニ)、(ホ)を通過しているときに、主管路2A,2
B、分岐管路10A,10Bから分岐管路11A,11B側へと流れる
戻り油を分流させて、ポート27A,27Bのうち戻り側から
吸入側へとチェック弁42A,42Bを介して流入させること
ができ、戻り側となる主管路2Aまたは2B内が負圧状態に
なるのを防止できる。
央ランド32を挟んで軸方向に伸びポート27A,27B間を油
穴36A,36Bを介して連通させる油通路37と、中央ランド3
2の外周面に形成され、該油通路37と絞り38を介して連
通する通路部としての環状の油路31とを設け、油通路37
内には絞り38側から油穴36A,36B側に向けてのみ戻り油
(圧油)の流通を許し、各ポート27A,27B間で戻り側か
ら吸入側へと圧油を流通させる一対のチェック弁42A,42
Bを設けたから、方向切換弁5を切換位置(ロ)、
(ハ)から中立位置(イ)に戻して、油圧モータ1が慣
性回転を行っている間、圧力制御弁21が切換位置
(ロ)、(ハ)から中立位置(イ)に復帰すべく絞り領
域(ニ)、(ホ)を通過しているときに、主管路2A,2
B、分岐管路10A,10Bから分岐管路11A,11B側へと流れる
戻り油を分流させて、ポート27A,27Bのうち戻り側から
吸入側へとチェック弁42A,42Bを介して流入させること
ができ、戻り側となる主管路2Aまたは2B内が負圧状態に
なるのを防止できる。
即ち、第10図に示す他の従来技術で述べた如く、例えば
ノッチ33A,33Bの通路面積を大きくしたり、あるいは絞
り通路39A,39Bの通路面積を小さくしたりして、スプー
ル30を全開位置、例えば切換位置(ロ)から絞り領域
(ニ)を介して中立位置(イ)へと比較的ゆっくりと復
帰させるようにしても、絞り領域(ニ)において油圧モ
ータ1からの戻り油の一部を戻り側のポート27Bから吸
入側のポート27A側へとチェック弁42Aを介して流通させ
ることができ、主管路2A側が負圧となってキャビテーシ
ョンが発生するのを防止できる。そして、前記戻り油は
絞り領域(ニ)においてノッチ33Bにより漸次絞られる
と共に、ポート27B側からポート27A側へと絞り38を介し
て流通するから、戻り側となる主管路2B内の圧力(ブレ
ーキ圧)は第4図に示す特性43の如く比較的ゆるやかに
上昇して、サージ圧が発生したりするのも防止でき、リ
リーフ弁7B等と共に油圧モータ1の慣性回転を徐々に吸
収でき、停止時のショックを確実に緩和することができ
る。
ノッチ33A,33Bの通路面積を大きくしたり、あるいは絞
り通路39A,39Bの通路面積を小さくしたりして、スプー
ル30を全開位置、例えば切換位置(ロ)から絞り領域
(ニ)を介して中立位置(イ)へと比較的ゆっくりと復
帰させるようにしても、絞り領域(ニ)において油圧モ
ータ1からの戻り油の一部を戻り側のポート27Bから吸
入側のポート27A側へとチェック弁42Aを介して流通させ
ることができ、主管路2A側が負圧となってキャビテーシ
ョンが発生するのを防止できる。そして、前記戻り油は
絞り領域(ニ)においてノッチ33Bにより漸次絞られる
と共に、ポート27B側からポート27A側へと絞り38を介し
て流通するから、戻り側となる主管路2B内の圧力(ブレ
ーキ圧)は第4図に示す特性43の如く比較的ゆるやかに
上昇して、サージ圧が発生したりするのも防止でき、リ
リーフ弁7B等と共に油圧モータ1の慣性回転を徐々に吸
収でき、停止時のショックを確実に緩和することができ
る。
また、ノッチ33A,33Bの通路面積をさらに小さくする
か、あるいは該ノッチ33A,33Bをなくした場合でも、絞
り通路14A,14Bの通路面積を小さくしてスプール30の摺
動速度を遅くし、絞り38の通路面積を適宜な大きさに設
定すれば、該絞り38のみによって前記特性43の如くブレ
ーキ圧の上昇速度をゆるやかにすることができ、キャビ
テーションの発生やサージ圧の発生等も防止できる。
か、あるいは該ノッチ33A,33Bをなくした場合でも、絞
り通路14A,14Bの通路面積を小さくしてスプール30の摺
動速度を遅くし、絞り38の通路面積を適宜な大きさに設
定すれば、該絞り38のみによって前記特性43の如くブレ
ーキ圧の上昇速度をゆるやかにすることができ、キャビ
テーションの発生やサージ圧の発生等も防止できる。
さらに、各チェック弁42A,42Bはスプール30に形成した
油通路37内に設ける構成としたから、該チェック弁42A,
42B用のスペースを別途設ける必要がなく、圧力制御弁2
1をコンパクトに形成でき、全体を小型化できる等、種
々の効果を奏する。
油通路37内に設ける構成としたから、該チェック弁42A,
42B用のスペースを別途設ける必要がなく、圧力制御弁2
1をコンパクトに形成でき、全体を小型化できる等、種
々の効果を奏する。
次に、第5図ないし第7図は本考案の第2図の実施例を
示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする
に、本実施例の特徴は、スプール50に絞りとしての浅底
の凹部51を中央ランド52の外周面に位置して複数個(ま
たは1個)形成したことにある。
示し、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする
に、本実施例の特徴は、スプール50に絞りとしての浅底
の凹部51を中央ランド52の外周面に位置して複数個(ま
たは1個)形成したことにある。
ここで、該スプール50は凹部51および後述の油穴58を除
いて前記第1の実施例で述べたスプール30と同様に形成
され、該スプール50にはノッチ53A,53B、切換ランド54
A,54B、端部ランド55A,55B、油穴56A,56B、油通路57、
凹部51と共に通路部を構成する油穴58および絞り通路59
A,59Bが設けられている。
いて前記第1の実施例で述べたスプール30と同様に形成
され、該スプール50にはノッチ53A,53B、切換ランド54
A,54B、端部ランド55A,55B、油穴56A,56B、油通路57、
凹部51と共に通路部を構成する油穴58および絞り通路59
A,59Bが設けられている。
また、油通路57は大径の油穴58,58を介して各凹部51と
連通し、該油通路57内には前記第1の実施例と同様に一
対のチェック弁42A,42Aが設けられている。そして、各
凹部51は中央ランド52の中央部で大となり、図中左,右
に向けて漸次縮小する通路面積を有するように、例えば
長円形状に形成されている。この結果、該凹部51はスプ
ール50が全開位置から中立位置、即ち第5図中の切換位
置(ロ)、(ハ)から絞り傾域(ニ)、(ホ)を介して
中立位置(イ)へと復帰するときに、該凹部51の通路面
積が最大から漸次閉じる零状態へと連続的に変化するよ
うになつている。
連通し、該油通路57内には前記第1の実施例と同様に一
対のチェック弁42A,42Aが設けられている。そして、各
凹部51は中央ランド52の中央部で大となり、図中左,右
に向けて漸次縮小する通路面積を有するように、例えば
長円形状に形成されている。この結果、該凹部51はスプ
ール50が全開位置から中立位置、即ち第5図中の切換位
置(ロ)、(ハ)から絞り傾域(ニ)、(ホ)を介して
中立位置(イ)へと復帰するときに、該凹部51の通路面
積が最大から漸次閉じる零状態へと連続的に変化するよ
うになつている。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる
が、特に本実施例では、凹部51を長円形状に形成したか
ら、油圧モータ1が停止するときに、戻り側となる主管
路2Bまたは2A内に油圧モータ1から吐出される戻り油の
油量が漸減するのに対して、この油量の減少と共に凹部
51の通路面積を減少させることができ、停止時のショッ
クを有効に緩和することができる。
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる
が、特に本実施例では、凹部51を長円形状に形成したか
ら、油圧モータ1が停止するときに、戻り側となる主管
路2Bまたは2A内に油圧モータ1から吐出される戻り油の
油量が漸減するのに対して、この油量の減少と共に凹部
51の通路面積を減少させることができ、停止時のショッ
クを有効に緩和することができる。
なお、前記第2の実施例では、浅底の凹部51を長円形状
に形成するものとして述べたが、これに替えて、浅底の
凹部51をその通路面積が中央部から左,右に向けて漸次
縮小するように、例えば菱形状に形成してもよい。
に形成するものとして述べたが、これに替えて、浅底の
凹部51をその通路面積が中央部から左,右に向けて漸次
縮小するように、例えば菱形状に形成してもよい。
以上詳述した通り、本考案によれば、スプールには、各
アクチュエータ側ポート間を遮断する中央ランドと、該
中央ランドを挟んで軸方向に伸び、前記各アクチュエー
タ側ポート間を連通させる油通路と、前記中央ランドに
形成され、前記スプールが全開位置から中立位置に戻る
ときに前記アクチュエータ側ポートのうち戻り側となる
ポートを該油通路に連通させる通路部とを設け、かつ前
記油通路には、該通路部を挟んで軸方向に離間し前記各
アクチュエータ側ポートのうち戻り側となるポートから
吸入側となるポートに向けて圧油が流通するのを許し、
逆向きの流れを阻止する一対のチェック弁を設ける構成
としたから、スプールが全開位置から中立位置へと戻る
ときに、各アクチュエータ側ポートのうち戻り側となる
ポートと吸入側となるポートとの間をチェック弁を介し
て連通させることにより、例えば吸入側の主管路等が油
圧モータの慣性回転によって負圧となるのを防止でき、
キャビテーションの発生を抑えることができる上に、サ
ージ圧の発生等も抑えることができ、停止時のショック
を確実に緩和できる。
アクチュエータ側ポート間を遮断する中央ランドと、該
中央ランドを挟んで軸方向に伸び、前記各アクチュエー
タ側ポート間を連通させる油通路と、前記中央ランドに
形成され、前記スプールが全開位置から中立位置に戻る
ときに前記アクチュエータ側ポートのうち戻り側となる
ポートを該油通路に連通させる通路部とを設け、かつ前
記油通路には、該通路部を挟んで軸方向に離間し前記各
アクチュエータ側ポートのうち戻り側となるポートから
吸入側となるポートに向けて圧油が流通するのを許し、
逆向きの流れを阻止する一対のチェック弁を設ける構成
としたから、スプールが全開位置から中立位置へと戻る
ときに、各アクチュエータ側ポートのうち戻り側となる
ポートと吸入側となるポートとの間をチェック弁を介し
て連通させることにより、例えば吸入側の主管路等が油
圧モータの慣性回転によって負圧となるのを防止でき、
キャビテーションの発生を抑えることができる上に、サ
ージ圧の発生等も抑えることができ、停止時のショック
を確実に緩和できる。
また、スプールには油通路および通路部を形成すると共
に、この油通路内に位置して一対のチェック弁を設ける
構成としたから、これらのチェック弁等をスプール内に
コンパクトに収容でき、当該圧力制御弁をコンパクトに
形成して全体を小型化できる等、種々の効果を奏する。
に、この油通路内に位置して一対のチェック弁を設ける
構成としたから、これらのチェック弁等をスプール内に
コンパクトに収容でき、当該圧力制御弁をコンパクトに
形成して全体を小型化できる等、種々の効果を奏する。
第1図ないし第4図は本考案の第1の実施例を示し、第
1図は油圧回路図、第2図は圧力制御弁の縦断面図、第
3図は第2図中のIII−III矢示方向断面図、第4図はブ
レーキ圧の特性線図、第5図ないし第7図は第2の実施
例を示し、第5図は油圧回路図、第6図は圧力制御弁の
縦断面図、第7図は第6図中のVII−VII矢示方向断面
図、第8図および第9図は従来技術を示し、第8図は油
圧回路図、第9図はブレーキ圧の特性線図、第10図ない
し第12図は他の従来技術を示し、第10図は油圧回路図、
第11図はブレーキ圧の特性線図、第12図は第11図とは異
なるブレーキ圧の特性線図である。 1…油圧モータ、2A,2B…主管路、3…油圧ポンプ、4
…タンク、5…方向切換弁、6…ブレーキ弁、7A,7B…
リリーフ弁、8…カウンタバランス弁、9A,9B…チェッ
ク弁、10A,10B,11A,11B…分岐管路、21…圧力制御弁、2
2…弁本体、23…スプール摺動穴、24A,24B,26A,26B…油
溝、25A,25B…油圧源側ポート、27A,27B…アクチュエー
タ側ポート、29A,29B…油室、30,50…スプール、31…油
路(通路部)、32,52…中央ランド、33A,33B,53A,53B…
ノッチ、34A,34B,54A,54B…切換ランド、37,57…油通
路、38…絞り、39A,39B,59A,59B…絞り通路、40A,40B…
ストッパ、41A,41B…ばね、42A,42B…チェック弁、51…
凹部(通路部)、58…油穴。
1図は油圧回路図、第2図は圧力制御弁の縦断面図、第
3図は第2図中のIII−III矢示方向断面図、第4図はブ
レーキ圧の特性線図、第5図ないし第7図は第2の実施
例を示し、第5図は油圧回路図、第6図は圧力制御弁の
縦断面図、第7図は第6図中のVII−VII矢示方向断面
図、第8図および第9図は従来技術を示し、第8図は油
圧回路図、第9図はブレーキ圧の特性線図、第10図ない
し第12図は他の従来技術を示し、第10図は油圧回路図、
第11図はブレーキ圧の特性線図、第12図は第11図とは異
なるブレーキ圧の特性線図である。 1…油圧モータ、2A,2B…主管路、3…油圧ポンプ、4
…タンク、5…方向切換弁、6…ブレーキ弁、7A,7B…
リリーフ弁、8…カウンタバランス弁、9A,9B…チェッ
ク弁、10A,10B,11A,11B…分岐管路、21…圧力制御弁、2
2…弁本体、23…スプール摺動穴、24A,24B,26A,26B…油
溝、25A,25B…油圧源側ポート、27A,27B…アクチュエー
タ側ポート、29A,29B…油室、30,50…スプール、31…油
路(通路部)、32,52…中央ランド、33A,33B,53A,53B…
ノッチ、34A,34B,54A,54B…切換ランド、37,57…油通
路、38…絞り、39A,39B,59A,59B…絞り通路、40A,40B…
ストッパ、41A,41B…ばね、42A,42B…チェック弁、51…
凹部(通路部)、58…油穴。
Claims (1)
- 【請求項1】一対の油圧源側ポートと一対のアクチュエ
ータ側ポートとを有する弁本体と、該弁本体内に摺動可
能に設けられ、前記各油圧源側ポートと各アクチュエー
タ側ポートとの間を開閉するスプールと、該スプールの
両端側に位置して前記弁本体内に形成された一対の油室
と、該各油室と前記各油圧源側ポートとをそれぞれ連通
する絞り通路と、前記各油室内に設けられ、前記スプー
ルを常時中立位置に付勢する一対のばねとからなる圧力
制御弁において、前記スプールには、前記各アクチュエ
ータ側ポート間を遮断する中央ランドと、該中央ランド
を挟んで軸方向に伸び、前記各アクチュエータ側ポート
間を連通させる油通路と、前記中央ランドに形成され、
前記スプールが全開位置から中立位置に戻るときに前記
各アクチュエータ側ポートのうち戻り側となるポートを
該油通路に連通させる通路部とを設け、かつ前記油通路
には、該通路部を挟んで軸方向に離間し前記各アクチュ
エータ側ポートのうち戻り側となるポートから吸入側と
なるポートに向けて圧油が流通するのを許し、逆向きの
流れを阻止する一対のチェック弁を設けたことを特徴と
する圧力制御弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988006935U JPH073041Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 圧力制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988006935U JPH073041Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 圧力制御弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01111880U JPH01111880U (ja) | 1989-07-27 |
| JPH073041Y2 true JPH073041Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31211519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988006935U Expired - Lifetime JPH073041Y2 (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 圧力制御弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073041Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10110703A (ja) * | 1996-10-02 | 1998-04-28 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧制御装置 |
| WO2019065428A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 川崎重工業株式会社 | 揺れ戻し防止装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0633202Y2 (ja) * | 1988-01-13 | 1994-08-31 | 清一郎 山上 | 減速停止弁 |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP1988006935U patent/JPH073041Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10110703A (ja) * | 1996-10-02 | 1998-04-28 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧制御装置 |
| WO2019065428A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 川崎重工業株式会社 | 揺れ戻し防止装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01111880U (ja) | 1989-07-27 |
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