JPH073068Y2 - ステーダンパ - Google Patents
ステーダンパInfo
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- JPH073068Y2 JPH073068Y2 JP9051688U JP9051688U JPH073068Y2 JP H073068 Y2 JPH073068 Y2 JP H073068Y2 JP 9051688 U JP9051688 U JP 9051688U JP 9051688 U JP9051688 U JP 9051688U JP H073068 Y2 JPH073068 Y2 JP H073068Y2
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- Japan
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- piston
- side chamber
- stay damper
- labyrinth
- cylinder
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、シリンダ内のピストン部にラビリンス溝を
有するステーダンパに関する。
有するステーダンパに関する。
〔従来の技術〕 一般に、ガスダンパと称されるステーダンパは、第4図
に示すように、シリンダ1内に挿通されたピストンロツ
ド2の先端に連設されるピストン部3で上記シリンダ1
内に区画形成される伸側室A及び圧側室B内に高圧ガス
を充満してなる。
に示すように、シリンダ1内に挿通されたピストンロツ
ド2の先端に連設されるピストン部3で上記シリンダ1
内に区画形成される伸側室A及び圧側室B内に高圧ガス
を充満してなる。
また、ピストン部3にあつては、第5図に示すように、
ピストン本体30と、該ピストン本体30の一方(図中左
方)端面に隣接されたストツパ31と、上記ピストン本体
30の他方(図中右方)端面に隣接されたワツシヤ32と、
を有してなり、上記ストツパ31、ピストン本体30及びワ
ツシヤ32が前記ピストンロツド2のインロー部2aに順次
介装されると共に、上記ピストンロツド2の螺条部2bに
螺合されたピストンナツト33で固着されている。
ピストン本体30と、該ピストン本体30の一方(図中左
方)端面に隣接されたストツパ31と、上記ピストン本体
30の他方(図中右方)端面に隣接されたワツシヤ32と、
を有してなり、上記ストツパ31、ピストン本体30及びワ
ツシヤ32が前記ピストンロツド2のインロー部2aに順次
介装されると共に、上記ピストンロツド2の螺条部2bに
螺合されたピストンナツト33で固着されている。
そして、上記ピストン本体30の外周には、その外周が前
記シリンダ1の内周に摺接するピストンリング34が介装
されている。
記シリンダ1の内周に摺接するピストンリング34が介装
されている。
上記ピストン本体30は、その肉厚部を軸線方向に開穿し
て形成されたポート30aを有しており、該ポート30aの両
端はそれぞれピストン本体30の両方の端面にそれぞれ形
成されたラビリンス溝30b,30cに開口するとしている。
て形成されたポート30aを有しており、該ポート30aの両
端はそれぞれピストン本体30の両方の端面にそれぞれ形
成されたラビリンス溝30b,30cに開口するとしている。
即ち、前記シリンダ1内の伸側室Aと圧側室Bとは、上
記ポート30a及びラビリンス溝30b,30cで相互に連通され
るとしている。
記ポート30a及びラビリンス溝30b,30cで相互に連通され
るとしている。
ところで、上記ラビリンス溝30b,30cは、ここをガスあ
るいはオイルが通過するときに、その流路抵抗で上記ガ
スあるいはオイルの流量制御をするように形成されてい
るもので、例えば、上記ラビリンス溝30bは第6図に示
すように、蛇行形態に形成されている。
るいはオイルが通過するときに、その流路抵抗で上記ガ
スあるいはオイルの流量制御をするように形成されてい
るもので、例えば、上記ラビリンス溝30bは第6図に示
すように、蛇行形態に形成されている。
一方、前記ピストンリング34は、前記ピストン本体30の
外周で、該ピストン本体30の軸線方向(第5図中左右方
向)に移動可能に介装されている。
外周で、該ピストン本体30の軸線方向(第5図中左右方
向)に移動可能に介装されている。
それ故、ピストン部3がシリンダ1内から抜け出るよう
になる伸側行程時には、第5図に示すように、ピストン
リング34が図中右側寄りに位置決められ、従つて、伸側
室A内のガスがストツパ31の切欠部31a,ラビリンス溝30
b、ポート30a及びラビリンス溝30cを介して圧側室B内
に流出されることになり、該ステーダンパの比較的ゆつ
くりした伸張が許容される。
になる伸側行程時には、第5図に示すように、ピストン
リング34が図中右側寄りに位置決められ、従つて、伸側
室A内のガスがストツパ31の切欠部31a,ラビリンス溝30
b、ポート30a及びラビリンス溝30cを介して圧側室B内
に流出されることになり、該ステーダンパの比較的ゆつ
くりした伸張が許容される。
一方、ピストン部3がシリンダ1内に没入するようにな
る圧側行程時には、ピストンリング34が図中左側寄りに
移動し、従つて、圧側室B内のガスがピストン本体30の
外周、ピストンリング34の内周及びストツパ31の切欠部
31aを介して伸側室A内に流入されることになり、該ス
テーダンパの速やかな収縮が可能になる。
る圧側行程時には、ピストンリング34が図中左側寄りに
移動し、従つて、圧側室B内のガスがピストン本体30の
外周、ピストンリング34の内周及びストツパ31の切欠部
31aを介して伸側室A内に流入されることになり、該ス
テーダンパの速やかな収縮が可能になる。
ところで、以上のように形成されているステーダンパの
実車への装備にあつては、内部に潤滑油を兼ねるオイル
が収容されるとし、かつ、該オイルによつて伸び切り時
に大きい減衰効果が得られるとしている。
実車への装備にあつては、内部に潤滑油を兼ねるオイル
が収容されるとし、かつ、該オイルによつて伸び切り時
に大きい減衰効果が得られるとしている。
即ち、第7図に示すように、車体Cと扉Dとの間に配設
されたステーダンパは、ピストン部3に形成されている
ラビリンス溝(図示せず)の入口端が図中矢印で示すよ
うに、所謂上側にあるとき、扉Dの全閉(図中下段)状
態にあるときから、半開(図中中段)状態にかけては、
ラビリンス溝中をガスのみが通過するが、全開(図中上
段)状態になると、ラビリンス溝中をオイルが通過する
ことになり、それ故、該ステーダンパの伸び切り時に大
きい減衰効果が発揮されて、伸び切りシヨツクが招来れ
なくなる。
されたステーダンパは、ピストン部3に形成されている
ラビリンス溝(図示せず)の入口端が図中矢印で示すよ
うに、所謂上側にあるとき、扉Dの全閉(図中下段)状
態にあるときから、半開(図中中段)状態にかけては、
ラビリンス溝中をガスのみが通過するが、全開(図中上
段)状態になると、ラビリンス溝中をオイルが通過する
ことになり、それ故、該ステーダンパの伸び切り時に大
きい減衰効果が発揮されて、伸び切りシヨツクが招来れ
なくなる。
しかしながら、上記したステーダンパにあつて、その実
車への装備時に、ラビリンス溝の入口端が、所謂上側に
ならずに下側になるときには、第7図を借りて説明する
と、全閉状態から半開状態までは、オイルがラビリンス
溝内を流通して極めて遅い伸長動作になる反面、伸び切
り時には、ガスのみがラビリンス溝を通過することにな
り、それ故、伸び切り時のシヨツク減殺を行なえない不
利を生じる。
車への装備時に、ラビリンス溝の入口端が、所謂上側に
ならずに下側になるときには、第7図を借りて説明する
と、全閉状態から半開状態までは、オイルがラビリンス
溝内を流通して極めて遅い伸長動作になる反面、伸び切
り時には、ガスのみがラビリンス溝を通過することにな
り、それ故、伸び切り時のシヨツク減殺を行なえない不
利を生じる。
従つて、上記した従来のステーダンパにあつては、その
製品化のための組立てから、,実車への装備に至るま
で、該ステーダンパに方向性を持たせたままにするか、
あるいは、実車への装備時に作動試験(検査)を伴うこ
とになる不都合がある。
製品化のための組立てから、,実車への装備に至るま
で、該ステーダンパに方向性を持たせたままにするか、
あるいは、実車への装備時に作動試験(検査)を伴うこ
とになる不都合がある。
この考案は、上記した事情に鑑み、その組立作業時は勿
論、実車への装備時にも、所謂方向性の規制を受けるこ
とがなく、しかも、その伸び切り時には、所定の伸び切
りシヨツクを防止できるようにしたステーダンパを新た
に提供することを目的とする。
論、実車への装備時にも、所謂方向性の規制を受けるこ
とがなく、しかも、その伸び切り時には、所定の伸び切
りシヨツクを防止できるようにしたステーダンパを新た
に提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この考案に係るステーダ
ンパの構成を、シリンダ内にピストン部で区画形成され
た伸側室と圧側室とが上記ピストン部に配在されたラビ
リンス溝を介して連通されてなるステーダンパにおい
て、ラビリンス溝はピストン本体の伸側室側端面に穿設
されてなると共に、該ラビリンス溝の外周には該ラビリ
ンス溝の入口端に連通する環状溝が配在されてなり、か
つ、該環状溝はその周方向に適宜間隔で開穿された複数
の連通孔を介して上記伸側室に連通されてなることを特
徴とするとしたものである。
ンパの構成を、シリンダ内にピストン部で区画形成され
た伸側室と圧側室とが上記ピストン部に配在されたラビ
リンス溝を介して連通されてなるステーダンパにおい
て、ラビリンス溝はピストン本体の伸側室側端面に穿設
されてなると共に、該ラビリンス溝の外周には該ラビリ
ンス溝の入口端に連通する環状溝が配在されてなり、か
つ、該環状溝はその周方向に適宜間隔で開穿された複数
の連通孔を介して上記伸側室に連通されてなることを特
徴とするとしたものである。
それ故、ラビリンス溝の入口端が所謂下側にあるとされ
るような場合にも、例えば、連通孔が120度間隔で開穿
されているときには、該複数の連通孔のいずれかが常に
ガス中に配在される状況になる。
るような場合にも、例えば、連通孔が120度間隔で開穿
されているときには、該複数の連通孔のいずれかが常に
ガス中に配在される状況になる。
従つて、該ステーダンパが伸び切り時近くになるまで
は、伸側室内のガスが優先的にラビリンス溝を通過して
圧側室に流出するが、以降の伸び切り時には、オイルが
ガスに代つててラビリンス溝を通過する。
は、伸側室内のガスが優先的にラビリンス溝を通過して
圧側室に流出するが、以降の伸び切り時には、オイルが
ガスに代つててラビリンス溝を通過する。
即ち、該ステーダンパの実車への装備時に、ラビリンス
溝の入口端が所謂上下のいずれにあるかを予知する必要
がなく、その確認も不要である。
溝の入口端が所謂上下のいずれにあるかを予知する必要
がなく、その確認も不要である。
また、該ステーダンパの組立時に、ピストンロツドに対
して、ラビリンス溝の入口端の配設位置を例えば、上下
設定することを要しない。
して、ラビリンス溝の入口端の配設位置を例えば、上下
設定することを要しない。
以下、図示した実施例に基いて、この考案を詳細に説明
する。
する。
この考案に係るステーダンパは、前記した従来例と同様
にガスダンパと称されるもので、第1図に示すように、
シリンダ1内に出没自在に挿通されたピストンロツド2
を有してなり、上記シリンダ1内に摺動自在に収装され
たピストン部3で、伸側室Aと圧側室Bとを区画形成し
ている。
にガスダンパと称されるもので、第1図に示すように、
シリンダ1内に出没自在に挿通されたピストンロツド2
を有してなり、上記シリンダ1内に摺動自在に収装され
たピストン部3で、伸側室Aと圧側室Bとを区画形成し
ている。
尚、ピストン部3は、ピストンロツド2の先端(図中右
端)に連設されていること勿論である。
端)に連設されていること勿論である。
上記ピストン部3は、ピストン本体30と、ストツパ31
と、ワツシヤ32と、を有してなり、ピストンロツド2の
インロー部2aに順次介装されると共に、上記ピストンロ
ツド2の螺条部2bに螺合されたピストンナツト33で固着
されている。
と、ワツシヤ32と、を有してなり、ピストンロツド2の
インロー部2aに順次介装されると共に、上記ピストンロ
ツド2の螺条部2bに螺合されたピストンナツト33で固着
されている。
また、上記ピストン本体30の外周には、その外周が前記
シリンダ1の内周に摺接するピストンリング34が介装さ
れている。
シリンダ1の内周に摺接するピストンリング34が介装さ
れている。
上記ピストン本体30は、その肉厚部を軸線(図中左右)
方向に開穿して形成されたポート30aを有しており、該
ポート30aの両端(図中左右端)はそれぞれ該ピストン
本体30の両側(伸側室A側及び圧側室B側)に穿設され
ているラビリンス溝30b,30cに開口している。
方向に開穿して形成されたポート30aを有しており、該
ポート30aの両端(図中左右端)はそれぞれ該ピストン
本体30の両側(伸側室A側及び圧側室B側)に穿設され
ているラビリンス溝30b,30cに開口している。
以上のように、ピストン本体30の両端面にラビリンス溝
30b,30cが穿設されていることは、前記した従来例と異
なるものでない。
30b,30cが穿設されていることは、前記した従来例と異
なるものでない。
しかし、この考案にあつては、上記ピストン本体30の伸
側室A側の端面には、上記ラビリンス溝30bに加えて、
環状溝30dが形成されている点で特徴がある。
側室A側の端面には、上記ラビリンス溝30bに加えて、
環状溝30dが形成されている点で特徴がある。
即ち、第2図にも示すように、ピストン本体30の伸側室
A側となる端面には、ラビリンス溝30bの外周を囲むよ
うに環状溝30dが形成されてなるとするもので、該環状
溝30dには、上記ラビリンス溝30bの入口端30eが開口す
るとして、両者間の連通が図られている。
A側となる端面には、ラビリンス溝30bの外周を囲むよ
うに環状溝30dが形成されてなるとするもので、該環状
溝30dには、上記ラビリンス溝30bの入口端30eが開口す
るとして、両者間の連通が図られている。
そして、上記環状溝30dは、その周方向に適宜の間隔
(図示例では、120度の等間隔)で開穿された複数の連
通孔30f,30g,30hを介して、外部たる伸側室Aに連通し
ている。
(図示例では、120度の等間隔)で開穿された複数の連
通孔30f,30g,30hを介して、外部たる伸側室Aに連通し
ている。
以上のように形成されたピストン本体30伸側室Aの端面
にストツパ31が隣設されている。
にストツパ31が隣設されている。
該ストツパ31は、前記ラビリンス溝30b、その入口端30
e、環状溝30d及び連通孔30f,30g,30hを上記伸側室A側
から閉塞するように隣設されているもので、その周辺部
にが適宜に切欠部31aを有してなり、該切欠部31aの形成
で伸側室A内のガス(あるいはオイル)が上記連通孔30
f,30g,30h内に流入し易くなるように配慮している。
e、環状溝30d及び連通孔30f,30g,30hを上記伸側室A側
から閉塞するように隣設されているもので、その周辺部
にが適宜に切欠部31aを有してなり、該切欠部31aの形成
で伸側室A内のガス(あるいはオイル)が上記連通孔30
f,30g,30h内に流入し易くなるように配慮している。
また、前記ピストン本体30の圧側室B側の端面にワツシ
ヤ32が隣設されている。
ヤ32が隣設されている。
該ワツシヤ32は、前記ラビリンス溝30cを上記圧側室B
側から閉塞するように隣設されているもので、その出口
端30i(第1図参照)のみが圧側室B内に開口するよう
に配慮されている。
側から閉塞するように隣設されているもので、その出口
端30i(第1図参照)のみが圧側室B内に開口するよう
に配慮されている。
尚、前記ラビリンス溝30b,30cは、この実施例にあつ
て、同一形状に形成されており、例えば、ラビリンス溝
30bは、第2図に示すように蛇行形態に形成されてい
る。
て、同一形状に形成されており、例えば、ラビリンス溝
30bは、第2図に示すように蛇行形態に形成されてい
る。
前記ピストン本体30の外周には、ピストンリング34が介
装されているが、該ピストンリング34は、ピストン本体
30の軸線方向(第1図中左右方向)に移動可能とされて
いる。
装されているが、該ピストンリング34は、ピストン本体
30の軸線方向(第1図中左右方向)に移動可能とされて
いる。
それ故、ピストン部3がシリンダ1内から抜け出るよう
になる伸側行程時(第1図中左行するとき)には、ピス
トンリング34は、第1図に示すように、所謂後退位置に
あつて、ピストン本体30とシリンダ1との間にできる隙
間を閉塞する。
になる伸側行程時(第1図中左行するとき)には、ピス
トンリング34は、第1図に示すように、所謂後退位置に
あつて、ピストン本体30とシリンダ1との間にできる隙
間を閉塞する。
一方、ピストン部3がシリンダ1内に没入されるように
なる圧側行程時(第1図中右行するとき)には、ピスト
ンリング34は、第3図に示すように、所謂浮き上り状態
にあつて、ピストン本体30とシリンダ1との間にできる
隙間を解放する(第3図中下方参照)。
なる圧側行程時(第1図中右行するとき)には、ピスト
ンリング34は、第3図に示すように、所謂浮き上り状態
にあつて、ピストン本体30とシリンダ1との間にできる
隙間を解放する(第3図中下方参照)。
従つて、以上のように形成されたこの実施例に係るステ
ーダンパにあつては、その組立時に内部に適量のオイル
が収容される。
ーダンパにあつては、その組立時に内部に適量のオイル
が収容される。
該オイルは、ピストン部3のシリンダ1に対する摺動性
及びピストンロツド2のシリンダ1に対する摺動性を良
好なものにすると共に、該ステーダンパの伸び切り時に
おける伸び切りシヨツクの発生を未然に防止する。
及びピストンロツド2のシリンダ1に対する摺動性を良
好なものにすると共に、該ステーダンパの伸び切り時に
おける伸び切りシヨツクの発生を未然に防止する。
即ち、該ステーダンパが実車に装備されるとき、例え
ば、前記第7図を借りて説明すると、ピストンロツド2
が車体C側に連結されるに対して、シリンダ1が扉D側
に連結されて実車に装備されると、ピストン部3におけ
るラビリンス溝30bの入口端30eが所謂下方側にあるとし
ても、該入口端30eに連通する環状溝30d内には、複数あ
る連通孔30f,30g,30hのうちのいずれかガス中にある連
通孔からのガスの流入が優先されることになり、伸側室
A内のガスが略全部圧側室B内に流出された後にオイル
がラビリンス溝30bを介して圧側室B内に流出される。
ば、前記第7図を借りて説明すると、ピストンロツド2
が車体C側に連結されるに対して、シリンダ1が扉D側
に連結されて実車に装備されると、ピストン部3におけ
るラビリンス溝30bの入口端30eが所謂下方側にあるとし
ても、該入口端30eに連通する環状溝30d内には、複数あ
る連通孔30f,30g,30hのうちのいずれかガス中にある連
通孔からのガスの流入が優先されることになり、伸側室
A内のガスが略全部圧側室B内に流出された後にオイル
がラビリンス溝30bを介して圧側室B内に流出される。
即ち、該ステーダンパの伸び切り時近くになるまで、ガ
スのみがラビリンス溝30b内を流通し、その後オイルが
ラビリンス溝30b内を流通することになる。
スのみがラビリンス溝30b内を流通し、その後オイルが
ラビリンス溝30b内を流通することになる。
従つて、ピストン部3がシリンダ1内から抜け出るよう
になる伸側行程時には、その伸び切り近くまでは、速や
かな伸長が可能になると共に、その後の伸び切り時まで
は、ゆつくりとした伸長が可能になり、伸び切り時の伸
び切りシヨツクが該ステーダンパに招来されなくなる。
になる伸側行程時には、その伸び切り近くまでは、速や
かな伸長が可能になると共に、その後の伸び切り時まで
は、ゆつくりとした伸長が可能になり、伸び切り時の伸
び切りシヨツクが該ステーダンパに招来されなくなる。
そして、このことは、該ステーダンパのピストンロツド
2が自由に回転されて、従つて、ピストン部3がシリン
ダ1に対してその方向性を何等規制されないままで、実
車に装備されることになつても、上記と逆置き形態に装
備されるとしても、全く同様である。
2が自由に回転されて、従つて、ピストン部3がシリン
ダ1に対してその方向性を何等規制されないままで、実
車に装備されることになつても、上記と逆置き形態に装
備されるとしても、全く同様である。
上記のようにして伸び切り状態になつたステーダンパが
圧側行程に反転されると、ピストン本体30の外周に介装
されているピストンリング34が移動してピストン本体30
とシリンダ1との間に間隙を形成すると共にこれを開放
し、オイルが伸側室A内に流入することを許容する。
圧側行程に反転されると、ピストン本体30の外周に介装
されているピストンリング34が移動してピストン本体30
とシリンダ1との間に間隙を形成すると共にこれを開放
し、オイルが伸側室A内に流入することを許容する。
即ち、圧側行程時には、ラビリンス溝30bを利用するこ
となく、伸側室Aと圧側室Bとが連通され、それ故、該
ステーダンパの速やかな収縮が可能になる。
となく、伸側室Aと圧側室Bとが連通され、それ故、該
ステーダンパの速やかな収縮が可能になる。
前記したところは、環状溝30dと伸側室Aとを連通する
連通孔が3つとされているが、これに代えて、4つある
いはそれ以上とされるとしても良いこと勿論である。
連通孔が3つとされているが、これに代えて、4つある
いはそれ以上とされるとしても良いこと勿論である。
以上のように、この考案によれば、ラビリンス溝の入口
端がピストン部のピストンロツド軸を中心とする軸回転
で自由に回転されることになつて、任意の方向に向くこ
とになつても、その外周に環状溝が形成されるとする一
方で、該環状溝に複数の連通孔が開穿されて、該複数の
連通孔のいずれかが常にガス中にあるように形成される
としたので、その取り付け位置が正立倒立のいずれであ
つても、常に、その伸び切り近くまでは、速やかな伸長
が可とされる反面、伸び切り時には、伸び切りシヨツク
防止が効果的に発揮される利点がある。
端がピストン部のピストンロツド軸を中心とする軸回転
で自由に回転されることになつて、任意の方向に向くこ
とになつても、その外周に環状溝が形成されるとする一
方で、該環状溝に複数の連通孔が開穿されて、該複数の
連通孔のいずれかが常にガス中にあるように形成される
としたので、その取り付け位置が正立倒立のいずれであ
つても、常に、その伸び切り近くまでは、速やかな伸長
が可とされる反面、伸び切り時には、伸び切りシヨツク
防止が効果的に発揮される利点がある。
それ故、その組立作業時に、ピストン部のピストンロツ
ドに対する位置規制がされず、作業が迅速化されると共
に、その搬送時や、実車への装備時にも、取り付け位置
規制が招来されず、作業が容易になる効果を生む。
ドに対する位置規制がされず、作業が迅速化されると共
に、その搬送時や、実車への装備時にも、取り付け位置
規制が招来されず、作業が容易になる効果を生む。
第1図はこの考案の最適な一実施例に係るステーダンパ
を一部破断して示す部分正面図、第2図はピストン本体
の端面を示す側面図、第3図はその作動状態を第1図と
同様に示す部分正面図、第4図は従来例たるステーダン
パを示す一部破断正面図、第5図はその部分拡大正面
図、第6図はそのピストン本体の端面を示す側面図、第
7図は従来例たるステーダンパの作動例を多段に示す概
略図である。 〔附号の説明〕 1……シリンダ、2……ピストンロツド、3……ピスト
ン部、30……ピストン本体、30a……ポート、30b,30c…
…ラビリンス溝、30d……環状溝、30e……入口端、30f,
30g,30h……連通孔、A……伸側室、B……圧側室。
を一部破断して示す部分正面図、第2図はピストン本体
の端面を示す側面図、第3図はその作動状態を第1図と
同様に示す部分正面図、第4図は従来例たるステーダン
パを示す一部破断正面図、第5図はその部分拡大正面
図、第6図はそのピストン本体の端面を示す側面図、第
7図は従来例たるステーダンパの作動例を多段に示す概
略図である。 〔附号の説明〕 1……シリンダ、2……ピストンロツド、3……ピスト
ン部、30……ピストン本体、30a……ポート、30b,30c…
…ラビリンス溝、30d……環状溝、30e……入口端、30f,
30g,30h……連通孔、A……伸側室、B……圧側室。
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダ内にピストン部で区画形成された
伸側室と圧側室とが上記ピストン部に配在されたラビリ
ンス溝を介して連通されてなるステーダンパにおいて、
ラビリンス溝はピストン本体の伸側室側端面に穿設され
てなると共に、該ラビリンス溝の外周には該ラビリンス
溝の入口端に連通する環状溝が配在されてなり、かつ、
該環状溝はその周方向に適宜間隔で開穿された複数の連
通孔を介して上記伸側室に連通されてなることを特徴と
するステーダンパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9051688U JPH073068Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | ステーダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9051688U JPH073068Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | ステーダンパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0212546U JPH0212546U (ja) | 1990-01-25 |
| JPH073068Y2 true JPH073068Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31315032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9051688U Expired - Lifetime JPH073068Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | ステーダンパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073068Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP9051688U patent/JPH073068Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0212546U (ja) | 1990-01-25 |
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